
総合評価
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powered by ブクログ『ダブル・ファンタジー』の方が賞を貰っているのかもしれないけれど、こちらの方が圧倒的に好きだな。 以前読んだ唯川恵の『愛なんか』に通ずるところがある。生きとし生けるものの営みのサンプルが詰まっている。感覚として認められないもの、というより認めたくないもの、愛の形は人それぞれ違っていびつでっていうのをそれぞれで魅せてくれる。形状も構成素材も状態も違うから、うまくはまるのか、混じり合うのか、接触がそもそも出来るのか、統一的な最適解がどこにもないことを示してくれる。
13投稿日: 2025.01.21
powered by ブクログ欲望に忠実だからこそ人生は苦しい-。弟を愛するあまり、その恋人・千砂と体を重ね続けるミズキ。千砂はその愛撫に溺れ…。「最後の一線」ほか、自らの性や性愛に罪悪感を抱く12人の不埒でセクシャルな物語12編を収録。
1投稿日: 2023.04.20
powered by ブクログある種のファンタジーのように捉えたので、倫理観とか現実味とか抜きで普通にエッチでいいなって思えた 男性的なエロじゃなくて女性向けの作品だからか、文章がエロいんだけど下品ではなかったのがよかった どういうところがエッチだなって感じるのかを捉えるためにもう一度読み返してみたいと思った。
3投稿日: 2022.07.10
powered by ブクログ重くて甘くて苦しい。 本能のままに生きると、自然誰かを裏切ったり傷付けることが多い。そうして性という魔物に嫌気がさすか、ますます貪欲に求めていくのか。人によりけり、だからこの本も人を選ぶ。
1投稿日: 2021.08.10
powered by ブクログ村山由佳さんは語ります。『もう、この際、いっさいのエクスキューズを抜きにして、とことん傲慢に言い放ってしまおう。肉体を伴わない恋愛なんて、花火の上がらない夏祭りみたいだ!』と。 小説を”読む”ということは、私の場合、こうして長文のレビューを”書く”ことを意味します。ブクログのユーザーとなり、長文レビューを書くようになって一年数ヶ月。平均4,000〜5,000字程度のレビューを書くこと自体には慣れてきました。ただ、レビュー前提の読書は、読書中のメモ量も半端ないですし、読みながらどういった構成のレビューにするかを考えながらの読書となるため、時々、自分は本当にその読書を楽しめているのだろうか?と思うこともあります。しかし、幾度もの書き直しをする中で作品を振り返り、投稿するものを仕上げると、今度は逆にその作品を深く読めた気もして、良い読書だった、と感じて終わることも多いです。しかし、それは作品の内容にもよります。レビューを書かれていらっしゃる皆さんはみんなそうだと思いますが、当然にレビューを書きやすい作品と、書きづらい作品があると思います。そのどちらが良い作品だったかは一概には言えないと思いますが、すっきりまとまったレビューを書き終えると、読後感自体もアップするのは間違いないと思います。 では、そんな読書の対象が”官能小説”だと分かっていたらどうでしょう。“官能に訴える、つまり男女間もしくは同性間での交流と性交を主題とした小説”という”官能小説”。4,000〜5,000字のレビューをまさか伏せ字だらけの文章にするわけにはいきません。また、”さてさて氏って変態だったんだ!”とか、”さてさてさんってイヤラシイ!”なんて皆さんに思われたら一大事です(汗)。 そんなこの作品の読書は読む前から緊張感に苛まれました。でも、そんな私がこの作品を読み始めて気づいたのは、村山さんがおっしゃる通り『肉体を伴わない恋愛なんて、花火の上がらない夏祭りみたいだ!』というある意味での”はじけ感”。”