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総合評価

117件)
3.6
14
39
40
6
2
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    ジョーカーゲームシリーズの中では1章がとても長く感じて、裏の裏の裏というか、結局目的はなんだったのか、この人は誰だったのか等明確に描かれてなかったからよく分からなかったなとおもうことが多かった。 「パンドラ」はいつD機関が絡んでくるか待っていたけど、見えないところに存在を感じられて好きだった。

    0
    投稿日: 2025.12.24
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    4作目。今までと少し異なる華やかな、且つ退廃的な雰囲気が印象的でした。このシリーズは最後の最後まで読まないと、各人物の行動の意味が解らないのが魅力的ですね。良い意味で裏切られ続けました。

    0
    投稿日: 2025.12.07
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    「ジョーカーゲーム」シリーズ第四弾。 帝国陸軍内に極秘裏に設立された諜報組織D機関。 陸軍では外から来たものを「地方人」と蔑称で呼ぶ。 しかし、その陸軍学校以外の一般大学出身から頭抜けて優秀なもののみを選抜して組織された異能集団。 華族に生まれ、陸軍中将の妻となった女が鬱屈した日々を過ごしながらも、20年の時を経てかつて交わした約束を果たしに現れたのは。 満州での鉄道列車内での多国間スパイの静かな戦い。 本作では、ジョーカーゲームシリーズでメインのD機関、伝説の男結城中佐の登場が少ないのがやや寂しい。

    1
    投稿日: 2025.08.21
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    シリーズを読み終えてしまった。。 いちいちラストが格好いいんだよなぁ。 早く次作が上梓されないかな。

    1
    投稿日: 2025.07.18
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    ジョーカーシリーズ好きだったんだけどこれで終わりなのかな?1作目の感じが1番好きだけど、やっぱりこれも安定して面白い。続編に期待!

    0
    投稿日: 2025.07.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ワルキューレ 逸見五郎 映画『二人のスパイ』で日本のスパイ、ゼン・トーゴーを演じる。 クルト・フィッシャー   映画『二人のスパイ』でドイツ陸軍から派遣された若きスパイ、シュテファンを演じる。 ミツコ トーゴーの婚約者。 雪村幸一 新作映画のお披露目会の招待客。逸見にサインをもらう。日本大使館の内装を請け負っている。 キャシィ・サンダース 逸見がハリウッドの撮影所近くにあるバーで知り合った女優志望の若い女。 マルタ・ハウマン 逸見がドイツで親しくなった若い女優。 ヨーゼフ・ゲッベルス ナチス宣伝大臣。 レニ・リーフェンシュタール ヨーゼフの愛人とも噂されるナチスお抱えの映画人。 フィリップ・ランゲ 映画監督。 舞踏会の夜 加賀美顕子 戸部山千代子 男爵夫人。旧姓は大崎。顕子とは学習院女子部時代から二十数年来の付き合い。 五條直孝 顕子の実父。旧清華侯爵家当主。 伴 運転手。 マコ 顕子がダンスホールで仲良くなった。 ミスタ・ネモ 顕子が愚連隊に追われているところを助けた。 グルー 駐日アメリカ大使。 アリス グルーの妻。 エルシー グルーの娘。 オット 駐日ドイツ大使。 インデルリ 駐日イタリア大使。 アンリ 駐日フランス大使。 加賀美正臣 陸軍大佐。顕子の父親が勝手に決めてきた婚約相手。 桐生友哉 軽井沢の秘密倶楽部で出会った美青年。 パンドラ ヴィンター 警部。 ホプキンス 巡査部長。 ジョン・ラーキン 外務省勤めの下級官吏。 フレドリクス・オグデン ロンドン市内で貿易省を営む。 サー・ウィリアムス 専門は英国国内のスパイの摘発。 アジア・エクスプレス 瀬戸礼二 大東亜文化協会満州支部事務員。 アントン・モロゾフ 在満ソ連領事館に勤務する二等書記官。 結城 中佐。かつて日本帝国陸軍の伝説的なスパイだったと噂される。陸軍秘密諜報員養成所、通称“D機関”を設立。

    1
    投稿日: 2025.07.02
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    「ジョーカーゲーム」シリーズ第4弾。 最終巻。 これも読み易くて面白い。 D機関のスパイは優秀だ。 全編を通して読んで良かった。

    0
    投稿日: 2025.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    スパイは疑われたら終わり。どこに現れるだろうかと注意深く読んでるつもりなのに気づくと終わってしまっている話ばかりで、これこそD機関が育てたスパイの仕事なんだなぁと思わされる。あっという間な一冊。

    0
    投稿日: 2025.04.10
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    D機関か活躍するスパイミステリーの短編集、1作目から変わらないところが良い。 ワクワク感は1作目からすれば優しくなってしまうが、いろんな切り口かあって楽しかった。個人的には「舞踏会の夜」が良かった、読み手を誘導し、うまく騙されつつ、それでも受け入れてしまう。結城中佐がやっぱりカッコイイ。 これが今のところの最新刊と思うと次が無いのが寂しい。まだまだ読みたい!

    8
    投稿日: 2025.03.30
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    D機関が暗躍するスパイ・ミステリ小説。 毎度ドキドキしながら読んでしまう。 「パンドラ」が印象的だった。

    0
    投稿日: 2025.01.03
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    シリーズ第4弾。 今回も痛快です。 「いつの間に」「なんでわかるの」という感動があり、 スパイの取る行動にいちいち感服です。

    0
    投稿日: 2024.12.04
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    「ジョーカー・ゲーム」シリーズの再読。序盤ではこの話のどこにD機関が関係するんだろうと不思議に思う短編ばかりなのに、気づけばどこにでもスパイは潜んでいる。再読でも先が読めない展開で面白かった。

    1
    投稿日: 2024.10.19
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    仮面舞踏会、ドイツの映画撮影所、疾走する特急車内――。大日本帝国陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ組織「D機関」が世界を騙す。ロンドンでの密室殺人を舞台にした書き下ろし短編「パンドラ」を収録! 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA/角川書店; 一般文庫版 (2016/3/25) 発売日 ‏ : ‎ 2016/3/25 言語 ‏ : ‎ 日本語 文庫 ‏ : ‎ 304ページ

    0
    投稿日: 2024.10.16
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     「ジョーカー・ゲーム」シリーズ第4作。  <日本帝国陸軍内に結城中佐によってスパイ養成機関--通称“D機関”--が秘密裏に設立された>。  シリーズのほぼ全ての作品に登場するこの文言を些かくどく感じていたが、本書収録の「ワルキューレ」ではこの文言が終盤に覿面の効果を齎す。シリーズの読者が何度も言われなくても解っていると軽視し、読み飛ばすことで<D機関>の由来が“見えなく”なる仕掛けに心底びっくりした。

    0
    投稿日: 2024.08.29
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    D機関の4作目。今作はスケールが大きくなり、よりエンターテインメント性が強くなっています。また、背景の描写も深く、登場人物に感情移入ができ楽しく読むことができた。

    0
    投稿日: 2024.06.20
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    キレッキレスパイ第4弾 うーーん ここまで同じ調子だと免疫ができて、読書レベルの浅い私でもヲチが容易に想像できてしまいました… 今しばらくはお腹いっぱい どんなにピンチになってもD機関は不滅 これは揺るがない(のか?

