
総合評価
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powered by ブクログ読書録「Twelve Y.O.」3 著者 福井晴敏 出版 講談社文庫 p308より引用 “ 攻撃開始から、三十分弱。トゥエルブが 証明して見せたのは、利便性を追求してウワ バミのようにデジタル化技術を取り込み、そ れがなければなにもできない体質に染まって しまった現代軍事力の本末転倒と、有言実行 を貫いた自らの愚直だった。” 電子戦を駆使するテロリストと、彼の引き 起こす事件が巻き起こす陰謀と、それに関わ る人々を描いた長編サスペンス。 江戸川乱歩省受賞作。 世界最大と言われる艦隊戦力が、母港から 一斉に離脱していく。その事態を引き起こし たのは、たった一組の男女だった…。 上記の引用は、テロリスト・トゥエルブが 仕掛けた電子戦の結末を描いたシーンでの一 節。特殊な技術や能力が無くても、誰でも同 じように使える便利さは、ほんの少しの異常 で使えなくなるもののようです。最後に物を 言うのは、体一つで何が出来るかということ になるのかもしれませんね。 軍事や政治に明るい人が読むと、もっと面 白く評価も高くなるのではないでしょうか。 専門用語や知識も多く使って書かれているよ うなので、蘊蓄好きにはたまらないかもしれ ません。 ーーーーー
0投稿日: 2024.06.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これってヱヴァンゲリヲンやんけ。同じテーマと言うか構造を持っている。私怨というか私欲を大義名分で正当化し、親子喧嘩に世界を巻き込み、これって変! と言いたくなるところは同じ。登場人物のキャラクタも似通っている。違うのはヱヴァンゲリヲンは私怨、私欲を最後まで貫き通したたが、本作では言い訳を用意していて潔くない。 実は二回目。無敵の少女が出てきたところで二回目であることを思い出した。大義名分の説明が、どこかの新聞の社説の用で退屈。アクションシーンはマニアックで迫力あるんだけどな。退屈なモノ語りが中だるみした。
0投稿日: 2024.01.19
powered by ブクログ国防のあり方を問う。問いたくなるのも分からんではない。しかし「幸福論」という視点から考える時、どうにもそこから遠くはなれてしまっている気がしてならない。どうせなら戦うことを前提としない方向で考えることをしていきたいものだ。 やはり何事も信じ込んでしまうのは危険なことなんだろうな。
0投稿日: 2023.07.29
powered by ブクログ亡国のイージス、終戦のローレライを読んで江戸川乱歩賞受賞作と表紙にあったので期待しすぎたのかもしれません。20年前にコンピューターウィルスを題材にしたのは先見の明があったと思いますが専門用語はいいとして、表現がまわりくどすぎるのとカッコいい表現の羅列が鼻につくので読み進むのがつらかったです。後半の二転三転どんでん返しも話がぼやけてしまったのではないかと思います。
1投稿日: 2022.07.16
powered by ブクログ『12』に秘められた謎を紐解き、それが徐々に姿を表す時物語の壮大なテーマが浮かび上がり、日々安寧の住処と化した現状に何の疑問を抱かぬ我々に警鐘を打ち鳴らし得る作品。専門用語、多層的な暗示を含む表現描写が、脳内映像となるには時間を要したが、それだからこそ読後の満足感は一入でした。
0投稿日: 2020.11.01
powered by ブクログ読むまで知らなかったのだけど「亡国のイージス」と同じ時間軸なのね。 まあそんなに大きな問題ではないかもだけど、もしどちらも読んでない人が いるなら、こちらを先に読んだ方がいいのかな。 たまに人称がおかしくなったりした気もしたけど、憂国の士とか ボーイミーツガールとか、福井晴敏節満載で面白かった。 「対ヘリ地雷」って発想は面白いけど、実用化されてたりするのだろうか。
0投稿日: 2019.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
TWELVE Y.O./福井晴敏:第44回大賞受賞。1998年。W受賞。 Y.O.って何? 自衛隊の話。戦後アメリカに守られてる日本。 戦後、ふと出会った日本人娘と米兵。子ができる。米兵、アメリカに去る。娘村八分状態。息子青い目のせいでトラブル。母没後、父に会いに行く。父、驚くほど出世してた。息子の存在を知り、暗躍する人々。 ウルマ。 いきなり沖縄出てくる。 この国は12歳で止まっている。Y.Oはyears old もうさ、ねぇ、推理小説ではないよ。話を追うのも登場人物覚えるのも大変。 ノルマのように読み進めているだけ。活字中毒だからできるけれど。
0投稿日: 2018.10.27
powered by ブクログ前半は自衛隊やヘリの細かい描写にちょっと驚く。きちんと調べて書いている感じ。途中ちょっと中だるみして、「グソーの門」が開くあたりはエヴァやアキラ、BB文書は『アドルフに告ぐ』みたい。前半がリアルだっただけに後半のマンガっぽさには少し異和感を感じてしまう。12が21世紀というキーワードに変換されるところはややクサいがなるほど。
0投稿日: 2018.10.15
powered by ブクログ何だかなかなか理解できなくて、前半読み進まなかったけれど、後半一気に読み進んだ感じ。平曹長が不器用だけど愛せる感じ。理沙と護が生きてのびられてるといいな・・・
0投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ福井氏のデビュー作に当たる本作は、処女作「川の深さは」の実質続編。沖縄から米海兵隊が撤退したのはテロリストによる出来事だった。これもまた似てるなぁ。
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ元自衛隊の非公式特殊部隊、空挺旅団のヘリパイ平は、訓練中の事故をきっかけに飛行恐怖症に陥り、地連に左遷され、燻った日常を過ごしていた。 しかし、かつての上官、東馬との昂然の再会により、平は大国を巻き込む巨大な陰謀に巻き込まれてい行く。
1投稿日: 2018.01.22
powered by ブクログ福井晴敏のデビュー作品とのことだが、ベテラン作家が描いたかのように壮大な物語が繰り広げられる。その後の作品でもあるようにアクションシーンが非常に細かく描かれていて、そのまま映画のシーンが思い浮かぶような描写が続く。日本はアメリカの属国になり下がるのではなく、きちんと自立しないといけないという論を展開しているようであり、それは多分この作者の他の作品でも同じことを述べているのだろう。
1投稿日: 2017.08.07
