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総合評価

78件)
3.3
2
29
31
7
2
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    毎日通り過ぎる駅だが日本の定時運行は努力の結果だし、毎日奇跡があるんだなあと思う。人身事故も珍しいことではないが、駅員や運転士の負担は大きさを改めて感じた。

    0
    投稿日: 2025.12.22
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    著者の本は初めて読む。キャラクターの造詣や言動が少し大げさであったことと、展開の強引さに戸惑い、中盤当たりで本を閉じた。

    0
    投稿日: 2025.12.19
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    駅と鉄道が大好きだった弟を亡くした直は、鉄道会社に就職して駅員になります。弟が緊急搬送された日、直は最終面接のため東京駅の通勤ラッシュ時、気が動転して体調を崩し倒れてしまいます。彼女を助けてくれた五人の恩人を探し、恩返しをしたいのと、弟の気持ちを理解したい。その思いが彼女が駅員になった理由なのでした。 モンスタークレーマーや撮り鉄の存在、業務の厳しさなど、駅員のリアルな日常を味わえるお仕事小説である一方、たまたまトラブルに居合わせた恩人と再開するという「奇跡を起こす」べく駅員になって、結果恩返しするというのがファンタジーめいてるしご都合主義に感じてしまったのが残念です。直の教育係の藤原や、鉄オタを隠して就職した同期の犬塚、いかにも嫌な上司の吉住などの癖が強いキャラが多く、そこでドタバタ奔走する直にも嫌悪感がありましたが、物語の後半には吉住以外も成長し、本書の雰囲気にも慣れて一気に読むことができました。 駅で働く人たちは、どう考えて日々の業務と向き合っているのでしょう。人身事故のようなショッキングなことに遭遇する恐怖、定刻運転できずに怒られる理不尽に戦いながら、「何も起きないこと」を願って働く駅の人たちに頭が下がります。

    9
    投稿日: 2025.11.04
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     東京駅に勤務する駅員になった女の子の話。駅員という職業についてわかっていたつもりだが想像以上に過酷で、改めて毎日遅延も少なく運行してくれていることに感謝。主人公の就職理由が恩返しというややリアリティに欠ける設定から、軽めのお仕事小説だろうと高をくくっていたら意外にも重めだった。主要登場人物全員の良い部分・嫌な部分がきちんと描かれていたのが珍しく、ふわふわした設定に現実感がプラスされていた。主人公の設定がはっきりせず、あまり感情移入できなかった点が残念。知識も興味も乏しかった駅員さん、明日から見る目が変わりそう。

    3
    投稿日: 2025.08.31
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    私も東京駅が好き。新宿駅も好きだけど、東京駅の厳かな感じがグッとくる。 ホームにいる駅員さんの一秒を争うハードな仕事も、改札のいつも忙しそうな駅員さんも、運転手さんの想像を絶する緊張感も、確かに毎日のように見てるのに、ちゃんと意識してなかったな…と。 今度から感謝して駅を利用します…。 あと、中央線の先頭車両乗りたくなった。

    1
    投稿日: 2025.07.11
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    多くの人々が行き交う駅。安全に、快適に、時間に正確に電車を運行するため、働く人々がいる。 恥ずかしながらそこで働く"人"を意識してませんでした。感謝。 身近なのに、実はあまり知らない世界。ちょっと覗いてみませんか?面白いですよ!

    1
    投稿日: 2025.05.19
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    5章の冒頭が泣けた。 それまでの4章も良かったけれど、そんな奇跡のようなこと物語の中だけだと、ちょっと思ってしまってる自分もいて、でもその物語の中にぐっと惹き込まれてる自分もいるのも事実で。 だからこそ5章の冒頭が泣けた。 400ページ弱の長編だったけど、あっという間。 出雲さんの言葉も、直の言葉もズシッとくる。空っぽの自分。それを埋めようとする自分。 直と周りの駅員さんとの関係性が少しずつ変化していくのもよかった。 朱野帰子さんの作品は「わたし、定時で帰ります」のドラマを観て、原作1作目を読んで以来。おもしろかった!

    2
    投稿日: 2025.05.06
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    主人公の駅員さんを筆頭に、東京駅に関わる人達が少しずつ、触発し合って成長して行く物語。 この物語を読んで、私が以前スマホを線路に落とした時に拾ってくれた駅員さん、出口の場所を教えてくれた駅員さん その人達の優しさに再度感謝しました! 毎日、電車通勤をしていると、運転手さんもホームに立っている駅員さんも改札にいる駅員さんも当たり前に感じて意識する事が無かったけど、いつも使っている駅の駅員さん達は、どんな人達が働いていて、安全を守ってくれているのか周りの駅員さん達に感謝しなければなぁ。と思える素敵な物語でした。

    1
    投稿日: 2025.04.30
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    イキイキお仕事小説!のイメージで読み始めましたが、内容はもう少し落ち着いていて、時々仄暗さを感じる印象。行き交う人々それぞれに人生があると思うと、駅の風景はまた違って見えてきますね。

    0
    投稿日: 2025.02.16
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    朱野さんの小説は、やっぱり一気に読み切りたいです。お仕事小説でもありながら、姉弟の愛情物語でもありました。感動的です。

