
総合評価
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powered by ブクログ『昆虫記』のファーブルがヒロインの冒険もの 時代背景と舞台設定は魅力的だが バトル面でも日常面でも活かせていない 平凡
0投稿日: 2018.10.25
powered by ブクログ既刊4冊。第一部フランス編完結。 刀と魔法とオトコの娘と百合とバトルを情景力ある文章と素敵なイラストで描いた、未完が惜しい作品。 クロエ割りと好き。
0投稿日: 2018.01.22蟲という設定に脱帽。ファーブルも可愛いです
ジャンルとしてはスチームパンクでしょうか。魔法的な何か(本作では蟲)が発見されて、現代の我々に近いことができるけれど、時代としては第一次世界大戦くらいのノスタルジックな雰囲気があるという世界ですね。 日本のサムライ剣士である主人公が、フランスにながれついて、ヒロインの蟲研究家であるファーブルと冒険します。ファーブルと言えばみな知ってるファーブル昆虫記というわけで、でっかい蟲と戦ったり、蟲をあやつって災害を起こそうとする黒幕と戦ったりします。 自分はスチームパンクがあまり好きで無いジャンルですし、本作のキャラもラノベらしくテンプレなので、評価は辛くなりがちですが、なかなか楽しく読めました。ヒロインのファーブルが小型飛行機でブンブン飛ぶのが爽快ですね。宮崎駿的な世界です。主人公は、フニャフニャしたところもありますが、一本気な居合い剣士です。 とにかく蟲の存在感がいいです。でかくて喋らなくて、単体で襲いかかってきたり、群れたりするので、そのたびに視点が変わって飽きません。 物語は、逆にオーソドックスに仕上げてあります。まあ読みやすいですね。 自分はスチームパンクは苦手な方なので、続きは読まないんじゃないかと思いますが、レトロっぽいのが好きな人にはとてもお勧めかと思いました
1投稿日: 2015.04.04
powered by ブクログAmazonレビューで評価が高かったから手にとって見たけど、あまり好きじゃないかもしれない。 巨大昆虫というと風の谷のナウシカやスターシップトゥルーパーズが好きな俺としても好みの要素ではあるんだけど、妙に物々しい文章とか、主人公の少年少女の性格とか、割と好みから外れてる。 考える前に行動するタイプの少年は嫌いだし。 変わり者の虫好き少女、と言うだけなら好ましいけど、無辜の民の命と虫を天秤にかけて迷う、しかも虫の命を優先する、ようにも見える描き方もあんまり上手くないなぁと感じた。 まあ、あの状況ならいよいよいざとなれば虫より人の命を尊重して虫を殺したんだろうけど、そのあたりの機微、細やかな表現があんまり上手くないというか、俺好みの文章になりそうもないって感じだった。 腕を切られた巨大昆虫が「二人の出会いを祝福しているような気がした」とか作者の独りよがり臭を激しく感じて気持ち悪い。 まだプロローグを読み終えたばかりだけど、印象としてはかっこつけた中二小説って感じで、正直あまり先を読む気になれない。 まあ、1巻だけでも最後まで読んでみるかなぁ。 さらに読み進める。 とりあえず主人公のツッコミはつまらん、というか、掛け合いがずれていて気持ち悪い。 そんな突っ込み方しねーだろ、受け答えとしておかしいだろ?とこっちがいちいち突っ込みたくなる。 あと、濡れ衣を着せられた主人公の言動もピンと来ない。 海難事故に巻き込まれた旅行者が、事故の責任があるかのごとく報道されてしまったなら、まず自分の無実を説明しようと考えるのが普通じゃないか? 素直に考えるなら、警察か新聞社に出頭して自分は被害者だと訴えるだろう。 仮に外国人の立場が弱く、まともに無実を訴えることが出来ないのだとしても、領事館や大使館的なものに保護を求めるというのがまず自然な発想ではなかろうか。 訴え出ることが出来ないのなら出来ないなりの理由を説明すべき。 