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雷と走る
雷と走る
千早茜/河出書房新社
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総合評価

127件)
3.5
14
43
54
6
1
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    感想を書くのが難しい物語。 内容を伝えようとすると、どうしてもネタバレになりそうだし、ラストも捉え方次第だ。 ただ、知り合いの南アフリカ出身のALTが、ジャカランダの美しさを熱く語っていたことがあったので、花にふれられていた一節は、興味深く読めた。 でもやっぱり説明するのが難しい小説だ、、、。

    16
    投稿日: 2024.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    幼少期に父親の仕事の都合で海外に住んでいた、まどか。その時に飼っていた犬の夢を今だに見続ける… 鉄格子を嵌めた家の中だけがゆったり過ごせる空間と言うのも、平和ボケした日本からすると異国な感じがしました。 そして、恋人から子供が出来たら結婚しようと言われピルをこっそり飲んでいるまどかが、過去の犬の出産にトラウマを持っているのは納得です。あんな幼少期の記憶が残ればトラウマになりますよね…それでも、穏やかに理解してくれた恋人と別れず婚約できたのは救いでした。

    5
    投稿日: 2024.10.10
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    きれいに落ちてた作品だと思った。 千早さんの文章は一つの言葉すら読み落としちゃいけないような、読み落としたく無い。と毎回読みながら思う。

    1
    投稿日: 2024.10.09
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    お父さんの仕事の関係で異国に来て治安があまりよろしくなく番犬のために飼った犬とのお話 ペットは喋ることが出来ないから幸せなのかどうか分かんない 自分で問うしかない 装画がとても綺麗 ガードドッグ

    2
    投稿日: 2024.10.08
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    ガーデンと同じように、幼少期治安のあまり良くない外国に住んでいた女性の話。 ガーデンは主人公が男性で恋愛も混ぜた、一見人間社会から1歩引いているようでいて、中でもみくちゃにされている人の心などが描かれていた。 こちらは恋愛要素はなく、でも内容から女性は人間社会から離れていて、あまり現実味を感じなかった。自分には調度良いと感じた。

    1
    投稿日: 2024.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    千早さんの幼少期の体験がベースにあるのだろうか、アフリカの地が舞台となる本書。光と影、色彩の鮮やかな描写が素晴らしい。 人と犬との言葉でも理屈でも表せない親愛と、どうしようもない隔たり。犬と暮らし感じてきた置いていかないで一緒にいてという感慨や、触れ合う時の質感、匂い、幼い頃の鮮やかな日々が共感を伴いありありと浮かぶ。犬も人も、自らの幸せについて語る言葉を持たず、自らの野生を飼い慣らしている。人や犬の幸せを、他者が推し量ることもまたできない。 子供を産みながら自分で育てることが叶わず避妊手術をされてしまった静と、自分の意志で避妊をするまどかが対比で描かれる。なぜ、自分の身体なのに思う通りにしてはいけないのか、罪悪感を抱くのか。静の避妊について具体的な心理描写は少ないが、まどかの心に根を下ろしているであろう自分の身体を人の意志で捻じ曲げられることへの抵抗感が確かにあったのではないか。 八房のように輪から世界を覗くことで、人間の女として生きることを決めたまどか。あの犬たちのように自由に生きることは叶わないけれど、人としての幸せがそこにはあると信じて。

    4
    投稿日: 2024.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本が伝えたかったことは何なのだろうと考えた。生き物を大切にしろ、人間と犬は違うということなのか、それとも犬のように強い野生(意志)をもつことなのか。きっと答えは読んだ人の数だけあるのだろう。 主人公のまどかは幼い頃に外国で暮らしていた。そこでガードドッグとして飼っていた犬たちとの暮らしが思い出される。その犬たちの中でも最も野生味溢れるのが虎だった。虎はガードドッグとしては優秀かもしれないが、あまりにも野生的だった。主人には牙を剥かないが、それ以外に容赦はしない。私はそんな虎を怖いと同時に気高くも感じてしまった。私は基本的に犬が好きだが、海外で見た犬(飼い犬でない)の野生的な雰囲気を見て怖いと感じたことがあるのを思い出した。まさに、その犬が虎のような感じかもしれないと思いながら読んだ。 まどかは父親の仕事のために海外にいたが、日本に帰国するときに虎たちを置いていくことにした。家族に言われたのもそうだが、野生的な虎と日本で暮らすことが想像できなかったのだとも思う。もちろん、虎の性格と日本の暮らしを考えたのもあると思う。どんな人間にも獰猛な牙が心の奥にきっとある。それを隠して生きている。物理的に獰猛な牙を剥くのが良いことだとは思わないけど、自分の思いを物理的ではなく伝えていくのは大切なのかなとも思った。そういう意味で動物は自分の意思に忠実に生きているのかな。

