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雨の日のアイリス
雨の日のアイリス
松山剛、ヒラサト/KADOKAWA
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総合評価

46件)
4.2
19
11
10
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0
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    雨の日のアイリスの意味が良かった。 スクラップシーンが良かった。 日常からの絶望の描写が引き込まれた。 一巻でまとまりがあって良かった。 この作者の似たタイトルの作品にも興味が出た。

    0
    投稿日: 2022.08.19
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    読み出した途端自分の中に電流が流れるかのごとく衝撃的に面白かった。時間が経つのも忘れるくらい読み進んでしまった。

    0
    投稿日: 2022.04.18
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    ロボットの残骸から取り出した記憶のデータの物語。幸せな家政婦ロボットが何故このような姿になったのか。 SFとして読むとロボットの設定などに疑問もわきますが、これは心を持ったロボットの悲哀と喜びを読むものでしょう。 アイリスのひたむきさに心打たれます。

    1
    投稿日: 2020.09.24
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    ロボットに特別興味があったわけではないが、評判が良かったので読んでみたらとても楽しめた。 幸せでコミカルな日常が描かれるのは序盤だけで、主人公にとってはこの世の地獄とも言うべき状況に叩き落とされる。そこからどう再起していくのか、という内容の話。必ずしもロボットである必要があるのか、と言われると正直微妙だが、全体的に面白かったのであまり気にならなかった。 悲しい展開も多いが、救いがあったので読後感も良かった。

    0
    投稿日: 2019.12.07
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    ロボットを中心にした物語。 家政婦ロボットとして幸せな毎日を過ごす中、主人が亡くなります。 その中で、人間との違い、道具として扱われる現実を直面します。 ロボットと人間の間に揺れる中で、主人公アイリスは自身の思いを抱えていくのです。 その先にある風景が美しい作品です。

    0
    投稿日: 2019.08.18
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    いかにもな青春時代の冒険小説 電撃文庫にはこの手のがすごくたくさんある気がする その面ではとてもそつなく良く出来ていてさすがな感じだが ライトノベル的な引きはやや弱いかも 『ヴァーチャルガール』を電撃文庫で出すとどうなるのだろう

    0
    投稿日: 2018.12.09
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    家庭用ロボットのアイリス・レイン・アンヴレラは、ロボット研究で有名なウェンディ・フォウ・アンヴレラ博士のもとで幸せな日々を送っていました。ところが、博士の突然の死によって、彼女の運命は一変します。解体されて美少女の姿から無骨な労働用ロボットの姿に代えられてしまった彼女は、毎日作業現場で過酷な労働に従事させられます。そこには、かつて博士との間にあったような心の交流はなく、ただ人間の命令に従うだけの毎日が待っていました。 そんな作業現場で、アイリスは奇妙な2体のロボットの交流を目にします。彼らは、少女の姿をしたリリス・サンライトと、軍事用ロボットのボルコフ・ガロッシュでした。人間たちの目を欺いて夜中に起動した彼らは、『三流魔人ウェザー・ダーク』という本を読み進める「真夜中の読書会」を開催していました。そしてアイリスも、彼らの仲間に加わることになります。しかし、ここで働く作業用ロボットたちがスクラップに出されることが判明し、アイリスはリリスやボルコフとともに脱出する作戦を実行に移すことになります。 ロボットの「心」に焦点を当てた、ライトノベルらしい王道のテーマを真正面から扱った作品です。真夜中の読書会でアイリスたちが「心」や「生きること」について考える場面が印象的でした。

