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花屋さんが言うことには
花屋さんが言うことには
山本幸久、カシワイ/ポプラ社
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総合評価

146件)
3.8
38
51
44
5
3
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    花屋さんってわたしには少しハードルが高いけれど、日常に花を取り入れる生活に憧れていて手に取った一冊。色んな花や花言葉が出てきて勉強になるし、主人公のサクセスストーリーも面白かった。

    0
    投稿日: 2025.11.23
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    グラフィックデザイナーを目指す紀久子が働く川原崎花店を取り巻く様々な人間模様。店主のリタさん始めみんな少し変わった?人たちと過ごすうちに自分のやりたいことはなんだった?を見直していく紀久子と、パートナーの伊福部の続編読みたい。

    0
    投稿日: 2025.11.21
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    お花屋さんに行きたくなります。個々の物語で好き嫌いはありましたが、全体的には、好きなことを信じて頑張ろうと思える本でした。

    0
    投稿日: 2025.11.09
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    うーん…、想像より感情移入しづらかったです。 花の名前や花言葉などの説明がいっぱいなのと、感情移入しづらかったのとで、途中で飽きてしまいました。 日常ほっこり系なのかもしれないけど、ほっこり要素が少なく、主人公のサクセスストーリーな印象です。 そして、何と言っても長かった…。 まず、買う前に本の厚さを考慮すればよかったです。 続きが出ても、買うかどうかは微妙です。

    1
    投稿日: 2025.11.08
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    お初の作者様 ブラック企業から花屋のバイトに転職したデザイナーの卵の紀久子の周りの人々の花にまつわる連作短編集 話を重ねるごとに主人公の成長が感じられてじんわり優しくなれるお話たち 幸せは自分で呼び込みものなんだよって教えられた気がしました

    0
    投稿日: 2025.11.04
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    花が人をつなぐ物語。 登場人物それぞれに悩みがあり、すれ違いがあり、いいことばかりではないけれど、それを共に乗り越える人達の温かさに心が動かされた。花言葉や綺麗な情景が思い浮かぶような美しい日本語がたくさん。 あたたかくて、やさしくて、本当に素敵な作品。 読み終わった日の帰り道はお花を買いました。

    0
    投稿日: 2025.10.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何か期待外れというか思っていた内容と違ったというか… タイトルと表紙とあらすじで勝手にふわふわした癒し系の作品かなと思っていたので、登場人物達の個性豊かな感じ所々ギスギスした関係が出てくるところ、主人公のツッコミとか作品のイメージと違っててびっくりしたのが正直な感想。あと、急なホラー展開、知らないうちに恋仲になっててあらーって感じ。

    2
    投稿日: 2025.10.31
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    いつの間にか花を買わなくなった。 以前は週に一度、家の近所の花屋で適当なものを選んだり、都内のワークショップで季節のアレンジメントを作ったりしていた。 花を愛でるには、心の余裕がいる。 買って終わりではなく、水を換え、栄養剤を加え、枯れ始めた花弁をちぎりながら、その日一番美しい状態に保たなければならない。 いろいろな要因から多忙になり、実際花を飾ることを辞めたら楽になった。 時間も取られ、手の行き届いていない花々が目に入るのもストレスだった。 しかし、花は飾る前の時間からワクワクさせてくれるものだ。花の香の中に青臭さもわずかに感じながら花屋の中をウロウロする時間はとても楽しかったことを思い出す。 花には種類だけでなくその色に応じて様々な花言葉が存在する。 花言葉だけではない。昔から短歌の中に花々が謳われることは多かった。 言葉と花とが織りなしていくこの一冊は、軽やかで色とりどりだ。 今では埃をかぶってしまった小さな花瓶にまた花を生けたくなる、そんな物語。

    6
    投稿日: 2025.10.29
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    大学の授業の合間など、結構暇な時間があるなあと思って駅の本屋さんで表紙とあらすじを読んでパッと手に取った本です。 お花についてはあまり詳しくないですが、どんなお花なのかや、花言葉なども物語の中で教えてくれるので読みやすかったです! 各章ごとにテーマのお花が違って、季節感を感じられたり、知らなかった季節のイベントを学べたりしました。 もしかしたら本屋さんや地域などによって違うのかもしれませんが、この本を買って最初に開いた時、バラの栞が挟まっていてとっても粋で素敵だなと思いました!

