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高く遠く空へ歌ううた
高く遠く空へ歌ううた
小路幸也/講談社
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総合評価

23件)
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    後半の展開 (謎解き) にはもやもやと疑問が残るけど、主人公ギーガンやその周りにいる子どもたち、そして大人たちも魅力的。

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    投稿日: 2023.12.24
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    ほんわかとした優しいミステリーだった。人は自分を映し出す鏡。ミステリーそしてではなく、大切なものを見直すための優しい物語として、もう一度読みたい。

    0
    投稿日: 2017.04.06
  • 不思議な雰囲気をもった作品

    不思議な雰囲気をもった「空を見上げる古い歌を口ずさむ」の続編。またまた不思議な世界にひきずりこまれた。何かのきっかけで違う道に迷い込んだ人(タガイモノ)を元の場所に呼び戻す物語。言葉で語ることのできない感性、肌で感じ取れる同じ人間だけが理解できる世界。偶然なんてことは実はないんですよと言いながら偶然の出会いを重ねていく。一番怖いのは都合の悪いものを排除するという考え方。感性豊かな子供時代に読みたかったという気がするが、生きてみないとわからないことが沢山あることを知ってしまった今読んでも大いに共感できる。 小路さんの作品の中で一番人気のある「東京バンドワゴンシリーズ」が《第2回吉川英治文庫賞》の最終候補作となった日に読了。

    1
    投稿日: 2017.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    死人が多く出る町。 なぜか死体をよく発見してしまう義眼の主人公。 ミステリーに見せかけたファンタジーな感じでした。最後まで読んでも、ファンタジー的な要素のところは観念が難しかったです。 バットを振ってギーガンに怪我をさせてしまったルーピーに「野球やめるなよ」とお父さんが言うところが素敵でした。 あと、感情のはあるけれどそれを自分で認識できていないギーガンが、泣くところで私も泣きそうになりました。 このところ小路さんの本ばかり読みあさっているのだけれど、どれを読んでも人物たちがみんな、読んでいる最中頭のなかに生き生きと存在しているから面白いんだろうな、と思います。

    0
    投稿日: 2015.10.15
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    2014/11/8図書館から借りてきた。 興味深い言葉だ。 「好き」 「好きな人には、何かをしてあげたいよね。喜ぶ顔が見たいよね。そういうもんだよ。」 「そうですか」 私も、子供の頃、何も世間を知らない自分が、段々と世間というものが、明かされて、開けていく様な物語でした。その頃の自身の過去の記憶を思い起こす作品です。解説者はそれをノスタルジーと言っています。

    0
    投稿日: 2014.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    街にまつわる七不思議なような謎に少年がまきこまれ、成長していきます。 その過程がとても切ないなって思いました。

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    投稿日: 2014.06.07
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    『空を見上げる古い歌を口ずさむ』の続編(?)。ベイサンとの会話で『空を』の後日やと分かる。人物名を忘れてしまったので『空を』が手元に無くて確認出来ないのが辛い。 3作目は無いんかな?その後のギーガン達が気になるし、鎌倉のばあちゃんとか黒いコートの男とか何者なのか気になる。 自分も子供の頃は自転車のスタンドは使わずにガシャンと倒して置いてたんで懐かしかった。 不満は残るけど好きな作品でした。

    0
    投稿日: 2013.09.12
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    義眼の少年が、数々の死体の第一発見者になる。 そんな血生臭いと思われる物語の始まり。 しかし、そこは小路氏。 距離感の取り方が上手く、陰惨な雰囲気はまるでない。進んでゆくに連れ、そのどこにでも漂う温かさ。 彼が描く物語には、いつも温かさがともなう。 本書に限っては、日常に忘れた何かを思い出させてくれる一冊。 児童文学に向いていると思う。 随所に出てくる、音楽や本を見ると彼らしさを感じられる。

    0
    投稿日: 2013.08.20
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    悲惨だったり、凄惨だったり・・・書き手によっては、キツイことになりそうな話を、これまたさらりと書いて、印象として残るのは、優しさや温かさ、というね。。。 それでいて、生きること、死ぬこと、について、ふと立ち止まって思い巡らす、なんてことをしてみたくなったり。普段は心の奥底に眠っているような事柄を、小路さんの作品を読むと思い出し、引っ張り出して眺めてみたりすることがあるんですよね。

    1
    投稿日: 2013.08.04
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    空を見上げる~の続編的作品。ただ前作と比べるとスケールダウンは否めない感じ。悪くはない。悪くはないんだけど切なさ、哀愁感がちょっと足りないか。

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    投稿日: 2013.03.11
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    不思議だけれど、いるのかもしれない、という現実感が漂うのは、その存在が常に正さを主張するようなものではないからなのだろう。 世界には表と裏があるけれど、どちらが表なのかなんてわかりはしない。 そして、必ずしも、表がいつでも表でいることができるわけでもないのだ。

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    投稿日: 2012.02.24
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     もうちょっとホラー・サスペンスに振って掘り下げていくとか押しが欲しかったかも。全体を通して今一つ物足りなさを感じました。でも、このほっこり感は好みの分野なので★3つです。

