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百舌の叫ぶ夜(百舌シリーズ)
百舌の叫ぶ夜(百舌シリーズ)
逢坂剛/集英社
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総合評価

198件)
3.8
41
79
56
7
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    警視庁とかの警察ミステリ?はわりと好きなので、そこは面白く読めた。 百舌って結局誰なんだ、とか爆弾犯とか、えっ!?と驚く展開もあり面白かった。 倉木の冷徹なキャラわりと好き。 美希と恋仲?になるのはちょっと訳わかんなかったが。 時系列を掴むのが難しかった。 シリーズ化してるみたいなので、続きも読むか悩む。

    1
    投稿日: 2025.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ややこしくてトリッキー 面白かった 「百舌」の正体、記憶喪失と勘違いが絡み合っている 最後は一堂が病院集合 刑事警察と公安警察の軋轢 百舌シリーズ1作目。続けて読む 警察小説に挑戦

    0
    投稿日: 2025.09.09
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    ★★★☆☆公安警察、爆弾、倉木。面白いところとそうでないところがハッキリ感じられたかな。新谷の正体や倉木、大杉が事件の謎に迫って来るところはとても面白かった。後半のネタばらしはうーん。エチュバリアとか、大臣とか。警察も上り詰めると政治的な要素をださないと収集がつかなくなってしまうのか

    0
    投稿日: 2025.08.30
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    【第61回毎日芸術賞受賞作】能登半島の突端にある孤狼岬で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻きぞえとなり死亡。そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。迫真のサスペンス長編小説。

    6
    投稿日: 2025.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマを観てから読んだ。ドラマの倉木は嫁の死の真相以外になんの執着もなく自暴自棄気味なように見えたが、原作では幾分か冷静な気もする(気のせい?)。 のっけからド派手な爆破テロから始まるからさぞ大きな陰謀が絡んでいるだろうと思って読んでも期待を裏切らない規模の話の展開だと思う。

    0
    投稿日: 2025.08.07
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    ドラマを観て原作を入手 モズは 小さく可愛らしい見た目に反して はやにえという 人からは惨たらしく見える行為を行う 作中、モズという名の出演者は プロフェッショナルの殺人者として描かれてる この鳥とイメージは重なる 物語は 公安倉木尚武、 捜一大杉良太、 公安明星美希に加えて 百舌こと新谷宏美目線で語られる ちょっと警察内部の人間関係で リアリティに欠けるような所が あるが ストーリーとしては ドラマを先に観てしまってるせいもあって 脳内映像化し易く テンポよく進む 楽しめた あとがきで、 百舌は また後作で登場してくると思うが ゴメンねと作者 で、シリーズ化されているのが判明 読むかな

    0
    投稿日: 2025.07.16
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    2019年第61回毎日芸術賞受賞作 ドラマ&映画の「MOZU」シリーズは未鑑賞 小説はいつか読もうとBOOKOFFでお安く見つた時に徐々に購入 そして、この「百舌の叫ぶ夜」の西島さんの写真で 西島さんが刑事で百舌なのだと勘違いをしたまま読み始めてしまい、途中で脳内修正 能登半島で保護された記憶喪失の男 新宿で過激派による爆破事件 この爆発で公安特務一課の倉木警部(これが西島さん)の妻が巻き添えで亡くなる 幾つかの事件の幾つかの場面が巧妙に入れ替わりながら物語が錯綜していく 途中で場面が変わるヒントに気がついて読みやすくなりました 百舌が何を指すのか途中まで明らかにされません 誰が味方で誰が裏切るのか最後までわからず 1冊完結というより続く感じ

    92
    投稿日: 2025.06.17
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    1986年。 ドラマは見たからストーリーはなんとなく。表紙はドラマの倉木。こんなストイックな公安いたら、すごいなー。知らんけど。古くても良いものは良い。

    1
    投稿日: 2025.05.17
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     新宿の雑踏で起こった爆発事件。二人の死者と負傷者二十一人を出した惨劇で亡くなったふたりのひとりは爆弾の所持者とされるフリーライターで、もうひとりは本庁公安部の特務一課に所属する倉木警部の妻だった。男は左翼グループのメンバーだったのか、それとも――。妻を失った倉木尚武は捜査のメンバーを外されながらも、真相を追っていく。一方、能登半島の突端にある孤狼岬につながる道路を傷だらけで歩いていた〈彼〉が発見される。〈彼〉は記憶を失っていて、自分が何者か分からなくなっていた。  ということで、本書は逢坂剛が1986年に発表した一作。『カディスの赤い星』などと並んで、著者の代表作のひとつとされている作品ですね。妻を失った公安の刑事が傷だらけ(本当に傷だらけになります)になりながら、真相を追っていく姿を、硬質な文体と複雑な構成で描かれていきます。  後書きでも作者自身が触れていますが、過去と現在の時系列が行ったり来たりする一筋縄ではいかない構成が魅力的な作品で、さらにはミステリ的にもある大きな仕掛けが用意されているのですが、そのトリッキーさが暗い真実と孤独に闘う〈ふたり〉の姿を描いたハードボイルド的、警察小説的な要素と混じり合っても、決して水と油になっていないところが素晴らしかったです。

    1
    投稿日: 2025.03.09
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    サスペンス小説と聞いて読んでみたけど、自分にはあまり刺さらなかった。残念。 文体も好きな感じだし、衝撃の事実もあったりしたのにいまいちノリ切れなかった。 自分の勉強不足なのかも。 2段組み苦手民なので、それのせいかもしれない。

    4
    投稿日: 2024.07.10
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    シリーズがいつの間にか完結していたので一から再読。綿密に練られたストーリーは何度読んでも飽きさせない。 公安所属で冷徹な倉木と正義に燃える公安嫌いな刑事の大杉とに奇妙な絆が芽生えるシーンが好きだ

    1
    投稿日: 2024.06.13
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    職場の読書家の人から教えてもらったこの本。逢坂剛さんは初読み。記憶の片隅、かなり前にドラマ化された「MOZU」というタイトルが薄っすら脳を刺激する。ドラマはあまり見ない方なので内容は知らないけど面白そうだった印象だけ微かにもやもやする。まるでこの記憶喪失の主人公みたいに。なかなかハードボイルドな様相でスタート。いきなり爆破テロ。そこから崖の上から突き落とされるシーンへ。そして事件は展開していき事の次第が進んでいく。読み応え十分。そこに二転三転する罠。シリーズがたくさんあるらしいのでもう少し読んでみよう。

