
総合評価
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powered by ブクログ2018.1.13市立図書館 娘達とハマっている大和和紀の比較的最近の作品に手を付けた。小野於通といえば、「真田丸」にちらりと登場していたが、信長・秀吉・家康の時代は「真田丸」に加えて「おんな城主直虎」などでもだいぶ詳しくなっているので、陰陽師的世界も大歓迎、登場人物のイメージがしやすくすいすい読める。 1巻は「見えてしまう(←この設定は精霊の守り人っぽく親しみがある)」於通の少女時代から天涯孤独となって九条家で教養を身に着けて公家の中で一目置かれるようになり、飯綱の里を訪ねて巫女の本能にめざめるまで。 2010年の刊行。「真田丸」の三谷幸喜はこの作品もとうぜん目を通していたのだろうなぁと思った。やさしげな関白秀次やかっこいい真田兄弟、大河ドラマを予言するような…
0投稿日: 2018.01.13
powered by ブクログ全16巻読了。 於通を通して見る、安土以降の豪華ラインナップ・戦国時代総集編(もしくは戦国旅?)と言ってもいいくらい濃密な歴史の物語です。
0投稿日: 2017.12.14
powered by ブクログ●『イシュタルの娘』あたりの、安土桃山時代の公卿関係文献 ・『公卿補任』九条前久、信尹(信基)の職歴が分かる。 ・『三藐院記』信尹の日記。 ・『晴豊日記』勧修寺晴豊の日記。晴子(新上東門院)の兄。酒呑みすぎ。数日に一回は沈酔。みんなでべろべろ。名前を書くだけで100万円近い収入。贈り物、貢ぎ物が飛び交っている。自身の子ども、他家の子ども、すべて「あちゃ」「ちゃちゃ」「あちゃちゃ」。身分は記入順でしっかり区別。織田信長のことは「信長」と記す。 ・『兼見卿記』天正十年二月四日に信尹(信基)登場。 ・『言継卿記』漢字、漢字。 ・『御湯殿の上の日記』かな、かな。
0投稿日: 2017.11.04今でいう、歴女だった大和和紀先生。
安定の大和和紀先生! 子供の頃から好きだった方ですが絵がどんどん綺麗に、丁寧なっていて久々に読んで感動しました。同年代の先生方が部分やキャラクターをアシスタントさんへ任せているのが明らかにわかったり、粗雑になっていったりする中で衰えを感じるどころか、大御所の威厳を感じます。もちろん、内容も面白くて引き付ける。ぐいぐいと続刊を一気読みしています。 ご自身がおっしゃっているように、昔は今でいう歴女だったそうで、それぞれのキャラクターにも先生の愛が感じられるような。今までの架空キャラクターとはまた厚みが違うような感じです。日本人であれば誰もが知っているような戦国時代の人々が続々と出てきてこれからも楽しみです。 メインキャラ達の顔が他作品と似ているのはご愛嬌。これが大和先生なので気になりません。まだ作品が完結していないので星4つです。
0投稿日: 2015.05.26
powered by ブクログ謎の美女、小野於通(おののおつう)のことが知りたくて、現在、発売されているまでをオトナ買いした。 大和和紀先生の描かれる於通さんは、私の想像に近いビジュアル。 書をたしなみ勤勉で、御公家さんたちを楽しませる教養の深さ。 かの織田信長が退屈しているときに、お相手したりと、大人物に好かれる徳がある。 個人的に、真田兄弟(兄 源三郎 信幸と弟 源次郎 幸村)との出逢いのシーンが好きだな。 於通を恋偲ぶ、近衛信輔との関係も今後どうなるか気になるところ。
4投稿日: 2015.05.23この時代に自立した女性がいたとは!
小野於通という女性のことは知りませんでした。 信長、秀吉、家康の時代を扱ったマンガを探していたら、この本をみつけました。 読んでみると、その時代のことを知ることができるし、ストーリーも面白いし、満足です。 この時代に自立した女性がいたとは! 続きを読むのが楽しみです。
0投稿日: 2015.04.05大したものです、おつうさん
タイトルは何であれ、安土桃山時代(最近は織豊時代と呼ぶそうです)から江戸時代初めまで実在した女性書家の小野於通(おののおつう)を主軸に描いた日本の歴史漫画です。 評者は教養がなく、最初「イシュタル」と聞いてもメソボタミアの女神とも知らず、何を想像してよいのか分かりませんでした。読み始める前は、中央アジアあたりのどこかを扱った漫画なのかなと思っていた位(「乙嫁語り」の強い影響を受けていた)です。 読み始めた後に「イシュタル」について色々ネットで調べましたが、「性愛と豊穣を司る女神」とか「固定的な夫神は存在せず多くの愛人をもつ奔放な女神」といった程度の情報しか入手できず、当漫画で描かれている大変に真面目な女性である小野於通(おののおつう)と照らし合わせると「時代や慣習の制約に捉われず自らの希望に沿って生きた女性」と作者は表現したいのであろう想像しました(違っていたら、すいません)。 読み始めるとアッという間に非常に引き込まれ、一気に1巻から10巻まで通読してしまいました。主人公の小野於通は、特殊な霊感を持った女性として、数奇な運命を辿るのですが、女性漫画ならではの、色々と魅力的な男性との忍ぶ恋や、本命の男性への愛、親が決めていた望まない結婚生活等が描かれ、逆境にあっても、強い意志と霊感、教養と書を武器に、決して挫けることの無い強い女性の生き様が描かれています。 当漫画を読む前に、司馬遼太郎の「国盗り物語」や、山岡 荘八の「徳川家康」「伊達正宗」、安部龍太郎「等伯」を読んでおりましたので、既視感のあるシーンが多いと思いましたが、描く視点は作者ならでは。新鮮です。 女性漫画家ですので、やっぱり女性を元気づけたいのだと感じました。私は男ですので、作者自身が恋愛対象としたい歴史上の男ばかりを強調している感を持ちましたが、それはそれで、思い入れがあって良いのではないかと思います。 時代、歴史の一つの描きかたとして、楽しめますよ。お勧めします。
4投稿日: 2015.04.03イシュタルの娘というほどの物語になるのかな
小野於通という人物の存在は、別の歴史小説に登場していたこともあり知っていました。 別の歴史小説に出てきた於通は、不思議な人と言う感じでした。イシュタルの娘に出てくる於通は、不思議な力を持つけれど一人の少女であると言う感じです。自らの教養で世を渡ろうとする才女、於通が、どのような経緯でイシュタルの娘となっていくのか楽しみです。他の歴史上の登場人物たちも魅力的に描かれています。
2投稿日: 2015.01.08
powered by ブクログこの漫画を読むまで小野お通という人を恥ずかしながら知りませんでした。 ですが、イシュタルの娘を読んでお通がすごく魅力的な人だと思いました。 もともと歴史物が好きだということもあるかもしれませんが、それを抜きにしてもおもしろいです!! 安定感のある構成で、読んでいて疑問に思うようなこともないし、引き込まれるばかりでした。 おすすめです!