    0
    投稿日: 2017.09.06
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    そのロボットが愛されようが愛されまいが、見た目がいくら人類に似ていようがロボットに対する偏見は消えないのが悲しい。 アイリスの想いとは裏腹に彼女を取り巻く環境は悪化していくのが読んでて辛かった。 あんなにひどい目に遭っているのに、いつでも笑顔を絶やさずにニコニコへらへらしているような様子は可哀そうを通り越して痛々しい。 最後は都合がよすぎる気がしないでもないが、救われて良かった。 今回の場合、ロボットの反乱は人間からの見方であって、ロボットからすれば当然の権利を主張しているだけだと思うと、ロボットと人間の共生も人間のエゴでしかないような気がしてくる。 フランケンシュタインコンプレックスも人間が上位にいることが前提の考え方だと思うし…。 そういえば、アイリスの見た目からして、恐怖の谷は越えているということだと思うが、その技術力はすごいと思う。

    0
    投稿日: 2017.03.15
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    個人的点数: 78点 アイリスと呼ばれる家政婦ロボットの話。 泣けるライトノベルで検索するとよく見かける今作品。 結論から言うと泣くことはありませんでしたが感動的で良い作品でした。 序盤はほのぼの、中盤は暗く、終盤はドキドキと全体を通して飽きずに読むことができました。 主人公のアイリスはロボットでほかにもロボットは出てくるのですがアイリス含め非常に人間味があふれるというかまったくロボットぽくなかったのが印象的でした。 ただ、先の展開が読みやすいとは感じました。 どんでん返しがなく、こうなるのかなーと思った展開になっていくので驚きはあまりありませんでした。 2017.3.11  読了

    0
    投稿日: 2017.03.11
  • 優しい絵本のような小説

    なんとまあ優しくて切ない作品でしょうか。 子ども向けの絵本を読んでいて、感動してしまったことないですか。 いいですよね。この感じ。

    2
    投稿日: 2015.10.11
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    幸せな冒頭から始まり、このまま博士との日常が綴られて欲しかった。でも、博士が亡くなり、アイリスがひたすら不幸のドン底に堕ちていくのが読んでいて辛い。 辛いけどその中で他のロボットと知り合い、ささやかな楽しみを見つけ、必死に生きていく姿が少しホッとする。 終わり方は、ちょっと都合が良すぎる気もしたが、こうでなければ納得がいかないから、まあ良しかな。 女神の像の下で終わっていても良かったかもしれないが、それだと非常に後味の悪い話になっていただろう。

    0
    投稿日: 2015.08.26
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    これぞラノベ 導入からエンドまで、テンポよく進んでいく。停滞なく楽しめる感じはラノベならではと思う。 物語が終わってみると、導入部の意味合いが違ってくるけど、こういうのもある種の叙述トリックなんだろうね。

    0
    投稿日: 2014.09.13
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    不覚にも泣けた ロボットが人間そのもののような感情を持つという部分は腑に落ちなかったが、これはこれであり。

    1
    投稿日: 2014.07.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「一冊で終わるオススメのラノベ無い?」 って話題に結構あがるこの作品借りて読む機会がありました。 初っ端メイド服を着た僕っ娘が出てきて面食らう。 「これ、あかん奴じゃ・・・。」 しかしそんな心配は杞憂でした。 ストーリーに起伏があって飽きずに楽しめます。 というわけでネタバレ一切無しで読んで欲しい作品。 ラノベ読まないヒトにもオススメです。 ーーーーーー以下ネタバレーーーーーーーーーー アンドロイドとヒトと関係性をテーマにしてる作品は色々あるし解釈もそれぞれだけど、この作品は押し付けがましくなく作者が言いたいこともわかりやすい。 何が素晴らしいって表紙とタイトルだよね。 読後の爽快感と納得間はかなり高かったです。

    0
    投稿日: 2014.06.13
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     ここにロボットの残骸がある。『彼女』の名はらアイリス。正式登録名称:アイリス・レイン・アンヴレラ。ロボット研究者・アンヴレラ博士のもとにいた家政婦ロボットであった。  主人から家族同然に愛され、不自由なく暮らしていたはずの彼女が、何故このような姿になってしまったのか。これは彼女の精神回路から取り出したデータを再構築した情報ーー彼女が見、聴き、感じたことの……そして願っていたことの、全てである。  第17回電撃小説大賞4次選考作。心に響く機械仕掛けの物語を、あなたに。