    0
    投稿日: 2025.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    若菜直 上敬大学を卒業し、東本州旅客鉄道株式会社に入社。東京駅で働く新人女性駅員。由香子がつけたあだ名は「直ちん」。「駅では奇跡が起きる」と信じている。駅員になることは喘息の発作で死んだ弟の夢。 犬塚俊則 若菜の同期。由香子がつけたあだ名は「ワンタン」。 鉄道マニアだが、解雇されることを恐れて勤め先には隠している。 橋口由香子 若菜の先輩。あだ名は「ゆかぽん」。専門学校卒で直とは同い年。服飾専門学校で刺繍をやっていた。 松本和義 営業助役。四名いる助役のひとりで旅客対応業務を統括している。直の直属の上司。上司追随型の事なかれ主義。 藤原一成 若菜の先輩。直さん同い年。新宿駅で暴力事件を起こしたこともある札付きのヤンキー。 由香子がつけたあだ名は「藤ぴー」。車掌昇格試験に5回も落ちている。 吉住高徳 副駅長。直と同じ上敬大学出身。 保坂克志 ホームで酔っていた客。企業のお客様相談センターに所属。 出雲松吉 老駅員。直が休憩室で時刻表を見ていた時に覗きこんだ。 高沢剛史 新幹線のホームに配属されている四つ年上の先輩。 羽野夏美 二十五歳。入社七年目。最年少で新幹線の運転免許取得。 笹屋裕正 中部旅客鉄道株式会社の東京駅長。取締役。 内藤恭一 撮り鉄。一年前、直の失くしたものを見つけてくれた。 奥川 上敬大学の教授。吉住と同級生。 優斗 直の弟。鉄道が好き。一年前に喘息の発作で亡くなった。最後にいた場所が、先頭車輌。 久野 司令室。 木村和明 総務省で働いている。 草野絵梨 木村の娘。 西谷 本社のシステム開発部。 柴崎かすみ 授乳室に入って切符を買えないため、直に新幹線の切符の購入を依頼する。前に付き合っていた元会社の同僚にストーカーされている。 桑田里香 藤原の彼女。 本郷 柴崎のストーカー。 宮下宗治 一流商社のエリートトレーダー。

    0
    投稿日: 2024.12.09
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    たくさんの人が行き交う駅には同じストーリーを持つ人なんていないし、一瞬でも交わることが奇跡だと思う。当たり前にある駅で同じ日常がないと改めて思えた作品だった

    0
    投稿日: 2024.11.01
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    表紙の東京駅のイラストが素敵すぎて、 さらに著者が朱野さん、 帯のコメントが良き! ------------------------- 駅に行き交う人々が起こす温かな奇跡。 通勤通学がもっと楽しく好きになる! ------------------------- 東本鉄に新卒入社した若菜直(わかな なお)は、 東京駅に配属される。 改札やホームで駅員さんとして勤務する。 個性豊かな面々と四苦八苦しながら研修で経験を積んでいるが、若菜が東本鉄に入社したのは訳があって… 毎日大勢の人たちが行き交う駅で、 事故のないように列車の到着を受け入れ、 数分の誤差もないように列車を送り出す。 目的地に急いでいる人や、無関心な人も多いけれど、 トラブルのときには誰かの善意に救われ繋がる。 だけど、その助けた人たちだって、 日々のなかで苦しんだり問題を抱えている。 内容はとても面白くてよかったのですが、 どうしても若菜が吉高由里子で想像してしまい、 嫌な上司はユースケ・サンタマリアでした。笑 読み終わって、表紙の東京駅を見つめると、 やっぱり素敵だなって思えました。

    7
    投稿日: 2024.08.16
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    駅員さんが主人公の小説を読むのは初めて。 駅員さんを見る目がかわる気がする。 大変な仕事と思われているはずなのに機械のようにぞんざいな扱いをされたり… 忙しい駅だと全く気が休まらないだろうなと。 ただ大変そうなその分、やはりかっこ良くは感じる。 憧れる人がいるのも納得した。 話の展開は割とさらっとしてるかな?という印象だった。

    81
    投稿日: 2024.07.06
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    最初は駅を舞台にしたお仕事小説なのかなと思いましたが主人公だけじゃなく周りの人達の人間模様も散りばめられて思わず引き込まれていく内容でした。

    0
    投稿日: 2024.05.26
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    鉄道会社の新入社員若菜直。 喧嘩越しの同期ヤクザのような直属の上司初日から現場での激務を終え絶望する。直は鉄道会社に入社したきっかけとなった、5人を探し出し徐々に働く意味を見出していく。 だんだんと打ち解けていく若菜と犬塚の関係性がとても素敵だと思う。ラストシーンの子供とのやりとりがお気に入り。

    1
    投稿日: 2024.03.12
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    新人駅員の若菜直が、働く目的としていた5人の人物にあうことで、それぞれの人生の分岐点を作ったり、直の成長に繋がったりするお話。 きちんとした駅員さんが、物語の中では、砕けたやり取りをして、個性の強い人間性でぶつかり合って、感情を優先した行動をして、と人間が行う仕事だからこそのドラマが面白い。 特に首都圏の主要駅の駅員さんの何が大変かということが詰まっていて、普段利用している電車が正確に発着し、何気なく利用できる有難みを改めて感じた。

    0
    投稿日: 2023.12.09
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    東京駅で働く新人駅員、若菜の話。 駅員さん達大変過ぎると思うと共に先輩と同期酷すぎやん?この人間関係で働くの無理!話が進むにつれて各々の良い面が見え隠れするけど、いや普通に職場環境悪すぎるやろ。 けどやっぱり駅員さん大変という思いで溢れる。毎日ありがとうと感謝しなければ。

    2
    投稿日: 2023.12.09
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    特に電車にも興味はないけど、朱野帰子さんの本を前に読んで面白かったので、手に取りました 朱野さんの本はやっぱり面白い すぐに引き込まれました 若菜直がどうして駅員になったのか 5人の恩人 弟 同僚 いろんな角度から駅にいる人たちを観察できる本です 駅員さんたちの苦労も知れて、安全に毎日運行してもらっていることに感謝しなきゃと思いました!

