
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと気になっていた本。 買ったはいたもののずっと読めてなかった。 この本を読んでいる時は優しい気持ちになる気がします。内容も文体も量も重すぎずどちらかと言うと軽めで、読みやすい。むしろ、物足りないって人の気持ちもわかる気がします。でも、なぜか泣きたくなる感じ。読み終わったら一回本抱きしめたくなる感じ。 そして、はたまた出てくる本が全て実在の小説なのもとても好み。たんぽぽ娘も瀬戸川のミステリー談義もぜひ読んでみたい。積読が増えちゃうな、、、
0投稿日: 2024.11.25
powered by ブクログずっと読むのを楽しみにしてたけど、半分まで来て挫折してしまった スローテンポで、本文でも想像の飛躍がすぎると言っていたようにこじつけを感じて萎えてしまった 逆に小学生とか読書初心者さんだとすごく楽しめるんだと思う
0投稿日: 2024.11.21
powered by ブクログ【2024年208冊目】 認知症を患った祖父。彼は大のミステリ好きで聡明な人だった。幻視を見ることもあれば、意識がはっきりと戻る時もある。そんな時、孫の楓は祖父に謎を問いかける。紫煙をくゆらせる安楽椅子探偵は果たして事件を解決することができるのか。 このミスシリーズは結構博打だなと思ったりします。好きな方には申し訳ないのですが、ちょっと期待しすぎたな〜という感じでした。連作短編集なので、テンポよくは読めるのですが、大体の真相は「えっ、そんな感じなの?」みたいなちょっと不服さを覚えるもので。面白さよりも「えー」という感じでした、伏線は貼られているし、しっかり説明もするのですが、なんかこう、腹落ちしない感じで。ちなみに一番腹落ちしなかったのは御百度参りでした。いや、見舞いは行くでしょうよ…。 非通知もブラシも「いやいやいや」と思ったり。 著者は無類のミステリー好きであり、放送作家であり、実際にお父様が認知症を患ってらしたという、実体験や経験を元に物語を紡がれたようです。私としてはもう少し、ひとつひとつの事柄を掘って欲しい感じでした。短距離走ミステリーです。 ―― と、ここまで書いてから違う本に取り掛かるも、「なぜ本作にハマれなかったのか」が気になってしまい、いろいろと考えていました。その理由としては、考えついたのは虚構感がすごかったこと、かもしれません。もちろん小説は虚構の物語なのですが、どこかでリアルを感じたいと思ってしまいます。登場人物の感情を、物語の風景を、匂いを。ただ、本作においては全てがツクリモノの匂いしかしなかった、のかもしれません。それでいいじゃないか!何言ってんだ!と思う方も多いと思いますが、多分これが理由です。
1投稿日: 2024.11.20
powered by ブクログレビー小体型認知症(以下DLB)は珍しい。 介護職員になって早15年、多分500人位の高齢者と関わって来たが、DLBの罹患者は二人だけだった。 医療関係は詳しくないが、このDLB、確定診断は難しいのだと思う。脳にレビー小体という異物ができる病気だが、頭を開くわけにもいかないし、DLBで特異的に上下する数値も多分ない。 ①認知機能の低下、②パーキンソン症状、そして③幻覚などから総合的に判断するようだ。 作中にもある通り、DLBの症状は体調によって重くなったり軽くなったりする。またDLBの罹患が必ずしも知性の減退を意味しないし、幻覚に自覚的な患者もいるようだ。 探偵役は主人公楓の祖父。DLBにかかっている。そしてDLBの特徴が深く物語に関わっている。謎解きの手並みが鮮やかなこと、作中の大きな謎、またそこはかとなくタイトルに漂う寂しさにも。
30投稿日: 2024.11.20
powered by ブクログ基本的に主人公の周りで起こる不可思議な日常ミステリーで、ほのぼのするような心温まる話だった。読みやすいし、結構好き
1投稿日: 2024.11.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
(完全なネタバレを含むので注意) 認知症の祖父が安楽椅子探偵として活躍する、斬新な設定のミステリー。 ミステリーの名作に対する筆者のリスペクトが感じられる要素が多分にあり、ミステリ好きであればあるほど楽しめると思う。 祖父と孫のあたたかくも切ない日常が描かれていることに加え、(本当に個人的な話だが)ミステリーを読むのが久々だったため、「普通の人の周りでこんなにたくさん人死ぬっけ?(愚問)」と思ってしまった。 認知症の高齢者という身近な存在が主登場人物であるからこそ、「殺人」という非現実的な要素とのギャップに戸惑ったのかもしれない。 語り手である美咲のちょっと芝居くさい心情描写は気になったが、祖父が事件を解決する時の決め台詞などはこれぞ!名探偵が登場する小説!と納得できた。 しかし唯一解せなかったのは第三章「プールでの’人間消失’」である。祖父はこの計画を企てた理由を「面白い物語にするため」と語っているが、担任が消えるという経験は小学生たちにとってトラウマになりかねないショッキングな出来事であり、生徒思いのかつての校長先生がそこに思い至らないとは考えにくい。子どもを愛し、慕われる校長だったという描写が多いだけに、ここがうまく飲み込めなかった。 ただ、リドル・ストーリーがテーマの終章の結末には唸らされた。このミステリがすごい!って言いたくなるわ確かに。 「結末を読者の想像に委ねるという特殊なスタイルだけに、着地がうまく決まらないと尻切れとんぼのような印象を与えてしまう、書き手にとっては難しいジャンルとされている。」(p.311)って自分で書いておきながら、それに挑んだ作者はあっぱれ。 飛び込みで例えるなら、技はまあ及第点だけど、着水がとても美しかったので優勝、という感じ。続編も読んでみようかな
1投稿日: 2024.11.18
powered by ブクログ優しい連作ミステリ。 小学生にも安心して薦められる作品。 煙の中に過去を見るファンタジーっぽさが素敵。