これなら書ける!”と読書も楽しめた、そんな私が挑む、初の”官能小説”のレビューをここにお送りしたいと思います。このレビューを読んで、一人でも多くの方に”本棚に登録”ボタンを押していただければ幸いです…ということで、早速いってみましょう。 『懐かしい匂いのする校舎のあちこちに、古い記憶がこびりついている』、『講堂の舞台に垂れさがった赤いビロードの幕にも、西日に透けるチャペルのステンドグラスにも』と懐かしい光景を見る主人公の美羽。『うっそ、美羽?』、『やだ、何年ぶり?』という会話に『十二年ぶり、と笑って答えながら、さっと奥の会場に目を走らせる』と、『六十人以上集まったんだよ』と言う幹事の圭子。『葉書が届いたのはひと月以上前の土曜日』で、『近所のお蕎麦屋さんから手をつないで戻ってきたところだった』という私と修司。『同窓会?高校の?行ってくればいいじゃない。これまで、出たことないんでしょ』と言う修司。『人並み以上にうまくいっていると思う』二人の関係。『映画配給会社の広報にいる修治』とは、彼が打ち合わせに来た時に知り合って二年。『小さな庭のあるこの家で、一緒に暮らし始めてから一年三ヶ月』という二人。『このごろではもう、めったに喧嘩なんかしなくなった』という二人は、『どんなに短い距離でも』手を繋ぎます。『だって基本でしょ』と言う『修司の左手に自分の右手を預けて歩くのはすぐに好きになった』美羽は『そう、修司は優しい。私も、彼には優しくできる。彼との生活をいとおしく思ってもいる』と感じています。その一方で『なのに ー いったい何が不満なんだか、自分で自分がわからない』という思いを抱く美羽。そんな美羽が『渡された名札をつけて中に入ると、すでに同級生たちでいっぱいの部屋は、昔の父母会のあとと同じ匂いがし』ました。そんな時『入口のほうがざわめ』き、『オカザキだ、とあちこちから声が』します。そんな声を遠くに聞きながら『私は懸命に自分の心臓をなだめていた。動揺が、思っていたより大きくて、そのことになおさら動揺してしまう』という美羽。オカザキを見ると、『誰かを探しているようなその視線が、ぴたりと私のところで止ま』り、『脊髄反射みたいに笑顔を返してしまったのは、私のほうが先だった』という美羽。『オカザキも、笑った』のを見て過去を振り返る美羽は『休み時間のチャペル ー それもいちばん前の祭壇の陰なら、生徒も来なければ、先生の目も届かない』というその光景を思い出します。『私たち二人の秘密の場所』というチャペル。『秘密というものは、分け合う人数が少なければ少ないほど甘く熟し、ひそやかに発酵していく。私たちはその蜜を、二人だけで貪るようにすすり合った』というその時。『悪いことをしているとは思わなかった』という美羽。『私たちにとってそれは、ただ、恋、だったのだ』というその行為。『私の下唇を、オカザキが前歯で軽く咬んで引っぱる。一瞬で、私の尾てい骨はとろとろに溶けた』というその瞬間。そして同窓会も終わり二人になったその場。『ねえ美羽、このあと時間ある?もうちょっと話がしたいんだけど』と声をかけてきたオカザキ。そして…という最初の短編〈あと少しの忍耐〉。『思春期にありがちな恋愛のまねごととも思えなかった』という秘密の過去を共有する二人の再会がなんとも複雑な余韻を残す好編でした。 十二の短編から構成されるこの作品。作品間の繋がりは全くありませんが、そこに描かれるのは性と性愛の物語です。『十二の短編の中に生きる十二人の女たちは皆、程度の差こそあれ、自らの性や性愛に対して罪悪感を抱いている』と語る村上さんは、それが『私だけの悩みかと思っていたら、そんなことはなかった』と、この作品が雑誌「GINGER」掲載中に読者からたくさんの感想や相談のメールが届いたと続けられます。 そんな十二の短編に描かれるシチュエーションは非常に広範です。