    8
    投稿日: 2024.05.07
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    ドラマから入り、原作を読みました。 記憶喪失の登場人物がテレビの歌番組を見ていて僅かながら記憶が戻る描写が個人的にスゴイと思いました。

    2
    投稿日: 2024.03.18
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    あとがきがなんと、昭和61年! 何年前だ??? 時間つぶしに図書館で、知った名前の作家だから選びましたが、王道のサスペンス、ハードボイルド小説でした。 ドラマもあったのですか? 表紙が西島さんだということに、あとから気づきました。

    1
    投稿日: 2024.03.18
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    警察、公安、殺し屋、暴力団と爆弾事件。様々な思惑が複雑すぎて始めはやや苦慮する。時系列が前後するのでより難解だった。休日にのんびりと読むのには辛かったが途中からは一気に読み進めて楽しめた。

    32
    投稿日: 2024.02.18
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    時系列が前後左右するのに慣れるまで少し時間がかかるけど、それもまた色んな伏線になって、最後まで一気に読み続ける感じが気持ちよかった本です

    1
    投稿日: 2024.02.11
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     公安警察の活躍を描くサスペンス小説。視点は公安警察側と謎の記憶喪失の男の間を行ったり来たりで、謎がどきどきとさせる。謎や真相が入り組みすぎていることはなかったのだが、順に読み進めてゆくと途中で急に時系列がいつの間にか入れ替わっていて、そこは混乱するところだった。それでも楽しんで読むことができる小説だった。

    1
    投稿日: 2023.10.27
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    時系列が前後して書かれていて、戸惑ったところもあった。展開がスピーディーで、最後の関係者一同が集結する場面は緊張感が伝わってきて、ドキドキした。

    1
    投稿日: 2023.09.17
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    百舌シリーズ。 新宿の雑踏のなかで爆弾が爆発し、死者二人に負傷者21人の大惨事が起こる。 爆破事件の鍵を握るテロリストの新谷和彦は、岬にて傷だらけで発見される、記憶喪失となっていた。 爆破事件で妻を殺された倉木警部は、事件の真相をおう。警察庁警務局の津城特別監査官も登場し、警察内部の不祥事も暗躍する。 面白い、テンポも良いし、一気読みしてしまいます。

    1
    投稿日: 2023.06.20
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     読み応えのある作品でした。どっちの目線で読むかで感じ方も違ってくると思います。また、「百舌」とは誰のことかわかるのも途中からなので、これから読む方はそれも推理しながら読むと楽しい?かと思います。  初版が1986年と古いのですが、古さを感じさせない作品でもあります。百舌シリーズの続編も読んでみたいです。  公安警察モノが好きな方は必読の一冊です!

    3
    投稿日: 2023.03.25
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    ずっと読みたかった本。 記憶を失くした殺し屋らしい男と、妻を爆破テロに巻き込まれて亡くした公安の男。 両者の物語が交差した時、絡まっていた事件の謎が明かされる。 ノンストップのサスペンス映画を見ているかのような躍動感。 面白かった。 シリーズものと後で知った。 この作品で一番魅力的だった、倉木さんがまた出てくるみたいなので他のも読んでみたい。

    6
    投稿日: 2022.12.03
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    百舌の叫ぶ夜(集英社文庫) 著作者:逢坂剛 発行者:集英社 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 facecollabo home Booklog https://facecollabo.jimdofree.com/ 「百舌」は誰、謎が謎を呼ぶサスペンスアクション

    1
    投稿日: 2022.10.15
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    ドラマ(特別版)を数年前に見てから、ずっと気になっていた作品。サスペンスとはいえ、電撃椅子、メリケンサックの殴打など暴力描写が多くて想像力が追いていかれそうになりながら読了。クライマックスの展開の速さと勢いのまま最終頁を読み切ったとき、不思議とすっきりとした気持ちになりました。続編も読みます。

    0
    投稿日: 2022.02.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    時系列があっちいったりこっちいったりと、わざと読み手側を混乱させて物語を整理させない意図が感じられた。 なんとなく夜苺と重なる印象がした作品でした。

    0
    投稿日: 2021.10.22
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    シリーズ最高。 それぞれのキャラがめちゃくちゃ立ってて感情移入しやすかったし、その場面場面が迫力があって映画みたいに自分の脳内で再生されてた。 公安って汚いことばかりなイメージあったけど、公安が正義、捜査1課が悪(ほどまではいかないけど)で書かれており、新しい視点だなって思った。新鮮だった。

    0
    投稿日: 2021.09.26
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    たしか百舌は「ケケケッケーーー!…」と叫んで飛んでいく。暗闇に不吉な余韻を残して。餌も蛙とかトカゲを木の枝に串刺しにしておいて食す。という印象が強くある。 そんな異名を持つ殺し屋が現れたのではないか、と思わされるプロローグのひとつが「怪」を呼ぶ。本書には三つのプロローグがあり、これが百舌の叫び声の余韻ように全編を読んでいると絶えずよみがえる。 ハードボイルドではあるが、むしろ愛と憎しみの人間臭い悩みを抱え、過去、深層心理、血縁の血のなせるわざにうごめく沢山の登場人物たちの克明なストーリーである。 作者は警察の組織(公安と刑事)に場をとってはいるが、この社会のどの場をとっても当てはまる人間社会の機構宿命のようだ。 私は女性主人公のハードボイルド「明星美希(あけぼしみき)部長刑事」を知りたくて読んだのであるが、この書では多彩な登場人物の一人としてのみ。シリーズが続くようだから今後活躍するのだろうか? とても凝ったすじ立てではある。章立ての数字の上下に最初から気がつき、過去、未来、現在と判じて読み進むのも面白かった。

    2
    投稿日: 2021.09.11
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    逢坂剛さんの作品を読むのは、初めてだと思います。 逢坂剛さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 逢坂 剛(おうさか ごう、1943年11月1日 -)は、日本の小説家、推理作家。本名は中 浩正。 父は挿絵画家の中一弥。東京都文京区生まれ。 今回読んだ、『百舌の叫ぶ夜』は1986年に刊行されています。そして、今手にしている文庫本は、2014年4月に刷られたものです。 このての作品にしては、かなり長寿の部類に入ると思います。 読後感は、私には、長くて、ストーリーが複雑でした。 もう、複雑なミステリー系小説を読むのは、引退した方が良いかもしれません。 最後に、この本の内容をコピペしておきます。 能登半島の突端にある孤狼岬で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻きぞえとなり死亡。そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事は…。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。迫真のサスペンス長編。

