
総合評価
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powered by ブクログ密室殺人を企てる犯人視点の倒叙もの、走行中のトラックの荷台という特殊な状況での密室殺人、消えた七つのビールケースなど様々なシチュエーションの謎が5編収録された烏賊川市シリーズの短編集で、ゆる~い雰囲気とゆる~い探偵コンビの活躍(?)が味があって、荒唐無稽スレスレのトリックも相まって面白かった。
1投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログシリーズ第6弾は初の短編集 久しぶりに烏賊川市に行ってきました! やっぱり最高に面白い! 毎回「うそやん」と「んなことあるか」と呟きながら烏賊川市きっての名探偵の謎解きを読む楽しさよ。それでいての本格ミステリがワクワクを増殖させるんですよね。 ギャグと奇天烈な事件がお好きな方のみ訪問してみてください。
1投稿日: 2025.06.05
powered by ブクログ烏賊川市シリーズ初の短編集。 コメディ色強めの5つ事件が収録。初っ端から、「そんなオチでいいんかい!」という結末で、「それアリ!?」みたいなのが続きます。 そんな事件を前にしても、無駄な知識と推理力を兼ね備えた名探偵・鵜飼は今作も大活躍。 ドラマ版の脚本を担当し、本作解説の福田雄一氏が言うように、良い意味で「くだらない」。でもそこが好きです。 「リアリティなんぞクソ食らえ」笑 表紙(新装丁)は「七つのビールケースの問題」の一幕。なんか和む。
5投稿日: 2024.08.15
powered by ブクログ烏賊川市シリーズ初の短編集です。今回は鵜飼探偵と流平くんのコンビ、ぽんこつ感満載ですが、事件は解決していきます。第5話の動物目線も面白かったです。朱美さんは登場しませんが、夢ヶ丘の酒店の看板娘らしき吉岡沙耶香ちゃん初登場です。
8投稿日: 2024.01.20
powered by ブクログ東川篤哉の連作ミステリ作品集『はやく名探偵になりたい』を読みました。 『館島』、『仕掛島』に続き、東川篤哉の作品です。 -----story------------- 人をイラつかせる無神経な言動と、いいかげんに展開する華麗な(?)推理。 鵜飼杜夫は、烏賊川市でも知る人ぞ知る自称「街いちばんの探偵」だ。 身体だけは丈夫な助手の戸村流平とともに、奇妙奇天烈な事件解決へと、愛車ルノーを走らせる。 ふんだんに詰め込まれたギャグと、あっと驚く謎解きの数々。 読めば読むほどクセになる「烏賊川市シリーズ」初の短編集。 ----------------------- 2008年(平成20年)から2011年(平成23年)に発表されたた作品を収録して、2011年(平成23年)に刊行された、架空の地方都市・烏賊川市を舞台に繰り広げられる本格ユーモア・ミステリ・烏賊川市シリーズの第6作です。 ■藤枝邸の完全なる密室 ■時速四十キロの密室 ■七つのビールケースの問題 ■雀の森の異常な夜 ■宝石泥棒と母の悲しみ死に至る全力疾走の謎 ■解説 福田雄一 はた迷惑な奴らリターン? 名探偵の条件… 気力・体力・変人あしらい、、、 そしていかがわしい依頼が舞い込む町在住であること! 烏賊川市で探偵事務所をひらく鵜飼のもとには、なんとも不思議な事件が持ち込まれる… 探偵見習い・流平とともに、いい加減に華麗な推理と、ずっこけチームワークで難事件を次々解決? 2011年本屋大賞受賞、東川篤也の大人気烏賊川市シリーズ最新作! 本作は迷探偵の鵜飼杜夫と助手の戸川流平のコンビが事件を解決する展開… 珍しく、ビルオーナーの二宮朱美や烏賊川市警察署の砂川警部と志木刑事は登場しませんでしたね、、、 短篇集なのでバラエティに富んだ事件が愉しめましたねー 相変わらず、テンポの良い展開とユーモアと本格のバランスが絶妙で、クセになる面白さです。 どの作品も面白かったですが… イチバン印象に残ったのは『宝石泥棒と母の悲しみ死に至る全力疾走の謎』かな、、、 盗まれたルビーの隠し場所よりも… 語り手の正体がねー 巧ーくミスリードさせられましたねー 良くできた叙述トリックでした。 それ以外にも、 倒叙モノの『藤枝邸の完全なる密室』の、犯人が気付いていない密室… それに雪が絡んで、トリックが暴かれる展開は見事でした、 『七つのビールケースの問題』の自動販売機とビールケースを利用した犯行も面白かったですね、 どの作品も面白かったなー 次も東川篤哉の作品を読もうと思います。