0投稿日: 2013.12.23
powered by ブクログ戦国時代の才女、小野於通を描く。若くに摂関家の九条家に世話になり公家の作法を仕込まれ、近衛信輔と書を通じて繋がる。信長、秀吉、真田などと縁を持ち、預言能力を持つという小野の女当主として・・・
0投稿日: 2012.12.09
powered by ブクログお、おもしれ~・・・ベテランの作家さんはさすがだなぁ。絵柄がちょっと古い気もするけど、それは仕方ない。でも綺麗だから問題ないし。 於通は例の彼とは結ばれるんだろうか、それが心配でハラハラするよ。
0投稿日: 2012.11.07
powered by ブクログあさき~の時もそうでしたが、この作家さんは、時代考察のレベルが高くて尊敬。 こういう作品にこそ、お金を払う価値があるなと心から思います!! 言葉遣いが綺麗で気持ちいいですね。やっぱり古き和のものって素敵だなぁ~。 ついこの間まで、花とゆめの、なんて素敵にジャパネスクを読んでいたんだけど、その作品よりも、単語が難しいです。 調べないとわからない用語なども結構でてきました。 どちらの作品も大好きですが、この多少の難しさも、また大好き! 子供向けすぎないで、より本格的に楽しめるというか♪ (これでもだいぶ砕いて描かれていると思うのですが) じーーーっくり読んで3時間くらいかかっちゃいました。 歴史物に興味がある方にオススメ! 安心・高クオリティ作品!
0投稿日: 2012.07.22
powered by ブクログ新しい歴史マンガという感じ。 誰もが何度も描いた戦国時代という時代なのに於通という視点で見るとこうも違うのかと思わされた。 自由でものすごく面白い。 歴史好き、特に文化史好きの人には読んでもらいたいなぁ。
0投稿日: 2011.12.18
powered by ブクログ3巻まで読了。戦国時代もの。傑作というほどではないが安定の75点クオリティー。小野於通よく知らんから勉強にはなったかな。
0投稿日: 2011.07.26
powered by ブクログ偶然ネットで紹介分をみかけて、読み始めました。 大和先生の「あさきゆめみし」も読んでいたのですが、イシュタルの娘もとても読みやすいです。お通可愛いですね
0投稿日: 2011.06.14
powered by ブクログ大和和紀さんの書く女性が好きです。 美しく気高く強く。でも柔らかくて女性らしい弱さもある。 NY小町が一番好きでしたが、これもおもしろい! 続きが楽しみです。
0投稿日: 2011.05.14
powered by ブクログ今流行りの戦国時代もの、ですが、大和さんだというだけでなんともいえない安心感。笑 やはり話の組み立てがうまいというか、歴史ものだけに説明はもちろん多いんだけど、くどすぎず読みやすいです。 小野於通というひとについては、実はこの作品を読むまで全く知らなかったのですが、ひとりの主人公として違和感なく、時代背景ごとすんなり入ってきてます。 当時の記録からは中々全容がつかめない、謎の女性。 大和さんの描く彼女の生涯を、これからも追いかけていきたいです。
0投稿日: 2011.01.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりの大和和紀作品です。 この人のコミックは、割と好きなんですけど、「小野於通」・・・初めて聞いた名前なので、どういった展開になるか分からないので楽しみです。 私的には、「イシュタル」というと、私的には「天は赤い河のほとり」のユーリのイメージが強いんですけどね。。。
0投稿日: 2011.01.08
powered by ブクログこの時代背景を描く作品の多くは 結構、主に出てくる人物が偏ってたりするんで ちょっと敬遠してたんですが おお、これは面白いなと思った。 初めは少々走り気味だったんで 歴史を必死に思い出しつつ・・・w 現在2巻まで出てますが 久しぶりに読む漫画に出会った。
0投稿日: 2010.12.24
powered by ブクログ小野於通やそのあたりの戦国時代の知識がないとこの駆け足っぷりは厳しいのでは?とも思いましたが、少女時代だしこんなもんなのかなー。 これからの展開に期待。
1投稿日: 2010.09.12