1投稿日: 2024.11.16
powered by ブクログ「名探偵のままでいて」というタイトルなので、本格的なミステリーを期待して読んだが、事件簿という感じだった。 ただ、認知症を患っている祖父と孫の関係性は心温まるし、設定が斬新で楽しく読めた。
1投稿日: 2024.11.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初は登場人物の語り口調が全て物語臭すぎてうーんと思い、主人公もなんとなく好きになれず…。 でも読み進めるうちにどんどん引き込まれてしまった。 作中でも語られるミステリならではの終わり方、結末でスカーッと解決するものと謎物語もの両方味わえる最後もとても素敵だった。 私は四季くんに一票!笑
1投稿日: 2024.11.04
powered by ブクログとても素晴らしい知識や推理力を持つ祖父とミステリ好きな孫の楓が語る「物語」が素晴らしい。ゴロワーズの紫煙と共に謎がほどけていく様が気持ちが良く楓の同僚の岩田とその後輩の四季のキャラもいいのでやり取り全てが楽しい。会話にミステリ小説の話が出てくることにわくわくし、四季との古典ミステリ談義には納得の部分もたくさんあって笑えてしまう。知性的で優しくて、だけどたくさんの悲しみも抱えたおじいちゃんの大ファンになり楓と同じように、どうかこのまま名探偵でいてほしいと願いながら読んだ。ただ、50代は夭折ではないのが残念。
7投稿日: 2024.10.29
powered by ブクログレビー小体型認知症を患っているひとが、生き生きと物語を語る姿がめに浮かんで、読んでいてわくわくしたし、推理する祖父の語り口調がなんだかほっこりする。 ふとしたときに、あ、やっぱり認知症なんだなと切なく感じるのもわかる。 ほんわかミステリー小説にほっこりさせられました。
1投稿日: 2024.10.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おじいちゃんっこだったから色んな意味でささった話だった。短編ではありつつも、最後に行き先がわかるような話で良かったな。いろんな要素が入っていて、ミステリ的にも楽しく読めた。あと、海外の有名なミステリを例えで持ってくるのはよくあるけど、日本のドラマから例えをもっとくるのはあんり見ない気がして嬉しかった。古畑任三郎はいいよねえ。笑 おじいちゃんの安楽椅子探偵ぶりも優しくて温かくて楽しいし、3人の恋の行方も気になる。
1投稿日: 2024.10.27
powered by ブクログおじいちゃんの推理がとても面白かった! 最後の以外な展開にびっくりしました!! 最後の最後にそんなどんでん返しがあるなんて!!と思いました! また読みたいです!
1投稿日: 2024.10.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
雰囲気が大好きな本だった。 でてくる人物の優しさに心が温まる。 楓はどっちを好きになったのかな。 これは、結末を明かさない ”リドル・ストーリー” なんだなと思った。 楓が人を好きになることができて本当に良かった。 みんな幸せになってほしいな。
1投稿日: 2024.10.23
powered by ブクログ挫折本かと思った…… 全然読み進めているって感覚がなかったし、ただの小学生教諭が事件に巻き込まれたり、話を聞いて、その都度祖父に会いに行って話して……ってことを繰り返しているだけ。今日は意識がはっきりしているとか、主人公がほとんど勘で動いている。展開が同じようなパターンで飽きてきてしまった。祖父のところに行かないと、事件の進展がないのだから。
1投稿日: 2024.10.20
powered by ブクログ謎も話の展開もキャラも特にはまらず。謎の三角関係、特に明かされない犯人の過去、これは続編に持ち越し?患ってる病気については興味深かったので何かもう少し、いやだいぶ全体的に足りない。 あとちょくちょく挟まる普段使わないような単語は、古典由来の古い翻訳から持ってきているのか、読むにの若干ノイズだった。 表紙の素敵な金木犀でジャケ買いしたが、表紙が一番良かった。
0投稿日: 2024.10.15
powered by ブクログ見ているだけで金木犀の香りがしてきそうな本。登場人物たちのキャラクター含めて楽しく読める1冊。事件は軽めのもの~重いものまで様々で、色んなトリック推理を楽しめた。続編も気になります。
1投稿日: 2024.10.10
powered by ブクログ楓と祖父の謎を解いていく過程の掛け合いがおもしろい。 楓の両親の悲しい過去は切なかったけれど、職場の同僚とその友人との関係がこのあとどうなっていくのかとても気になるので続編を見てみたい。
1投稿日: 2024.10.04
powered by ブクログ教師の楓が持ち込む謎を認知症を患う祖父が解く。 安楽椅子探偵もののミステリ短編集。 古書に残された訃報記事の謎、授業中に突然失踪した女教師の謎、いないはずの人の声が聞こえる謎、確かにいた女性を誰もが見た事がないと言う謎、そして楓自身が巻き込まれるストーカーとは一体誰なのか。 それぞれの謎を、普段は認知症で幻視があり体の自由もきかない祖父が持ち前の明晰さで解いていく。 楓や祖父のキャラクターがとても魅力的で、ミステリ談義もありとても面白かった。 続編があるようなので読んでみたい。
4投稿日: 2024.09.26
powered by ブクログ面白かった!最終章はもちろんの事、楓からの挑戦や、碑文谷さんの茶めっけたっぷりの事件。構成もよく、徐々にハマっていって最後は夢中で読んでいた。続編も早く読もうと。
39投稿日: 2024.09.22
powered by ブクログ作者のミステリー愛が伝わる作品だった。上手く言えないけど、温かくて、お洒落な日常ミステリーって感じ。馬鹿な私には理解出来ない難しい言い回しとかがあったけど面白かった!すごく満足できる作品!!
