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総合評価

209件)
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58
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    保守的で冒険を嫌う馴れ合い好きなこどもだった私には 明らかに未体験な、世界観。 どこへでも飛んでいけそうな年頃の、 なにかを越えていくための、逃避行。 ゲームみたいな日々。

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    投稿日: 2008.12.29
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    うちが初めて読んだ桜庭一樹の作品である『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』の雰囲気に近い。あとは二番目に読んだ『少女には向かない職業』とか。どうもこのあたりの桜庭作品は好みじゃない。いまいち面白さがわからない。拳銃がアイテムとして出てきたり、簡単に弾丸を補充できてたり、そのあたりがいかにもライトノベルってかんじです。そしてラストが三つも用意されているところなんて、まさにゲームっぽい。どうやら角川から出版される前は、ファミ通文庫として出版されていたそうで。すごい納得。

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    投稿日: 2008.12.19
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    これは結構なお気に入り。 さらり、というか、あっさりと読めました。 赤朽葉家よりは身近な感じです。 それぞれの主張?がなんだかいいな。

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    投稿日: 2008.12.06
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    久しぶりにワクワクしながら本を読んだ。 取調べのシーンが酷いw 警察って... ハラハラした。 逃亡生活って 「平成のジャンヌ・ダルク」という評論家の言葉になんか笑ったのは自分だけかな?w その辺のやり取りも面白い。 そして、自分が何かやったら、マスコミから庇ってくれる人がいるだろうか、とかなんかいろいろ考えた。 実際、大人が汚いかどうかは... 一応、自分の周りにはあからさまに酷い大人はいないな、今のところは。 そして、物語の中では、汚い大人をいくらでも描けるな... 逃亡?生活を扱った話も、大人の汚さを扱った話も、中学生を主人公にいろいろ通して描いた話も、好き。

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    投稿日: 2008.12.05
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    つまんない ライトノベルだとしてもつまんない 「エンディングがいくつかに分かれてる」とか下手な小細工も相まって、ダメダメに。 赤朽葉家の伝説は面白かったのに、コレは何なんだろう。

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    投稿日: 2008.12.04
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    私が読んだ初桜庭作品。 本屋さんで何となく、題名と裏表紙のあらすじに惹かれて購入。 色白の美少女が出てくるのが選んだ最大のポイントでした(笑)。 逃亡中の少女カナと不思議な少女白雪。 白雪の行動・言動が好き。 短い間の出来事のはずなのに、読み終わったときにはすごく長い旅をした気分。 エンディングが3パターンある小説は初めてだったので新鮮でした。 さて、白雪は結局なんだったんでしょうねぇ…。 物語的にしっくりくるのは1番目? 一番安心するのは2番目かな。 謎を残してるのが3番目な感じ。 どれも好き! “あやにょこ”の意味の予想は当たっちゃいました。

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    投稿日: 2008.11.23
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    先にこっちを装丁一目ぼれして買ったんですよ笑 後で桜庭一樹って気づいた人← 千晴可愛いよ千晴。全体を通してお兄ちゃんと千晴が好きだ。 ラストが3パターンあるのもラノベっぽいなって思いました(いい意味でね) Ending1の放浪が私にとってのトゥルーエンド。 あのまま走り続けて何処へいけるのか、何処へもいけなかったのか、ちょっと気になる。

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    投稿日: 2008.11.17
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    あんまりガツッとこないなー。印象に残らなかった…。でも電脳戦士は好きw EDは1が好みです。帰るところがないっていう、どうしようもないところがいい。

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    投稿日: 2008.10.31
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    降るのか止むのか、そぼ降る雨の中、本の中の気分はこんな感じかと思いながら、菊花賞の行き帰りの電車の中で読了。この白雪って娘、SFチックに登場したけどお話はSFでもなさそうで、これはいったい…?ダストシュートで凍っていた少女。超音波みたいな声。へんな行動。へんな追っ手。綾小路麗々子誘拐事件。山に墜ちた宇宙船と逃げたはずの青い目をした宇宙人。町中を走っていたパトカー。逃げ出したAAクラスの狂人。いきなり、何、これ?って感じで、訳が分からない内に急展開のお話に振り回されながら、少女が大人になっていく狭間の心理が得体の知れない混沌の絵姿となって展開する様を目にする。15歳の頃って、こんな風に見えない敵と戦っていたのかなあ?こういう風に思う私は、白雪に銃を突きつけられたアベックの女と同類ということね。エンディングが3つ用意されていて、1つは最初に作者が用意したもの。3つ目は、ハッピーエンドにしてとの出版社の要請を受けて、改めて用意したもの。2つ目がかつて作品が出された時に日の目を見たもので、3つ目を短くしたもの(但し刈り込んだことで微妙にニュアンスが異なる)。もはやいい大人の私としては2つ目が腑に落ちて、3つ目のぐずぐずしたやつも捨てがたく、という心持ちなのだけど、しかし、多分、この作品のトーンとしてピタッと来るのは1つ目ですね。訳の分からない話が決着もせずに読者に委ねられて続いていくという感じで。『まだ見ていない色を語る言葉はない』。若さを語ってなかなか含蓄のある台詞じゃないですか。

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    投稿日: 2008.10.27