powered by ブクログ冒頭のシーンは緊張感がありワクワクした。 これからどんな物語が始まるのかと、期待は膨らんだ。 でも、中盤以降になってくると少しずつ期待値が下がっていった。 スピード感もありスケールも大きい。 ただ、わけありげな人物ばかりが次々と登場し、しかも裏事情は誰かの説明によって語られてしまう。 実際にはありえない設定をいかにリアルに感じさせるか。 もっとキャラクターのひとりひとりを掘り下げ、活き活きと動かしてほしかった。 ただ「闘う」ことに対する揺るぎない信念はストレートに伝わってきた。 「闘う」意味、何のために、誰のために、戦うのか。 そして物語の作者である福井さんにも確固たる信念があるように感じた。 他の福井さんの作品を読んでからの「Twelve Y.O.」だったせいか、いまひとつ満足度は低く残念だった。
1投稿日: 2017.03.09
powered by ブクログ国家間の戦略や陰謀がひしめく壮大なスケール感に、ああ、福井晴敏を読んでいるのだなと思う。軍事戦闘用語等理解できない言葉は数多あるのだが、それを頭の片隅におかせながら臨場感を誘う筆力は流石である。人は、壮大な複雑な政治戦略の歯車に呑み込まれ、一つでしかなくなりながら、歯車を形作るもの、歯車の動きを変化させるものでもあるのだ。利害欲望や自己保身によって形骸化された組織をあらゆる場面で糾弾しながらも、人の心の真実や叫び、愛に生きてしまうロマンチシズムに心動かされずにはいられない。
2投稿日: 2017.01.11
powered by ブクログ自衛隊だとか、ヘリコプターだとか専門用語が詳しくたくさん出て来て正直そこは頭に入って行きませんでしたが、 急に事態が変わったりストーリというか福井さんの文章の書き方は好きです。 「川の深さは」もおもしろいのかな
1投稿日: 2016.10.20
powered by ブクログ一言でいうと、Too Muchかな。Twelve、アポトーシス、ウルマ、キメラ、etc...と、キーワードがどんどんいっぱい出てくるんだが、どれも中途半端な記述で、どうも食い足りない。それに輪をかけて、全文の1/3を占めてそうな反米的記述。もう、お腹いっぱいです。登場人物の行動動機が、かなり飛躍がある気がして、感情移入も出来ないし。 まぁ、そういう欠点がありつつも、最後まで読ませる展開の面白さはあるんだけど(半分斜め読みだったけど)。 この続編?の亡国のイージスのほうは、そのあたりのバランスがとれて、かなり読みやすくなっていたと記憶している。
0投稿日: 2015.11.03
powered by ブクログ川の深さはと亡国のイージスの中間に位置するシリーズ2作目、戦闘機での空中戦の描写がリアルでスリリング、内容もそこまで重くなく一気に読める、江戸川乱歩賞
0投稿日: 2015.10.25
powered by ブクログさらっと読んでしまうと面白くない、わけがわからない。じっくり読むと、面白いな~。あまり評価されないのがもったいない。
1投稿日: 2015.08.16
powered by ブクログ大沢在昌のあとがきに拍手を送る形で自分の感想の全てにさせていただきたい。 前作「川の深さは」に抱いた感動にはやや劣るものの、それは前作を読んだ人間にとっては、ということであるということ。 本当その通りだった。前作の主人公たち、桃山、保、葵、涼子、少年漫画かと思うほどのどストレートな設定のキャラクターたちに魅せられたのはつい数週間前で、やはり彼らに比べると今作の主人公たち、平、護、東馬、理沙、夏生、などはインパクトにはやや欠けた。 誤解を恐れずにそうは言ってはみたが、それでもやはり今作は今作で抜群に面白かった。前作には無い人間味が至る所にあって、あとラストは前作とは異なる希望と読者の想像への委ねがあって。話は確かに決して穏やかではないのだけれど、前作の読了後のような激しい胸のざわめきは無かった。 大沢在昌が前作で惜しくも敗れた「川の深さは」に「来年こそ待つ」と、異例のコメントをし、そして迎えた今作「Twelve.Y.O」は福井晴敏がその声に応えて打ち返した作品である。一応募者に、選考委員が過度ともいえる期待をして、過度ともいえる入れ込み方は、公平ではないという人もいるかもしれないけれど、それは読めば分かる。正にぐうの音も出ないはず。
2投稿日: 2014.09.09他の作品と比べると・・・
福井作品はほとんどの作品にダイスという組織が出てくることや前作での人物やガジェットが登場するため、時系列的に作品を読んでいるとより深く物語を楽しむことができる。ただ先に処女作「川の深さ」を読んでいたせいもあってか「トゥエルブY.O.」ははっきり言っておもしろくなかった。何故か?と言われると感情移入できる人がいなかったからだ。この小説の主人公は誰なのか。確かに平という主人公はいるが、あとから出てくるテロリストの「12」やウルマに完璧にくわれている。要するにキャラが立っていないのである。こいつはこうこうこういう奴だと納得する前に次の展開にいってしまうため置いてきぼりをくらってしまうのである。エピソードを詰め込み過ぎてあれもこれもと書き過ぎた感がある。また前作と同じ構成なのもはっきり言って痛い。(「川の深さ」の人間関係や人物造詣に似ている) 本来この作品が商業デビュー作(江戸川乱歩賞受賞作)となる為、その点はいたしかないのかもしれないが、先に読んでしまった「川の深さ」のほうが断然面白かった。 ただ新人でよくこれだけの話を書けたよなあとは思うし、その後に発表された「亡国のイージス」や「終戦のローレライ」は傑作である。またどの作品にも共通している戦後日本が抱えている矛盾についても今回はテロリストの「12」にダブらしてうまく処理している点は評価したい。
0投稿日: 2014.08.23
powered by ブクログうーーーーーん。。。 なんだか小難しく書かれていて、映像ならばもう少し分かり易いんだろうけど、なんだかわかりずらい一冊。 私にはあまり面白さ感じられず。 本の交換でゲットした本ですが、交換者の感想ですら全部読めなかったと記載されてました。。。 だろうねー。 これ、途中でなんだかゴタゴタになってきてもういいよ。どうでも。ってなるパターンだと思われます。。。 なんとか読み終えたからね。
0投稿日: 2014.08.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ローレライとイージスは以前読んだことあったけど、この作品は初。 福井さんの作品は面白いけど重い!っていうイメージが有るんだけど、この作品はあまり重くなく、内容もそこそこという感じで少し印象が薄いかな。 果たして今の日本は12Y.O.から成長できているのだろうか?