1投稿日: 2023.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「藤枝邸の完全なる密室」★★★ 「時速四十キロの密室」★★ 「七つのビールケースの問題」★★★ 「雀の森の異常な夜」★★★ 「宝石泥棒と母の悲しみ」★★★★
0投稿日: 2023.03.30
powered by ブクログ普段、あまりミステリーを読まない人にはおすすめです。 ライトな書きぶりで、セリフから人柄が分かるような書き方をしてるなと思いました。女子高生のセリフが嫌に耳につく感じがして、一度読めばまぁいいかな。 短編集なので手が出しやすいです。 同じシリーズの長編はよく読んでいましたが、ライトすぎたかもしれません。 トリックはいつもの東川さんです。 あとがきが福田雄一さんで、イメージにぴったりでした。
0投稿日: 2022.11.23
powered by ブクログ「藤枝邸の完全なる密室」 密室の謎は解けない。 もっと用意周到に全てを行っていれば、誰も気付かず自殺として処理されていたのでは。 「時速四十キロの密室」 誰も近づけない場所。 物的証拠もなければ、映像などに残っているわけでもないから仮説の一つということか。 「七つのビールケースの問題」 無くなってしまった。 盗まれても仕方ないと思えるものではあるが、犯罪の隠蔽に使われたとなると別だよな。 「雀の森の異常な夜」 一人の犯行ではない。 思わずとってしまった行動が、まさかそんな結果を生むことになるなんて考えないだろ。 「宝石泥棒と母の悲しみ」 勘違いし続けていた。 酔っ払って記憶を失っていたからこそ、重要な部分の情報が一切でてこなかったのだろ。
0投稿日: 2022.11.10
powered by ブクログ大好きなシリーズ☆なんだけど…短編集だからかなんかなぁ…イマイチトリックがしっくり来ない。ちょっと無理やりすぎないかという印象。でもとにかくクスッと笑ってしまう箇所が多々あり☆やっぱり好きな作家さんの1人です。
0投稿日: 2022.11.09
powered by ブクログ烏賊川市シリーズ6冊目の短編集。朱美とさくらの登場はない。 今回も鵜飼と流平の平常運転のドタバタギャグミステリー。(ってか、さくらがいるのにデレデレすんなよ、流平!) 「宝石泥棒と母の悲しみ」で、『僕』ことマー君語りになってることに違和感を感じたら…そういうことだったか。こんなミスリードがあったとは。
2投稿日: 2022.09.13
powered by ブクログ短編集。好敵手の烏賊川市警の砂川警部は登場もせず、鵜飼探偵と流平君がフワッと事件を解決する。ある意味、著者のトリック構築の実験的な作品という印象を受けた。カバーデザインにもなった丸吉酒店の看板娘や、悲しい結末を迎えた「雀の森の異常な夜」の絵理お嬢様が良い味を出している。探偵事務所の大家・朱美も、さくらお嬢様も出てこない……時系列が不明なパラレルワールド的作品だった。
0投稿日: 2022.04.21
powered by ブクログ烏賊川市シリーズ⑥ 今回は5編の短編という事もあり、いつもより鵜飼さんと流平君のギャグの応酬が割増してました。が、ミステリーとしても事件発生から解決のプロセスまでしっかり読ませてくれます。『腕、ちぎれます!立て札、折れます!腕、ちぎれます!立て札、折れます!腕、ちぎれる!立て札、折れる!』が爆笑!それにしても流平君、命がいくつあっても足りない…大家さんの登場がなし。
0投稿日: 2021.11.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
烏賊川市シリーズ初の短編集。短編の中にユーモアと本格ミステリの雰囲気を備えておりとても読んでいて面白い。「七つのビールケースの問題」のさやかちゃんは後の話にも出てくるので読んでおきたい話である。
11投稿日: 2021.10.23
powered by ブクログ短編小説集だったので読みやすかった。ただ一つ一つのトリックなどが軽すぎて、物足りなさを感じてしまった。
0投稿日: 2021.08.16
powered by ブクログ相変わらずののらりくらり、そんな事あるか!と突っ込みたくなる展開で、短編集にしては一作ごとに相応の読み応えあり。
0投稿日: 2020.10.03
powered by ブクログ今回は 迷探偵ではなく 本当に 名探偵になってしまいましたね。 最後の短編は 犬(?)を 主人公に 吾輩は猫ふうに アレンジして 楽しめました。 烏賊川市シリーズ やはり 好きです。 でも こんな名前の市には 住みたくは ないですがね。
