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機動戦士ガンダム THE ORIGIN(14)
機動戦士ガンダム THE ORIGIN(14)
安彦良和、矢立肇、富野由悠季、大河原邦男/KADOKAWA
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総合評価

14件)
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    続きが読みたくなり『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 11巻~15巻』の五冊を古本屋で一気に購入。 息子と一緒に読みました。 -----story------------- ≪11巻≫ 「シャア」、ついにジオンヘ『開戦編』突入! まんまとジオン士官学校に入学した「シャア」は、奇妙にもジオンの御曹司「ガルマ・ザビ」と友好を深める。 連邦からの独立への機運が高まる中、一計を案じた「シャア」。 後に世界を揺るがすことになる、その驚くべき中身とは!! ≪12巻≫ 「ギレン・ザビ」総帥 ついに宣戦布告! 宇宙世紀0078、ジオンと連邦政府間の緊張が高まる中、月面では史上初のMS同士による戦闘が始まる。 敗北を喫した連邦軍は「RX‐78ガンダム」の開発計画を発表し、運命の宇宙世紀0079をむかえる……。 ≪13巻≫ 1年戦争勃発『ルウム編・前編』を収録 テレビシリーズでは描かれなかった、1年戦争開始1ヶ月に起きた人類史上最大の惨劇を描く、コミックオリジナルストーリーが展開! ≪14巻≫ ルウム編完結!「レビル」奪還の真相が明らかに! コロニー落しを遂行したジオンは次なる攻撃目標をルウムに移す。 ジオン軍のモビルスーツ部隊に強襲をかけられた連邦軍「レビル」将軍は黒い三連星に捕獲されてしまう。 さらに連邦戦艦を次々と撃墜する赤い機体が・・・ ≪15巻≫ 舞台は再び地球に、オデッサ編突入 連邦軍大反抗戦「オデッサ作戦」を描く、女スパイ「ミハル」登場のエピソードを含む、新章『オデッサ編・前編』収録。 ----------------------- 11巻から14巻は、9巻からの続きで1年戦争開始前から開始直後までの、アニメでは描かれていなかった物語が展開します。 アニメ版が始まる以前に、こんな物語があったんですね。 1年戦争開始前の「シャア」と「ガルマ・ザビ」の出会いから、1年戦争が始まるきっかけとなったエピソード、そして1年戦争開始直後の虐殺、コロニー落とし等のルウム戦役での「シャア」の活躍、、、 面白く読めました。 「シャア」の仮面って士官学校で元ルームメイトだった「ムラタ」が作ってくれたということがわかったり、 後にドムに搭乗して出てくる黒い三連星がザクで活躍していたり(しかも、ザクのカラーリングが紫のドムカラー… )、 「デギン・ソド・ザビ」が実は戦争に反対していたことがわかったり(好戦的な性格だと思い込んでいました… )、 それから、後々に出てくる「ララァ」と「シャア」の出会いが紹介されていたりと、 ガンダムファンにとっては必見の内容になっていますね。 そして15巻からは、アニメの1年戦争に物語が戻ります。(ようやく… ) 女スパイ「ミハル」と「カイ」の恋物語は、「ミハル」の戦死で哀しく幕を閉じます… 泣ける一冊でした。 それにしても『機動戦士ガンダム』って、奥が深いですよわ。 またまた、次が読みたくなりました。

    0
    投稿日: 2022.11.18
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    ルウム編・後編。ルウム戦役終了後、いかように戦争継続となったのか、という話まで。ここについてはもともと設定がしっかりしていたのでそれが会話の中で思惑として描かれていく面白さが十分にあった。 ガルマやマ・クベ、V作戦に対するシャアの配置、ザビ家の思惑などTVシリーズの準備を一気に整えたのは見事。 ただ、シャアを重大事件に必要以上に絡ませすぎな印象。思惑が見えにくくなってしまう。

    0
    投稿日: 2016.12.30
  • レビル将軍のちゃぶ台返し!たった1人の裏切りで続いた一年戦争。

    ルウム戦役の幕が切って落とされます。 シャアが5つの戦艦を落とした戦果や黒い三連星がレビルを捕獲したなど 数多くの伝説が1分1秒ごとに作られていきます。 戦いの後少佐に昇進したシャア、シャアに差をつけられ手柄を立てたくて焦るガルマにはマ・クベ中将の下に就き地球へ行くことに。 でも、これってガルマは栄転というより人質としての意味合いが強いと思います。 ジオンは今まで地球で戦ったことはなく、地球に行くことは虎の穴に入るようなもの。 サイド3からの補給もいつ絶たれるか分からない中でガルマを行かせることは、 マ・クベ中将をザビ家は見限らず、その証拠が公王が大事にするガルマになります。 ガルマにはもう人質としての価値しかない!と決定を下したギレンとキシリアは考えているんでしょう。 デギンとレビルは休戦をすることで暗黙の合意をしますが、 レビルはデギンとの約束を破り、戦争継続を訴えます。 僕は張り詰めた雰囲気がないレビルを気のいいオヤジだと思っていましたが、 この食えなさにはやられました・・・。だてに将軍にまで上りつめていないな。 これに怒ったデギンはギレンと同じく連邦を徹底的にたたくことを決意するが、 これに驚いたのはギレン。逆にキシリアはドヤ顔。 もしかして戦争継続を望むキシリアがレビルにジオンの窮状をリークする一方で デギンの命令でレビル脱獄の手引きをしたのはキシリアとか? そしてレビル救出部隊と遭遇したシャアには明らかな驚きがありましたが、なぜか見逃します。 ザビ家への復讐をするには戦果を挙げて近づく必要があり、レビルが逃げることは戦争継続に繋がると考えたのかも!? 9巻から続いていたシャア・セイラ編はこれで終了になります。 僕にとってはシャアとセイラさんの過去が分かっただけでなく、ザビ家の内状を知ることができ、 一年戦争の大局観というのが少し見えてきた気がします。