    14
    投稿日: 2021.07.25
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    内容は興味深い仕掛けがあって楽しめる。 最初は読み進めるコツが分からず往生した。時系列の通りに進まず前章で殺害されたヤクザが次の章ではピンピンしているので誰もが戸惑うだろう。

    0
    投稿日: 2021.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマをみてから原作にたどり着きました。西島秀俊、真木よう子の印象が強く、小説を読んでいる時もそのシーンが浮かんできたりします。 能登半島で見つかった記憶喪失の男性、新谷和彦。自分を病院からつれた出した男女に殺されかけるが、逆に殺害し、逃走する。 一方、東京では、繁華街で爆弾テロが発生し、倉木警部の妻が巻きこまれて亡くなった。倉木は独自で真相を知るべく動きだす。 時系列、語り手が錯綜するので少しややこしいが、いつの間にか引き込まれて読み進めてしまいます。 新谷が双子であっとこと、倉木の妻が結婚前に上司とつながっていたっこと、など、いろいろと意外なことがわかってきて、最後には警察内部の陰謀にたどりつく、というお話。 倉木警部の強さが際立ちます。殺し屋相手に互角以上にたちあうといった肉体面の強さだけでなく、何事にも動じない精神面の強さ。真木よう子・・・ではなく明星部長刑事が惚れてまうのも分かります。シリーズものだそうなので、また機会があれば、次を読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2021.06.20
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    くるくると視点が変わる群像劇要素が読みにくくもあり、それでも段々と結末に向かうにつれ明らかになっていく登場人物たちの運命がよかった

    0
    投稿日: 2021.06.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマを見ていたので、読んでみたら意外と古い時代のお話でびっくり。グイグイ引き込まれる内容で一気に読めました。公安ものは大好物なので、新宿での爆弾事件が、サルドニアという国のゲリラに繋がったり、公安の大物幹部が関わってきたりと、話がどんどん大きくなっていき、ドキドキしたのに、最後の最後で事件の発端が男女の不倫問題だとは… がっかりというか、エリートでも馬鹿だなぁ…

    0
    投稿日: 2021.05.02
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    ドラマ、映画から来ました。映像のとはかなり登場人物とか作戦が違っています。明星さんがそこで⁉︎てとこで恋愛モード入るのが印象的。幻の翼も読みたいです

    1
    投稿日: 2021.01.23
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    グラークαもアテナセキュリティもオメラスもなかったけどw紛れもなくMOZUでした。世の中は一握りの権力者の都合で動いている。公安はオメラスの番人である。次作に手を伸ばしたくなる作品です。

    0
    投稿日: 2020.12.28
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    私はヘビースモーカーである。だから1日に一箱はタバコを買う。しかし、この小説720円(税抜き)を読むためだったら2日ぐらい我慢してもいいかなと思う。 そして、少し外に出てタバコを吸う。 小説を書いてみようとすると、書く前や完成させる前に売れる気がしてくる。 しかし、この小説を読むと本物との違いが現実に出てくる。 少し長々と書いたが、この小説は面白い

    0
    投稿日: 2020.08.16
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    テレビドラマMOZUの原作本 ドラマとは微妙に違う内容 倉木尚武警部 津城俊輔警視正 明星美希公安三課巡査部長 室井玄公安部長 若松忠久警視 公安三課長 新谷(しんがい)和彦/宏美 大杉良太 本庁捜査一課 サルドニア国 エチェバリア大統領 森原研吾法務大臣 筧俊三 野本専務 豊明興業

    0
    投稿日: 2020.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    時系列がよくわからなくなり休憩しつつ読了 中盤まではらはらしながら楽しく読めた。 百舌の正体がわかってからは展開がごちゃついてきてなんだかもやもやした終わり 序盤の処刑描写が室井の嫁婿だったのにはやるせなさと驚きがあった。 続編も百舌が出るのかな? 新谷兄弟が亡くなる前の話が読みたい

    0
    投稿日: 2020.07.31
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    倉木に夢中w でもなぁ~ハードボイルド系に女絡みは邪魔なんだよね。 シリーズ揃えたから読むけど·····。

    8
    投稿日: 2020.05.27
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    大どんでん返しあるけれど、後から後からぼろぼろと…。国家権力の腐敗を絡めた社会派ハードボイルドではあるけど、非常に男性優位的で感情移入できない。書かれた時代を反映しているんだろうね。

    0
    投稿日: 2020.05.02
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    少しグロくて読むのが大変だった。 シリーズの続きは読むか分からないけど、映像化されたやつは見てみたい

    0
    投稿日: 2020.04.03
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    トリックや物語の作りに関してはなかなか好きな作品でした。登場人物にもそれぞれ色があって良いかと。 時間軸を章ごとにわけるやり方が少しわかりづらかったです。

    0
    投稿日: 2020.01.10
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    『百舌落とし』に挫折して読む。さすが長期シリーズの原点は面白い。そもそもいきなり完結巻から読むのもどーかと思うが。

    2
    投稿日: 2019.11.30
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    登場人物が揃いも揃って衝撃的な過去を持っているのがなんとも...途中でなんだこれ?と思ったが、あとがきで作者が心配していた。その仕掛けが必要だった理由はよくわからなかったがトータルで面白かった。ちゃんと大団円に向かう造りは好きだ。

    2
    投稿日: 2019.10.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    口コミが良かったので読んでみた おもしろかった キャラクターがしっかりしておりどんどん次が読みたくなった 途中で主人公が変わるが、2人ともハードボイルド系の刑事でどこか応援したくなる 映像化しても絶対面白いと思うのでドラマ等も見てみたい