    0
    投稿日: 2014.01.17
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    人とロボットが共存する世界で、アイリスという少女型ロボットに焦点をあてたお話。 タイトルからも察しがつく通り内容はシリアスとなっている。 可愛らしいアイリスを襲う悲劇。終盤は涙なしでは読めない。

    1
    投稿日: 2013.12.02
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    とても優しい物語だった。 こういう仕事をしたいな、と思わずにはいられない作品だった。 終わり方が素敵。

    0
    投稿日: 2013.11.27
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    雨の日のように、静かな文章で綴られる物語。無駄のない文章で綴られる「生きる」をテーマにした物語が胸を打ちました。

    0
    投稿日: 2013.07.23
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    良い意味で表紙の萌えイラストに騙されました。 物語は王道で、ありがちな感じです。 ですが、それを差し置いても「先が気になる」と思わせる魅力があります。

    0
    投稿日: 2013.06.26
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    こちらは「ラノベ好き書店員大賞」や「このライトノベルがすごい2012」など、ラノベ界隈では数々の賞をとってる実力派です。 ロボット工学博士に作られたロボットのアイリスが博士の死をきっかけにスクラップにされ、強制労働所に送られそこで出会った仲間たちと喪失と再生とに向き合う話です。ちょっと都合がいいかな?と思う場面も多々ありますが、作中劇もいい入れ子になってるし複線もある。面白い!というよりは感動した!というのが強いメッセージ性の強い作品でした。

    0
    投稿日: 2013.06.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    評価:☆3.5 「心に響く機械仕掛けの物語を、あなたに。」 1冊完結もので、ロボットがメインのお話。 と言ってもこの世界でのロボットは感情があって痛覚があって笑ったりもするので人間にしか思えないわけですが。 希望→絶望→希望と話自体は王道そのもので、綺麗に纏まってる。だけどこの作品に関しては王道というよりはありきたりなように感じたかも。 この辺はホントに感覚の問題だから上手くは説明できないんだけど、多分ところどころで疑問があって話やキャラに没入できなかったからそう感じたのかな。 感情は分かるけどロボットに痛覚いるか?とか(脱走のシーンでも激戦になる可能性は十分考えられるんだから先に痛覚OFFにしとけよと思った)、「優しく撫でると目尻から涙のように黒い油がつたった」とか(部品が壊れて出てきた油が涙のように見えたとかなら分かるんだが)、わざわざ順番に1体ずつロボットに命令してローラーに自ら入らせて潰させたりとか(他の複数のロボに廃棄するロボをローラーに放り込むように命令すればいい話)、いくつかのシーンで泣かせてやろうという作者の意思が透けて見えてしまった。 見方の問題だと思うんだけどね。だからこの作品が高評価なのは理解できるけど、自分にはちょっと合わなかったかな・・・。

    0
    投稿日: 2013.05.13
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    ヒューマノイド?人間に近い、感情を持ったロボットが主人公。 前半は、博士との幸せな生活。 後半は、博士と死別したあとの、悲惨な生活から帰還まで。 前半は、ラノベにありがちな日常系で、特に面白味もなくフツーな感じで途中で読むの止めようかと思いましたが、 博士が死んだあたりから、物語が動き始めて読むのを止められなくなりました。 あとがきで筆者が言っていたことと併せて、書きたかったのは後半の部分だったのかなと勝手に想像。 後半部分、心身ともにずたずたに壊されたアイリスが、労働に従事する緩慢な日々の描写があるのですが、 幸せな生活があった分、酷さが際立って切なくなります。 そんな生活の中で、二人のロボットとの出会いが、絶望の淵に居たアイリスに救いを与え、結果的に元の生活に戻ることが出来るのですが、 ラストに向かっては少しご都合主義的で、うぬぬ…と思ってしまった面も。 でも、ハッピーエンドは嫌いじゃないし。 アイリスの心情描写、良かったと思います。

