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墓地を見おろす家
墓地を見おろす家
小池真理子/KADOKAWA
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総合評価

164件)
3.4
22
46
61
21
6
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    このレビューはネタバレを含みます。

    しゅるしゅる。 たった六文字の怖さ。 ただ、詰めの甘い感じというか、読後の納得感みたいなのがあまりない。 ラストの〆は好き。 どうでもいいけど、電気が通じないのに炊飯器だけは使える部分に引っかかってしまった。今時ガス炊飯なのか!?(笑)

    1
    投稿日: 2014.06.13
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    ラストにかけて本気でポカ〜ンとしてしまいました、悪い意味で。 中盤までは土地の謎を探ったりとそこそこ面白かったのにこの終わり方は一体どうしてしまったのでしょうか

    3
    投稿日: 2014.04.24
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    じわじわと追い詰められていく主人公一家、非常に怖かったです。 派手なスプラッタシーンや、突然何かが「バーン!」みたいな事はないのですが、じわじわ~じわじわ~と追い詰められるのがほんとに怖い!!哲平も美紗緒もかなり現実主義で冷静なので、文章も冷静なんですが、なんか怖い!! 後になって考えてみると(考えなくても)、かなり突っ込み所は満載で、気になる点もいっぱいなんですが、読んでる最中はそんなことどうでもいいぐらいに怖いし先は気になるしで一気読みでした。

    2
    投稿日: 2014.04.04
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    おもしろい! 小池真理子さんのホラーは、ただのホラーで終わらないところが好き。 切ない要素とか恋愛要素も散りばめられていて、最後のシーンがすごく好き。 ゾンビがエレベーターで上がってくるけど、二人は愛し合っていて…あえて最後まで詳細を書かないところもいいなあと。

    1
    投稿日: 2014.01.11
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    墓地を潰してその上に建てられた新築マンションに越してきた家族に起こるホラーな出来事の数々。 少しずつ少しずつ追い詰められていく展開は怖さ倍増。

    0
    投稿日: 2014.01.11
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    ネタがなー....使いまわされすぎて、あるあるーとかやっぱりとか 先が見えてしまうのがドモならん。 ありがちなテーマだから、思いっきりヒネるとか、 ホラーかと思ったらギャグ満載とか、 そういうことなしに直球勝負してるのだが、普通すぎて読まなくても先が見える。 なんだかよくわからない原因のために、 なんだかよくわからん現象が起きて なんだかよくわからないラストを迎えるという、 なんだかよくわからない部分の多い小説でした。

    2
    投稿日: 2013.11.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    たぶん遠い昔に読んでいる。一体なんでこうなるの?とか理由がわからないままどんどん巻き込まれる主人公たち。。 最初に出てきた小鳥や、自殺した前の奥さんも出てきたりするのかしらとか思ってたけどそれはなかった。。 オチが・・・。資本主義ってコワイww。

    1
    投稿日: 2013.11.04
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    都市型ホラー小説。 家にまつわるホラー小説。 黎明期のホラー小説の良作。 ほんの少しアメリカナイズ風スプラッタを予想させますが、 それほどグロくなく安心して読めました。 日本独特のおどろおどろしい感じはあまりありません。 霊の存在背景など、土地にまつわる言い伝えなどが 補強されていないので、その辺のあっさり感は否めません。 現在のホラーブームからすると、そのツッコミの甘さは惜しい。 ただ、恐がりさんには丁度いい具合だとおもいます。 女性らしい視点から書かれたホラー小説ですね。 感覚的であり、大して説明的でなく、流れからなんとなく 恐くなっていくという、若干なし崩し的なつくりにはなっています。 さくさくと読めながらも、あるレベルの恐さが充分に味わえますよ。

    1
    投稿日: 2013.11.01
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    購入したマンションが怪奇マンションだった!!霊?の姿が判らないまま終わるのだが妄想のみで充分恐怖に浸れる。…いろいろと突っ込みどころが満載だが、楽しめるホラー小説だと思う。

    1
    投稿日: 2013.10.01
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    オカルトホラー。駅前開発が何十年も前に計画されたが滞ってて・・・というどっかで聞いた話をプロットにされてるのかな? 現代の住宅事情を背景に収入やその他諸々の事情から住宅を選べない家族がやっと見つけた物件が曰くありげな物件でという内容ですすんでいきます。ホラーってなんやかんやあっても最後はなんとか大団円みたいな流れになると思うのですが後味はよくないが最後あらっと思わされる読み物です。

    0
    投稿日: 2013.05.10
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    80年代の出来たてベッドタウンが舞台。その設定がちょっぴりモダンで、逆に新鮮に感じた。 終盤のことごとく希望が潰えて行く展開に震え上がった!