    10
    投稿日: 2024.10.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まどかは虎を手放す決断をしたことを悔やんでいるが、残された虎はどういう気持ちだったのか・・・。 「やっぱり虎は馬鹿だね」というセリフが私にとっては救いだった。馬鹿だからきっと目の前の骨をくわえる幸せだけを感じて、本能のガードドッグとして目の前にある事実だけを見て元気に生きていくに違いない。というかそうであってほしい。 そういう虎の姿を想像することで、自分のずーんと重くなった気持ちを立て直した。 虎に首輪をつけていたとしたら。恋人にもらった指輪。この2つは、まどかにとって「責任を負う」ということなのか。そしてその責任を負う自信のないまどかにとっては、必要のないものなのか。自分の読解力のなさが情けない・・・ 千早茜さんの本は、胸の奥にヒリヒリとした痛みを感じるような内容で辛いのだけど、でもその先にある何かしらの光を求めて読み進めてしまう。

    2
    投稿日: 2024.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 幼い頃海外で暮らしていたまどかは、番犬用の仔犬としてローデシアン・リッジバックの「虎」と出会った。唯一無二の相棒だったが、一家は帰国にあたり、犬を連れて行かない決断をして――。 【感想】 千早さんの作品らしい描写が素晴らしくどこの国という明示はなくても文章でその世界の情景が浮かんだ。 「虎」の犬としての誠実さや本能、人間との関わり方や信頼関係が強くも獣と人間として交わらない悲しさが短くも深く表現されていた。 首輪をつけたことがないあの国の犬達、大人になり彼氏にプロポーズされて指輪を渡されるまどか。 あの犬達のように自由に首輪を付けずに走る姿に憧れながらも自分は結婚指輪という首輪をし、狭い日本で生きていく。 犬としての本能と人間としての本能の差に違和感を感じながら、それでもそれぞれが生きていくということを生き物として選んでいくことの強さと儚さを感じた。また表紙の絵もとても素敵。

    3
    投稿日: 2024.09.27
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    Kindleで読んだ。 幼い頃海外で暮らしていたまどかは、番犬用の仔犬としてローデシアン・リッジバックの「虎」と出会った。唯一無二の相棒だったが、一家は帰国にあたり、犬を連れて行かない決断をして――。 表紙が素敵! “強烈なほど、光と陰がくっきりしている国だった。” 南アフリカとかその辺りの国かな? 動物に思い入れがないため、あまり響かなかった。 子供の頃に一緒にいた犬を大人になっても思い出すなんてすごいな。私にはない感情。

    1
    投稿日: 2024.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ただならぬ息遣い 脈の速さ 剥き出しの恐ろしさを肌で感じる圧巻の描写 そしてそこにある強い意志と惑いの葛藤 抱えきれないのに、手放さない負い目 ザックリと自分でつけた心の傷は、払拭することは難しい

    3
    投稿日: 2024.09.25
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    著者の作品は「しろがねの葉」が非常に好きで、それに競るくらいこの作品も良かった。まどかは幼い頃アフリカ?または東南アジア?と思われる発展途上国に住んでいた。そこで飼われていた番犬の虎。虎とまどかは二人(匹)で一人だったのだろう。最後の博人からの指輪を首輪をつけられた私の犬に例えたところ。自由に走り回る虎とランニングに夢中なまどか。心の中には獰猛な獣がいたけれど牙を剥けなかったまどか。なんとなく気持ちが分かった。

    1
    投稿日: 2024.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さらさらと読みやすい文章。なのにどことなく不穏。美しい言葉でなにか掴みどころのない“怖いこと“が描かれているような感じ。 淡々と読めるのに、胸が締め付けられる。 なんて不安定な世界で生きているんだろう。犬も子どもも。大人の都合で、日常があっけなく奪われる。 14 にこにこしているけれど、物売りには目もくれない。 18 それもなんだか怖かった。じゃあ、犬の気持ちはどこにあるの。 31 彼らの間は絆のようにも呪いのようにも見える一本のリードで繋がれていた。 37 あるけれど、弱い。本能の声は僕らにはほとんど聞こえない。だから、僕たちは勉強しなきゃいけない 39 守り、守られて。犬は魂の伴侶だと、昔、友人が言っていたよ 44 私より速い心臓の鼓動が耳元を走っていく。待って、と思う。 45 こめかみの辺りから、ゆっくりと血の気がひいていく。 50 私はただ自分の犬たちのことを知っていた。言葉でも、理屈でもない場所で。 64 でも、こんな風に狼狽するということは、自分の身体のことをパートナーと共有しなくては信頼関係が失われると私は思っているのか。 65 私の孤独が深くなるだけだ。だから、絶対に言わない。人に対してそれくらいの執着はある。 78 犬が人に向ける愛情は、他の生き物では代えがたい。その切なさが息を苦しくさせる。 88 「そのほうが幸せだから」 「幸せってなに?」 120 大人になった今でも、虎以上に信じられた存在はいない。