    2
    投稿日: 2019.08.04
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    旧版既読。あまり覚えてはいなかったもののドラマになったので見ていたらそこここに違和感があり原作が気になってきたので改訂新版で再読してみました。再読でも登場人物たちに引きずられこの世界にどっぷり浸かって楽しめました。初読同様20年以上前の作品という古さは全く感じませんがドラマは上手く現代に合わせて変えていますね。雰囲気が違うのですが私はどちらもそれなりの良さがあると思います。シリーズはこれ一作しか読んでいないのでこの機会に続きも読みたいと思いました。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    新宿で起きた爆発テロ事件と、能登半島の岬で発見された記憶喪失の男性。一見関わりのない2つの出来事の間を交互に行き交いながら、全てを裏で牛耳っている黒幕の存在や、警察組織の闇が暴かれていく。 冒頭に登場する“百舌”という謎の人物。公安警察の倉木尚武、明星美希、捜査一課の大杉良太。そして、記憶喪失の新谷和彦。彼らを中心にして展開していくストーリーに、視点や時系列が入れ替わりながらも、次第に核心に近付いていく終盤。何かに導かれるようにして全員が同じ場所に集められ、黒幕との対立。個人では太刀打ちできない圧倒的な力に抗おうとする男たちの結末は…。 * 初めて読んだ時はあまりの衝撃に頭の中が混乱して、うまく文章にまとめることができず実は今回が2度目の読了。前回よりはだいぶ落ち着いて読むことができたが、やはり物語全体を駆け抜けていくスピード感や、互いに銃口を向け合うスリル感には読み進める手が止まらなくなる。 一流の叙述トリックで、登場人物のみならず読者全員が騙される。誰と誰が繋がっていて、どんな思惑で今回の事件が起きたのか、裏切りや復讐、競争。全貌は真っ黒い影で覆われていて、これはまだほんの少しその片鱗を見ただけに過ぎないのかもしれない。 政治や国を動かすような陰謀に、ただ1人別の理由で巻き込まれ、復讐のために何人もの人間を殺し、全身を血に染めながら闇の中に消えていった“百舌”。このイレギュラーな存在がいたからこそ、物語がより複雑で、より面白くなる作用を生み出しているのだと感じました。 結局、犯人を追い詰めたところまではいいものの、一連の事件が闇から闇へ、葬り去られてしまったのがとても歯痒い…。事件のその後が語られず終わったため、倉木・明星・大杉の3人の行く末も気になるところ。次巻『幻の翼』に期待です。 * 追記 鳥の「モズ」を調べたところ、捕まえた獲物を食べるわけでもなく、保管するわけでもなく串刺しにする「はやにえ」という変わった習性があるらしく、ターゲットの首を切り裂いて仕留める“百舌”の殺しの特徴から名付けられたのにはとても納得。 イギリスではモズを「屠殺(とさつ)人の鳥」ドイツでは「絞め殺す天使」とも呼ばれているらしく、江戸時代にはモズは凶悪な生き物として「モズの鳴く夜は死人が出る」と信じられていたそう。 本作のタイトル『百舌の叫ぶ夜』は、百舌が叫んだ理由としては至極人間的で、哀切さえ感じさせられるものだが、それとは裏腹に、何人もの人間を殺している狂気性や、これから起こる血腥い事件の前兆を思わせるような雰囲気を醸し出している、非常に秀逸なタイトルだと改めて感じました。

    2
    投稿日: 2019.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    町中で起こったテロによる爆破事件。それを追う公安の刑事。鍵を握る記憶喪失の男を狙う暴力団。そして暗躍する謎の殺し屋百舌。それらの視点が絡み合う一級のサスペンス。全編が緊迫感に満ちており、無駄のない文章でぐいぐいと読ませてくる。作中に仕掛けた百舌の真の正体ーー叙述トリックは中々のもので、その真相は二重三重にも捻っている。時系列にも一工夫あるが、これはどちらかといえば肝の叙述トリックを隠す目くらましのような贅沢な使い方をしている。クライマックスに至るまで中だるみすることなく一気に読め、加えて後半に明かされる事件の謎も叙述トリックの意外性だけではない、非常にスリリングなものになっている。キャラクターも裏があり、血の通った人間らしさを垣間見せる。特にストーリー全体のテンポの良さと展開の早さは特筆すべき点である。

    2
    投稿日: 2019.05.26
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    2014年にTBSで放送されたMOZUにハマり今頃原作読みました。 正直、ミステリーは異常犯罪者が出てくる設定よりもありふれた日常の妬み嫉みからくる殺人という話が納得感もあり好きです。 この作品は日常の妬み嫉みからくるストーリーではないのですが、非常に面白かったです。 社会派な部分もあり、公安の闇や政治との繋がりを暴いていく作品です。 ドラマの話になってしまったので元に戻ると、幼少期の歪められた環境で作り出された百舌に魅力があるのだと思います。 複数の場面が展開していくのですが、比較的読みやすいと思います。 作者の逢坂剛さんは、1943年生まれということで43歳でこの作品を出版している。33年前の作品で、物には時代を感じますが、公安という組織やそれを囲む巨悪の発想にら古さを感じさせず感嘆でした。 全シリーズ読みたい。

    2
    投稿日: 2019.05.21
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    新宿で起こった過激派メンバーによる爆破事件で妻を亡くした、公安特務一課の倉木尚武警部は、狂気ともいえる執念で、同じく公安の明星美希部長刑事、本庁捜査一課の大杉良太警部補らと事件の真相を追います。 一方、能登半島の狐狼岬近くで、頭と頰に大怪我を負って彷徨っていた記憶喪失の男・新谷和彦は、入院先を訪ねてきた上司と名乗る男と妹と名乗る女に引き取られますが… 異なった二つのエピソードが、スピーディで緊迫した展開を保ちつつ切り替わりながら、全てが繋がった時の驚愕。 そして、ストップモーションのように目に焼きつき、口があんぐりと開いたままになるほどの衝撃の幕切れ。 血みどろのバイオレンスも凄まじく、すごい本でした。 物語の序盤の方で、倉木が大杉に向かって唐突に発した、 「わたしはある意味では、やはり女房に惚れていたのだと思う」 という言葉が、読み終わったいま、胸を突きます。

    5
    投稿日: 2019.03.17
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    逢坂 剛の約30年前作品です。 流石に30年前のものなので、出てくる物や技実は、 古かったり、すでに消えた物もあります。 しかし、ストーリーは面白く、公安ものであるためか、 刑事モノというより、スパイもので、結構無茶します。 百舌というテロリストを追っていきます。 なかなかのハードボイルド作品となっています。

    3
    投稿日: 2019.02.19
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    よっしゃ、そろそろ殺しが恋しくなってきたんで、年末にふと目について購入したこいつを… ひえ〜!!書かれたの1986年だって!!何年前だ? げっ!30年以上も前やん!! まー、文中に中森明菜とかでてきてたしなーw 今の感覚で読んじゃうと、おいっ!って、突っ込みたくなるような記述もあるけれど、めっちゃ面白かったわ〜!! シリーズ出てるみたいなんで、さっそく読んでみなくちゃだわ〜!www