    3
    投稿日: 2025.10.28
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    最初から好きな仕事ができなくても、思わぬ方向からやりたい仕事が舞い込むこともあるのだなあと希望を感じるおはなしでした。

    0
    投稿日: 2025.10.24
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    日常の幸せと花のメッセージ ゆっくり時間をかけて読みました。 登場人物それぞれの人生や性格など絡み合って 前に進んでいく 読みながら花の画像見たり、花言葉が物語に添えられて緩やかな幸せな気持ちになりました 続編が楽しみです(๑・̑◡・̑๑)

    0
    投稿日: 2025.10.13
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    まだ途中だけど読み進める気が起きない。 あらすじを読んでおもしろそうと思ってウキウキで買ったのに。 主人公の無個性感が刺さらない。特に何にも反発せず勧善懲悪でまっすぐ、でも熱くもなく、世の中への歪んだ見方もしない主人公目線の世界がおもしろくない。 ただ淡々と日々の生活が流れていく様を書いており、この先の章で何か起こるのかもと思って第一章は読み切ったが第二章に入っても何も起こらない。 読んでいて居心地のいいただの日常のストーリーもあるけど、そんなものでもなく、読み飽きちゃった。

    3
    投稿日: 2025.10.10
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    花屋さんを題材にしたお仕事小説。 全部読み切ることができませんでした。 普段読まない作家さん、読まない題材でしたので、たまにはこういうのも読みたいと思って読んでみましたが、2話でしんどくなってやめてしまいました。 全部が全部そうである必要はないと思うのですが、単なる情報が垂れ流されている箇所が、読み進めるのがしんどかったです。登場人物たちのいる舞台の雰囲気という情報を伝えるということ自体は否定しませんが、ただただミクロに事実情報を伝えられて延々と続く1節があり、辛かった。 また機会があれば読みなおしたいです。

    9
    投稿日: 2025.10.08
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    人生どん底でもふとした時に思わぬ縁が舞い込んできて、そこから全部がうまくいくことあるよね。 人生ってそんなもんなのかな? 私は今仕事が嫌で、辞めたい辞めたい消えたいって思いながら毎日生きてます。 誰かがここから連れ出してくれないかな〜って思ったり。 優しい物語なんだけどそれだけじゃなくて、各々色々な事情を抱えていながらも生きている人たちの話で、とても良かった。 続編あるのかな?もしあるなら読むのが楽しみ。

    7
    投稿日: 2025.10.03
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    特に大きな事件は起きないけど、自分が知らないどこかで李多さんや光代さん、キクちゃんが生活していそうな現実みがある話 キクちゃんとちょうど同世代なので、今の自分を見直すいいきっかけにもなったし、 知らないお花の名前や保存方法とか読みながら検索するのが楽しかった! デルフィニウム 花言葉:幸福をふりまく がお気に入り

    0
    投稿日: 2025.10.01
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    どんなに苦しい時にでも救う神は存在するし、良縁に恵まれるとそこから運気が増すのか全てがうまくいくことがある、そんな救いのあるお話しでした。続編も大変楽しみです

    1
    投稿日: 2025.10.01
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    疲れてたんです。 慣れない仕事とか、環境とか、家事とか、人間関係に。 だから、表紙が優しい華やかさで彩られた、この本を選んだ。 あらすじも、疲れてそうな女の子が登場人物に出てくるから、元気もらえそうかなぁ?と。 タイトルから想像するよりも、 深い物語だったな、と思う。 一軒の花屋さんを囲う従業員一人一人、お客さんも みんな、表には出したり出さなかったりだけどうちに秘める人生の物語が交錯し合って、それがみんな信頼と、尊敬に満ちている。 こんな人間関係を築けたら、幸せだよなぁって思えた。 そして、身を置く環境と自らの行いが良き方向に回れば、人はいくらでも成長できる。 頑張れる。 暖かくて、実直な一冊でした。

    4
    投稿日: 2025.09.23
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    表紙や題名から抱いた印象とはちょっと違う内容でした。もっとほんわかしているかと思いました。いろんな人がそれぞれ癖強なので続きが気になりサクサク読めました。でも、展開が早く、ここもっと詳しく知りたかったなという部分がいくつかありました。あまり感情移入できる人物がいなかったのと、主人公は好意的にしてても私はこういう人やだなと思ったり、ちょっと私には合わなかったかな。

    7
    投稿日: 2025.09.21
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    お花や、和歌・短歌などの事が知れておもしろかった。 作中のキクちゃんと同じように、 光代さんや李多さんから学ばせてもらいました。笑 川原崎花店みたいな素敵な花屋さんが近くにあれば、 私も訪れてみたいなぁと思いました。ほのぼの。 もう少し登場人物達のことを深く(?)読みたかったな。 蘭くんと、森教授が可愛くて好き。

    0
    投稿日: 2025.09.18
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    前職はとんでもないブラック企業だったけど、いい居場所が見つかって良かった。ちょっと生意気な話し方の蘭くんが可愛い。

    17
    投稿日: 2025.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    題名と表紙にひかれ購入。 期待しすぎた。 基本花の説明しかしてないし、物語として中身がないなあ…って。花屋さん何も言ってないし…。スッキリしない…。 この方の本は私には合わないと学びました。 勝手に期待しただけだけど、残念でした。