    2
    投稿日: 2024.09.20
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    千早茜先生、初読み。 子供の頃、外国暮らしの中、門番代わりに飼っていた犬との回想ストーリー。 治安の悪い国での暮らしには、門番が必須だった。大事に可愛がっていた犬を、日本帰国で、連れて帰る事ができなかった過去を大人になっても忘れられない程の悲しみを引づる苦悩に縛られる主人公。 そして、結婚を考えるパートナーとの葛藤。 短いストーリーでしたが、ぎっしりと内容が詰まっていて読みやすかったです。 最後に何を伝えたかったのか微妙に理解しづらかった。

    13
    投稿日: 2024.09.19
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    幼少期に父親の仕事の都合で遠く異国の地に家族で在住していた主人公まどか。32歳になった今、日本で結婚を見据えた博人と暮らす中で当時現地で飼っていたガードドックの虎について思いをはせる、そんな物語りでした。 野生生物と人間の間にある決定的な違いと、一方でその両者の間に出来上がる信頼関係が、時に残酷でありながらも丁寧に語られていて好印象でした。 星4つです。

    1
    投稿日: 2024.09.16
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    子供の頃、番犬として飼われた犬との出会い。 その揺るぎない絆が落ち着いた文章で語られていて、ページ数は少ないけれど心にどっしり響いた。 ペットとして飼われる犬とは違って、治安の悪い国でガードドッグとして飼われているので、獰猛で野生的な姿が想像でしかないけど、すごい迫力だった。 まどかはこの先の人生、また犬と暮らす日がくるかなあ?

    12
    投稿日: 2024.09.15
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     大好きな千早茜さんの作品なんですが、手にしたときなんとも薄い感じで…ありゃ??と思いました(^-^;  ストーリーは、海外で暮らすことになった幼い日のまどか…治安の悪いその国では、塀で家を囲まれ敷地内でガードドッグという番犬を飼うことが最低限必要な事だった。まどかが命名した「虎」は、いつもまどかを守ってくれていたし、「虎」もまどかを信頼していくのだが…。  「虎」の持つ忠誠心というか、まどかを思う気持ちも、抑えきれない野生の防衛本能も…まどかは「虎」が大好きだったけど、どうにもならないこともある…。それは、大人になっても消えない思い…なんか、じーんとさせられました。責任かぁ…重いなぁ…。でも命あるものですから、重いくらい考えるのが当然なのかもしれないと、漠然と感じました。

    66
    投稿日: 2024.09.12
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    子どもの頃に飼っていた犬の虎と別れて日本に帰ってきた女性まどかが主人公。恋人もいるが、何かと虎のことを思い出しているし、恋人との子どもを作ることにもかなり消極的で状況がよく掴めない。 ローデシアン・リッジバック?初めて聞いた犬種で調べてみたら確かに強そう。ちゃんと躾けることが出来れば誰よりも頼もしい相棒となりそうだが、一歩間違えば人を攻撃して大怪我を負わせてしまう危険性もある。まどかは虎を止められず友達を怖がらせてしまった過去の経験から、誰かを守ることに自信を無くしてしまったのだろうか。 いつまでも虎のことを忘れられず、今の自分の状況を楽しめていなさそうなまどかの気持ちがよく分からなかった。 ただただ無邪気な虎の様子は可愛らしい(見た目は怖いかもしれないが)。 まどかがずっと虎と一緒に居られなかったことは正直残念だった。生涯のパートナーとも言える虎を置いてきてしまったのだから。日本では虎を飼育できる条件が整っていない等と言うのは人間の都合の良い言い訳でしかない。とは言え、虎は日本に来ない方がきっとのびのびと生活できて幸せだろうし、これで良かったのかも。

    4
    投稿日: 2024.09.09
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    幼い頃、海外で暮らしていた主人公のまどかは、番犬として飼われた「虎」と出会い、生活を共にしていたが、帰国することとなり、犬を連れて行かない決断するが…。 まどかが「虎」を置いて日本に戻ることを決意したことで、『命』に対する責任を感じ、それが大人になってからも重荷となってしまっていることに切なくなりました。 短い物語でしたが、海外生活での空気感が伝わってきて、静けさの中に生々しさを感じる作品でした。