    12
    投稿日: 2023.06.27
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    幼くして亡くなった弟が好きだった鉄道。鉄道が好きなのか、電車が好きなのか、駅が好きなのか。 そんな弟がいて、東京駅に勤めることになった若菜直。駅員の仕事はブラックだ。夜遅い、朝早い、立ちっぱなし、酔っ払いに絡まれることも、線路に飛び降りなくてはいけない状況になってしまうこともある。駅員さんは思っていた以上に大変。

    0
    投稿日: 2023.02.14
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    東京駅で働く新人駅員さんのお話。 登場人物のキャラが濃い。濃すぎる。 そして新人さんの扱いってほんとにこんな感じなの?いまだったら確実にパワハラで訴えられるよな…? というような内容ではあった。 前半はそんな感じで、あんまり入っていけなかったかな。 直と同期の犬塚が仲良くなったあたりからは、だいぶ読みやすかった。 スピード感はありつつ、駅の利用者と駅員さんひとりひとりにスポットをしっかりあてて描かれていておもしろかった。 駅員さんの苦悩は、現実でも沢山あると思う。でも、そういうことを今まで考えたことってなかった。 この作品を読むと、駅員さんのことを見る目は間違いなく変わる。駅員さんも私たちと何ら変わらない、1人の人間であることに気付かされた。

    6
    投稿日: 2022.12.01
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    東京駅で働く駅員の話。鉄分はそれなりにあるのだが、謎解き、ミステリー要素が多い。目的の5人を探しだしても、イマイチスッキリしないのは何故だろう?

    9
    投稿日: 2022.06.29
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    登場人物が癖のある人ばっかりで、なかなか… 何はともあれ、駅員に自分の苛立ちをぶつけてストレスを発散するような人はダメだと思う。

    0
    投稿日: 2021.10.20
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    東京駅を舞台に描かれる駅員さんと人々のお話。正直鉄道にあまり興味がなく、完読できるか不安だった。が読み始めるとどんどん引き込まれて、電車がメインというよりは人間模様のリアルさに感動!

    0
    投稿日: 2021.08.22
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    どのキャラクターもあんまり好きになれなかった。感じの悪い人が多すぎるような…。こんな面と向かってけなしてくる同期と先輩怖すぎるんだけど。 主人公も主人公で、ハッキリしてるんだか、もじもじしてるんだか、よく分からない。 助けてもらった5人を東京駅で探す、しかも困っていることを助けてあげる、なんて現実的ではなさすぎて、いまいち入り込めなかった。

    0
    投稿日: 2021.06.25
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    小学生の読書感想文指定図書にありそう(勝手なイメージ)な内容。 登場人物ひとりひとりがやたら芝居がかってて、文章でも「だいこん(役者)」って伝わるんだなとある意味関心した。NHKでもこんな中身のない安っぽいドラマはやらないのではないか。

    0
    投稿日: 2021.04.18
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    私も鉄道会社に就職したかったのですが、採用がない時代でした。でもいま思うとこのくらいの覚悟がないといけないんだから、就職できなくてよかったです。人の安心安全を守る仕事は、大変です。毎日感謝して電車に乗っています。

    1
    投稿日: 2021.04.02
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    手軽に読めて心温まる1冊でした。 駅で起きる奇跡って、ただのお涙頂戴的な内容の詰め合わせかと思って読み始めたけれど、 いい意味で私にはそこまで奇跡に思えなかったというか、もっと人間味溢れていて読みやすかったです。 駅員に本当にこんな派手だったりヤンキー気質の人いるのか?という疑問はあるものの、 若菜の周りの人達がいいキャラしていて、スピンオフも読みたくなる。 若菜の成長していく様がよかった分、最後の方がちょっとあっさりしすぎた気もしました。 もっと悩んでもがいて成長していくところも見てみたかった。

    6
    投稿日: 2021.01.22
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    駅にまつわるそれぞれの人の想い、ストーリーがあることを改めて気付かせてくれる本。 ゆっくり時にグサッと心に訴えかけてくる言葉もあり、一気に読めた。 この本を読みながら、自分は仕事に対してこういう裏側のことまでしっかりと想像を巡らせているのか、自問自答することもあった。 また、普段駅を利用していて、駅員の人たちに質問はしても、その人たちの顔や声をしっかり覚えているのか、自分もこの小説の中のその他大勢の人のようになっていないか、考えさせられる本だった。 駅を通して、それぞれの人たちの心にスポットを当てた感動と深い思慮を与えてくれる本。

    5
    投稿日: 2021.01.18
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    かつて助けてもらった5人を探すというのは現実には難しいだろう、弟の夢を引き受けて駅員になっちゃう?とかツッコミどころは満載だったけど東京駅の裏側、駅員の仕事、擬似体験ができたように読了した。クセモノの同期、指導員、上司、との絡みも大変そうだけど直ちゃんはうまくやってきりぬけていた。最後は同期に助けられて…東京駅に行けば彼女に会えるような錯覚をしてしまいそうだ。

    1
    投稿日: 2020.11.28
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    温かい気持ちになれた1冊。気がついたら、駅員として奮闘する主人公を応援していた。今日もどこかの駅で、素敵な物語が生まれているのだろうか。そう思った。

    0
    投稿日: 2020.07.17
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    「わたし、定時で帰ります。」の著者が描く駅を舞台としたお仕事小説。 駅での出会いを描いた作品かと思いきや、若菜直と言う女性の駅員の成長の物語。 東京駅に配属になった若菜直は、1年前に東京駅で倒れた時に助けてくれた5人の人を探す為に、内定の決まっていた大手企業から東本鉄への入社を決めた。 最初は駅員の仕事にそれほど興味のなかった直だったが、鉄オタを隠して駅員になった同期の犬塚、見た目は派手だけど、実は努力家の同い年の由香子、ぶっきらぼうで少し乱暴な先輩・藤原たちと接するうちに、駅員としての自覚が生まれて来る。 後半の駅員の人格を無視したSNSへの誹謗中傷などに傷つく様子などは、ここ数週間話題になっている自殺した女性へのSNSへの書き込みを思い浮かべずにはいられなかった。 確かに毎日駅を利用していても、駅員さんの人格などを意識したことなど、今まで一度もないかもしれない。 1人1人の駅員さんの努力で、日本の、特に首都圏の緻密なダイヤでの運行が守られていることを考えさせられた一冊。