    1
    投稿日: 2025.09.09
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    冒頭の、ブラック企業とのやりとりからの、紀久子と李多の出会いがまず痛快! そこから、川原崎生花店で働くことになった紀久子。 店長の李多や大先輩の光代さんが素敵。 やってくるお客さんたちに合わせて、花言葉まで考慮してのお花を選ぶなんて素晴らしい。 ちょっと、いや、かなり不思議な紳士のお客さまもいらっしゃるし。最後の展開は、そのおかげかしらw 小学生の蘭くんも可愛くて好き。 もう、好きなところを全部書いたら、いくら書いても書ききれないw 最後、「to be continued」ということで、続編に期待! 楽しみに待とう。

    1
    投稿日: 2025.09.06
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    花言葉や花にまつわる話や俳句が素敵。 色だけでなく本数によっても花言葉が違うのは 知らなかった。 各章ごとのまとめのような最後の花言葉で ほぉーっといい気持ちになれる。 向日葵の話がちょうど夏の季節にぴったりで よかった。 蘭くんもとても素晴らしい子で将来が楽しみ。 キクちゃんはいい人達に巡り会えてよかった。 なかなか花屋さんに行くことがないけれど こんな優しい花屋さんに行って しばらく会っていない母に花を贈りたいと思った。

    0
    投稿日: 2025.09.03
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    ほっこり短話集。 ブラック企業に勤める主人公紀久子が、花屋の女性店長に誘われて花屋のアルバイトを始め、たくさんのバイト仲間やお客さんを通じて少しずつ成長していくお話。 それぞれ一つの花をテーマにした9つの章(文庫版)で構成されており、短話集のようになっている。 各章の最後は決まってその花の花言葉で締めくくられ、最後にタイトル回収される映画のような粋な演出。 1冊を通してストーリーの起伏は少ないが、穏やかでほっこりした気持ちで読める本。 花そのものはもちろん、花屋や生産者の仕事まで細かくリアルに表現しており、執筆にあたってかなり調べていることがわかる。また、登場人物の設定も作り込まれていて、それぞれがとても生き生きしている。 とにかくほっこり。

    0
    投稿日: 2025.09.01
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    一章毎綺麗で、花の知識を知ることができ、読むのが楽しくなる話だった。  人間は環境と人の出会いで変わると改めて感じた。物語で悪い人も出てるし、すれ違いもあるが、それをカバーする人の温かさを多く感じた。 今年から3月8日にはミモザ、5月1日はスズランを大切な人に送ること、引越してから辞めたフラワーアレンジメントもまた始めようと思った。 人の出会いと季節な花を改めて大切にしたくなる一冊。

    13
    投稿日: 2025.08.31
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    ブラック企業を退職したキクちゃんが前向きに真摯にひょんな事からお花屋さんでアルバイトをしながら生きる物語でした。 花言葉やお花にまつわる様々な知識が知れて、また登場人物が私の大好きな皆良い人。でも、時々主人公のキクちゃんが真っ直ぐすぎて辛辣になったりして。 幽霊のお爺さんが2回ほど出てきて、短編のお話を繋いでいくあたりが、TVドラマな感じで面白く、そして読む人それぞれの考え方で終わりが変わる要素があるなと思いました。

    1
    投稿日: 2025.08.27
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    縁があって、お花屋さんに勤める事になる。 お花屋さんの仕事、お花のこと全くもって知識がないので、そうなんだ!と初めて知ることも多く、この花屋さんという職業も知ることができ、 短編になっていて、その1話ずつテーマの花が出てくるんですが、それもキクコが働き始めてからの出会い、出来事などが書かれてるので、そこでキクコが成長していくのが読めて楽しかったです。 心温まるお話でした。

    1
    投稿日: 2025.08.21
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    日本には四季があり、その四季の味わいには花が欠かせない。日本文学を楽しめるお話。淡々と話が進み、もう少し脈絡が欲しなったかな(´-`)

    1
    投稿日: 2025.08.16
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    ひょんな事から花屋さんでアルバイトを始めることになったキクコ。花言葉をメインにした短編連作。デザイナーになる夢を諦めずに、花屋をしながらデザイナーの仕事も請け負っていく。恋愛はゆっくりとしか進まないけれど、ほんわかしてて読みやすい1冊だった! 特別大きな事件とかも起きないし、誰かが死んだりもしなくてわたしの好きな系統とはすこし離れていたけどたまにはこういうのもいいなと思いました。

    3
    投稿日: 2025.08.15
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    花と人をつなぐ物語。 花屋でアルバイトをする紀久子がお客さんに花を届けているうちにお客さんの事情に少しずつ関わりながら成長していく。 読んでいて優しい気持ちになれるお話でした。

    2
    投稿日: 2025.08.10
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    花がつなぐ物語。花言葉っていうけれど、いろんな意味が隠されていて味わい深い。本書も花屋さん視点でいろんな物語が紡がれていて、幸せな気分にさせてもらいました。花を贈る人が近くにいたら、大事にした方が良い!

