
総合評価
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powered by ブクログいろんな罪人の立場から描いた短編集。個々の話に繋がりはない。それぞれの話はショートショートまではいかないもののかなり短い。いろんな終わり方がある。まあ、簡単に読めたけど、出来はイマイチかな
0投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログさまざまな犯罪と、それに関わってしまった人たちの命運を描いた短編集。犯罪や犯罪者といってもそれには人それぞれの理由があり、共感できたりできなかったり。しかしどれを読んでも思うのは、犯罪によって幸せになれるなんてことは決してないということです。 お気に入りは「褒められた男」「ある後悔」。どちらも主人公によって起こされた犯罪があるものの、その結末としては歓迎されるべきものだった気がします。だからといってその犯罪が完全に許されるわけではなし、そして犯罪を起こした当の本人にとっても救われるわけではない、というところが妙に重い読み心地です。結局犯罪は犯罪でしかないのか……。 「消えない目」もつらい話。過去に行われた裁かれなかった犯罪と、それに対する復讐の物語。この犯罪は責められるべきものだったのかどうかはさておき、遺族にとっては許せないもの。そしてその人が選んだ復讐の方法……これはする方もされる方も神経をすり減らしそうで、読む者の心にも重たいものが残りました。
0投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログやはり堂場氏は短編・中編には向かない作家。どの作品も中途半端で面白味が少なく、え、こんな結末でいいの?的なものばかり。まあ読まなくてもいいレベル。
0投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログ罪人の立場から描いた事件の顛末。 実に辛辣で皮肉に満ちて罪を犯した者たちを見つめる視点が斬新である。 いつも事件を追う立場から小説を描く著者が、事件によって追いかけられる犯人の側からの物語が面白い。 12編の物語は短く読みやすかった。
0投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログ色々なジャンルの犯罪が出てくる短編集。 「連鎖反応」が怖かったー。 煽り運転をする人の心理が垣間見れたような。 今の時代の犯罪が多めといった感じ。
15投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログ犯罪の短編集12話。 殺人の罪や特殊詐欺、迷惑運転や泥棒、掏摸などさまざまな犯罪。 世の中にはこれほどの犯罪があるのか…と思うほど。 日々どこかで誰かが罪を犯しているのだと思うとやりきれない。 「褒められた男」〜通り魔 「ある後悔」〜過去の殺人 「バイアス」〜資金洗浄 「暗い復讐」〜特高の罪 「連鎖反応」〜迷惑運転 「家業」〜泥棒 「推さない」〜毒親 「コンビ」〜掏摸 「神の手」〜盗撮 「再起の日」〜選挙違反 「逆襲」〜復讐 「消えない日」〜子どもの罪 いちばん驚いたのは「推さない」の結末。
64投稿日: 2025.10.13