1投稿日: 2024.09.08
powered by ブクログ読み進めるうちにハマっていた… 最初は日常的なミステリで正直、刺激や高揚感に欠けるかな…なんて思うのも束の間。 祖父の推理力と認知症を掛け合わせたすっごく理解しやすいし面白いミステリだった。 岩田先生と四季くんもいいキャラクターだぁ… 読めば読むほど深く、広く繋がっていく物語で中盤からはハラハラドキドキ! 登場人物達の価値観や考え方もいい意味で個性があってすごくいい本でした!!
1投稿日: 2024.09.06
powered by ブクログ思っていたのとは少し違ったが、新しいタイプの安楽椅子探偵さんはとても魅力的だった。 レビー小体型認知症を患う祖父は、昔は小学校の「窓拭き先生」として親しまれた校長だった。今でも博識は変わらないが、時に幻視の症状が現れる。だが、孫の楓が持ち込む不思議な出来事を、話を聞くだけで推理し、そこに潜むからくりを明らかにしてしまう。その時決まってその謎にまつわる幻視が現れるのである。 アルツハイマー型認知症ではこうはいかないだろうが、できるだけ進行が遅く、一日でも長く楓に名推理を語ってくれることを祈らずにはいられない。
1投稿日: 2024.09.03
powered by ブクログすっきりはするけどなあ、、 初級すぎると感じるのはミステリに対する知識が浅いからなのか。 設定のこじつけ感、かゆい言い回し。これがあえてだとしたらミステリのおもしろさは理解できない。
0投稿日: 2024.09.01
powered by ブクログかなり読みやすいミステリー。 トリックや推理が若干こじつけ感あるときもあるけど、総じて読みやすい! 認知症のおじいちゃんが、謎解きになると知性を取り戻すというギャップが面白い! 最近は特に涙脆いから、おじいちゃんと楓ちゃんの関係性に泣いちゃう…
1投稿日: 2024.08.29
powered by ブクログ一時期めちゃくちゃ話題になっていて、続編も出たこともあり読みたかった本作やっと読めました。孫娘の持ち込むさまざまな謎を「認知症の祖父」が鮮やかに解き明かすという安楽椅子探偵もの。 特段複雑なトリックがあるというわけではないのですが、ストーリーが儚くて切ないものが多く、おじいちゃんが大好きになります。今は認知症のおじいちゃんでも全盛期はコナンくんばりに謎を解き明かしていたんだろうなぁとしみじみ感じます。
2投稿日: 2024.08.26
powered by ブクログナイナイのannのヘビリスです。まさかいつも楽しい作家の小西さんが、ミステリを書いて、大賞とるなんて、、、お会いしたことなどもちろんないのですが、なんだか身内が表彰されたような感覚です。(勝手にすいません。笑)往年のミステリの小ネタが随所に散りばめられており、元ネタを読みたい欲がふつふつとわいてきました。
1投稿日: 2024.08.21
powered by ブクログいやーーーーな感情が残らないあったかいミステリー!よかった!!!とっても!!!! どろどろ物も好きだけど、個人的にはオチが誰も死んでなかったり、最後に救われる内容が多いのはすごく好きです。 微笑ましい話もある中、ラストオチへの持っていき方、伏線がおもしろかった! 認知症の描写がすごくリアル、でもその中でもおじいちゃんが培ってきた知性と人望もわかる描写、言葉選びが多くてよかった 四季くんめちゃくちゃ好きなキャラ
2投稿日: 2024.08.21
powered by ブクログジャケ買いとYou Tubeで紹介されてて。 楓のおじいちゃんが『レビー小体認知症』を患ってて、 通常私達が知っている『認知症』とは違い幻視が見えてしまう。 そのおじいちゃんが推理力を働かせ、事件を解決するのだから目からウロコ。 また個性あふれるキャラクターが埋もれることもないストーリー展開。 最終章はどういう展開になるのか、おじいちゃんの行方が気になって 一気に読みました。 ただ…どこでそういったトリックがあって犯行に及んだのかが、 若干ぶっ飛んでいるような気が。 「どこでどうなったんだっけか」と戻って読むこともありまして…。 こういった推理・探偵モノには慣れていないからか?と思いつつ 次回作を手にしたいと思いました。
7投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログ面白かった。まずキャラクターがいい。キャラ立ちもしっかりしていて不快になるようなキャラクターもいない。登場人物らみんな美男美女だけどおじいさんは別格でイケメン。イケおじが好きならぜひ見てほしい。物語は本格ミステリーではなく日常で起こる事件を解決していくもの、主人公と周りの人物との関係が主に書かれている。それが面白くて、最後の〆ではどちらの男性を好きになったのか続きが気になる終わり方だった。認知症の祖父に対する主人公の様々な思い、祖父の過去についての話には泣いてしまう。 帯にも書かれていた通り古典ミステリーの知識や海外ミステリーのお話がよく登場する。四季くんというキャラクターがいるのだが、彼と主人公のミステリー談義は勉強になるし、面白い。
2投稿日: 2024.08.13
powered by ブクログ最初はあまりハラハラしないミステリーに感じて読むのに苦労したが、読み進めていくうちにだんだんのめり込んでいって、最後のお話ですべてが繋がっていて面白かった。
1投稿日: 2024.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は、七十一歳となった現在、幻視や記憶障害といった症状の現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。 しかし、小学校教師である孫娘の楓が、身の回りで生じた謎について話して聞かせると、祖父の知性は生き生きと働きを取り戻すのだった! そんな中、やがて楓の人生に関わる重大な事件が……。 設定が面白い。レビー小体型認知症を患う祖父が、安楽椅子探偵となってミステリーを解き明かすお話。 全体としては繋がっているけれど、1つ1つは短編なので読みやすい。最初四季くんが嫌味なかんじで苦手だったけど、最後はいいキャラで良かった。 おじいちゃん、かっこよすぎ。
1投稿日: 2024.08.11
powered by ブクログ優しいミステリー。ほのぼのとした事件が多めであった。ミステリーとしての重厚感には欠けるが、謎解き以外の人間描写が穏やかで落ち着く作品であった。最後の終わり方も良い。
1投稿日: 2024.08.08
