
総合評価
(3300件)| 1555 | ||
| 979 | ||
| 411 | ||
| 82 | ||
| 21 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人間の悩みは究極、すべて人間関係にあること、それを解決するのは課題の分離、そして人生のタスクを果たすこと。そして過去のトラウマ、未来の不安にとらわれず、「今、ここ」に神経を集中すること。 とても面白いので何度も読み返して自分なりに生活に取り入れられたらいいと思う。
1投稿日: 2024.03.01
powered by ブクログ哲人と青年の対話形式で話が進んでいき、具体例も多いので理解しやすかったです。 課題の分離、共同体感覚を自分自身に置き換えた時にどう実践すべきなのかなど、まだまだ理解が浅い部分はありますが、人や環境に対して不満や怒りを感じた時にどう考えるべきかというヒントにはなりました。 まずは、日常生活の中でうまくいかない時に「自分がコントロールできることは何なのか」「(小さなことでも)自分が今できることは何なのか」という考え方を取り入れてみようかなと思います。
1投稿日: 2024.02.29
powered by ブクログ理想像から減点するのではなく、ゼロ地点から出発する、他者からの承認欲求はいらないなど、ハッとする言葉が沢山ありました。
1投稿日: 2024.02.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高校生の時に読んだ。有名で気になった。 青年の捻くれ方が自分そっくりだなってびっくりした!ずっと怒っててかわいい笑 ぶれやすい人におすすめ。 自由になりたいーーーっていつも不満だけど 嫌われるという対価を払いさえすればいつでもなれる。嫌われてまでして貫きたいと思えるこだわりを自分で把握しておくことが大事なのかなって考えた。自由になりたいー嫌われたくないーと欲望を、どっちも叶えようとするから苦しい。 あと、〜のせいでできない、〜のせいで可哀想な私 のままではいつまでも前進できないというお話がとても良かった。本当はやりたくないから、やれない理由をわざわざ挙げているという考え方はめからうろこでした 〜のせい、という事象は確かに存在すると思うけれど、そこをあえて自分のせいにして能動的に動くことが大事なんだろうと思った 色々語ったけど実践できてるかっていうとまだまだだと思う笑
2投稿日: 2024.02.27
powered by ブクログ出来事の捉え方によって、生き方が変わると感じました。 大谷翔平選手は、高校時代、ゴミ拾いをすることを「ツキを拾う」と監督に教わり続けていたそうです。 大きな共同体の中に自分がいて、他者貢献によって幸福を感じるというアドラーの考えを体現しているかのようなエピソードだと紐付きました。 課題の分離をすることによって、「これは、誰の課題なのか」を常に意識するようになりました。 人の課題を奪わない、子供が困難に直面した時、大人がその困難を取り除いてしまえば、子供は困難を乗り越えようとはせず、諦めてしまう。 まさに、転ばぬ先の杖をやっていくと転び方がわからなくなってしまい怪我をしてしまう。 誰かからの評価を意識せず、誰かのために純粋に行動できる人になっていくことを目指します。
7投稿日: 2024.02.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
•人は変われる、世界はシンプルである、誰もが幸福になれる •過去の「原因」ではなく、いまの「目的」を考える;不安だから外に出られないのではなく、外に出たくないから、不安という感情を作り出している •我々は過去の経験に「どのような意味を与えるか」によって、自らの生を決定している •行動面の目標: 自立すること、社会と調和して暮らせること •この行動を支える心理面の目標:私には能力があるという意識、人々は私の仲間であるという意識 •課題の分離、他者の課題を切り捨てろ •対人関係のゴールは「共同体感覚」 ; 他者を仲間だと見なし、そこに自分の居場所があると感じられること 時間軸においては過去から未来、動植物や無生物までも含まれる共同体、共同体の範囲は無限大 •自己への執着を他者への関心に切り替えていく •あなたのことをよく思わない人がいるのは、あなたが自由に生きている証 •他者からどう見られているかばかりを気にかける生き方こそ、わたしにしか関心を持たない自己中心的なライフスタイル •私はこの人に何を与えられるか?を考える 共同体へのコミット •対人関係のなかで困難にぶつかったとき、出口が見えなくなってしまった時、まず考えるべきな「より大きな共同体の声を聴け」 •人は、自分には価値があると思えたときにだけ、勇気を持てる→私は共同体にとって有益だと思えた時 •自らの主観によって「私は他者に貢献できている」と思えること、そこで、自分には価値があると思える •ありのままの自分を受け入れる=「自己受容」する からこそ、裏切りを恐れることなく「他者信頼」することができる。そして他者に無条件の信頼を寄せて、人々は自分の仲間だと思えているからこそ、「他者貢献」することができる。さらには他者に貢献するからこそ、「私は誰かの役に立っている」と実感し、ありのままの自分を受け入れることができる。「自己受容」することができる。 •幸福とは貢献感である •人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那 •「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てよ:過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」には何の関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。
2投稿日: 2024.02.25
powered by ブクログ自分の人生観を大きく変えた一冊。過去の経験に執着する原因論ではなく、理想の未来を現実化しようとする目的論で物事を考える手がかりを得られる。意図的に他人から嫌われる必要はないが、目的達成のために意見が相対するものであればやむ終えないという理解をしている。
1投稿日: 2024.02.22
powered by ブクログ難しい。繰り返し読んで理解して無意識で実行できるようになりたい。 まずは、自分の課題と他者の課題を分離して、自分のいまここ、を強烈に意識して生きていくことをしたいと思った。
1投稿日: 2024.02.21
powered by ブクログ幸せになるには嫌われる勇気も必要なんだ。 他者にどう思われるか気にしてばかりなのは、自分にしか関心を持たない自己中心的であるということ。これは耳が痛かった。相手の顔色をうかがってしまっている自覚があるから。 他者にどう思われるかより、自分がどうありたいか。それは、自分への執着から他者への関心に切り替えていくこと。そのためには、「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」が必要。 そうやって生まれた貢献感が幸福感なのだという。それには、他者からの承認は必要ない。 SNS等での「いいね」もそうだね。それが目的になってしまうと自由がなくなってしまう。共同体の感覚さえあれば、他者からの承認はいらないんだ。 「いま、ここ」を真剣に生きること。「他者貢献」を見失わず、嫌われる勇気を持ち、自由に生きていきたい。
1投稿日: 2024.02.21
powered by ブクログ序盤に、「引きこもっている人は引きこもりたいから理由を作っている」や、「トラウマはない」など過激なことが書いてあり、全く理解できなかったし、自分を否定されている気持ちになった。でも読み続けているうちに、過去でも未来でもなく今を生き、自分のことは自分で決める、他人は他人が決める。自分のための人生、人に感謝される行いをし、そのままの自分を肯定する、ということが幸せへの道だと納得した。 人の顔色を気にして過ごすことが多かったが、自分を大切にして過ごすように意識してからはストレスが減った気がします。 生き方に迷った時はこれを読み返す。
1投稿日: 2024.02.19
powered by ブクログ自分が変わろうと思ったきっかけになった本。 「課題の分離」 人に否定されるのが怖くて今まで自己主張をしなかった。 やりたくないことを周りに言われるがままにやる。 会社の上司に怒られても「?」だった。 やりたいことを追い求めるようになったのはこの本を読んでから。 自己主張を評価するのは他者の課題。 自己主張を肯定してくれる人を大切にする。 ただ、否定者の意見も聞き入れなければ、自分が廃れていく。 「他者貢献」 否定側の意見をすべて無視してしまっては成長は止まる。 自分のことを真剣に考えたうえでの話し合いの否定であれば受け入れ、改善行動をするべき。 否定側も幸せになれるように追い求めていきたい。 すべての人とはいかないが、有用であると感じた意見は受け入れていきたい。 「勇気の心理学」 嫌われる勇気とは、「自分らしく生きて」ということだと思う。 短い人生なんだから、自分のやりたいことを全力でやろう。 他人の目なんて気にしてないで自己主張をしようよ。 自己主張をし続けると、人から良く思われないことも多くなる。 それこそ、勇気の心理学。すなわち、嫌われる勇気を持ちましょうってことだと思う。
1投稿日: 2024.02.18
powered by ブクログこの本はアドラー心理学を基に、人が幸福に生きるにはどの様にすればいいのかが書かれていた。物語としては、アドラー心理学を学んだ哲学者と短気で捻くれた青年の対談の話であった。哲学者は「他者の期待には答えなくていい」「子供を褒めてはいけない」「トラウマなど存在しない」など、青年が納得しないような事を沢山話してきた。青年はそんな哲学者を論破してやろうと哲学者のもとに通う様になるが、哲学者が話すアドラー心理学に対して徐々に心が惹かれる様になっていった。 私自身も初めは本に書かれているアドラー心理学について腑に落ちない部分が多々あったが、青年に説明する哲学者の話を聞き、私もアドラー心理学について納得をしていくことがでか、活用していきたいと感じた。
1投稿日: 2024.02.18
powered by ブクログ幸せに生きる。自由に生きる。そのためには、「嫌われる勇気」=他者の評価に依存しない勇気が必要だ。実によく分かる。腑に落ちた。前へ進むため、必読だ。この本から、生きる力をもらった。 とくに終盤のこの言葉をかみしめたい。 ”哲人 あたながどんな刹那を送っていようと、たとえあなたを嫌う人がいようと、「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない”(P280) とても貴重な読書体験。
2投稿日: 2024.02.16
powered by ブクログ文系大学生は大体読まされるらしいと聞いたので理系であるが読んでみた次第である。 難しい言葉で語っておらず、青年と老人(?)の対話形式になっており非常に分かりやすかった。 人間の心理や自分の性格について振り返ることができた。定期的に読みたい傑作である。
1投稿日: 2024.02.15
