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powered by ブクログ以前デパートで働いていた事もあり、デパートの外商の話だったので読んでみました。 外商の仕事はある程度は知っていますが、お金持ちとの仕事は大変そうでした。 読みやすく主人公がこれからどうなっていくか気になります。
0投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログノルマは月1500万! バイトからのたたき上げ、バツイチ女性が 一流百貨店での外商員として 奮闘、奔走するお話。 関西のお話なので“芦屋”のリッチなそれはリッチな夢見たいな方々との外商との繋がりが描かれている。今でもこんな世界があるのかと。 高級品、名品の名前が次々と飛び出してくる。 この本を読む間だけでも 夢を見せられていたような。
0投稿日: 2025.07.09
powered by ブクログ百貨店の外商部で奮闘する女性が主人公の物語。それはそれはセレブな世界が覗き見れてうっとり。ノルマは月に1,500万円だとか。産まれてから死ぬまでの、あらゆるイベントが百貨店と関わっている人がいるということに驚いた。
0投稿日: 2025.06.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2025/1/3 はじめまして。かな? そうでもなかった。トッカンか。 そっちも続編読もうと思ってたのにそのまま忘れてたね。 思い出してよかった。 今作も面白かったので忘れる前に続編用意しました。 これ読んでて何よりすごかったのは、私が読書中のその場所がまさに神鉄粟生線。志染駅を通過し三木に行ってた時。 数年ぶりの墓参りの途中。 予備知識ないから驚いた。 ここにローベルジュ本店あるんかよ。マジか!って。 正直墓参り、遠くてホンマに行くの勘弁してくれと思うんやけど、ここにあのケーキ屋あるんかと妄想すればちょっとは行く気にプラスされる。 ありがたい。
0投稿日: 2025.01.05
powered by ブクログ泥沼や底辺に堕ちて這い上がるみたいな内容だったらイヤだなぁとビクビクしながら、でも外商という金持ち相手の仕事に憧れを持つ自分としてはやっと読む気になり、そしてハマってしまう。 日々勉強と言葉遣いや習い事など仕事とは無縁だと思うような事でも多様な知識と人間関係を濃くしないと生き残れないと知る。お金持ちと言う言葉は成金といわれているような不快な言葉とか、旦那が稼いでいるけど姑に買ってもらったりとか上流でも様々な人間模様、そしてそつなくこなしている上司も若い頃は足元でばたつかせていたり今の状況に不満を持っていた自分は改善しようとするのではなくて逃げに入っていたから与えられた仕事をやる前から逃げないで自分のやりやすい状態にもっていくようにしてそれでもできなければ逃げてもいいのでは。と自分の仕事のアドバイスとやる気をもらえた一冊
2投稿日: 2024.10.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上流階級の方が身近にいないので、この本の内容がどこまで現実に近く、どの辺が実際にはあり得ない事なのかわからないが、外商の仕事がどのような仕事なのかを知る事ができた。 てっきり、その百貨店で取り扱っている商品をお家まで売りに行くだけかと思っていたら、そんな呑気な仕事ではなくお客様の生活を把握してクリスマスの装飾提案や果てはお葬式まで手配するとは驚きだった。 特に大きな事件が起きる事もなく、どこかの外商員の数ヶ月を追いました。というような内容だったので、ストーリーの続きが気になる!とかはないけど、知らない上流階級の世界をもう少し知りたいとは思った。
0投稿日: 2024.08.12
powered by ブクログトッカンの高殿円作。デパートの外商という特殊な男社会の職業に就く、女主人公。そしてその顧客は、関西の上流階級。おカネを持つ彼らが主人公に求めるものとは。 主人公の手本となる伝説の外商と死期の近いお客様の絆とは。
0投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
仕事を頑張る女性にお勧めしたい一冊。面白かった!専門卒洋菓子店に勤務していた鮫島がヒット商品を生み出し、百貨店のバイヤーに引き抜かれる所から話が始まる。そこでも成果を上げた彼女は叩き上げでエリート集団が配属される外商に異動。そこで尊敬する上司羽鳥と出会い、ゲイの同僚と同居し、お客様を通じて大切なことを学んでいく。百貨店の外商なんて聞いたことはあるけどレベルだったが、売れるもので望まれるものならば本当に何でも商品にしてしまうのだと驚いた。同時にどこまでも要望に応えられるからこそ、難しいさもあるのだと思った。 (読書メーターからの転記)
0投稿日: 2024.06.03
powered by ブクログ百貨店の女性外商員鮫島のアグレッシブな行動が印象的なお話。百貨店の売上を支えているのは外商員と上流階級の人たちなのだなと初めて知った。
3投稿日: 2024.04.03
powered by ブクログ374ページ 1600円 9月6日〜9月7日 ノルマは月1500万円。バイトからのたたき上げ、バツイチ女の静緒は富久丸百貨店の外商部に異動してきた。宝飾品や化粧品、結婚式の引き出物...お客様のあらゆるご要望に応えるのが外商員。バイヤーとして働いてきた静緒は、男社会の外商部の中で自分らしさを忘れずに奮闘する。 始めは、外商部とは何かの説明や初期設定などが長いなと感じたけれど、真ん中を過ぎてからはおもしろさに拍車がかり、どんどん読み進めたくなった。同居することになったゲイの桝家との今後も気になる。
7投稿日: 2024.04.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
製菓学校を卒業してケーキ屋でアルバイトをしていた主人公が、百貨店からスカウトされて百貨店の外商員(百貨店の年間売上の3〜4割を占め、お得意様カードを持っていて年間70万円以上の買い物をしてくれる上流階級の人に訪問販売などをする職業)になって奮闘する物語だった。 外商員という職業自体、はじめて聞いた。 上流階級の人に少しでも買ってもらうよう、家庭の事情を考慮し、作戦をたてながら営業すると知り、大変な職業だなと思った。
1投稿日: 2024.03.23
powered by ブクログ図書館で小説コーナーをふらふら歩いていて手に取ってみた本。結果、読んでみてすごく良かった。 百貨店の外商という、庶民からしたら交わることのない世界の中で進む話。未知の世界なのに、主人公の女性の働き方には取り入れたい考え方や動き方があるからか、どんどん引き込まれるし共感できることも多かった。 比喩としてマイフェアレディが出てくるけど、こういうクラシックや映画は見ておきたいな。 印象に残ったところ: -セリフ「教養とは頭の中に詰め込んだテキストではない。教養とはふるまい。手間暇をかけた身なりと、正しい日本語と、落ち着き。」 -紳士服におけるストライプ柄のネクタイはもともとイギリスではストライプの種類によって所属するグループを表す、シルクのピンドットが無難とかいう情報も面白かった。ブランドや上流・一流としての身なりにはあまり興味がない私だが、こういう背景や身なりの整え方とかは奥が深いし学んで楽しいことかもしれないと思う。 -お持たせにするワインやスイーツを考えること、アンテナを張ることの大切さ。
1投稿日: 2024.02.12
powered by ブクログお金持ちではなく、上流階級という方々に接するデパートの外商部の色んな意味で強い女性の小説。 彼女の接する、所謂 上流階級の方たちの生活はやはり、この日本(資本主義)にも桁違いのお金持ちが実際にいらっしゃるということ、わかりました。 あ〜格差社会だなぁ。 デパートのバーゲンに喜び勇んで出かけてゆくような庶民にはイマイチ分からない部分もあるけれど、 概ね彼女のシンデレラ的な立ち位置が楽しくて読み終えました。ヒギンズ教授に対するイライザかな。 シリーズの続きも機会があれば! 展開はどの場面も予想通りですね。
5投稿日: 2024.01.29