powered by ブクログ最初はなんだか不思議な話であまりページが進まなかった。途中からは登場人物も出揃い、キャラクターが発揮されてきた事で読み進めることが出来た。 推理するということは難しい。
0投稿日: 2024.08.08
powered by ブクログ面白い本だった! レビー小体型認知症という種類の認知症を初めて知った。 最初は日常の謎を祖父が解くというのんびりした感じから一転、主人公の母親の話を聞いてから一気に加速して面白くなった! この3人のキャラが良い味出していて、良い人たちでそれぞれ好き。
4投稿日: 2024.08.07
powered by ブクログ綺麗で爽やかなミステリー。 登場人物が皆いい人で、各章もハッピーエンドで締めくくられる。 もう少し闇のある話の方が好みだが、それを抜きにしても読みやすく、読後感がスッキリして伏線回収もキレイ。久しぶりに星5。
8投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログ祖父はやはり名探偵だった。とても面白くて、すんなりストーリーが入ってきた。主人公の楓、四季、岩ちゃんの関係も良い関係で、読んでいてドキドキした。
38投稿日: 2024.08.04
powered by ブクログレビー小体型認知症を患いながらも事件を解決していくおじいちゃんが凄すぎます。 病気の症状である幻視で事件の真相を見抜くという発想はあり得ないけど面白かったと思います。 岩田と四季との三角関係も気になるところです。
43投稿日: 2024.08.02
powered by ブクログ今年の22冊目。個人的には、良さが全くわからなかった…。このミス大賞受賞作だし、一定の評価はされているのだと思うのだが、個人的には受け付けられない作品だった、、、。 小学校に勤める女性教師がヒロイン。レビー小体認知症の祖父を持つのだが、その祖父は調子の良い時には名推理を発揮してくれて、ヒロイン周りで起こる不思議な出来事や事件の謎を解いてくれるというストーリー。建て付けとしては短編集なのだが、、、。それぞれの事件の謎解きというか、トリックが、トンデモ展開すぎる。自分はどちらかというと割とトンデモ展開に寛容な方だとは思うのだけど、それでも「いやー、こんなこと絶対ありえんだろ…」みたいなことが許容範囲を超えていて、あまりにもこじつけすぎるというか、憶測すぎるというか、とにかく謎解きに無理がありすぎて、ミステリどころか小説としての体をなしていないように感じられた…。。。1つ良いことをあげるとすると、終盤に起こるとある事件展開の畳みかけ方は緊迫感あって良かったかなとも思うが、それも、なんというか、ウーン、、、パワープレイが過ぎる。「絶対ありえないけど、こういうことあるといいな」みたいな感動要素の補完なら目をつぶれるのだが、ちょっとこれは看過できない違和感が強すぎて、全然無理だった…。。。でも文章のタッチはライトで読みやすいし表装もオシャレだし、このミス受賞してるくらいだから好きな人もいるのかも。
0投稿日: 2024.07.30
powered by ブクログミステリとはそういうものなのか、ゴールありきでみんなが一所懸命にパスを繋いでいるように思えてしまう 最後の話は好きだったな
0投稿日: 2024.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最近 痛勤時に聞いているのは (あて字であって誤字ではありませんw) (Spotify)ナインティナインのオールナイトニッポンです。 遡れる限り過去に遡って聞き始め 最近やっと追いつきそうなところ。←関係あるのよ、ここ その番組の中で弄られまくっている 放送作家のデビュー作品が本作 そしてその作家デビュー作品がいきなり 「このミステリーがすごい!」大賞受賞 文庫化を待ってました 1話完結で、決め台詞もあったりするところは 上質な謎解きミステリー。 凄惨な事件よりも祖父と孫娘、そして孫娘を 取り囲む周辺の人たちの優しさや関係性が 素敵である。 岩田先生、四季くん、楓 そしておじいちゃんの名探偵っぷりが 気になる、早く読みたいところ(続編あり、文庫化未)
1投稿日: 2024.07.21
powered by ブクログ読み始めからとても面白くて読みやすかったです。 主人公の以外な最後がとてもおもしろかった。 名探偵の推理がとてもオシャレでかっこいい。 次の作品も絶対買う
0投稿日: 2024.07.21
powered by ブクログ章ごとに事件を解決していくので分かりやすくあっさりと読めた。所々で感じる違和感や疑問が後半から回収されるところも読んでいてもやつかない。キャラクターのお決まりの掛け合いもあって面白かったです。
1投稿日: 2024.07.21
powered by ブクログ章ごとに小さな事件を解決しながら、最後には物語全体が絡む大きなミステリーを、楓と楓にとっての名探偵である祖父が解決する話。 お決まり、かもしれないが、最後にはハッピーエンドでこれまでの章の被害者(?)たちが幸せな生活を取り戻しつつある描写も描かれつつ、最後には作品中盤で出てきた「女か虎か?」を彷彿させるような終わり方には感激した。モヤモヤがない、読んで爽快感のある物語。 題名にもなっている、「名探偵」という言葉が楓にとってどのくらい大きな存在であるかも中盤でわかり、ひどくうなづけた。 「楓。煙草を一本くれないか」
1投稿日: 2024.07.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
良かった。 岩田と四季と楓の今後の関係が気になる。 親バカさんキチガイすぎて草生える。 おじいちゃん長生きして欲しい
0投稿日: 2024.07.13
powered by ブクログ配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01429273
0投稿日: 2024.07.09
powered by ブクログレビー小体型認知症の祖父が孫の周りに起こる謎を解決していく物語。認知症を患いながらも気持ちよく解決していくおじいちゃんもほんと素敵だけど、楓さんを取り囲む人たちもとても素敵。 古典ミステリーがあちこちに散らばり、ミステリーの教科書みたいな雰囲気も良かった。 会話も楽しい登場人物たち。楽しく読めた一冊。
1投稿日: 2024.07.08
powered by ブクログ家族の温かさ、友人のありがたさ、を柔らかく伝えてくれた。 私もあの碑文谷の部屋でおじいちゃんの推理を楓先生と聞いてみたいな。