    3
    投稿日: 2020.06.07
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    駅での乗客と駅員のふれあいと悩みが交差するお話 優等生の主人公が弟のことで後悔をかかえる反面、お世話になった人に恩返しをしようと頑張ります みんな誰かしら支え合っていることがわかります

    0
    投稿日: 2020.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    栞ひもがついてなかったので。 もらった栞大活躍で。 それで、想い出の本にも。 思いがけないところで泣いてしまった。 奇跡… ニックネームについていけなかった。 作者 かえるこさんなんだぁ。

    0
    投稿日: 2020.02.04
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    弟の死を経て、鉄道勤務を志した直。駅という特殊な勤務場所で出会う数えきれないたくさんの出会いと経験に感化されて自分自身を成長させていく。 粘り強くトライするということ、自分の哲学で仕事をしている直はかっこいいと思った。

    0
    投稿日: 2019.12.15
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    思ったより面白かったです。 駅員の見方が変わりました。 でも、鉄道ファンにはなろうと思わないですね。

    0
    投稿日: 2019.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

     東京駅の駅員になった女性が、駅員になりたい夢を持ちながら亡くなった弟の気持ちを理解しようと、日々様々な業務トラブルに見舞われながらも、1年前に自分を助けてくれた5人を探し出し、日々成長していく話。  探していた5人が、普通というよりむしろ心の闇や複雑な事情を抱えている人たちだったのが意外だった。それが、弟の死や、仕事・駅に対する複雑な想いを自分なりに乗り越えていくきっかけになっているのだろうけど、あまりに個性とエピソードがインパクトありすぎて、ちょっと再会できた後の充足感・爽快感が削がれてしまった。先輩駅員や同期、上司も個性が強い。実際にこんな駅員ばかりだったら職場環境、大変だろうなと勝手に想像した。  ただ、日本の電車が世界一正確で安全だと評価されるのは、鉄道技術だけではなく、駅員の皆さんの地道な努力あってだと実感。駅員も職業の一つといえばそれまでだけど、人身事故の後処理をする駅員の気持ちを察すると、電車が遅れる、なんて安易に鉄道会社に怒りの矛先を向けるのは間違っているなと思う。駅員や乗務員という仕事に少し関心を持つきっかけになった1冊だった。

    0
    投稿日: 2019.11.14
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    タイトルに惹かれて購入。 東京駅を舞台にした女性駅員の物語です。客とのトラブル、人身事故、案内など普段駅で目にする駅員の裏側を描いています。 朱野さんは、「今日、定時で帰ります」「海に降る」など、働く女性を主人公にしている物語が印象的です。本作品でも女性が主人公で一見、駅に駅員に憧れをもっていると思いきや、どこか秘密を抱えています。 連続ドラマっぽい仕上がりになっていて、ドラマ化になってもアリなんじゃないかと思うくらい、楽しめました。 ニュースで聞く人身事故や他のトラブルの裏では、壮絶な現場だということが、マイルドに描かれてはいますが、駅員さんには頭が下がる思いでした。 私も接客業をしていますが、まぁ自分勝手な人が多すぎるなと改めて読んで思いました。同じ人間なのにムカつくったらありゃしない。怒る理由はわからないでもないですが、こちら側も努力しているんですからと思わず言いたくなります。 この本を読んで、駅員の苦労を理解してほしいと思ってしまいました。 登場人物も個性あふれる人たちで、飽きさせませんでした。 どこの職場でも嫌な人、ソリが合わない人がいます。また、なんとなく入社した、好きだから入社した、入ったきっかけは様々で、仕事の向き不向きがあります。 すぐに辞める決断もありますが、悔いのない人生を一生懸命送って欲しいなと思います。 一生懸命がんばっている姿に自分も頑張らなきゃなと思わせてくれました。

    2
    投稿日: 2019.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「電車は人が動かしている」 電車通学じゃないから電車に乗ることも少ないけれど、生活する上で欠かせないもので、それを機能させているのは、私と同じような人達なんだなってことを、ちゃんと考えたことがなかったな、と思った。 人身事故のシーンが衝撃的だった。

    0
    投稿日: 2019.10.15
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    すごく読みやすい。 映像化されてほしいと思う本NO.1 文学としては薄さも感じるけど、娯楽や映像化脚本的にはこれくらいの軽さがちょうどいい。 軽い移動時間に読むのにちょうどいい一冊。

    4
    投稿日: 2019.10.03
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    【刺さった内容】 ベテラン駅員、出雲さんの言葉。「失敗を乗り越えたことがない人間は自分に自信がない。空っぽなんだ。それを埋めようと自分以外の誰かを思い通りに動かしたくなる」299ページ 【糧になったこと】 この物語に登場する駅員は色々あるけど、最後は鉄道員としての誇りを持って仕事をしていると思います。 今の仕事を始めた時の目標、初心は何だったかを考えました。

    0
    投稿日: 2019.09.21
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    2016/8/27 40%くらいまで読んで期限切れもあり返却。中々面白かったので、また、あらためて読みたいです。