    2
    投稿日: 2019.01.06
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    初逢坂剛。スピード感あふれるから時々振り落とされる。 公安の中の人たちを話の中心に据えているので、四方八方に世界が広がっていく。キーキャラクターの百舌が実はほとんどそこには関わっていない。それでも読ませるのが筆力。 人の名前を覚えるのがたいへん。

    3
    投稿日: 2018.11.23
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    西島秀俊が最後までイメージピッタリで読み進めました。重たい空気の中、比較的スラスラと読めました。あとがきを読んで、昭和61年1月!?と思ってビックリしました。全く時代を感じさせなかったことに驚きでした。

    2
    投稿日: 2018.11.13
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    11月-2。3.5点。 百舌シリーズ第一作。 謎の殺し屋、百舌。殺害指令を受けるが、爆発が。 百舌の仕業なのか、他の要因か。 公安刑事中心に、逆転の連続。 面白い。後半の展開は、幾重にも逆転があり、読ませる。 次作も期待。

    2
    投稿日: 2018.11.06
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    ずっと昔に読んだ気になっていたのだが・・・ シリーズ物の第1巻を最後に読んだのだが,面白くて電車乗り過ごしてしまいそうになった。

    2
    投稿日: 2018.10.16
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    ドラマやってたなぁ、と思いながらそれほど期待せずに読みだした。場面の切り替えが複雑でついていきにくかったけど、最後にパチっとはまって、おもしろかった。

    1
    投稿日: 2018.10.10
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    時間軸が行ったり来たりするものの、読みづらさは皆無。 段々とその時間軸が重なり合い、 それぞれ全く違う目的を持つ者たちが集結してしまうラストは「してやられた!」感。 思想もクソもない、個々人の単なる身勝手さが引き起こす「くだらない運命」の結末が 読後の虚無感を増幅。 ドラマのほうは、現代に合わせて多少の設定を変えているものの 雰囲気は原作にかなり忠実。 ドラマ見てて「面白いな」と思っている人は、ぜひともこちらも手に取ってみて!!(回し者)

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    48:ドラマ原作。ドラマは次のシーズンへ続くっぽいけど、どう考えても誰も幸せにならない……。と思ってしまうのも「ダブルフェイス」にひたすら打ちのめされたからで、ダブルフェイスの呪い半端ない……。

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    1990年に書かれたとは思えないほどの普遍性というか力強さをもった作品。所々に時代性は感じるものの、色褪せることのない人間描写と組織腐敗。確実な表現力でそれらを豊かに描いている。権力とは、怖いものです。復讐とは、虚しいものです。それでも自分がその立場に立ったときに、その魔力に飲み込まれない保証はどこにもない。

    2
    投稿日: 2018.09.17
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    「百舌の叫ぶ夜」 MOZUの原作。 TBSとWOWOWの共同制作で放送されたドラマ「MOZU」(2014年)の「Season1〜百舌の叫ぶ夜〜」の原作です(続編「幻の翼」は、Season1終了後にWOWOWで放送された「Season2〜幻の翼〜」の原作です)。但し、ドラマと原作は結構違う所がある模様。 解説の船戸与一は「逢坂剛はスペインものを書くときは速球を当時、日本国内に舞台を設定するときは変化球を投げる。本書はその変化球の最高の切れを示した作品だ」と評しています。逢坂剛は1ページだって退屈出せないぞと絶妙のコントロールでこの小説を書いたのだと。なるほど。その絶妙なコントロールの良さが、面白さに繋がっているのですね。 一見ただの過激派集団による爆破事件に見えたものが、その爆破事件の被害者を尾行していた百舌、更にその百舌を尾行していた公安第二課捜査官の明星美希、そして現場を担当する公安嫌いの大杉捜査一課捜査官の登場により、事件の背後に隠された恐るべき陰謀が明らかになっていく。詳細に練られたストーリーを感じます。ネタが次から次にテンポよく出てきます。 このネタを倉木尚武(公安部特務第一課捜査)が超絶な存在感によって次第に敵も味方も巻き込んで炙り出していく。その展開はアクションあり駆け引きありで目が離せない。と同時に、妻を亡くし、その妻は実は不倫をしていて、更に死んだ子供はその不倫相手の血が流れている。その上、その不倫相手はこの事件の全ての黒幕であったという次々と畳みかけられる真実によって、倉木が苦しみ、苦しむことによって存在感が増していく。 この倉木に続き、多彩なキャラクターが登場する所もポイントです。そして多くが重く暗い過去に引きずられている。例えば、大杉は、過去の幼児殺人事件で娘と溝を作り、諍いが絶えない。倉木の上司室井は、ある国のテロで娘の夫を失い、娘は心を病んでしまっている。唯一まともに見える明星は、恐怖によって性欲を昇進させるという特殊な一面がある(本書では、そこまで活躍する訳では無く、逆に新谷に捕まる等、チョンボがあるため、この異常な性欲が印象に残ってしまった)。この多士済々な人物群が組み合わさって、ストーリーがダイナミックに進んでいきます。 昭和61年という時代をほとんど感じさせない所は凄く、もう少し早く読むべきであったと後悔させる一作です。※映画は結局観ていないので、これは遅ればせながら小説でカバーするしかない。

    2
    投稿日: 2018.08.23
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    能登半島の突端にある孤狼畔で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻きぞえとなり死亡。そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。

    2
    投稿日: 2018.06.09
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    百舌シリーズ第1弾。 記憶喪失の男と新宿爆弾テロで妻を亡くした公安の主人公。 宿命の対決とその背後の恐ろしき陰謀を追う物語。 ドラマを視てから小説に入った珍しい作品です。 どちらかを見たらもう片方は見ないことが多いですが、 本作品に限ってはドラマから小説でした。 登場人物がもはやドラマの俳優で妄想してしまうくらいマッチした作品で、読み応え十分でした。 なぜ今まで読んでなかったのだろうと不思議に思います。 重厚なサスペンス小説を求める方にお勧めの作品です。