    0
    投稿日: 2013.04.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    墓地を見下ろす家。 いかにもありがちな状況と、 ありえない事態を組み合わせて、 恐ろしい話ができあがる。 ピヨコとクッキーで始まる。

    0
    投稿日: 2013.04.30
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    最初から最後まで悪意がノンストップ。話が進むにつれて、こうしたらよかったのに…的な救いがなくなっていって追い詰められ感が息苦しい。 弟夫婦が穴に入ってからの描写は直接的な表現がないにも関わらず恐ろしかった~。 後ろめたさを抱える大人だけじゃなく、無垢な子どもと犬まで巻き込まれてしまう不条理がこのホラーの本当の怖さなのかも。

    0
    投稿日: 2013.04.22
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    墓地に囲まれたマンションに引っ越した家族に降り掛かる悲劇の話。 終盤近くまで物語の進行が単調。終わり方は良く、ここで初めて「怖〜い」と思えた。笑 少し期待ハズレだったけど、まあまあ楽しめた。

    0
    投稿日: 2013.03.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    都心に近い格安物件を購入した哲平一家。マンションの隣の墓地。元妻玲子の自殺。玲子の自殺の原因になった今の妻・美沙緒との浮気。娘の飼っていた小鳥の死。死んだはずの小鳥が毎晩やってくるという玉緒。マンションの地下室での異様な雰囲気。徐々に引っ越していく隣人たち。地下室に閉じ込められた玉緒。動かないエレベーター。ついに管理人夫妻もいなくなり取り残された一家。引越しの為に見つけた家の全焼。次の物件も住人が死んでいた。哲平の弟・達二夫妻がやって来た時に起きた事件。

    1
    投稿日: 2012.10.15
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    どこかのサイトで怖い小説代表格として紹介されてた。怖くて眠れないだの人生最怖ホラーだのそりゃ期待するよね、でもとんだ期待外れ! ちゃーんと眠れるし全くもって怖くなし。 いわく物件に住んだ一家が得体の知れない怪現象にただ騒いでて、最後まで因果にも触れず霊的な描写も無数の手形のみ…雰囲気ホラー本て感じ。読んで損したわ。

    3
    投稿日: 2012.09.30
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    うーん、正直淡々とし過ぎていて私は余り恐怖は感じませんでした…。 残念。 ただ、エレベーターに乗る時は思い出して怖くなりそうー。 密室の中で起こる恐怖って、何だか怖さ倍増な気がします。。 個人的には、弟さんの正気を失っていく様子が一番怖かった。

    1
    投稿日: 2012.09.27
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    こわい!どんどん読んでしまいました。小池真理子ってこんなホラーも書くのですね。映画になっても面白いかも。

    0
    投稿日: 2012.08.31
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    前半は凄く良いのに後半になると途端に失速してしまう・・・。 とりあえず因果関係が見出せないまま終わるので、消化不良に思う人が多いかも。 なので本作は作者が初めて挑戦したホラー小説って聞いた時には妙に納得してしまった。 描写は普通に怖いけどねw

    1
    投稿日: 2012.08.02
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    墓地を見下ろすマンションに引っ越してきた加納一家。家族は父、母、娘、犬、小鳥。そして最初に小鳥が死ぬ。この時点でけっこう不気味なものを感じさせます。ああ次に犬、娘と小さい者から順にいくのかなと。 しかしすぐに紹介される夫婦の馴れ初めがかなり不快なものなので、ここで幸せな家庭が壊される不条理さというよりも因果応報的な楽しさも求め始めてしまう。 終盤までにいくテンポが悪い気がするし、ホラーにありがちななんでそういう行動取るの?というのが多いのでちょっとスラスラとは読めなかった。 結局亡霊どもがなんでマンションの人間を攻撃するのかなどもはっきりしてほしかったしね。墓荒らされたからだけってなんかなあ。