    50
    投稿日: 2024.06.10
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    4巻に渡るD機関シリーズが、日本の上層部の腐敗と日独をめぐる不穏な気配を色濃くして終わり、その先の戦争や国際情勢での惨禍を想起させるのは秀逸。 ただのかっこいいスパイたちの物語ではなく、歴史の見えないけれども存在したかもしれない側面を描きたかったのだろうと感じた。

    1
    投稿日: 2024.06.06
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    柳広司得意のスパイ組織D機関のシリーズ4冊目。 D機関のスパイが諜報戦で活躍する。 日本のみならず、ドイツの映画撮影所、ロンドン、満州など時代背景も含めて面白い。 少し飽きてきた自分を認識しているが面白いのは間違いないです。

    1
    投稿日: 2024.04.29
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    ハマり始めて読んだが、ジョーカーシリーズでラストワルツが一番好きかもしれない。 割と登場人物が死んでしまったり、戦時中の話なので暗い雰囲気がどうしても出てしまうが、恋愛チックな要素が入ると少し救われる気持ちになる。 新書版を読んだ後にアニメ表紙の小説版を借りたら、パンドラが収録されていてラッキーだった。 あまりD機関の影が見えない話だったけど…

    1
    投稿日: 2024.03.09
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    それぞれの構成員にドラマがある。必ずしも主役に位置付けられてないストーリーがあるのも面白かった。「殺さない、殺されない」をモットーにするスパイ機関のお話だけあって、血生臭い話はほとんどなし。絶望的だったり悲壮感満載だったりせず、淡々とした文章で専門的な用語とともに語られていくため読後感は爽快です。

    3
    投稿日: 2023.11.15
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    「ジョーカーゲーム」シリーズ4作目。 過去作品とダブらない設定で楽しませてくれました。 けど、強いて言えば、過去作品より緊張感はいくぶん緩んだかも。

    1
    投稿日: 2023.11.13
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    ジョーカーゲーム第4弾。戦況は、日本にとってかなり悪い方向に進んでいる様子。D機関のスパイ達が集めた情報も軍部では、上手く利用されていない状況のようだ。それでも彼らは、与えられた任務を完遂する。 今回は、事件舞台が華やかな感じ。当時の文化がうかがわれる。 「ワルキューレ」 ドイツ映画界を巻き込んだ、ドイツとの危機回避。なんとなく派手目なスパイだなと思っっていたら、海軍のスパイが主人公でした。 「舞踏会の夜」 戦況悪化でこれが最後となるだろう仮面舞踏会。 華族出身で陸軍中将の妻の女性は、自由奔放、夫とは仮面夫婦。長年の想い人との再会を、舞踏会に夢見る、って話かと思ったら、退屈しのぎの愛人とのスパイもどき。のつもりだったのだけど、それさえもD機関の手の内だったのかも。もしかして、結城中佐の若い頃の話なのかな。 「アジアエキスプレス」 満鉄特急の車内で情報売買の予定が、敵国スパイに発覚。まさか、初殺人かと思いきや、見つかったのを見つけてきちんと捕獲。スパイは、手品もできます。

    41
    投稿日: 2023.06.02
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    80年も前の第二次世界大戦頃の世界を暗躍するスパイ組織の話しではあるのに、なぜか今まさに現代の話であるかのように感じる。歴史は繰り返すのか?!  もちろんフィクションではあるけれど、『今』を切り取る鋭いストーリーに引き込まれた。どうか世界が平和に向かいますように…3.2

    1
    投稿日: 2023.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

     ワルキューレとアジア・エクスプレスの二つの物語はメディアの本質を語ってくれる。まず前者では、ナチスドイツが実際に用いたプロパガンダを取り上げている。具体的な手法を知りたい人は『わが闘争』(角川文庫)や『ヒトラー演説』(中公新書)などを読むといいが、この話を読むと、人は無意識のうちに報道側の思想に染まること、人が音楽と映像によって理性を失ってしまう恐ろしさがわかる。  後者の話に関して、本編のp296とp299で情報の扱いに対する苦労が描写されている。この話で鍵となる伝書鳩は、諜報活動が盛んであった当時、欧州において意外な活躍をしたとある。電信通信による傍受を防ぐために、あえて古典的なやり方で情報を伝えるのである。しかし、日本軍はこのような情勢を見ずに伝書鳩を過去の遺物と見なして切り捨てた。このように、たとえスパイたちが命がけで情報を収集したとしても、その情報を利用する者が有効に活用できなければ徒労に帰すのだ。

    1
    投稿日: 2023.04.29
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    「D機関」と呼ばれる秘密スパイ組織の短編集。 最初のアジア・エクスプレスがTHEスパイ物語って感じでした。 スパイは目立っちゃダメですよね。なんてことない普通の人がスパイに向いてますもんね。 映画や漫画でイメージが派手な印象だけど、ほんとはそんなんじゃないのが真実。

    3
    投稿日: 2023.03.09
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    戦時中の時代のスパイ短編集です。 登場するスパイたちはクールで殺伐としていますが、その活躍の舞台は、舞踏会の夜のように華やかさを感じさせたり、アジア・エクスプレスのように旅情を感じさせたりして、なかなかニクい演出です。 舞踏会の夜のスパイはズルいなあ。あれはコロッといってしまいそうだ。

    2
    投稿日: 2022.09.02
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    面白いと噂に聞いていたけど、なかなか読まずにいたシリーズ。なるほど、おもしろかった。 読み進めるほどに、次はどんな話だろう、D機関の面々がどんな活躍をするのだろうとワクワクしてしまう。 4作目のこの「ラスト・ワルツ」は「ジョーカー・ゲーム」「ダブル・ジョーカー」「パラダイス・ロスト」とほんの少しだけ趣向(?)が違うけど、別の角度からD機関を見ることができて良かったな。 結城中佐というより結城中佐が作ったD機関にワクワクしていたのだけど、「舞踏会の夜」は流石に結城中佐にときめいてしまった。 あれはずるい。

    3
    投稿日: 2022.08.23
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    D機関にしてはなんだかちょっと優しかったり、詰めが甘かったりして、違和感があった。 それはそういうことでしたか! いや〜裏切りませんな! いや裏切るんですけどね。

    1
    投稿日: 2022.08.08
  • まとまりにとぼしい

    D機関にまつわる連作短編集である。各々の短編そのものはまずまず面白いのだが、一冊の本としてみた場合、各短編間の関連性が殆どなく、ブツブツと切れてしまっている感じが残念である。D機関のメンバーが優秀なのはよく分かるが、ストーリーの展開があまりもご都合主義な感じがして白けてしまう。 とは言うものの単純に読み物として大変に面白い。

    0
    投稿日: 2022.07.25
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    だいぶ前に読了。 以下、メモ。 華族に生まれ陸軍中将の妻となった顕子は、退屈な生活に惓んでいた。アメリカ大使館主催の舞踏会で、ある人物を捜す顕子の前に現れたのは―(「舞踏会の夜」)。ドイツの映画撮影所、仮面舞踏会、疾走する特急車内。帝国陸軍内に極秘裏に設立された異能のスパイ組織“D機関”が世界で繰り広げる諜報戦。ロンドンでの密室殺人を舞台にした特別書き下ろし「パンドラ」収録。スパイ・ミステリの金字塔「ジョーカー・ゲーム」シリーズ!