powered by ブクログアドラー心理学は人生の劇薬、まさにその通り。痛い程自分を直視する契機となる。同じようなことで繰り返し悩み苦しんでいる時、この本は難題から逃げずに立ち向かい、わたしの答えを自分で見つけるために、強く背中を押してくれる。厳しくも水辺まで導いてくれる。自立を促してくれる。声高々でワンフレーズ的な指南書ではない、深みのある本でした。
2投稿日: 2024.02.15
powered by ブクログ人目を気にしてしまう方にはブッ刺さる一冊になってると思います! 僕はもともと人目を気にするタイプではなかったが、さらに気にしなくなった笑
1投稿日: 2024.02.12
powered by ブクログこの本はアドラー心理学という学問の教えを「青年」と「哲人」の2人での対話形式で書かれた本です。アドラーによる、劣等感についての考え方や人生、勇気づけ、自分に対する価値観などが綴られています。 この本のタイトルになっている「嫌われる勇気」というのは主に、自分のために自分の人生を歩むために必要なことだとしています。対人関係、周りと比べてしまう劣等感など人生において悩まされる課題をアドラー心理学の考え方によって良い方向に向かう。そんな本だと感じました。 少しでもこの本が気になったら買うべきだと思います。あと書きにあるのですが、一回読んだら全て理解できるとは限りません。自分も納得した部分、理解できた所から今の生活で実践しようと思います。
1投稿日: 2024.02.10
powered by ブクログ真理だということが、自分の経験に照らして直感的に分かる本でした。 何度も反復して咀嚼したい内容が沢山ありました。 備忘としてメモを沢山残しました。その一部をここに。 怒りは何かの目的のために作り出している、という目的論。勇気を出さない言い訳として、過去を使っている。原因論とは逆の考え方。 他者の課題には土足で踏み込まない。自分の課題には踏み込ませない。それがシンプルな生き方。 疑念でなく信頼をベースにした人間関係。縦の競走に乗っかってはいけない。横の対等な関係を気付く、周りの関わる人を仲間と捉える。 他人軸で生きるのではなく、自分軸で生きる。 人間関係や集団へのコミットこそが自分の居場所を作る。貢献感が幸せで、他者評価で幸せになるのではない。 今、ここに集中する。人生は点の連続で、線ではない。 目的地ではなく旅そのものが人生。
2投稿日: 2024.02.10
powered by ブクログアドラー心理学、厳しい! 他者貢献が、幸せに繋がることは同意できる。 信用と信頼の違い、愛の概念、根幹となっている原因があるから今があるのでなく、今のために原因を作り出しているという考えは、頭では理解できるけれど厳しい考え方だと思った。 意識的に少しやってみたけど、感情を失った廃人のようになりそうな気がした。
1投稿日: 2024.02.10
powered by ブクログ平易な文章と対話形式の構成でアドラー心理学の考え方が理解しやすい。目的論、対人関係の悩み、課題の分離、など、因果論とは異なるアプローチの考え方が興味深かった。本文中にもあるが、頭で理解できても実生活で実施することは、かなりの「勇気」が必要だと感じる。
1投稿日: 2024.02.10
powered by ブクログ読むの辛かった… 『自己受容』と『他者貢献』等々…極端かなと 哲人の(アドラー)思想に対して、青年が反対する気持ちが最初はわかるけど、青年がもう少し温和な性格がよかった(笑) 対話式は読み進めやすかった。
1投稿日: 2024.02.08
powered by ブクログ読む時々で刺さる部分が違うんだろうな 自分の問題と他者の問題を分ける 幸せは他者貢献で得られる 自分のことは自分のこと 人のことは人のこと ちゃんと境界を作ることは 一見すると冷たいことのように思えるけれど その上で 人のために何かしてあげられないか 見返りを求めるのではなく 私が他者のためにしてあげられることを探す 自己満足ではなく 広い意味で小さな他者に対して何かしてあげる そこから自己肯定を得る 何が言いたいか分からなくなってくるけれど 簡単に言えば 人のためにしたことで自分が幸せを得る、感じる そんなふうに意識を向けられたらいいなと思った
1投稿日: 2024.02.07
powered by ブクログプラトンの対話篇を模しているのだろうが、青年の挑発的な態度は読みにくさを感じた。 哲人が語ることには納得する部分が多い。しかし現実で実践しようとした時、どうしても障害がある。それもまた人間関係だと思う。青年が様々な疑問や否定を述べるが、なんだかはぐらかされているような気がしてならなかった。 「自分を変えるための本」なはずだが、周りも変わらなければどこかで挫折してしまいそう。でも周りを変えようとしてはいけない。本当に自分だけでも変わろうとするなら、本でも言われている通り長い時間がかかる。それができるような人はそもそも青年のような人ではないと思う。 実践しづらいという点で評価は下げたが、思想自体はとても勉強になる。読んで良かったと思うし勧めたい本。
1投稿日: 2024.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最近自分の中で考えが卑屈になっていたり、狭い世界で偏見と僻みに苛まされていることを実感していたので、昔読んだこの本を読み返した。 少年が話す反論に心当たりがあることばかりで心が苦しかったけれど、納得する考えが多くて自分の世界を変えていけそうだと思った。 特に刺さったのは、他者を敵でなく仲間と見ること。それによって縦の世界ではなく横の世界で生きられる、自分はそこが出来ていないんだと心に刻まれた。他者よりどれだけ優れるか、周りより早く真面目に行動しなきゃ、と縛りに縛られていた自分を開放して、自己受容、他者信頼、他者貢献ができるように、ちょっとずつ変わっていきたい。 続編も気になるので読んでみたい。
1投稿日: 2024.02.05
powered by ブクログ他者を変えることはできない、変えられるのは自分だけ。 職場での人間関係や、恋人との関係についてよく悩んでいた際におすすめされて読んだ一冊。 アドラーの考えに触れることが出来て本当によかった。 無意識に周りの環境のせいにして、他者を自分にとって心地よいものにしようと自分勝手な欲望をぶつけていたなと反省した。 この本で得た考えを実践して、自分の人生を本当の意味で幸せだと言えるものにするにはまだまだ時間がかかると思う。 けれどもこの本を読む前の自分と読んだ後では世界の見え方が明らかに違った。 「幸せになる勇気」もあわせて読みたい。
1投稿日: 2024.02.04
powered by ブクログ自分の中の信条で行動しているが、自分の表現の至らなさによって過半数に人に正しく受け取ってもらえないと思い、自分の価値観はあるべきものの姿ではないかもしれないと懐疑的になることが多かったですが、嫌われる勇気は自分の思考回路を具体的にそして自分自身でも理解できていなかった所をわかりやすく説明しているようで自分の考え方をより深く理解できた感覚がありました。 それでもまだ考えが足りなかった『いま、ここ』を真剣に。という所には胸が刺されたように響き、これから未来のために今を過程にするのではなく今死んでも後悔しないよう真剣に行きたいと思います
1投稿日: 2024.02.01
powered by ブクログついにブックオフで見つけ、購入! これは面白い。 前々から自己啓発本といえば「嫌われる勇気」と謳われていて何がそんなに面白いんだとずっと気になっていた。ネットで要約を見ても大して身にならず、そこまで刺激的な内容ではないように思えていた。 しかし実際に読んでみると本当に面白い。書いている内容が要約では理解できなかった部分も含め、頭にスラスラ入ってきて毎ページ「なるほど」と感心させられる。 というのも文の形態(?)がずっと会話文でめちゃ読みやすい。そして哲人を論破しようと果敢に挑む青年の煽りスキルが高すぎてマジ笑える。煽りってこんな表現の仕方あるんだって思うくらいバリエーション多い。 この会話で進んでいく構成がこの本を有名たらしめる所以だと思う。大抵どの自己啓発本も本文には教える立場の人の意見しか書かれておらず、私たち自身が理解に苦しみ「つまりどういうこと?」「例えると?」と疑問が生じても、どんどん次の内容に進んでいってしまうことが多い。 しかし、この本では青年がとにかく哲人の揚げ足を取ろうともがき、煽り、「私の体験談で〜することがあったんですけどそれはどう説明しますか⁈」や「納得できません。それは理想論です!」など読者の代弁をしてくれる場面が多く、全くストレスなく読める。 まぁでもこの本は何回も読み込んでこそ、自分の生活に落とし込めるって感じ。一回読んだだけじゃ大事な部分はほとんど忘れている。
7投稿日: 2024.02.01
powered by ブクログhttps://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/webopac/BB02682495
1投稿日: 2024.01.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないことです。過去を見て、未来を見て、人生全体に薄らぼんやりとした光を当てて、なにか見えたつもりになることです。 過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。 「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てていたら、過去も未来も見えなくなるでしょう。 他者もまた「あなたの期待を満たすために生きているのではない」 あなたに出来るのは「自分の信じる最善の道を、選ぶこと」 その選択について他者がどのような判断を下すのか。これは他者の課題であって、あなたにはどうしようもない話です。 私が変わったところで、変わるのは「わたし」だけ 自己肯定ではなく、自己受容 何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか あなたは共同体の一部であって、中心ではない。 「わたしはこの人に何を与えられるか?」を考える 他者を評価せず、感謝を伝える 「行為」のレベルではなく、「存在」のレベルで見る
0投稿日: 2024.01.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初読了。複数読む必要あり ・この人と一緒にいるととても自由に振る舞えると思った時に愛を感じる ・神なき世界のニヒリズムの克服→課題の分離をすること ・馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない 原因論:過去の因果関係のもとに事象が起こる 目的論:何かの目的のもとに行動する
2投稿日: 2024.01.28
powered by ブクログあるあるだけど 物語を進める主人公が批判的で少し疲れる。 もしもアドラーが上司だったらの方が 話がすぐにポジティブに変換され 読みやすい印象。