    0
    投稿日: 2013.02.24
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    泣ける作品と聞いて読んでみたけど、後半は涙腺が緩みっぱなしでした。外面も内面もボロボロになっていく様は読んでてなかなかきついものはあったけど、最後の最後でしっかり締めてくれました。読了後に表紙を見返してあらためて意味のある表紙絵だったんだなぁと。作中作(ウェザーダーク)とのリンク具合がまた。切なく温かい物語でした。

    0
    投稿日: 2013.01.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大好きだったご主人様に先立たれてしまったメイドロボットが更に運命の変転を受けて、思いを伝え合う絆を噛み締める話。 書評で絶賛されていたもので読んでみたのだけど、 往年のアシモフに傾倒した身には、なぜ人造物にそんなことをやらせるのかという掘り下げが足りなく思えて、そのロボットたちの扱いによる悲劇にまるで浸れなかった。 誤作動でなく、意図して作られた故の悲劇であったりすればまた違うのだろうが、高い金をかけて作ったはずの製品に対してああいう扱いはない。 結局、ロボットということでSF的考証をある程度期待してしまったのだけれど、妖精さんを捕まえて精神回路にしたとでもいうような理屈の通らなさに、勝手にがっかりしてしまった。 性格が決まるのは、量子的な確率に支配される、的な理屈がどこかに据えられていれば納得いったかもしれないのだが、残念、私が望むような理屈は、通らなかった。

    0
    投稿日: 2012.11.25
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    良い話だった。  美しい話だった。  悲しい話だった。  頑張った話だった。  幸運の話だった。  希望の話だった。   

    0
    投稿日: 2012.11.21
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    アンブレラ博士のメイドとして働くアイリスという名のロボットの、破壊と喪失と再生の物語。幾重にもリフレインするロボットの逃亡劇の結末は食傷気味な気がするが、ロボットとは、生きるとは、人間とは何かを問いかける。秀逸なSFである。

    0
    投稿日: 2012.09.10
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    あるロボットの残骸の精神回路データから再構築された物語。 ロボットたち、いじらしくて哀しいなあ。 素直な気持ちで読めた。クライマックスの挿絵のタイミングがよかった。

    0
    投稿日: 2012.08.06
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    これは、素敵な、童話。ロボット少女アイリスの一人称が幸せと慟哭、絶望と様々な感情を表している。あとがきで筆者が謳っているように、これは「破壊と再生」の物語。アイリスの博士との幸せな日々も、スクラップ工場での底辺を這うような日々も、全てがアイリスの今に繋がっている。電車の中で泣きそうになった。生きていけ、アイリス。

    0
    投稿日: 2012.08.04
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    命の大切さ、廻り、友の大事さなどいろいろ教えてくれる作品だった 人が死ぬことの重み。こころのあり方など本当に深い作品だった

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    投稿日: 2012.06.17
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    久々に心震えたロボットが主役の感動系。 大賞にならなかったのはレーベル的な方向性の違いなのか何なのか。 パッと見可愛らしい表紙だが残酷でグロい描写があり、「生と死」について考えさせられるのでまるでライトノベルらしくない。 けど文句なく名作です。 ぜひ手にとって読んでみてください。

    0
    投稿日: 2012.05.26
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    Amazonや、ラノベオススメ系のスレでの評判が良かったので、読んでみました。 登場人物に対する容赦のなさがよかったな。気が滅入っている時には読めない本です。ストーリーとしては、地の底まで叩き落とされた主人公が、仲間を得て這い上がるというもので、描写はきつめです。読む人を選ぶ話ではあります。 確かに評価がいいのはわかりますが、私は一人称が気になって、読後感まで微妙でした。僕っ娘に抵抗はないつもりですが、不自然に感じました。あと、ご主人さまが好きなのはいいけど、百合じゃないんだから…違う表現の仕方があったのではないかと…。 星は単に、上の理由で好みではなかったから。好き嫌いがなければ、4です。