そうしたもろもろの常識的な発想や判断をまるっとすっ飛ばして絶望し、日本への帰国すらあきらめてしまうと言うのはいくらなんでも物語の運び方が乱暴すぎる。 長々と説明したけど、この一場面を切り取っただけでも「うーん、つまらなそう」って感じだし、そんな風に感じるシーンが数ページごとに現れる。 と言うことで、やっぱりこの物語も、作者も、俺には向いてない気がバリバリする。 この後、ダラダラと「警察に名乗り出られない理由」ってヤツがヒロインとの会話で並べられていくんだけど、順番がおかしい。 新聞で濡れ衣を知る>冤罪を晴らそう>名乗り出られない理由が並ぶ>絶望、と言う順番ならまだ自然な流れに感じられたかもしれない。だが実際は、 新聞で濡れ衣を知る>いきなり絶望>なんとかならないのか?>名乗り出られない理由が並ぶ>あきらめとこうだ。 些細な違いに見えるかもしれないが、読み手が受ける印象がまるでちがう。 問題に立ち向かう前にいきなり絶望しあきらめた主人公に、俺はとりあえず「へたれ」イメージしかもてなかった。 この順番の組み立てが下手糞だと思うし、作品作りとして面白くないと思うし、そこを指摘しない編集にも不満を覚えるし、作者のセンスにも期待できそうもないと感じる。 なんでこんなに細かく不満をレビューしているのかと言えば、どこで「この作品(作家)は読むに値しない」という判断を付けようか迷いながら読んでいるからだったりする。 読むべき本は無数にあるんだから、自分にとって価値のない作品を最後まで読むのは不毛。 最後まで読んで初めて「面白かった」と思える作品も稀にはあるし、シリーズ数冊を読んでようやく「面白い」と思える作品もあるので判断が難しくはあるんだが、極力自分にとって価値のない作品は切り捨てて次の作品に手を伸ばしたいってのが本音だったりする。 せめて1冊くらいは読んでから判断するべきだとも思うんだけど、あんまり面白くないならやっぱり最後まで読む価値はないと判断せざるを得なくなる。 今ギリギリ土俵際がけっぷち。 ダラダラと愚痴りながら判断を保留してきたけど、最終的な評価としては、 まず、共感できない 積極的に楽しむ気持ちを持って読めば最低限楽しめないこともないが、あんまり面白くない ☆ふたつ ってところかな。 他に読む本がなければ続きを読んでもいいと思えるレベルだけど、他に読む本がたくさんある現状であえてこれを再び手に取る理由はひとつも見つからなかった。 どこかひとつでも、キャラやイベント、台詞に惹かれるところがあれば話は変わるんだけど、たったのひとつもない。 センスがあわないってだけの話なんだけど、個人的にはそれがすべて。
0投稿日: 2014.09.17
powered by ブクログ産業革命のころを舞台にしたファンタジーですが、世界設定は歴史などがある程度現実と一致しているだけで、ほぼ完全なファンタジーです。 中盤辺りから話に勢いが付いて来て、一気に読めました。主人公と悪役が戦う場面がとても熱くて面白かったです。
0投稿日: 2014.03.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
幕末のフランスを舞台に海外留学のお侍さんと虫好きの女の子の物語。ちゃんとした幕末ではなく蟲という巨大生物が闊歩し魔法が行き交うファンタジーな世界。 ぱっと読んだ所ではナウシカ臭がプンプン臭う他、魔眼ものや女の子変身物とラノベ要素を多分に織り込んだ作品。 続編ありありの作りではあるもののはたして出版に耐えるのかといえば???というところでしょうか? 個人的には★2つで。
0投稿日: 2013.07.29
powered by ブクログ近世ヨーロッパが舞台のファンタジー。ファンタジーで主人公が侍って初めて読んだかも。アンリや敵側とのやりとりで葛藤しながら駆け抜ける慧太郎の真っ直ぐさがいい感じ。アンリも活発に動く裏でほんのり優しさが見えていいヒロインでした。残ってる伏線っぽいものも多いので続きが出て欲しいなぁ。
0投稿日: 2013.06.20