2投稿日: 2024.01.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本書は、アドラー心理学を対話によって理解を深めて行く物語である。 続編の幸せになる勇気も読み終えて、アドラー心理学はこれからの人間関係を劇的に変える力を持つと同時に、真に理解するには時間がかかると感じた。 ただ自分から愛し、信頼し、尊敬すること。 そこで大事なのは課題の分離である。 私たちができることはただひたすら最良の別れに向けた不断の努力を続けることである。 端的に言い表わすと上記のようになるが、アドラーが伝えたい全てを表せはしていない。 これからの人間関係のベースとなるであろうアドラー心理学と出会えて良かったし、感謝している。時折、本書を再読し、噛み締めながら、人間関係について考えを深めていきたい。
3投稿日: 2024.01.27
powered by ブクログ『嫌われる勇気』を読んで この本を読んで 、今までの人生を鑑みた。 私は、自分の人生を今まで歩んできただろうか… 人の言われる人生を歩んだのではないか… 嫌われたくないが為に、自分本位ではなく、人が気に入るようなことをしていたのではないか? 他の人と比べたり、羨ましがったりしていたのは事実。 もちろん 共同体でもなかった。 仲間という概念で考えた事はあまりないように思う。 仲間意識とても大切だ 簡単に出来るようで、出来ない。 自由とは、人から「嫌われる」事である。 その自由とは… 嫌われる可能性を恐れることなく、坂道を転がるのではなくて、坂道を登る「勇気」 それには、自分の信念というものが必要な気がする。 その信念に沿って自分の生き方を決めれば嫌われる事の勇気が理解できる気がする。 今までは、自分のライフスタイルを決めて、決め込んで生きてきた。 私のライフスタイルとは、偏ったものの考え方。 ライフスタイルが染み込んでくせになっていると思う。 そのライフスタイルの中には、 不幸自慢という選択肢も取り入れたことも事実だと思う。 過去にどんな出来事があったとしてもそこにどんな意味付けを施すかによって現在のあり方は決まってくる 問題は何があったか ではなく どう解釈したか であると… その解釈の仕方は、この先ずっと幸せになることができなくなると… 過去が全てを決定し 過去が変えられないのであれば、 今日生きる 我々は人生に対して 何の有効な手立ても、 打てなくなってしまうと… すると 世界に絶望し 人生を諦めるような ニヒリズム やペシミズムに行き着き フロイト的な考えとなる…と… 今までの性格の癖を変える。 視野を変えてみる。 本を読んでみる。 今のスタイル(癖)をやめる、いえライフスタイルを選び直せばいい…でも どうやって? まず自分を知ること。 それは、他人に教えて貰うわけでなくて、自分で導き出す事…と書かれている 自分の人生を知るのは、「今ここ」に生きるあなたなのだと… それは 「今を真剣に生きる事…」 人生最大の嘘 「今ここを生きない事」 過去を見て、未来を見て人生全体をうずらぼんやりとした光をあてて、何か見えたつもりになる事。 「今を生きない事」もとても難しい。 今までは自分に対して 無意識にブレーキをかけてしまう、 無邪気に振る舞うことができない。 どれが本当の自分なのかわからくなる。 哲人も言っているように一旦 人生を「シンプル」に考えたいと思っている。 「課題の分離」をすること… 他人の課題に踏み込まないそれが自分の子供であっても、土足で編み入れるようなことをしてはいけない。 他人との関係は、 課題の分離ができれば、 シンプルかもしれない。 課題の分離は、人間関係をも良くする。 分離の、見分け方としては その選択によって、もたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か…と言うこと 「馬を水辺に連れて行くことはできるが水を飲ませることはできない…」 「水を飲むのはあなた決心次第」 自分を変えることができるのは自分しかいないのだと… 健全な劣等感とは、他社の比較から生まれるのではなくて、理想の自分との比較から生まれる。 「人生のタスク」 仲間を敵とみなし 仲間だと思えない それは人生のタスクから逃げてる 仕事のタスク、 交友の タスク、 愛のタスク アドラー心理学では 人間の行動面と心理面のあり方について 目標を挙げている。 行動面は自立すること 社会と調和して暮らせること 心理面は私には能力があるという意識 それから 人々は私の仲間であるという意識。 承認欲求は貢献感を得るための手段。 と他人の人生を歩むようになる。 他社貢献を考えることは、自己実現や幸福感にもつながる可能性がありますので、積極的に行っていきたい。 この本を読んでも、身につまされ何度も読み返した。 最後に 「自分が自分の人生を好きに生きていけない理由などない…」と書かれている。 目の覚める思いだ。 それでも今までのライフスタイル(癖)を変える意識をしたいと思う。 アドラー心理学を熟読するには、もう死んでいる年だが、この話しを今のタイミングで聞くべきだったと哲人は言っている。 ゆえ、この本を迎え、この本に出会い、これも何かのサインなのかもしれない。 ありがとうございました。
1投稿日: 2024.01.25
powered by ブクログあまり本を読まない私でもサクサクと読めた。 主人公?の悩みが自分が持ってる悩みにぴったりで、一つ一つの悩みに対して「そう考えればいいんだ」と納得しながら読み進められた。 一回読んで、内容がふわっとだけど理解できてるくらいの段階だけど、前よりも人が怖くないし、生きづらい感じが少し改善されたように思う。 読んで良かった。
1投稿日: 2024.01.24
powered by ブクログ2024/09/29再読開始 32 不満はあるでしょうし、幸福というわけではないでしょう。しかし、彼が「目的」に沿った行動をとっていることは間違いありません。 47 「不幸であること」がご自身にとっての「善」(=ためになること)だと判断した 68 あなたの「目的」は「他者との関係のなかで傷つかないこと」 75 低身長は「劣等性」ではなかった 客観的な劣等性↔︎主観的な劣等感 81 ・劣等コンプレックス 86 ・優越コンプレックス ・偽りの優越感 ・権威づけ(ブランド信仰など) →他者の価値観に生き、他者の人生を生きている 89 ・不幸自慢(不幸であることによって「特別」であろうとする) →その人は永遠に不幸を必要とすることになる 92 われわれは「同じではないけれど対等」 →「違い」を善悪や優劣と絡めてはいけない 98 自分はまともに日光を浴びずに育った、へちまだと。 98 他者の幸福を「わたしの負け」であるかのようにとらえているから、祝福できない 102 ・私憤と公憤(自分の利害を超える怒り) 106 「怒りという道具に頼る必要がない」 113 仕事そのものが嫌になったのではない 117 人は「この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える」と思えたとき、愛を実感することができる 120 ・人生の嘘 137 他社から承認してもらおうとするとき、ほぼすべての人は「他者の期待を満たすこと」をその手段とします 142 「あなたのため」ではなく「わたしのため」であり、その欺瞞を察知するからこそ、子どもは反発する 163 自由のコスト=承認されないかもしれないというリスク 163 いったい人は、自由の重みに耐えられますか? 168 多くの人は、対人関係のカードは他者が握っていると思っている 183 他者はどれだけ自分に注目し、自分のことをどう評価しているのか?つまり、どれだけ自分の欲求を満たしてくれるのか? 185 こうした人たちにとっての他者とは、「私のために何かをしてくれる人」でしかありません 187 所属感とはただそこにいるだけで得られるものではなく、共同体に対して自らが積極的にコミットすることによって得られる 188 この人は私に何を与えてくれるのか?ではなく、私はこの人に何を与えられるのか?を考えなければならない 193 共同体感覚→「コップの中の嵐」 「より大きな共同体の声を聞け」 202 人は褒められることによって自分には能力がない 「なんですって!?」 207 私は誰かの役に立っているという生の実感 209 存在に声をかける 211 われわれは他者を見る時、ともすれば「自分にとっての理想像」を勝手にこしらえ、そこから引き算するように評価してしまうものです 212 「誰かが始めなければならない」 214 誰か1人とでも縦の関係を築いているとしたら 216 上司の指示に従った結果ミス 誰の責任? 218 論破されたがっている 225 答えを急ぐ必要はありません ふっふっふ 229 われわれに足りていないのは能力ではなく勇気 241 他者を敵だとみなしたままの貢献→偽善 他者を仲間だと思っての貢献→私は他者に何ができるか 244 わたしはアドラーの思想を多くの人に 249 誰のおかげで飯が食えてる →行為レベルでしか自分の価値を実感できない人 254 承認欲求を通じて得られた貢献感には自由がない →われわれは自由を選びながら、なおかつ幸福を目指す存在 261 普通であること=無能であること、ではない 269 そんな議論、話になりませんね! ※ 183 あなたのことをよく思わない人がいるのは、あなたが自由に生きている証なのだ 「他者からどう見られているか」ばかりを気にかける生き方こそ、「わたし」にしか関心を持たない自己中心的なライフスタイル 185 「自分にしか関心を持たない人」にとっての他者とは、「わたしのために何かをしてくれる人」でしかない。みんなわたしのために動くべき存在であり、私の気持ちを最優先に考えるべきだと、半ば本気で思っている。 188 「わたしはこの人になにを与えられるか?」 何かを与えてこそ、自らの居場所を得ることができる 194 関係が壊れることだけを恐れて生きるのは、他者のために生きる、不自由な生き方 198 人が他者を褒める目的は「自分よりも能力の劣る相手を操作すること」 夫が家事を手伝っても「お手伝いしてえらいね」とは言わないはず 199 そもそも劣等感とは縦の関係の中から生じる意識 私自身も、誰かに褒められることで操作されていた 相手を自分より低く見ているからこそ、介入してしまう 横の関係=同じではないけれど対等 横の関係に基づく援助のことを「勇気づけ」と呼ぶ 能力がないのではなく、「課題に立ち向かう“勇気”がくじかれている状態」 203 人は褒められることによって「自分は能力がない」という信念を形成していく 205 褒めてもらうことを望むなら、他者の物差しに合わせ、自らの自由にブレーキをかけるしかない どうすれば人は勇気を持つことができるのか? 「人は、自分には価値があると思えた時にだけ、勇気を持てる」 人は「わたしは共同体にとって有益なのだ」と思えたときこそ、自らの価値を実感できる 「私は誰かの役に立っている」という生の実感→生きる勇気となる 214 人は「縦の関係」か「横の関係」か、どちらかしか選べない。もし誰か一人とでも「縦の関係」を築いていたら、あらゆる対人関係は「縦」になってしまう 224 自意識がブレーキをかけ、無邪気に振る舞うことができない →無邪気な自分(=ありのままの自分)に自信が持てていない 233 信頼の反対にあるのは「懐疑」 家族を疑いながら生きている 無条件の信頼とは、横の関係を築いていくための手段 235 裏切られることの恐怖を踏み越える勇気は「自己受容」からくる。 裏切られた時は思い切り悲しめばいい。 238 他者貢献とは、自分の価値を実感するためになされる。他者に貢献するのは自分のため(=自分の存在価値を受け入れるため) 241 皿洗い→お礼を言われなくても、私は誰かの役に立っていると考える 家族を仲間と思えていれば「貢献」 敵だとみなしたまま行う貢献→偽善・自己犠牲 249 仕事とは、会社で働くことを指すのではない 252 人間にとって最大の不幸は、自分を好きになれないこと 「幸福とは、貢献感である。」 私は誰かの役に立っているという主観的な感覚 254 人が承認を求めるのは自分を好きになりたいから。自分には価値があると思いたいから。 承認欲求を通じて得られた貢献感には自由がない。 260 普通であることの勇気。有能でなくていい。 普通=無能ではない。 235 痛みや悲しみを避けようとするからこそ、誰とも深い関係が築けなくなる 272 今ここにスポットライトを当てる→今できることを真剣に・丁寧にやっていく 「ぼんやりとしたこれから」を見ていないか? 274 今は我慢の時期ではない。今はもう本番。 過去も未来も存在しない。 278 人生の意味は、あなたが自分自身に与えるもの 280 自由に生きるための指針・導きの星 =他者貢献
