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覇剣の皇姫アルティーナVII 電子DX版
覇剣の皇姫アルティーナVII 電子DX版
むらさきゆきや、himesuz/KADOKAWA
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総合評価

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  • 戦争終結でも息つく暇もない!

    ハイブリタニアの補給部隊を倒すため、攻撃を仕掛けるアルティーナたちですが そこには傭兵王の存在が! でも、本当に傭兵王なのか負けてしまう残念さ・・・。 アルティーナの設定を強くしすぎなんじゃ。 そして戦争終結で一息!にはならない。 なんと皇帝がラトレイユに内々で殺害されます。 それも、恨みとかでなく皇帝の堕落さによるベルガリアの憂いため。 ここまで本気で国のことを想っているラトレイユを初めてかっこいいと思いました。 初めは憎たらしいキャラNO.1でしたけど。

    4
    投稿日: 2016.09.14
  • 読みやすい

    読みやすいのは内容もそうですけど、電子書籍にしてはカラーのイラストも全画面表示なので非常に読みやすい 特に最初の人物紹介も小説版では1ページで紹介されてるけど、電子書籍では二人ずつと電子書籍の配慮があるのはうれしい。特に最初のカラーイラストは全面表示されてるのでタブレットでみてもいいかな 他のラノベもこういう風にしてほしい。 愛剣がない状態で敵との決戦。傭兵王との戦いは見ていても非常に面白い。 そして、二人の信頼関係がみていても気持ちいい。 電子書籍のショートストーリーはクラリスとの雑談。 何のたわいもない会話のワンシーン。ちょっと物足りないと感じてしまいます。

    1
    投稿日: 2015.02.14
  • これでハイブリタニア戦役は一区切りなのかな

    とてもスリリングで一気に読み終わってしまいました。本巻の戦いは補給部隊をたたくというものですが、敵の傭兵王が強いです。おなじみのレジスの奇策は予想しがたいものでとても楽しめましたし、でも、それに対応してくる傭兵王もすごい。息詰まる合戦絵巻と申せましょう。前回の戦いではやられちゃったアルティーナにも見せ場があります。 本巻でハイブリタニア戦役が一区切りと思いますが、オズワルドとの正面対決はまだですし、ハイブリタニアとの戦争は序盤戦が終了しただけという感じです。先が楽しみ。 それから、ラトレイユも毒で失明しかけてたり、最後で凄い行動に出たり、キャラが立ってきました。 7巻になっても勢いが衰えませんね。面白かったです

    1
    投稿日: 2014.12.14
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    レジス率いる第四軍は海戦に勝利した。 しかしハイブリタニアの補給部隊はすでに出発した後だった。 補給物資が届いてしまっては帝国は負けてしまう。追っかけてぶっちめるぜ!な7巻。 内容的には、まあ、王道と言うか、鉄板と言うか、わかりやすくて親切。 「大量の樽に満たされた水を用意した」という最初の文章で、なんとなく展開が読めた。 「射程距離の長い新式銃の脅威」「自然科学の知識」「大量の水」と揃えば、まあなんとなくイメージはわくというもの。 さらに、細々と伏線を張りつつ戦略を進めるので、読み手としては驚きはない。 ただ、作者は別に読者を驚かせようって気はないんだろう。 奇を衒わず、一つ一つネタをばらしながら物語を進めるので、まあ意外性はないけど安定はしている。 で終盤まで読んで思ったんだけど、防衛戦でラトレイユ、何にもしてないじゃん。 なんか第四軍から勝利の報がもたらされたときには涙を流して喜んでたけど、こいつ自身はホント何にもしてないよなぁ。 本当なら、ラトレイユとオズワルドの間でお互いの能力を認めあるくらい智勇の衝突が描かれるはずだったんじゃないかな?と思うだけど、ページの都合でばっさりカットされてしまった予感。 おかげで、敵役であるはずのラトレイユがますます小物臭くなってしまった。 基本的に話の流れがわかりやすく、読者の予想を裏切らない、というか、予想通りの展開を描いてきた7巻。 作者はこのあとがきで「最後の展開は予想できなかったのではないか」と言っているけど、予想できなかったというよりも荒れ球を放り込んできたなぁって印象だった。 展開、というか結末としては予想の範囲内だけど、そこに至る過程が急に乱暴?性急に進められた印象。 「色に狂った老皇帝」みたいな要素は、この小説のオマージュ元である銀河英雄伝説の皇帝も抱えていた要素なのでわかりやすい。 ただ、その銀河帝国の皇帝は意外と深みのある人物だったので、ベルガリア皇帝にしてもその寵姫にしてもなんか安っぽく退場したなって印象にしカならなかったのはちょっと残念。 でもまあ、色々と設定がうるさいと読むのが面倒くさいからこれくらいお手軽の方が気楽ではある。 レジスは似非ヤン・ウェンリーでパチモン臭すぎてイマイチ好きになりきれないから、やっぱりここはひとつ、バスティアンにがんばってもらいたいねぇ。

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    投稿日: 2014.11.08