0投稿日: 2014.03.31
powered by ブクログ登場人物が「亡国のイージス」に重なる部分が多数。 この手の作品は苦手かもしれない。 2014.2.26
0投稿日: 2014.02.26
powered by ブクログ時系列では、亡国のイージスの直前といったところで、再度亡国のイージスを読みたくなった。 日本の防衛、国のあり方について考えさせられる小説である。
0投稿日: 2014.01.21
powered by ブクログ福井晴敏の江戸川乱歩賞受賞作、日本のミリタリーものは、どうかなと思ってようだけれど、めまぐるしい展開とディテールがスケールの大きさを感じます。「川の深さは」「亡国のイージス」と一連のテーマも十分読み応えがありました。
0投稿日: 2014.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
福井晴敏の1・5作目。 初読みの『人類資金』(未完)の魅力にヤラれて…。 専門用語が飛び交う世界観の複雑さが多少苦しくはあったが、手に汗握る(←と書くのも陳腐に感じてしまう程)リアリティとスピード感溢れる戦闘描写の虜になった。 硬質で、いちいち長文で、一見読みづらい『地の文』も、不思議な魅力をもって心地よさを感じさせてくれる……。 基本的には興味の無いジャンルである軍事・防諜モノにここまで心奪われることになろうとは思ってもみなかった。福井晴敏、イイ!!! ……物語について…… “そして誰もいなくなった”という結末にならなかった点に胸を撫で下ろした(笑)。若い2人が、爆風吹き荒れる地下での一時をどうやり過ごしたのかの描写もあれば嬉しかったけれど……。 ★4つ、9ポイント。 2013.11.27.図。 巻末解説文が大沢在昌平。 よくある「あらすじを追うのに紙面の大半を費やす」ような解説文と違うのが、好印象。 コレがデビュー作と知り驚愕……、受章前年に選考から漏れたという『川の深さは』も、是非読みたくなった。出版されているのだろうか……?
0投稿日: 2013.11.27
powered by ブクログ防衛庁、米軍、更には、その背後に隠れた秘密組織の話であるが、その行間には、戦後日本が、米軍の傘の下に隠れて、自主自立してこなかったことに対しての反省を促すような記述が目立つ。これは作者の意思なのか?それとも、私が話に引きずり込まれているだけか? 同じ作者の「川の深さは」もぜひおさえておきたい。
0投稿日: 2013.11.24私にとって原点
初めて福井作品に触れたのがこの作品でした。 軍事用語満載かつリアルな憧憬が読んでるこちらをグイグイ作品の中に引き込んできます。 僕は面白いと思います。
1投稿日: 2013.11.19若干読みづらい…
軍事用語、専門用語、あと漢字が 多すぎるのと、その用語の羅列と 話しが前後し過ぎて、特に前半は すごく読みづらい。 後半のさらに後半くらいになり、 漢字と用語をある程度、飛ばし読みし 最後まで読めました。 まぁ最後は、そこそこ…あぁ~と。 読み終えた達成感の方が強かった。
0投稿日: 2013.10.19
powered by ブクログ『川の深さは』からの繋がりも交えてストーリーは勢いもスピード感も有り面白いと言える作品ではあるが、登場人物や流れ、展開の構成が『川の深さは』と似かよった面がある。 期待し過ぎた為か微妙な感覚。 誰も何も信じられない世界でそれがあるから生きてゆける希望、、 優しく暖かい余韻がある。
0投稿日: 2013.10.03
powered by ブクログ演習中の事故で重症を負い、飛行恐怖症に陥ったためにパイロットへの道を断念。今は自衛隊地方連絡部で募集・広報の仕事に従事する平は、入隊当日に逃げ出した隊員を追っていったバーで、かつての恩人・東馬と再会する。 そしてその3日後、上野で知り合ったひとりの少年によって彼の“姉”の元へと導かれたことが、彼を否応無く、国家を揺るがす事件に巻き込んでゆく。 それがあるから生きていけるという希望、さらなる暗闇へと心を誘う怨念、汚濁に浸かりながら守り通す尊厳、「あるべき世界」への信念……。 この世の涯てに立ち、絶望に塗り込められてゆく世界を見てきた者たちの挽歌が吹き荒ぶ新世紀間近の沖縄の海。 孤高のテロリスト「12(トゥエルヴ)」と彼が持つ謎の兵器「ウルマ」によって今、『GUSOHの門』が開かれようとしていた。 すべては日本という国の、長い幼年期の終わりのために──。
0投稿日: 2013.07.20
powered by ブクログ沖縄から米海兵隊が撤退した。 それは米国防総省(ペンタゴン)が、たった1人のテロリストに屈服した瞬間だった。 テロリストの名は「12」。 最強のコンピュータウィルス「アポトーシス2」と謎の兵器「ウルマ」を使い、米国防総省を脅迫しつづける「12」の正体は? 真の目的は? 福井さんおなじみのダイス&グソーが初登場する作品。 ここから、始まるんだなー。
0投稿日: 2013.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
だめです。失敗作かな。いつまでたっても12歳のままで大人になれない日本に活を入れるため、テロリストとなって沖縄に眠る毒ガス兵器を使おうという話。
0投稿日: 2013.04.29
powered by ブクログ【書評】Twelve Y.O.「福井晴敏」 http://blog.livedoor.jp/ecwebjapan-books/archives/21486556.html
0投稿日: 2012.12.24
powered by ブクログ忘れ得ぬ痛み。 何となく読んでしまったダイスシリーズ。前回の流れを引きずりつつ、終わりはちょっとマシ? 今回は割と様々な人に入れ替わり立ち替わりスポットが当たっているよう。 だが、相変わらずの国防の存在意義を問う姿勢は継承。いいねー。そういえば、今回はその答えを出していなかったような。 是非を問うための行動だが、結局止めたのはその手段が間違っているから。 そもそもの是非を問う部分には何の答えも出されていなかったよう・・・な。うーん、一度その路線で突っ走ったのを読んでみたい。 1人1人の為人よりは、全体の問題提起に対して、どのような意見を持ち、どう行動するか。 が、意見を持ってたのは一部で、中心人物はただ生きるため、助けるために行動したような。 うーん、、、前後作を読んでしまってると、つい比べて読んでしまうのがもったいない。
0投稿日: 2012.10.08
powered by ブクログ国のあり方とかもっともらしい所もあるが、その行動の根源にあるものは結局・・・・いくら不確かで脆弱な形でしかなくても、そんな思いのもとの行動では中々変えることは出来ないということ・・・・ まあでもそれが人間の真理なのかもしれません。
0投稿日: 2012.10.03
powered by ブクログ終戦のローレライも読んでて思ったが、この人の文章は私には読みにくい。 軍事用語や政治の語りが多いからか。 ストーリー自体はアツくていいけど、主人公が複数いるため入り込むことはできなかった。 アツい男の話が好きな人はいいのでは。
0投稿日: 2012.08.20
