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女装王子の深遠にして優雅なたくらみ
女装王子の深遠にして優雅なたくらみ
一石月下、双葉はづき/KADOKAWA
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総合評価

10件)
3.3
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5
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    女王として育てられ、完璧な振る舞いを身につけていながら壊滅的な性格をしている女装王子。 仕掛けは見当が付けやすいけどストーリーは面白かった。 ただ主人公である王子に1ミリも好感が抱けなかったのは、ちょっと……。

    0
    投稿日: 2017.11.06
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    深刻といえば深刻な理由により、生まれた時から姫として 育てられている主人公。 姫と結婚して、まだ子供のいない兄を始末して 権力握ってやれ! をしてるのは誰だ?! な内容。 しかし主人公がすごすぎて、全編軽いノリです。 ここまで人生楽しそうにすごせたらいい気がしますが 周囲のストレス具合が半端ない気がします。 側近の彼が、すでに…頭皮、大丈夫でしょうか? しかし自分の例もあるというのに、なぜ気がつかない? 思い込んでいるから、とはいえ、違う方向で 張りあってるのが面白いです。

    0
    投稿日: 2017.05.10
  • 面白かった

    文章がとても読みやすく、襲撃を受けるシーンではわくわくして早く先が読みたくなった。ギャグも織り混ぜてあり、主人公が強気で、好き好んで女装しているというのもよかったです。

    1
    投稿日: 2015.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ストーリーとしては悪くない。途中でオチは丸見えだったけど、まあ、そんなもんだろと思える。 でもなぁ、素の王子が下品すぎるんですよ……! ちょっと、その辺りでげんなりしてしまった。普段から女装しているならそこまで粗野で乱暴にはならないのではなかろうか、とね、思ってしまうわけですよ。言動が下品で汚い。仮にも王子なんだから、って思ってしまうところがそこかしこに。従者に嫌味を言うにしても、ああいう言葉選びはないんじゃないのかなぁって思ってしまったのだった。 悪くはない。文章の雰囲気も嫌いじゃないので、次回に期待。

    1
    投稿日: 2015.04.19
  • レクトル押し

    ムチャクチャするルイーゼが愉しいです。振り回されるお目付役は哀れ。若いのに頭髪の減少に本気で神経質で可哀想。脇役だが、哀れすぎて不憫になります。レクトルの目線でのバージョンも見てみたいです。きっと全然違う話になるでしょう。

    2
    投稿日: 2015.04.10
  • 作者デビュー作。

    貴族の視線を一身に受ける美姫ルイーゼ。しかしその実態は・・・・・・王女として育てられた王子! 姫の姿の日常は、しとやかで優雅。そして母である第二王妃から受け継いだ美しい顔立ち。 微笑みを絶やさず、言い寄る男性を見事にかわすが決して相手を不愉快にさせないルイーゼですが 自室に戻れば、毒舌で傲慢・そして悪戯が大好き! 王子であることを知る唯一の側近・レクトルから鉄拳制裁を喰らいながら 王女生活を満喫しております。 そして現国王である兄・オーギュスト・・・彼はルイーゼが弟であることを知らず、 年頃の我が妹のために花婿希望の貴族を募り「お見合い(舞踏会)を」と提案します。 普通であれば男の自分に花婿なんて!と思うが、そこは悪戯好きのルイーゼなので 見合いを断るどころか、盛大な悪戯を思いついてほくそ笑んでいる始末。 一方、舞踏会の裏側では、国家を揺るがすような計画が着々と進行しており・・・ 自室でのルイーゼとレクトルのやり取りは、テンポがよくて面白く楽しく読ませてもらいました。 しかし、後半部分のルイーゼが裏側で進んでいる計画を知ってからの展開が 少し物足りなかったように思いました。 ルイーゼとレクトルのやり取り部分をもう少しコンパクトにして、その分後半の展開に文章をもう少し足せば ワクワク・ドキドキ感が増したのになぁ・・・と、いうことで星をひとつマイナスしました。