    3
    投稿日: 2012.07.05
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    何なのこれ・・・・怖くてたまらない。。。ホラーというかオカルトというか、後半はわりとハッキリしてるんだけど前半のヒソヒソとした感じが苦手で泣きそうだった。あーこわかった。満足した。

    0
    投稿日: 2012.01.25
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    前にじっくり読んでなかったので今回はしっかり読んでみた…じわじわと締め付けられるような怖さが今まで読んできた他のホラーとは違う。最後は読者の想像にまかせる感じになってしまっているけれど、家族の幸せを願わずにはいられない。

    0
    投稿日: 2012.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最近、呪術や宗教やらを用いるような「理論化された」ホラー(例えるなら、倉阪鬼一郎先生の聖域修復師シリーズか)ばかりを好んで読んでいたためか、日常を一変させる、得体のしれない恐怖を描いたホラーは新鮮だった。 弟夫婦のかかった地下室の「罠」に戦慄。

    0
    投稿日: 2011.10.31
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    所々にヒヤリ。 主人公が冷静なのと、語り口が淡々としているのが、怖さを削いでいると思った。 さらっとした描写の中にあちこちフラグが立てられている(笑) ホラージャンルなので、怖さの評価で言うと、低目かと。

    0
    投稿日: 2011.10.09
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    暑い日が続くので、またもやホラー。ところどころ、ひぃっ!ってなるほど怖かった。こういうのって、理由が分からないから怖い。どうやって終わるんだろう…って思ってたけど、うーん、怖い。小池さん、初めましてだったけど、また何か読んでみたいなあ。

    0
    投稿日: 2011.08.24
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    初めて読んだ小池真理子さんの小説。 この小説から彼女の小説にはまっていき、無伴奏、恋などに出会うことがが出来た。後者2作とは全く異なる話。 ただ、怖い。この人のホラーは非常に怖いんですよね。 また書いてくれないかな・・・

    0
    投稿日: 2011.06.30
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     凝った設定でも、練った文章でもないんだけど、背筋に寒気を感じます。  なんとなくなにか感じて、なんとなく怖い。  ゾンビみたいに何か物質的に存在しそうなものから迫られる怖さではなく、幽かになにかを感じる怖さ。  このことをある書評家が皮膚感覚と表現していたのを読みましたが、言い得ています。  小池真理子はすごいです。

    0
    投稿日: 2011.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館から借りました  ホラー。現代日本。都心の、新築・格安マンションを舞台に広がる恐怖。  下に墓地が広がり、火葬場と寺に囲まれたマンションに引っ越した翌朝、一家がかわいがっていた小鳥が唐突に死んでしまった。  4歳の娘は夜夢の中で、しんだ鳥と会うという。  鳥がいるのは、悪魔がいっぱいいるところ、だと。  テレビに映る黒い人影。  地下倉庫では、娘が大けがをし、そういうときにかぎって動かないエレベーター。  さらに「出入り口が閉ざされる」ことも何度も起きる。  住人たちはどんどん出て行き、管理人夫婦までもがそこから出て行く。  一家もさすがに怖くなり、やっと決まった引っ越しの日に・・・・。  救いのない終わり。  正体のみえない怪異。  ただ、さすがに「引っ越し屋さん」がどろどろどろと溶かされたら、その会社の人が心配してくるのではないかなと。  それから電気屋さんも溶かされたら、やっぱり会社の人が探しにくるのではないのかな。。  でも、救い手はこない。  彼らが見込まれた理由はわからないが、人を殺してしまったからだろうか。

    0
    投稿日: 2011.05.29
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    5/21ウェーン!恐かったよぅ! 5/20うう!ゾクッと怖い!ホラー苦手だけど、引き込まれてしまう。。不倫の末に結婚。誰かの不幸の上の幸せは永く続かないと思う。

    0
    投稿日: 2011.05.20
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    こーーーーーーわーーーーーー。もーやめてよーーーー。 「自分ホラー好き」なんて言ってたけどごめんなさいうそですおねがいだからやめて。 こういう呪い・幽霊系は苦手なのよー。ってか無理。超無理。 真昼間に真夏風の日差し降り注ぐ屋外で読んだにもかかわらず、トイレ行く時とか超びびったもの。なんでこういう日に限ってホッケーとか言って自分を一人家に残すかなぁ、キュウリのきゅうちゃん。 さすがに一晩明けたら、「ポルターガイストぉ?閉じ込められたぁ?ないない(笑)」なんて強気になったけど、読んでる途中はもう背筋ゾックゾク。やっぱり文章力ですね。 しかも最後も救いがない。直接的原因も不明。ひたすら読者をびびらせて、そのまま話を終えるなんてひどい!The Grudgeを髣髴とさせる救いのなさ&やるせなさ。 犬のクッキーの伏線がさり気に光っていました。あーこわい。 1/26/11