powered by ブクログ何とも緻密に構成された冒険小説だろうか。江戸川乱歩賞受賞も頷ける。コンピュータウイルスを使ったサイバー・テロに謎の兵器ウルマ、そして、世界をも揺るがすBB文書。世界情勢、日本の政界をもスパっと斬るような表現も素晴らしい。 福井晴敏さんの『小説・震災後』小学館文庫には心が救われた。あの東日本大震災と福島原発事故で、ずっと暗い心で前を向く気力も無かった自分には大きな励みになった。あまり話題になっていない本だが、どうしてだろう。
0投稿日: 2012.08.09
powered by ブクログ「亡国のイージス」「川の深さは」にリンクする作品の1つ。設定や登場人物は似たようなものだが、展開が面白い。
0投稿日: 2012.03.14
powered by ブクログ福井さんの小説は「川の深さは」「Twelve Y.O.」「亡国のイージス」がどこかしらでリンクしてて、それを見つけるのがまた楽しい。
0投稿日: 2011.10.28
powered by ブクログ"中盤までは文句なしに面白かったんだけど、 真相が明かされた後のクライマックスがいただけない。 まず戦闘シーンの情景がまったくつかめない。 それと、二重底、三重底の真相なんかいらないので、 人間ドラマに焦点をしぼるべきだったとも思う。 ま「亡国のイージス」や「終戦のローレライ」への習作と 考えれば上出来ではあるが・・・。"
0投稿日: 2011.10.03
powered by ブクログ3年前(2007.5.8)に「川の深さは」で初めて福井作品にふれたのだが、その新鮮な感動が再び味わえた。いつもの感じ。中年オヤジと若い戦士のペアが、超大国相手に・・・。今回は敵もしくは味方側に美人戦士も登場。岬美由紀主役の千里眼シリーズよりもハードな感じがいい(あちらはあまりにヒロインの能力が飛び抜けているから・・・)。 前作では脇役の描写がイマイチだったと感じたが、本作はそれもきっちりと書き込んでくれている。巻末の解説では、前作よりも劣るようなことがかかれているが、感性の違いだろう。甲乙つけ難いが、私はこっちのほうがいいように思う。 作者は最近この手のシリーズを書いていないようだが、飽きずに書いてほしいなぁと思う。今回も満足。次は大好きなSFにしよう(目が疲れるからハードカバーにしようっと)。
0投稿日: 2011.09.04
powered by ブクログ川の深さはの続編? 期待以上の面白さ。 題名の意味もわかった 作品の紹介 沖縄から米海兵隊が撤退した。それは米国防総省が、たった一人のテロリストに屈服した瞬間だった。テロリストの名は「12」。最強のコンピュータウィルス「アポトーシス2」と謎の兵器「ウルマ」を使い、米国防総省を脅迫しつづける「12」の正体は?真の目的は?圧倒的スケールの江戸川乱歩賞受賞作。
0投稿日: 2011.08.30
powered by ブクログちょっと前に読み終わりましたが如何せんレビューを書くのが遅くなりました。何作か読んだ作者なのであまり不安も無く読み始めました。 読んで思ったのは自分は憲法9条は世界に誇れる憲法だと思うし、改憲と言う考え方には賛同できないのですが確かに今の日本の国際情勢や国のあり方をきちんと把握できているのか?と問われると… となります。 自分はアメリカで高校教育を受けましたがその間学んだことで一番大きかった、と思うのは英会話ではなく『自由と言うことは自分で責任を取る事』の一文に尽きると思っています。責任も取らずに自由をうたうことの愚かさ。行動する自由があれば自らが引き起こしたことに関してきちんと責任を取る。そこまでしてようやく自由なのだということをこの国ではきちんと教育していないように思うのですが… とりあえず自分の言った事、行ったことには責任を持ちたいものです。偉い人も普通の人も。そして自分自身も。
0投稿日: 2011.07.27
powered by ブクログ「亡国のイージス」「ローレライ」と映画化決定。ということを知ったとき、では、福井晴敏の本すべて読もう。と思い立ったのが、幸運だった。江戸川乱歩賞受賞のこの作品は、その期待に十分すぎるほど答えてくれる。電子テロリスト「12」・コンピュータウィルス「アポトーシス」・謎の兵器「ウルマ」とキーワードは盛りだくさん。「川の深さは」・「Twelve Y.O.」・「亡国のイージス」は、ダイス3部作と言われているらしいが、この3作品のつながりの仕掛けはものすごいの一言だ。シリーズすべてがおすすめ。
0投稿日: 2011.07.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「海の深さは」がとても好きだったので、そこまでの感動は無くて残念だった。 ちらりと前作を匂わせる描写ににやりとして、やっぱり、あの最後の大好きな場面が頭をよぎった。
0投稿日: 2011.06.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
乱歩賞=新人 としては異例の完成度、というか精密度、だと思いました。ただ、BB文書は、へっ、そんなもの?と拍子抜けしました。ウルマの最後の最後の裏切りが、とても切ない。
0投稿日: 2011.05.31
powered by ブクログ超アクション大作。 アパッチ・シーホーク・自衛隊・秘密工作部隊・スパイ・米軍・大統領・秘密兵器・なんちゃら文書・なんちゃら作戦・・・ 年頃の男の子といい歳こいて妄想狂の女の子がよだれを垂らして喜ぶであろう要素満載です。 実際結構感化されて、ちょっと軍行ってくる!とか思ったりしたり。 だってかっこいいんだも~ん!! 超強い女の子とか、頭の切れる「トゥエルブ」とか、主人公のおっさんも渋いし。 もちろん話の内容も、壮大かつ詳細で、でもToo broadにもToo detailedにもなってなくて、ギリギリの線を保ってます。うまいっ! 欲を言えば含みを持たせる言い方が多くて、ちょっと興醒めたことがしばしば。 伏線でしょうけど「ここ、伏線ですよっ!伏線っ!!」ってアピールしてました(笑)意味ないし。 ただこれデビュー作なんですよね~。これから買い漁るであろう作家リストに余裕のエントリーです。
0投稿日: 2011.05.16
powered by ブクログ福井さんらしい作品だと思う。 スパイが暗躍し、陰謀が企てられ、青年と少女とおっさんが出てくる。 最後の封印で陰謀を描いて見せる今野敏とは大きな違いだと思う。とはいえ、古武とかはちょっとステレオタイプ過ぎる気がするんだけど。。。 文章の密度が濃くて、読むのは少し時間がかかる。
0投稿日: 2011.03.20
powered by ブクログ12歳。今の日本は何歳なんだろうか?この言葉がでてから60年間、日本はどれだけの成長を遂げたのであろうか?テロという行為は許されるものではないが、まだまだ自立的成長ができない日本に於いて、自分たちが何をしなければならないかを考えさせられた。与えられた目標があった分、戦後の日本の方が貧しかったかもしれないが幸せだったのかもしれない。
0投稿日: 2011.03.06
powered by ブクログ戦後の日米安保体制をミリタリーおたくが偏った解釈かつ専門用語満載で書きました…てな自己満足色の強い作品 好きな人はハマるのかもしれないけど・・・全く魅力がわからなかった作品。二度とこの人の作品は読まないでしょう。 良くみたらターンAガンダムの原作者ということにも納得。 あの作品も途中からは全部見終わること自体が目的化し 見終わった時の面白さも、達成感すら感じなかったし ……同じかおりがする