1投稿日: 2024.01.24
powered by ブクログあんなに色んなところで取り上げられてるのも納得の1冊だった。 自己啓発本、ってよく考えると本当にそうか?だったり、自分には当てはまらないなだったり、100%良かったなぁって本って少ないと思うけど、この本は最後まで良かった。最後まではっとする言葉や考え方がたくさんあった。逆に自己啓発というよりも、心理学・哲学書という感じで学問的な興味深さもあったように思う。 青年がいい感じに、私がつっかかった部分をつっこんでくれてて、話の構成としても理解しやすいように考えられてる感じがした。難解ではあるけど、理解しようとして何度も読み返したい、面白さ?があった。 目的論の考え方とか対人関係へのスタンスとか、たくさんメモもしたけど、折に触れて読み返したい本だなぁと思う。その時々によって、響くところが違う気がする。 読んで良かった。手元に置いておきたい本。
2投稿日: 2024.01.23
powered by ブクログ当時大学生で人間関係の壁に押しつぶされていたときに出会った本。人生で初めて一気読みをしました。心が軽くなり、考えと行動が変わり、当時わだかまりがあった彼らとは、今では気の置けない友人です。
3投稿日: 2024.01.23
powered by ブクログ自分のベストな行動を取る、そこから他人が自分の行動をどう受け取るかは他人の課題である。自分軸で生きることの本質が理解できた。 全世界の人間は仲間だという言葉もとても好きだった。
3投稿日: 2024.01.23
powered by ブクログ人気の理由が痛いほどわかりました。 どなたにとっても思いたある節があり、考えさせられるものだと思います。 たくさんメモがあるので頭の中を整理するのも大変ですが、そして頭で処理するのに時間がかかりそうですが 繰り返し読み返したり自分なりにアウトプットを繰り返したりして少しずつ理解を深めていきたいと思います。 「いま、ここ」を自分として生きられるのは自分だけだからこそ、自分の生を全うしたいと思います。 素敵な本に出会えて今日も幸せです(ˊ˘ˋ*)
1投稿日: 2024.01.22
powered by ブクログ回りくどい言い回しもあるけれど、言いたいことは理解できた。 アドラーの心理学を実践する、実践し続けてこそ幸福感を味わえると思う。 続けることが何より難しい。
1投稿日: 2024.01.20
powered by ブクログ初めは半分くらいまで読んだけど難しくて諦めて、でも新しい悩みごとができた時に改めて読み直してみて、ようやく読了…!内容もやはり難しいし、対話形式なのもちょっと飽きてはくるものの、響くキーワードが沢山あった。 無意識に実践してることも多かったから(例えば自己受容とか)、それらを言語化してくれたような感覚。 でも1番響いたのは「嫌われる勇気」「横の関係」「課題分離」のところ。人とのコミュニケーションの取り方で、うまくいかなくて悩む原因を解説してくれている気がした。 自分が変われば、世界は変わる。本当にそう! 当然すぐには自分を変えることはできないけれど(変えようと思っても、生きてきた時間の半分の年数がかかるらしい)、対人関係や自信をなくして悩んだ時にこれらのキーワードを少し思い出せば、きっと前を向けるようになるかもしれない。
1投稿日: 2024.01.20
powered by ブクログ青年と哲人のやり取りに、わざとらしい違和感と青年のキレ芸に嫌悪感を覚えて 内容云々の前に読む気を無くしてしまいました。。。 頑張って半分位まで読みましたが、結局対話方式が回りくどくて断念しちゃいました。
4投稿日: 2024.01.17
powered by ブクログもう1ページ捲る毎に私の概念・価値観を叩き壊され、それはそれは深く刺さりました。 自分への理解、トラウマの考え方、人との距離感やコミュニケーションの考え方、他者貢献、どれをとっても本質しか書いてない。 だからこそこれを自分毎に落とし込んで使えたら随分楽に生きれる、それこそ幸せになれるのだろうなと感じた。 何回も読み直して、ノートにメモして、自分の行動に結びつけたい一冊です。
2投稿日: 2024.01.17
powered by ブクログ課題の分離 自分の事をよく思わない人間がいても、それは自分の課題ではない。「これだけ尽くしてよく思われないのはおかしい」と考えるのは他人の課題への介入。 課題の分離は対人関係の出発点↓ ゴールは「共同体感覚」(社会への関心) より大きな共同体の声を聴け
1投稿日: 2024.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
半分くらいは納得できた。特に、 p140 われわれは「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるのです。 は非常に納得感がある。他人を変えるのは基本的に無理でそれをこちらの問題として考える必要がない。益田ミリの漫画に、気になる人にデートを誘うメールを送ったが返信がない。しかし、送るまでがこちらの勇気であとは知らん、的なことが書いてあったことを思い出した。そういう意味では他人に対してどこかポジティブな意味での諦めも必要だと思う。 また自分を「普通の人間」であると受け入れることができれば幸福になる、というのは最近私も徐々に習得し始めている。そしてちょっとずつ気持ちがすっきりしてきているのでこれも納得。 結局これって結論なんだ?とは思ったが、面白く読み進めることができた。若干綺麗事感は否めないし、あんなに弾糾してた青年が急に納得したのも??とはなる。 もし自分に子供ができて子育てするようになったらまた読みたい。
1投稿日: 2024.01.15
powered by ブクログアドラー心理学について対話形式で理解を深められる一冊。 原因論ではなく目的論で考えることをしてこなかったので新たな視点を得られた。 原因があって結果がある。 当たり前に考えていたけれども、その行動自体に目的が潜んでいないか?今後人生を考える際に立ち返りたい。 他にも立ち返りたいポイントはいくつもあった。 ・ないものではなく与えられたものでどうするか。 ・自分と他者で課題の分離ができているか。 ・持っているものを比較して自分と比べる縦の関係ではなく対等な横の関係で人を見れているか。 ・行動のレベルではなく存在のレベルで自分に価値があると考えられているか ・自己受容・他者信頼・他者貢献ができているか。 ・人生を線ではなく、点の羅列で見れているか。 概念的な話も多く一度読んだだけでは完全に理解できないので繰り返し読んでいきたい。 2025年1/20追記 お金がないと幸せになれないのかと考え始めて2周目を読み始めた。 原因論の中に生き、ライフスタイルを選んでいるのをを改めて実感した。 人との関係も横ではなく縦で見てしまっている。 自己受容、他者信頼、他者貢献は前よりもできているかな。 いま、ここを生きる視点はまだ持てていない。 アドラー心理学の本を読み漁って理解をもっと深めていきたい。
1投稿日: 2024.01.15
powered by ブクログアドラー心理学を、哲人と若者の対話を通じて簡易に説明してくれる。 10年くらい前に一度手に取ったのかな…?多分全部読んでないのだと思う、ほとんど記憶に残っていなかった。 今回改めて読了。 哲学と心理学って何?どんな違い?というくらいあまり知識がなかったがおもしろかった。ただし、表現は平易なもののいかんせん中身は概念的な会話も多く、理解が難しい。難しくて途中眠くなり、読み切ることをあきらめそうになったことも多々あった。けれど、読み切ることで結果的に自分の人生を幸せに生きるための要素は感じ取れた気がする。 今の自分の理解では、自分の主観によって世の中の捉え方は大きく変わるということを示してくれている考え方だと思った。そして、他人に期待することを辞めるということ。 自分が他者の期待を満たすために生きているわけではないのと同じように、他者も自分の期待を満たすように生きているわけではない。 ただしこれはいわゆる悲観的な考え方ではなく 他者貢献というものによって人は幸福を感じるので、他者が何を自分に与えてくれるのか、ではなく、自分がこの人に何を与えられるかということを考えて行動に移すことで自らの手で幸せを獲得していくべきである。という考え方だったと咀嚼した。 今にスポットライトをあてる。 自分は変えられる。周囲の目を気にして他者の期待に応えながら生きることをやめよう。自己受容をする→他者信頼をする→他者貢献ができるのサイクルをまわす。 誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。あなたが始めるべきだ。 自分が自分の人生の意味付けを握っているのだということを改めて意識させてくれた良著でした。時をおいてまた読み返してみたい。そのときに自分が何を感じるか楽しみだなぁ
2投稿日: 2024.01.14
powered by ブクログ・他社を褒めない叱らない。横の関係。同じではないけど対等。 ・操作しない、介入しない。 ・褒められると能力がないと思わされる。評価しない。 ・感謝はよい。貢献したことがわかる。 ・共同体感覚の中で貢献を肯定されることが、社会的な接続である。 ・自己への執着でなく、他社への関心 ・自己受容、他者信頼、他者貢献 ・自己肯定ではない。 ・信頼とは、他者を信じるための条件を一切つけないこと。 ・裏切られることは自分の問題。自己受容。 ・他者貢献は自己犠牲ではない。 ・自立すること。社会と調和して暮らすこと。この目標。 ・わたしには能力がある。人々はわたしの仲間である。この意識。 ・すべての悩みは対人関係の悩みである。 ・幸福とは貢献感である。 ・他者からの承認はいらない。 ・人生は連続の刹那。キーネイシスとエネルゲイア。
1投稿日: 2024.01.14
powered by ブクログアドラー心理学の解説本。 哲人と青年と遣り取りが会話調で整理。 伝えたいことが、項を改めて順を纏められ とても読み易い。名著に偽りなしです。
1投稿日: 2024.01.14