1投稿日: 2024.07.08
powered by ブクログ認知症の祖父が孫娘の身の回りの謎を解く安楽椅子探偵もの。 密室や人間消失など、ミステリーを楽しむ要素が多くある一冊。 主人公がミステリー好きという設定も相まって様々な古典名作ミステリーへのリスペクトも感じられその点も楽しめる。 しかし、全体としてキャラクターが好きになれなかった点、推理が都合のいい解釈のようになってしまっているように感じてしまいそこまでハマれなかった。 (もちろんちゃんと正解があったり筋が通ってはいるのだが) 映像化のほうが相性が良さそう。
0投稿日: 2024.07.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
レビー小体型認知症を患う祖父が孫の楓が持ち込む謎を解き明かしていくストーリー。古今東西、多くの名探偵が誕生したが、進行性の病気を持つ日本の探偵は彼だけではないだろうか。幻視と記憶障害を持ちながら、推理するときは明瞭にまるで見てきたかのように話す姿はまさに安楽椅子探偵の王道でとても良かったです。楓と祖父の会話はとても尊く、今しか出来ないような会話もあって、儚くもほっこりしました。 一つ一つの短編もロジックがしっかりしており面白い上に、一つの長編小説としても伏線とミスリードが余すことなく回収されておりとても気持ちの良いものになっている。続編もあるようなのでそっちも読んでいきたいです。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 楓:東山奈央 祖父:羽佐間道夫 岩田:石川界人 四季:濱野大輝 アイスクリーム屋:武内駿輔 親バカさん:大塚明夫
47投稿日: 2024.06.30
powered by ブクログ第一章の謎はすぐにわかっちゃったけど、その他はどんでん返しがあったり、ハラハラする展開で面白かった。 続きもあるようなので、ぜひ読みたい。
0投稿日: 2024.06.26
powered by ブクログこの話を通じて認知症について少し理解できたのが良かった。 キャラクターは全員個性があって魅力的だった。続編も気になる!
0投稿日: 2024.06.26
powered by ブクログレビー小体型認知症の祖父が、紫煙をくゆらせ、幻視の中の光景と共に真実を解き明かしていく。 カッコいい! 素敵なおじいちゃんだなぁ♡♡ 楓と岩田先生と四季くんのその後の関係も気になるし、続編も読まなくては!
11投稿日: 2024.06.24
powered by ブクログ大変面白かった。 ミステリー要素ももちろんだが、物語の中で、人が人を想う、その心遣い、思いやり、相手の気持ちを慮ること、相手の立場になってみること(なれない自分を極度に恥じること)、そっちの方がすごく暖かくて、めちゃくちゃ心がほっこりする物語だった。
2投稿日: 2024.06.22
powered by ブクログレビー小体型認知症というものをこの作品で初めて知った。 日常のミステリーがポツポツあるとかと思えば、最後繋がっていてスッキリとして面白かった。 続編も読みたいと思った。
2投稿日: 2024.06.21
powered by ブクログ主人公の祖父の言葉が柔らかくて優しくて、胸がじんわりと温まるような小説でした。 物語を紡ぐ探偵の言葉がじんわりと染み込むように頭に入ってきて、とてもいい読書時間を味わえました。
2投稿日: 2024.06.18
powered by ブクログレビー小体型認知症のおじいちゃんが推理する 安楽椅子探偵の作品。 安楽椅子探偵って探偵役と読者が 同じ情報量で自分自身も一緒に推理したいのに このおじいちゃんしから知らない情報が 出てくると「そりゃ分からんわ!」ってなるw そういう意味では『まぼろしの女』は なるほど!となって一番、面白かった! 岩田先生好きだなぁ〜!! 私自身が福祉の仕事をしているので レビー小体型認知症への言及は面白く読めた。 でもこんなドラマチックな幻視はないなぁw
6投稿日: 2024.06.14
powered by ブクログ連作ミステリ ジャンルは安楽椅子探偵もの、主人公が遭遇した謎を認知症の祖父が解決するというもの 全編を通して繋がる仕掛けも用意されており、スッキリ感が得られるのがよい 続編もあるので読まねば
1投稿日: 2024.06.12
powered by ブクログ認知症のアルツハイマー以外の病名にお目にかかったた。発症する症状も馴染みがなく実感は得られなかったものの描写からはなんとなく窺えた。幻視の実感が沸かず、ハッキリと見えている物が幻になるとは自覚する瞬間の気持ちの萎縮は過度なストレスだろうとの想像しか出来ない。 ミステリーに陶酔したマニアックな血筋が主人公の家系の特徴のようである。限られた言語情報から推理する才能は、よほどの引き出しがないと難しい。かなりの深層推理から紐解く物語が詳細に事実と重なる理由も身近な案件だからこそと言える設定は納得させられた。 殺人事件の解明と並行して恋心の揺れ動きも撹拌されていて幾多の材料が混ざった物語だったと思う。
14投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログ認知症のおじいちゃんがたまらなくカッコいい… 症状がでたら切ないのだけど… 父と重ねてしまい優しい懐かしい気持ちで読んだ。 またラストが衝撃的で最後まで楽しく読めた。
1投稿日: 2024.06.05
powered by ブクログ主人公の楓が自分の周りで起きた事件を祖父に相談し真相を追究して行く6編で構成されたミステリー。祖父の推察には強引なところもあるが、章が進むにつれスリリングが内容になる構成で面白かった。また、それぞれの登場人物が魅力的な人達であることと祖父の娘と娘孫への強い後悔と愛が作り出す幻視が妙に切なくなった。
9投稿日: 2024.06.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
レビー小体型認知症を患っている祖父が、孫娘の持ってくる事件の真相を「物語」として紡ぐ一冊。 このミス大賞に選ばれている通り、伏線回収が面白い。 各章で事件を解決していく中、同時に孫娘がストーカー被害に会っていたことが分かり、細々張られていた伏線を最終章のストーカー犯人を見つける場面で回収するところに驚かされる。