0投稿日: 2011.03.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かったんだけど、なんか悲しい結末だったねぇ。 亡国のイージスに出てきたダイスがここでも出てきてて、福井ワールドってのがあるんだなぁ、と実感。 なんかはまりそう。
0投稿日: 2010.12.20
powered by ブクログ日本人は十二歳らしい 世界の警察官になる前のアメリカ人将官が言ったとか言わないとか。まぁ、西欧人的精神世界からすると、そういう日本人評もある、ということでしょう。 ともあれ、軍事的に未熟な、つまり外交、政治的に未熟な日本において、小学校を卒業する切欠をつくろうとする軍人の物語。文民統制は良いが、軍事的な能力の無い最高司令官でも良いのか、と考えつつ読んだ。
0投稿日: 2010.12.01
powered by ブクログ★2010年77冊目読了『Twelve Y.O.』福井晴敏著 評価B+ 1998年江戸川乱歩賞受賞作品。先日読んだ前作「川の深さに」に繋がる作品でありながら、一部の伏線を除いて、これだけでも十分楽しめる。日本のNO天気な安全保障政策と腰の定まらない政府、政権の問題点を抉り出しながら、一方で凄惨な国際諜報戦を得意の知識を縦横無尽に使いこなして物語を組み立てて行く。 あらすじは、ここに書くと面白さが半減してしまうので、書きませんが、前作と同様、一旦最前線から身を引いた中年男が、ある事をきっかけに、立ち直り自分の生き所を見つけていくストーリーになっています。
0投稿日: 2010.10.25
powered by ブクログそこそこの水準の冒険小説的アクションスパイ小説。おもしろかった。 背景にある思想は、「亡国のイージス」でじっくりと書き込んでいたことの先触れのようなもの。続けて読むと、この思想が作者の本音のように感じる。そして、その考え方に違和感を感じる。例えば村上龍が「愛と幻想のファシズム」で述べようとしていたことを、ものすごく通俗的にしてしまったような、だから安易なものになってしまっている気がする。 サイバーテロの話も、それこそ「愛と幻想のファシズム」でこのアイデアが提示されたショックに比べればきわめて常識的なラインだし、二番煎じを否めない。むしろ、最後のクライマックスに近いシーンなどは、エヴァンゲリオンを思わせる。エヴァンゲリオンの方がよくできていた。 挫折と逆転というモチーフも、きちんと宿題をやってきている感じはするけど、それだけという気がする。あまりにも「これです」って感じで、できすぎである。 ともあれ、よくできているしおもしろいけど、いろんな先行作品をまとめてうまく消化しただけという印象が強い。「亡国のイージス」の試作品という感じで、どうも評価できない作品である。 2006/12/7
0投稿日: 2010.08.28
powered by ブクログ面白いなー。 20世紀を舞台にした、日米と自衛隊とテロリズムアクションサスペンス……って言えばいいんだろうか。書かれたのも20世紀なのだけれど、今読んでも古いという感じはしない。 難点なのは、作品のヒロインである理沙が弱い。 美少女・無敵だけじゃあ絵にならないよなぁ……もったいない。もっと自己主張してアクが強くor誰かに絡まれて無表情キャラを強調すればいいのに。
0投稿日: 2010.08.09
powered by ブクログ「某国のイージス」につながる作品。「川の深さは」の続き。少しだけつながっているが、それぞれのものでも楽しめる。
0投稿日: 2010.07.10
powered by ブクログ福井晴敏って知っておるかい? 1968年生まれの41歳の作家さんである。41歳か…若いの~~~ (40代を指して若いと感じる自分が怖いがの…ガハハハハハハ) 彼の名前は知らなくても 「亡国のイージス」とか「終戦のローレライ」などの名前は聞いた事があるだろう これらの作品を書いた作家さんが、彼なのだ ウィキ情報なんで正確かどうかは解らんのだが、彼は自衛隊出身では無いのな。 リアルな戦争描写が多いもんで、てっきり自衛隊出身かと思っておった(笑) 商科大を中退し、警備員をやっていたそうな。 テーマが重い割りには、ゲーム感覚的な描写は、そういう所から来ておるのかの? 今回、何時もブログで遊んでもらっておる人から 福井作品を多数お借りした。嬉しかっただ~ありがとう! 私が最初に手にした福井作品は、彼の2作目となる 「Twelve Y.O.」(トゥエルブ ワイ オー) 1998年作 講談社(全1巻) サイバーテロを目論む「トゥエルブ」の標的は、アメリカ国防総省であった 「トゥエルブ」はPCウイルスと謎の兵器「ウルマ」を使いアメリカを脅す 謎の兵器「ウルマ」には、アメリカを黙らせる程の力があるらしい 日本はもとより、全世界の組織が「トゥエルブ」の持つ「ウルマ」に注目する。 いったい「トゥエルブ゙」とは誰なのか? 謎の兵器「ウルマ」とは…? ん~~。面白いっと思う箇所と、そうでもない所がハッキリ分かれておったの~ だから、読み終わっても消化不良気味かの(笑) 「ウルマ」という謎の武器の正体と「トゥエルブ」の目的が…少々子供っぽい。 大人になりきれない日本の外交をテーマにしておるので、これでも有りかな? 得てして、戦争ってもんは… 大人になりきれない子供っぽい思考が起こすもんかもしれんしの(笑) 第44回江戸川乱歩賞を受賞したそうな・・・ エッ?乱歩賞って探偵小説じゃなかったっけ? 推理作家の登竜門だと思ったが? 確かに最後に大ドンデン返しもあったが、そんなに驚く程でもなかった。想定内だったが… どちらかと言えば乱歩賞を取ったってな事実のほうが…想定外で驚いた(笑)
0投稿日: 2010.06.23
powered by ブクログ内容の割にページ数が足りてないようです。 かなりの書き込み密度なのに、それを上回るクセのある登場人物が多くて、ややとっ散らかった印象です。 ミステリ小説ではないので「とびきりの保険」が結構さらりと流されちゃうので、ちょっともったいない気もしました。 ここ最近(の話ではありませんが)話題の沖縄基地問題を考える取っ掛かりとしては、、、ちょっと偏ってるので、あくまでこの方向から見たら、の参考にはなるかと。
0投稿日: 2010.05.28
powered by ブクログ福井晴敏『Twelve Y.O.』(講談社文庫) 沖縄から米海兵隊が撤退した。 それは米国防総省が、たった一人のテロリストに屈服した瞬間だった。テロリストの名前は「12」。 最強のコンピュータウイルス「アポトーシスⅡ」と謎の兵器「ウルマ」を使い、米国防総省を脅迫し続ける「12」の正体は?真の目的は? 「自分は決して殺されないと錯覚している者の現実。揺りかごの中の赤ん坊と変わらない、閉塞した個が紡ぎ上げた現実だ。幻想ほどの価値もないよ」 「何も安保を破棄して、独立した軍を作れというんじゃない。ただ独立した一個の大人として、最低限の体裁を整えればそれでいい。人に頼るのではなく、自分で情報を取り、自分で考え、自分で決める。過去に迷惑をかけた相手には率直に詫び、卑屈になることなく、対等の人格として他者と付き合う。それだけのことだ。だがアメリカやソビエト、企業の利権代表者しかいない国会にはそれができない。共有するモラルも伝統もなく、経済を唯一の価値観にしている国民には、自分の代表を選出する能力もないというわけだ」 十年前の言葉通り。東馬-トゥエルブは、米軍潰しや沖縄の解放を企図しているのではない。在日米軍を叩き出し、日米安保に寄りかかってひとり立ちを拒み続けてきた日本の基盤を揺さぶることで、変革を促そうとしているのだ。 「わたしが唯一信頼するもの……それは怨念だ。君にはそれがある」(古武) 「トゥエルブ・イヤーズ・オールド……。12歳の時代は、わたしとともに終わるんだ」
