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なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方
なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方
枝廣淳子、小田理一郎/東洋経済新報社
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総合評価

39件)
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    システム思考の入口の本。 システム思考の心に残ったことを書く ・自分も他人も状況も責めない ・できごとではなくパターンを見る ・構造をループ図を使って見る ・要素だけでなく、全体像と要素のつながりを見る ・目の前の問題と思いついた解決策に飛びつかない ・評価の時間軸を長く持つ ・とにかくループ図を書いてみる(今日から書いてみよう)

    8
    投稿日: 2025.09.18
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    『システム思考』の解説書。とある問題に対して、さまざまな事象のつながりを考えるためのツールを紹介している。 今の自分にすぐ必要なものではなかったので、ひとまず『システム思考』というものの存在を知識として知っておく。 「レバレッジ・ポイント」を探すというのは、「仕掛学」に通じる考えだと思った。仕掛けの事例を知るのは面白いけど、じゃそ仕掛けを思いつくためにはどうすれば?というところを抽象化してトレーニングができるのがこの本だと思った。

    0
    投稿日: 2024.04.05
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    システム思考7か条 1.人や状況を責めない、自分を責めない 2.できごとでなく、パターンで見る 3.このままのパターンと望むパターンのギャップを見る 4.パターンを引き起こしている構造ループを見る 5.目の前だけでなく、全体像とつながりを見る 6.働きかけるポイントをいくつか考える 7.システムの力を利用する システム思考の基本的な考え方とアプローチ できごと→時系列パターン→構造→意識、無意識の前提 正しい問いを大事に 立ち止まり、その問題は解決すべき問題か?本当の問題は? ループ図を書くコツ 1.変数をできる限り出す 2.自分が変えたいと思っている重要な変数を中心に置いて、それに影響を与えるものをかく 対症療法を避け、根治策に撤する レバレッジポイント ツボ 1.変数 数値を定める 2.物理的なフローとストック 計画段階が決めて 3.情報フロー 見える形にする 4.ルールやインセンティブ 行動促進と抑制 5.目的 何のためにを自問 6.前提となっているパラダイム 社会通念や常識 システム思考の効用 1.人や状況、自分を責めない 2.視野を広げ、思考境界を乗り越える 3.無意識の前提を問い直す 4.問題解決に役立時間軸を考えられる 5.問題解決につながるコミュニケーションが可能

    0
    投稿日: 2023.04.28
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    システム思考のセミナーを受ける前に基礎知識を得るために読了。ループ図の書き方がとても丁寧に説明されていて分かりやすい。描けるようになるには経験を積む必要があるあるけど、読めるようにはなった。

    1
    投稿日: 2022.07.14
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    問題のつながりから、レバレッジポイントを見つけ出すのは、なかなか面白そうですね。難解な仕事が楽しくなるかもしれません。

    0
    投稿日: 2022.02.05
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    ・システム思考の「ループ図」の理解には最適。指導に従い、見様見真似で自分でループ図が書けるようになると思う。 ・よって「学習する組織」概念の理解補助にも良い。

    0
    投稿日: 2022.01.11
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    システム思考の基礎が事例を交えて短くまとまっており、最初の一冊としてすごくわかりやすい。一通り説明が終わった後の後半は理論などの裏付けが無く話が進むので読んでいて迷子になることが多かったが、それでも有用な本です。

    1
    投稿日: 2021.05.04
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    システム思考の入門書として、その概念に初めて触れた。「問題が起きた時、個人の意識や心がけではなく、組織や構造で解決すべき」という自身の考えをサポートしてくれる考え方だった。 ・ある問題が起きた時、すぐに解決策に飛びつかない ・問題が起きるパターンを把握する(氷山を見る) ・問題の構造をループ図に書き起こし、全体像を把握する ・小さな力で大きな変化をもたらすレバレッジポイントを探す ・個人を責めない、構造に問題があると考える ・ループ図を組織の認識を揃えるツールとする

    1
    投稿日: 2021.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【要約】 複雑な状況や問題に対して「システム思考」というアプローチをすることで、 大局、全体像や構造、根本を捉えて レバレッジポイント(小さな力でシステムを大きく動かすことができるポイント)を見抜くことができ、 「正しい介入」「正しい解決策」が分かるようになる。 「システム思考」では、ある結果は何の脈絡も文脈もないところから突然変異のように生まれるのではなく、 何らかの働きかけや要素の間の様々な相互作用の結果生じたものとして捉える。 システム思考は、①時系列パターングラフ ②ループ図 ③システム原型 というツールを用いることで導くことができる。