    2
    投稿日: 2018.04.19
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    また新たなシリーズものに手を出してしまった。 本作品は『MOZU』としてテレビドラマ化もされている。視聴はしていなかったが、西島・香川コンビのドラマはなんとなく記憶に残っている。 逢坂剛氏の作品に触れるのはこれが初です。はっきり言って面白かった。 それにしても展開が複雑。読めば分かると思うけれど、登場人物や時系列を含めて頭の中で整理していかないと最初はちょっと混乱するかも。 表紙写真にもなっている西島秀俊は倉木役なのは分かったけど、香川照之は大杉ですか。香川さんはなんとなく悪徳官僚のイメージなんだけどな(笑) 新たにシリーズものに手を出してしまったからには、もちろん最後まで読み切るつもりです。どんな展開が待っているのか次が楽しみ。

    3
    投稿日: 2018.03.19
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    高校生時代に読んで以来、ドラマもあって久しぶりに読んでみた。昔は手に汗を握って読んで、ドラマ見てがっかりしたもんで、いやいやほんとはもっと面白かったはずと読んでみたけど、ドラマが割と原作に近かった。しかもネタバレした状態なんで手に汗も握らず... ちょっとがっかりしたとこです。

    1
    投稿日: 2017.11.02
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    百舌シリーズ第二弾。 ドラマの原作はこの本らしい。見てないのだけど、、、 登場人物が皆キャラ立ちしていてよい。 時系列がごちゃごちゃになるので注意しておかないと、???となってしまう。 にしても、展開が面白かった。

    1
    投稿日: 2017.10.21
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    だいぶ前に書かれた本だが、その後シリーズ化した警察物ミステリー。登場人物が多く、それぞれの仕事上の地位などを把握する必要があるので、一気に読まないと誰が誰だったのか混乱してしまうかもしれない。警察小説にお決まりの、組織内の上下関係も描かれている。 プロットはとても細かく、どんでん返しとは行かないまでも、あっと驚く仕掛けは用意されているので、最後まで飽きずに読める。 個人的にはどの登場人物にも感情移入できなかったので、★4つ。

    1
    投稿日: 2017.10.15
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    面白かった! この小説が25年も前に書かれたとは思えません。 テロリスト、警察、公安、やくざ、さらには警察の闇まで迫るスピード感あるサスペンス小説. ストーリとしては、新宿で発生した過激派による爆弾事件。公安の倉木警部の妻が巻き添えとなり死亡。爆弾事件の犯人を狙っていたテロリストの新谷は、雇い主から能登半島で崖から海に突き落とされます。しかし、記憶喪失となって戻ってきます。自分自身が何者なのかを探す新谷。自分に妹がいるらしいことから、妹を探し出す一方、再び雇い主からも狙われ、警察からも追われることになります。 新谷はいったい何者なのか? さらに爆弾事件の真相を追う倉木と大杉と美希。 その事件の背景に潜む警察の闇。 事件の真相は? といった展開です。 公安が出てくる時点で、警察の闇や権力抗争が楽しめます。 この本の特徴として、時系列が違っています。なので、「あれ、こいつ死んだはずジャン」 っていうのが後から出てきたりして違和感があったりして混乱します。 それが作戦のようですが、それがまた面白い! 結果、それが、ぐいぐい引き込まれるストーリ展開につながっていきます。 この調子で「幻の翼」へ! お勧め!

    4
    投稿日: 2017.09.24
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    なかなか展開が早くて面白い、一気に読める。 ドラマ、映画は見ていないので小説でシリーズを全部読んでみようと思う。

    2
    投稿日: 2017.07.01
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    こちらの推理を軽くいなしてグイグイ読ませる面白さ。 最後の慌ただしい展開は仕方ないにしても、嫁さんの関わり方が「実は昔から工作員だった!」みたいなのを期待していたのに、残念。 でも、シリーズは追っかけるつもり。

    3
    投稿日: 2017.05.31
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    起きたことが時系列に並んでるわけじゃなくて前後してるので、途中、少し混乱したけれど、一気に読んでしまった。 警察内部の複雑な関係やヤクザや暗殺者やら…たくさんの関係者がいて、誰が誰の味方だか分からなくて混乱する。 なんか百舌に感情移入してしまい、つい応援してた。

    2
    投稿日: 2017.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これは面白いです。読みやすいし。 ちょっと時系列に戸惑いますが、最後に向けて手が止まらなくなるなりました。

    1
    投稿日: 2017.04.13
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    文句なしに面白い! 初めは時系列が上手く掴めず混乱しましたが、慣れてしまえば問題なし。 登場人物の全てと言っていいほど、皆が闇を抱えている。 その暗さがまた嫌いじゃない。 しかし警察は本当にワルだなぁ。 現実でも多かれ少なかれ、闇が渦巻いていそうで恐ろしい。 原作を読むのを楽しみにしていたのでTVや映像は観ない様に気を付けていました。 その甲斐あって本書を思い切り楽しむ事が出来ました。 この作家とは相性が良いようです。

    6
    投稿日: 2017.03.19
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    時系列に惑わされ、他にも色々騙され、と少し混乱しながら頭の中で整理しつつ読むのが楽しい。 ただ最後は少し盛り込み過ぎていたせいかお腹いっぱいになりました。

    1
    投稿日: 2017.03.15
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    街中で突然に起きた爆発。 凄惨な現場から始まるこの物語は、孤独な男たちの物語でもあった。 倉木尚武は誰の理解も求めない、ただ信念のままに行動する警察官だった。 そして新谷もまた、孤独な闇を抱えて生きてきた。 このふたりにとって、娘や兄の存在ははかりしれないほど大きく、暴走しがちな自分を唯一踏みとどまらせてくれるストッパーだったように感じた。 大切な存在を失ったとき、ふたりの暴走を誰も止めることができなくなってしまったのだろう。 大杉良太は数少ない倉木の理解者になり得る人間だ。 反発しながらも、警察官としての倉木に徐々に信頼を寄せていく。 倉木もまた大杉を信頼できる…と思えたからこそ、自分の代わりに動いてくれるように依頼できたのだと思う。 明星美希は可愛げのない女性である。 職業柄しかたのないことかもしれないが、それにしても強烈なキャラクターは元々美希の持っていたものが磨かれたとしか思えない。 シリーズを追っていくと、美希の人となりが徐々にはっきりと見えてくる。 ドラマで言えばこの物語では三番手といった立ち位置だが、彼女の果たす役割は大きい。 そして津城の持つ独特な雰囲気が、物語の奇妙さをよりいっそう際立たせる。 倉木の津城への拭いきれない不信感は、過去に津城が射殺した同僚刑事への後処理にある。 揺るがない信念を持つ津城と倉木の間にある緊張感が、これからの二人を暗示しているんだろうか。 時系列がややわかりにくい部分もあったけれど、後記を読むと逢坂さんが意図したものがみえてくる。 各章の数字見出しの位置に注目して読み直すと、また違った印象で読むことができた。 このシリーズは面白い。