    0
    投稿日: 2019.09.01
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    +++ 「大事なことを三つ言っとく。緊急時は非常停止ボタン。間に合わなければ走れ。線路に落ちたら退避スペースに入れ」 酔っ払う乗客、鉄道マニアの同期、全自動化を目論む副駅長に、圧倒的な個性をもつ先輩たち。毎日100万人以上が乗降する東京駅に配属された若菜は、定時発車の奇跡を目の当たりにし、鉄道員の職務に圧倒される。臨場感あふれる筆致で駅を支える人と行き交う人を描ききった、書き下ろしエンターテインメント! +++ 東京駅の舞台裏、という感じの物語である。電車が定時にやってきて、何事もなく目的地に到着する、という普段気にも留めないことの裏側に、これほどたくさんの人の努力や苦労や緊張や覚悟があるのだということに、改めて感謝したくなる。なんて過酷な仕事なのだ、という思いとともに、責任と誇りをもって業務にあたっている駅員さんたちの姿に敬意を表したくなる。一方、そんな彼らも普通の人。プライベートな悩みも屈託もあり、人間関係の煩わしさに悩まされたりもするのだが、日々少しずつ、相手の立場に立ち、相手を慮ろうとする姿勢も見られるようになり、じわじわとなくてはならない存在になっていくのである。何かあった時に、頼りたいと思う仲間がいることに胸が熱くなる。駅員さんウォッチを目的に東京駅に行きたくなる一冊である。

    0
    投稿日: 2019.05.31
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    まぁまぁ面白かった。 TVドラマになりそうなストーリですね。 ただ、少し盛り上がりにかける感じはする。 弟の死により、自分の将来を変えちゃう。 親族の死は相当な影響だろうが、好きでもない仕事をするっという方向にいくのが、多少の強引さを感じた。 男の子は鉄道の遺伝子をもって生まれてくるっというようなセリフがあったが、強く同感。 1才になる息子は、車・鉄道が好き。 娘にもない熱狂ぶりに、共感をいだいた。

    0
    投稿日: 2019.05.24
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    現在、ハマっている作家さん、朱野帰子さん。 東京駅が職場って色々な人の人生を垣間見ることになるんだろうな。

    0
    投稿日: 2019.05.04
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    東京駅の駅員はかなり冷たくて、まるで機械のような人間で苦手に感じていた。本書ではその東京駅が舞台で、東京駅で働く駅員の物語が繰り広げられる。 物語はざっくり言えば、主人公の弟が言ってた「駅は奇跡が起きる場所」の言葉通り、5人の恩人に恩返しをしていく奇跡を起こす物語である。正直言って、展開は非現実的でご都合主義であるが“駅のリアル”について書かれていたのが凄く良かった。 本書に書かれた駅員の業務は以下の通り。 運賃、時刻表、路線を全部覚える(しかも改正されまくる)。ホーム監視では遅延を極力発生させないようにする。理不尽なクレーム対応。泊まり勤務も当たり前にあり、休みが取りにくい。などなど、鉄道業界になかなか人が集まらないのも頷けるハードな仕事内容。それに付け加えて。 「駅員を殴らないでください」の注意勧告ポスターが日常茶飯事で行われていることにも驚く。主人公の上司の「乗客は我々を人間だと思っていない」という言葉が刺さる。しかし、駅員からすると乗客も人間と思わないんだろうな、と思う。 世の中楽な仕事なんてないが、駅員の大変さは我々には伝わりにくい。体験したら1日で音をあげそうなものだ。本書を読んで、駅員の過酷さが伝わった。東京駅の駅員が苦手だったが、心を殺して機械のように淡々と対処するのも無理もない話だと思った。これからは駅員のことも気にかけるようにしよう。

    0
    投稿日: 2019.04.11
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    朱野帰子の『駅物語』は東京駅で新人駅員が新たに駅員業務を覚えていく物語。ただ、この新人には東京駅で駅員にならなければならない(と信じる)理由があった.... 鉄オタや駅員の実態といった、普段目につかない世界と利用する駅でもよく見かける駅員の実態を混ぜ合わせつつ、小説として幹を成しているのは主人公と弟との関係だ。 そのあたりと駅員の関係が少しギャップがあるようで、どうしても駅というと人身事故との絡みがでてきてしまうので、少し怖い。 しかし筆致は柔らかでストレートで読みやすい。逆に読みやすすぎてあまり残らない?妙に文学的である必要もないが、多少読み応えというか表現に重みが欲しいような気もするが、それがもしかしたら著者のあるいはファンの望むところなのかもしれない。 あまり人の目の触れない職務を中心とした小説が他にもあるので、もう少し読んでみたい。

    0
    投稿日: 2019.01.20
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    一番大事な時に東京駅で助けてもらった五人に感謝を伝えたく、亡くなった弟の夢でもあった東京駅の駅員となって、感謝の言葉だけではなく、五人の置かれている環境に驚きつつも、一緒になって解決していく新人駅員の物語です。各章一人と解りやすい構成で、最後は主人公の奥に潜むモヤモヤをさらけ出し、自分を乗り越え、次に向かって歩いていく、そんな物語でした。ひさびさにストレートって感じでした(笑)

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    投稿日: 2018.10.15
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    読み始めてすぐ田舎者の私は東京駅の線の話とか分からんくて、とりあえず読むに徹したけど短編短編で多少つながりもあって、途中からは人間味もありスラスラ。 鉄オタさんでなくても楽しめると思う。 仕事小説みたいやから 友達に電車の運転士おるから薦めてみようと思う。笑

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    投稿日: 2018.05.31
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    連作短編だったかな(記憶をたどってかいているので) 鉄道のお仕事は思えば大変なお仕事で サービス業なんだなぁと読んでいて実感できました。 読後から、駅員さんや駅に携わるかたがたへの まなざしが変わった気がします(笑) 色々あっても設定が若い年代なので、 爽やかな印象の物語でした。

