
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白いファンタジーと聞いて読んでみた。 確かに軍事物で所謂なんちゃってファンタジーより きちんとしている感じはあるが 設定はもりもりに見えて種族の描写などが 表層に過ぎず薄く感じる。 漫画化にあたって端折っているということなのか。 エルフが尖った耳、オークが豚というテンプレートな描き方なのに 他の種族の描き方は急にオリジナルだったりで引っかかる。 なろう系?小説の漫画化なのだろうか。 サブタイトルの付け方があまり好きではない。 この類のものに多いが、普通の日本語なのに欄外に ※でわざわざ言葉の意味を付すのはなんなのだろう。 低年齢層向けなのだろうか。 その割に「打ちのめさせられる」という言葉遣いも気になる。
0投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログエルフの国での民族浄化政策で国を追われた闇エルフ達がオークの国の王に拾われて居留地を与えられ一軍として編成されエルフの国へ戦争を仕掛ける話の序章。 この巻では最後に侵攻作戦を前提とした大規模演習開始直前まで描かれる。 オークの国オルクセンの現王の治世による近代的な国家に育成とかオークの習性にはならないとかちょっと謎のある王になっているのも面白いですね
0投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログオークと言う種族について、認識を改められる作品でした。作品の時代背景も作り込まれており、ページをめくるのが楽しい作品です。
0投稿日: 2024.12.10
powered by ブクログ同胞のはずの白エルフによって、故郷を追われたダークエルフ。彼女たちを救助したのはオークを筆頭の多種族国家。暴虐淫獣のオークの奴隷になろうとも、彼らの力の下、未だ逃げ切っていない同胞を助けにいくダークエルフの族長・ディネルース。 同胞を助けた後、彼女たちダークエルフに待っていたのは、奴隷でなく国家の臣民として種族を受け入れるオークの王グスタフの言葉だった。 ファンタジー世界では定番、ド定番の敵役ダークエルフとオーク。闇に潜み禁呪を扱うというような、暗殺者的なダークエルフ。暴虐淫獣のオーク。このイメージは、読み進めるうちに、勝手になくなってゆきますね。 ダークエルフというか、白エルフに対してのイメージが違うのか「オルクセン王国史」。ダークエルフという異端であるから排除するという、メガテンのLAW思想に通じる嫌悪がありますここの白エルフ。 オークが理知的なのが、とにかく衝撃。しかも、種族全体でそうであるから余計に驚く。突然変異オークのグスタフではないのがね。 銃と魔法が存在する時代世界設定。登場人物をファンタジー世界の住人にしたことで、魔法の存在を当然と思わせることに成功したミリタリー漫画だ、これ。 魔王と呼ばれるオークの王・グスタフと、彼に命を救われ忠誠を誓うダークエルフ・ディネルースの物語が、どこへ行き着くのか。 蒸気機関によって鉄道が機能しているので『軍靴のバルツァー』と近しい時代と考えればいいのかな。魔法が存在している『軍靴のバルツァー』世界?『幼女戦記』は行き過ぎと思います。 いやいや、鉄道があるということはさぁ、ミリタリーということはさぁ、みんな大好きなロマン兵器!列車砲!が登場したりすると思うんだよね。 いいよね、列車砲。もう、大好きです。ぜひ、登場してもらいたい。ザレムにぶち込め!それは違う漫画だ。 これは、漫画だけでなく原作の方も読んだ方がいいよね。というか、辛抱できない。 ただ、グスタフの名君っぷりが心の奥底に一抹の不信感を落としていることは事実。スレた読み手のいけない部分だとは思うのですが、彼を信じすぎた結果の裏切りに耐えられないので、予防線を張っているにすぎないのですが。 オークはどこまでいってもオークという差別意識があるのか。 だって、オークだものなぁ。『BASTARD』のあのイメージはやはり強い。読んでる最中は「オルクセン」のオークなんだけど、ページを閉じるといつものオークが顔を出す。 何はともあれ、どんな物語になるのかが非常に楽しみ。原作買おっと。
0投稿日: 2024.08.25素晴らしい
同族のエルフから迫害・民族浄化・大虐殺を受け、オークの国に逃げ延びてきたダークエルフ。フィクションにおけるオークは大食漢で獰猛、女性をプイレするというのがお約束であり、当然主人公もそうなる覚悟を持っていた。しかし実際のオークは超優しくて超温厚、極めて文化的な生活をしており…というあらすじ。 兎にも角にも設定が良い。オークは大抵のフィクションで汚く貪欲で女性をプイレする野獣のように描かれているが、本作ではその真逆。極めて高い文化レベルを誇る軍事国家となっているのがユニークで面白い。 オーク・エルフ・ドワーフ・人間等の他、非人型ながら人語を発する様々な種族が暮らすファンタジー世界でありながら、銃や蒸気機関車が存在する近代文明な世界観なのも非常に個性的。 この近代文明なファンタジー世界で軍事物をやるという発想が素晴らしい。構成・展開・画力等にも優れており、世界観や発想だけでなく漫画としての完成度も高い。 また、世界観は近世ドイツを参考にしており、文化・建築様式・言語等からそれが伺える。ドイツの文化・文明をしっかり描いた作品は稀少ためなかなか新鮮。作中でアスパラガスという単語が出てくるあたり、作者はかなりよく勉強している(アスパラはドイツ発祥)。 何気なく買ってみたが、まさかここまで独創的な作品だとは思わなかった。近年星の数ほど存在する粗製乱造のファンタジー作品とは比較対象にもならないクオリティなので、試し読みして気になったなら是非。
2投稿日: 2024.06.19
powered by ブクログ一話の掴みが凄かった。その後はオルクセン王国の紹介がメインになり、TLでよく流れてきていた兵站の話はこれから?取捨選択して省略してる部分もありそうやけど、小説1巻あたりにコミックス数冊費やすペースかな? この巻を読んで一番気になったのはやはり、副題にもなっている「野蛮なオークの国重は如何にして」先進文明社会に変わったのか。そこは描かれていない。国王グスタフ自身が特殊で先進性があるのはわかるが、一個体がたった120年で種族の性質から別物にしてしまうのはいったい何があったのか。副題にするくらいなのできちんと答えは用意されていると思うけど、ほんと気になる…… オーク(豚顔のモンスター)の市で豚の頭が売られていて、えええ……てなったけど、これもちゃんと後から理由が明らかになった。
0投稿日: 2024.06.11