    11
    投稿日: 2025.08.05
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    ブラック企業で身も心も疲れ果てていた紀久子が働き始めたのは「川原崎花店」という駅前の小さな花屋さん。花を求めるお客さんの事情はさまざま。誰かを祝う花もあれば、少し切ない花もある。いろんな想いが詰まったお花を届けているうちに、紀久子は押し込めていた自分の夢にもう一度向き合いはじめー 色とりどりのお花と人それぞれの幸せに満ちた、優しさと元気をもらえる物語。

    0
    投稿日: 2025.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    花に対してのそれぞれストーリーがあって面白かった。 花と今起こっている出来事を結びつけていくの面白い。 花屋さんで働きたいと思ったことがあって、その裏側を見れた気がして面白かった。でももうょっと花屋で働いていながら挫折するシーンも見たかった。 きくちゃんが3年もいるなら、はやく独立してバリバリ稼ぐか、転職活動すればいいのにと思った。 でも彼女にとってもバイトと、フリーランスのようなスタイルが心地良いんだろうな。

    0
    投稿日: 2025.08.01
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    花の名前がついた全9話の連作短編。 読み終わった今、花束を受け取ったような多幸感。 それぞれの花言葉がいい味出してる。やさしい物語だった。

    2
    投稿日: 2025.07.25
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    「川原崎花店」こんなあたたかく人に寄り添える花屋さんがあったら、私も通ってみたい。そして疲れた私にご褒美の花束を贈りたい。川原崎花店を取り巻く人々がこの先幸せでありますように!

    1
    投稿日: 2025.07.20
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    いきなりですが(笑)これはシリーズ続編ありありでしょうか? お花、短歌。1話ごとに花の映像。花言葉、まつわる短歌や古典。ノートに書きながらむちゃくちゃ楽しく読みました。 「泰山木」がいちばんかなあ~「向日葵」かなあ 泰山木の花言葉が「前途洋々」だなんて、小説のロケットスタートじゃないか。 最終話はもう、次のスタートに向かってるからこそ、続編若しくは花屋さん繋がりでなんとか物語を、繋いで欲しいな

    24
    投稿日: 2025.07.09
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     ブラック企業で身も心も傷付いた紀久子が花屋の李多と出会い、李多の花屋でバイトをすることに。  花屋の仕事は重労働で大変そうなイメージだったが、紀久子にとっては自分らしさを表現できる素敵な場所になったよう。  周りの人にも恵まれ、夢だったデザイナーの仕事も入るようになっていく。  章ごとの花の花言葉や、その花にちなんだ俳句や短歌など、読んでいる私も学べる事が多かった。  花好きの蘭少年が印象的でした。

    1
    投稿日: 2025.07.05
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    装丁に惹かれて買った作品で、ほっこりした話だろうと思い購入しました。 読んでみると、9章に分かれていてそれぞれの花にまつわるもに語りと並行して花屋に勤めることになった主人公の物語両方が描かれていて、毎章ごとにその花の花言葉や、読者がイメージしやすいように書かれた花の描写がありとても暖かくて微笑ましい作品でした。 こういう作品に出会えてよかったです! 他の作品も読みたくなりました

    2
    投稿日: 2025.07.02
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    ブラック企業から抜け出して小さな花屋さんで働くことになった紀久子を取り巻く物語。 花言葉が知れたり知らない花を検索してみたり読んでいてとても癒されました。

    0
    投稿日: 2025.07.01
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    再読。文庫10刷目のきらきらしたカバーを購入。 花を好きになる1冊。 花言葉も合わせて花を知りたくなる。心穏やかになる。

    4
    投稿日: 2025.06.26
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    花の名前に詳しくないので検索しながら読むのが楽しかった。  もっと花が話の中心で 花によって人間関係や事件や物事が進むのかと思っていた。でも 最後に花言葉で締めくくるパターンは 花の数ほど話ができるだろうなぁ…と勝手に続編のことまで考えてしまった。 個人的には芳賀さんのストーリーは必要なかったんじゃないかと…。わざわざ取りあげるってことが、違う目で見ている様な気になって、違和感を感じてしまった。 でも ほんわか可愛い空気を感じる話で楽しく読めた。

    2
    投稿日: 2025.06.23
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    読む前は花にはあまり興味がなかったが、読むごとに登場した花に興味をもてるようになった。 ただ私が鈍感なのか、登場人物の感覚がいまいちつかみきれていないところもあった。 合う人には合う作品なんだろうな。