powered by ブクログ「何で自分ばっかり」「こんなに頑張ってるのに認めてもらえない」なんていう方に是非読んでもらいたい。 「他人に好かれようが嫌われようが、それは他人が決めること(問題)である。他人の問題なんて考えてもしゃあない。」ということを学べるかも。 非常に哲学チックな話を対話形式で読み進められ、とっつきやすい。
1投稿日: 2024.01.13
powered by ブクログ友人に勧められ購入。意識して自己啓発本を読んだのは数年ぶり。 登場人物の青年同様、理屈では理解できるものの実践が難しいことが多く、賛同できない考え方も多かったものの、心理学の一つの答えなのかなとも思えた。 読了後、日常のふとした課題に直面したとき、この本の考え方が頭を過ることがあり、行動を起こす前に考えさせられることが増えた気がする。 あくまでも思想に染まりすぎず、考え方の一つとしてこの先の人生の糧にしていきたい。
8投稿日: 2024.01.13
powered by ブクログアドラーの目的論を会話形式で進めていく。 青年の感情の起伏が終始激しく、後半はやや疲れてきたが、トータルで満足する内容だった。 展開の特徴として、前半は青年に・後半は哲人に投影できてそのあたりの構成も面白かった。 最大の不幸=自分を好きになれないこと。 →「わたしは共同体にとって有益である」「わたしは誰かの役に立っている」という思いが自らに価値があることを実感させてくれる。 他者貢献は、目に見える貢献でなくとも良い。 ・あなたの貢献が役立っているかどうかを判断するのは、あなたではありません。それは他者の課題であって、あなたが介入できる問題ではない。ほんとうに貢献できたかどうかなど、原理的にわかりえない。つまり他者貢献していくときのわれわれは、たとえ目に見える貢献でなくとも、「わたしは誰かの役に立っている」という主観的な感覚を、すなわち「貢献感」を持てれば良い。』 【特に印象に残ったフレーズ】 『あの人の期待を満たすために生きてはいけないし、我々は他者の期待を満たすために生きていない』 『誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。』 ん。 哲人の主張をまとめると、こういうことだった。人は「わたしは誰かの役に立てている」と思えたときにだけ、自らの価値を実感することができる。しかしそこでの貢献は、目に見えるかたちでなくてもかまわない。誰かの役に立てているという主観的な感覚、つまり「貢献感」があればそれでいい。そして哲人はこう結論づける。すなわち、幸福とは「貢献感」のことなのだ、と 『大抵はあなたの問題じゃない』 ・自己と他者を分解して物事を捉えることは生きやすさにもつながり、他者に使っていた負のエネルギーも自分に使えてハッピーじゃん⭐︎となった。
1投稿日: 2024.01.12
powered by ブクログ忘れたくない言葉ばかり、でも時間が経つと手から零れ落ちていくものもあるだろう。だから書いたメモを見返してください、わたしへ
2投稿日: 2024.01.10
powered by ブクログついに、ついにですよ! ついに手を出しました、嫌われる勇気。 様々な自己啓発本、マインドフルネスの本に手を出しては、「まあ、それができなくて困ってるんだけどね~」に落ち着いてきた。 結局、変わることが怖かっただけだ。 でも長年変わることを怖れた結果、結局今回の帰省でもすごく嫌な思いをして、いい加減これはさすがにしんどいと思ったのだ。あと何年これを繰り返すのだ、と。 東京で快適に過ごせるのは、自分の人生を生きれるからだ。 実家が苦しいのは、その時間、他人の人生を生きているからだ。 アドラー心理学でよく言われる「課題の分離」 わたしは仕事ではこれをそれなりに使いこなし、仲間を信頼し、他者貢献を感じ、幸福を感じることができている。 今の仕事を選択する際、辛かった過去を、これからの自分がそれをどう使っていくか、という武器へと変換し、過去のトラウマに支配されるのではなく、活用することで「自分の人生を選択した」のだ。 (ただ、問題は、今の仕事の特性上、他者貢献すること≒自分の承認欲求を満たすこと、になっている可能性である。結局は、まだまだ自分自身に執着して、自分しか見ていない人間なんじゃないか、と思えてくる。) でも、仕事でそれなりにやれていること、つまり、変化を恐れず、自分の価値観(専門性)を信じ、課題を分離し、ストレスを感じながらも幸福を感じられるというはものすごいことで、現状には感謝しかない。 今度はこの感覚を、感触を、プライベート、というより実家にやればいいだけだ。 とはいえ、距離が近いと、やはりお互いに課題の分離って難しい。というか、いい歳なんだからいい加減実家実家言ってるなよ、と思う。だけど、年始はどうしても考えちゃう。物理的に距離があるっていうのは大事。 これは最近よく見る精神科医の益田Dr.の動画なんですが。 https://www.youtube.com/watch?v=S30Hi9NRX0w 実家には帰らなくていい、と断言してくれてます。 過去やしがらみにがんじがらめにされている人は、勇気をもらえます。
72投稿日: 2024.01.08
powered by ブクログ理解するだけでも非常に難しく感じる場面が数多くありましたが、その反面今の私だからこそ刺さる言葉も沢山ありました。 むしろ、主人公に共感できる箇所がありすぎて、「青年、こやつもしや私か?」と何度も思いました… 一度読んだだけで30箇所以上もの付箋を挟みましたが、一番心に残っている言葉は、「人間にとって最大の不幸は、自分を好きになれないこと(p252)」です。 自己受容にも繋がる言葉ですが、私のあらゆる悩みは全てここに帰結するのではと思う程に強烈な印象を受けました。 私は現在24歳で、昔からプライドが高い私はどうも自分の弱さを認めることが出来ず、他人にどう思われているかを過剰に気にしてきました。 しかし、この本に出会う少し前からとある出来事をきっかけに、「私はとても弱い人間なのでは?」と思うようになりました。(この時点でまだ自己受容は出来ていませんが、その事実を認めたという点では私にとっては大きな進歩でした。) それから徐々に、色々な心理学に関する情報サイトをハシゴする中で、私には自分を愛することが必要なのではないかと思うようになりました。 そしてこの本に出会い、やっぱりそうなのかと思うと同時に、哲人という第三者から私の課題を後押しされ、安心感を覚えました。 この課題を乗り越えるのは容易なものではないと思いますが、この本を読んだことで私の意識が変わったのは明らかです。 このような大きな気づきもある反面、理解出来ない言葉や、青年と同じく反感を覚えるシーンも数多くあったので、もう一度最初から読んで理解を深めようと思います。
3投稿日: 2024.01.08
powered by ブクログ人に嫌われてもいいという勇気が出た。 その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か、常に意識したい。
1投稿日: 2024.01.08
powered by ブクログ運命論的な生き方から真っ向から対立するアドラー心理学の輪郭を、対話形式で説明しており大変面白く読めた。 いま、ここに(過去や未来が見えなくなるほど)強烈なスポットライトを当てよという話は、打算的に生きようとする一読者としてすごく刺激的であった。
2投稿日: 2024.01.07
powered by ブクログタイトルで何となく食わず嫌いしていたが、もっと早く読んだら良かった。 一回読んだが、全部しっくりきた感じはしない。何回か読まないと理解を深められなさそう。 自分の課題と他者の課題を分離することは、子育てにも活かせそうだと思った。 でも理解は出来ても実践がかなり難しいことが多く書かれている印象だった。 「いま、ここ」を真剣に生きれるようになりたい。
4投稿日: 2024.01.06
powered by ブクログ題名の通り、嫌われる勇気が欲しくて読み始めた 今の自分にはぴったり刺さる本で読んで良かった 書かれていることを実践するには勇気がいるけど 少しずつ今までの行動を変えていきたいと思った また立ち止まった時に読み返したい
2投稿日: 2024.01.06
powered by ブクログ30代になって「こうやっていくべきなんだろう」と少しずつ考えていたことが言語化された本だった。 「誰かの役に立てているという主観的な感覚」を大切に、良い意味で人と自分は関係ないこと、「自分がどうありたいのか」を考えること、をやっていきたい。迷った時のマインドセットに読み返したい一冊
2投稿日: 2024.01.04
powered by ブクログどこかで見かけて気になったので図書館で借りた。何回かに分けて読んだ。アドラー心理学の本なのはあとから知った。 最初読みづらかった。真面目に読むとクラクラしてくるので、努めてカジュアルに読むようにしたらするすると読めた。 アドラー心理学を知りたくて手に取ったわけではなかったが、軽い入門書だと思えばわかりやすい本ではあったが、腑に落ちたかと言えば微妙なところだ。
9投稿日: 2024.01.02
powered by ブクログ承認欲求に飲まれそうだったときにこの言葉の内容が心に染みた。 今後に活かしたい点を以下のようにまとめた。 ・他者からどう見られるかは自分自身ではなく人の課題であるから、自分が集中すべき内容ではない(「課題の分離」) ・共同体感覚を持って、目の前の共同体より大きな共同体の声を聴く ・人生においては、「いま、ここ」を生きることが重要である(将来の目標達成のための手段としてしか「いま、ここ」を捉えられないのは不適切である) ただ、理解・納得はできても実践か難しい内容だと実感。 定期的に見直していきたい。
3投稿日: 2024.01.01
powered by ブクログこうすればあなたは幸せになれますよ!という啓発書と違い、 本書はあくまでもアドラー心理学は世界をこういう手法で解釈していますよ、あなたがどう感じるかはあなたの自由ですが、幸福になる為の一歩を踏み出す一助になれば幸いです。 という立場と態度で接してくることに好感が持てた。(本書で言うところの介入ではなく貢献) 本編では幸福になるために必要な事は勇気を持つ事だと繰り返される。 『世界は残酷で理不尽なところだ』という解釈から『世界は美しく素晴らしいところだ』という解釈に転換する勇気を持つ事。 これまでの経験など関係ない、いま、ここで、勇気を持って幸福になる為に前に踏み出そうと決意する背中を押してもらえる。
10投稿日: 2023.12.31
powered by ブクログアドラー心理学について、「青年」と「哲人」の対話篇で物語は進行し、サクサクと読み進めることができました。私は「青年」の視点で「哲人」の言うことに懐疑的になりながらも、随所に出てくるアドラーの言葉を理解しようと読みました。課題の分離や「いま、ここを生きる」など、なるほどなあと思うところもありましたが、一度読んだだけではその深いところまで理解が追いついていないように感じたので、再読しようと思います。なんとなく、私が変われば世界が変わる、それはとてもシンプルなことだと、感じています。
2投稿日: 2023.12.30