    0
    投稿日: 2012.04.15
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    何気なく購入してみた一冊です。 ロボットものとのことなので、ほんわかと心温まるストーリーを予想していたのですが、見事に予想を裏切られました。 助け合い、生への執着、心の葛藤。ロボットなのに、その濃厚なヒューマンドラマの連続には衝撃を受けます。 斬新なロボットものを読みたい方にお勧めです( ̄∀ ̄)

    0
    投稿日: 2012.04.13
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    映画「A.I.」を彷彿とさせる、感動系ロボットもの。これでも受賞できないって、相当レベル高いよな……。 話の中のお話、この作品では読書会でたびたび出てくるけど、それがうまいことできている。二重構造というのは、やはり評価が高いのか。

    0
    投稿日: 2012.03.15
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    これはすごい。 何がすごいって、目新しい設定とかがあるわけではないのに非常に面白いときた。 王道は素晴らしいから王道なのだと分かる。 次に何が起こるのか分かってしまうが、陳腐と言うよりは期待通りの展開が来ると言う風な印象。 哀しいロボットのストーリーと単純にとらえるのもいいし、近代化していく社会への警鐘と見てもいい。 何はともあれ、まずは読んでみてほしい作品。

    0
    投稿日: 2012.02.25
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    このライトノベルがスゴイ2012の10位の作品。 幸せな環境で育ったロボットの一生の一部分を切り取った物語。 なんで1巻しか刊行されてないのになんで10位にランクインしてんの?と思って読んでみたのですが、納得です。 表現力が素晴らしく、読んでいて世界観に引き込まれて、とても綺麗な仕上がりの作品。 ラノベっぽさはいい意味でない。 1巻完結ということですが、他のロボットの視点で続編が描かれないかなと切に願います。 世界観が壊されなければジブリかピクサーかで製作されないかなぁ。

    0
    投稿日: 2012.01.02
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    物語の被膜の向こうに読者の直面する「社会」が透かし見えるのは、好い小説であるか。虚構による「社会」の暗喩、アナロジー。「社会」の映し鏡でしかない小説。「社会」を空気のように取り込み、「社会」に憑依され、その主潮的な感性の再生産に寄与するだけの物語。

    0
    投稿日: 2011.12.03
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    ストーリーはだいたい予想通りの展開。 けど、それはいい意味で。 この展開ならこうなるしかないっていう感じで話はすすんでいきます。 泣かしにかかる展開なので興ざめする人もいるかもしれませんが、受け入れて欲しいな。 さてさてこれはロボットの話なのでどうしてもアイザック・アシモフのロボット三原則を思い出します。 第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。 第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。 第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。 この作品中ではこの文言自体は登場しませんが、この原則を犯してしまうがゆえに悲劇がおきたようにおもいます。 感情のあるロボットなんて作ると悲劇しかおきる気がしません。

    0
    投稿日: 2011.11.08
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    2011 11/3読了。Amazonで購入。 ヤバイ! すごい、すごい、なんだこれ! 折り返しのあらすじから、読むのに心をすり減らしそうだな、と思ってしばらく読まずにいたのが物凄く悔やまれる。 ロボットの悲哀を書いた話は多いけど、最後まで愛されたロボットが、予想された結末にいたって、それでもきっと幸せだって納得しかけて。 でもさらに先があって予想外でうわわわわ! この話はもう続かせようがないし続かないだろうけど、作者の別作品とかずっとフォローしたい。最高に好きだ!