    4
    投稿日: 2015.02.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    15/2/1 読了。 なんか女装・男装モノが続いてますが、ぶっちゃけ趣味です。 今回の女装男子は(本当は)王弟殿下。 兄弟の王位争いを憂いた父王が女と偽った、はまあぎりアリとしても それを当人と世話役以外に明かさないまま死去。 ええ、現・王様の兄ちゃんも「妹」と思ってます。 で、そろそろ年頃だし婿選びを、という運びになるんですが この王妹殿下、お淑やかな令嬢のフリがお得意な割に 楽しければ何でもおっけー的な感性の持ち主で、 婚約発表の場で「実は男なんだよーん」ってやるの面白くね? と考えてすんなり承諾。 でも、この婿探しの裏には国を揺るがすような陰謀が…… みたいな展開。 実は首領とか法術とか便利すぎる設定が次々湧き出てきて ちょっと何だかなーでしたが 後書きで、喜劇系オペラの話が出ていて何となく納得。 確かにバレバレ、あり得ない、お約束なノリが似ている気がします。

    0
    投稿日: 2015.02.09
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    “ルイーゼって名前は男子も使うか?女性名だよね?”とか“中世風の馬車の時代に粒子レベルの科学的発想はあるのか?”とか突っ込みどころや、オチは先取りでき荒削りであるものの、次回作を期待できるほどには面白かったです。せっかく美形のカップル登場なのだからイラストもあったら良かったのにな。

    0
    投稿日: 2015.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    兄との王位争いを避けるため姫として育てられたルイーゼが己の性別を明かすために選んだ舞台は花婿選び。ルイーゼは男なのに女として育てられたことに反発するどころか楽しんじゃうような前向きナルシストで、その暴走っぷりが面白かった。内容としては完全にライトノベル。挿絵がないのが残念です。

    0
    投稿日: 2015.01.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    富士見L文庫の2015年一月の刊行書の中の一冊。表紙とあらすじに惹かれて、「でも面白いのかなー??」と少しドキドキ(躊躇)しながら購入。富士見L文庫はラノベと一般書の中間くらいを目指しているそうですが、これは完全に挿絵がないだけでラノベだよね!? ついでに言うと設定とか糖度とかは少女小説だよね!?ろ突っ込みたくなってしまう一冊です。 なんというか設定が少女小説。超絶美形の残念すぎるハチャメチャな女装王子とルイーゼと、ルイーゼと同じくらいの美貌を持つ貴公子オレス。もうこの設定からして少女小説。ビーンズとかで出せばいいのに、このレーベルで出したから挿絵がないのがぎゃくに残念です。双葉はづきさんの表紙のルイーゼは絶品。 作者のデビュー作だそうで、面白いかどうかは本当に未知数でした。 最初はこのハイテンションなノリと随所に挟まれるあまり上品と言えないギャグに戸惑い、不安になりましたが、小説としてはなかなかな面白かったです。いつの間にやら、ルイーゼのテンションに引き込まれ、また彼の残念なだけじゃない人柄にも惹き込まれ、気づけば先が気になってページをめくる手が止まりませんでした。 お話の筋とかもどちらかというと在り来りなんだけど、これはキャラクターとノリで読ませる小説ですね。 そのキャラクターも、登場する人数は少なめですが、なかなかに濃くていい感じです。 なによりルイーゼとオレスの距離感にキュンとしてしまいました。少女小説が好きな方におすすめの一冊です。 最初は読んでて戸惑ったけど、妙な中毒性があって、読み終わったら、続きが読みたいなぁと、少しの抵抗とともに思ってしまいうような、そんな一冊です。 なので、続きが読みたい一冊です。続編が出ますように。 世界観でいえば西洋風の異世界ファンタジーになるのでしょう。世界観も魔法と科学みたいなのが融合してて、なかなかに興味深かったです。 読もうかも寄っている方は、とりあえず読んでみてはいかがでしょうか??

    0
    投稿日: 2015.01.20