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40代から勝負強い男になる技術
40代から勝負強い男になる技術
桜井章一/KADOKAWA
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総合評価

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    40代から勝負強い男になる技術 著:桜井 章一 出版社:KADOKAWA 中経の文庫 さ-19-1 理不尽な環境でも心を折らず、経済的な価値観に丸ごと染まることなく、仕事をどうすすめればいいのか 20年間無敗の雀鬼が書いた、40代から勝負強い男になるための教科書が本書です あまり、期待しないで、自らが、思うところを信じて進んでいく ぐちゃぐちゃと言い訳などせずに、己を頼んで腹をくくっているところがよい 気になったのは以下です。 ・全体観をしっかり持っていれば、仕事に上手なアクセントがつけられる ・ちょっとでもいいので、その先にあるものを見つめることが大切なのである ・あわてて、仕事をすると、往々にしてミスをしたり、質を伴わない結果になるものだ ・人は歳を重ねるほど、背負う荷物が多くなる ・ある程度、歳をとると、身の丈にあわない不必要なことはしなくなる ・そもそも労働とは、身体を使って汗をかくものであったはずだ ・雑用を、雑に扱う人は、二流である ・俺はいつまでもガキでいい ・勝負に対して厳しくなれるかどうかが重要だ、勝負というものは本質的に厳しいもの ・打たれ弱いのは、何よりも打たれる経験が少ないからだ ・人に接するのは、「触れる」という気持ち、「つかむ」との感覚で接すると上手くいかない ・人は生きていく上で、「筋を通す」ことが大切だ ・理屈だけをいっても、相手には通じない ・会社とは、理不尽な思いを日常的にさせられる場所だ、会社に対して期待してはいけない ・嫌な上司でも、心を動かす言い方はある ・部下を叱れないのは、自分に男らしさを失ったからだ ・もっとも大事なのは、己との闘いである ・そもそも自分のことを認めてほしいなどという生き方は、どこかみっともない ・やるべきことを、しっかりやっていれば、おのずとまわりは認めてくれるものである ・「満足する生き方」ではなく、「納得する生き方」 ・安全で安心な人生などない。まさに、一寸先は闇 ・面倒だなと思うことがあれば、そこから逃げることなしに、逆に正面から向かっていくようにしてきた ・人間関係など、そもそも上手くいかないものだ ・考え方を改めることが、そんなに悪いことだろうか。信念は貫くべきものではなく、変えていいものだ ・謙虚さはいらない、日本人が好む謙虚さとは、一つの社交術にすぎないからだ ・無礼を感じさせてしまう謙虚さ、それが慇懃無礼だ ・後悔しないために、「自分の人生」を生きよ 目次 まえがき 第1章 男は40を過ぎたらどう生きるべきか? 01 動の中に静があり、静の中に動がある 02 「不惑」は40歳で終わらない 03 どれだけ汗をかけるかで仕事の値打ちは決まる 04 雑用を、”雑”に扱う人は二流の仕事人である 05 「生涯現役」を目指す生き方は”乗せられている” 06 いい仕事をしたければ大人の鎧を脱ぎ棄てよ 07 信頼される人間になるための方法 08 結果がよければ動機は不純でもいいのか? 第2章 勝ち癖がある男の仕事術 09 勝負は非情に徹するべきか? 10 仕事には空きスペースをいつもつくっておく 11 打たれ強い人はどこが違うのか? 12 空気に合わせない勇気も必要である 13 いろいろな自分を演じられる人は変化に強いか? 14 焦りをなくす心の持ち方 15 「触れる」感覚こそが希望や夢をかなえる 第3章 嫌な上司でも平気になれる 16 そもそも筋が通らないのが会社組織というもの 17 嫌な上司でも文句を言わずに仕事すべきか? 18 上司は勢いある部下をどう扱えばいいのか? 19 部下を叱れないのは「らしさ」を失ったから 20 不誠実な職場にいる意義 21 目の前のものにはすぐ手を出すな 22 人生とは本当に「闘い」なのか? 第4章 仕事のコツは「自然体」にある 23 「体理社会」の感覚を取り戻せ 24 「酒をのむ」ということの深い意味 25 どうすれば「自然体」になれるのか 26 「自分を認めろ」という態度はみっともない 27 自分の中の「心配性」をなくせ 28 面倒なことこそ、あえてやれ 29 「人間関係は上手くいかないもの」と心得る 30 「人生の引き算」ができる人は引き際がきれい 31 「軸がブレる」には誤解が多い 第5章 40代からの感情整理術 32 感情を活かす生き方が心地いい人生を生む 33 不安というものとの付き合い方 34 「謙虚さ」がいらない理由 35 退屈と思うことが増えてきたらどうすべきか? 36 後悔しないために「自分の人生」を生きよ 37 怒りの感情はどうすれば消せるか? 38 嫉妬の感情はどう処理すればいいのか? 39 「失う練習」をしておく 40 寂しい感情に持っていかれないために必要なこと ISBN:9784046002938 判型:文庫 ページ数:224ページ 定価:600円(本体) 2014年05月29日第1刷発行

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    投稿日: 2025.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    40代に差し掛かるという事で尊敬する桜井章一さんの本をレビューとして纏める事にした。 桜井さんの教えの本質は2つの一見矛盾する概念をバランスを取る事にあると思う。 *動の中に静があり静の中に動があるべき (40代からは疲れの溜まらない緩急のつ け方、リズム、間合いの取り方が肝要) *信頼の一歩目は「出来る事」と「出来な い事」を分ける事 *真面目さと不真面目さは時として融合 させると良い *「得る事」と「失う事」は丸い円で繋が っている そのバランスを取るためには「掴むのではなく触れる」という「体理感覚」を大事にする事(このあたりは女性を口説く時の感覚にも繋がりますね)。勘定(計算)ではなく感情、感動を大事にする事(このあたりは氏の尊敬しておられるイエローハット創業者鍵山さんの言っておられる事とつながりますね)。

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    投稿日: 2016.12.31
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    “相手に非情になるのではなく、己に厳しく。 仕事の空きスペースを作っておく。 腹一文目 失う練習をしておく。執着をしないこと。” 先月読んだ、将棋界の米長氏のと比べると、全般的に無骨感がある。

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    投稿日: 2014.12.30