
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
天地のエピソードは読んでいて非常に苦しい。 正直彼女に共感できるところは少なかったが、 助からなかったのが悲しい。 青木のジャケットを握っているところと、最後の夢が 切なくなった。 人の夢に意味がないと言い出したら、そもそも思考自体 電気信号でしかないわけで 全てに意味はあると自分は思いたい。 葬儀中に肉親から父親の脳を見るのかと訊かれるのはきつい。 もう犯人は死刑にされていて、冤罪だとわかっても それを公にすることもできないのに 脳を見る意味はあるのだろうか。 息子の仕事を誇りに思ってくれていたのは 亡くなったお父さんだけだったのだろうかと思っていたら、 あんたの仕事好きじゃなかった、と。 取り敢えずそれ、言う必要があるのかと母親に腹が立つ。 母親の思い込みの可能性もあるし 良い様に受け取っておけば良いのだろうが、 青木の性格を考えるとそれも難しいだろう。 音声が再生できないから、平井少年の脳を見ても意味がない。 しかし犬の脳なら、というのは鳥肌がたった。 ふたりが死んでしまったことが辛く、 ZIPの見ている平井少年のいる光景が美しくて物悲しい。
0投稿日: 2024.12.13
powered by ブクログ映画の中にもでてきた絹子のエピソード。 映画での絹子は理解不能な嫌な女だったけど 原作ではきちんと背景が描かれている。 表紙の薪さんの綺麗さ…たまりませんな。 2025.03.06(木) 表紙のきれいさに惚れ惚れする… 娘に薪さんを描いてもらった。
0投稿日: 2022.06.12
powered by ブクログ脳が露出したり、全身の皮膚をめくったり… グロいシーンも書き手によっては、美しく見えてしまう。 まさか、動物の脳までスキャンできるとは思わなかった。
0投稿日: 2021.01.27
powered by ブクログ2巻まで読んだけど、これ年1連載だったのか……。 それで12巻て……。 まあ、このレベルで重くてグロイ話をハイペースで描き続けるのは、作者の精神状態が危ぶまれるけど……。 とりあえず続きが気になる。 が、一話完結なので、まあまあ。
0投稿日: 2017.05.14
powered by ブクログオカルトな後輩・天地いいキャラだったのになんてことだ‥。 死ぬ直前の画に泣いた。 人って日常の充実が一番望んでる幸せなんだよね。 一家惨殺事件も恐ろしい。
0投稿日: 2017.02.05
powered by ブクログ新人女性・天地の第9に送られてきた脳の話、一家惨殺の死刑囚、生き残りの娘の話、の巻。両方とも読んでいて、胸が締め付けられるし、いたたまれないし、やるせないし、相変わらずグロいしで眉間のシワが深くなる
0投稿日: 2016.12.04
powered by ブクログ殺人事件の被害者や被疑者の脳を解析し、「視界」を再現する近未来ミステリの第2巻。hontoストアで期間限定無料。あくまでもSFではあるんだけど、他人のプライバシーを除くことに対する捜査陣の葛藤が繊細に描かれており、とてもリアリティがある。
0投稿日: 2016.08.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。二つの事件が切なすぎ。 青木の後輩、天地が殺されてしまう事件。その前日、天地の失敗をとり戻すのに余裕がなかった青木は彼女に冷たく当たってしまい、結局それが彼女との最後の会話になります。天地の脳だけ取り出されて“第九”に送られてくるのですが、天地がみた夢が普通のことだけに、つらさ倍増です。 それとZIP。ZIPは飼い犬で、飼い主の少年と一緒に事故で死んでしまうのですが、事件を疑う青木は少年の脳を見せてもらおうと遺族にお願いするのですが、彼は全盲でした。あきらめかけた青木はZIPに気付き… という話。飼い主の平井くんを見つめるZIP。 彼のみた世界は本当に美しい。
0投稿日: 2015.04.05
powered by ブクログ重いっ! グイグイ引き込まれて(というか、怖いもの見たさで目が離せず?)読んでしまうのだけれど、これがまだまだ続くのかと思うと…。第九の新人になった気分。連続して読んだら精神のバランス崩しそうだわ…。
0投稿日: 2014.08.03読み始めたら(怖くて)止められません。
重いっ! グイグイ引き込まれて(というか、怖いもの見たさで目が離せず?)読んでしまうのだけれど、これがまだまだ続くのかと思うと…。第九の新人になった気分。連続して読んだら精神のバランス崩しそうだわ…。 盲導犬の話は切ない。ホントにできるんかい?と無粋なツッコミはやめておこう。
0投稿日: 2014.08.03
powered by ブクログ親しき者の記憶を知ることは 【内容】 配属されて間もない新人の脳が送られてくる。 捜査のためにその記憶を取り出すのだが・・・ 【感想】 正直、近しい人の記憶はあまり覗きたくないですね。やっぱり。 (2013年12月24日読了)
0投稿日: 2013.12.24
powered by ブクログ夢の世界の描写で、パンズ・ラビリンスやDr.パルナサスの鏡を思い出しました。鮮やかな色合いで少しシュールで重力を無視したような世界。 とても綺麗だけれど、悲しい世界。 もし、は考えても詮ないけれど、もし天池が生きていたなら、たぶん青木も薪も他の人たちも、みんな違う未来になったんだろうな、などと考えてしまった。
0投稿日: 2013.07.16
powered by ブクログそう言えば夢野久作の「ドグラ・マグラ」なんかも、読み終えると発狂する…とか言われてたっけ…。途中で悪酔いしたみたいになって断念したけど。 視覚に訴えられるってのはもっとキツイのかな…引きずりこまれるみたいに。猟奇的犯罪を犯す人が描いた絵って怖いの多いもんな。これ以上読むと怖い夢見そうなので、断念。
3投稿日: 2013.05.07
powered by ブクログ生皮剥がされちゃったり、内臓はみ出しちゃってる絵なのに、何故綺麗に見えるんだろう?話も複雑で面白い!