    1
    投稿日: 2022.06.24
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    シリーズで1番小粒な印象。 世界観は面白いが、お話がややスリリングではない。 あくまでも過去作品と比べてたが。 期待値が高かっただけに残念。

    0
    投稿日: 2022.05.09
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    題名がラストワルツで、なんらかのロマンスを想像し、その終わりがあるのかと思いつつ読み進めた。 「ワルキューレ」で日本海軍のスパイが準備した拳銃がワルサーP38、銃器には疎いが、これはルパン三世が使っているので知っている。 「舞踏会の夜」では結城と顕子のロマンスを期待した。女性を優しく泳がせ、危険が迫ると先回りしているあたりが、結城がルパン三世と被る。 「アジア・エクスプレス」はこれまでの柳広司氏のスパイもので終始死ぬな、殺すなのポリシーが顕著に表現されている。盗むけど殺さないルパン三世と同じである。 「パンドラ」では密室殺人に目が行きがちだが、相手の得意な領域で凌駕する結城の軌道修正する指導力がスマートである。スマートさはまるで・・・言わないでおく。 ドイツの状況から既に日本の敗戦濃厚は、歴史的にも、日本は掴んでいた。それでも戦争に突入した事で多くの国民が傷つき、亡くなっていった。今の日本は歴史的に変わっているのだろうか? 顕子の言葉に余韻が残る。「それでも人は変わらない。世の中が変わるだけだ。」

    5
    投稿日: 2022.05.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『ジョーカー・ゲーム』シリーズ三作目。 いつもながら、誰にも知られることなく(承認欲求などというものを持つこともなく)己の才能とプライドのみを頼りに難しい任務を淡々とこなすD機関の活躍と、その鮮やかなどんでん返しがおもしろかった。 「ワルキューレ」 ドイツで活躍する日本人俳優兼映画監督の逸見に、日本からのスパイ雪村は内装技師として近づく。目立たないようにというスパイの鉄則を守りながら任務をこなす雪村だったが、日本大使館大使室の隠し部屋にユダヤ人映画監督が隠れていることに気づく。雪村は、二つの案件をまとめて解決するために映画ばりの爆発スタントを繰り広げ、自分は死んだことにした。 こんな派手なことをD機関がするのかな? と思ったら最後にもう一回どんでん返し。雪村は海軍のスパイで、彼に情報を渡したり死体を手配していたのがD機関(前作『柩』に出てくるスパイ)だったとわかり、おー! となった。 そして最後に二人のスパイが交わす言葉。雪村は、ナチスの宣伝政策は早晩破綻すると見抜いていて、ハリウッドで作られる反ナチスプロパガンダは世界の人々を魅了する、と考えている。そして伊号潜水艦で帰国する任務の途中で自分は命を落とす、日本はもはや手の施しようがないところまで来ている、と感じている。 スパイたちの鮮やかな活躍と、それに値しない日本の状況の対比がつらい。 「舞踏会の夜」 これはシリーズを読んでいる読者なら、「この人が!」とラストで驚く一作だろう。私も「この方が御自ら!!」とびっくりした。 奔放な侯爵令嬢千代子は、若い頃に謎めいた軍人に助けられ、いつかワルツを踊ってと約束する。彼はどうやらD機関の人間らしい。 時が過ぎ、彼女は陸軍中将と結婚していた。恐らく最後の舞踏会になると思われる日、彼女はある男を待っていた。 諦めていたとき、ワルツが流れる。そして「踊って頂けますか」という誘い。仮面で顔を隠しているが、あのときの男だ。ワルツを踊る夢のようなひとときが終わると、彼は言う。「二度とこのようなことはなさいませぬよう」 令嬢が待っていたのはあのときの男ではなく、夫から盗み出した陸軍の情報を渡す相手。そしてあのときの男は、ペンダントにカクしていたマイクロフィルムを抜きとっていったのだ。男の手は、手袋の上からでもわかるくらいひんやりとして、作り物の手のようだった……。 いつもながら、D機関にとっては合理的な行動であっても、相手や読者にはちょっとした情というか粋のようなものが見える瞬間があって、心をグッと掴まれる。 他、ロンドンでの密室殺人「パンドラ」、高速鉄道という密室でのスパイ対決「アジア・エクスプレス」(子どもに協力してもらうところと、鳩がよかった)。

    0
    投稿日: 2022.02.27
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    今回もまた様々な視点で書かれていて、粒揃いな感じで面白かったです。 私は多分「ストーリーの裏で暗躍しているD機関のスパイ」ではなく「思わぬピンチを招きながらもなんとか切り抜けて任務を成功させるD機関のスパイ」が見たいんだなぁと、ここまで読み終えて思いました。 続きは出るのかこれで最後なのかはわかりませんが、この先D機関の面々はどうなっていくのかは気になるので(もう5年以上音沙汰ないようなので期待薄ですが)待ち続けたいです。

    0
    投稿日: 2022.02.16
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    相変わらずのD機関メンバーの超有能っぷりです。 謎解き自体はご都合的ではありますが、この超有能さにおいてなんとか読めてはいる感じです。 超有能は超能力とほぼ同義として捉えるなら、 スパイはエスパーってことになる?

    1
    投稿日: 2022.02.16
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    D機関シリーズ最終作。 シリーズ通して言えることですが、 これを読んでしまったら他のスパイ小説が 読めないんじゃないかと思うほどの完璧さ…。 これまでの3作と比べると、 派手さはないけどひたすらD機関のスパイ達を 陰に徹した役割で描かれてる。 アジア・エクスプレスはアニメ化作でもあり、 やっぱり映像にすると見栄えがあるんだよなぁ。 『ジョーカー・ゲーム』から始まり、 最後まで結城中佐の魔王の貫禄には驚かされました… 最高ー!! D機関シリーズが、こういうシリーズもので一番好きです。

    0
    投稿日: 2022.02.06
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    シリーズ第四作。舞踏会でワルツを踊る結城中佐。まさかのロマンス?そんなはずなく、やっぱり任務を果たしてました。続編でないかな。

    3
    投稿日: 2022.01.10
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    多くの人間が営みを続ける中、ある一瞬まるで都市伝説のように遭遇する影。 曖昧にして強烈な印象だけを残して消えるD機関のスパイ。 今回の短編たちは人の関心を集める死の傍での綱渡りが描かれてた。 それを一番象徴するロンドンでの密室殺人。 巧みなプロット...。惚れ惚れ。 クールで知的なのに絶妙にとっつきやすいこの文章を読んでるだけでめちゃめちゃ気持ちいいのでアタリとかハズレとかあんまりない。 4作読んだけどどれが一番好きだったかなあ。またぜんぶ並べて1人あーだこーだやるのも楽しそう。

    0
    投稿日: 2021.12.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ほとんどの話でD機関が、徹底的に影の存在として描かれており、まさに裏で周りを様々な形で操っているように感じた。

    0
    投稿日: 2021.10.17
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    D機関シリーズは、安定の面白さ。 こんなに優秀な人間が揃っているのに、そこから得られた情報が、必ずしも有効利用されているわけではない。この言い訳が前作あたりから目立つようになってきたけど、これを免罪符にして、ずっと続けていけると思うけど。タイトルからして心配だけど、次作ってもう発表されているのかな?