1投稿日: 2024.06.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おもしろかった 病を得た祖父に謎という刺激でその変わらぬ知性を確かめるように会話を重ねる 日常ミステリかと思いきや意外と人死にが多い しかもそんな気配なかったのに、いきなりの過去のストーカー殺人の話にちょっとびっくり。 岩ちゃん先生のバックグラウンドとかもいきなりやったし 色々唐突なとこが多いような気もするけど それはそれでおもしろかった 1番の謎は四季君が楓ちゃんにいつ惚れたのか、な気もする。 太字の文章が、どーゆー意味を持つのがよく分からなくて ストーカーの存在が出て来てからはなんか不穏な感じもするしハテナハテナだったんだが、 結局あれは母親からの言葉ってことでいいんだよな?? 不穏な雰囲気にわざとしたかったのかな? そこがよくわかんない。 とりあえず9マイルは長すぎる、を読みたい
1投稿日: 2024.06.04
powered by ブクログ連作短編集。レビー小体型認知症を患うお祖父さんが安楽椅子探偵となり、孫娘の持ち込む謎を「物語」として解いてゆく様子は絵になる。ただ、話によっては、やや強引に納得させられた感が否めない。登場人物たちは魅力的なので、正統派ミステリーを期待して読まなければおもしろい。
1投稿日: 2024.06.04
powered by ブクログレビー小正型認知症を患う祖父の見事な推理! なんだかほっこりする登場人物に好感が持てるし、なんだかあったかい気持ちにもなれた。 続編があるみたいなのでそちらも読んでみたいな。 結局、楓は岩田先生と四季、どちらを選ぶのだろうか。。
13投稿日: 2024.06.01
powered by ブクログミステリーに詳しくないので、最初読めるのかなと不安になりました。 読み進めるとミステリーの知識は必要なく、話の中で丁寧に説明してくれるので気にならず話に夢中になりました。 一章読み終えた後からは、物語を自分でも考えるようになり、こうかな?これは伏線かな?とか考えて読むのでワクワクしながら読んでました。 でも、私の頭では物語は描けず、そういうことか!と最後に答えを知って納得することが多く楽しかったです。 おじいちゃんの家の様子が、介護で変わってしまった部屋の寂しさもあるけど、草木の様子、音、季節ごとに変わる日の光が読みながら想像でき、ほっこりした気持ちにもさせてくれました。
1投稿日: 2024.06.01
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最後の最後にやられた!もう一回読みたくなるこの感じ!くるとわかっていても止まらなくて、細部まで読めてなかったことに後悔。。。ミステリーというより、小ミステリーがおりなす、大ミステリーって感じ笑 ただ、これに正解はないのだと思う。人の数だけ物語があると言ってるし、、、 会った時の胸のドキドキとか目線を合わせられないこととか、きっと好きな人にはこうなるがあの人には出てたと思う。だから私は四季くんだと思うとここに書いておこう。。面白かった〜
1投稿日: 2024.05.31
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登場人物がみんな魅力的で量の割にさくさく読める作品でした。ミステリーを批判的に話す四季が最初は苦手でしたが、作品を読み進めるとどんどん可愛く感じてきたり、明るく太陽のような岩田先生が実は天涯孤独など、最初の印象とは違うキャラクター達の今後がとても気になります!! いろいろな謎が解明されるのはスッキリしましたが、どうやってお爺さんは岩田先生や四季に連絡したんだろうか?という疑問が残る読後となりました。 レビー小体型認知症は初めて知りましたが、最後の解説を読んで胸がギュッとしました。
1投稿日: 2024.05.25
powered by ブクログ全6章からなる連編集でした……最初の軽めの事件(?)から徐々に物語も複雑になって行って事件も大きく重くなっていき引き込まれました。最後のどんでん返しは見事でした!おじいちゃんの優しさ、孫の優しさにホロリとくる場面もあって『このミス』大賞は納得!
3投稿日: 2024.05.24
powered by ブクログミステリーがどうのこうのは置いといて、、、 ☆4寄りの3は4にするべきか否か。 すこしアレなとこがありつつも終章は
0投稿日: 2024.05.23
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推理パートはうーん?となることがしばしばで謎の解き方もモヤモヤすることがありましたが登場人物はそれぞれ魅力的で引き込まれました。最後の推理はおそらく犯人はこの人だろうなと何となく感じながらもドキドキハラハラしながら読めました。楓はどっちを選ぶのか分からないですがどちらを選んでも幸せになれること間違いなしです。読んで良かった!四季くん結婚してくれー( ; ; )
1投稿日: 2024.05.22
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「このミステリーがすごい!」大賞受賞作なのでかなり期待して読んじゃったがために物足りなく感じてしまった(´・ω・` ) 認知症のおじいちゃんが自室のベッドで謎を解いていく。 主人公がミステリー好きという以外に魅力があまり伝わってこなかったが、周囲からはすごくモテていてきょとんとしてしまった(´・ω・` ) あと綺麗だけど無自覚な主人公ってなんでこんなストーカーに遭いやすいの? 後半の岩田先生事件が解決したあとくらいからの方が面白かったかな。 物語の終わり方は好きだった。 前談の『女か、虎か?』が伏線になっていて、その後を想像する楽しみがあった。
1投稿日: 2024.05.20
powered by ブクログずっと前に介護講習で「レビー小体型認知症」をさらっと聞いて認知症は色々あるのだと知りました。 それがまさか色んな事件を解決してしまうなんて凄い発想! 「楓。煙草を一本くれないか」この言葉が出る度に、キタキタ!となります。 主人公の過去が壮絶ですが、最後まで楽しく読めました。
1投稿日: 2024.05.19
powered by ブクログ現実にあるミステリー作品が会話にたくさん出てきて、それらを読んでたらもっと面白いんだろうなって思った。最初の方はミステリーよりはちょっとファンタジー要素入ってて微妙かなって思ったけど、読み進めていくとちょっとずつ伏線があったり章ごとに独立してそうなのが、最後に繋がったりして、最終章は結構面白かった。コナンドイルしかミステリー系読んでなかったけど、もっと色々読みたくなった