『昼間の上下関係が、夜になると逆転する、そのいびつさが倒錯的でたまらなかった』と『会社で過ごすすべての時間が、淫靡でストイックなプレイ』と感じる女性が主人公の〈それでも前へ進め〉。『Mに対してはSの組み合わせこそがうまくいくと思われがちだけど、M同士というのも一見どうにもならないようでいてじつは得がたいカップリングなのだ』と『両手首を鎖につな』がれる女性が主人公の〈あなたのための秘密〉。そして、『ベッドの上でそれをする時は、いつも三人だ。千砂ちゃんと、わたしと、弟の勇希』、でも『勇希本人はその場にはいない』と、思わず”?”となる複雑な想いを抱く女性が主人公の〈最後の一線〉など、あまりにバラエティーに富んでいて、いやらしいというよりは、なんとも上手くできた短編集を読んでいる感を終始強く感じました。 そんな中で変化球だったのが〈言葉はいらない〉という短編。『ああ…どうかしている。人として、これは絶対にしてはいけないことのはずだ。何があっても踏み越えてはいけない一線のはずだ』と感じる主人公の悶えるような葛藤が描かれるその内容は、まさかの種明かしに、えっ?となること間違いなしの見事な描写。種が分かった手品ほどつまらないものはありません。残念ながら、レビューでその種明かしを書かれている方もいらっしゃいますので、この作品を読む前にあまりレビューは見ないことをおすすめします。 十二の短編が収められたこの作品。”官能小説”と紹介されていることも多いようです。『最も敏感なところに中指の腹をあて、焦らすようにゆるゆると撫であげてやると、彼女はひゅっと息を吸いこんだ』というような表現が頻出するその内容を考えれば、まあそうなんだろうと思います。しかし、それ以上に「天使の卵」の村山さんらしく、美しい情景描写、美しくその光景を例えていく描写は何よりもの魅力だと思います。私の場合、読書を恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」からスタートしたこともあって楽器のこんな例えには特に魅かれました。『千砂ちゃんの弱いところなら、もうぜんぶ知っている』という表現だけなら如何にも”官能小説”という感じですが、『熟練のヴァイオリニストが一本の弦からえも言われぬ旋律を導き出すように、わたしは容易に彼女を歌わせることができる』と続けるその表現は、思わず美しい!と感じ入ってしまいます。そもそも私は、一年少し前まで本というもの自体ほとんど読んだことがなかったこともあって、他の”官能小説”と呼ばれるものとの比較ができませんが、正直なところ、この作品は”官能小説というだけで白い目で見る”というものではない、と思いました。それはもしかすると、最後に置かれた村上さんご自身による〈あとがき〉の影響もあるかもしれません。上記に少し引用したように、性や性愛について『私だけの悩みかと思っていたら、そんなことはなかった』とおっしゃる村上さんは、こんな疑問を呈されます。『いったいどうしてなのだろう。どうしてこの時代においてすら、女性の側から性愛を欲することはタブー視されてしまうのだろう』というその命題。その答えとして書かれたのであろうと思われるのが最後の短編〈誰も知らない私〉。そこでは、『男性にはいわゆる性感マッサージの店がいくらもあるのに、女性向けにはほとんどない』という点に焦点を当てた物語が描かれていきます。確かにこの短編でも『大きなてのひらを私のそこにあてがうと、いつのまにかしとどに溢れ出た蜜と一緒くたに合わせてぐいぐいかき混ぜた』といったような表現が登場しますが、その結末に感じる感情は清々しさを感じる位にさっぱりとしたものです。そして、その後に〈あとがき〉が続く構成のこの作品を読み終わった素直な感想は、なんだかとっても面白かった!と、”官能”という言葉からは縁遠い晴れやかな面持ちでもありました。