    2
    投稿日: 2017.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表紙が気になっていたが、なかなか手に取れていなかった。途中までやっぱり騙されていて、途中が非常に判りにくかった。「俺」が誰であるか明かしたところで、ストーリーが別ラインに遷移し、分かりやすくなった分、すこし表面的になったような。 しかし、双子、女性として、殺人凶といったあたりは要素として面白い。何回も使えないような来もするが。

    1
    投稿日: 2016.10.02
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    刑事物のサスペンスではかなり出色ではないでしょうか。違和感を所々残しつつ、その伏線を回収していくことで先への興味をそそるストーリー。エピソードが同じ時間軸ではなく、処どころ遡及していながらもすんなり納得出来る展開。そしてラストのどんでん返し。途中で挟まれるバイオレンス描写や恋愛感情にドキドキする。そして倉木、大杉等の度胸と頭脳が冴え渡りかっこよく、魅力的です。 百舌シリーズとして続編があるので読んでみたい。ラストの状況からどう復活を遂げるのか興味をそそるし、倉木、大杉、美希、津山が再び活躍してほしいし。 随分前に書かれた物語だけど意外と古さは感じなかった。

    3
    投稿日: 2016.08.21
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    途中までは結構面白く読んでいたのだが…。時間軸の行ったり来たりが読みにくく、途中途中で「あれ?この人死んだはず?」とページを遡ったりと面倒だった。また、登場人物の誰を中心に読んでいいか分からず、第三者の視点で冷静に読み進めた為、イマイチ嵌れなかった。が、しかし…新谷兄弟の意外性に新鮮な驚き!ここはポイント高かった。惜しむべきは、黒幕が小物過ぎてがっくりきた所。

    1
    投稿日: 2016.08.20
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    今更ながら読みました。 ドラマをずいぶん前に見たけど、なんかずいぶんイメージが違った。 こんなに人が死ぬ作品だったのね。 なんとなく他の作品を思い出したり。 ドラマの出演者のイメージに若干引っ張られたかも知れないが、大杉の役はドンはまりでしたね。

    1
    投稿日: 2016.08.20
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    時系列を多少バラして物語を展開させ、また視点もバラバラ、かつ伏線を張り巡らせている肉厚なミステリー小説に仕上がっています。 クライマックスにかけて1つのロケーションに人が続々と集まってくるシーンでは、その全員集合感をイメージすると笑けてきそうでした笑 警察機構内部の権力闘争や殺し屋の存在感、政治的要素もろもろ含めてシリアスな材料ばかりで甘さ控えめなのが良いと思います。 ...だが評価は2点だ。笑

    1
    投稿日: 2016.07.28
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    ドラマを見てから読んだ。ダルマがいないせいか整理して読めたが、時間軸が前後するので最初は慣れなかった。

    3
    投稿日: 2016.06.09
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    TVドラマもWOWOWも映画も 見ようとしたが、今ひとつ分かりにくくて 途中でリタイヤしてしまった。 本で読んでみて理由が判明。 過去未来現在と 次々と回想が変化する上 章によって主人公「私」も変わる。 これはドラマじゃ伝えにくいわ~ この「百舌の叫ぶ夜」は シリーズ1となる。 一気に完読。 初版を見てみるとかなり前の作品 しかし、内容的には 古くささも感じないし どんでん返しも 「えっっっっっっっっっっっっっっ?」と もっと早く読めば良かったと 思えたシリーズ。 勿論 6冊全て購入済み。 読書がしたくて・・・ 仕事してる場合じゃ無い状態である。

    6
    投稿日: 2016.05.26
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    ドラマを見て、再読。 数多い登場人物たちがドラマの役者さんで頭の中で整理が付くので 物語に没頭できた。 それにしても、特異な登場人物ばかりで。。。 こんな世界に自分が身を置かれることになったらと想像するだに怖い。 警察も、暴力団も、政治家も。。。怖すぎる。 そんな中で、倉木と美希の恋模様がちょっとだけ、息抜きになる!? ってこれまた、特異だけどね(笑)

    1
    投稿日: 2016.05.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    百舌シリーズ第一弾。読んだか読んでないかもやもやしていたが、結局続編だけ(よみがえる百舌?)を読んでいたらしい。百舌の正体は、完全に予測外でお見事としか言えない。 ただ、時間軸がやたらと前後して書かれているのが気になる。演出としてあまり意味があるとは思えないし、読みにくくなるだけなので、その点はちょっと残念。

    1
    投稿日: 2016.05.14
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    ハラハラしながら読む感じで、すぐ読めたが、ややこしい人間関係を理解するのが難しい。場面が変わる事が多く、それが良さでもあるが、すぐに展開を理解できなかったり、何の話だったっけと思う事があった。

    0
    投稿日: 2016.03.21
  • 前後する時間軸に当初戸惑いながらも、後半は一気読み。TV・映画より小説の方が面白いかも

    クアラルンプールから帰国する機内で劇場版『MOZU』を視聴(実は、TVシリーズ、映画とも一切見ていなかった)。逢坂剛氏の作品は何冊か読んでいるが、百舌シリーズに興味を持つきっかけとなった。帰国後、早速『百舌の叫ぶ夜』を読み始める。時間軸がこれでもかと言うくらい前後しており、前半は??マークがつきながら読み進めたが、この自由自在に前後する時間軸がある意味たまらなく良い。この作品の初出は1986年のはずだが30年近いギャップを全く感じない。ただ一つ、百舌が明星巡査部長の嘘を見抜く場面で“固定電話”が無いことを使ったくらいか。警視庁公安部・警視庁捜査一課・警察庁警務課、それぞれの虚々実々の駆け引きの中で、殺人鬼・百舌である新谷宏美の存在が妙に純粋(もっとも人間らしく)に感じられて、拍手を送りたくなる。

    1
    投稿日: 2016.03.13
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    警察物の小説といえば、やたら熱血な奴が出てくるか、恐ろしく冷静でキレるやつが出てくるか、だったりするけど、この話ではその警察小説あるあるがきっちり守られてて、しかもツンデレっぽい女の子も出てきて、ポイントは外さないぜ!って感じ。 とか言いつつも、この冷静な奴ってのはけっこう好きなんでこの話の主人公も割と好きなんだよなぁ。 つーかそんな事より主人公の奥さんの名前がたまえっていくら時代が時代でも酷くないか。っておもったらまるこに出てたたまちゃんも90年くらいに30歳くらいかー、と思ったら普通なんかな。うん、まぁでもたまえってのは良かった。

    1
    投稿日: 2016.03.06
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    ドラマを見て原作が気になったので。 どんどん陰謀が大きくなる様子に引き込まれた。 登場人物のバックグラウンドがエグい! 重苦しい気持ちになりました(笑) 面白いんだけど、男性主体だなあと思う箇所がちょこちょこあり。 ハードボイルド物をあまり読まないからそう思うのか。 ちょっと好みが分かれそうです。 でも病院での戦いやいきなり挟まれる回想など、ゾクゾクするシーンが沢山あって一気に読めました!