powered by ブクログこれは…まさに貴方の知らない世界。(古い) 高殿円さんの作品は国税徴収官の『トッカン』の時といい、地続きの別次元へと誘ってくれる。 全くちがう業界話も魅力的。シンプルにブルジョワというだけの生活を垣間見せてくれるのも、また楽しい。 仕事柄なのか我が家は祖父の代まで外商とお付き合いがあった。孫の私は「なんでデパートの人が家に来るの?」くらしか分からなかった。お店に行けばいいのに。 今は毎日ECサイトとフリマアプリ巡回。人の勧める高いモノ。イコール無駄。それなのに口コミを一生懸命見てはポチポチ買い物をしている。そんなオンチな私には、外商に用が無いどころか入場お断りレベルなんだな。 無教養な人間からは、付加価値とかホスピタリティという言葉の方が逃げ出していってしまう。 ──教養とは頭の中に詰め込んだテキストではない。 教養とはふるまい。 手間暇をかけた身なりと、正しい日本語と、落ち着き。 (抜粋) あらま、すべてもってませんわ。 年収550万の主人公が貴族たちに求められる姿。教養に対する努力のしかたを少しばかりは見習いたい。 美意識は人を育てるものかもしれない。
13投稿日: 2024.01.15
powered by ブクログ百貨店の売上の3割〜4割を占める外商を舞台にした、エンターテインメントお仕事小説。 外商の仕事はとても幅広く、生半可な知識では到底太刀打ちできない厳しい仕事ですが、お客様に対する姿勢は、同じ接客業に携わる者として、とてもタメになる作品でした❗ 主人公の鮫島 静緒は、女性としては近寄りがたい性格ですが、仕事に対して前向きで最後まで諦めない姿勢は、この今の物を売ることが非常に難しい時代に、何かヒントを与えてくれるように感じました❗是非とも続編を読んでみたいと思う、オススメお仕事小説です♫
8投稿日: 2023.12.31
powered by ブクログ全然そんなことないんですが なんだか私の雰囲気が上流階級と職場でよくいじられ。ファストファッションもセール品も大好きですよ?でもついにブクログのおすすめ本にまでこの本が出てきたのでこれはもう読むしかないなって思って図書館行ったらありました。笑 最初の方はもうとにかくぜんっぜんはまらず、私こんなセレブじゃないしこの主人公と同じようになんかこんなお金持ちっているんだなぁってため息つきたくなるようなそんな気持ちで読んでました でも、どんなにはまらなくても最後まで読むのが私のモットー ちゃんと、はまっていきました。笑 誰かの喜ぶ顔が見たい 幸福になってもらいたい それはどんなに高いものでも、どんなに安いものでもきっと同じ。 仕事も恋愛も、頑張れるようになれたらなぁ
1投稿日: 2023.02.19
powered by ブクログ名前はマンガ原作等で存じ上げていたけど実は初作家。 中々覗くことのない世界のお仕事小説は面白いし楽しい。 田舎から出てきた祖父母と落ち合って食堂でお昼を食べ、屋上の遊園地で100円で動くパンダに乗って、着ぐるみから貰った風船よりも高い所にあったアドバルーン。 今は無い和歌山丸正百貨店の思い出。
2投稿日: 2022.11.06
powered by ブクログお仕事系の小説は大好き。しかも努力してしっかり結果を出す頑張る主人公となるとさらに好き。 百貨店の外商という職業について知らないことも多かったので、大変な仕事だなと思いつつも楽しく読めた。続編もありそうなのでまた読もうと思う。
6投稿日: 2022.06.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上流階級 富久丸(ふくまる)百貨店外商部 単行本(ソフトカバー) – 2013/11/16 高殿円氏による作品。(1976年兵庫県生まれ) 2013年11月20日初版1刷発行。 初出「小説宝石」2012年12月号~2013年7月号 題名にある通り、我が国におけるアッパークラス、 上級階級、Web上の俗語には上級国民なる呼び方もある。 その層への百貨店の営業、外商部の奮闘ぶりを 小説化したものだ。 普段の買い物では本屋、Amazon、ドン・キホーテ、コンビニ程度 なので全く想像がつかない世界だ。 というより買い物していく金額は半端ではない。 いわゆる勤め人、ビジネスパーソン、公務員では まず百貨店外商部を利用する事は生涯を通じてなかろう。 自営業などで成功をおさめた人が使用するという印象。 いつの日か日経新聞の広告欄で本書が紹介されており 表紙の絵柄が印象強く、ずっと覚えていた。 もちろんトッカンの作者の作品でというのは理解していたが・・ 主人公である鮫島静緒。 ケーキ屋からの百貨店勤務、バイヤーと来て 外商部への配属となった。 尊敬する葉鳥の顧客を引き継ぐべく奮闘するが・・ 虎穴に入らずんば虎児を得ずと芦屋の高級マンションに 格安料金にて入居し新規開拓に勤しむ・・(葉鳥による紹介) そして後輩社員、桝家修平(ゲイと判明)とシェアリングで 同居することに・・と入ってもかなり広い屋敷に近いマンションなので 問題なく生活をしている。 心理描写、桝家とのかけあい、自身の葛藤、外商の難しさ、 顧客の願いを実現したい自分と会社の指示(扱うものを売れ)との 板挟み、様々なものが上手く表現されているなと思う。 読み終わってこれが高殿円のちからなんだなと実感。 仮面ライダーのベルトの獲得という目的もかなり最初に出てくるが・・ 後半に桝家修平が静緒に渡してくれる箇所は感慨深い。 印象に残った部分を抜粋 統計的には、日本には年収1千万を超える世帯は10%ぐらいしかいない そのわずか1割の金持ち相手に、百貨店の年商の約3割を叩き出す。 それが静緒たち究極の営業-百貨店の外商なのだ。 外商というのは百貨店の柱だ。 外からは見えないがその経営を支えている母体といっても過言ではない。 年間売上の3割から4割を、各店舗につき、たった百名ほどの外商部が叩き出す。 その仕組みは思ったよりは単純だ。富久丸百貨店のカードを所有していると お買い物ごとにポイントがつく。当然店側はどれくらいの金額を買い物したのか 把握している。そしてその額が50万円以上になると、その情報が外商部の 事務デスクへ流され担当から電話がかかってくる。 外商に入ると様々なメリットがある。まず、セール期間でなくとも 超高級ブランドをのぞき、ほとんどの商品が1割引きになる。 それは食品も含めてなので、わざわざ百貨店に生鮮食品や日用雑貨を 毎日のように買いに来る客もいる。 その代わり、年間70万円以上というノルマがあって、これを下回ると 外商カードを取り消されてしまうこともある。 また年間使用額によって割引率を細かく分けている百貨店もある。 だいたい月にして6万円弱買い物をしていればほぼ永久に外商の客でいられる計算だ。 外商の客は、わがままを言ってもいいだけの代金を百貨店に支払っている。 だからこそ、外商の仕事は「なんとかする」ことだと葉鳥に教わった。 外商を使っている客の中には、ただ便利だからというだけではなく、 ある種の見栄をはりたい人間も多い。知人とは同じ百貨店を使わない、 自分をより贔屓にして欲しい。口にする理由はさまざまでも、 見栄は重要な利用要因であることは間違いないだろう。 重要なのは、それが見栄であるのか挟持であるのか見抜くことだ。 その上で、そのどちらも心地よく充たすのが外商の仕事なのである。 教養とは、振る舞いです。手間暇かけた身なりと、正しい日本語と、落ち着き そのどちらかが欠けても成り立ちません。百貨店が最も重要視すべきサービスは これだとわたしは思っています。経験を積み重ねないと手に入らないもの。 値札のつかない人間としての価値です。 才能のない人間のとるべき道は2つだ。 ひとつは努力が才能を超えるまで続けるか、それとも別の道を模索するか。 仕事持ってる関西のゲイは堂山町とか出入りしにくい どこの誰が見てるかわからないでしょ。 これからは外商も変わっていかなくてはならない。 日本の富裕層は多種多様になり、いままでのように家にいるのが女性だから 口が上手くて見た目の良い男性を外商にまわしておけばいいという単純なものでは なくなるでしょう。独身で仕事が忙しい女性にこそ、下着のサイズを測れる 女性の外商員が必要なのです。
0投稿日: 2021.12.08
