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那由他(1)
那由他(1)
佐々木淳子/小学館
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総合評価

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  • 昔、表紙の美しさに惹かれて買いましたが、今は矛盾も感じる。

    昔、表紙の美しさに惹かれて買いました。佐々木淳子氏の作品の中で無駄のないテンポの展開で凝縮された作品だと思う。ブレ5はダークグリーンで連載時間が空いたので、続きがダークグリーン化して絵や話しの感じが変質して残念と異なり、最後まで変わっていません。昔は世界観の構成が素晴らしいと思っていましたが、今にして考えると、太陽系の外の民族は高度な文明を持ちながら、知った地球人を殺戮の排除をし、原因である輪っかの回収を怠っているので、どうかと思う。もっと他に平和的なやり方はないんかい、高度な文明よ、残酷すぎる。登場人物が可哀そう。話にならなくなるけどね。

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    投稿日: 2024.10.03
  • SFの名作です

    那由他はSFの名作だと思います。 最近はとんと語られなくなりましたが、当時はUFOや宇宙人について、たびたび話題というかブームが起きていました。 (全日空機の機長がアラスカ上空で巨大なUFOを見た、なんてニュースもありました) UFOとは?宇宙人とは? 那由他を読んだ当時、その独特な解釈に驚きました。 宇宙人と地球の関係。歴史の真実。とても緻密です。 話の深さ、世界観からすると、許されるならもっとじっくり、10巻ぐらいかけて書いてほしいと思った作品です。それほど3冊にぎゅっと詰まっています。 この漫画の中に描かれた宇宙人と地球の関係、その(漫画の中の)真実を想像できた人は、ほぼ誰もいないんじゃないかな、それぐらい意外で、しかしなるほどと思わせてくれる世界観。 この作品が発刊されたのが1982年、連載されていたのは週刊少女コミック。 今から40年前。当時は女の子が読む漫画に、宇宙やタイムスリップなどといったSF作品が多かったようです。なんだか不思議な気もします。 空想科学的な興味を、男の子より女の子がもっていたんですものね。 男の子だとすぐにロボットで宇宙人とバトル、みたいな発想になっちゃうのかな。 電子書籍の漫画全般に言えますが、画像が荒い。もうちょっとなんとかならないのかと思います。古い作品を高画質で読める、それこそ電子書籍のウリにすべきなのに。1つの端末に何千冊入るとか、そんなこと競うより。量より質でアピールすべきだったと思います。余談でした。

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    投稿日: 2022.08.20
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    古いから、やはりイメージはないですね。 こちらは、更にSFっぽいです。 平凡な女子高生那由他が、学校の帰り道、怪我をした親子を病院に連れて行くことから始まります。 親が亡くなった為、子供を那由他の家に引き取ることに。 その子供の名前はキロといって、奇妙な輪を頭につけていた。その輪はジャルンといって超能力に目覚めることができるのです。 やがてキロはあっという間に青年に成長し、那由他の記憶を消して去っていきます。 だが、ジャルンを隠し持っていた那由他は記憶を取り戻します。 キロはアザドーという敵にねがえり、那由他もジャルナーとして戦いを余儀なくされます。 大人になったキロが好きでした〜。子供の時も可愛かったけど、悪者ぶってる顔も良かったですが、やはり時折見せる、辛そうな顔が萌でした〜♪

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    投稿日: 2006.05.20