そう、”官能小説”というような紹介に惑わされて敬遠するのはあまりにもったいない、とても上手く出来た短編集、それが私の結論になりました。 『ほかの誰にも許さない特別なことを、特別な相手にだけ許す。その行為を通して、相手そのものを許す。セックスには、そういう効用や意味がある』という”官能”な世界が描かれたこの作品。『自らの性や性愛に罪悪感を抱く十二人の不埒でセクシャルな物語』と紹介されるこの作品は、確かに『不埒でセクシャル』と言える内容に満ち溢れています。しかし、そんな作品に描かれる彼女たちは自らの内面に溢れる様々な思いを素直にさらけ出す場として、性を、性愛を求め続けていたのだとも思いました。 『どうしてこの時代においてすら、女性の側から性愛を欲することはタブー視されてしまうのだろう』とおっしゃる村上さん。男性の私が抱いたままに書いたこのレビューを、この作品を読まれた女性の皆さんはどう感じられるでしょうか?この国では語られることの少ない性と性愛について、ある意味での問題提起をしていただいた、そんな風にも感じた作品でした。
73投稿日: 2021.05.31
powered by ブクログ3.8 多くの女性を描いているが、性への捉え方が共通しているように思う。ここまで開放的に生きられないので、官能表現に引きつけられた。
0投稿日: 2019.05.09
powered by ブクログあらゆる女性のあらゆる性にまつわる悩み12話 昔なら、性を中心にした小説は苦手だったけど、この年齢になったからか普通に読めるようになった。 人間にはいろんな性癖があるんだなってことを改めて認識したし、自分と重ね合わせることで自分のことを見つめ直すきっかけになった。 男女関係の悩みや性癖も、それぞれのトラウマ(カルマ?因縁?)が現れてるんだろう トラウマは、食事、性癖、睡眠、人間関係など生きるための欲求を偏らせることで、潜在意識が表現してくるんだと思う そこの悩みを解決していきながら、自分を修正していくことが人間の役割のひとつなのかもしれない 人間てなんて複雑で単純な生命体なんだ
0投稿日: 2018.08.14
powered by ブクログあと少しの忍耐 PATIENCE 女子高時代の同窓会に出席した美羽。そこで本当に会いたかった、そして会うのが怖かったオカザキの出会う。彼女との過去を振り返っていく。 そしてオカザキからは過去の答え合わせが返ってくる。 今現在、付き合っている彼氏の修司とはセックスレスで、少し寂しい想いをしていたのだが、オカザキと話が出来てよかった美羽だった。 それでも前へ進め ADVANCE 出来の悪い後輩にいつも苦しめられてた陽子は恋人の隆一に後輩の愚痴を言える仲だったのだが、隆一も陽子の後輩だ。陽子のしっかりしたところを好きになったはずだったのに最近は陽子のダメ出しに隆一はうんざりしていた。仕事も忙しくなかなか会えない間に、別れ話が進行する。そして隆一の家に陽子のものを取りに行った時、相手が誰だか判明する。隠してくれる優しさもない男か~…。 あなたのための秘密 SECRET 恋人とはいいセックスが出来ないアキは内緒で藤木と付き合っている。でも篤志の事は本当に好きなのだ。 ある時、クリーニングの配達で篤志の秘密を知ってしまった。 お互い様なのかも知れない。 そしてアキはまた藤木に連絡を取るのだ。 最後の一線 MORAL 千沙ちゃんと弟の勇希とミズキ。微妙な関係だった。 最初は弟の彼女が弟とどのように愛し合うのかがきになるだけだったのだが、女同士の気安さから千沙を落として、勇希に知られないように付き合うようになる。彼女は手に入れたのだが、弟は決して手に入らない…。 これでおあいこ FORGIVENESS 兄弟で暮らしている志保の元に従兄弟の博也が数日間泊りに来る。