powered by ブクログちょっとおめかししてデパートに行き、 屋上のメリーゴーランドも最上階の食堂のお子様ランチも記憶にある最後の世代としては、 最近のデパートの衰退っぷりは見ていて心が痛むものがある。 夢とサービスを売るはずの百貨店が、速さと低価格至上主義の世相に太刀打ちできるわけもなく このまま消えて無くなってしまうのではないかと危惧していたところ。 しか~し!!100円でも安いものを求める庶民と違い 本当にお金を持つ人たちにとっては、デパートの外商は欠かせないものらしく 何百万円単位の商品がどんどん売れていく様が気持ちいのなんの。 お金持ち(成金ではない)の世界をのぞき見することができて面白かったわ。 その2もさっそく読まないと。
0投稿日: 2021.11.10
powered by ブクログのっけから、お金持ち・・・もとい上流階級が思う男性用高級腕時計がロレックスやオメガ? でズッコケそうになったが、この手の小説は分かりやすさが一番、リアリティなんぞ求めてはいけません。あくまでもセレブに憧れるワーキングクラスのお嬢ちゃん達が主な対象読者なのですから。と、非対象読者層のおじさんが言うことなかったですね。野暮でした。
0投稿日: 2021.08.01
powered by ブクログ関西に馴染みがあるため親近感の湧く作品だった。外商という馴染みの少ない職業だったため、こういう世界もあるのかと楽しんで読むことができた。
1投稿日: 2021.03.13
powered by ブクログ百貨店の外商の話。華やかな世界の裏側に潜む人間模様の描写がリアルで勉強になる。客商売という意味では、分野は全然違うが自身もそうなので、非常に勉強になる。やはり、本を読むことでその世界を旅することができるので、読書はいいなぁと思った一冊。
0投稿日: 2021.02.27
powered by ブクログ最初はいけすかなくて、イライラしてしまったところもあったけど、だんだん引き込まれました。 ドラマ向きだなあと思ったら、ドラマになってたんだなあ。見てみたかった。
0投稿日: 2021.02.04
powered by ブクログトッカンで惚れ込んで、図書館で高殿さんの本を探した。こちらも読みごたえのあるお話。 普段、お目にかかれないデパートの外商さんの奮闘物語。ちょっとほろっとする部分もあり。主人公と同じ年くらいのころ、あんなに仕事人燃えていたかしら・・?
0投稿日: 2020.04.14
powered by ブクログお客様からのあらゆる要望に応える百貨店の 外商部に、バイトからのたたき上げである バツイチ女性・静緒が配属された。 洋菓子部門などで成果を出してきた彼女だが、 これまでとは違う世界に戸惑い…。
0投稿日: 2020.03.27
powered by ブクログ製菓専門学校→バイヤー→外商部という異色の経歴を持つアラフォー、バツイチ女性が主人公のお仕事小説。 男性ばかりの職場で真剣に仕事に取り組む姿は、自分も同じ女性として共感できる部分もあった。 でも、主人公含めて登場人物のキャラクターというか性格というか、そういった描写が甘くて、いまいち感情移入しづらかったのと、情景描写が説明文っぽくて、私には読みにくかった。 続刊があるけど読むかどうか迷う。
2投稿日: 2020.01.30
powered by ブクログ高殿円さんの本は漫画を読んでいるような読みやすさ。 今回は百貨店の外商という普通に暮らしていては接点のない職業の主人公にキャラのたった脇役がいて面白かった 続編があるようなのでそちらも期待。
0投稿日: 2019.10.05
powered by ブクログ百貨店。デパート。 それだけでも夢のような、そして庶民には敷居の高いイメージがついて回る。 今では量販店も入っているし、決して毛皮のコートや指輪ばかりを扱っているわけではないのに。 それでもやはりブランド力はそれなりにある。 けれども本書はそんな、親しみやすい世界の話ではない。 外商、つまり、金持ち専用のスタッフだ。 50万100万の購入なんてもんじゃない。 あまりに世界がかけ離れていて、想像するのが楽しい。 主人公の鮫島静緒は、中途採用の高卒(製菓専門卒)、バツイチアラフォーの外商員。 異端者だけに影で色々言われもするし、悩みもする。 決してやり手のバリキャリではない。 だから親しみが持てるのかもしれない。 不器用で、葉鳥という外商の神様を、父とも思い人とも慕う。 「お客様から教わりなさい」という言葉を胸に奮闘する。 面白いのは新規顧客の美谷。 彼女は何か訳ありなようだが、どこまで外商員が顧客のプライベートに立ち入るか、そのさじ加減が難しい。 もしかしたら昔の屋上遊園地のような、そんなありえない夢を描いているかもしれない。 だが、だからこそ、本書はたのしい。 続編もあるので、そこではこの人間模様がどうなるのかも楽しみだ。
0投稿日: 2019.09.20
powered by ブクログ外商部で3割を売り上げるというのに興味を持ち、一般庶民には縁遠いお金持ちの人達にため息をつきながら読んだ。 営業を目指す人には参考になる物語です。 後半で明かされる静緒と葉島さんが初めて会ったエピソードには感動した。 ⒈ 客を育てろ、というのが外商の鉄則だった。 ⒉ 上流の方々がお住みの地域に引っ越してしまうのです。 ⒊ 外商の仕事は、「なんとかする」こと。決してできないとは言わないことだ。 ⒋ お客さんに育てていただきなさい ⒌ 10(と)/9(く)/1(い)をバラして、お得意様を十の人、大得意様を九一と言ったりする。 ⒍ 同じ世代のお客さんを探しなさい
0投稿日: 2019.09.16
powered by ブクログ面白かったです。理屈抜きで。 久々にただ楽しんで本を読めました。 まぁ、自分とは縁のない世界の話ですが、純粋にいい話はいいですよね。 続編あるんですね。 できるだけはやくよみます。
0投稿日: 2019.09.12
powered by ブクログ主人公が百貨店の外商に配属され、男社会のなかで自分自身のそれまでのキャリアや長所をいかし”外商らしくない”工夫を凝らしていくところは刺激を受けました。”外商”まわりの世界は自分と縁遠いためあまり感情移入できませんでした。 パート2も刊行されているようだけどそっちを読んでみようという気にさせられるほどのおもしろさは自分には感じられませんでした。
1投稿日: 2019.08.29
powered by ブクログ2019/08/17読了 今の勤め先は百貨店ではないけど、お客さんの節目とか大事な時に寄り添うという意味では共通するのかな。鮫島さん、お給料が安かろうが何だろうが自分の望む仕事じゃなかろうが、務めを果たしていてすごいバイタリティだな… 1人の社会人として独立しておる仕事に対する姿勢。恋愛偏差値が低いってところはギャップで可愛らしいかも。 人生により添えているって実感の元仕事が出来て、やりがいも見つけられたなら良かったな。
0投稿日: 2019.08.17
powered by ブクログ+++ 芦屋にある老舗百貨店で働くアラフォーの鮫島静緒は高校卒のたたき上げ契約社員。仕事が認められ、晴れて正社員になったとたん、男性しかいない外商部に配属される。実はカリスマ外商員・葉鳥の退職を控え、後任者を探すべく、全店舗から選りすぐりのメンバーが集められたのだ。一筋縄ではいかない同僚たちとともに、数十万、数百万、数千万円の商品を売る外商の世界に戸惑いつつも、静緒はお客様のところに今日も足を運ぶ――。 +++ 静緒は脳内ではすっかり竹内結子である。なので、本作の描写とはいささか違うのだが、すでにそこに違和感はない。異色の経歴を持つたたき上げ外商部員である静緒が、外商のプロになれるのか、というお仕事ものがたりであり、成長物語でもあるのだが、生い立ちや経歴、そして性癖など、それぞれに並々ならぬものを抱える人たちとのつきあい方指南としてもおもしろい。上流階級の暮らしや、だからこその大変さもほんの少し垣間見られる気がするのも、興味を掻き立ててくれる。続編も愉しみなシリーズである。
0投稿日: 2019.08.06
powered by ブクログ静緒さんかっこいい。憧れる。 外商って頭も度胸もバイタリティも要るんだな。 私には務まらなさそう。 外交にストライプのタイがダメって初耳。 そういう知識もっとほしい。
1投稿日: 2019.03.31
powered by ブクログまず、二巻目からよんだので、登場人物と鮫島静緒の関係が紐解かれる面白さがあった。難問に立ち向かう静緒の姿と、解決方法がとても面白かった。
0投稿日: 2019.03.02
