
総合評価
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秋山優花里目線の物語
ご来訪ありがとうございます。 本作品のレビューについては他の方の方がお勧めです。 私のは大部分が妄想ですので、参考になりません。 ただ先に書いておくとすればアニメ版を観ていない方が気になって読んでみる・・・は、やや覚悟が必要です。 字数の許す範囲でなるべくアニメ版との違いを(と言う名の妄想)書いておきたいとは思っておりますが、 ①本作品を4巻まで読み終える。 ②続けて劇場版を見る。 結果・アンチョビよ、一体何があった? などの事態にはご注意ください。 執筆時期がアニメ版と同時期頃なので設定が固まっていない部分があります。 またガールズ&パンツァー(以降、ガルパンと表記)と言う物語が異なる目線で描かれています。 私は作者の主観が出ている方が好みです。なので本作の評価は高いのですが、アニメ版の忠実再現を望まれる方には真逆の評価となるでしょう。 基本的なストーリーは同じで、アニメ版では割愛されたアンツィオ戦は本作オリジナルです(アンツィオ戦は別ストーリでOVA化されました)。後に執筆されるマジノ戦も面白いので、抑えておいた方が良い作品かと思われます。 さて序盤で字数を使いすぎましたがアニメ版との最大の違いは、主人公が秋山優花里です。 ワトソンの目線で描かれるホームズといった感じです。 ガルパンのアニメ版の主人公、西住みほに対するワトソン役に適しているのは武部沙織と秋山優花里でしょう。ストーリー面でも内面でも西住みほに近い存在です。 余談ですが私は4号のメンバーは西住みほの分身と捉えています。 秋山優花里・家族関係(お互い気にかけているのだが噛み合っていない)、みほの本音。 武部沙織・みほのコンプレックス、なりたい自分、みほと真逆。 五十鈴華・流派(母親とは異なる考え方を持っている。後に一定の理解を示す)。 冷泉麻子・母と娘(麻子は祖母だが、みほと母の関係も決して悪くない。家族は流派は、それはそれ、これはこれ、なのでしょう)。 ざくっりと書きました。登場人物でストーリーを補完する手法はダンダムOOや夜のヤッターマンでも見受けられましたが、ここまで大規模なものは記憶にないです。 なので、自分で書いておいてちょっと自信がない。 ですが、こうやって分割しておかないと西住みほを掘り下げるために、みほのストーリーばかりになってしまいます。とても高度な手法とだけ追記しておきます。 取り敢えず1巻については、 バーンと読んでしまって、 ダーッと世界観を感じ取って、 ドーンと2巻へ行かれるのがよろしいかと思います。
0投稿日: 2016.11.20満足感が足りない
アニメが好評だったので、安易にコミカライズしました・・・と言わんばかりの出来ばえです。 キャラクタ―が魅力的に描かれているわけでもなく(骨格や肉付けプロポーションがおかしい、コマによって顔つきが変わる) 戦車の描き方に光るものがある訳でもなく(効果音が不自然、戦闘シーンの書き込みも雑で戦車の大きさやバランスにバラツキがある) わかり易く言うと、数年前の海外発注したアニメ作画レベルと言ったら言いすぎでしょうか。 そのようなクォリティーだと思ってください。 漫画を描くにあたって、入念な取材をしていない(戦車についてのリサーチが十分でない?)様にみえます。 人気があるうちに描かせて売ってしまえという書店側がきちんと描き切れる作家さんに発注しなかった失敗例みたいなものです。 今回の半額セール中で購入しても不満なのですから、通常価格であったらどれほど落ち込んだかは考えたくもありません。 ストーリーは、ほぼアニメ通り、しかし作画が足をひっぱるので楽しく読みすすめられません。
2投稿日: 2015.10.25食わず嫌いは損します
秋山優花里をメインにした同名アニメのコミカライズ版です。ストーリーは基本的にアニメ準拠ですが、彼女をメインにしたことで戦車の蘊蓄や小ネタが随所に差し込まれ、ちょっとだけ濃いめの内容になっています。 こう言っては失礼ですが、表紙の作画を見て購入を悩んだ方も居るかもしれません。確かに表紙で若干損してますが、段々と人物の絵も安定してきますし、戦車に関しては全く問題ありません。 原作のファンは是非読んでみてください。
9投稿日: 2013.10.31