2投稿日: 2024.05.14
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話の中にいくつか出てくる詩のようなものが、ストーカーのものかと思っていましたが、母からの贈り物だと分かった時は、なるほど!でした。 同じ文章でも、全く違うものに化けるというのが、新鮮でした。
2投稿日: 2024.05.13
powered by ブクログ綺麗にまとめてはあるものの、フィクション感が強すぎてライトすぎる印象を受けてしまった。 キャラ自体は素敵だけど感情移入がしにくかったのもあまり入り込めなかった要因かもしれない。 作中のミステリー部分自体も個人的には今一つ。ただ、過去のミステリー文学のオマージュやミステリー小説の技術などは盛り込まれていて、その点は楽しめました。
0投稿日: 2024.05.13
powered by ブクログ登場人物たちのキャラ設定がいい。 ミステリー小説が好きな人が書いたミステリー。 聡明だったおじいちゃんと孫の楓。 辛い過去を現実を周りの人たちの優しさで包む。 ミステリーだけど軽快で読了後は爽快。
1投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログ「名探偵のままでいて」 楓の切なる願いが込められているんだなと ゆっくりとだけど確実に真実に歩み寄っていく スピードが優しくて、でも本格ミステリっぽくて、心地良かった 続編もすでに出ているみたいで、楽しみ
1投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログ優しい文体、空気なのにしっかりミステリーで面白かった! 最後の話はやっぱりダントツで面白かった! 読みやすいしミステリー初心者さんにもオススメ☆
38投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログレビー小体型認知症の老人が安楽椅子探偵を務めるミステリの連作。意表を突いた発想のミステリ連作で、何より探偵役の祖父のキャラクターが魅力的。ミステリとしては、各々の短編でミステリの代表的なテーマ(密室とか人間消失とか)をやるという趣向。それは分かるのだが、少し無理があったようで、例えば「居酒屋の〝密室〟」の〝密室〟なんて正直密室トリックとは言えないだろう。そのせいもあってか、血なまぐさいエピソードも多いのだが、日常の謎に徹した方が良かったのでは、と思わないでもない。
0投稿日: 2024.05.08
powered by ブクログ「翻訳もののクラシカルな本格ミステリ」をディスりまくる四季くんに激しく同意してしまった。 私はただただ読みづらいので敬遠してしまうのだが、四季くんはしっかり読んだ上で話しているのでとても説得力があった。 そういう本に詳しい方はより楽しめると思う。ハリーポッターの例えが出てきた時に、他の本も知っていたらこんな感じでイメージが広がるんだろうな、と思った。 最後の章がすごく面白かった。 それまではおじいちゃんが名探偵すぎてちょっと嘘くさかったので、終章がなかったら続編読む気しなかったと思う。 幻視かどうか自分でわからないの、辛いなぁ。 続編ではどうなるんだろう。 3人の今後も気になるな。
78投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログおじいちゃんカッコイイ! 認知症になったって長く太く生きた人の 言葉は凄く重みがあってミステリーなのに うるっとくる所もあった。 最後は女か虎と掛けた終わり方になってて それもまたオシャレな終わり方でした!
3投稿日: 2024.05.05
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祖父のキャラクター性が最高に魅力的だった。「認知症」という不安要素の中に隠れている本来の祖父。人格者で博識でかっこいい。祖父の魅力があったからこそ、普段ミステリーを読まない私も楽しんで読めた。あとは何より恋の行方が気になる!四季くんと岩田先生のどちらなのか。私的には四季くんを推したいが、長く想いを寄せてきた岩田先生も良い人。なんとなく四季くんは友人ポジションに留まりそうな気も...。どちらにせよ納得のいく展開になって欲しいと願うばかり。
3投稿日: 2024.04.29
powered by ブクログ小西マサテル『名探偵のままでいて』 2024年 宝島社文庫 第21回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。 典型的な安楽椅子探偵の連作短編集。 読み始めは、安楽椅子探偵ものかとちょっと残念にも思ったのだけど、迂闊でした。しばらくすると名探偵の祖父と楓とのテンポあるやりとりや推理の展開に一気に心を奪われました。また岩田と四季の存在もおもしろい。 さすがに放送作家である著者。前奏から中盤、ラストへの見せ場や盛り上がりの構成が秀逸ですね。 ミステリの種も身近な日常のものから大事件までと幅があることも興味深く、楽しかったです。 また作中に登場する海外古典ミステリにも興味がわき、いつか読んでみたいと思いました。 続編も刊行されているのでぜひ読んでみたいと思います。 #小西マサテル #名探偵のままでいて #宝島社文庫 #このミステリーがすごい! #読了
3投稿日: 2024.04.28
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孫娘が持ち込む日常の謎を、認知症を患う祖父が鮮やかに解決していく。あまり見たことのないあらすじで気になって手に取ったが、すぐにおじいちゃんの魅力に引き込まれてしまった。他のキャラクターたちもみんなキャラが立っていてすごく良い。恋愛要素もあり、次の展開が気になってさくさく読める。最終的には三角関係っぽいことになるんだけど、楓はどっちが好きなのかな…。なんだか全体的に優しい感じの雰囲気があった。続編が楽しみ。
5投稿日: 2024.04.28
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面白かったし読みやすかった! ダークな部分が少ないミステリー 個人的には恋愛の方は女か虎決めて欲しかったな〜。と思うところはあるものの、乞うご期待な作品。続きが気になるー!