    2
    投稿日: 2020.10.12
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    学習する組織を読んで、うーむわかった様な、わからぬ様な、もう一度読むのが良いかもなぁと思っているときに手に取った本。 システム思考について大変わかりやすくまとめてあります。(学習する組織を読んだ後だからすんなり入ってくる、というのもあるかと思った) システム思考というものを誰かに説明する時に使えるなと思いました。

    1
    投稿日: 2020.09.12
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    ビジネスにしても社会課題の解決にしても、大切なのは課題の本質を見極めること。社会や地域、国際関係など、様々な要因を考慮に入れて考えなければならない複雑な状況下、こういった思考のフレームワークはとても役に立つ。「個々の出来事はあるパターンのスナップショットであり、氷山モデルで構造を解析すること」「解ではなく、正しい問いを求める」「時系列変化パターンを作成して、自分たちが変化させたいものを把握する」「長期成長しようと思えば低成長しかありえない」「潜在的な楽しさから、認知された楽しさへ」「何にでもストックとフローがある」

    1
    投稿日: 2020.07.08
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    システム思考についての本。 因果関係は一つではなく、複数あることを意識して全体の繋がりを理解しましょう、という主旨。 システム思考のいい例がAmazonのグロースモデル(ジェフベソスがレストランの紙ナプキンに書いたと言われてるあれ。)

    0
    投稿日: 2020.03.07
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    ループの作り方や,改善に向けたポイントなどについて,解説だけでなく具体例も用いて説明している.ループ図を使うための良い書籍だと思う.

    0
    投稿日: 2019.05.20
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    著者は、小田理一郎さん。一度彼のセミナーを受講したがすばらしい内容だった。この本も、さすがシステム思考の日本での第一人者というかエバンジャリストという感じの内容で、難解なシステム思考をわかりやすく解説。 木を見て森を見ずとなりがちな、おっちょこちょいな人や、大きな組織の長は読むべき本だと思う。

    0
    投稿日: 2018.10.23
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    題名が長い・・・枝廣さんの本だと思って手にとった。物事は決して単純ではなく、因果関係があり、ある法則に沿って循環していたりする。そのシステムを考えながら、問題解決にあたってみると見えてくるものがありますよ~という本。

    0
    投稿日: 2018.10.17
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    根本課題を特定するにはイシューツリーを作るより事象とそれに関係する要因を繋ぎ合わせたループを作って整理した方が良いですよ、と言う本。 イシューツリーだと枝葉間の関係性が必ずしも書ききれなくて、物事の因果関係を図にしていくのが良いアプローチと言っている。 そしてその中で、どこに対して解決策を作用させたら、ループの中での因果に大きく影響を与えられるかを考える。 何でもかんでも因数分解したり、イシューツリー作るだけじゃないっすよって本。 そうだよなーって思った。

    0
    投稿日: 2018.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ■内容 システム思考の考え方を、色々な事例を挙げながら説明している教科書的な本。 ■システム思考とは? ものごとが複雑な世界では、あっちを立てればこっちが立たず、単純に問題を解消しようとしてもうまくいかないことがある。 自分も含めて全体をシステムとして捉え、システム全体に最も作用するレバレッジポイント(てこの力点、つぼ)を見つけることがシステム思考のアプローチ。 システム思考のツールには①時系列変化パターングラフと②ループ図があり、これらを使ってシステムを表現することができる。 ループ図は人によって異なってOK。「正しいループ図の完成品」というものは存在せず、対話のためのコミュニケーションツールであると考えよう。 ■感想 ・比較的読みやすく、システム思考の入門書として理解に役立った。 ・システム思考は単純な1つのフレームワークに非ず。その種類やパターンは思ったよりもたくさんあって、なかなかの深さがあるなと感じた。ただ、パターン化することで違う場で起きている似ている問題には使えそう。 ・何を問題として見立てるのかがものすごく難しい。これは正直慣れるしかないらしいし、因果関係のある要素を見極めるのも難しい。むしろこの本に載ってる事例なんてたまたま上手くいった例で、上手くいったからこそ後付けで都合のいいように因果関係を解釈しているような気がする。埋もれている上手くいかなった例なんて山程あるでしょって思ってしまう。結果が上手くいくかどうかはシステム思考だけではダメで、P231~にある通り、「志」を持って「これはこうに違いないんだ!」と信じて突き進み続けることが意外ととっても大事なのかもしれない。もちろん「内省・探求型コミュニケーション」を繰り返しながら。