    3
    投稿日: 2025.06.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前々から気になっていた本。 お仕事本でもあり、キュンキュン本、そして時にはファンタジーホラー(!?)でもあり、 友情あり、美味しいものあり、ちょっと謎解き、親子の愛情もあったり。そしてまさかの花言葉のウンチク本で。要は全ジャンルカバーされた心温まる本なのでした。 ではなぜ、星が四つしかないかというと、うまく出来すぎていてこんなHAPPYな展開! というジェラシー絡みだからです。

    10
    投稿日: 2025.06.19
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    花屋で働き、花を通して人と出会い、自分の夢に向かって少しずつ前に進んでいく。章ごとに花がピックアップされており、花や花言葉に関心を寄せながら読むことができました。 1歩前に踏み出す勇気をもらえるストーリーでした。

    2
    投稿日: 2025.06.14
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    24歳の主人公が、働いていたブラック企業を辞めて、花屋さんでアルバイトをはじめるところから始まります。 花屋さんの仕事は肉体労働もあって大変そうですが、職場環境はブラック企業とは正反対。人間関係がとてもよく、皆が優しい心の持ち主です。 主人公が日常を取り戻し、夢に向かって一歩ずつ歩き出す姿は、読んでいてあたたかい気持ちになれました。

    0
    投稿日: 2025.06.11
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    読み終わってからお花屋さんに行きたいと思いました。お家に飾ってみようかな。 登場人物がみんなとても素敵でした。 私のイチオシは蘭くんです!!♡ 夢を持つっていいな!とも思わされました。 心が癒されるそんな一冊でした。

    10
    投稿日: 2025.06.01
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    私の好きなお花のお話。移ろい行く季節の中のそれぞれの章で取り上げられる花があって、花言葉がトリを飾る。 蘭くんの話ガクとホウ。もっと私も知りたい。大好きなお花に触れて過ごしてみたいと思った。

    2
    投稿日: 2025.05.26
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    花と無縁だったので花言葉などが勉強になったこと、スマホで近くの花屋さんを探してしまったことも少しばかり影響を受けました。笑笑 文章の表現がわかりやすく、その場の状況がうまく読み取れ、伏線回収も花言葉でうまく綺麗で読み易い作品で、入りから引き込まれ最後まで楽しく読むことができました! ありがとうございました!!

    2
    投稿日: 2025.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    花に関する知識がいっぱいあり勉強になりました。古事記や和歌のところはちょっと難しかったですが…。主人公の仕事がトントン拍子にうまくいくのは小説ならでは笑 お花屋さんの大変さと工夫を知ることができて良かったです。続編あるのかな?

    1
    投稿日: 2025.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    入院中に読んだが、全体的に読んでいて平和でいながらも楽しいかった。 ただただ花屋さんのお話ではなく、そこからの出会いや心境の変化などまたいつか読みたいと思える本であった

    2
    投稿日: 2025.05.25
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    花について詳しく知らない自分でも勉強になるなあと思いながら読めた。 漢字が使われてても良いような所が何故か平仮名だったりして少し読みにくかった。 全体的に話がふわふわしていて、ファンタジー要素が強かったように思う。 もう少しスッキリした終わり方だったら良かったかなー。

    1
    投稿日: 2025.05.22
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    「上手に乗って飛んでいくべきだわ。人生は一度きり。若いうちに自分のやりたいことに取り組まなくちゃ」 この作品に登場するマダム達はみんな活動的でキラキラしていて、何歳からでも新しいことを始めていいんだよと何度も語りかけられている気がした。 主人公がブラック企業からお花屋さんのバイトに転職し、本来自分がしたかったデザインの仕事で羽ばたこうとしているのを見て、自分にそんな強みは無いけれどせめて後悔のないように生きようと思わせてくれる作品でした。

    1
    投稿日: 2025.05.10
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    きくちゃん、お花屋さん、直ぐに慣れて素晴らしい。 幸せになって欲しい。 お花の事も学べ、私は好きなストリーでした。

    1
    投稿日: 2025.05.08
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    いい話でした。 お花屋さんの仕事についても知れますし、ここ一年だけの話とかそういうことではなかったので、それぞれの登場人物が成長していく過程も見ることができ、何でか成長するっていいなと思いました。 この本を読んで私も諦めずにひたむきに頑張りたいと思いました。

    1
    投稿日: 2025.05.05
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    昨年末に、今年は花を買い、花を愛でる時間を持つことを自分に誓った。今のところ、誓ったとおりの花を買い、愛でる時間が持てていて、薔薇とか王道以外のお花が徐々に気になりだしてきたところにこの本に出会った。社会のなかの様々な問題も盛り込んでるので、少し浅くなりがちだが、花言葉、花にまつわる短歌、古文など盛り込まれていて引き込まれる物語でした。 ミモザの日、流行ってほしいな。