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    投稿日: 2018.04.19
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    タイトルにつられて購買した一冊であります。 主人公の若菜直は新米駅員として、東本州鉄道株式会社(いふまでもなく、JR東がモデル)の東京駅に勤務します。なぜわざわざ駅員を志したのかは、弟と関係があるやうですが、おひおひ明らかになります。 彼女は駅を「奇跡が起こる場所」としてとらへ、以前駅で自分を助けてくれた五名の人物を探すのでありますが、さううまくいきますかどうか。全5章からなつてゐるので、それぞれ一章に一人、といふ勘定ですね。すでに結末が読めるやうな。 上司や同僚はまともな人が少ない。直属の上司は営業助役の松本。過去に不幸な出来事を経験してゐるらしく、それが原因か足をひきずつてゐます。 副駅長の吉住は制服を着用せず、お前ら駅員ふぜいとは人種が違ふんだよ、といふやうな態度がありありの嫌な奴。 直と同期入社の犬塚。通称ワンタン。筋金入りのテツだが、鉄道会社がテツを嫌ふことを過剰に意識してゐるため、それをひた隠す。全く誰とも打ち解けないが、徐々に直とは心を開いていきます。こんな奴をよく採用したもんだ。 直の教育係として担当する藤原。とにかく態度が悪い。上司にも敬語が使へません。その強引な接客態度が悪質な乗客対策に重宝するとして、「必要悪」としてやむを得ず雇用してゐるさうです。そんなことあり得るのかね。現実感がないですが。 犬塚の教育係は由香子。通称ゆかぽん。慣用句やことわざを多用しますが、その使用法がどことなくずれてゐる。 駅員は激務であります。きついシフトだし、乗客はわがままで自分勝手。実際に駅員への暴言暴力は多いと、報道でも明らかにされてゐます。本書でも、普段はクレーム対応を仕事としてゐる男が、酔つぱらつて毎日駅員に嫌がらせをし、暴言を吐くことで鬱憤を晴らす場面がありました。 他にも、犬塚がいきなり殴られたり、人身事故の遺体処理をしたり、非常識な撮り鉄との格闘があつたり、若い女性をストーカーから守つたり...... さて、駅員として日々奮闘し成長する直ですが、果たして奇跡を起こせたのでせうか。多分「ライトノベル」とやらの読者にはウケるのではないかと。わたくしの正直な感想は差し控へませう。 デハデハ。 http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-737.html

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    投稿日: 2018.01.31
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    月が変わる直前の“駆け込み”読了。実在の駅を舞台にしているのに、会社や路線名は架空という仕立て。東本鉄(東本州旅客鉄道)などには仕舞まで馴染めなかった。登場人物も「そんな駅員はいないでしょ」というような設定。テレビドラマの脚本のようだ。鉄道という仕事の嫌な面だけを軸に据えた物語は、それが現実であろうと読む方は辛くなる。だからこそのフィクションだと思えなくもないが……

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    投稿日: 2017.08.19
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    綺麗でさっぱりした物語。同時に単調でご都合主義的でもある。まとめは急いた感じもするが、展開としては良。

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    投稿日: 2017.08.09
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    裏側の話を読んだら現実にも興味がわいてくる不思議。 とりあえず駆け込み乗車はなるべくやめたいと思う。 なるべく。 藤原さんがとてもすき。

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    投稿日: 2017.05.24
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    新人駅員・直が主人公。亡き弟の夢を追ってこの世界に。 様々な乗客との対話を通して、駅員としての仕事に向き合う。同期の犬塚や先輩の由香子、藤原、そして駅員のマニュアル化を目論む上司や一癖ある同僚たちに囲まれて成長していく。 私は鉄ではないし、電車もそこまで詳しくない。純粋に駅の仕事を知れて面白いし、通勤のときに、もう少し駅員さんの行動を見てみようかな、と思った。 直と犬塚、対照的な同期二人組が少しずつ距離を縮めていく様も心地いい。直や駅員始め、職業や性別の違う乗客たちそれぞれの心の動きを丁寧に描いている。直の一人称なのに、そう感じる。以前読んだ「あぽやん」を少し思い出したな。 続編あったら是非読みたい。

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    投稿日: 2017.05.09
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    東本鉄に入社した若菜直の成長物語。かつての恩人達との再会や同僚との助け合い、死んだ弟への思いなどまとまっていてとってもいい作品でした。

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    投稿日: 2017.03.02
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    東京駅でて働き始めた新卒の女性駅員が主人公の小説。多くの人々が行き交う東京駅で、主人公の重要な局面でかかわった人々とのやり取りを中心にストーリーが展開する。駅員の目線、日常業務や苦労などが紹介され面白い。

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    投稿日: 2016.12.28
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     若菜直は、大学を卒業して駅員として就職した。働くのは東京駅。  社内でもトップで入社したが、総合職ではなく、現場の駅員である。東京駅勤務となった。  同期入社の犬塚、同い年だが先輩の橋口由香子、藤原一成などと同僚として東京駅で働き始める。  直の弟は、病弱だが電車が大好きで、直と電車で出掛けるときはいつも先頭車両から夢中になって見ていたくらい。その弟のことも直に影を落としているようで。  東京駅のなかの仕事や、鉄道員のそれぞれの心情が感じられました。現場の叩き上げで働く側の人、本社の管理職の立場の人。  登場人物たちの成長の物語ですが、鉄道をめぐって、都市の様々な人の問題なども感じられました。

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    投稿日: 2016.12.07
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    鉄道員の物語ということで読んでみた。 散りばめられた小ネタには鉄道ファンとしてクスリとするところはあるものの、登場人物が皆さんどうにも負の情念が強すぎて、正直面倒くさい。 主人公のストーリーと、周囲の人物のストーリーとが食い合って、物語の焦点がぼやけてしまっているようで勿体無い。 章立てしているのだから、この章は犬塚、この章は藤原と切り分けたほうが読みやすかったかもしれない。 この辺は、業界モノとしては構造が類似している「ハケンアニメ!」とは違っているところ。 また、主人公のテーマのひとつである再会を始め、イベントがあまりにも偶発的過ぎるというか、脈絡がないというか。 現実において偶然というのは確かに脈絡もなく(あるいはそうと気付かれないように)発生するものではあるけれども、物語においては一つ一つの出来事には意味があり脈絡があって欲しいと願っているので、あまりに突発的な事態は、どうにもご都合主義を感じてしまう。 その世界の理屈でなく、「物語の展開上、この辺にトラブルがあったほうがいいな」みたいな、作者の思惑を感じてしまって萎えるのだ。それが物語の作法であり本質であることは理解しているけど、どうせ騙されるなら気持ちよく騙されたい。