0投稿日: 2010.05.26
powered by ブクログ他の作品が優れているので見劣りする感じは否定できない。人間の魂が中途半端なため、いつものような感動が無い
0投稿日: 2010.02.19
powered by ブクログキャンプシュワブなどが出てきてタイムリーです。 「川の深さは」と「亡国のイージス」の間の話です。 こうなってくると他の作品も読まなくてはという気になります。
0投稿日: 2009.12.24
powered by ブクログ普天間・辺野古問題で騒がれている今読むと、またおもしろい なんだけど、専門用語が多すぎて、飛ばし飛ばし読む・・・ 独りよがりな文章が、少し鼻につく、かな
0投稿日: 2009.12.10
powered by ブクログ噂の福井さんの乱歩賞受賞作。サイバーテロと彼を取り巻く人間模様と巨大組織に翻弄される人間、っていうのがテーマか? 泣いた。絶望的な戦いを続ける、テュエルブ(12)とウルマの姿に。 自衛隊や国家組織やヘリコプターや、かなりマニアックな個所が多いのは多い。それが読者を限定するものになるのかもしれない。が、福井さんはすごい。そんな専門的なものは、はっきりいってどーでもいい。所詮、小説とは人間を書くものだ。そして、福井さんは間違いなく人間を書くことができる作家だといえる。
0投稿日: 2009.11.09
powered by ブクログどっかから抜粋。 『沖縄から米海兵隊が撤退した。 それは米国防総省が、たった一人のテロリストに屈服した瞬間だった。 テロリストの名は「12」。 最強のコンピュータウィルス「アポトーシス2」と謎の兵器「ウルマ」を使い、米国防総省を脅迫しつづける「12」の正体は?真の目的は? 圧倒的スケールの江戸川乱歩賞受賞作。』 ウルマって、ずっと何だろう?って思ってたら、超人的女の子だった。 彼女が人間に触れるところの、野良猫っぽい雰囲気にウルッとしていしまった。 つっぱってるんじゃなくて、兵器として生きてきた彼女にとって、12は、出会い方が違えば良き師弟に、もしくは親子になれたんじゃ? だから、ラストは読みながら、ウルマの葛藤と12の意志に涙でした。
0投稿日: 2009.09.09
powered by ブクログ8月22日読了。福井晴敏の江戸川乱歩賞受賞作。この前年「川の深さは」で受賞を巡って選考委員の間で大激論が交わされたのだとか。日米の国家を揺るがす機密を握る「トウェルブ」東馬。アイデンティティを持てない日本と自らの出自を同一視し国家を転覆させる彼の企み(否、国民の目を覚ます荒療治というべきか?)に、飛べないヘリパイロットである平は巻き込まれ、人命を救うべく奔走し・・・。終盤に、爆発が連続しバタバタと精鋭たちが倒れていく派手なアクションが畳み掛けられるが「亡国のイージス」などと比べると習作というニュアンスが強いな。国と軍隊(自衛隊も含めて)ってのは怖いねえ・・・。
0投稿日: 2009.08.23
powered by ブクログ壮大なスケール、濃い描写。福井作品を読むのが初めてなので、濃い描写に始めは四苦八苦しました。その割りに人物の背景は薄かったような。。。でも、すごく楽しく読めました。他の作品も読んでみたいです。
0投稿日: 2009.07.18
powered by ブクログ市ヶ谷、グソー、人物。 福田さんの作品は読めば読むほど「あ!この人あの本に出てた人や!!」とか気付けて楽しめます。 2度読み必須。
0投稿日: 2009.07.10
powered by ブクログ最強のコンピューターウィルス「アポトーシス?」と謎の兵器「ウルマ」を使い、米国防総省を脅迫し続けるテロリスト「12」。果たして彼の正体は? そしてその真の目的とは? 江戸川乱歩賞を獲る作品ってのは多かれ少なかれ荒唐無稽な部分を持っているモンですが、この作品では割と現実的な問題を題材としているので、その荒唐無稽な要素が正が正直マイナスになっているような気もします。「12Y.O.」や「BB文章」といった思わせぶりなキーワードの符合もちょっと肩すかしでしたし…。 実質デビュー作だけに正直粗いんですけど、次作『亡国のイージス』は評判良かったようなんで、きっとそのあたりは改善されているのでしょう。今度そちらを読んでみます。
0投稿日: 2009.06.21
powered by ブクログ「亡国のイージス」に出てくる辺野古ディストラクションの話になる…ということに最後の方でやっと気づいた。やっぱりこの本を最初に読むべきだったかな?日米の諜報機関が必死に追う「B.B.」を巡り、二転三転誰が味方で、何が真実で、何が正しいのか…局面が変わるごとにその主役は入れ替わり、読者の頭も大混乱。これがスパイ物の醍醐味なんだなあ…結局絶対的な正義も真実もないということなんだろうけれど。謀略と駆け引きにまみれた世界に生きるのは大変だろうが読むのは楽しいんだよね(笑)うん、面白かった。ところで昨夜地上波で「亡国のイージス」をやっていて思わず見てしまった。う〜ん…キャストはぴったりだったし、緊迫感もあって良かったけれど、やっぱり「小説」で読んだ方が楽しいような気がする。特に政府内人間関係のドロドロ辺りは断然本で読んだ方が面白いと思う。でも偶然とはいえタイミング良くやってくれて嬉しかった。
0投稿日: 2009.06.07
powered by ブクログ久々に福井晴敏を読んだ。 いつも長くて設定めんどくさいけど、きらきらした未来や希望への想いが詰まってて大好き。 この事件踏まえて、その後の話につながってるのね〜 読みなおそう。 意外に助かる人が多かった。
0投稿日: 2009.02.18
powered by ブクログ著者のデビュー作で、舞台設定は亡国のイージスを始め、後続の作品にも引き継がれてるけど、 内容としては自衛隊や戦後の日米関係などに焦点をあてていて、ちょっと深い気がします。 ミステリーというか物語としては、期待を裏切らぬ面白さで、それと同時に 自衛隊や日米関係についても考えさせられる内容で、読んで良かったかな。
0投稿日: 2009.01.31
powered by ブクログこの後に読んだ「Op.ローズダスト」に共通した設定が随所に出てくるので 続けて読むとより楽しめるかと…「ダイス」に「テルミットプラス」とか
0投稿日: 2009.01.25
powered by ブクログ「亡国のイージス」に登場する辺野古ディストラクションという事件の顛末が記されています。辺野古ディストラクションは映画でも出て来たけどこの作品を読んでない人には理解出来ないんじゃないか?