    1
    投稿日: 2025.05.04
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    花はネットで買う派だけど、久々に花屋に行きたくなった。 誰かのことを思いながら花を選ぶ時って、ちょっと幸せだよねえ。 物語自体も優しくて癒された。 各話に登場する花言葉がどれも素敵で。 一発目に《泰山木》を持ってくるところがこの先の未来を暗示しているみたいでとても良い。 花によっては本数や色によって花言葉が変わるのも面白いな。 お供え用のイメージだった《菊》も、この本を読むと少し印象が変わる。 最後に英語の花言葉を知った瞬間、泣きそうになった。 他にも、花そのものに関する知識や切り花を生ける時の注意点なども書いてあり、とても参考になる。 帯の“愛されて10刷”も納得の一冊でした。

    2
    投稿日: 2025.05.04
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    ブラック企業を退職した主人公。 グラフィックデザイナーを目指しながら花屋でバイトすることに。 人や花との出会い 背中を押してもらえるささやかな幸せ お花屋さんに行きたくなるお仕事小説

    1
    投稿日: 2025.05.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブラック企業を辞めた紀久子なひょんなことから働きだしたのが駅前の花屋さん。 花を通じていろんな人と出会い、夢だったデザイナーへの道も進もうとしている。 どんどん読み進められた。出てくる人、出てくる人が素敵で惹き込まれた。 終わり方が「えっ、ここで…」って感じ。コンペには受かったのか?伊良部とはどうなったのか? 想像が膨らむ終わり方だったけど、スッキリしたかったなぁ。

    0
    投稿日: 2025.04.22
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    どんな仕事の仕方も肯定してくれる小説。登場人物みんな働き方も今までやってきたことも違うけれど楽しく優しく生きていて、読んでいて温かい気持ちになった。

    1
    投稿日: 2025.04.21
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    お仕事×お花なんて素敵に決まってる 普段都会の忙しない空気ばかり吸っていたけど、最近旅に出て出会った、人としてとても尊敬できて好きな人が元々お花屋さんで働いていた話を聞いて、次はこれを読もうと決めた1冊 多肉植物のお世話すら忘れそうになる私は生活に余裕がないな〜と思いながら、色々な花言葉を知って、キクちゃんや周りの人たちの行動やマインドに感化されて、なんかやる気が出てきた 明日から新年度だし、また1年頑張るか〜

    0
    投稿日: 2025.03.31
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    著者初読み。 テンポ感がよくて、サクサク読めました! 私の荒んだ心も包み込んでくれるような温かいお話でした お花の知識を知れて、それぞれの花の花言葉が話の最後に紹介されるのも面白いなあと思った。 クスッと笑えるところも沢山あって、きくこが伊福部にお花を選んでいるシーンは笑っちゃった。 きくこと瑞穂がきくこの部屋で語り合うシーンはジーンときた。 お花屋さんで働いてみたくなったけど、重労働と冬でも水仕事が多いのは大変そう!

    0
    投稿日: 2025.03.28
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    今の季節にぴったりかなと思い読んでみましたが…今のささくれ立った気分には合わず、ささくれが滑らかになることもありませんでした。花に関する蘊蓄や歴史の解説の多さについていけず、人物たちのテンションの高さやカタカナの多用が好みじゃなかった…。

    2
    投稿日: 2025.03.27
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    ブラック企業に勤める主人公が、お花屋さんの店長さんと出会った事によって、ブラック企業を辞め、そのお花屋さんに勤めることに。 お花屋さんに勤めながら、本来やりたかったデザインの仕事にも少しずつチャレンジしていく。 とても読みやすくて、一気に読んだ。沈んだ気分をほっこりした気持ちにしてくれる1冊。 あと、自分はお祝い等の花束の購入でしかお花屋さんに行かなかったけど、自宅用にお花を購入したくなった。

    0
    投稿日: 2025.03.23
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    最初ブラック会社の上司で、や理不尽すぎるだろと。わがままで済ませるって。あらわれたとじまりたでスッキリはした。 最初から読みいってしまうような内容。 とじまりたと出会って、花のバイトしてからきみなきくこの人生変わったなーと 花屋の本なんて、今まで読んだことなかった。 意外と体力いるんだなって。 何気に周りのはが、みつよに支えられている店長にほのぼの感を感じる 最終的には花屋で、やりたいデザイン関係の仕事もできるようになって、 ヒマワリの章の少年の宇田川、真剣に花を選んで、それに対してきくことか馬渕先生とか、話しあってるのが、また面白い 直感というのも大事だな、ヒマワリ選んでナイスと思ってしまった 菊の森教授の花屋に買いにきた話、菊が引き寄せた、6?0円で丁度スイカの利用の履歴のあったのも、間違いなく本人が買ったと、とじまりたも会ってる、二人を引き合わせようとしている、すごい話 森教授いなかったら、二人は成就してなかったのかなあなんて 瑞穂という友人いて、良かったなと デザイナーの仕事勧めたりとかしたのも瑞穂 馬渕先生の家族との関わり 深作家 ミモザのとこの土産として 人とのつながりが深くて、近い 茜さす 依頼主のさがえと聞いたら 小谷花断る お互い頑張ろと思って花送ったさがえは優しいし、大人だなあと みどりがバイトし始めたのは驚いた 家守奇譚 自然の様子が丁寧に書かれている 文章がきれい 不思議なことがたくさん書かれていて 現実逃避になる