powered by ブクログ読んで本当に良かったと思っている1冊✨ アドラーの心理学について対話形式で内容を知ることができるようになっており、とても読みやすい!! 内容で特に心に残っている部分は「課題の分離」。 日々生活をしていく中で、立ち止まって、「自分の課題かな~?」 「相手の課題かな~??」って考えることが増えたかも!(^^)! 自分ではどうにもならないことを考える事が少なくなり、心が軽くなった気がします^^ 対人関係で悩んでいる方におススメしたい1冊です^^
20投稿日: 2023.12.29
powered by ブクログアドラー心理学、理屈では理解出来る。だが、なかなか心が追いつかない話だった。この内容を自分の中で昇華させるには中々時間がかかるだろう。 読んでいる時、著者は海外の方かなと思っていたけど日本人著者で驚いた。
1投稿日: 2023.12.29
powered by ブクログ哲学的で興味深い本だった。抽象的な話ばかりだったが理解しやすかった。これを実践しながら思考していけば著者の言う通りこの世界は単純に見えるのかなと感じた。とりあえず承認欲求は不要であることに気づけた。
1投稿日: 2023.12.28
powered by ブクログこの本には、どのようにしたら幸せになれるか、幸せとは何かという問いへのアドラーの答えが書かれている。また、幸せを感じることが出来てない人に対して少しでも前を向かせるヒントが書かれているように感じた。 アドラー心理学において「幸福」とは「貢献感」であると考えられている。幸福とは他者の役に立つことであるという考え方は、出世することだけが幸せなのではなないという私の仕事観を別の視点からアップデートさせる考え方であった。すなわち、今の仕事観は否定の形で幸せを定義する仕事観であったが、会社という小さい共同体において、誰かの役に立つということが実感できれば、その瞬間が幸せなのであるという幸せな状態そのものを説明する仕事観に読み替えることができた。 それこそ、出世したいという野心の源には、出世して他者から承認されたいという承認欲求があるように思える。実際、承認欲求を満たされることは快楽につながるので、アドラーの言うような自分に嘘をついている生き方であるとまでは言い切れない。しかし、そのように承認欲求を満たすためだけに生きてしまうと、他者の期待に応えるという形でしか生き方を決定できなくなってしまい、結果として自分が本当に望んでいる生き方に出会えないまま死んでしまうかもしれない。 それよりかは、自分自身の得意な仕事や今従事している仕事に前向きに取り組むことで、会社という共同体にいる人達の役に立つことを追求して行く方が幸せになれそうである。そして、そのように「いま、ここ」を真剣に生きることを継続して行く上で結果として、出世するのであればそこでまた他者に役立つ存在になるように努力する。それが私の理想とする仕事観かもしれない。
0投稿日: 2023.12.27
powered by ブクログおそらく共感できるだろうとおすすめされた。アドラー心理学はかじった程度だが、私が日頃考えていることに比較的近い思考だったのでうなずきながら読んだ。タイトルはほとんど関係ないため、そこで損をしているように思う。
2投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログ数冊アドラー心理学について読んだ後に購入。対話形式だと読みやすいが故に中々インプットしにくいような感じがした。この心理学のように人生がシンプルに見えるといいな。
1投稿日: 2023.12.22
powered by ブクログなぜこんなに評価されているかわからないのは、 私がこの本の本質をあまり理解してないからなんだろうな。 腹落ち感がない。 でも、自分の課題と他者の課題を分離して考える とか、 自分がどうありたいかを貫く ってのは大切にしたい考えだと思った。 嫌われる勇気ってタイトルと内容が一致しない気がするのは私だけ、、、?
1投稿日: 2023.12.21
powered by ブクログ■どんな本? 対話式になっており、とても読みやすかった 読者の疑問に思うであろう点に丁寧に答えられていた 人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである 自分のありかた、他者との関わり方を教えてくれる本 ■どんな人におすすめ? 対人関係に悩んでいる人 自分の今後について考えている人 前向きな一歩を踏み出したい人 ■著者が伝えたいことを3つに絞ると何か? 問題は世界がどうであるかではなく、あなたがどうであるか 我々を苦しめる劣等感は、「客観的な事実」ではなく「主観的な解釈」 人は「わたしは共同体にとって有益なのだ」と思えた時にこそ、自らの価値を実感できる ■本を振り返って、面白かった箇所はどこか(へぇーって思ったこと) 他者の課題に踏み込まない 自分の課題と他者の課題を分ける。そして他者の課題ならば踏み込まない。自分の課題なら踏み込ませない。この考え方は私はとても好き。 ■今後の行動、具体的なアクション 自分の解釈をポジティブなものへと変える 課題を分離する 自分の信じる最善の道を信じる https://self-methods.com/rn-courage-to-be-hated/
1投稿日: 2023.12.21
powered by ブクログ難しいところもあり、時々分からなくなっては前に戻って読み直しながらだったので最後まで読むのに時間がかかりましたが、思ったよりも読みやすかったです。 今はまだ理解が出来なくても、また数ヶ月、数年後に今度はどんな風に思うのかまた読んでみたいと思いました。 その頃には「いま、ここ」を真剣に生きてる私でいたいな。
2投稿日: 2023.12.19
powered by ブクログ他人と比較しない 結果論ではなくて目的論で考える 自分のやりたいように生きる 変えられるものに直視する 過去と未来を気にせずに今を大事に生きる
2投稿日: 2023.12.19
powered by ブクログ課題の分離 の部分が印象に残った。 人の悩みまで自分の悩みのように思える事があるので、切り離して考えられるようになりたい。 「自分がどう思うか」で行動することが大切で、それに賛同してくれる人を大切にしようと思えた。 1回じゃ理解出来ない部分がたくさんあったので、何回も読み返して理解を深めていきたい。 読む度に共感する部分が変わりそう!
5投稿日: 2023.12.18
powered by ブクログ劣等感いっぱい。何をしてもあんまり上手くできない。自分の事もたいして好きではないし。他人の目は気になるし、、、。 そんなんだから、序盤の『目的論』や『「不幸であること」が自身にとっての「善」だと判断した』などなどを読んでいると、いろいろ思い出し「うわぁ~なんか辛くなってきた」と思いながら考えさせられた。 しかも『「他者からどう見られているか」ばかり気にかける生き方こそ「わたし」にしか関心を持たない自己中心的なライフスタイル』ときた。もうその通り。何より自分が傷つくのが一番嫌なのよ。ただ『対人関係のカードは常に「わたし」が握っている』には目から鱗でした。 これから、いろいろな人生の課題をふまえ『他者貢献』を指針として『「いま、ここ」を真剣に生きる』を意識していきたい。 このフワッとした感想で分かるかと思いますが、、、。私は、自分の中に落とし込むのに何回か読まないとダメそうです。今までの自分には無かった考え方だったので。だからこそ、とても勉強になりました。
52投稿日: 2023.12.17
powered by ブクログ考え方が変わる一冊。全てを理解できたとは思わないが、当てはまることがとても多く明日から意識して人生を歩んでいこうと思えた。
1投稿日: 2023.12.16
powered by ブクログ哲人と青年の会話劇だが、青年が基本的にヒスっているので少し読むのに苦労する アドラー心理学の導入として良本 アドラー心理学についてもっと知りたくなったが、ちょっと宗教くさいかも。。。 失敗(によって時間が消費されること)を恐れずに行動する勇気
0投稿日: 2023.12.09
powered by ブクログ対話分で読み易い。すぐには自分を変えるのは難しいが、ちょっとずつでも理解していい方向に変わっていきたい。
8投稿日: 2023.12.05
powered by ブクログ少年の反論がここまで癖がなくてもいい気はするが、対話形式だからこそ読みやすい部分もあった。 悩みは全て対人関係から生まれるものであり、これは切っても切り離せない。だからこそどう人生をプラスに生きるかは考え方次第であるし、他人や過去を理由にして自分が変わろうとしない時間はとても無駄だと思った。 今の自分と真剣に向き合って、今この瞬間を大事にしていきたい。
1投稿日: 2023.12.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いつも人の目ばかり気にして思うように動けない自分が嫌で、なんとか変えられないかと思ってこの本を読んだ。 ・自分が変われないのは、自らに対して「変わらない」という決心を下しているから。 ・どこまでが自分の課題で、どこからが他者の課題か、冷静に線引する(課題の分離) ・できない自分もありのままに受け入れ、できるようになるべく前に進んでいく(自己受容) ・たとえ感謝されなくても、主観によって「わたしは他者に貢献できている」と考える(他者貢献) ・過去や未来関係なく、「いま、ここ」を真剣に生きる などなど。 本にも書かれているけど、この考えを本当に自分のものにするにはめちゃくちゃ時間がかかりそうだなぁ。何度も読み返したいし、関連本も読んでみたくなった。
2投稿日: 2023.12.03
powered by ブクログ◆◇━━━━━━━━━━━━ 1.この本を選んだ目的 ━━━━━━━━━━━━━◆ 仕事において、部下との関わり方が、よくない状態になっています。自身が思っている状態とは乖離があるようなので、部下との関わり方を改善していく必要があります。 そこで、いくつか本を読みながら、どのように行動していくことが望ましいかを、振り返りたいと思い、まとめて手にした中の1冊になります。 「好かれようとしているのではないか?」「その思いによって望ましい行動がとれていないのではない?」という思いがあり、ヒットしたこの作品から読み始めました。 ◆◇━━━━━━━━━━━━ 2.概要 ━━━━━━━━━━━━━◆ アルフレッド・アドラーの思想を、哲人と青年の対話を通じて、第三者の読み手にも伝えていく形になっています。この作品を読むと、アドラーの思想に触れることができます。入門書的な感じですね。 ◆◇━━━━━━━━━━━━ 3.感想 ━━━━━━━━━━━━━◆ ちょっと宗教チックに感じるのと、青年が最後の最後で、アドラー心理学を受け入れてしまうのが、物語的にはびっくりでした(笑) サクッと読める感じではなく、?マークが何度か出てくるので、しっかり自分なりの解釈を挟みながら落とし込んでいくのがいいと思いました。 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━ 4.具体的にどのような点を学習したか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 要約すると、今にスポットをあてて、今を生きることに注力することが大切であり、他人がどう思うかではなく、自身がどうなりたいのかに向けて努力すること。そして、他者に対して貢献していくことを意識することが、なにより一番重要なこと。 ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━ 5.具体的にどのような行動をするか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 他者貢献は意識していますが、きっと、仕事においては、その意識が低いのかもしれません。人を見下しているつもりはありませんが、私が意図するような結果にならない行動をするメンバーに対して、貢献するという意識がゼロなのかもしれないです。 どうすれば、メンバーが望む形となるように動くことができるのかを、時間を設けて考える、そして話し合うことを、まずはできるようにしたいと思います。