0投稿日: 2009.01.17
powered by ブクログ個人的には「川の深さは」のほうが好きですねぇ…… 「川の深さは」と比べて、タイトルの持つ言葉の力が弱いように思います。 以降、川の深さははと比較して感想を書きますが、 物語の構成のためなのか、「12歳」という言葉が身近に感じられない。 物語の四分の三ほどが、その言葉は日本という国の幼稚性をさして使われているように感じられるのです。 実際、前半分くらいは日本という国がアメリカとの関係において子どものように自身を扱い、大人として独り立ちすることを拒んできた、としかかかれていなかったような。 感情移入がしづらいのです。 日本というスケールのでかさ、東馬がなぜ日本をあそこまで必死になって独り立ちさせたがるのか、理解できない。 後半になってそこの部分の種明かしはされるのですが、のめりこめるタイミングが遅くなってしまうのは仕方ないと思います。 後、キャラクターが多い、かな? 「川の深さは」でもヤクザはいらないよ、と思ったくらいですが(二階堂さんすみませぬ……!)、こちらは特別不必要と感じるキャラクターはいないものの、その分出張ってこれるキャラクターが多くなっている。 読者がこのキャラクターを追いかけよう! と思って追いかけていると、別のキャラクターが出てきて、じゃあ、そっちを追いかけるか、となってしまう感じ。 感情移入による完全燃焼が「川の深さは」と比べてやりづらい。 ですが、この、中年で社会にもまれて未来を見失ったおじさんが、若い少年少女の心意気に惹かれて熱い心を取り戻すという構図が踏襲されている他、いいお年になられたかたがたも存分に熱い心を持っていて、ラストでそれが明かされていくのは読んでいて気持ちがよかったです。 (心に火がともるのが遅かったのもあるけれど) スケールも、「川の深さは」よりはバージョンアップしたのかなあ? グソウとかも出てきたし、アクションは控えめだけど、規模はでかくなったようには思いまするな。 個人的には個人戦のほうが好みだけれどもさ。 世に出たのはどっちが先かは知りませんが、あとがきを読む限り「川の深さは」のほうが先にかかれてるっぽいのでそれを踏まえて書いてますが。 なんかアマゾン写真の帯に「真夏のミステリーズ」とかかれてますが、確かにミステリー。 ミステリーって謎解きがされていくころあいから登場人物の真情とかがよく見渡せて、今まで見えなかった分、「ああ、あのときのあれはそういう意味だったのか」と心に迫ってくるのが味だと思います。 古典的な、現代科学の前だと謎でも何でもないようなものを題材にしたミステリーは物理的トリックのほうに重点が置かれていて好きくないのですが、こういうタイプのミステリーは好きです。
0投稿日: 2009.01.11
powered by ブクログ第44回江戸川乱歩賞受賞作。 この第44回は、池井戸潤の「果つる底なき」と同時受賞だったそうで・・・ どちらも読み応えのある作品。 ただ、自衛隊を舞台にしており、専門用語が多く、1回読んだだけでは理解不能。 簡単に楽しめる娯楽作品ではなく、かなりの本格派。 私は福井晴敏初挑戦だったけど、はまる人の気持ちが分かるかも。
0投稿日: 2008.10.13
powered by ブクログえ、これって辺野古ディストラクション? 映画のローレライを見て「終戦のローレライ」→「亡国のイージス」→これ、という順番で読んできたのですが、どうやら順番を間違えた模様。 更にこの前に当たる作品もあるみたいだし… でも、順番関係なく面白かった。 中年オヤジと若者の構図がいい!
0投稿日: 2008.07.04
powered by ブクログ悲願の(?)江戸川乱歩小受賞作。 この本を読む前に「川の深さは」を読むべし。 1.5倍くらいはさらに楽しく読めるでしょう〜。 (もちろん独立した物語としても秀逸だけど) 物語とは関係ないけど、 文庫版の解説(大沢在昌が書いてる)、 「解説」っていう物語みたいで好き。
0投稿日: 2008.04.28
powered by ブクログ2008.4.9 了/自衛隊の存在意義を問う,福井氏一連の作品の初期のもの.作者個人の歴史観や政治的な主張を展開していく中で,人間の一番大切なものを追求する純粋さがある.