4投稿日: 2020.03.11
powered by ブクログ烏賊川市シリーズの初短編集。今作もゆるーく、かつユーモアあふれるいつもの東川篤哉ワールドで話は進む。現実にありえないような、でももしかしたらありえるかもしれない…!?のギリギリの線を狙っていく感じは変わらず好み。個人的に一番気に入ったのは「藤枝邸の完全なる密室」かな。
1投稿日: 2019.10.16
powered by ブクログ短編集でした。今回は事件に関わるのは基本鵜飼探偵と戸村くんのみ。短編のせいか鵜飼探偵は冴えていてあっという間に綺麗に事件の真相に迫っています。好みは「藤枝邸の完全なる密室」の思いがけないアプローチとラストの展開。「七つのビールケースの問題」も伏線も謎解きも見事でさらに犯人追跡のドタバタに大笑いしました。「宝石泥棒と母の悲しみ」は何かあると気づいていたのですがまさかの展開で驚きました。長編のシリーズ特有の笑いも楽しいのですが、ピリッと締まった短編集もいろいろな味が詰まっていてとても良かったです。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ人をイラつかせる無神経な言動と、いいかげんに展開する華麗な(?)推理。鵜飼杜夫は、烏賊川市でも知る人ぞ知る自称「街いちばんの探偵」だ。身体だけは丈夫な助手の戸村流平とともに、奇妙奇天烈な事件解決へと、愛車ルノーを走らせる。ふんだんに詰め込まれたギャグと、あっと驚く謎解きの数々。
1投稿日: 2018.06.07
powered by ブクログ会社の先輩に借りた本。 今までのように長編ではなく、今回は短編集。ユーモアが自分にはあまり合わなかった。『交換殺人には向かない夜』が一番面白かったかな。
1投稿日: 2018.02.25
powered by ブクログ烏賊川市シリーズ初短編作品。 パッと事件が起きて、鵜飼さんの天才的ひらめきによって事件が解決する。 『藤枝邸ー』は面白かった。刑事コロンボや古畑任三郎のように犯人視点で進むが、まあこの犯人緻密さの欠片もない。 人の顔を見ては情けない悲鳴を上げ、不自然なまでの口数。 最後の『宝石泥棒ー』は変わり種。騙された! と思うか、いやないだろとツッコミを入れるかは読者の自由だが、いつも以上にご都合主義だが笑ってしまった。よかった最後切り裂かれなくて。
1投稿日: 2016.06.10
powered by ブクログ半ば表紙があらゐけいいちだったと言う理由だけでジャケ買い。 読んでから知ったけど謎解きはディナーの後での作者さんが書いた小説だったのね。 内容はまぁー、しょうもなくだらない(褒め言葉)ミステリ。『そんなのありかよ!』な事件と解決方法がわんさか、ミステリ小説としてってよりも箸休め的な読み物としてとても気楽に読めるいい本です。 登場人物が一々癖があって面白いのでラノベ感覚で本読む人にはオススメかと
1投稿日: 2016.01.05ミステリ初心者にもおすすめ
短編で、難しい表現も無くサクサク読めました。 会話やアクションがほぼギャグなので、怖い雰囲気や残酷な描写が苦手な人でも楽しめると思います。
1投稿日: 2015.06.07
powered by ブクログギャグミステリー短編集。好きな人は好きなんだろうな。私には合わないだけで。家族からもらった本の一冊だから読んだけど、自分ではお金を出して買わない。
1投稿日: 2015.04.13
powered by ブクログ烏賊川市シリーズ初の短編集。 短編なので、いつも以上に軽くあっさりとした感じ。 ミステリーが苦手な人でも、すっと入れるんじゃないでしょうか? そんなトリックだったのかと拍子抜けしたり、ありえない場面も多々あるので、本格好きには物足りないと思いますが。
1投稿日: 2015.04.10爆笑系推理小説
まあ、悪い意味で抜けてしまったコロンボとこき使われている助手が難事件(?)をアル意味鮮やかに解決していく小説。 こいつ、バカなのでは・・・・と言う鵜飼探偵ですが、抜けた部分以外は凄く冴えています。 登場人物たちのやり取り、文章共に軽妙で、一気に読めました。 推理小説で笑ってしまうのは初めてです。
1投稿日: 2015.04.03
powered by ブクログ本を読まなかった次男がお気に入りのシリーズ。 お決まりのボケに突っ込み。(゜o゜)\(-_-) まぁまぁ面白い。でもやっぱり子供向けかも? だけど力を抜いて読みたいときには最適ですな!