87投稿日: 2023.12.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今ここに強烈なスポットライトを当てぼんやりと見えていた過去、未来を意識しない。全ての事象は原因があり結果があるのではなく、自分の目的(自己防衛)のために解釈を変えているに過ぎない。この世にあるのは結果ではなく解釈だけだとニーチェの言葉にもある通り、人生は個々人の捉え方次第で+にも-にもなりうるのだとおらためて感じた。よい人生を行うためには、自分の人生を生きる(他者にどうみられているかを意識しない)ことが大切。至って平凡な自分にも存在レベルでは価値があるという自己受容、見返りを求めない他者信頼、自分の存在意義を保つための他者貢献を通して連続的な刹那なりうる人生を、上下気にすることなく前に歩くことができればそれが幸せな人生なのではないかと思わされた。 また、原因論を謳うカントの思想に関する書籍も読んでみたいと思った。
8投稿日: 2023.11.24
powered by ブクログ原因論と目的論がある。 〜しない目的の為に、都合の良い原因を作る。 これでは目的に進むことができない。 不幸は今の自分を否定すること その原因が過去にあることにしていることが間違い。 ギリシャ語 善は為になる 自分にとっての好都合 悪は為にならないこと 善い悪いではなく為になるかどうか。悪いことでも為になる→例、犯罪者の心理 アドラー心理学=勇気の心理学 変わろうとする心理学 劣等感を武器にする ※自分はこんなに不幸なんだ、理解されたくない。 →それはただのかまってちゃん。 それでは永遠に変わることはできないし、幸せになれない。 自分を世界の中心と考えてはいけない。 中心ではなく、一部であること。 中心であると考えるから他者に期待し裏切られて失望する。 一部と考えることで他者に何を与えられるかを考えられるようになる。所属感とは自らの手で獲得していくもの。
2投稿日: 2023.11.23
powered by ブクログ青年と哲人の対談形式で、アドラー心理学の内容をわかりやすく教えてくれる。 最初は哲人に対して「なんだこのジジィ!?」ってめちゃくちゃ腹立つけど、段々言ってること腑に落ちてきて「悔しい!!」ってなった。 タメにはなる、人生観も好転する。読んで良かったと思えるし、家に一冊置いておきたい本。 でも腹は立った。
1投稿日: 2023.11.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今ここを生きる 特に「なるほどな」と思ったのは、今の自分の状況を作り出しているのは、自分であるということ。多くの場合に、選択権は自分が持っている。不満があるとき、その現状を打破する選択をしていないのは、自分であり、さらにその不満の状態が、変化をしなくてよい、ある種、楽であると感じてしまっているゆえに、現状維持という選択をとってしまう。良い状態も悪い状態も、結局は自分自身が作り出しているものである。 他者に期待をしない、他者貢献が大事であるだが、その他者貢献も他者によるものではなく、自分に起因するものである。自分自身が他者に貢献しているという実感がありさえすればいい。 自分が、今ここを生きるということ。
1投稿日: 2023.11.20
powered by ブクログ今まで嫌な事があるとその原因を探ってきたが、目的論という考え方に衝撃をうけた。過去は変えれないが自分の目的を変えればこれからは変えることができる。希望を持てる考え方だと思います。 また、他人からどう思われるかは相手の課題で自分には関係ない。他人の評価ではなく自分らしく生きる。このスタンスは対人関係のストレスを減らすいい考え方だなとおもいました。 一番好きな言葉 「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく」
2投稿日: 2023.11.19
powered by ブクログ普段からぼんやりと思っていることがそのまま書いてあることが多く、アドラーの考え方にとても共感した。子育ての時にも意識したい。 ・・・ 井戸水は常に18度 夏に組めば冷たく、冬にくめば暖かく感じる 私たちは主観的な世界に生きている 例えばある人の過去に、両親の離婚という出来事があったとしましょう。これは18度の井戸水と同じ、客観の話ですね? 一方、その出来事を冷たいと感じるか温かいと感じるか。これは「いま」の、そして主観の話です。過去にどんな出来事があったとしても、そこにどんな意味づけを施すかによって、現在の在り方は決まってくるのです。 →★★★なにがあったか、ではなく、どう解釈したか ■心理学 フロイト、ユングに並んでアドラーが並ぶ ■アドラー心理学 今起きてることに ・過去は原因ではない→関係ない ・今の目的でそうなってる 原因論、と目的論の違い ・トラウマは明確に否定 自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのでたる →★それでも選べる ■怒り ・一瞬の感情であるが、出し入れ可能な道具でもある ・人は怒りの感情を捏造する →★怒りたいから怒る ■ 大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである 我々は交換可能な機械じゃない 我々に必要なのは交換ではなく更新 悪はギリシャで ためにならない、という意味 →★わかる。結局コストが高い。 ■性格ではなく、世界観(ライフスタイル) 生き方、人生のあり方 10歳前後で選ぶ ■人間関係の悩みは、すべて対人関係の悩み →★これもわかるなぁ、とくに異動したいといってくる新人だからとか、仕事内容とかじゃないんだろう ■劣等感 我々を苦しめる劣等感は、客観的な事実ではなく、主観的な解釈 →もっと言えば勝手な思い込み →自分の手で選択可能 劣等感は 生まれたばかりの無力な状態から脱却するため向上しようと、普通にあるもの、悪いものではない →劣等感を言い訳にし出す状態 劣等コンプレックスがまずい ■不幸自慢により特別であろうとする人 ■優越性の追求 他者を蹴落としてまで上に登ろうとする欲求でらなく、 同じ平らな地平に、前を進んでいる人もいれば、その後ろを進んでいる人もいる 自らの足を一歩前に踏み出す意思であって、他者よりも上を目指さんとする競争の意思ではない ■弱さは権力 赤ん坊は支配するが、その弱さゆえ誰からも支配されない ■全ての人間は同じではないけど対等 →大人扱い、子供扱いするのではなく、人間扱いする →★これは育児においても忘れないようにしよう ■怒りについて 誤りを認めること、謝罪の言葉を述べること、権力争いから降りること、これらはいずれも負けではない →優越性の追求とは、他者との競争によっておこなうものではない →★価値があると思われることより、価値があることが大事 ■アドラー人生のタスク 行動面の目標 ・自立すること ・社会と調和して暮らせること 心理面の目標 ・私には能力がある、という意識 ・人々は私の仲間である、という意識 ■愛 この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える、と思えた時、愛を実感することができる 所有の心理学ではなく、使用の心理学 ■自由 「貨幣とは鋳造された自由である」(ドストエススキー) ■他者の期待など、満たす必要はない 他者からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになる ■他者の課題には踏み込まない、自分の課題には介入させない →対人関係のトラブルが起きる その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か ■課題の分離 子供を無理やり勉強させられない、最大限援助はする →馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない 自分がコントロールできるものだけに集中し、自分がコントロールできないものは無視する 自分を変えることができるのは、自分しかいません ■距離感 差し伸べれば手が届く、けれど相手の領域に踏み込まない、そんな適度な距離感を保つ →★わかる ■承認欲求の正体 誰からも嫌われたくない 自由とは、他者から嫌われることである →対人関係における自由のコストは嫌われること ■対人関係のカードは私が握っている →いつでも解決可能 ■対人関係のゴールは「共同体感覚」 他者を仲間だと見做し、そこに「自分の居場所がある」と感じられること 共同体には、国家、人類、過去、未来、動植物、無生物も含まれる →★面白い、心にヒトを住ませると似てる わたしは、共同体の一部であって中心ではない ここにいてもいいんだ、は、それぞれが積極的にコミットする(与えられるものではない ■対人関係の困難があった時 「より大きな共同体の声を聞け」 →★これはわかるプロジェクトじゃなくて、組織全体で考えるとか、もっと大きく ■アドラー心理学ではほめない、叱らない 自分で解決させる 他者を評価しない よい、ではなく、ありがとう 人は自分に価値があると思えた時だけ、勇気を持てる ■変えられるものと変えられないものを見極める ■他者に貢献するのは自分のため ■自分を行為のレベルで受け入れるか、存在のレベルで受け入れるか ■幸福とは貢献感である ■普通であることの勇気 普通であることは、無能なのではなない わざわざ自らの優越性を誇示する必要などない ■人生とは連続する刹那である 線ではなく、点 点の連続 →大人たちは若者に線の人生を、押し付けようとする →★キャリア設計などないと思う 人生とは今この瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那 ■いま、ここ、に強烈なスポットライトを当てよ 今できることを真剣かつ丁寧にやっていくこと →★これもわかる、真面目に丁寧にが1番強い
1投稿日: 2023.11.15