    0
    投稿日: 2021.10.09
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    図書館で。 読んだつもりでいたら、読んでなかったみたい。 オリンピックってそういう歴史背景もあったんだ〜とまさにタイムリーだなぁなんて思いながら読みました。オリンピック自体はどうとも思わないけど、政治的なアピールとかそういう利用をされやすい存在なんだな、とか。ベルリンオリンピック、今度きちんと調べてみようと思いました。 後は有閑マダムの話で、エロイカより愛を込めてのワルツの話をふと思い出しました。エロイカももう一度きちんと読みたいなぁ〜

    0
    投稿日: 2021.08.22
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    例えば「特急アジア号」の描写がよく書き込まれていたり、独ソ不可侵条約で平沼内閣が総辞職したエピソードなどのあまり知られていない(知らないのは僕だけかもしれんが)歴史的事実が書かれていたりするのが、とてもその当時のことをリアルに感じることができて勉強にもなるのが、読んでいてワクワクする。柳広司作品をもっと読みたいと思う所以である。

    0
    投稿日: 2021.08.14
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    購入済み。 2021.11.14.読了 ジョーカーゲームシリーズは本当におもしろい。 シリーズはほとんど読んでしまい、この作品が最後なので大事に取っておいたが最近、納得のいく小説に出会えてなかったので、とうとう手を出してしまった。 やっぱりおもしろい。やっぱり好き。 長編好きの私は基本的に短編集はあまり読むことがないが柳広司は別腹! もっと読みたいなぁ。新作出ないかなーー。

    0
    投稿日: 2021.07.08
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    ぼちぼちでしたね。 久々のお気に入りの?!D機関のシリーズでしたがなんとなく飽きたのか期待値が大きすぎたのか痺れることなく終わりましたね。 ちょっと残念でしたが、まーぼちぼち読めましたね。

    0
    投稿日: 2021.06.02
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    これまで全作読んできました。 もちろん全て面白いのですが、本作に関しては1つのストーリーがちと長すぎて、本シリーズの醍醐味である、スパイ映画のクライマックスのどんでん返し的なスリリングさを味わう機会が少ないのがやや残念。 シリーズ通して、是非映像化を!と書こうと思って調べたら既にされてましたw 楽しみがはひとつ増えた♪

    1
    投稿日: 2021.05.23
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    華族に生まれ陸軍中将の妻となった顕子は、退屈な生活に惓んでいた。アメリカ大使館主催の舞踏会で、ある人物を捜す顕子の前に現れたのは―(「舞踏会の夜」)。ドイツの映画撮影所、仮面舞踏会、疾走する特急車内。帝国陸軍内に極秘裏に設立された異能のスパイ組織“D機関”が世界で繰り広げる諜報戦。ロンドンでの密室殺人を舞台にした特別書き下ろし「パンドラ」収録。スパイ・ミステリの金字塔「ジョーカー・ゲーム」シリーズ!

    0
    投稿日: 2021.01.31
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    3編収録。うち2編は非アニメ化。その2編は派手さはなく静かであるが、知的なストーリーで楽しく読める。このシリーズを生み出してくれたことにあらためて感謝。

    0
    投稿日: 2020.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結城中佐が作り上げたD機関 最終巻。 「アジア・エクスプレス」満州での話。 「舞踏会の夜」まだ若いころの結城中佐と華族令嬢の話。贅沢は敵なので、最後の舞踏会が開かれ、再会。 「ワルキューレ」ベルリンでの話。 読み終わってから時間がたってしまった

    2
    投稿日: 2020.12.13
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    〇学んだこと 1.情報は集めるより使う方が難しい。 2.科学技術の発展により、戦争は個々の兵士の優秀さが意味をもたないようになった。 3.致命的な失敗は得意分野で起きやすい。情報戦を疎かにすれば敗北が待つだけ。 4.スパイは平時においてこそ活躍する。いったん戦争が始まれば存在意義そのものが失われる。

    8
    投稿日: 2020.12.01
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    「ジョーカーゲーム」第4弾。 今回も各エピソードに分かれる形。 D機関メンバーの出番が少ない気がしたな。最後のええとこで登場って感じで。 まぁ、スパイなんで、ほんまは目立ったらアカンから、そんなもんかもしれんけど、小説なんでね。 海軍のスパイがメインのもあったけど、結構、優秀そうやった。どんな機関とかなのか気になった。そもそも、陸海軍バラバラで諜報活動とか無駄な気も? まっ!いずれのエピソードもスマートで、クールで、カッコ良い。 結城中佐のエピソードなんか、「イケメン&クール&強い&賢い」って、天は四物も与えてる!笑。 スラスラ読めて面白い!

    19
    投稿日: 2020.11.28
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    映画撮影所や舞踏会、満州鉄道など世界中で諜報戦が繰り広げられる中、D機関のスパイが、相手の裏の裏をかいてミッションをクリアする姿が格好いい。この感想はシリーズ通してのもの。本作品は、D機関のスパイが少し前に出ている感じがある。これくらいの方が自分好みかなあ。相変わらず結城中佐の存在感が大きい。特に何か行動するわけでもないし、ほとんど登場しないのだが、まさに“魔王”のごとく不気味な存在となっている。さて、本作品が4作目で最新なのだが、続編はあるのだろうか。完結するものではなさそうなので、新しいエピソードを読みたい。

    0
    投稿日: 2020.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ワルキューレ」 冒頭の映画がそのままに、逸見自身にふりかかるところが面白かった。最後に描かれているたとえ機密情報を収集したとしても、上層部が無能ならばそれを活かすことができない。っというのは、いろんなところで描かれる「人は見たいものしか見ない。」というのの引用で面白かった。 「舞踏会の夜」 華族に生まれ陸軍中将の妻、という退屈な生活に飽き飽きしている女性を中心に話が進む。飽きた先に行ったものがスパイ行為で、それを咎めたのが初恋の相手っというのが、この作品には珍しくロマンチックな展開だった気がする。 「パンドラ」 ロンドンを舞台にした密室殺人事件もの。ただ、最後の展開が、過去作の失楽園とほぼ同じな気がする。 「アジア・エクスプレス」 高速列車を舞台とする密室ミステリー。解決に無邪気な子供を使うところが良かった。