1投稿日: 2014.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
東川篤哉による烏賊川市シリーズの短編集。 相変わらず読者を煙に巻くようなユーモア溢れる文体に短編ならではのコンパクトな展開、奇抜なトリックなど、烏賊川市シリーズのみならず、作者の持ち味が存分に生きている。 さらにいえば、短編であるが故に鵜飼探偵がものすごく「名探偵」に見えてくる。これは、長編での紆余曲折の部分や枝葉末節の部分をそぎ落とした結果、自然とそうなったともいえる。 ラストの「宝石泥棒と母の悲しみ」は「僕」がなにものなのかが鍵を握っているが、そう来たか、と思わせられる。自分的にはややヒネリ過ぎな感を受けた。
1投稿日: 2014.07.01迷探偵・鵜飼が活躍する、烏賊川市シリーズの短編集!
相変わらず読者を煙に巻くようなユーモア溢れる文体に短編ならではのコンパクトな展開、奇抜なトリックなど、烏賊川市シリーズのみならず、作者の持ち味が存分に生きている。 さらにいえば、短編であるが故に鵜飼探偵がものすごく「名探偵」に見えてくる。これは、長編での紆余曲折の部分や枝葉末節の部分をそぎ落とした結果、自然とそうなったともいえる。 ラストの「宝石泥棒と母の悲しみ」は「僕」がなにものなのかが鍵を握っているが、そう来たか、と思わせられる。自分的にはややヒネリ過ぎな感を受けた。
4投稿日: 2014.06.30
powered by ブクログおなじみ東川さんのユーモアミステリー作品。 烏賊川市きっての迷探偵、鵜飼杜夫が短編集で帰ってきた。 とある事情で自分の叔父を殺害した藤枝修作。 彼は綿密な計画のもと密室殺人を企て、今まさにそれを完遂しようとしていた。 そこに突如として現れた鵜飼のせいでひっちゃかめっちゃかになり…『藤枝邸の完全なる密室』 花見小路家で暮らす「僕」は、猟犬として活躍する母さんと友人のアイちゃんと共に暮らしていた。 ある日花見小路家から宝石が盗まれ、自称名探偵鵜飼と助手の戸村が解決に乗り出すことになる。 彼らのいいかげんなやりとりを見つめていた「僕」は思わぬ形で事件に関わっており…『宝石泥棒と母の悲しみ』 烏賊川市シリーズ初となる短編集です。 相変わらずの適当な登場人物の言動が渦巻く緊張感のない雰囲気と、その雰囲気に似つかわしくない練り込まれたトリックがすばらしい。 まったく気負わずに読める手軽さで油断させておいて、きっちりと読者に驚きを提供してくれる東川さんの手腕はさすがのひとことです。 まったく関係ありませんが、今作で初めて新カバーバーションを購入しましたが、前のデザインの方が好みでした…。少しだけ残念。
1投稿日: 2014.03.21
powered by ブクログ烏賊川市シリーズの短編集です。シリーズ長編とは違い、鵜飼探偵と流平君のみの登場です。 そのせいか若干笑いが弱い感じがするのも事実。キャラクター間で広がる縦横無尽のギャグの掛け合いが無いのは、ちょっと寂しいですね。加えて短編なので大きなネタを仕込めなかったのもあるのかもしれません。どこかの解説で、ギャグとミステリは構造的に同じ、といった感じの作者自身の発言を見ましたが、それがちょっとわかった気がしました。
1投稿日: 2014.01.28
powered by ブクログギャグミステリィの秀逸さに脱帽.一見さらりと書かれているが,構成の妙とさらに現状ミステリィへのアンチテーゼが何気なく提示されている点ににやっと来る.
1投稿日: 2014.01.20
powered by ブクログ人をイラつかせる無神経な言動と、いいかげんに展開する華麗な(?)推理。鵜飼杜夫は、烏賊川市でも知る人ぞ知る自称「街いちばんの探偵」だ。身体だけは丈夫な助手の戸村流平とともに、奇妙奇天烈な事件解決へと、愛車ルノーを走らせる。ふんだんに詰め込まれたギャグと、あっと驚く謎解きの数々。読めば読むほどクセになる「烏賊川市シリーズ」初の短編集。
1投稿日: 2014.01.18はやく名探偵になりたい
烏賊川市シリーズの短編集!!登場人物は探偵、鵜飼と助手の流平で最近影の薄かった流平くんが事件にからんできます。 短編ですので、少しづつでも読め楽しめました。 この作者の考える仕掛けがまた面白く独創的な部分も著者の持ち味です!! このシリーズが好きな方なら、おすすめです。ぜひ!!!
4投稿日: 2014.01.14