    15
    投稿日: 2024.09.08
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    ●なぜ気になったか 直木賞受賞作『しろがねの葉』は、読み始めにあまり好きではない雰囲気を感じたがそれは間違いで、数ページで引き込まれ、どうなるどうなると気持ちが高まり、一気に読了で楽しめた。本作も同様の楽しみを与えてもらえると期待! ●読了感想 うーん、今回の作品は今まで読んだ中では一番おもしろくなかった。読みやすさやイメージのつくりやすさはいつもどおりだけれど、深みが感じられない情景描写や展開が不満足な感想につながった。次回作は同じような作品でないことを願うばかり #雷と走る #千早茜 24/8/22出版 https://amzn.to/4dwhFJn

    6
    投稿日: 2024.09.01
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    父親の海外赴任に伴い、家族でアフリカに移住したまどか。ガードドッグとしてアフリカ原産の犬種ローデシアン・リッジバックと共に過ごした幼少時代と、その記憶を生きるよすがとする彼女の現在の姿が描かれる。 彼女が救い、成長を見守った“虎”との間に紡がれた信頼の糸はしかし、飼い主の勝手な都合で断ち切られてしまう。生き物を“飼う”、その生死に責任を負うことと、恋人の求める関係に折り合いはつけられそうにない。 息遣いさえ聞こえそうな犬の描写に圧倒された。

    7
    投稿日: 2024.09.01
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    Amazonの紹介より 幼い自分を守ってくれたガードドッグの「虎」。虎は、私が所有した唯一の愛だった。直木賞作家が満を持して描く、犬と生きる真実。 約140ページという短めの話だったのですが、番犬との交流に切なくなくもあり、胸が苦しい気持ちにもなりました。 ただ、あっという間に話が終わるので、ちょっと物足りなさもありました。 ストーリーとしては、昔、とある外国(南米?)で番犬としてお世話になった犬が夢に現れたところから始まります。その犬とは、日本に戻ってくる際、置いていったこともあり、モヤモヤな状態になっています。犬との思い出を振り返る形で、過去を語っていきます。 本来、番犬としては素質のない犬「虎」。しかし、主人公にとっては、愛くるしい存在であり、大切な家族でもあります。その描写が、可愛く表現されるのではなく、野生味ある剥き出しの愛情表現になっていたのが印象的でした。 その国では、自宅の周りは柵で覆われていて、車のみでの外出OKということもあり、かなり犯罪があるように感じます。そこを守る番犬。 愛くるしい一方で、緊張感のある場面になると、本性が剥き出しになっていきます。 そんな一面を見たときの主人公の心の葛藤には、まぁ苦しかったです。 今迄見たことの「顔」、そして犬から見た飼い主の存在はどんなだったのか?人間をただの動物として見ていたのか、それとも・・気になるところです。 終始、主人公の犬に対する愛情が垣間見れるのですが、その変化は、読みどころがありました。 本性を知った後の「虎」に対する葛藤、そして現在に至るまでの後悔が、よく表現されていました。

    9
    投稿日: 2024.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『幸せかと尋ねても人間以外の生き物は答えない。だから、日々最善を尽くす。幸せにできているだろうかと常に自分に問うしかない。それができないと永遠に悔いが残るんだ』 虎を置いて行ったのは賢明な判断だったと感じた。 家族と離れるのは寂しいかもしれないけれど、一度も鎖に繋がれたことのないのに、日本に帰ることで鎖が必要な生活を強いられることは犬にとって酷なことだと思う。 犬の幸せを願うなら私たちの感情ではなくて、犬の気持ちや環境を最優先に考えることが大切だと感じた。

    1
    投稿日: 2024.08.26
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    子ども頃から自分自身も犬と一緒だったので気持ちがよくわかる そしてまた大切な絆となる愛犬と生活したいなぁと思える作品だった

    3
    投稿日: 2024.08.25
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    感想 何も考えない。ただ目の前のそれがほしい。手に入りそしてすり抜けていく。そのやるせなさ。虚しさ。なぜ手放したのだろう。引きずっていく。

    1
    投稿日: 2024.08.23
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    愛しくて苦しいとか、所有したいとか誰かに共有するために綺麗に整えられた「愛」ではなく、そのまま剥き出しの「愛」がここにありました。 「私の犬」、私だけの犬という渇望、一生の内の短い時間でこの濃縮された感情を知ってしまった「私」の今の満たされなさが伝わってきました。

    7
    投稿日: 2024.08.11
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    生まれたときから ほとんどの人生、イヌがそばにいたので 虎のバカなくせに要領いい感じ わかる 懐かしさともうイヌたちが そばにいないことを思い出して 切なくなった この犬種は知らなかったので ググってみたら めちゃくちゃカッコよかった 大型犬と暮らせる財力と体力がほしい 星は3つ

    3
    投稿日: 2024.07.31