    0
    投稿日: 2016.08.25
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    「世界はシステムで動く」を読んで、入門書として紹介されていた本書に流れてきました。 書かれていることは至極全うな、当たり前のことで、平易な言葉で書かれていることもあってスイスイ読めます。 物事を解決するために、「ツボ(レバレッジ・ポイント)」を探してソコを押そうね、という趣旨も全くその通りだと思います。 正直なところ、悩むのは正しく現状を認識すること(見落としや見誤りが無いか)だったり、ツボを正しく見極めることだったりで、なかなかこの本一冊で全てがうまく解決できるようになります、とはいかないんじゃないかな、と思いました。 とは言え、このシンプルな本の内容を実践することはやって損は無いはず。心構えもその通りで有用だと思います。入門書ってことかな。

    3
    投稿日: 2016.06.30
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    システム思考の入門としては読みやすい。何度もシステム思考の本を読んでいる人には物足りない。私が面白いと思ったのは、複雑化した社会で見られる現象でworse before betterとい現象は面白いと思った。

    0
    投稿日: 2016.06.03
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    「大金持ちをランチに誘え!(大量行動の原則)」、著者枝廣淳子さんが書いているとのことで興味を持ち手に取りました。 出版されてから10年近く経ちますが、ご紹介されている手法・システム思考は色あせずわかりやすく簡単で興味深い事象ばかりでした。 すぐにでも実践できること、訓練づけることで身のためになるのではと感じました。 自分の為だけでなく、周りの人達と環境を良くしていくために使える素晴らしい考え方だと思います。

    0
    投稿日: 2016.03.09
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    システム思考を学ぶために分かりやすい本。「もっと使いこなす!「システム思考」教本」と一緒に読むとよい本。

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    投稿日: 2015.08.13
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    齋藤孝さんオススメの本、とは違うけど「システム思考」の何たるかやその意義を知るにはとても読みやすい一冊。 あるある、と思う事例を使った基本ツールの使い方や流れがよくわかります。 また、合間合間には複雑性が増した現代における組織論やリーダー論にも触れることができ、平易な文章の割にはいろいろ考えさせられます。 職業問わず社会人には是非オススメですね。

    0
    投稿日: 2015.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    システム思考。やっぱりすごい。 小田先生のセミナーを受けておかげで、理解力とモチベーションが高いまま読み終えられた。 システム思考の時系列変化パターン、ループ図、6つのシステム原型、レバレッジポイントなど、セミナーのことの増強につながった。 -引用- 問題を作り出したのと同じレベルの思考では、その問題を解決することはできない システム思考を用いて、目の前の問題だけを直線的に考えるのではなく、「その要素は、現在はみえていないどのような要素につながっているのか」というつながりをみる事によって、問題の構造を理解し、適切な働きかけを行う事によって真の解決策をつくりだすことができます。 パラダイムを変える事はできます。古いパラダイムの矛盾や欠陥を指摘し、新しいパラダイムがいかによいもので、真に役立つものであるかを主張し続けることです。人々の目につく場所や権威のある場所で、新しいパラダイムを人々に浸透させていくことがポイントです。「クリティカル・マス」と呼ばれますが、ある一定の割合の人々が「そうかな」と思った瞬間に、大きく社会のパラダイムが変わる事があるのです。 新しい発想につながったのは、自分が本当にやりたいことは何だろうかという、自分自身のパラダイム、前提への問いかけでした。目的そのものを問い直して、構造に働きかけることで、強力で本質的な変化を創りだす事ができるのです。 できたことを振り返って、何があったからできたのか、そのプラスの教訓を今後に活かすにはどうしたら良いか考える。… 理性だけではなく、感情のループが実は大きな影響力をもっていることを目の当たりにしている。

    0
    投稿日: 2013.10.28
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    システム思考の、ループ図の書き方が知りたいなら、これ。 タイトルの付け方がイマイチ!?ですが、必要な人に届くといいなぁ。 そして、これを使いこなすには、少し練習が必要なのと、少なからず勘=センスが必要そう。 誰でも使えるかといったら、そうではなさそう。 でも、知っていて損はないはず。

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    投稿日: 2013.04.26
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    僕も何らかのシステムの一部。と、割り切って、俯瞰で見てみると、いろいろ見えてくる気がする。あと何回か読んでみようとおもふ。

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    投稿日: 2012.05.30
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    自分の考えが周りに与える影響と、 自分の考えが周りから受けている影響を考えるという視点。 周囲とのつながりを視野に入れるのに、よい視点だと思う。 システム思考という特別な思考法があるのでない。ループ図や時間軸はツールであり、つながり・感情・過去・未來 etc. を視野に入れた広くて構造的、合理的な思考をしようとする態度がシステム思考なのだと思う。ツールは発想を整理したり広げたりする役割があり、今流行りの見える化なんだろうと思う。