    0
    投稿日: 2011.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いい話だなぁ系。読み終わったら表紙見るといい感じ。 人間の命令が録音音声でも有効っていい加減な設計じゃないのとか、 人間がロボットを飼い慣らす世界観でロボットが自分で燃料補給できる設計ってどうよとか、 人間の命令を聞く為の装置が壊れたらフェールセーフとしてロボット自体止まる方が自然なんじゃないかとか、 工場作業員のオンボロ機械にちゃんとした自意識をもつAIはいらないんじゃないのとか、 ロボットの完成度がこれほどなのに人間達のロボットに対するリテラシー能力が低すぎるのは何でとかを気にしたら負けな話。 自分は負け。 著者もあとがきで「人間にとって便利な機械であるロボットをより人間らしくしたものを書いた」と言っているので、そういう視点で見るならいいと思うので。

    0
    投稿日: 2011.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    章のタイトルなどで、大体何が起きるのかわかってしまう。 登場するキャラクターが大体どういう役割を持っているのかわかってしまう。 ・・・それでも先を読むのをやめられない。 この先、何が待っているのかわかっても先が読みたい。 アイリスが。リリスが。ボルコフが。みんなが一生懸命生きる話。

    0
    投稿日: 2011.09.12
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    ストーリーはすごく好きなんだけど、どうしても途中で違和感を感じるところが出てきた。 明らかに自意識の芽生えているロボットが多数存在している世界にも関わらず、それが世間の注目(問題)になっていないのが最大の問題で、人間の認識が甘すぎるという展開が目立っていた(例を上げれば公開処刑)これは感情を宿したロボットが出始めた頃に出る問題であって完全に普及した世界でここまで杜撰で認識の甘い組織や人間がいるというのは流石に信じたくない。 まあ、ロボット三原則よりさらに杜撰な原則な時点でどうしようもない世界なのかも知れないが。 それでも 「となりの家の猫型ロボットが悪さをして警察に射殺されてたよ昨日テレビでやってた」や 「それじゃあ、君たちもういらないからひとりずつ並んで踏みつぶすわ、他のロボットもそこで見てな」 というのが平然と行なわれる世界は想像したくもない。 自意識が芽生えたロボットがアイリスが初めてであったならこの違和感がなかったんだろうが、それだと物語が成立しないし、仕方ない。 ストーリーはすごく好きだっただけに気になるところが多い作品だった。

    0
    投稿日: 2011.08.02
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    アイリスがとても愛されていて、それだけに悲しくて、最後は少しだけ前向きになる話。 よくあるといえばそうだが、ロボットであるアイリスだからこそのシーンと展開に、何度か胸が締め付けられた。 てか、辛い。 ある意味グロ描写なのでダメな人はダメなのかもしれないが、最後まで息つく暇を与えない展開で一気に読み終えた。

    0
    投稿日: 2011.07.04
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    話自体は面白かった。けれど直前にカレルチャペックの「R.U.R」読んだせいで、「ロボットに心ぉ?ねえよwwwwww」みたいな穿った見方をしてしまい、楽しめなかった。