    8
    投稿日: 2016.05.31
  • レビルまさかの

    ギレン総帥の怒りは。 人とはなんと愚かしい生き物なのでしょう。

    0
    投稿日: 2015.11.14
  • TVシリーズの裏側

    ガンダムのTVシリーズで語られなかった。 裏側がいろいろ出てきておもしろいです。 ドンドン話が進み楽しみ。 早く新巻が出ないかなぁ 待ち遠しいです。

    1
    投稿日: 2015.11.05
  • 9巻から続いていた一年戦争前日譚の最終巻。

    連邦は、ジオンが流した偽情報に踊らされ戦力(艦隊)を分散させてしまう。そこに襲い掛かるドズル艦隊。ついに伝説のルウム戦役の幕が切って落とされる。連邦艦隊が初めて経験するMS戦、、、圧倒的な機動力に戦慄する連邦軍。そしてシャアが、黒い三連星が、戦艦を次々と血祭りにあげ、伝説を作っていく。。 レビル将軍の捕虜と脱出。マ・クベの休戦協定全権大使。南極条約。ドズルからシャアへの「V作戦」探索の特別任務などなど今回は見所が沢山あります。ガンダムファンなら一度は、聞いたことのある歴史的な事件がいろいろと起こり、話は急展開します。そして物語りは、サイド7へ。。。 シャア兄妹の昔話から繰り広げられていた一年戦争前日譚もついにこの巻をもって終わり、次巻は、いよいよジャブローに話は戻ります。

    6
    投稿日: 2015.11.04
  • マ・クベ登場。最初から壺好き

    マ・クベ地球降臨の前段が詳細に語られる。最初から壺好きでマ・クベらしさ全開。宇宙で、地球で、ジオンの猛攻が加速的に進む。一方で遂に地球連邦の新モビルスーツ開発「V作戦」をジオンが嗅ぎ付けた!TV版冒頭シーンにつながる指令がシャアに出る。

    6
    投稿日: 2015.11.02
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    まあ戦争は終わりませんよね…はあ。 さすがのデギン公もこれにはお怒りです。ギレンとキシリアがめんどくさいなあ~めんどくさいぞ君ら! 対照的にドズルとガルマは好感度上がりすぎて困るな。

    0
    投稿日: 2015.07.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    黒い三連星により撃破されたアナンケから脱出するも捕虜となったレビルは早期講和を望むデギンの手引きにより連邦に引き渡されるが「ジオンに兵なし」の演説によりデギンの意に反して戦争は継続される。マ・クベは壺のイメージが強かったがこんなに面白い奴だったか。もっと活躍してもよさそうだが。未だ幼さの残るガルマと彼の涙に弱いドズル。こんな弟いたらめちゃめちゃ甘やかしてしまいそうだ。ギレンとキシリアの間に漂う不和な空気にも注目。

    0
    投稿日: 2014.10.01
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    そしてこの巻の直後が第1話ですね。 ここまで長かった。 しかし、連邦にしてもジオンにしても、上層部は狸ぞろいだ。 ところで。 キシリア閣下のあの台詞って、本来なら何処で、誰に対して言ったのかが分らない。 もっとも、この台詞に限った話じゃないんだけど…。

    0
    投稿日: 2011.05.07
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    「ナポレオンもヒトラーもトージョーも!」は問題発言だと思うけど、どうだろう。 ここでヒトラーを出してしまうと、ソーラ・レイ・システムの作戦命令書にサインするときの会話、 「貴公はアドルフ・ヒトラーを知っておるか?」 「ヒトラー?はて?中世期の政治家ですな」それがなにか? みたいな会話が成り立たなくなってしまうような。 まあ、1年近い年月が経過しているので、このときのやり取りは忘れてしまっている、ということでOKかな。

    0
    投稿日: 2007.06.17
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    ザクキャノンやキャスバルそっくりさんは、やり過ぎかと思いますが結構面白い。  デギンの高感度UP。

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    投稿日: 2007.01.14
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    オリジナル編最後。いよいよ話がアニメの初回につながってきます。これまで話でしか出てこなかった3人組やシャアの活躍が明らかに・・・!

    0
    投稿日: 2007.01.04
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    ルウム戦編、完結。連邦の俗物根性、ジオンのナイーブさ。ザビ家内の相克、さらにはシャアとガルマ、レヴィルとデギンに至るまで……。さすがにここまで克明に描き込まれると、あらゆる相関がそれぞれに鮮烈に浮かび上がってくる。アムロはまだ、フラウ・ボウと水遊びをしています。

    0
    投稿日: 2007.01.01