powered by ブクログ百貨店の外商という、自分にはなじみのない世界の話で面白かった。外商ってそんなことまでするのかと驚いた。 恋愛下手でバリバリ働く女性が主人公だけど、仕事のやりがい、難しさ、喜びなどが感じられてよかった。
0投稿日: 2019.02.13
powered by ブクログ金持ちの世界は大好きで、特にリッチな家とか大好き。モダンリビングとか読んじゃうし、ネットで高級賃貸とか調べちゃうし。 でもこういう世界は知らんかったわ。金持ちの世界は奥が深いというか。デパートいっても店員と目を合わせられんくらい小心だからな。これはセレブとは生まれが違いすぎますわ。 しかしなんだ、最近はゲイを一人は出すのはジェンダーフリーとかあっち系の流れで忖度してるんか。レズはあんま見かけんけど、そこは難しい話があるんかいな。
0投稿日: 2018.12.30
powered by ブクログ富久丸百貨店初の女性外商員・鮫島静緒の奮闘記 プロローグ 第一章 外商員、奮闘する 第二章 外商員、再会する 第三章 外商員、奔走する 第四章 外商員、感動する エピローグ 富豪ばかりを相手に商売をする外商の世界で、ケーキ屋からバイヤーになり、外商員として一人前を目指す静緒。 客商売とは何かを教えてくれる作品。 安いだけがいいだけじゃない、そこには心のこもったサービスがあればこその商売と感じる。
0投稿日: 2018.11.16
powered by ブクログセレブマンションにシェアして住むことになった主人公とゲイ男性の、同志のような関係とやり取りが微笑ましかった。更にラストのゲイ男性の乙女っぷりは可愛過ぎた。一気にこの作品、すき!みたいに引き込まれてしまった。著者の文章はわたしには硬質で、詰まっていて角張っているようで、飲み込むのにいつも少し時間が掛かってしまう。今回もさらさらとはいかなかったけれど、でも最後まで読むと気持ちの良い爽快感があって良かった。テレビドラマみたいだった。
0投稿日: 2018.10.17
powered by ブクログ初読みの作家さん。三分の一くらいまで気が進まず読んだ。あ~、セレブって面倒くさい人多い~、くらいの気持ちで。だが、桝家が絡み始めてから俄然面白くなり、お終いの方は泣きながら読んでいた。 何なんだ~、この面白さ。 静緒の活躍見ると元気が出るなあ。周りは素敵なイケメンばかりだし。特に、葉鳥さんが素敵すぎて胸キュンだわ。
0投稿日: 2018.07.20
powered by ブクログ何も考えず、Ⅱを先に借りてしまい、面白さに慌てて上巻を借りました。ww ドラマ化されたのもネットで探してみたし、読んだ後は、無性に百貨店に行きたくなった!! バイトからのたたき上げである鮫島静緒は、百貨店の洋菓子部門でキャリアを積み重ねてきた30代半ばの苦労人だ。 洋菓子以外にも手がけたフロアリニューアルが成功し、契約社員から晴れて正社員になったはいいが、突然の人事異動で男性ばかりの外商部に唯一の女性として配属される。 実はカリスマ外商員・葉鳥の退職を控え、それまでに彼の顧客との太いパイプを繋げるべく、さまざまなメンバーが集められたのだった。 これまで仕事では成功を収めてきた静緒だが、プライベートでは同僚・神野と別れたバツイチの身。 勝手が違う外商の世界に戸惑いつつ、交渉成立を目指してお客様のところに足を運ぶが―。
0投稿日: 2018.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
評価は5. 内容(BOOKデーターベース) バイトからのたたき上げである鮫島静緒は、百貨店の洋菓子部門でキャリアを積み重ねてきた30代半ばの苦労人だ。洋菓子以外にも手がけたフロアリニューアルが成功し、契約社員から晴れて正社員になったはいいが、突然の人事異動で男性ばかりの外商部に唯一の女性として配属される。実はカリスマ外商員・葉鳥の退職を控え、それまでに彼の顧客との太いパイプを繋げるべく、さまざまなメンバーが集められたのだった。これまで仕事では成功を収めてきた静緒だが、プライベートでは同僚・神野と別れたバツイチの身。勝手が違う外商の世界に戸惑いつつ、交渉成立を目指してお客様のところに足を運ぶが―。 我々庶民では生涯利用できない外商物語。読み始めは何かと一般の人とは違うことばかり主張する金持ち奥様ばかりの出現に「面白くも何ともないわ」と思ったが、序盤ホモをカミングアウトした枡家との距離が縮み俄然面白くなった。
0投稿日: 2018.04.24
powered by ブクログ軽快で面白いと思います。お客さんにキックは、ちょっと現実離れか?出てくる人や物が上流なので、装丁など本の作りに重厚感があると、読んでるこちらも上質な気分になれそうなので、ちょっと残念。
0投稿日: 2018.02.25
powered by ブクログ私の私生活では、関わることがないだろう外商という世界。 この小説を通して、少しその世界に触れることができて面白かった。
0投稿日: 2017.08.31
powered by ブクログ百貨店の外商という部門を初めて知ったけど、なるほどこういう世界があるんだなぁ。 熱血クールな主人公とゲイの若者の掛け合いが面白かった。女性作者ならではの視点が新鮮に思える。単純細胞の典型男である私にとって、それこそ「面倒臭い」と思ってしまう論理?感情?展開が違和感なく伝わった(笑) ドラマにもなっているようだけど、本を読んでいる分には竹内結子というよりか天海祐希のイメージがぴったりしているように感じた。
0投稿日: 2017.08.22
powered by ブクログドラマがあったようですが、なんとなく、ドラマを見なくてヨカッた、かな。 痛快。仕事を頑張る女性のお手本、とまではいかないけど、こうありたいと思える静緒さんがワタシはとても好感持てました。
0投稿日: 2017.08.18
powered by ブクログアラフォーかあ。 できることとかできないこととかの境がわかんなくなってくるな 自分の選んだ道だけども。 ていうのがみんなそうなのかもだけど。
0投稿日: 2017.07.27
powered by ブクログ富久丸百貨店外商部の鮫島静緒の日々奮闘物語。理想の女性像だわ。中高校生時代に読んでいたらバイブルにしていたと思う。けど、心が折れやすいからこんなに前向きには生きられない。桝家のキャラも良くて二人の会話は 笑える。現実世界で静緒のような女性に会いたい。
0投稿日: 2017.07.21
powered by ブクログ上流の方々に商品を訪問販売する百貨店の外商。 以前テレビの特集でちらりと見たことはあれど、こんな世界は想像したこともありませんでした。 でも、どんな人だって問題をかかえてて、生きにくさも感じていて。 主人公の、外商に抜擢された女性も毎日がむしゃらに頑張っている。 よし、自分も頑張ろう!と思えました
0投稿日: 2017.07.18
powered by ブクログまた、面白い本を読んでしまった・・・。 (何その某アニメみたいなセリフ) でも、ほんっまに面白かった! 図書館の「今月の新刊」でチェックしたんかな? そのわりには新しくないし、蔵書にもすでに続編があるようなんやけど(ワオ!!)・・・。 違う本から辿ってきたかな。まあとりあえず・・・。 難しい内容ではないし(私にとっての「難しい」は本格ミステリとSF)、地名は馴染みがあるし、文章ももちろん読みやすいんやけど、読むのに結構時間がかかった。 ちゅうのも、人名が難しい・・・。 これー、もうー、なんだ、もうちょっと簡単にしてくれはらへんかな(笑)。 えっと、何て読むんやっけ、と、何度戻ったか(覚えなさいよ)。 それから、よくあるけれど、最初にポンと設定や話を進めておいて、それに対する肉付けをあとからしていくって感じ。 静緒が結婚してたのも、ましてや妊娠した(経験がある)というのも 「えっ!?」 ちゅう具合になった。 百貨店の外商でバリバリの営業をやっているというのもすごい設定やのに、そんな過去もあったん? そもそも、静緒いくつ!? そんな紹介、冒頭にあったっけ? と、ページを戻ってみるけど、たぶん私が読み落としたのではない・・・。 あ、そういうもんなんやね・・・、なんて進めていくと、後々に結婚や妊娠、離婚について語られていく。 静緒が外商に勤めることになった経緯とか、若いころのあれこれとか、徐々に徐々に。 日々の出来事と織り交ぜながらゆっくりと進めていくのね・・・。 