    4
    投稿日: 2020.06.14
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     単行本を読了。 なので、文庫版に収録の『パンドラ』は未読。  3作の中では、『舞踏会の夜』が好き。 結城中佐が自ら任務に出るシーンに、ゾクゾクする。 ピリリとした独特の緊張感と、圧倒的な存在感。 面白かった。  『ワルキューレ』を読んでいると、昔のことなのに あれ?今似てない??と思わせられる時事的な問題があり、 考えさせられる。人間社会の成長と進化の度合いが 試されている気がしてならない。

    0
    投稿日: 2020.04.30
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    内容(「BOOK」データベースより) 華族に生まれ陸軍中将の妻となった顕子は、退屈な生活に惓んでいた。アメリカ大使館主催の舞踏会で、ある人物を捜す顕子の前に現れたのは―(「舞踏会の夜」)。ドイツの映画撮影所、仮面舞踏会、疾走する特急車内。帝国陸軍内に極秘裏に設立された異能のスパイ組織“D機関”が世界で繰り広げる諜報戦。ロンドンでの密室殺人を舞台にした特別書き下ろし「パンドラ」収録。スパイ・ミステリの金字塔「ジョーカー・ゲーム」シリーズ!

    0
    投稿日: 2020.04.20
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    本シリーズ特有のもう一歩一捻りがどのお話にもあって、さすが期待を裏切らない出来栄えだったと思います。 どうしても、こちらがその展開に慣れてくる所はありますが、シリーズ最初から好きで読み続けている私は十分楽しめました。 今回はD機関の人間以外の目を通してのお話が多かったのが、特徴的だった気がします。 個人的にはベストのお話は「ワルキューレ」か「舞踏会の夜」か迷う所です。 どちらも好きでした。 「アジア・エクスプレス」はアニメで先に観てしまっていて、アニメで観た時に覚えのないエピソードだと思ったのですが、読み損ねていただけのようです(^_^;) 先に本読んでおきたかったなー、と、思っております。

    0
    投稿日: 2020.03.27
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    本シリーズはどれもワクワクして読み進みます。 奥の奥のその先に何があるか、どのように展開していくのか期待が膨らみます。

    2
    投稿日: 2020.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ジョーカー・ゲームシリーズ第4弾。4作目ともなるとさすがにスパイネタが尽きてくるのか、前3作に比べていまいちの出来だった。とはいえ短時間で読みきれる軽い読み物ではある。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file7/naiyou15804.html

    2
    投稿日: 2019.12.01
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    ジョーカーシリーズ第4弾 これまでの話に比べてD機関の出番は少なかったが、最初の「ワルキューレ」「舞踏家の夜」ともに、そうきたか!というラストでいい感じに予想を裏切られた。 アニメで好きだった「アジア・エクスプレス」もようやく読むことが出来た。本の感想からは離れてしまうが、ジョーカー・ゲームのアニメと原作は見比べることでより一層お互いの面白さを引き立てていたと思う。 続編は出るのかな? 楽しみに待ちたい

    1
    投稿日: 2019.12.01
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    ジョーカーゲームシリーズ。 このシリーズは面白くて好きだけど本作は少し物足りなさを感じる。D機関の活躍が少ない。ただ次作が出ればすぐ読みたい。

    1
    投稿日: 2019.11.04
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    書き下ろし一編を含んだ短編が4つ。 単行本出たときに一度読んだけど、もう一度読み直し。 最後の「アジア・エクスプレス」以外はうろ覚えだった。 書き下ろしも推測主体で地味めの話。 好きなシリーズなので読み続けてきたけど、作中の戦局と同じく、少し手詰まり感があるような…

    1
    投稿日: 2019.09.23
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    2019年、22冊目は、今年になって読み始めた、「ジョーカー・ゲーム」シリーズの第4弾。現在発刊済みの最新作に至る。 あまり重複表現が好きではないので、今回、概要は割愛します。 さすがに、4作目となると、フルイに残った者が読むモノ、となってくるトコを逆手にとったのかな(?)と言う印象もあり。「ジョーカー・ゲーム」シリーズのスパイ・ミステリーの基本路線を踏襲しながら、ロマンスや、純ミステリー、エンタメよりに振ってきたりもする。 個人的には、第1章「ワルキューレ」のエンタメ感と、変化球的な、第2章「舞踏会の夜」は、かなり引き込まれた。「ワルキューレの夜」はエンターテイメントだし、点が線をなすし、結城中佐の他にも、優秀なスパイ・マスターが日本帝国軍にいるコト匂わすし……etc。一方、第2章「舞踏会の夜」はほろ苦い、中年の純なロマンスの皮を被ってるし……。 悪くない。4編とも違う面白さあるのよ。でもね。この並びに違和感を感じちゃう。前半偏重型に過ぎるんじゃないかな⁉️「D機関」の基本的教えで、今回もページ割くのが、ラストの「アジア・エクスプレス」ってのが……。 短編集、もちろん、連作短編集って、並び順って印象的にも大事だと思う。個人的には、この並び順が評価伸び悩みの要因の大きな肝にも思えるんだけど……。

    1
    投稿日: 2019.08.15
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    4作目。ちょっと期待しすぎたかな。やっぱり1、2が1番面白かった。3、4はマンネリ気味でさらっと読み終わってしまった。次はD機関全員での大作お願いしたいw

    2
    投稿日: 2019.06.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集であり、登場人物の背景が細かく描かれるわけではないのでサラサラ読める。スパイたちの日常、私たちの日常のもしかしたらあるかもしれない裏側をのぞいている気分になる。”得意な形に持ち込めばせいこうする”という思い込みは恐ろしい。

    1
    投稿日: 2019.06.16
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    面白かった 「ジョーカー・ゲーム」の第4弾! 帝国陸軍内の秘密裏に設立されたスパイ組織「D機関」が世界で広げる諜報戦。 本作では4編の短編が収められています。 ■ワルキューレ ナチス支配下のドイツでの映画制作現場での物語。 冒頭のシーンはいきなりのスパイアクションで、D機関ってこんな感じだったっけ?と思いきや、実はそれが映画のワンシーン。 映画を利用してナチスのイメージを確立しているゲッペルス。その映画業界で映画を取る逸見。映画スタッフ。そして、日本大使館の内装屋として潜入したD機関の幸村。 日本大使館に設置されたたくさんの盗聴器の謎。 ゲッペルスの謎の発言。 それらの意味するところは?といった展開です。 ■舞踏会の夜 陸軍中将の妻となった顕子の目線で語られる物語。過去、ある男にピンチを救われた顕子はその男と再び出会うことを期待して舞踏会へ。 しかし、その真相は?といった展開です。 ■パンドラ 密室での発見された死体。自殺か?他殺か? たった一人、ヴィンター警部だけは、殺人とにらんで、捜査を命じます。そして犯人が明らかになりますが、その背後にあったものは? ■アジア・エクスプレス 満州の特急車内で繰り広げられる、D機関の瀬戸とソ連の暗殺者との攻防になります。 社内で瀬戸の協力者が殺害されます。ソ連の暗殺者は誰なのか? 今までのシリーズ同様、エンターテイメントとして楽しめます。 スパイもの好きな方にはお勧め!