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    投稿日: 2016.09.26
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    「東京駅の駅員さん」。 全く関わったことが無い人などいないのではないだろうか。通勤・通学で、出張で、旅行で、買物で…何らかの形で東京駅を利用したことのある人がほとんどだと思う。 …が。 その「駅員さん」が、どんな日常を過ごしているのか、については、たぶんあまり知られていない、というか、思いを馳せること自体が、きっと、無い。でも、ふと考えてみると、普段の出発・停止等の業務に加え、お客様対応だとかイベントの企画だとか、きっと結構煩雑なお仕事をなされているのだよね。「乗客は我々を人間と思っていない」っていう作中の台詞、そこまで機械みたいに捉えている人は多くはないと思うけど、でも、改めて人として意識することもあまりないように思う。あんなに日常的にお世話になってるのにね。 てなわけで、駅員さんの日常、という、身近にありながら謎のベールに包まれていた世界を、新人職員の側からの視点であれこれ見られるのは新鮮で面白い、東京駅だと思うから尚更。主人公が駅員を目指した動機や設定もまぁまぁ面白いし、エンタメと割り切って作者がさくさく展開していってくれるので、比較的先が分かりやすくて読むのに疲れない。 途中、問題の解決の仕方がなんだか画一的な印象を受けたり、キャラクターと設定との間にズレを感じて妙にそぐわない感じがずっとつきまとったりとかはするのだけど、そういうところはご愛嬌だと思ってざっくり楽しむのが向いていると思う。こういう2時間ドラマとかあってもいいかもなー。

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    投稿日: 2016.07.11
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    東京駅で働くことになった新人の話。鉄分多量。電車の運転手というのは昔も今も鉄な男の子の将来の夢だったりするけれど、運転手も車掌も駅員も、現実はそんな生易しいことではない。おそらくどんな職場でも新人は打ちのめされながら成長する。子どもの頃からなんとなく仕事が見えているように思えている業務だからこそ、ギャップは大きいかも。そしてある目的を持っていた主人公も、揺れ動きながら毎日が戦い!

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    投稿日: 2016.04.27
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    行き交う人々には物語があって、他の人から見たら私も行き交う人々のひとり。当然なのに、なんだか不可思議。

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    投稿日: 2016.04.22
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    東京駅に駅員として就職する、若き女性若菜直の物語。 こういう話は嫌いじゃないのですが、 なんか、こんな奇跡が続くのは出来すぎじゃないのかと。 それを差し引いても、ページをめくる手はとまりませんでした。 駅員さんの仕事に頭が下がります。 仕事へのプライド。妥協のないプロの仕事。 事故や天候で遅延しても、 駅員さんに不安をぶつけるのはやめようって思います。 特に直の同僚のゆかぽん、格好良かったです☆ 変なことわざのたとえも、ツボでしたし。 東京駅だからこその、さまざまな利用客の物語も 全部全部目が離せませんでした。 直の駅員スピリットが、輝く終わり方が好きです。 この本にも書かれている通り、 どんどん機械化して、人間の駅員さんは削減されていくのでしょうか? 人間だからこその、気遣い、心配り。 ぬくもりがない駅なんて魅力ないと思いますけどね…。

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    投稿日: 2015.11.26
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    お仕事小説ってジャンルなのかな? 出てくる人たちがとても極端な人ばかりで、最初は何これ?って感じがだんだんとペースにはめられて行き、最終的には感動物でした。ご都合主義って批判はあるでしょうが、小説なんだからいいんじゃないでしょうか。楽しめたし、改めて駅員さんって大変って感心してしまいました。自動改札メーカーが出てきて笑った(特にメーカ名は登場しないが)。

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    投稿日: 2015.08.30
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    読みやすいけど展開が単純すぎて途中から飽きてきた。 主人公の意志もブレているように思えてよくわからなかった。 ただひとつ言えるのは、駅員さんは大変な仕事をしていて日々私たちがお世話になっているのだということ。

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    投稿日: 2015.08.23
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    田舎じゃないんだから、そんな簡単に探してる人、次から次へと見つからないよ…せっかく面白いのに、全部駆け足で書いたみたいな感じで非常に残念。 もっと掘り下げて書いてくれたら、より面白かったのに。

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    投稿日: 2015.07.05
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    読み始めて、久しぶりにワクワクした。知らない世界に連れていってくれる感じ。もう一度読みたい。 ただ最後、少し物足りなかったかな。 H27.6.9~6.11

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    投稿日: 2015.06.09
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    本書に登場する首都圏通勤線は、中央線だと思う 。私はその中央線沿線にここ何年か住んでいて、電車で出かける時はお世話になっているし、東京駅から乗り換える事もよくあるので親近感が湧いた。今まで駅員さん=駅にいる人。ぐらいにしか思ってなかったけど。すごく色々な業務があるんだなぁって。そして、駅員さんそれぞれにドラマがあって、駅にやってくる乗客にもまたドラマがあって。駅って、それぞれのドラマを抱えた人達が交差する駅という名前の舞台なんだね。

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    投稿日: 2015.05.29
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    感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201505/article_3.html

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    投稿日: 2015.05.13
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    一人一人のキャラクターがしっかりしている。 登場人物が心開いていく姿がわかりやすく描いてあり、面白く読めた。 先が気になってどんどんページをめくっていけた。