これが静緒という人の今を作ってるのかー、と、思うと、単に外商で走り回るだけの彼女がより人間らしく思えてきて、物語の厚みがグッと増した。 なんだかんだいうても、なんでもできちゃうんやろう・・・、くらいに思っていたけれど、そうでもないみたい。 やれることをやれるだけ一生懸命やる、って感じ。 そのあたりの大人なのに前向きな姿勢が「やりすぎ」って感じもなく、よかったです。 最後はキュンとしちゃったしね! しかし私も桝家みたいな友だちがほしい。絶対に男女関係に発展しない男子友だち、ええな・・・(笑)。 この場合男子友だちでいいのか。いいねんな。 「Real Clothes」も百貨店を舞台にしたまんがで、ちょっと百貨店づいている。 まだ、こんな世界あんねや! ちゅうのが正直なところやけど、私はちょうど百貨店ポケットの時代かも。 子どものときにお出かけするところはもう百貨店じゃなかったし、大人になってからは百貨店よりも専門店でいろんなものを揃えてる。 リクルートスーツだけ百貨店で買うたけど、失敗したなあ、他で買えばよかったなあ、って未だに思う(笑)。 たぶん、百貨店の使い方を知らん。 それよりも商店街のほうがよほど馴染みがあるわ。あそこにもいろいろなものが所せましとあって、宝石箱みたいやと思うけどな~。 (次元が違うのか) 違うよな(笑)。どちらがどうではなく、百貨店という空間も売り物だということなんやね。 ほんで、それが売り物であることをきちんと理解している人間がたくさん登場していた。 現在の私はいろんなことを宿題に出されてるからね~。 いろんなことが、「あっ」と、思えてしまう。 たとえば、「心を込める」と、いうこととか。 相手の欲しいものを知り、見栄えよく揃えること、か。(私は仕事ではないので数字はこの際後回しにするとして) 確かに、そうやわ。相手の欲しいものを知らなければ。 知ろうと思ったら、(その相手との)今までの経験や関係が重要視されてきて、 「さあ、私はどうやろう」 と、ちょうど、今、なってる。 今まで先方と過ごしてきた時間で、私はこの宿題をどう切り抜ける? 相手に合わせる必要もあるし、私個人の判断ももちろん必要。見栄えよく揃える・・・。 心を込めるということが、自分で体感できればいいな。 教養とは、ふるまいかあ。 そうかもなあ。 いくら頭がよくても不快さを感じる人って、いるもの・・・。 あ、うまい言い方やなあって思った、「相手の言っている言葉はわかるのに意図がわからない」と、いう相手、いてるいてる。 ほんで私はこういう相手がひじょうに苦手。 ひとりとは逃げ出したし、ひとりとは大人の公式喧嘩真っ最中・・・。でもってもうこっちとも早々に縁を切りたい。逃げだしてもかまわんと思っていて、逃げ出せる日を指折り数える日々。 それやったらあかんねやろうなあ、とも思うけど・・・。 弱さとか、性格なんてものは早々簡単に変えられないから、せめて、ふるまい、正しい日本語、そういったものを気をつけていきたいね。 自らに教養があれば、おのずとそういう人たちと触れ合う機会も増えるやろうしね。 愛についての言及も 「くー!」 と、膝を打った。えっ、もしかして私もファザコンなの(笑)? そういや、父親、いないわ。笑 それゆえに「理想の父親像」があるのかもしれへんな。 尊敬のない愛情ってなかった。 友人関係は長く続くのに、恋愛があまり長続きしないのは私が飽きっぽいのかな、恋愛体質じゃないんかなって静緒と同じことを考えていたので、桝家くんや珠理さんに 「愛に敬意はない」 と、ぶったぎられたときは 「あっ、そうかも」 と、本気で目から鱗が落ちた(笑)。逆に私にとっては、敬意がない愛がなかった。すなわち、それらは愛じゃなかったのか? 敬意ももちろん愛のひとつではあるやろうけど、実際の愛はもっとどろどろしてるのだそうだ。 あー、そうなのかもなー。 べつに今更 本物の愛を知りたい!! なんて思わないけれど(笑)、大人として当然のこと、に 「愛も仕事もプライベートもバランスよくやる」 と、あげている桝家くんにもまたぶったぎられ・・・(笑)。 うんうんそれはできてへん(私が)。 でもそういう桝家くんも、やっぱり静緒さんも、そんなにバランスよくは生きていなくて、そこが、いいなあって思った。 桝家くんと静緒さんの関係は最終的にすんごいよかったから、この二人の今後をもっと見たい、と、思っていたらまさかの続編。 めっちゃうれしい、絶対読むー。 百貨店の屋上って、なんかすごい素敵やね・・・。 その「宝石箱」はもう過去のものなのに、訪れる人たちはみんな「過去」を見てる。それも、いい意味で。 「過去」を見るからこそ未来に進めたのかと思うと、素敵な思い出っていうのは、たくさん持つべきなんやなとしみじみ思う。 素敵な思い出を持つためには、今を一生懸命生きないとね・・・。 まだ、私の中で動きの止まったものはないかな。 目の前で動き出されると感動できるような何かはないかな。 素敵な思い出はあるよ、それが進行形であるということが、たぶん何より幸せなんやわ。自分の年齢以外は、 「あのときを境にもう止まっている」 と、いうものがまだないんやわ。あー、それって、今まで何も思わなかったけれど幸せかもな・・・。 ありがたいな。 ほんで、生活レベル的には周囲に比べると底辺なんやけど、ここ数年は不思議と他人を妬む気持ちがないわ。 狭い自分だけの世界で生きてるからかな。(;^ω^) 金銭的不安だけはあるけど、こればっかりはこつこつやるしかどうしようもないしなあ・・・。あっ、暗っ バランスシートでいえば恋愛のあたりが欠如している私でも、好意を抱くことはもちろんたくさんあるよ。 好きだというセンサーは、相手のことをあまり知らなくても発動することって、往々にしてあるよね。 いやアそれにしても、「こんな世界あるのか!」ちゅう感じ。 私は小売業に関わることもないし、ましてや営業なんて一生携わらない、また、携わらなくておおいに結構、なんやけど、やっぱり読書っていいなあ。 実際に自分はやらなくても、こうやって見て楽しむことはできるんやもの・・・。 知らんブランドや固有名詞がようけ出てきた。 覚える必要はないけれど、どんなものなのかは検索してみよう。笑 縁は、ないやろうけども! ■■■■ ■檀那寺 仏教用語。本来はある個人の寄進によって創設され,その一家のために法を施す寺を意味したが,日本では一般に信徒がその所属する寺を呼ぶときに用いられ,先祖の位牌を預けたり,そこで法事を行う。所属信徒は檀家または檀徒と呼ばれる。 ■ジノリ リチャードジノリ(RICHARD-GINORI)は、イタリアの総合陶磁器メーカー。 ■バーキン ■ウエストウッド ■ミラノ派のスーツ ■ブリティッシュスーツ ■カラートラウザーズ ■ホップサックツイード ■蒙昧 [名・形動]暗いこと。転じて、知識が不十分で道理にくらいこと。また、そのさま。愚昧。 (2017.03.26)
0投稿日: 2017.07.17
powered by ブクログノルマ1600万円、ハードル高い。 てっきり、上流階級のざあますなお話かと思ったら、 今の時代、ネット通販に押され気味で、百貨店もいろいろ 厳しいのね。
0投稿日: 2017.07.10
powered by ブクログ百貨店に勤めていたわたしにとっては、裏事情も知っているので、あぁそれ分かると言う気持ちで、楽しめた。
0投稿日: 2017.04.07
powered by ブクログ帯文:”ノルマは月1500万?!バイトからのたたき上げ、バツイチ女性が奔走中!!” ”『トッカンー特別国税徴収官』で話題を集めた著者による爽快エンターテインメント。” 目次:プロローグ、第一章 外商員、奮闘する、第二章 外商員、再会する、第三章 外商員、奔走する、第四章 外商員、感動する、エピローグ
0投稿日: 2017.04.05
powered by ブクログ【図書館】地元のパン屋さんから百貨店の外商さんになった主人公。次はどんなことをやるのかなって気になる。外商だけで百貨店の3割〜4割の売上を上げるっていうんだからすごい。百貨店にあるものだけでなく、冠婚葬祭もお任せできちゃうのか。びっくり。枡家の行動が「そう」とわかってからかわいい。ただの嫌味なやつじゃなかった。お客様からの「これからもよろしくお願いします」ってすごくうれしい言葉だよね。お客様に育ててもらうってこういうことなんだ。
0投稿日: 2017.03.19読むと、元気になります!