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    投稿日: 2012.03.28
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    物事をこうやって捉えられたら、そりゃうまくいくわ、とちょっと羨望に似た気持ち。はたして、自分がここまで客観的な思考&できないときにあきらめないで何度も考え直すことができるのかどうか。疑問だけれど、うーん、精進せねば。

    0
    投稿日: 2012.03.06
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    いわゆるシステム思考のススメです。図書館で借りた。 とある人が非常にお勧めしていた、と聞いたので借りてみた。様々な問題が絡み合う現代において、対処療法的な解決方法だとかえって悪循環になる。例、渋滞道路の車線を増やすとさらに流入してきて渋滞は解消されない等。 問題が起きた時は個人が悪いわけではなく、パターンが悪いのだと。 今後のリーダー像は船長ではなく、船の設計者たれ、というもの。 話自体は納得なのだが、文体も含めてワクワクしながら読み進めることが出来ないのでチョット辛かった。

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    投稿日: 2012.01.20
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    問題をシステムの問題と捉える方法の入門書。教本より先にこちらを読めば良かった(⌒-⌒; )仕事でも色々使ってみようと思いました。

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    投稿日: 2012.01.18
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    枝廣淳子、小田理一郎著「なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?」東洋経済新報社(2007) *とくに組織にとっては、システム思考は問題を発券し、関係者で認識を共有することによって、真に効果的な働きかけを造りだす力を与えます。 *その領域だけが独立していれば良いのですが、どの企業も組織も事業も、様々な要因が複雑に絡み合っていますから、どこかが何かの手を打てば、それ以外の側面にも影響を及ぼします。 *だれがその立場にいても構造が河原愛限り同じ問題がおきます。だからみんなで構造がどうなっているかを考え、構造を変えていく必要があります。 *私たちは問題があるとすぐにどうやったら解決ができるか?という答え探しにいきがちです。 *自分をせめない、他人や状況をせめない。問題があるなら、その問題やパターンを生み出している構造を見つけること。構造に働きかけて構造をかえることができれば、人格や性格を変えなくても問題は解決できる。 *出来なかったことの反省も大切ですが、私は出来たことの振り返りの方がもっと大事だと思っています。

    0
    投稿日: 2011.09.16
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    すごいお勧めの本です いま、ドツボです シェア友の本ですが、自分用に購入を考えています システム思考の考え方 社会が複雑になる中で、必ず、関連性がある レバレッジポイントに小さな力を加える事で、大きな流れを生み出せる それを説明しているだけでなく、発想力や見識を見直させてくれる本 【教訓】 ○レバレッジポイントの有効活用 ○システム思考の考え方 ○問題解決のためには、問題を見つけるのと同じレベルの思考では解決できない ○「解決」ではなく、本当の「問い」を見つけることが大切

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    投稿日: 2010.12.17
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    ■システム思考 ①重要なポイントを、どちらの方向へ押すか?が大事なのです。 ②システム思考:まず構造を考えよう。つながりに着目しよう。同と逆で整理する。 ③ループ図:変数(最低2つ)、矢印(原因と結果)、矢印の種類(同と逆)、ループ種類(自己強化型とバランス型) ④システム思考は人や状況を責めない、自分を責めないアプローチです。どのような構造が、この問題パターンを引き起こしているのだろうか?と自分との対話をしたり、グループや組織での話し合いをすることです。 ⑤システム思考第一人者ジョン・スターマン:ビジネス・ダイナミックス

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    投稿日: 2010.11.23
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    原題「systems thinking」なのに素直に「システム思考のすすめ」としないのが今の風潮。「なぜあの」シリーズは流行ってるらしい。 PDCAを通常の問題解決法に生かすというか、フロー図をループにして考えるというか、割と単純だが、煮詰まったときには試してもいいんじゃないかと思うやり方のひとつくらいにはなりそう。 これを読んで「これしかない!」と思うようでは経験が浅すぎるというか。 あからさまにポータルなので類書を読んでもいいとは思った。