博也は昔、兄のエロ本を見て示威行為をしているところへ偶然で出くわし、ひどく責めて殴ったことがあった。 それが博也が居候することになった時、志保のその行為を博也に見られてしまう。 博也はそのことで少し性的不能になってしまった事を涙ながらに話し、志保は心から反省し、二人は最後までいたしてしまうのだった。 言葉はいらない CONVERSATION 姉と一緒に同居していたユーリ。姉の海外赴任のために、二人きりで暮らすことになってしまった。 最初は反発しあっていたのだけれど、徐々にお互いを思うようになる。 しかし、別れは訪れるのだが…。 って、ユーリって?!?!? 不死鳥の羽ばたき INDEPENDENCE 滝田から、彼の庇護から羽ばたきたかった自分は、滝田がタヒチに行っている間に入れ墨を入れに行った。胸元と足首に不死鳥の模様を刻む。タトゥーアーティストに自分を開放してもらう。さぁ、滝田が帰ってきたらなんて言うだろう…。 聖夜の指先 GIFT 付き合っている男に騙されて、AVに出演した夜、行きつけの美容師さんのヘッドスパに救われる。こういう女の子にはもっと、賢く生きて行って欲しいな…。 哀しい生きもの LIFE 元出版社に勤めていた咲子は今は飲み屋のママをしている。そこで元同僚に売り出しの作家を紹介されて、のめり込んでいくのだが、その作家は実体験を小説にし、咲子のことでさえ利用していたことを知る咲子。そして、ついに泥沼までを再現しようとするその作家なのだが…。 ひとりの時間 LONELINESS お互い自由業の俊晴と弘美。お互いの立場が分かるから上手く行っていたのだが、一緒に暮らしてから上手くいかなくなった。原因は弘美があまりにも自分を気にしすぎなくなったからだった。 やせようと頑張っている弘美だったがある時、俊晴が出会い系サイトに登録している事を知ってしまい、ショックを受ける。 罪の効用 MODESTY 会社でのパワハラにひどく疲れ果てていた奈々子は、同棲していた恋人とも別れていた。そんな落ち込んでいるところへ年若い叔母の玲ちゃんがグアムへ行くというメールが届く。最愛の夫が居るのに夫一人では満足できない叔母の玲ちゃん。 奈々子は玲ちゃんの自宅に行き、旦那さんの清志さんを落とそうと画策する。 誰も知らない私 REBORN 心療内科に努めている冴子のもとにEDの男の人が診察にきた。冴子は親身になってアドバイスをする。 数年後、その彼が女性専用のマッサージ専門店を開店させていて、そこに海外赴任前になる冴子が訪れるのだが…。 冴子の鈍感なところがとてもかわいかった。 この本の中でこの話が一番好き。 再読でした。 あとがき AND THEN...
0投稿日: 2018.06.10
powered by ブクログ「ミズキさんでないと、だめな軀になっちゃうよ」。弟を愛するあまり、その恋人・千砂と体を重ね続けるミズキ。千砂はその愛撫に溺れ――(「最後の一戦」)。女子高のクラスメイト、年下の同僚、叔母の夫、姉の……。欲望に忠実だからこそ人生は苦しい。覚悟を決めてこそ恍惚は訪れる。自らの性や性愛に罪悪感を抱く12人の不埒でセクシャルな物語。
0投稿日: 2017.11.07
powered by ブクログ生々しく、読後感はあまりよくない小説だなあというのが正直な感想。 でもまあ、「恋愛に、年甲斐や分別など邪魔なだけだ」というのは確かにそうだと思う。 どんな恋も、ひとつ残らず特殊で、予測不可能で、無数の<初めて>に溢れている。 いつまで経ってもわからないことだらけ、うまくいかないことだらけなんだろうなあ。
0投稿日: 2016.07.02女性の欲望パターン12種類
突如豹変した村山先生の性愛シリーズ。 乙女っちっくなセクシャル物語が12編。 男のほうが妄想豊かですよ。
2投稿日: 2016.03.17