とにかく読みやすく、そして面白いです! ヒロインの静緒の「一生懸命さ」が気持ちよく、 仕事をする上で、そして生きていく上での理不尽さも 「バシッ」と切り抜けていく様は爽快です。 そして、食べ物の描写がとっても美味しそうで…… スウィーツ食べたくなります。 そして、百貨店の魅力を改めて感じることができます。 百貨店て、いいよね!と思うのです。 仕事を頑張りたい人、まっすぐな人を応援したい、 人と人との関係を大切にしたい、一生懸命生きたい、そんな人におすすめの一冊です。 気持ちのいい物語でした。
0投稿日: 2017.03.07
powered by ブクログだいぶ前に、テレビドラマになっていたかと。 その時は、タイトルが変わってるなあ、と思っただけで、テレビを見ることもなかった。 で、書店で手にとって、デパートの外商部の話と知った。 知らない世界を見てみたい気がして、購入。 そういう、のぞき見的好奇心もそれなりに満足させられたが、心に残るのは、ヒロイン、鮫島静緒の、播州鉄道沿いにある故郷の話。 いや、正確にはその場所が詳細に描かれているわけではない。 ただ、芦屋や御影といった高級住宅街と、電車一本乗り換えただけで行ける、関西の田舎との、近いような、遠いような、淡々とした距離感が印象的だ。 こうした土地の関係が描かれているため、この物語は、ただヒロインが慣れない外商部でがむしゃらに頑張るだけの、平板なお話にならずに済んでいるように思う。
0投稿日: 2017.01.31
powered by ブクログ頑張る女子の話は基本的には好きなんで、面白く読みました。 百貨店とは縁のない私にはこんな職業やこんな世界もあるんだと初耳でした。 ベンツさんのお葬式の場面ではちょっとホロリときたりもしました。 続きも楽しみデス。
0投稿日: 2017.01.19
powered by ブクログドラマで草刈正雄さん演じる葉鳥さんがかっこよかったので…。 葉鳥さんを一途に想う桝家が切なくてキュンとなる。 文体は結構独特なところがあり、読んでいて時々「ん?」と引っかかるけど、まあ許容範囲か。 「○○様は~~とおっしゃった」 「~をお引き受けくださった」 「コーヒーをいただいた後…」 等、地の文で敬語を使ってるのが不思議。台詞やモノローグなら普通だけど、地の文で敬語って使うものかなあ?読者に向けて語ってるんだから敬語は不要なのでは?とムズムズする。そういう表現手法なのだろうか。
0投稿日: 2017.01.12
powered by ブクログ百貨店の世界ってこんな感じなんだ・・・って知りました。 商品を買ってもらうだけじゃなく、百貨店のブランドを買ってもらうって感覚、なるほどって思いました。 じっくり読まないと話飛んじゃうので、ゆっくり読みました。
0投稿日: 2016.11.20
powered by ブクログお仕事小説。思ったより読むのに時間がかかったけど面白かった。今時「百貨店」て少なくなって、買い物はネットで済む時代だからこそ余計に新鮮。外商の存在なんて若い時は知らなかった。収入がある人は気前良くどんどん使ってほしい。
0投稿日: 2016.09.20
powered by ブクログ面白かった! 外商なんて、わたくしめが使う時代は 来なそうですが、 知らない世界をちょっぴり覗いた感じで 楽しかった。 こういうのによくある大失敗エピソードが いつ来るかいつ来るかとビクビクしてたら 意外となかった\(^o^)/ しかしデパートに憧れはないので そこは共感なく… 未だにデパートは怖いですわ\(^o^)/
0投稿日: 2016.08.04
powered by ブクログ主人公側の姿勢もお客さん側のスタイルも決して真似の出来ない世界。 けれど卑屈な気分にはならず、爽快で読むとキリッと背筋の伸びる話。 綺麗に終わっているけれど続きを読んでみたい。
0投稿日: 2016.07.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんとも物欲を刺激される一冊。 きらびやかな商品たちが文章に登場してくる中、1番共感できたのが百貨店の描写と故郷の描写。都会から電車で1時間ほどの地方都市の郊外で幼少期を過ごした人間なら深く頷くに違いないフレーズが素敵。
0投稿日: 2016.06.03
powered by ブクログ小さいパーツが多すぎて(新聞とか雑誌連載?)盛り上がりにはかけるが、面白い。さすが高殿さん。 結局元旦那の話は小出しで意味があったのか…
0投稿日: 2015.12.30
powered by ブクログ自分には縁のない外商。娯楽の多様性に伴って百貨店自体の価値観が変わっていく中で、あるものを売る商売は本当に難しい。 難題を個性的過ぎる登場人物たちがスパイシーに彩っている。 販売業のなんたるかをよく描いてあるのと同時に、サービスを受ける側の心構えも必要だなぁとも。 そして静緒の頑張りに元気をもらえる物語でした。
0投稿日: 2015.12.06
powered by ブクログこの人の職業小説はハズレがない。 縁のない世界なだけに、入り込むまでに時間かかったけど、面白かったです。
0投稿日: 2015.10.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
トッカンの作者によるデパートの外商のお話。 これはお仕事系の小説では面白かったです。 『満願』の直後に読んだせいもあると思うけど、スカッと感が半端なかった。 ドラマ化しないのかなーと思ったらすでにされてた・・・。 連続ドラマでやり直してほしい。 前の旦那は谷原章介で、枡谷くんは田中圭くんあたりで。ぜひに。 鮫島さんは杏だと若すぎるし、天海祐希さんだとちょっと上すぎるので誰がいいかなー。背の高い、きりっとした人がいいな。 上流階級というものを垣間見れるのも楽しいです。
0投稿日: 2015.07.31
powered by ブクログ百貨店の外商で闘う女の人の話。上流階級の人たちの生活とか百貨店の話とか、まったく出会うことのないお仕事小説ってわくわくする。ラストの方は涙ぐんでしまった。しかし静緒の出来る女パワーすごい。これだけ優秀な人たちがまわりにいるだけですごい。向上心のかたまりだし、頭の回転も早いし、とにかく仕事ができる。静緒自身が立派すぎて共感はしないけど、べそべそ泣いたりしないし、てきぱき仕事してるサマは読んでて楽しい。ヤの愛人の珠里の話とか、弥栄子さまのこととか、桝家くんとの関係とか、続きがあるといいな。
0投稿日: 2015.06.16
powered by ブクログドラマにもなった作品ですが、 映像を先に見ても、小説を先に読んでもどちらからでも両方が楽しめる作品だと思います。
0投稿日: 2015.05.25
powered by ブクログ福丸デパート、外商、 私には関係のない世界だけど、読ませる力がってどんどん読んでしまった。今日デパートのエスカ宝飾売り場をとおりがかったらこの本を思い出した。
0投稿日: 2015.04.27
powered by ブクログデパートの外商を、祖母の名前で使ったのはかれこれ30年前。自身は外商と縁ない生活の今、外商本来の目的をこの本で知った。
0投稿日: 2015.03.31
powered by ブクログ面白かった!外商営業ってこんな世界なんだ。バイタリティと発想力、行動力にあふれた主人公が魅力的!ゲイのいけ好かないボンボン同僚も仕事には真摯なところも◎。
0投稿日: 2015.03.28