    0
    投稿日: 2011.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    産経ニュースの記事http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110516/ent11051611380007-n1.htmを見て購入に至る。 本作品は電撃文庫の新人発掘のコンテスト電撃ゲーム小説大賞の4次選考作品。入賞作品ではないけど、刊行に至ったのは編集者の意向だったみたい。それによって大幅に改稿したようだ(詳しくはあとがきを参照)。 さて、以下あらすじ。 ウェンディ・フォウ・アンヴレラ博士が所有する家政婦ロボットのアイリス(すでに死亡している博士の妹の名前と姿を模した少女)はオーヴァルで博士との生活を楽しんでいた。ところがある日、博士は帰らぬ人となってしまう。自殺も考えたアイリスだが結局彼女はロボット管理局に引き取られ、その身体が解体されてしまった。 やがてアイリスは中古のロボットパーツを組み合わせた作業用ロボットの姿に変えられ、廃材撤去に従事する(彼女のメモリーは少女の姿のときから続いている)。最初は何が何のことかさっぱり分からなかったアイリスも、現場で知り合ったリリスという少女型ロボットや、寡黙なボルコフ(元軍用ロボット)と交流を深めていく。 しかし彼らの目の前で、他の作業用ロボット—労力として使えないもの—が廃棄=解体される。他のロボットの「シニタクナイ!」という断末魔に恐怖するアイリス。アイリス、リリス、ボルコフはこれを契機に、廃材現場からの脱走を図る。ボルコフ、リリスの犠牲を経て、何とかオーヴァルに帰ってきたアイリスも、バッテリー残量がゼロとなり、オーヴァルの女神像の前で力尽きてしまう。 それから二週間後、アンヴレラ博士の教え子であるラルフが、アイリスの残骸から精神回路を取り出し、博士があらかじめ用意していたというアイリスのスペアの身体に取り付けたことで、アイリスは再び少女の身体を取り戻した。 アイリスは、博士の遺書(の草稿)を読み、自分の過去を知る。彼女はアンヴレラ博士が作ったのではなく、博士が拾ったロボットだった。その身体には多数の虐待の跡があった。 そして、アイリスの「以前の身体」から見つけたキャッシュカードと地図を見てリリスを救う。彼女たちは再び、家政婦ロボットとしてのびのび暮らしていく、というお話。 最初の産経の記事や表紙のイラストでは『イヴの時間』みたいなのかな、と思っていたが、内容はそれよりもかなりシビア。何たって日本を舞台にした物語ではない。なおかつ、人間よりも人間らしいロボットの物語だった(だって、ロボットが手首を切って自殺しようとするだなんてシュールすぎる)。おまけに廃材現場で監督している人間のほうがよっぽどロボットらしかったりする。そしてアイリスの解体シーンの描写はくどいな、とさえ思った。 途中、『真夜中の読書会』と称して、廃材現場にあった児童文学をアイリスがリリス、ボルコフに読み聞かせるシーンが続くが、何だかページ数を稼いでいるような気さえした。リリスも、ボルコフも、文字が読めないらしいのに、児童文学に興味が湧くという設定はいかがなものかと。最後の新聞記事やら博士の遺書(手紙)もページ数稼ぎのような。アイリスの語りでもよかったような気がする。 あとがきにも書かれているけど、本作品は「破壊と再生」がテーマ。ただ、この手のテーマは『攻殻機動隊』の頃からあるから新鮮さはさほど感じない。何というか、彼女のメモリーが傷つかないでいること、身体を変えてもメモリーは残っていることは、多少都合がよ過ぎないか、と思った(その他にもご都合主義的なところはあったが、それがアイリスにとっての救いでもある)。 久しぶりにラノベを買って思ったが、最近のラノベは挿絵の数減ったような気がする。気がするだけ。

    0
    投稿日: 2011.05.29
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    面白かったよ! 主人公はメイドロボでご主人様大好きな僕っ娘ですよ. というわけで,感情あるロボットと人間の暮らす世界の話でございます. ロボットのアイリスとご主人のアンヴレラ博士の日常を描いた物語 だと思って読むととんでもない事になりますよ. 結構暗くて重い話でござるよ. ロボットを解体したりスクラップにしたりと残酷表現があったり 理不尽な命令に従うしかないロボットとか 人間よりも人間味溢れるロボット同士の交流とか・・・. いやー,良かった. これで電撃小説大賞4次選考突破作ということで大賞じゃないのが不思議でならない. こういう話は結構好みです.

    0
    投稿日: 2011.05.20
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     ロボットが人間のような精神を持つ時代。最後まで愛されたロボット、アイリスが経験した3ヶ月という短くも長い時間は彼女に様々なものを与えていた。  アイリスが解体されていく場面はとても生々しく、思わず引き込まれた。そこからのあり合わせの体に押し込められ、労働を強いられ、逃亡するまでの場面は人の醜さが浮き彫りにされていた。  文字で表現するのが難しいが、とても面白かった作品だ。

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    投稿日: 2011.05.20