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親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰。
親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰。
野村美月、河下水希/集英社
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総合評価

9件)
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    これ一冊で成立する作品でありながら、本作に出た佐伯冴音子と相葉遥平が登場するシリーズ的な作品群の1作目でもある。 息苦しい状況に、最初の数ページで読むのが辛くなるが読むのが止まらなかった。 古都と弘凪が互いの想いは絶対に見せてはいけないなかでの、互いに好きな小説のタイトルを介しての想いの触れあいが切ない。陽キャにみえる遥平の矛盾した暗い心が深すぎて怖い。地味目文系美少女万歳!と言いたいけど古都はおとなしすぎ、と思ったら最後化けた。好き。 さて、シリーズはこの後2作続く。音子の遥平への憎しみがどう加速するのか楽しみ。多分いちばんの被害者であるすず穂の登場があって、究極の惨劇になることを期待したりするよ。

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    投稿日: 2025.06.24
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    マンガ『いちご100%』の作者河下水希さんがイラストを担当していたので購入。 キャラクターによく合った絵柄で、まるで河下さんが生み出したキャラクターなのではないかと錯覚するほどだった。 ストーリーはタイトルの通り。 ライトノベルだと男を取り合う女性2人との三角関係は多いが、この作品は女の子と男2人の三角関係だ。 登場人物たちの抱える想いは複雑で、理解できるところとできないところを持っている。 現実の人間と同じだ。 実在の海外SFの作品が主人公と女の子のつながりとなっているところも素敵だ。 最近海外SFを読んでいる私にはタイムリーでもあった。 たまに地の文が海外小説の翻訳のような文章になっているのは意図的なのだろうか? 「自分は行かないと強く断言した手前(しかも二度も!)」みたいなカッコ書きの付け足しを見ると、翻訳みたいだと思ってしまう。 狙ってるのであれば面白い。 ただ、いくつも海外SF小説のタイトルを挙げるのなら、本書のタイトルももっと気のきいたものにできなかったのだろうか。 そして誤字脱字・誤表現が多すぎる。 編集部はしっかり校閲してから出版するべきだ。 それでもまぁ、そんなに濃い小説ではないが、ラノベっぽさはないので、普段はラノベを読まない人でも抵抗は少ないはずだ。

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    投稿日: 2020.10.07
  • ラストで明かされる真実に驚愕します

    野村美月先生初のダッシュエックス文庫です。 「文学少女」や「ヒカル」とはだいぶイメージの異なる作品です。筆力のある方なのでレーベルに応じて作風を使い分けてるのかな?って感じるほどです。 すべてを備えて明らかにモテ要素しかないイケメン親友を持つ、どうもパッとしないけどいわゆる「いい人」である主人公の視点で話が進みます。 二人の間に横たわる、中学生時代のあるトラウマ。そのためにずっと彼女を作らなかった親友に、ついにできた彼女。間違いなく喜ばしいことだったはずなのに、その子が自分が好きになった子だったという事実が主人公を苦しめます。 過去の過ちを繰り返すまいと誓うものの、捨て去ることのできない恋慕の情に苦悩する主人公。 ここまではありがちな青春の悩みのように見えますが、クライマックスで明かされる、過去および現在の親友の複雑な心情の告白に、たとえようもない衝撃を受けました。 野村先生の他の作品とはかなり雰囲気が異なるので好みが分かれるところですが、抑えようと思っても抑えきれない恋心のジリジリ感、みたいなものを好まれる方にはお奨めです。ハッピーエンドで終わるのもポイント高いです。 それと、自分的には途中でいろいろブッコまれるSF小説ネタがツボです(^^)

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    投稿日: 2017.08.31
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    初読み作家さん。以前親友を含めた三角関係で皆を苦しめた(らしい)のに、またタイトル通りの状態になってしまった主人公が、恋と友情の間で葛藤するストーリー。煽り役の先輩の存在が謎だし、終盤の展開や親友のキャラ設定には少々無理があるように感じてしまったけれど、主人公たちの、気になる=好きなのかわからない状態の迷いやもどかしさ、好きと気づいてからの頑さにはきゅんとしました。

    0
    投稿日: 2015.03.05
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    久しぶりに「青春」「恋愛」といった内容の本を読んだ。 主人公やその友達の設定や雰囲気が取っ付きやすかった。野村さんの文学少女の1、2巻を読ませていだきましたが、あっさりして読みやすい文章でそういった好き嫌いはそこまで出ないと思った。 恋愛、といっても寂しさというか透き通った感じできれいだなぁと思いながら、1日で読み上げた。三角関係ですねうむうむ。ただ、厳しく言うと、もう少し脇役(遼平や女の先輩)の設定や過去話などが深く書かれているとより面白さが出たかなと思う。 タイトルの長いライトノベルで抵抗を感じる方もいるかもしれませんが読みやすいので、久しぶりに恋愛読みたいという方にはお勧め。 

    0
    投稿日: 2015.03.01
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    中身は、タイトルそのままなだし、古都が弘凪の方に惹かれてるのは明らかなので、結末もわかっている。それでも最後まで読ませてしまうのは、美月たんの文章力だろう。人が苦しんでると幸せを感じられない人は生きるのが辛い時代ですね。 拳で語り合うことで決着をつけるのは、腐女子の妄想としておいておくとして、遥平の告白はどこまで本当で、どこからが脚色だったんでしょうね。

    0
    投稿日: 2014.12.31
  • 罪とは

    恋愛をしないと決めるほど過去にどんなことで傷つけたのか? 親友が付き合うきっかけになったヒロインを好きなった主人公 色々と想像が掻き立てられて購入したけど、罪やら罰やら書いてる割にはそんなドロドロ展開もなく 話は進んでいきます。イラストも作家さんも好きだけど思ってた話と違ったのでなんかなぁ~という感じ。

    1
    投稿日: 2014.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    切ない。タイトル通りの内容であり、主人公は親友の彼女を好きになった罪に葛藤する。ラノベにしてはシリアスだし、あまりない設定だけど、主人公、ヒロイン、そして親友の心の動きを丁寧に描いていく描写には好感が持てました。あとイラストも小説の世界観とあっていたと思う。ネタバレだが、一応ハッピーエンドと言える展開だったのでほっとした。これで誰も幸せになれないとライトノベルとは呼びがたいと思ったのでw

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    投稿日: 2014.11.30
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    親友同士で同じ子を好きになってしまった王道の三角関係。見ててすごく切なかった。ものすごく気があって楽しそうなふたり。謎の手紙から始まるふたりの小さな冒険、少し凝っててよかったな。どうして、どうして。いろんなどうして。こぶしもたまには有効。きっとこの先はハッピーエンド。

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    投稿日: 2014.11.28