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    投稿日: 2012.02.21
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    なぜか死体を見つけてしまう少年・ギーガン。そして町で起こる不可解な事件。少年たちは少しずつ、事件の謎に近づいていく。 「空を見上げる古い歌を口ずさむ」の第2弾。といっても私はこちらを先に読んだんだけど十分楽しめました。小路作品の登場人物はみんなキャラクターがはっきりしていて魅力的。そしてとても優しい。だからすごく優しい気分になれます。でも、物語の謎の部分ははっきりせず、もうちょっと説明がほしいな~というところ。このくらいの余韻を楽しむべきなのかもしれませんが。

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    投稿日: 2011.09.11
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    ギーガン、ルーピー、ベイサンとあだ名だけで、毎日がドキドキのあの頃を思い出す。 最後にあのシリーズだったのかと気付かされるぐらい、一物語として完成度は高い。 「暗い日曜日」のエピソードを絡めるところが、小路氏の巧さと思う。

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    投稿日: 2011.09.10
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    不思議な話だった。不思議な力を持つ少年と彼を取り巻く人たちの話。彼に、不思議な力があると話せる人がいて、支えてくれる人がいてとてもよかったと思った。

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    投稿日: 2011.06.16
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    「解す者」シリーズの2作目。 もっとも前作の『空を見上げる古い歌を口ずさむ』もちゃんと読んでいるのに、最後の方に来るまで繋がりに気付きませんでした。むしろ、小路さんは「東京バンドワゴン」のイメージが強くて、今度はなんか違うなぁと思いながら読んでいました。 恩田さんの「常野物語」に通じるところのある、ちょっと不思議な物語です。隠れ住むひ弱なエスパー(もう死語ですかね)の物語。この手の話、結構好きなんです。 さらに小路さんらしく、架空の町の設定であっても、どこかノスタルジックで優しい。もう少し、解説があっても良い結末だと思いますが、当面こういう中途半端を楽しみましょう。

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    投稿日: 2010.10.19
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    前作に似たような(というか同じシリーズだな)、なんとも不思議な雰囲気の作品。ミステリともいいがたくファンタジーというのも少し違うのだけど……あ、恩田陸さんの「常野物語」に似た雰囲気があるかもしれないなあ。 個々のキャラクターが非常に魅力的で、少し日常とかけ離れた雰囲気を味わわせてくれる一作。死体を見つける主人公や奇妙な噂などといった数々の要素もまた魅力的。そしてこのタイトルの意味が分かるラストはなんとも切なく、美しい。個人的には一作目よりもこちらの方が好きだなあ。

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    投稿日: 2010.01.14
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    小学生~中学生という、微妙な年齢の子どもたちが主人公となって物語を進めていく。 彼らは現代にはいないとも思えるくらいに純粋で優しい。 そして、それを取り囲む大人たちもまた暖かい。 連続自殺という暗いテーマながらスムーズに読めるのは、この点があるからかもしれない。 ファンタジーとして読むならまあ楽しめた。 ・・・・・・なのだけど、裏表紙に書かれてるようにミステリとして読んでしまったために、肩透かし感があったことはいなめない。 売り方間違えてるなぁこの頃、と思った。

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    投稿日: 2009.10.09
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    前作の「空を見上げる古い歌を口ずさむ」に比べると、とても優しく温かな話しでした。 ベイサンが来るまで、前作のシリーズニ作目だと気付かなかったですだから繋がった時は少しガッカリしました。。。

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    投稿日: 2009.03.20
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    「空を見上げる古い歌を口ずさむ」の続編的作品。人間描写が繊細でかつおしつけがましくないのがいい。お野菜小説みたい、ビタミン欠乏時に是非とも読んでほしい、読みたい小説です。扉の「謎の糸が少しずつ解けていく優しいミステリー」まさに、そのままで、他の作品も類似ながら又別の世界観を表現してくれている。

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    投稿日: 2008.11.13
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    この著者にしてはミステリアス。寄宿舎じゃないし、男女混合だけど、主人公の少年とその先輩の描かれ方がちょっとギムナジウム系ですわ。

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    投稿日: 2008.11.09
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    「解す者」シリーズと気づくのに、かなりかかりました。やっぱりベイジイ?作品としては、1作目のほうが好きです。ちょっと難しかった。2008.9.25読了

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    投稿日: 2008.09.26
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    子どもの頃は、小さな秘密、秘密の場所、小さな冒険、そんなものに囲まれて心が躍っていた。 描かれている場所は、ありそうな町だけど、ちょっと不思議の世界に紛れ込んだような錯覚をさせられる。 主人公・ギーガンとルームメイトの柊さんの二人の関係には憧れる。 こんな先輩と町を探検して不思議を探るのは楽しそうで、ギーガンが羨ましい。 ギーガンを囲む友人達もみな個性的でいて、どこにでもいるような子。 読みながら、ギーガンと町の不思議を解いて冒険する心地。 懐かしい子ども時代を思い出す一冊。

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    投稿日: 2008.08.05