powered by ブクログ初めの1/4くらいまではよくあるアラフォー独身女性の苦労話かと、さほど期待が持てなかったのだが、同僚との同居が始まった辺りからエピソードの深みが増した。 外商の実際をどれくらい反映しているのかわからないが、ある意味家族の歴史と寄り添うという本書での外商の役割は自然とうなずけるものであった。
0投稿日: 2015.03.11
powered by ブクログ爽快に読み終わりました。 実写化決定ですよね?まだ詳しい情報集めてないけど 竹内結子さんが鮫島でしょうか。 私は天海ゆうきさんのつもりで読んじゃったからなぁ(勝手なイメージ) どうキャスティングされるかが、すごく楽しみです。 登場人物が個性豊か過ぎて好きでした。 他の作品も読んでみたいかも。
0投稿日: 2015.03.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
芦屋にある大手百貨店の外商部(大口のお客さんへの営業をする部署)。百貨店の売り上げの3,4割をまかなうというその部署に配属された初めて女性外商員、鮫島静緒。 パート店員からバイヤーへと起用され、社長賞物の企画をも取った異色の経歴の彼女が今までとは勝手の違うお客様を相手に戸惑いながらもお客様の願いを叶えるために奔走する。 個性的な人たちがたくさん出てくるけれど、どれもちゃんと個性が描かれていて面白かった。まだまだ読みたい!続編希望です。 伝説のスーパーカリスマ外相、葉鳥さん。ぱりっと糊がきいたオーダーYシャツ、歴史を感じさせる三つ揃えのスーツ、黒のボウタイ。晴れている日でも傘を持つ、英国紳士。こんな風変りな人が、この小説にしっかり生きて、しかもちゃんと読者にも伝わるようなカリスマっぷりで描かれているのが凄い。普通は浮いてしまうと思う。 同期のボンボン。桝家修平。モデルのようなきれいな容姿に毒舌。てっきり静緒と恋愛関係になるかと思ったら、意外なライバル関係になって面白かった。 お客さんにも個性的な人がいっぱい。 いつも文句ばかり、厳しいことばかり言う鶴さんや元子爵の称号をもつ華族の奥様清家弥栄子さま。にぎやかなタイ人のベンツさん。ヤクザの愛人、珠理。 その他、静雄の周りには静緒の元旦那の神野や静緒が百貨店で働く前に勤めていた洋菓子店のパティシエ雨傘、おねえの金宮寺などなど個性的な人がいっぱい。 それらがちゃんと無理なく描けている筆力に感動です。
0投稿日: 2015.03.02
powered by ブクログ竹内結子のデキるキャリアウーマンぷりがかっこいい!ストロベリーナイト以来、こういう役がぴったりハマる!外商の不思議な世界。
0投稿日: 2015.02.15
powered by ブクログ普段全くご縁がない百貨店の外商部が舞台の小説。面白かった! リッチな方を相手に売り上げの3割を支えるという外商に、洋菓子部門から配属になったバツイチの静緒が主人公。上流階級の人々の買い物の仕方にびっくりしたり、その方々と外商員の信頼関係など、心温まるエピソードが。しかしノルマや苦労も大変なのもで、それに立ち向かう静緒の活躍が爽快! 百貨店は物を売っている所だと思っていたけれど、外商はリフォームとかお葬式とかサービスなら「何でも」売ってくれるのだ。 静緒は幼い頃母に連れられて来た『夢の宝石箱』の中で、今頑張っている。 ※個人的には、イケメン外商員の枡谷より、静緒の元夫神野が素敵だなぁと思った。ドラマでは誰が演じたんだろ。
3投稿日: 2015.02.05
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) バイトからのたたき上げである鮫島静緒は、百貨店の洋菓子部門でキャリアを積み重ねてきた30代半ばの苦労人だ。洋菓子以外にも手がけたフロアリニューアルが成功し、契約社員から晴れて正社員になったはいいが、突然の人事異動で男性ばかりの外商部に唯一の女性として配属される。実はカリスマ外商員・葉鳥の退職を控え、それまでに彼の顧客との太いパイプを繋げるべく、さまざまなメンバーが集められたのだった。これまで仕事では成功を収めてきた静緒だが、プライベートでは同僚・神野と別れたバツイチの身。勝手が違う外商の世界に戸惑いつつ、交渉成立を目指してお客様のところに足を運ぶが―。
0投稿日: 2015.02.03
powered by ブクログ「お金持ち」ではなく、あくまでも「上流」をお得意様とする百貨店の外商部に焦点を当てた小説。モデルは、ボーリズ建築でも有名な大丸心斎橋店か?最近、とんと行ってないデパート。外商部には今後も縁はないだろうが、この小説を読んでデパートの各フロアを歩いてみようか、という気になった。
0投稿日: 2015.01.31
powered by ブクログ大丸外商部がモデルの、仕事に頑張るばついち女性のお仕事小説。ストーリ展開も早く馴染みのある「西神」、「志染」、「打出」なんかも出てきて親近感もあった。三浦しをんのお仕事シリーズ(勝手に名付けている。。)に匹敵する面白さ。
0投稿日: 2015.01.28
powered by ブクログテレビドラマ化されるというのでその前に読んでみた。 百貨店の外商ってどんなところなのか覗き見してみたかった。新卒で外商に配属された昔の知り合いや、外商を利用している身近な友達の顔を思い浮かべながら楽しく読めた。面白いです、でも心に残るものはなにもない笑
0投稿日: 2015.01.25
powered by ブクログ外商というより、外商を使う人種に興味があって選んだ本。 外商の仕事がしっかり書かれていて、今まで考えもしなかった百貨店のバックヤードも垣間見えて、面白かった。
0投稿日: 2015.01.22
powered by ブクログ百貨店の外商さんなんて一生関わることはないから、未知の世界が見られて良かった(^^)♪ドラマを見てからでも充分楽しめたし、初めて百貨店に行った時の気持ちを思い出した(*´-`)やりがいのある仕事だけれど、大変な仕事です(゜゜;)富久丸百貨店の紅一点の外商員、鮫島ちゃんの働きぶりに惚れました(*^^*)
0投稿日: 2015.01.22
powered by ブクログ読後感がさわやかなお仕事小説。そーいえば自分にとっても休日に家族でいった百貨店はキラキラしてて特別な場所だったなぁ〜ってしみじみ思い出しました :)
0投稿日: 2015.01.22
powered by ブクログ図書館にて。おもしろかった!外商さんのお仕事の幅の広さ・奥の深さに驚き、エネルギー溢れる 鮫島ちゃんに元気もらいまくりです。読書と平行で見たドラマも面白かったです♪
0投稿日: 2015.01.20
powered by ブクログただのお仕事小説では終わらない感じで面白かった! 静緒の恋愛感情はイマイチ私にはわからないところも多かったけど、どんな仕事にも一生懸命な静緒の姿勢に勇気をもらえた! 外商のお客様と外商員との絆を感じるエピソードがいっぱいで、特に静緒とタイ人のお客様の話と、葉鳥さんと弥栄子様の話には感動した! 個人的に一番ナイスキャラだったのはダントツで枡家! 子供みたいにピュアでストレートだけど、宅飲み中に出てくる発言に、確かに。と思ってしまった。 『恋愛は往々にして人間的魅力によって発展するものだ。』とか。 一番共感したのは、 『尊敬と愛情は似てるけど、違うもの』 話のあちこちに、外商員という仕事とは全く関係ない話、例えば過疎化の話なんかが出てきて、よくあるお仕事小説とは一線を画していると思った!