powered by ブクログ■目的論 「外に出たくないから、不安という感情を作り出している」 トラウマは存在しない、過去の経験があって、その経験に自分で意味付けをしている 経験から与えられる意味、が自らを決定する どう意味付けするかは自分次第 私たちは何かの「目的」に沿って生きている →自分の感情分析にも相手の行動分析にも役立つ相手は何の目的でこんな行動をしているのか? ex) 別れたいからその材料(不満)を探す 大切なのは何が与えられているかではなく、与えられているものをどう使うか 今の現状を、自分がどう判断するか、どう意味付けするか ■すべての悩みは「対人関係」 人生のタスク(3つの絆・対人関係) ①仕事のタスク(仕事を通じた対人関係) ②交友のタスク(個人的な友人関係) ③愛のタスク(恋愛関係、親子関係) →この人と一緒にいると自由に振る舞える、と思えたときに愛を実感できる 行動面の目標 ①自立すること ②社会と調和して暮らせること 行動を支える心理面の目標 ①わたしには能力がある、という意識 ②人々はわたしの仲間である、という意識 ■共同体意識 私は世界の中心に君臨しているのではなく、共同体の一構成員、共同体の一部 この人は自分に何をしてくれるのか?ではない 世界地図を俯瞰してみる、地球儀として捉えてみると、それぞれにとって中心は違う、のと同じようなイメージ 私たちは皆「所属感」を求める、ここにいて良いんだという意識→共同体にコミットすることで居場所を得られる 共同体は複数ある、大きな共同体を意識すべき 家族、会社、日本社会、地球… 共同体の一員として、他者を「仲間」としてみるには… ①自己受容(そのままの自分を受け入れる) →変えられるものと変えられないものを見極める あきらめ=明らかに見る(真理を見定める) ②他者信頼(無条件に信頼を置くことで深い関係が築ける) ※信用と信頼の違いは、信じるにあたっていっさいの条件をつけないこと。無条件に信じることが信頼。 →裏切るか裏切らないかを決めるのは他者の課題。前向きな関係を築きたいなら自分にできるのは信頼すること。疑ったり、条件をつけていて本当の意味での絆を紡げない。信頼することを恐れていたら誰とも深い関係を築けない。裏切られて悲しくなったらそのときに悲しめばいい。 ③他者貢献(仲間に対して貢献する) →相手の役に立っている、と実感できる ■関係構築 人と人との関係は「横の関係」 ほめる=上から下に下す評価 感謝=横の関係で生まれる感情 介入ではなく援助(勇気づけ) ありがとう、ということばから、自らが他者に貢献できたことを知る 自分が貢献できた、自分には価値があると思えたら勇気が持てる 他者に対して「なにをしたか」ではなく、「そこにいてくれること」に感謝する 行為ではなく存在、存在しているだけで価値がある 他者を見るとき理想から引き算してしまいがち だから不満が生まれる いてくれることに感謝することで、相手の自己肯定感に繋がり、行動への勇気づけになる 自分を変えることができるのは自分だけ 相手を変えられるのも本人だけ 縦ではなく横の関係&自分軸ではなくお互いが共同体の構成員としてみると、自分の良いように相手の変化を強制することはできない 援助や選択肢の提供はできるけど、変わるか変わらないかは本人の問題 「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」 ひとつの共同体の中で横の関係を築いていくこと 感謝すること ■幸せになる勇気 他者への貢献感「誰かの役に立っている」という主観的な意識 ×承認欲求(承認は他者の行為) 特別でいる必要はない 普通であることの勇気 「いま、ここ」を、真剣に丁寧に生きる
2投稿日: 2023.11.12
powered by ブクログ読んですぐ書かなかったのでメモをそのまま貼っておく ----- 嫌われることを恐れない勇気 課題の分離 共同体にとって有益なのだと思えたときにこそ自分の価値を実感できる 今ここ を真剣に生きる 他者貢献という導きの星 承認欲求とは違う アドラー心理学そのものを解説した本を読んでみたい
2投稿日: 2023.11.09
powered by ブクログ使用する心理学をみんな実践できなくはないけど、簡単に実践できないことなのかもしれないという点において、アドラーの心理学は人間の本能を超越したものに解釈してしまいました。 この心理に抗えないから人間であって、この心理学も存在しているように思いました。 これが常識へのアンチテーゼなのか。もう筋は通り過ぎててアドラーが怖いです。 考えが大転換されすぎて、私が今まで送ってきた人生でなぜ逆を考えていたのかが疑問だし、そこがこの本の売上に繋がっているのではないかと勝手に思ってしまいました。
1投稿日: 2023.11.09
powered by ブクログ哲人と青年の対話形式で思った以上に読みやすかった。 目的論の考え方を知れたのは、私の人生にとって極めて大きなことだった。 (気分が落ち込んでも冷静に自分を見れるようになった)
1投稿日: 2023.11.05
powered by ブクログ・感想 人気書籍を今更読みましたがとても面白かった。 自己啓発書籍としても刺激をもらい、また仕事をやる意義ガフツフツと燃え上がる本でした。 ・Todo 原因論ではなく、目的論で考える。 大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである。 人は何かしらの目的の為に動いている。 劣等感は主観的な解釈であり、自分で選択することで良い方向に繋がることができる。 優越コンプレックスは劣等感の極みで起こる。 これは他者の価値観に生き、他者の人生を生きている。 我々は同じではないけれど対等。 あくまで相手は自分である。 競走の図式から逃れられれば人々は私の仲間なのだと見られ、世界の見え方は全く違うものになる。 劣等感は次に復習に繋がる動きを行い始める。 ※当事者同士による解決はほとんど不可能になる。 権力争いを挑まれた時には絶対に乗ってはならない。 ★自分が正しいと思ってもそれを理由に相手を非難しないこと。 ★我々は他者の期待を満たす為に生きているのではない ★子供が勉強しないと思った時にはいつでも援助をする用意があることを伝え、子供の課題に土足で踏み込むことはしない。 ★★上司がどんな理不尽な怒りをぶつけてこようとそれは私の課題ではない。理不尽なる感情は上司自身が始末するべき課題である。 自分がすべきことは自らの人生に嘘をつくことなく、自らの課題に立ち向かうことなのだ。 ★★これは誰の課題なのか?を考える。 そして結局変えられるのは自分だけである。 ★★★対人関係で壁にぶつかった時、出口が見えなくなってしまった時、まず考えるべきはより大きな共同体の声を聴け ★他者が私に何をしてくれるかではなく、私が他者に何が出来るかを考え実践する 今に集中する。 そして他者貢献を第一に生きる。
1投稿日: 2023.11.04
powered by ブクログこの本を通じて「目的論」という考え方を初めて知りました。また、私は今まで「決定論」に基づいて物事を考えることが多くあったことに気がつきました。 また、「目的論」の立場に立つと、私自身が不幸だと感じることには、私自身がその物事に対してどのような意味を持って解釈しているのかが関係しているという考え方は私自身にとって新鮮なものでした。 私自身の過去や経験は変えられないけれど、その意味づけなら変えることができる。この考え方はこれから大切にしていきたい考え方です。 これだけたくさんの発見をさせてもらった本にどうしてもう少し早く出会わなかったのだろうと考えてしまいましたが、今のタイミングでこの本に出会ったのも何かの目的があったのだと考えるようにしたいです。 この本に出会うまでは漠然とした何か特別な存在に憧れることも多くありました。また、特別ではない自分に不足を感じてしまうこともありました。 何か理想を掲げてその理想に向かって努力していく姿もとても素敵ですし、その気持ちも大切にしていきたいです。ただ、何かを達成するための努力や人に誇示するための努力ではなくて、日頃の習慣、小さなコツコツを振り返ってみたときに大きな山になっていた。素敵な道ができていたと自分自身で振り返ることができる人生を歩んでいくことができたら嬉しいなと思います。 今後も定期的に読み直して多くのことを学びたいと思った本です。
1投稿日: 2023.10.29
powered by ブクログ「自分の人生」を生きなさい。 自己啓発の原点にして頂点。 自己啓発本を20冊程読んだあたりから気づく、 普遍原則の一つ!
2投稿日: 2023.10.28
powered by ブクログ知人に薦められて読み始めました。 全体の構成としては、アドラー心理学を噛み砕いて、哲人と青年の対話形式として説明する感じになっています。 ただこの青年、全体を通して哲人に結構激しめに反駁・論破しようとします。そのため読んでいて消耗しました。とはいえ後書きによると、ソクラテスと議論する青年もこういう感じだったとのこと。この激しめの議論も意図的なのかもしれません。 3つの気づき ・課題の分離(自分が影響できる範囲だけ考える。他人の課題に踏み込まない) ・他者への貢献(自分が貢献しているという意識さえあればいい。他者がどう思うかは他者次第) ・人々は自分の味方
2投稿日: 2023.10.26
powered by ブクログ知人の本棚で見つけて以来、1年に1回は読み直している。 アドラーの教え?さとり?をすべて理解できているとは思わないけど、自分に必要なところだけ抜粋して自分に落とし込むようにしている。 読んでいらいいろんな悩みがどうでもよくなった。 同じように悩んでいる人に読んでほしいと思う反面、否定されたらいやだからおすすめできないまま来た(最初の持ち主には刺さらなかったらしいし) まぁそれこそ、人がどう思うかはどうでもよいのです、大事なのは自分がどう思うか。
4投稿日: 2023.10.25
powered by ブクログ私も本著に登場にする青年のように他者の目が気になってしまうことがあり、更にそこから物事を考え込んでしまう負のスパイラルに陥ることがあります。 ですが本著を読み終わり、他人の目を気にしなくても良いという考えに少し向いたのかなと思います。すぐに気持ちを切り替えることは難しいかもしれません。ですが、嫌われる勇気というキーワードを胸に、"自分の人生"を歩んでいきたいと思います。
3投稿日: 2023.10.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最近人生がなんとなく低迷期なので、抜け出したいなぁと思って読んでみた。 どうしても波があるこの人生だけど、60点の出来事を「本当だったら100点取れたのに!」と否定したり隠したりすることなく、80点のあの子と比較することなく、満点取れない自分に価値がないと勘違いすることなく、ただただ受容して、40点分の伸びしろを信じてまた着実に努力できる人間になりたいなと思った。 共感性が高くて人の感情まで自分の中に流れこんでくることがよくあるから、課題の分離、当たり前だけど「わたしはわたし、あなたはあなた」の気持ちを忘れずにいたい。あとは叱ることも褒めることも、それは他者を評価することで縦の関係が成立してしまうことらしいから、立場の違いはあれど良い意味で対等にフラットに対人関係を築いていきたいな。そうやって横の関係を意識したライフスタイルを選ぶことで、他者と比較して良い悪いを判断しちゃうクセを少しずつなくしていけるらしい。
2投稿日: 2023.10.22
powered by ブクログ中々受け入れるまで時間がかかるお話もあります。 しかし、この教えを受け入れることで生きやすくなるのもまた事実です。
1投稿日: 2023.10.16