    0
    投稿日: 2025.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    他の方の感想を読んで気になって図書館で借りました。ブラック企業の件は読んでいるだけで心が苦しくて…でも、救いの神というか、助けてくれる人、手を差し伸べてくれる人ってやっぱりいるんですよね。そこからまた自分の夢に向かって進んでいく主人公が素敵だなと思いました。 主人公が酔っ払って親に電話して、色々励ましてもらったあと、 「母さん。私、母さんの娘でよかったよ」 なんて泣いちゃう言葉! なのに母さんの返事が私的には最高でした! 「そう?私は自分の娘が芦田愛菜か浜辺美波だったらよかったのにって思っとるよ」 って。 母さん空気読んでくれ(笑) 他にもつい突っ込みたくなるところもあってすごく楽しく読めました♫ 終わりがto be continued! 楽しみにしてます!

    2
    投稿日: 2025.03.04
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    ブラック企業生活から解き放たれ、 ブラック企業生活の中では意識を向けていなかった 人との出会い・自分がやりたかったことに意識を向け自分の好きなことを思い出し・見つけ・挑戦していく姿は素敵だと思った。 やりたい事はやってみよう精神、私も忘れないようにしたい。

    1
    投稿日: 2025.03.03
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    お花屋さんでの様々な人との出会いや不思議な出来事、お花についての豆知識、すごくほっこりするお話でした。 自分もその花屋で働いているのを想像しながら読み進めました。読めば読むほど主人公に愛着が湧いてきて、読み終わるのが寂しい気持ちになりました 登場人物、時系列もわかりやすく読みやすかったです。

    1
    投稿日: 2025.03.03
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    ブラック企業で身も心もボロボロになっていた主人公の紀久子が花屋を営む李多と出会い、花屋で働きながら優しい人たちに囲まれ、色んな人との出会いから、今まで諦めかけていたデザインの道へ歩み始める。 様々な花の名前が各章になっており、その花言葉の意味合いが各ストーリーの根底に流れている。(スズラン…幸せが再び、ミモザ…友情など)いずれもほっこりする話だし、善人しか登場しないのがいい。人に対する思いやりがいかに大切だということがわかる。 僕は花を愛でるような趣味は残念ながらなく、ひまわりとか桜とかメジャーな花しか知らないが、花の知識や情報が多く、花好きな人なら絶対に面白い本です。 最後のページにto be continued…と書いてあるので、たぶん続編が出るのかな。

    1
    投稿日: 2025.02.27
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    不思議な縁に導かれ花屋さんに転職した紀久子のお話。連続ドラマを見ている感覚で、現実の中にちょっとしたファンタジーが添えられた作品。読みやすく心温まる良い内容だったけど、若い女性と子どもの解像度が低すぎて余計な現実離れをしてしまっていた。悪くはないけど残念部分が目立っていた惜しい作品。

    1
    投稿日: 2025.02.23
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    花とお仕事小説が大好きで選んだ本。 ブラック企業に勤めていた起久子が、縁としかいいようのない流れで、川原崎花店でアルバイトをすることになる。 お店で新しい試みを提案したり、仕事に真摯に向き合う姿は応援したくなる。 花の色や本数で花言葉が違うことに驚き、知らない花が花束になったりすると、検索して(見たことはあるけど名前は知らなかったなぁ)と感心した。 起久子がしたかった仕事の成功と、恋の行方が気になるところだが楽しく読了した。

    89
    投稿日: 2025.02.18
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    ブラック会社に勤めていた紀久子が、ひょんなことから働かないかと誘われた小さなお花屋さんで繰り広げられるあたたかい物語。 題目になる花は9種類。どれも花言葉にそった物語が綴られ、ほっこりするだけでなく、苦い気持ちになったりもする。 夢を諦め人生の道に迷った紀久子が、花を通して様々な人と巡り合い、自分で道を探し出していく姿に元気をもらえた。 どのお話も好きだが、紀久子の菊にまつわる話が最後まで重要になるとは思わず、まさかの偶然がそういうことだったのかと驚かされたので、「菊」と「カーネーション」を推したい。 お花屋さんは花を届けるだけでなく、届けたい相手への心も届けるお仕事だ。