    1
    投稿日: 2016.02.27
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    新宿で起きた爆弾事件には、ヤクザと殺し屋だけでなく、巨大国家組織の警察が関わっていた。その裏には政治家までいて、ビックリポンや

    2
    投稿日: 2016.02.21
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    3日くらい前に読み終わったけど、もう内容忘れた 面白かったような気がする 半分から終わりまでは、夢中になって夜中まで読んだ。 でも感想は特にない!

    1
    投稿日: 2016.01.15
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    昭和に書かれた作品であり、作中に登場するものは時代を感じる。 東京で爆弾テロがあり、その主犯と目される人物が殺害されたはずだったが、記憶喪失の状態で発見される。 テロの内幕を暴く刑事と公安、記憶が蘇るる過程での殺人の連続、夢中で読み進めた。 さすがドラマになり、リニューアルされるはずだ。

    2
    投稿日: 2015.12.19
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    最近「MOZU」として映画化された「百舌の叫ぶ夜」。ドラマ化もされていたけど、全く見ていなかった。 ここにきて今さらながら読んでみた。 読み始めるとなかなか面白くて止まらなくなった。 全7冊の百舌シリーズとして出ている様なので、全巻制覇してみよう。

    2
    投稿日: 2015.12.11
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    時系列が中盤混乱したところはあとがきを読んで納得した。時系列を分かった上でもう一度読んでみようと思う。

    1
    投稿日: 2015.12.04
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    ドラマMOZUにはまって映画も見て、原点に戻ろうと本を読みだした。誰が黒幕かわかってるだけにドキドキ感は少なくなるけどいい復習に。 時系列が前後しているときもあるが、筆者が巻末で述べている。人間関係もそんなに複雑ではなく、派手なアクションはないけど刻々と進む恐怖というか、次に何が起きるかの期待というか、それで読むのが止まらない感じ。

    1
    投稿日: 2015.12.03
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    人気作品みたいなので読んでみました。 んー、どうなんやろ。 個人的には、登場人物が多すぎて一人一人の役職とかまで覚えきれない(上下関係とかが分からなくなる)のと、時間関係が前後した書かれ方してて、読み返さないとよくわからなくなることがあった。 この重厚感というか複雑性がこの人の作品の魅力なんかもしれんけど、個人的にはミステリーはもっとスピード感とスリルを持ってる方が好きかな。

    1
    投稿日: 2015.11.29
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    内容(「BOOK」データベースより) 能登半島の突端にある孤狼岬で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻きぞえとなり死亡。そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事は…。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。迫真のサスペンス長編。

    1
    投稿日: 2015.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    MOZU Season1の原作。 ドラマ版とは時代背景の違いから細かいところの設定は 異なるけど、話の大筋は大体一緒。 大きな舞台装置になっていた稜徳会病院がおどろおどろしかった。 時代背景の違いもあるけど、原作のままでは、ドラマ化するのは厳しいように感じた。

    1
    投稿日: 2015.10.12
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    1986年の作品なので、30年前…確かに時代を感じさせる表現(携帯がない前提があるからこそ連絡がつかない、存在がわからない)が散りばめられているが、時代を感じさせない、というか「テロ」の恐怖が再燃しつつある現代に合っている気がしないでもないし、アレンジすればドラマ化しやすそう(ドラマ一切見てない)。ドラマも見てみたくなった。視点の変化、時間の前後、なかなか忙しい展開、ですが緊張感もあり楽しめます。ただ、殺しすぎだろ。

    1
    投稿日: 2015.09.02
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    東野圭吾と同等に面白いサスペンス作家に出会ってしまった。男とは誰なのか。深くつながる警察と反社会勢力。テンポ良く場面が変わるのもよい。

    1
    投稿日: 2015.07.25
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    図書館で見つけて、ドラマを見損ねてそのままになってたなぁと思い出して、借りてみた。 読後感:すっきりしない。舞台が公安警察という、普段あまり知らない存在だけに、得体の知れない気持ち悪さが残る。この人の文章もなんだか、淡々としている割にぬるつくような感触があって、なんとなく好きになれない。

    1
    投稿日: 2015.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    TVドラマ『MOZU』の原作。 読み始めた時には、すでにドラマSeason1の内容が薄れていて(笑)、これはドラマだと、誰だったっけ? と思いながら読んでました。 さすがに、倉木・大杉・明星の3人は、それぞれ、西島さん・香川さん・真木さんでイメージされましたけどね。 原作とドラマで、細かい設定が違うので、何ともですが、一番イメージが違ったのは、倉木の妻かな。 原作での倉木の妻は、あまりにも利己的すぎて、ちょっと残念な人にしか見えなかったかも。

    1
    投稿日: 2015.06.19
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    これも良かったな~。最近、自分がミステリーな気分なのか、読んだ作品が当たりなのか、お気に入りの物語が立て続いている。それはとても良いことなんだけど、ではどういう点が気に入っているのか。まずミステリーについては、ほぼ間違いなく多人数の視点から描かれるものが好き。次に、どんでん返しがバッチリ決まるもの。それから、おちゃらけの要素が殆どないもの。このあたりが満たされていると、個人的ポイントが高くなっている気がする。そもそも読んでみないことには、これらの要点を満たすかどうか分からんし、逆にそういうのばかり読んでいると、趣味じゃないと思っていたら実は名作、みたいなのを見逃しそうだし。という訳で、好みの分析をしつつも、基本的には選り好みせずに読書を楽しんでいきたい次第。ちょっと支離滅裂。

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    投稿日: 2015.06.19