    0
    投稿日: 2011.05.18
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    血しぶきが飛び…や、襖からのぞく顔…のような展開は無いけど、ゾクゾクとする恐怖を常に感じられた。恐怖の正体ははっきりとえがかれてはいないけれど、最後のページは… 想像するとなんだか切ないです。

    0
    投稿日: 2011.05.09
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    マイミクからのお勧め本。 都心のとあるマンションに引越してきた一家。 その家は新築にも関わらず墓地に囲まれてるという 理由で格安で引っ越すことができた。 住み始めたその後から様々な不可解な現象に悩まされることになる・・。 久々にホラー小説を読んだ気がしますが なかなか怖かった。 最初はちょこっとした怖さ。 最後はもう大波って感じですよ、はい。

    0
    投稿日: 2011.03.26
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    どんどん追い込まれていく様は怖かった。ただ、あまりお化け物は非現実過ぎて好きじゃないのでやっぱりこの評価になってしまう。

    1
    投稿日: 2011.02.08
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    夜中に読んでも平常心でトイレに行けるホラー。 食傷気味な心霊現象のありがちパターンが詰め込まれています。

    0
    投稿日: 2010.12.26
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    内容(「BOOK」データベースより) 新築・格安、都心に位置するという抜群の条件の瀟洒なマンションに移り住んだ哲平一家。問題は何一つないはずだった。ただ一つ、そこが広大な墓地に囲まれていたことを除けば…。やがて、次々と不吉な出来事に襲われ始めた一家がついにむかえた、最悪の事態とは…。復刊が長く待ち望まれた、衝撃と戦慄の名作モダン・ホラー。 ******************************

    0
    投稿日: 2010.10.09
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    ちょっとオーバーじゃないか?と思うところもありましたが、全体を通して考えるとやっぱり怖い作品です。マンションが舞台なので、マンション住まいの方はさらに怖さが増すかもしれません。

    1
    投稿日: 2010.08.11
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    物語は何も説明されないまま終わったけど、ラストがとっても気持ち悪くて、小説ってやっぱりいいなと思った。

    0
    投稿日: 2010.06.01
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    怖かった~。 やはり、得体の知れないものって恐ろしい。 輪郭がハッキリした途端に、怖くなくなるから。 ラストはちょっと切なかった。

    0
    投稿日: 2010.05.28
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    2010/5/14 怖そうです。。。 出張中にひとり、ホテルの部屋では夜な夜な読みたくない本。 できれば飛行機の上か。

    0
    投稿日: 2010.05.15
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    書店で手に取った理由は3つあります。 ひとつは、お目当てだった第15回日本ホラー小説大賞受賞作「庵堂三兄弟の聖職」が売り切れかなんかで見当たらず、代わりに評価の高そうな怖い話を渇望していたこと。 ふたつめとしては、帯に踊る以下のコトバに魅了されたこと。 「文庫のソムリエ」 「文字だからこそ伝わる恐怖!とにかく怖い角川文庫」 「太鼓判」 「タイトルが秀逸!そして内容は…名人芸の域です(三省堂書店成城店 内田剛)」 そしてみっつめは、「勘」です。 そしてその勘は後に、大いに正しかったことがわかりました。 さて、それでは、感想に入ります。 端的に言えば、大変楽しむことができました。 少し昔の、ハリウッド映画を見ているような気がします。 展開も、登場人物も、いちいち芝居がかっています。 しかし、世界観がしっかり出来上がっているので、たとえ先が読めても引き込まれます。 帯のコピーは決して大げさではなかったです。 「モダンホラーの金字塔」も伊達じゃありませんでした。

    0
    投稿日: 2010.02.15
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    これは怖い、本当に怖かった お化け屋敷体験 わけもわからないままに皆殺しになる恐怖 とんでもない!