2投稿日: 2024.04.26
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美人高校教師の楓 元校長先生、人気があった祖父がアルツハイマー発症。幻視で死んだ妻が見える症状。母は自分が妊娠中にストーカーに刺され死亡。 ミステリー好きの祖父に育てられる 祖父行きつけ居酒屋で殺人事件。トイレで男が刺された。第一発見者は黙秘。死んだ男は刑務所からでたばかり。居酒屋の女店主、祖父の教え子、に昔の悪さをばらすと恐喝。犯人は女店長? 発見者は店主を庇っている。祖父が推理 女店長が男にナイフで脅されていることろに遭遇 もつれて男に刺さる。まだ、息がある。男トイレに移動する時にナイフがさらに深く刺さり絶命 店主が殺してしまったと勘違い 小学校の美人女教師が行方不明。プールの授業で消えた。美人教師の父が借金、父が亡くなり自分が脅されていた。夜逃げを計画。 プールの授業中に女校長先生と入れ替わり、誰にも見られずに街を去った 美人教師の同僚がランニング中に事件に巻き込まれる。犯人と間違われ勾留。目撃者の女性が見つからない。祖父が、アル中患者ですの時間に缶チューハイを飲んで、酔っ払い運転しているのがバレたくない女がいるはずと推理。二駅先の病院で治療中の女性、目撃者が見つかり釈放 楓がストーカーにつかまる。祖母の家で縛られている。祖父のヘルパーの一人が犯人。母を殺した犯人でもある。祖父は予めわかっていたので警戒していた。楓の同僚とその後輩役者が助けにくる 警察にも連絡済み 祖父が見る幻視は死んだ母? 楓は母にそっくり。
0投稿日: 2024.04.23
powered by ブクログとにかくいろいろ分かりやすくて読みやすくて、各方面に優しいミステリー。繋がってる短編集でサクサク読めるし、小学校教諭の楓と、そのおじいちゃんが謎を解決していく、いわゆる安楽椅子探偵もの。 日常で起こる時間を解決していこう系。有名ミステリーのパロディや、説明されたパターンが実際に話で使われてたりと、そのへんも分かりやすい。楓と岩田先生と四季の恋愛の可愛くて行方も気になりつつ、気持ちよくおわってくれる感じも優しい。 ドビー症候群?みたいな病気も初めて知った。 ほなぼの児童文学と本格ミステリを足して割ったみたいな感じで、このミス大賞なんだ〜って感じだけど、シンプルにおもしろかった!
0投稿日: 2024.04.23
powered by ブクログ図もあり、わかりやすい推理小説。 さほど多くない情報でここまで推理できるのはすごい。 ミステリー自体、詳しくないので、海外作品や作家の名前が出てきてもピンと来なかったのが少し残念だった。
0投稿日: 2024.04.20
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作者の実体験、ミステリ好き、放送作家の経験、落研などの経験により描かれた物語と感じた。これがデビュー作とは流石! 続編が読みたい。
1投稿日: 2024.04.20
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本屋に行ったら気になってた一冊発見! 即購入\(//∇//)\ 今まで読んでたミステリーと少し系統が違う気がした( ・∇・) 主人公じゃなくておじいちゃんが謎解きするのねΣ(・□・;) そのおじいちゃんも認知症というハンデ抱えてるのにすごい頭のキレが良い!そして健常者の私も羨ましい!頭良くなりたい(´・ω・`) 謎を解く時も即解決! ではなくて孫娘に先にどう思うか聞いてるのも良いねd( ̄  ̄) 子供の主張を尊敬してる良いお父さんみたいだ(゚∀゚) 謎解き=どんな物語があるのかを考えさせられて、楽しめる一冊でした(≧∇≦)
7投稿日: 2024.04.19
powered by ブクログおじいちゃんの切れ者だけど、ふんわりしたやわらかい感じと、孫娘楓の祖父を慕う感じがとても良い雰囲気を出していて読んでいて楽しかった。 『レビー小体認知症』は初めて聞いたけど、『幻視』があることを本人が理解出来ていてもそれが『幻視』かどうかを考えなくてはいけないのはとても大変なことだと思う。 ミステリー初心者の私としてはこれくらいテンポ良く解決してくれる物語の方が読みやすかった。 続編でこの後楓、同僚の岩田、岩田の後輩四季の3人の関係がどう変化していくのかも楽しみ。そして、おじいちゃんにもまた会いたい。
6投稿日: 2024.04.17
powered by ブクログのほほんとした日常の謎が続く小説かと思いきや⋯ですね。ページが進むにつれて、読むスピードも上がってしまいました。あたたかい登場人物同士の会話も心地よいです。
3投稿日: 2024.04.14
powered by ブクログ設定、ストーリー、キャラクターも含め、とても面白くあっという間に読み終わりました。続編も読みたいと思います。
1投稿日: 2024.04.12
powered by ブクログ安楽椅子探偵ものミステリー。奇怪な出来事の仔細を孫娘が祖父にきかせ、祖父がその場で“事件”を解決していく。 軽いテンポで読み進められるのがよかった。けど若干「コナンくんぽさ」を感じてしまったかな…筋は通っているのだけど、現実離れしているような。 ミステリはたいてい現実離れかもしれないけど、「作者にやられた…!そういうことか…!」類いの爽快感はなかったかな。(語彙力ないのが悲しい) 起承転結がはっきりした短編連作?ものだから、ハラハラはあまりしない。 『事実は小説よりも奇なりだよ』と言いたくなってしまうような読後感でした。 などと講釈たれつつ道中しっかり涙を拭ったから、しっかり楽しみながら読んでたこと間違いなし… 追記 ラストの締めはとても良かった!
11投稿日: 2024.04.07
powered by ブクログ読み始めたら止まらない。レビー小体型認知症は知識が無いが、聡明なおじいちゃんとのやり取りに夢中ななった。最強かも!
9投稿日: 2024.04.04