0投稿日: 2015.01.17
powered by ブクログ外商さんって、そんなことまでするんだー。業種職種が違っていても、お客様の要望を何とかして叶える、方法を考えるという姿勢はいろいろと参考になる部分も多かった。 目の前のお客様だけを見ていてはダメなんだ。そのお客様の後ろにはたくさんの潜在的なお客様予備軍がいる。その時々の自分の対応が後に響いてくるかもしれないから、気が抜けない。・・・客商売ってコワイ。 やりがいのある仕事だと思うけど、私には無理だな。出費も多くて大変そうだし。目の肥えた上流階級の人と接するんだから、それなりの身なりや持ち物にも気を配り、勉強のための習い事・・・。ここまで徹するなんてプロだなぁ。 教養とは振る舞い。手間暇かけた身なりと正しい日本語と落ち着き、か・・・沁みるなぁ。
0投稿日: 2015.01.16
powered by ブクログ図書館で予約して、8ヶ月くらい待って、やっと借りられた。地元が舞台なので、余計人気があるのかも。フィクションとはいえ、モデルになっているあちこちを目に浮かべつつ読むのは楽しかった。 ちょうど今週、竹内結子主演でドラマがあるようだ。見よう!楽しみだ。 デパートの外商さんのお仕事の裏側がわかり、おもしろかった。 コミックにも、アニメにもなりそうだ。 こういう気楽に読める、お仕事小説いいな。 外商さんという、目の付け所が何より。 軽い気持ちで読みながらも、自分自身の小さい頃から現在に至る百貨店にまつわるいろいろなできごとが思い出され、しみじみした。
0投稿日: 2015.01.14
powered by ブクログ関西の百貨店外商女性のお仕事小説。この作家は初めて読んだが、他の作品も読みたくなった。 2015.1.6
0投稿日: 2015.01.06
powered by ブクログ元バイヤーでバリバリ働いていた主人公が今度は上流階級の方々を相手にする外商部で働くことになる。そこで出会う様々な人間関係と外商という職種について面白おかしく時にホロリと切なく描いたお仕事小説。4章から構成されてて彼女の外商としての成長と共に物語が進んでいく感じ。百貨店の外商という言葉は聞いたことがあったけれど、どんなことをしているかまでは知らなかったから、へぇ〜と思いながら読んだ。百円のシュークリームと百万のダイヤ、値段は違えどそれを売る時のサービス、売る時の姿勢、気持ちには変わりがない。
0投稿日: 2014.12.03
powered by ブクログトッカンに引き続き、お仕事の本。 トッカンもそうでしたが、その世界の職種に関わってないと中々知り得ない話で、楽しみながら読みました。 外商という言葉すら知らなかった私の中では未知の世界! 仕事話しも良いが、主人公を取り囲む恋愛模様にもワクワクニヤニヤ。 静緒が男前でカッコいい!
0投稿日: 2014.11.29
powered by ブクログいわゆる外商って聞いたことはあるけど何やってるかは謎でした。確かに世界はごくごく一部のお金持ちが回してるのね・・・。さらっと読めるお仕事小説。
0投稿日: 2014.10.25
powered by ブクログ2014.10.21 読了 主人公の静緒(しずお・女性)は 地元のケーキ屋さんで働いていた。 そのケーキ屋さんの目玉商品が 百貨店の外商・葉鳥さんの目に留まり、 引き抜かれて 自らも百貨店の外商となり、 試行錯誤しながら 売り上げを 伸ばしてゆく。。。 そこに いろんな人間関係やらがある話。 この静緒の地元が なんと 私の住んでるとこで、 ちょいちょい 地元のシーンが出てくるので テンション上がりました! ときに 切ない話もあって、 涙が出る場面も。 トッカンも嫌いじゃないけど、 こっちも 面白かった。 ちょっと 淡々としてるかな。。。とは 思ったけど。
0投稿日: 2014.10.21
powered by ブクログ嫌な男に 蹴りを入れる 男前な 静緒さん、ステキです♪ 本全体から 宝石を散りばめたような キラキラ感が出ていて ワクワクして読むことができました。
0投稿日: 2014.10.11
powered by ブクログ外商って一握りの裕福な人々が高価な品々を買い求めるお手伝いをするのだとばかり思っていた。 映像化しても楽しそうだが、文中に描かれる高価な品々を考えると難しいかな。 外商として成長していく静緒のその後もいつか読んでみたい。
0投稿日: 2014.09.30
powered by ブクログ単純に面白かった。 うかがい知れない上流階級。 お金を気にせず、百貨店で思う存分買い物してみたいものだ。
0投稿日: 2014.09.13
powered by ブクログ離婚を経験し「自分には恋愛は向いていない」と結論づけた、百貨店で働く女子、鮫島静緒。 高卒、製菓専門学校出でバイトから叩き上げ、出世した外商部で、慣れない外売という仕事につき、上流階級のお客様を相手に戸惑い苦悩しながらも、仕事の楽しさや、人間関係の素晴らしさに気がつくという話。 仕事をバリバリこなし成長しながら、外商という仕事のノウハウや人生観、自分の求める男性像を考えるといったお話です。 一般人には馴染みのない外商という仕事がどんなものなのか…。 冠婚葬祭、出産からその客の人生の終わりまで、無茶な注文すら叶えるために奔走し、その客の人生のパートナーのようなものなのだと、教えてくれる一冊です。 ちょっぴりほろ苦い、大人女子のためのエンタメ感のある作品
0投稿日: 2014.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
デパートの外商の仕事をしている離婚暦がある30代後半の静緒。 もともとはパティシエをめざしていたが、作るより売るほうが向いていたようで、成績はまずまず。 外商のお客さんは来店する人とは違い、まさに上流階級の人々。 静緒は新しいお客様を得るために自分が超高級マンションに住むことにする。 そこでなぜか気の合わない同僚とルームシェアすることになったり、マルボウのお客様に手を焼いたり、キレたり、すてきな上司にあこがれたり、というのはまんがみたいかな。 それでも仕事に一直線で、一生懸命でひたむきな静緒を応援したくなる。 普段知ることのできない外商の仕事や、上流のお客様の生活を知ることができて、楽しかった。 普段外商を利用している人も他のお客さんがどのように利用しているのか興味あると思う。
0投稿日: 2014.08.12
powered by ブクログ百貨店が好きな人にはおすすめ。流れるような展開で、所々に惹きつけられる言葉が散りばめられていて、この本自体が宝石箱のような輝きを見せてくれる。
0投稿日: 2014.08.10