0投稿日: 2008.04.10
powered by ブクログ飛べないヘリコプターパイロットと「ダイス」の工作員が、米軍が開発した最強の兵器を解放しようとする「Twelve」に立ち向かっていく。「川の深さは」の続編であり、「亡国のイージス」に繋がっていきます。
0投稿日: 2008.03.11
powered by ブクログ福井節!炸裂!です。お馴染みの人物設定。お馴染みの展開。お馴染みのテーマ…。少々、強引な話運びには、付いて行けませんでした…。ファンの方、ゴメンナサイ! 2007 2/5読了
0投稿日: 2008.03.11
powered by ブクログ何読もうかと物色していて子どもの本棚にあった、今更だけど福井晴敏のデビュー作。少し前から読んでいたのだけど、途中、他の本読んだりして漸く読了。 少し読むのに難儀した。生硬な文章で、唐突に出された名詞の説明はずっと後になって出てくるし、物語も色んなことが絡み合い、ちょっと突飛なところもあって、最後までもうひとつつかみ切れないし。 しかし、12歳のまま大人になり切れずにここまで来てしまったこの国のだらしなさに対する作者の熱い批判がひしひしと表現されていて、また後半の辺野古基地侵入からGUSOH崩壊に至る描写は早くもこの作家の片鱗を示す。 既に920部隊も登場し、後に続く福井ワールドに持たせる期待津々。
0投稿日: 2007.12.24
powered by ブクログ秘密兵器が二つ盗まれた 一つはウィルス もう一つは・・・ この方が描く物語は何故にこんなに面白いのか
0投稿日: 2007.12.24
powered by ブクログ福井晴敏の名前が世に出た作品。熱意が伝わる文章・・・熱い気持ちになる小説です。若者とおっさん・・・福井晴敏の原点です。
0投稿日: 2007.10.14
powered by ブクログ「川の深さは」の続編的位置づけだが、いきなり本作から入っても問題ないと思った。主人公は違うがキャラクターに互換性がある。ヘリコプターの操縦シーンが好かった。自分が主人公とシンクロして、操縦桿を握っているかのような錯覚を覚えた。ほろ苦く切ない結末だった。 読み終えてもう一度、最初から読むと違った角度から理解できるような気がした。巧い。
0投稿日: 2007.08.15
powered by ブクログ『12(トゥエルブ)』というテロリストが沖縄からのアメリカ軍撤退を求め、戦いを挑むが裏に隠された色々な事が繋がり出して…。 自衛隊とかの話なんだけど色々考えさせられますね。とりあえず最後泣きそうになっちゃう。
0投稿日: 2007.07.15
powered by ブクログ<内容> 沖縄から米海兵隊が撤退した。それは米国防総省が、たった一人のテロリストに屈服した瞬間だった。テロリストの名は「12」。最強のコンピュータウィルス「アポトーシス2」と謎の兵器「ウルマ」を使い、米国防総省を脅迫しつづける「12」の正体は?真の目的は?圧倒的スケールの江戸川乱歩賞受賞作。
0投稿日: 2007.06.07
powered by ブクログうおースケールがでかいぜ!相も変わらずかの人はダイスネタばっかりですが、圧倒されてばかりで今のところ飽きていません。そして相も変わらず機械やらなんやらが分からず……まぁ、解る人のが少ないさ!途中節々にんん?と思うところはありましたが、読み応えがあっていいと思います。結構どんでん返しチックなのもありましたし。でもコレ川の深さは…だっけ?を踏まえないと解らないところがあるようなないような…?読めって事ですか、ハイ。今度探してくるかなぁ。
0投稿日: 2007.06.02
powered by ブクログ福井さんの本はやっぱり自衛隊に関する情報が多くてちょっと大変でしたw が、面白い。 今度は『川の深さは』を読みたいと解説を 読んで思いました。
0投稿日: 2007.04.21
powered by ブクログ不幸な事故から飛ぶことを辞めた元ヘリコプターパイロット平が主人公。 今後の人生半ば諦めかけている中年男性が核となって話が進んでいくのは、福井作品おなじみの展開です。これまた福井作品常連である美少女がシリーズ中一番良かったです。 最後の最後まで、「あなたの所属は一体何処なのだ!?」と惑わされました。平曹長の飛行恐怖症との戦いが臨場感いっぱいで好きです。 読んでるこちらも、「がんばれ、曹長!」と手に汗握ってしまいました。 流れから言うと、「川」→「イージス」→本作品となっているようですね。
0投稿日: 2007.01.08
powered by ブクログ江戸川乱歩賞受賞作です。沖縄からアメリカ海兵隊が撤退した、アメリカがテロリストに屈服した瞬間だった。しかもテロリストは「12(トゥエルブ)」と名乗るたった1人の男。彼は「ウルマ」といわれる兵器と最強のコンピュータウィルス「アポトーシス2」を使いさらに脅迫し続ける。彼の狙いはいった何なのか・・・?という話です。読んだ感想はちょっと私には難しく感じました。軍や兵器などの描写が細かく書かれているのですが自分に知識がないのでよくわからなかったです。ただそんなに重要でもないのでサラッと流し読みしても楽しめました。テロリスト、軍隊ものが好きな人にお勧めです。
0投稿日: 2006.12.14
powered by ブクログダイスっ子の登場する歴代福井氏作品の中で、一番こどもらしいこどもだったような気がします・・・護くんとリサっちゃん。パスワード(?)のシーンで、「おおー」と思わず感嘆。そういう意味だったのか、と、ひたすら頷きまくり。その後、幸せになれていたらいいなあ。正義とか悪とか、色々あるけども、人として、人らしく、人並みにしあわせだといい。
0投稿日: 2006.11.24
powered by ブクログ「川の深さは」と同じ背景で「終戦のローレライ」と同じ物語構成、ちょっとどうでしょう、これ?もし、発表順に読んでいれば、間違いなくむかついてたことだろうね、おいら。なのに「終戦のローレライ」に対するそんな批判が聞えてこないのは何故? 作品云々を言う前に呆れてしまいました。 作品としては、一番面白くない、福井晴敏の中で。
0投稿日: 2006.11.11
powered by ブクログ沖縄から米海兵隊が撤退した。それは米国防総省が、たった一人のテロリストに屈服した瞬間だった。テロリストの名は『12』。
0投稿日: 2006.10.22
powered by ブクログ福井作品第二発目。 乱歩賞受賞作。乱歩賞の投稿作のクセにさっそくシリーズ化している世にも珍しい小説。投稿作なのに「川の〜」を既読じゃなきゃいかんって強気。ちょっと途中ダレる。メカニック親父が熱い。
0投稿日: 2006.09.05
powered by ブクログ第44回江戸川乱歩賞受賞作。 「川の深さは」で落選した翌年に本作で受賞しデビュー。 話は「川の深さは」から続いており,著者の意地と主題を感じる。 米国を相手にしたコンピュータテロが起き,沖縄から米軍が撤退。 そこに,窓際自衛官が巻き込まれていく。 もともと,アメリカのやり方には疑問を持っている方だったので, 憂国思想にも賛同でき,楽しめた。 文章は少しくどくて読みにくいが,だんだんはまる。 登場人物には少し漫画的な強さを持っているキャラもいるが, 描写のリアルさからか,意外と普通に受け入れられる。 この後,「亡国のイージス」に続く。 一読の価値はある。
0投稿日: 2006.08.09
powered by ブクログ江戸川乱歩賞受賞作。面白かったです。堪能できました。武器オタクにはたまらないんだろうな・・・おいらにはよく判らなかったけど。
0投稿日: 2006.07.22
powered by ブクログ『12(トゥエルブ)』というテロリストが沖縄からのアメリカ軍撤退を求め、戦いを挑むが裏に隠された様々な事が徐々に浮き彫りになってくる...トイ感じのお話だった 関係各所の細かな所まで描写しているのが逆に読みすすめない苛立ちに もう少し楽に読めると良いのに
0投稿日: 2006.07.16
powered by ブクログ12歳の未熟な日本人にとしては(…)、感想を書くのが難しい。うーん。 物事を白と黒にきっちりわけることはできないけど、白なら白なりに、黒なら黒なりに、自分の良心に従って、最善を尽くすしかないんだなあと、漠然と。
0投稿日: 2006.07.04
powered by ブクログデビュー作です。乱歩賞の投稿作品の為、話はかなり削られてるとか。勿体無い!こういう作品はデビュー後に満を持して出して欲しかったです。そんなこと今更言ってもどうにもなりませんが。その辺のこともあってか本作はこの尺で色々詰め込みすぎです。筋はしっかりしていて、この後に続く巨編を予感させる部分も多々ありました。惜しい作品です。
0投稿日: 2006.06.26