    0
    投稿日: 2010.02.09
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    正統派幽霊屋敷ホラー。ただしこの「幽霊屋敷」はなんとマンション。この作品が書かれた年代を考えると、ものすごく斬新な試みだったのでは。 で、これがもうとにかく怖い。たいがい日本の幽霊ってのはおとなしくひっそりと(というのも変?)呪ったり祟ったりする程度だと思っていたけれど、ここの幽霊はやたらパワフル。ほぼ海外ホラーのノリ。しかもたぶん、どんな手段を用いたとしても除霊不可能。まさに日本最恐のホーンテッド・マンション。

    0
    投稿日: 2009.12.31
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    「やっぱり生きている人間って怖いっっ」と思えるようなホラーが一番怖いと思っているので、それ以外のホラーは(個人的に)あまり認めていないのですが、この本は私の認めていない方向のホラーにもかかわらず、怖かった。多分夜中に一人じゃ読めないだろうなぁ。

    0
    投稿日: 2009.12.27
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    こわいよっっっ 最初、内容はありきたりと思ったけど‥ 後半の倍増してく恐怖がなかなか。 小池さんの今の手法じゃない頃。

    0
    投稿日: 2009.12.17
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    小池真理子さんというと、恋愛絡みの話が多いですが、 こちらは完全なるホラー小説といえます。 賛否両論あるけれど、私は怖くてたまらなかった。 読んでいて鳥肌が止まらなくなり、それでいてとても惹きつけられるストーリーに脱帽です! もう一度読み直してみたい1冊。

    0
    投稿日: 2009.01.21
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    読書コミュのオススメの怖い本トピック(だったかな)で評判の高かった作品。 期待しながら読んだのですが。 う、うーん・・・? うーん。 私が好きなタイプのホラーではなかったようです。残念。

    0
    投稿日: 2008.09.05
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    微妙……。 怖いって聞いてたから期待してたけど…。なんか…霊がでた理由もはっきりしないし(お寺が近いからとかだけで済ませていいんかあれは)こんなことには絶対ならんやろーっていうのが多すぎで冷める。 08'8'5

    1
    投稿日: 2008.08.07
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    周りにお墓があって 格安なマンションでおきる話。 実際こーゆーワケあり物件みたいなの見るの好きだし、 わくわくして読み始めたんだけど 全然怖くなかったし読みやすいからあっというまに読んでしまった。 うーんもうちょっと内容で楽しみたかったな

    0
    投稿日: 2008.08.05
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    かつて私は、これ程恐ろしい本に出くわした事が有りません。都心格安物件、実はそこは四方が墓地に囲まれた曰く付きマンション。ごく普通の一家がそこへ越してきて・・。ともなれば大抵の起こりうる「コワい事」は覚悟の上です。ところが、いや、これマジで(注)本当にコワいです。恐がりの人は早朝に読み始め、その日の夕方までに読了する事をオススメします。20年前に執筆したモノとは思えない!とにかく、素晴らしいの一言!

    0
    投稿日: 2007.11.25
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    破格で購入した素敵なマンションで 幸せな新生活がスタートするはずだったのに・・・。 家族に次々と不吉な出来事が襲いかかります。 もうもう!怖い!怖い!怖ーーーーい!! 背筋がゾクゾクしました。 この本の幽霊はとにかくたちが悪いです。 あの音は何?何をしていたのぉーーー!!

    0
    投稿日: 2007.10.10
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    小池さんといえば、濃い〜感じの恋愛ものが多かったけど、こういうホラーも上手。 墓地に囲まれたマンションを購入してしまった家族に起こる悲劇。 問題が解決されずに終わってしまう所も怖い。

    0
    投稿日: 2007.07.07
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    このラストは賛否だったろうなぁ。こういった小説の最後としてはオーソドックスな手法のような気がするが、これは読者によって好みは分かれるだろう。映画だったらまた違った印象になるのだろうけど、小説は難しい。

    1
    投稿日: 2007.03.28
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    ホラー長編。つまんない・・・。読んで損した気分さえする(笑)最後のオチがオカルトなんて・・・てっきり小池さんお得意の心理サスペンスだと思って読んでただけに尚更肩すかし感がして・・・。

    2
    投稿日: 2007.02.21
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    怖い。人に悪いことしたら全部自分に返ってくるんだね。でも日常を描いていたのに、なんで最後にああなるかな。結末で作者のスランプが感じられる。あれはないよ。がっかり。でも、最初の方は面白いし、文章の感じも好み。