1投稿日: 2012.08.13
powered by ブクログ「秘密2003」は、犬が好きな人、犬を飼ってる人にはたまらなく胸に迫るものがある。 事件の本題ではないのに、強烈に焼き付く数ページのエピソード。 あの数ページで、号泣した。 エグい事件ばかり起こる毒々しい世界と 優しさと「だいすき」にあふれた優しい世界が 嘘のようだけどおなじ世界。 そんな揺るがない事実を改めて見せられた。
0投稿日: 2012.05.20
powered by ブクログ面白い。 気持ち悪いのに読んでしまう。 ゲス野郎、と青木を罵った女の子が 一言ではあらわせない魅力を持ってる。
1投稿日: 2012.04.04
powered by ブクログシリーズ2冊目。中編2作から成ります。 「秘密2002」初の女性の同僚が事件に巻き込まれ。。。 事件そのものの解決よりも同僚の想いに重点を置いた作品。彼女の気持ち、正直私と同じ。一人で泣き崩れました。 彼女の望みは、私には些細な事とは思えません。 「秘密2003」ある死刑囚の死刑執行後の事務手続きが思わぬ展開に。 飼い犬ZIPの見た世界の、余りの美しさにやはり泣き崩れました。これは清水さんの絵だからこその効果。珍しく読後感の悪くない作品でした。
0投稿日: 2011.09.21
powered by ブクログ物語的には良いのだけど、どう見ても男性が女性にしか見えない造形はちょっとなぁ…それが少女漫画と言うことなんでしょうか?扱う事件が悲惨すぎるからバランスで美男子がいるって事??
0投稿日: 2011.04.08
powered by ブクログ1,2巻のみ読了 泣いたり悩んだり、第九とは忙しい職種だと思います。 絹子の話には考えさせられました。 ただ、読後感があんまり…。
0投稿日: 2011.04.06
powered by ブクログ天地の最後の夢のシーンと、平井少年の友人ZIPの目線のシーンが、この本のすべて。 ZIPの目線の世界があんまりにもきれいで、言葉が出なくなる。何気に雑誌掲載時と微妙に書き足しがあって、いろいろ地味に驚いた。
0投稿日: 2008.06.23
powered by ブクログ死んだ人の脳から生前の記憶を映像として再現し、 未解決事件に挑む科学警察研究所・法医第九研究室。 一家殺害の罪で死刑になった男の脳を映像として再生したところ、 事件の意外な真相が明らかになり――!? 2003年5月刊。 絞首刑になった男の脳が知っていたのは、 さらに奥深くに隠された真実だった。 人の秘密をさらけ出し見ることに、 父の死を通じ抵抗を感じていく青木に、 秘密の重さは否応なく襲ってくる。 秘密第2巻。
0投稿日: 2008.04.29
powered by ブクログこのシリーズにはいつも人間をつきつけられてつらくなる。でもやめられない。どこで間違えたんだろうと思わずにいわれない。
0投稿日: 2007.04.14
powered by ブクログ「2002」「2003」が収録されています。「2002」は夢がキーポイントになっていました。眠っているときに見る「夢」です。最後の「夢は本当に意味の無いものなのか?」というところが印象的でした。「2003」は「人には知られたくないものがある」ということが全面に押し出されていて、それを見なければならない仕事について描かれていました。身につまされます。ぐったりしましたよ…ですが、その分最後にはグッとくるものがありました。「本当に世界がこんなに美しいのなら」生きるのが楽になるだろうと思います。
0投稿日: 2006.05.30
powered by ブクログ死んだ人物の脳から、生前見ていた「映像」を取り出し事件の捜査に使う。 いつか本当に出来てしまうような、そんなテーマの作品。 内容はシリアス、そしてかなりキツイ。 絵もかなりショッキングなものがあるし、精神的にしんどいときには読まないほうがいい話も。 ただ、私が清水作品の魅力として感じている、涙がでるような読後感は健在です。 少女マンガをあまり読まない方にもお薦めかな。
0投稿日: 2006.05.18
powered by ブクログ死んだ後、今までに見た映像を他人に見られてしまう。捜査という名目で。とてもシビアなストーリーだけに、中にはグロい絵もあります。苦手な人には苦手だと思う。私は好きだけれど。薪室長が美しすぎ。
0投稿日: 2006.03.10
powered by ブクログ確かにこの職業ってプライベートもあったもんじゃないですね。ちょっと考えさせられます。同僚の死と、その脳の中を読むなんて、なんか親しい人だからこそ読んでて気持ち悪かったです。
0投稿日: 2005.08.01
powered by ブクログ秘密−トップシークレット第二巻。心の奥を覗く時、人は覚悟を決めなければならない・・・。たとえ、それを恥だと感じたとしても。あなたの心には何が収納されていますか?衝撃の続編。
0投稿日: 2005.07.30
powered by ブクログ『秘密』第2巻。またかなりグロい表現が出て来ます。が、ストーリー的にますます面白さヒートアップ!!うーん、上手いナァ。
0投稿日: 2005.05.30
powered by ブクログ2巻目はもっとハード。脇役の岡部さんを主人公にしたストーリを読みたい。1年に1作というのはじれったいです。
0投稿日: 2004.10.23