    5
    投稿日: 2019.05.25
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    ジョーカー・ゲームのシリーズ、なのでしょうが、登場人物に「D機関」に人と明らかに出てくることは少ないです。読み始めるとあっという間でした。

    1
    投稿日: 2019.03.17
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    ラスト・ワルツ 柳 広司 2019年3月4日読了。 柳広司のスパイミステリー「ジョーカー・ゲーム」の第4弾。 第二次世界大戦中、陸軍内に作られたスパイ養成機関。通称「D機関」超一流のスパイが世界で暗躍する。 ワルキューレ ヒトラー政権下のドイツにおけるストーリー。 ゲッペルズ宣伝省は映画を利用してナチス政権のイメージを確立させた大物だった。そのナチス映画業界で類稀なる才能で映画を撮る逸見五郎。ナチスのスタッフ。スパイとして日本大使館の内装屋として潜入した幸村。 ある日ゲッペルズが映画撮影所に訪れて、最近「幽霊が出るようだが…?」と意味深な発言をする。果たしてその意図は。幽霊とは。 舞踏会の夜 珍しくD機関のメンバーはほとんど出てこない。 華族の顕子の目線で物語が進んでいく。彼女はとある男に助けられた過去があった。その男とは… パンドラ イギリスで起きた密室での死体発見事件。 操作は誰がみても自殺が濃厚。と見られていたが1人の刑事がこれは殺人だ。と睨み捜査を続ける。 もう少しで容疑者に辿り着く間際、捜査は打ち切りに。その訳は一体… アジア・エクスプレス 満州の「あじあ」という列車内で繰り広げられるスパイミステリー。

    1
    投稿日: 2019.03.05
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    華族に生まれ陸軍中将の妻となった顕子は、退屈な生活に惓んでいた。 アメリカ大使館主催の舞踏会で、ある人物を捜す顕子の前に現れたのは―。 ドイツの映画撮影所、仮面舞踏会、疾走する特急車内。 帝国陸軍内に極秘裏に設立された異能のスパイ組織“D機関”が世界で繰り広げる諜報戦。 スパイ・ミステリの金字塔「ジョーカー・ゲーム」シリーズ!

    1
    投稿日: 2018.03.18
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    シリーズ1作目『ジョーカー・ゲーム』が非常に良かったがために、惰性で読み続けて第4作目。 スパイモノはもともと好きだけど、こちらのD機関はかつて日本に実在した陸軍中野学校をモデルにしてるというのもあって、一段と楽しめる。(本当にみんながこんな超人だったのかは疑問だけど) しかしこちら5作目の出来はソコソコです。娯楽として読み捨てるにはちょうどいい。 --- 121 「軍人は政治をやりたがる。政治家は戦争をやりたがる。そして、どちらも必ず失敗する」

    2
    投稿日: 2018.01.27
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    タイトルからシリーズラストかな……と思ったが、どうも違ったようだ。「舞踏会の夜」が象徴化されたものか? 華族のお嬢様の気まぐれ。D機関設立前の結城中佐が登場。陸軍軍人の夫人となってからのスパイのまね事。壮大な年月を経て、中国戦線が厳しさを増す非常時局に最後と思われる仮面舞踏会。なかなかロマンチックな短編となった。「アジア・エクスプレス」は、D機関員らしからぬ隙が見て取れてハラハラしたが、結末はソ連の暗殺者を返り討ちにしてホッとしてしまった。

    1
    投稿日: 2017.12.20
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    いつも通り面白かった。表紙の絵も毎回良い! 「舞踏会の夜」は女性から見て、結城中佐はとっても紳士でかっこいいよね。と確認できる話。

    1
    投稿日: 2017.11.29
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    他の巻は未読ですが、楽しめました! 4作目にしてこの濃さ、切り口の多彩さ(探偵モノ、密室スリラー、はたまた淡いロマンス......)。安定感がすごいですね。 スパイの世界のルールや道具が、創作とは思えないリアルさ。一体どんな取材をしたんでしょうか......。

    1
    投稿日: 2017.11.19
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    戦時中、こういったスパイ組織が日本にあったら、戦争にならなかったんだろうか。 最近、西村京太郎が、日本人は戦争に向いていない民族、というような話をしていたが、まさにその通りだな。 生き残ることを考えない戦争なんて、意味あるんか?

    1
    投稿日: 2017.09.30
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    びっくりするぐらいつまらない。D機関がほぼ出てこない。ネタ切れか?一作目のワクワク感がまるでない。次回作が出てももう読まないかもしれない。

    0
    投稿日: 2017.09.16
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    ジョーカー・ゲームシリーズ第4弾。 個人的には初めの頃のドキドキ感をあまり感じられなくなってきましたが、D機関や結城中佐のことを色んな角度から描いているのはおもしろいなと思いました。 あのころの日本には、D機関みたいなスパイ組織あったのかなあ。あんまり聞いたことないから、やっぱり「スパイ行為なんて大日本帝国はしない!」って考えだったのかしら。

    1
    投稿日: 2017.07.16
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    一五歳の、生意気盛りであった少女の頃に出会った“ミスタ・ネモ”を待つ貴婦人。二十年以上もの歳月を経て、ふたりがつかの間の再会を果たす舞踏会の夜。終幕を迎えるメロドラマ。古き良き大正時代に花開いたモダニズムは、昭和の戦争の業火に焼き尽くされて、二度と戻ることはない。一時代の終焉を告げる『舞踏会の夜』。 満鉄特急〈あじあ〉号の車内で、亡命を企てたロシア人が殺された。車内にいるはずの犯人を拘束するために、潜入していたD機関員・瀬戸が打つ一手とは……『アジア・エクスプレス』。 ベルリンに派遣された日本軍のスパイ・雪村。華やかな映画界の裏で、弾圧を受けるユダヤ人監督を国外へ逃す方法は。来るところまで来しまったナチス・ドイツ。そして日本。刻々と近づく戦争の気配色濃い『ワルキューレ』など三篇を収録。 ここに収録される短篇はみな、熟しすぎた果実の放つ濃厚な香り――芳醇だが、その底には腐敗が迫っている――と、みずみずしい時期を過ぎたものを見るときに感じるうら寂しさに満ちている。ながい大戦前夜の終わりが刻々と迫っている、そんな昏い予兆に満ちたシリーズ第四巻。

    1
    投稿日: 2017.07.15
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    スパイシレーズの第4弾! スパイってすごい!! 第二次世界大戦の時はウラでたくさんのスパイが動いて国を翻弄させてたんだろうな。今もそんな感じだとしたら怖い怖い!!とても勉強になったシリーズでした!