    1
    投稿日: 2006.11.28
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    最後は「え!?これで終わり?」って感じですけど、途中までは怖いです。 読んだ後はひとりでエレベーター乗るのに勇気要りました。

    1
    投稿日: 2006.08.20
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    舞台は高層マンション。そしてそこに越してきた普通の幸せな一家。周りが墓地であることを除けば、完璧な住処だったはずのマンションが、変わり始める。すごく「狭さ」を感じる小説である。閉塞である恐怖。逃げ場が無くなっていく恐怖。舞台がマンションで近代的であるにも関わらず、湿っていてまとわりつく、粘性の恐怖を感じる。ラストもまた、たまらない人にはとてもたまらない。私的にこのラストで鬱になったので★3つ。

    1
    投稿日: 2006.06.27
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    何年も前に読んだので詳細は忘れましたが、マンションに住む家族に襲い掛かる不気味な現象の数々、結構鳥肌立ってしまいました。結末、よくある感じかなぁと思いましたが、怖いという印象がずっと残っています。

    0
    投稿日: 2006.05.26
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    後引く怖さです。よくあるストーリーなんですが、途中で飽きることなく読み進められました。 不可思議な現象の正体は「何」なのか。ハッキリと姿の見えない、得体の知れないものが怖さを倍増させています。 ただ、マンションが建った土地や地下街計画についてもう少し、詳しい説明があれば良かったかなと思います。エレベーターに乗るのが、ちょっと怖くなった気がします…。

    1
    投稿日: 2006.03.31
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    怖いという評判を聞いていたので期待したが、期待したほど怖くはなかった。ただ、途中で鳥肌が立った所もあり一気に読めた。前半部分のこれはいらなかったのでは?というエピソードや、細かい部分の矛盾、最後まではっきりしない終わり方が気になった。2005/12/14

    0
    投稿日: 2005.12.22
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    怖い。 この一言に尽きます。 読んだのは大分前になりますが、今思い出しても背筋が寒くなります。霊体験というのは、実際に自分が目の当たりにしてみないとなかなか信じられないもの。しかし、それに遭遇したときには時すでに遅し・・?加納一家が霊の存在を完全に認め、恐怖心が芽生えたときから、あちらからの攻撃と呼ぶべき行動の頻度が増します。あり得そうで怖い。そして、最後まで怖い余韻を残す作品。これを読んだあとしばらくは、エレベーターに乗るのがイヤになりました。(苦笑) この作品の怖がらせ方はもう古いという評価もあるようですが、読みやすい文体が読み手を引き込み、主人公の恐怖が伝わってきますので、新旧の関係は無いのではないか?と思います。 怖くなりたい人にぜひ、おすすめ。

    1
    投稿日: 2005.10.27
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    怖い。幽霊物でここまでリアルに怖いのも珍しい・・・と思いながら読んだ。じわじわ包囲網を縮められるように怖いの。でも。最後はちょっと興ざめ。やっぱり幽霊物はここまでは付いていけない・・・

    1
    投稿日: 2005.10.05
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    これは怖かった。最初は別になんともなかったけど、段々怖くなってくる。家で読んでいたけど、まるで自分がそこにいるようで、心理的になかなかきました。

    0
    投稿日: 2005.08.22
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    面白い話だったが、最後まで全然怖いと感じなかった。それよりも、どうして電気が通じていないのに炊飯器でご飯が炊けるのか?もしかしてこの家はガスで炊いているのか? また、直美はグッチとヴィトンのボストンバッグを2つ持って来ていたのか? などと細かいところが気になってしまった(笑)。

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    投稿日: 2005.01.31
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    こえーっ!こえーよこれ!!! 友達Wから勧められて読んだ本。 何がこわいって、恐怖の原因が…判明しないこと。。 内容としては、伝奇小説(夢枕獏の『闇狩り師』とか)や伝奇漫画(荻野真の『孔雀王』(集英社)とかね)にも取り上げられそうな内容で、上記の作品だと、「祓い師」にあたる主人公が原因になってる悪霊などを祓ってくれて、おしまい。になるはずなんだけど、…これは…そういう展開にならない。 だから、ものすごくこわい!! 最後の一文を読んで戦慄が走ったよ。 …ほんと、現実にありそうで…。。。 小池真理子って初めて読んだけど、こんな恐い話を書けるとは思ってなかった。 びっくりしたー。

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    投稿日: 1999.02.11