powered by ブクログこれを読むと自分は何を許容できて何は出来ないのかがとても良くわかってしまう、なかなか怖い本。単純にエロくて楽しめもする。女性向けに書かれたとのことで、これを読んだ女性がどう感じるかを聞いてみたい。どこまでかリアルでどこからがファンタジーなのかを聞けば、その人の性に関する価値観がはっきり見えそう。しかし作家とは業が深い。
0投稿日: 2016.02.24
powered by ブクログ内容が薄っぺらで退屈。性が前面に出るとどうしてもこうなる。性はもっと奥の方に仕舞っておいた方が効果的。
0投稿日: 2016.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
官能小説って言うからドキドキしながら読んだけど、エッチなシーンそのものよりもお話全体が心の痛くなるような話ばかりでもう官能どころではなく泣きたくなった。 ・言葉はいらない 私は騙されました。官能的なシーンがあったのでなおさらまさかそういうことだったとは・・・と、衝撃でした! ・聖夜の指先 うーーーーん、男も最低なんだけど、やっぱりそんな男と付き合うこの女の子もおばかなのよね・・・でも一番心が痛かった。 ・哀しい生きもの 作家さんとバーのママさんの話ねんけど、作家さんってほんとに自分の経験を活かしてお話書いとるんかなあと興味深かったです。 ・誰も知らない私 精神科医のお姉さんとAV男優さんの話ねんけど、なんかこの二人はうまくいくのかなあ~とワクワクしたけど、潔い終わり方で終わってしまった。この話が一番好きかもしれぬ
1投稿日: 2015.08.26
powered by ブクログ男女の官能がテーマとしてある短編集で、後輩に彼氏を寝取られるような、割合普通の話もあれば、変わったシチュエーションの話もあり、文章は読みやすく、読んでいるとするすると読めるんだけど、読み終わってから心に残る話がなかった。
0投稿日: 2014.10.07
powered by ブクログおいコーシリーズが好きで、ほかの長編も読みあさったのが大学生。8年程前。久しぶりに読んだ村山由佳。あれ?こんなだっけ…。彼女の短編を読んだのは初めてかもだから、その相性がよくなかったのかな。。おいコーシリーズも続きで読んでないのが出てそうだし、最近出た長編のも文庫になってるから読んでみよ。私が歳を重ねたせいで、好きでなくなってしまったのかな。。
0投稿日: 2014.05.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
官能小説だった。 村上由香が好きで読んだけど、読んだって公言できないのが残念。 --- 「ミズキさんでないと、だめな軀になっちゃうよ」。弟を愛するあまり、その恋人・千砂と体を重ね続けるミズキ。千砂はその愛撫に溺れ--(「最後の一線」)。女子高のクラスメイト、年下の同僚、叔母の夫、姉の……。欲望に忠実だからこそ人生は苦しい。覚悟を決めてこそ恍惚は訪れる。自らの性や性愛に罪悪感を抱く十二人の不埒でセクシャルな物語。
0投稿日: 2014.05.08女性からみたSEX
村山由佳の描く女性は、しっかりと自分を持ちながらも、どこか男に いや、男との性行為にのめりこむ自分自身を冷静に見つめている。 気心のしれたいい女と、気持ちよくお酒をのみながらSEX談義をしたような感じ。。 すこし切なさの残る読後感で、僕は好きです。
4投稿日: 2014.03.02
powered by ブクログブラック村山作品だとか。 過激な描写だなんて思わなかった。 女性たちそれぞれの虚無感が繊細に描き出されていて、ブラックどころかとてもせつない。
0投稿日: 2014.02.02
powered by ブクログ恋愛の深層心理な部分かと期待して読んだけど、女性目線過ぎてわかりませんでした。女ゴコロって難しいですね...