    1
    投稿日: 2017.06.20
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    感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201702/article_3.html

    0
    投稿日: 2017.02.17
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    書き下ろしの「パンドラ」が面白かった。事件の背後で暗躍するD機関の存在が、最後に浮かび上がることで、その底知れなさがより強く印象付けられる。そして、D機関のスパイが結城中佐の教えに忠実に淡々と職務を遂行していく「アジア・エクスプレス」もまた負けず劣らず面白いのが素晴らしい。

    1
    投稿日: 2017.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ジョーカー・ゲーム」シリーズ第4巻。相変わらずのD機関員無双である点と、ラストのオチにつき、それまでに適切な伏線が張られているわけではないので、読みながら謎を考えていくというミステリーの楽しみは低いのだが、そこを除くと少し面白みが湧くようになってきた。とりわけ、所々挟まれる日本陸軍への痛罵が小気味いい。

    0
    投稿日: 2016.12.21
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    安定感ある感じ。 Dのスパイっぽくないって思ったワルキューレの幸村はスパイだけどDではなかった! 華族のお嬢様のお話はなんかセピア色の映画をみてるような気分になりました 2016.12.17

    1
    投稿日: 2016.12.17
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    ジョーカーゲーム4作目 安定の面白さ これまでもそうだったけど、この人がスパイじゃね?と思いながら読むと意外とあたる そして、この人D機関らしからぬミスをするなぁと思ってたらD機関の人ではないとかね 設定からしてD機関は「俺強ぇー小説」そのものなんだけど、ただ単に誰かが無双するだけでない仕掛けがあるのがよい 行動の裏の裏にまで意味を持たせる構造はなかなか面白い アジアエクスプレスでアニメ化したお話は全部出たので、これから出るのはすべて初のお話になる なので、次回作も楽しみです

    1
    投稿日: 2016.12.07
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    全て面白かったです。 Kindleじゃなかったのでなかなか手をつけられなくて読むのが遅くなりました。 Kindle化希望。

    0
    投稿日: 2016.11.09
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    4作目ともなれば、目新しくもなく、だよねーって感じです。でも好きなシリーズなのでついつい読んでしまいます。 3作目はおいおいってのが多かった気がしますが、今回は「パンドラ」だけでした。D機関さえいれば、戦争にならなくてすむじゃないか。

    0
    投稿日: 2016.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ジョーカーゲームシリーズを読み切ってしまうのがもったいなくて少し寝かせていたけど、やっぱり読みたくてじっくり読んだ。 今回は、全体的にジョーカーゲームらしくない感じがした。D機関がメインではなかったからか、作風が少し変わったのか。。 ●ワルキューレ すごく長く感じた。一体だれが騙されていてだれがスパイなのか分からぬままコロコロ場面が変わって、俳優も怪しいけど雪村もなんか、胡散臭い・・・と思っていたら、海軍にもスパイがいたのか。種明かしをされる度に3、4回振り回された感じ。 そして「マキ」!それって、「柩」の真木克彦?!あのお話しがすごく好きなので真木が再登場していて嬉しかった。しかし柩でイメージしていた感じと違って、素の真木は横柄な性格なのかな。偽の経歴を被っているからか、別人に感じた。柩では生きている真木はほぼ知らないけど。全て真木はこの後死んでしまうって思ったらやっぱり悲しい。 ・・・正直本編より真木の動向が気になりすぎて永遠に語れる(笑) 人種が違うという理由だけで人の命を奪っていたナチスの罪は、重すぎる。自分の利益だけ、自分の意志だけを通したいと思う人は恐ろしいし、破滅しかない。 雪村が、D機関がどれだけ優秀でも日本はもう手遅れだ、と遂に言及していて、同じ考えであろうD機関員はそれをどう受け止めているのか・・・気になる。できれば戦後のD機関も見てみたい。 ●舞踏会の夜 戦前の華族のお嬢様の生活好きすぎる・・・! どこに行っても、完全な自由なんてないと悟った顕子。 若かりし頃の結城中佐が謎すぎて。なぜスパイになったのか、その頃から長髪で活動していたなら、軍ではかなり目立ったのでは・・・など。 顕子はその結城中佐をずっと思い続けて舞踏会に現れるのか期待している・・・なんてメルヘンな話ではなく、顕子がスパイ活動をしていたなんて。 どこまで本当で、嘘なのか分からない中、真相が二転三転していくのが面白くて、ずるい。 ●パンドラ まずヨハネ黙示録が怖すぎる。戦時中、どんどん新しい武器や飛行機・戦車が開発されていって、だれも止められない、後戻りできないほど激化していったのだろう・・・。 本格的な推理の中にもD機関。催眠で人を動かすタイプのスパイは「失楽園」でも出てきたなぁと。 「スパイにとって殺人は最悪の選択」だとすでに結城中佐に叩き込まれている為、D機関の方が警察より上手だと言える。 ●アジア・エクスプレス 子供たちと列車の旅と鳩。列車内では殺人事件が起こるのに、なぜかとても爽やか。 スパイ養成学校時代の話が好き。自分にはこれぐらいできて当然、というとんでもなく高いプライドだけでなんでもこなす人達が見てみたい。 危うく車掌に捕まるのかと思いきや、逆に負かしてしまうという優秀さ。瀬戸はすんなりD機関の人間だった。やっぱりD機関が主人公の方が臨場感があって楽しい。 伝書鳩ってそんなに正確に飛べるものなんだ。 おさらいのような、まとめのような感じのお話。 20161007

    1
    投稿日: 2016.10.08
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    「ジョーカーゲーム」シリーズ 「アジア・エクスプレス」 「舞踏会の夜」 「ワルキューレ」 収録。 1/31「ジョーカーゲーム」亀梨和也主演で映画化

    1
    投稿日: 2016.09.25
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    今回も裏に表に活躍暗躍するD機関。 巻を重ねるごとに情勢は悪くなっているけれど 彼らは彼らの仕事をするだけであるし、 そんな中でもスルリと生き抜いていくのだろう。 表題のラストワルツに通ずる舞踏会の夜、さすがの結城中佐ずるいかっこいい。 あとなんかもう鳩になりたい。

    0
    投稿日: 2016.08.16
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    シリーズ4作目、すでにお馴染みの感がある世界が出来上がっている。 ここのところ、ちょっと内容に不満が残る別の連作集などを読んだばかりだった影響があるのか、漠然とした不安を感じながら読み始めたわけだが、結果的にそれはまったくの杞憂で、いつものように濃密に練り上げられたプロットが限られた紙幅に込められており、満足を抱くと同時に安心した。 ここまでか、と読者がフッと気を抜いたところに、もうひと押しドンと来るから、読んでいて心地がいい。 どうしても「ゴルゴ13」と印象がカブってしまう。

    1
    投稿日: 2016.07.16
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    中野学校ではない帝国陸軍スパイもの。 ナチスドイツ、中国大陸、日本国内と、舞台をかえたいくつかのエピソードが入っている。 個人的には「舞踏会の夜」が良かった。

