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TOKYOオリンピック物語
TOKYOオリンピック物語
野地秩嘉/小学館
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総合評価

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    東京五輪の、選手でも、国をあげたインフラ整備でもなく、大会運営を支えた人々にスポットをあてたノンフィクション。 デザイン・システム・食・記録映画、当時だからなし得た熱さを感じた。 50年前かあ。 エピローグのまとめに情感すごいこもってた。

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    投稿日: 2014.05.19
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    東京オリンピックを支えてきた人々の話。2020年の東京オリンピックにも新しいスタンダードが日本で生まれて世界に発信できたらいいなぁと思う。そして何より日本を引っ張っていく若者を多く輩出するようなオリンピックになればいいと思う。

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    投稿日: 2013.12.29
  • 【必要は発明の母】東京オリンピックが生んだもの

    オリンピックの主役はもちろん出場する選手たちだけれど、大会を適切に開催、運営することができなければ、選手たちは戦うことさえできない。 オリンピックに初めてシンボルマークを導入したグラフィックデザイナー亀倉雄策と日本のデザイン界を作り上げデザイナーたち、世界で初めてリアルタイムで競技結果を速報した日本IBM、各国から選手村に訪れる1万人分の料理を取り仕切った帝国ホテル料理長の村上信夫、芸術か記録かという論争まで巻き起こしたオリンピック記録映画の監督市川崑、警備会社のさきがけとなった日本警備保障(現セコム)などなど、東京オリンピックを裏で支えた様々な人々の知られざるエピソードが語られる。 誰も経験したことのないオリンピック運営という大仕事。日本では、これをきっかけに新幹線、高速道路、ユニットバス、生野菜サラダなんてものまで誕生することとなった。本書内では負の遺産については言及がなく、まるでいいコトだらけだったように感じてしまうかもしれない。 今回のオリンピックに賛成か反対かはとりあえず伏せておくけれど、64年の東京オリンピックをきっかけに、今に繋がるたくさんのモノゴトが生まれたのはひとつの大きな事実なのだ。

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    投稿日: 2013.11.22