0投稿日: 2013.12.30
powered by ブクログ村山由佳がある時期から、作風がガラッと変わってエロ真っしぐらになった見本のような本。 登場人物の背後に作者自身が見え隠れして個人的には痛い感じを受けた
0投稿日: 2013.10.27
powered by ブクログ女性の性がテーマ。12編の短編集で、物語ごとに主人公が違えば、考え方も違う。官能的で、後ろめたさを感じつつも欲求に抗えない女の呪縛。 単純に男からは描けない表現を見てみたいと思って購入。女の求める性を文章におこした物語で、男の描いた女目線の物語もやはり緻密で繊細。ただし、私が男だからか、もっと抑揚だったり、激しさがほしかった。あまり読んだことのないジャンルで挑戦したれど、はまりはしなかった。
0投稿日: 2013.10.08
powered by ブクログ天使の卵みたいなピュアさはなくて、でもエグさもちょい足りない気がした。 いろんな形の恋愛があるんだなってとこはアリなんすけどね。。
0投稿日: 2013.07.28
powered by ブクログ女性の性をテーマにした12編からなる短編集。 ヒールをカツカツいわせるキャリアウーマンがいるか思えば、ちょっと頭の足りない苦労知らずの女の子がいて、倒錯した愛に溺れる女性カメラマンも‥‥。 性をテーマに12編も?、飽きそう‥と思っていたけれど、変化にとんでいたので予想よりは楽しめた。 それにしても性に自立が絡められるのは女性だけな気がする。いいのか、悪いのか。
2投稿日: 2013.06.30
powered by ブクログ女性目線の官能短編集。読み終わって印象深いのはラブシーンじゃなく、彼氏を取った後輩の女の子のコートに鼻水をつけるところ。。笑った。
1投稿日: 2013.06.28
powered by ブクログ村山由佳が、こうゆう短編集を書くなんて。 かなり取材をしたんだろう、想像・妄想だけでは描けない。 犬にはビックリしたけれど…。 女性目線のソフト官能小説。
2投稿日: 2013.06.22
powered by ブクログ同名の曲、Daryl Hall & John Oatesが歌っていたように思います。 男女の仲にセクシャルな要素は避けて通れない。でも男の側はその部分に対する考えはぞんざいで乱暴。 作者自身の後書きで、「この短編の中で女性たちはみな自らの性に罪悪感を覚えている。…中略 …私だけかと思っていたらいっぱいメールや手紙をいただいた」「肉体を伴わない恋愛なんて花火の上がらない夏祭りのようなものだ!」 編集者(女性です)は、 「いつか何かのはずみで村山由佳さんとエッチしちゃうかもなぁ」と解説の冒頭に書いています。 いわゆるエロ本ではないですがその辺のエッセンスが詰まった本です。12本の短編を集めたものになっているのでさらに凝縮感があるんでしょう。
1投稿日: 2013.06.18
powered by ブクログ村山由佳にしては珍しい、短編集。 12本、12人の大人の女性の物語。なかなかアダルトです。 『ダブル・ファンタジー』以降の作品では、一番好きかもしれない。 “まだまだ村山由佳を読んでみよう”と思わせてくれる。 そして、文庫派の私には、未読の新刊予定はまだまだあるのです。 小説すばるで連載中の『天使の柩』を含めてね。
1投稿日: 2013.05.28
powered by ブクログはっ!!となって思わず、友達にも勧めました。 電車で読んでたら隣のお姉さんに覗かれて、こちらもススメました。 知らない人も気になるアダルトエデュケーション。
1投稿日: 2013.05.24
powered by ブクログ12人の女性の心の闇が丁寧に描かれている。 中でも「それでも前へ進め」は、客観的に見て、あるあるネタなだけに、ふっと忘れていたことを思い出させてくれた。 傷ついても、泣きわめいてもいいから、自分を偽らず生きていければ、夜も明けるというものだ。
1投稿日: 2013.05.19
powered by ブクログ女性視点からですが、これは男性視点からだとどうなんでしょうね。 まー、一人ひとりの生き方というのは、あとがきや解説にある通りなんだと思います。
1投稿日: 2013.05.13
powered by ブクログ我が男だからか。 女性の性を開放的に描くことに、頭じゃ理解しつつも、ちと、嫌な気持ちになるのは。 自我の解放と倫理観のせめぎ合い
0投稿日: 2013.04.30
powered by ブクログ女性の欲望の話。 そういう企画だったにせよ 村山さんどこへ向かっていってしまうのか。 エロティックな話があってもかまわないけど 短編じゃないほうがいいかな。
0投稿日: 2013.04.21