    0
    投稿日: 2016.07.10
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    結城中佐率いる異端異能の諜報機関「D機関」の面々が活躍するシリーズ第4弾。 今回、これまでの3作とは異なり、本作のタイトルである「ラスト・ワルツ」を表題に冠したエピソードは収録されていませんが、このタイトルの意味をしみじみと考えさせられる印象深い短編「舞踏会の夜」が個人的には一番のオススメです。 作中の時勢は、関東軍(本作を読んでると、当時の日本陸軍は救いようのない馬鹿揃いに思えてきます)の自作自演の暴挙に始まる満州事変や、ドイツではナチスの台頭と他国への侵攻など、いよいよ第二次世界大戦の火の手があがってきました。 本作の最後のエピソードに出てくる、「スパイは平時においてこそ活躍する存在だ。いったん戦争が始まってしまえば存在意義そのものが失われる・・・・・」という言葉から、「D機関」の行く末が気になるところではあるものの、この極上のエンターテイメントの続きが読めることを祈るばかりです。

    1
    投稿日: 2016.07.06
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    文庫で揃えてしまっていたので『ラスト・ワルツ』はいつかいつかと待っていたけれど、アニメのおかげで早めになってよかった。アニメも毎回楽しみにしていたので、見比べたりも楽しかった。 小説しか読んでいない時は、とにかくD機関の人間は見えているようで見えていない人間のように、良い意味で感情移入が困難だったのだけど、アニメで多少なりとも外見という個別の情報が設定されたので、感情は込めやすくなった。その代わり、与えられた情報はすべて全く違うものである可能性を常に意識することとなり、それがまた良くも悪くも見えているものの外側にある無限の可能性を考えることになる。 かといって煙に巻きすぎることもなく、とりあえずは見えているものの中で読者を楽しませてくれる落とし所はきちんとおさえている。 柳作品はそこまでたくさん読んだことはないのだけど、長編よりもこういう短編連作のほうが間延びしなくて性に合う。またいつかどこかのD機関の話を見せて欲しい。面白かった!

    1
    投稿日: 2016.07.04
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    シリーズ4作目 4編収録 国内外で暗躍するD機関。 本書でも見事な手腕を見せてくれます。 4作目でもダレる事なく、どれも趣向が違うので 最後まで面白く読めました。 現実と創作の見事なバランスが素晴らしい。 読み出すとやめられない、 何度も読み返したくなる 忙しい時ほど読みたくなる 困ったシリーズです

    1
    投稿日: 2016.07.03
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    「死ぬな、殺すな」D機関のスパイ達の大活躍。 相変わらずかっこいいわ。 そして結城中佐、相変わらず、怖いわ。

    1
    投稿日: 2016.07.03
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    ジョーカー・ゲームシリーズ第4弾 4編の短編からなる一冊 ネタ切れする事なく、疾走感のある読み応え ただ、ロンドン市内で起きた事件へのD機関の関わり方が少し唐突な印象 そこが少し残念

    1
    投稿日: 2016.07.01
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    ジョーカー・ゲームシリーズ第4弾 4つの短編からなる一冊 ネタ切れする事なく疾走感のある読み応え ただ、ロンドン市内で起きた事件へのD機関の関わり方が少し唐突な印象

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    投稿日: 2016.06.30
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    『ワルキューレ』の終盤に出てくる台詞、『暗号名はたしか''マキ''……。』に引っ掛かった方は『ダブル・ジョーカー』に収録されている『柩』をご参照あれ。

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    投稿日: 2016.06.29
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    ■加速する頭脳泉、ついに最高潮へ――!異能の精鋭たちによる、究極の騙し合い! 華族に生まれ陸軍中将の妻となった顕子は、退屈な生活に倦んでいた。アメリカ大使館主催の舞踏会で、ある人物を捜す顕子の前に現れたのは――(「舞踏会の夜」)。ドイツの映画撮影所、仮面舞踏会、疾走する特急車内。帝国陸軍内に極秘裏に設立された異能のスパイ組織“D機関”が世界で繰り広げる諜報戦。ロンドンでの密室殺人を舞台にした特別書き下ろし「パンドラ」収録。スパイ・ミステリの金字塔「ジョーカー・ゲーム」シリーズ!

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    投稿日: 2016.06.12
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    「ジョーカー・ゲーム」シリーズ第4弾。 ドイツの映画撮影所でナチスの宣伝大臣ゲッベルスと対峙した日本人スパイを描く「ワルキューレ」、疾走する特急車内で「スパイ殺し」を目的としたソ連の秘密諜報機関“スメルシュ"に狙われるD機関の諜報員を描く「アジア・エクスプレス」、退屈な生活に惓んでいた侯爵家令嬢が語る己の半生を描いた 「舞踏会の夜」等、4編の短編集。 前作同様、裏の裏をかくD機関の諜報員の暗躍を、緊迫感あふれるタッチで描いてます。 短編ならではの急展開が疾走感を倍増させ、手に汗握りながら読みました。 「舞踏会の夜」は珍しく女性が主人公のお話。 華やかな舞踏会で己の反省を振り返る華族の令嬢が語る回想は、なんともロマンチックで艶やかな雰囲気。 結城中佐とのロマンスが語られるのか?と期待したのですが・・・まあこんなものよね笑。 D機関のスパイがほとんど登場しない「パンドラ」も地味ながら面白かったし、特急列車の密室劇を描いた「アジア・エクスプレス」もミステリーらしくて楽しめたし、満足です。 過去話を書けばいくらでもD機関シリーズは続いていきそうですが、敗戦に向かう日本の状況の中でのスパイ達の活動はあと一波乱あって終わりってところでしょうか。 最後の盛り上がりを楽しみにしてます。

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    投稿日: 2016.06.05
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    シリーズ第4弾。持ち直してきた。あまりに完璧な「ジョーカー・ゲーム」はもう二度とない、と悟った読み手の期待値がいい具合に下がったとも言えるかな。「舞踏会の夜」みたいな攻め方をすると、シリーズは延命できるかと存じます。一方で、実在の人物を普通に出す作品は、プロットの現実味を逆に下げてるんで避けてほしい。割と辛口に書いていますが、次が出たらまた読んでしまう自信100%です。

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    投稿日: 2016.05.28
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    『舞踏会の夜』は、まさかのロマンチック展開で最高でした。これだけでも買った価値あると思った。やっぱり結城中佐が大きく関わるエピソードは面白いな。

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    投稿日: 2016.05.20
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    まだまだ続くD機関の活躍。 衰えることのない〝相手を出し抜く〟爽快感に満足。 「ワルキューレ」には有名人も登場。 アニメで放映された「アジア・エクスプレス」もタイムリーに収録されている。 毎回思うことだがD機関の終焉がどう描かれるのか、もしくは描かれないのかが気になる。 次もあるなら待ち遠しいシリーズ。

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    投稿日: 2016.05.16