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    投稿日: 2010.11.09
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    ・ループ図   ・全体像をみる。影響の正負。時間差。   ・コミニュケーションの一助。   ・ループには2種類。自己強化型とバランス型。 ・氷山モデル   ・出来事、時系列パターン、構造、意識/無意識の前提 ・人を責めない、自分を責めない   ・構造が問題である ・よくあるパターン   ・成長の限界。 足止めするループが次第に強くなる。 → 成長を早めるのではなく、足止めを外す施策を打つ。   ・うまくいかない解決策。 改善策の副作用効果が時間的に遅れて働いてしまう。 → 長期スパンで目標設定する。   ・問題のすり替わり。 対症療法では根本解決から遠ざかってしまうケース。 → 本当の問題はなにか直視する。   ・目標のなし崩し。 じわじわと目標がさがること。 → 絶対的な基準、外部の基準をもつようにする。   ・強者はさらに強くなる。 勝ち負けの差がますます大きくなる構造のケース。 → 仕組みで解決。機会平等を確保。   ・エスカレート。 収束せずに際限なく悪い循環におちいるケース。 → 1点へのこだわりをすて、大局をみる。

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    投稿日: 2010.07.21
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    細分化した切り口のみで考える思考の限界を説く点は評価したい。というかそれに尽きてしまう。 「物事は多くの要因が束なり、作用し合った上で表面化しているのだから、対症療法のような問題の解決ではなく、本質的課題をみつけ、終わることなき良い循環システムを構築せよ。」ということだ。 が、その構造把握として本書の売りの「システム思考」を用いた例は陳腐なものだとおもってしまった。事例ごとに、システム思考のこまかなループ図が凝ってる割には「こんなものかw」という始末。ケースが自明でつまらなかった。これらの用法に止まるならば、こんな高度なフレームワークはいらない。もっとサブプライム問題ぐらいのレベルに応用できそうな気がする。それは自分でやれってことだな。。笑 『レバレッジポイントを探るのは「正しい問い」が必要だ』 結論はこれで十分。しかしこれが難しい!笑

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    投稿日: 2010.06.27
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    世の中の出来事は全て因果関係からなっており、それにはパターンがある。 何か問題が起こった時、目先のことに囚われ根本的な対応策を取らなければ、いずれまた同じ状態になってしまう。 そうならないためにも、何が根本的な原因なのかを考え、対策を実行するために システム思考を使いましょうというもの。 なかなかの良著だなーと最初は思ってましたが、内容が思いの外薄かったのが残念でした。 ただ構成や分かりやすさに関しては良い本だと思います。

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    投稿日: 2009.11.17
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    問題を作り出したのと、同じレベルの思考では、その問題を解くことはできない−アインシュタイン 問題解決のわな かつてうまくいっていたものがうまくいかなくなると、問題の近くに解決策を探す システム思考では、「かつてうまくいっていたものがうまくいかなくなるなど、状況に一貫した変化が起こっている場合、構造の変化が状況やパターンに変化をもたらしている。問題状況を引き起こしている構造を見極め、構造に働きかけることで、望ましいパターンや状況を作り出そう」と考える システム思考=思い込みを排除し、全体を見ること 組織のメンバーはまず「自分のメンタルモデル」を認識し、お互いのメンタルモデルを理解して、全体像の理解を深める。その結果効果的な働きかけを一緒に考えることができるようになる 1.システム思考とはなにか 「昨日の解決策が今日の問題を生む」直線思考「道路拡張>道路容量アップ>渋滞解消」など、問題の原因と結果はすぐ近くにあると無意識のうちに思い込む。有効な働きかけはしばしば直感に反する。氷山のように、できごとの裏には、時系列パターンがあり、その背景には構造があり、その下には意識・無意識の前提がある。

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    投稿日: 2009.09.30
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    地球温暖化問題のような大きなものから、なぜ英語が上達しないのかという小さな問題まで、あらゆる問題の解決につかえる強力なツール。それがシステム思考。 複雑で動きの早い世の中に合わせて、問題解決の方法も変わって行く必要があるが、そのひとつの解がこれだと思う。

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    投稿日: 2009.06.08
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    経営課題や複雑な課題を整理・分析する上で、 「MECEやロジックツリーだけでは不十分ではないか?」 「問題はもっと複雑に絡み合っているのではないか?」 と思い悩んでいる時に出会った本。 「世の中はルービックキューブ」というくだりは妙に納得。 この本で紹介されている「システム思考」や「ループ図」は非常に参考になった。 <システム思考7カ条> 1.人や状況を責めない、自分を責めない 2.できごとではなく、パターンを見る 3.「このままパターン」と「望むパターン」のギャップを見る 4.パターンを引き起こしている構造(ループ)を見る 5.目の前だけではなく、全体像とつながりを見る 6.働きかけるポイントをいくつも考える 7.システムの力を利用する

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    投稿日: 2006.09.30