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    投稿日: 2015.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    若干冒険活劇的なところもあるけど 駅で繰り返される出来事を考えると、日常でも十分ありうる事件。 日常を粛々と紡ぎだすことの大事さ、大変さが伝わってきます。 駅員という仕事の描写の細かさもすごいけれども 職場の人間関係の描き方は秀逸だと思います。 同い年の先輩で、勉強はできないけれど仕事はできる とか 学歴ばっかり見る上司 とか 一番はやっぱり、松本さん! 読み始めでは、よくいる事なかれ主義上司か~という印象やけど、実は。。 「部下を守ること」を一番に据えてくれる上司って、今なかなかすくないんじゃないでしょうか 「駅員を夢見ることはなかった。それが現実。 でも、私は、今の自分がとても好きだ。それでいい。 現実はいつかきっと、誰かの夢と接続する。」 最後の最後、いい言葉です。 こんな心持で、今日も仕事がんばります。

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    投稿日: 2015.04.08
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    駅員として東京駅に配属された若菜直はお客様に、幸せな奇跡を起こしたいと願う。 物語では函館まで新幹線が 開通していたりと必ずしも今の東京駅とは異なります。また、現場VS本社と言う構図が、若手の駅員たちの団結力を高めている気もしました。特に、不良駅員の藤原が、主人公の直のことを少しずつ受け入れていくところはホットしました。 替えの効かない人材とは何か。世の中、オートメーション化の影響でひとがいなくなっていく。それも、また現実だと思うと悲しい。 直は、自分の仕事が向いているのかわからないと言う。でも、向いているか、好きになるかは、一生懸命にやった後にわかるような気がしました。中途半端にやったら、中途半端にしか好きになれないし。

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    投稿日: 2015.04.02
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    登場人物に誰1人魅力がなく内容が薄かったのが残念。 駅員の裏側とかも全然知ることができなかった。

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    投稿日: 2015.03.18
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    電車に乗るのが楽しみになった。 ーーー 東本鉄に入社した若菜直は、東京駅へ配属された初日から乗客のトラブルに見舞われ、うろたえる。「お客様に駅で幸せな奇跡を起こしたい」。しかし直が抱いていた本当の夢は、かつて自分に手を差し伸べてくれたあの5人を探し出すこと--。人を助け、人に助けられながら成長していく若手駅員たちを描いた感動作。

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    投稿日: 2015.03.16
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    あらすじで感じた印象よりも内容が凄惨。 それもそのはず、舞台は 日本の駅の「のぼり」のてっぺん、東京駅。 様々な種類の利用客が始発から終電まで行き来し、 そもそも人の量が多すぎる。 そんな状況下で起きる事故や駅の事情も、 凄惨なものとなって当然である。 そんな駅に配属された、 ロマンチックな自己紹介をする新人女性駅員が 人間性を疑う(笑)仕事仲間と共に 目標達成に奔走する物語である。 「みんないくつもの顔を使い分けて生きている」 という作中での発言があるとおり、 駅員含め東京駅でのトラブルメーカーは、 同時にどこかでトラブルの被害者になっているはず。 トラブルの逆もしかり。 まさに「情けは人のためならず」という感じ。 たとえ人が人に見えなくなるような 一種異様な場所であっても。 最初の印象とは違ったが、結果読んでよかった。

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    投稿日: 2015.03.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    書名からは、勝手に「駅を利用するいろんな人たちのドラマ」を想像していた。ここまで真剣に鉄道員を描いているとは…がつん、と来た。 ひとりひとりのエピソードよりも、駅員、車掌、運転手といった現業職が抱える仕事の重みと苦しみにひきつけられた。内容はかなり深刻だが、描かれている人たちの言動が自然に心に吸い込まれていって、一気に読み終えていたのには自分でも驚いている。鉄道に興味があろうがなかろうが、この物語は人の心のどこかを必ず揺らすに違いない。 抱えているものの重さから自分を守るためには、逃げるのもありだと思う。逃げなくてはいけない時は、必ずある。でもずっと逃げ続けるだけでは、生きていることの喜びには出会えない。勝手にそんなメッセージを読み取った。 駅では死なせない…だったか。主人公・若菜の一言が強く心に残っている。職場だからでも仕事だからでもないような気がする。若菜にとって、駅はもっと重い…それゆえに神聖な場所だからだと思うのだ。本人が自覚しないままに、ではあるが。 実は…叔父がJR東海の新幹線・新大阪駅の助役のひとりだった。ぼろぼろになって定年を迎えた叔父を見れば、この物語が誇張に満ちた虚構ばかりではないと信じられる。 なにひとつ自分に重なるものがないのに物語に入りこんでしまった、私にはレアな作品である。

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    投稿日: 2015.03.11
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    東本鉄に入社した若菜直(わかななお)は、東京駅へ配属された初日から乗客のトラブルに見舞われ、うろたえる。「お客様に駅で幸せな奇跡を起こしたい」。しかし直が抱いていた本当の夢は、かつて自分に手を差し伸べてくれた「あの5人」を探し出すことーー。人を助け、人に助けられながら成長していく若手駅員たちを描いた感動作。

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    投稿日: 2015.02.23
  • 何が正しいのか、誰が正しいのか???

    いったんページを開いたら一気に最後まで読んでしまった。そういうことは久しぶりでした。 人助けをするような正義感のある人だからといって、順風満帆な生活をしている人徳者というわけではないし、一見、トラブルの多い人だと見受けられるからといって、間違っているわけではない。 普段、正しいことや前向きなことをいっているからといって 思考も正しいというわけではない… 言葉にするのは難しいけど、作者の言いたいことって、こういうことなのかな?と感じました。 人を見る目を養わなくちゃいけないな、思いました。

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    投稿日: 2014.06.14