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総合評価

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    日本赤軍の吉岡がスペインのETAでテロ活動。 1973年に殺されるが、2005年にその息子のアイトールの母親が失踪。 彼女を探し出すと昔のETA仲間が殺されていく。過去と現在の事件が絡み合う

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    投稿日: 2024.07.30
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    ノワールっぷりが少ないのが逆に良いです。 下巻が楽しみ。 なんとなく話の構造的にしてる 想定が果たしてあっているのか。 楽しみ楽しみ。

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    投稿日: 2023.07.31
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    日本赤軍の日本人がバスク地方で、テロに加担する。現地で知り合った同胞のマリアと恋に落ち、生まれた男の子。 柔道の代表に選ばれ、国の英雄として戦ったアイトール。幼くして父親をなくし、母親に育てられたアイトールが両親の秘密に迫って行く。 最初はなかなか読み進めなかったけど、段々と面白くなって後半がたのしみに。

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    投稿日: 2016.01.28
  • 二つの時間軸で並行して謎を明かしていく様は非常に楽しい

    30年前のスペイン・バスク地方を舞台に、テロ組織に身を置く事となった日本人と、彼の遺した謎に巻き込まれる事となった現代の息子の、裏社会に関わる者の苦悩を描いた作品。 主人公二人を用い、現代と30年前とでシーンを交錯させながら、二つの時間軸で並行して謎を明かしていく様は非常に楽しい。 日本の裏社会で主人公が暴力と酒と女の狭間でもがくという作者のパターンからは離れていますが、ある意味ヤクザよりも無慈悲なテロ社会が舞台とあって何が起きるかわからない雰囲気は十分に楽しめます。 さて後半、どんなサプライズが待っているか。

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    投稿日: 2015.01.14
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    『エウスカディ』の改題、文庫化。 1971年、スペインとフランスの国境のバスク独立を目指す過激派組織ETAに派遣された日本赤軍の吉岡良輝。2005年、自分の父親がテロリストであることを知る吉岡の息子、アイトール・ヨシオカ・アランダ。過去の亡霊がアイトールの背後に忍び寄る。 馳星周としては珍しく、海外を舞台にしたノワール小説である。父と息子の時を超えた邂逅と謎が複雑に絡み合い、なかなか真相が見えて来ないせいか、少しもどかしさを感じる。

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    投稿日: 2014.09.28