    8
    投稿日: 2025.02.16
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    単純に楽しめた。 テンポよく話が進み、とても読みやすかった。 ブラック企業から抜け出した主人公が、成り行きとはいえ気持ちの良い人達と時を刻むうちに、段々と己と希望を取り戻し、少しずつ人生が開けていく。 四季折々の花が彩りを添え、更に花にまつわる短歌や花言葉まで楽しむことができた。 あまり深刻じゃないところがよかったと思うが、個性豊かな面々や李多を、もう少し掘り下げて欲しかった。 2025/02/05 09:34

    3
    投稿日: 2025.02.06
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    花言葉〜絶対好きなやつ〜と思って手に取った作品。 やっぱり好きだった!! しおりがそれぞれお花の栞が入ってて出版社の暖かい気遣いににっこり。自分の好き。を突き詰められるのってやっぱりすごいな、羨ましいなって思った。

    2
    投稿日: 2025.02.05
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    お花屋さんに行きたくなった 誰かにお花のプレゼントは私にとって大切な人にしかしたくない。 だから、もらった時は私のこと考えて選んでくれたんだって、お花だけじゃなくて包装、リボンまで愛おしくなる。 読み終わって改めてそのことを強く思えた

    1
    投稿日: 2025.02.03
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    読みやすい。心が温かくなるお話。強く望んだわけでなく、縁あって働き始めた職場でも、真摯に向き合っているうちに、自分の大切な場所になることってあるなぁ。

    2
    投稿日: 2025.01.30
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    平和で1話毎に綺麗にオチがついて読みやすい。ドンデン返しはないけど、ところどころで面白さも感じる。 読み返しはしないかな

    0
    投稿日: 2025.01.29
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    花屋さんでの仕事や『花』そのもの、花言葉を通じて、主人公の紀久子と周囲の人々の成長物語。 どの登場人物も『人に歴史あり』という感じ。 菊、ミモザ、スズランの話が特に好きです。 知らない花がたくさん出てきて面白いです。 節句の日に菊の花を飾ることや、国際女性デーにミモザをプレゼントすることも知らなかった。 良い意味で文章の深みや、難しい言葉は出てこないので読みやすい。

    1
    投稿日: 2025.01.26
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    読みやすかったです 花がたくさん登場しました 花は、好きですが、詳しくないので、調べながら読みましたが、苦ではなく、楽しかったです 登場人物も、みな、魅力的で、読み終わったら、花屋さんに行きたくなりました

    1
    投稿日: 2025.01.21
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    花言葉が散りばめられていて、一章読むごとにほっこり♡お花ってやっぱり常にそばにいてほしい存在だと思ったし、同じ空の下で繋がってるって言う蘭くんの言葉みたいにいつだって心に響くのは素直でまっすぐな言葉だし、やりたいことまだまだたくさんあるから叶えてくぞ2025〜!ってひとり決起会したりした。

    1
    投稿日: 2025.01.17
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    突き進みたいと思える夢があること、それを応援してくれる仲間や家族がいること、全てが羨ましく輝いて見えました。 年始に読めてよかったな、私も頑張ろうと思えました。

    6
    投稿日: 2025.01.02
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    心温まる話が多かった。やはりたまにいいかも。登場人物の一人一人に魅力があり、とても好きになれました。感動するところもあり、とてもいい本でした。花屋に行って花買いたい気分になりました。

    1
    投稿日: 2024.12.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私も花き研で重イオンビーム当てて突然変異体作ってる彼氏がほしいーーという超ニッチなうらやましさあり。仕事に疲れた女性が転職し、新しいことにチャレンジしながら自分のやりたいことを見つける(よくあるといったら失礼だけど)話だけど、キクちゃんを囲むメンバーが面白く、全員応援したくなってきて、読み応えがあった。最後の花言葉での締め方も、そのストーリーに合ったものでとても良かった

    1
    投稿日: 2024.12.24
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    一話一話、良い人ばかり出てくるし、○○まで出てくるほのぼのお仕事小説。お花や花言葉の知識も広がります。 最近こういうタイプの本が増えてますね。

    8
    投稿日: 2024.12.17
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    ブクログからのお薦めで手に取った本。 辞表を出したブラック企業の上司に呼び出され、ファミレスで会うことにした「紀久子」は 慰留という仮面を被った罵倒を受けていると 近くの席に居合わせた「李多」に助けられる。 そのまま2人で夜を明かし、紀久子は李多が店長を務める花屋で働くこととなる。 花屋の仕事は体力仕事や、水仕事が多くキツいことも多いが、ブラック企業で心を削られていくよりは遥かにマシだと、仕事に打ち込んでいく。 博識な同僚や、近所の可愛い学生たちに囲まれ 紀久子は花屋がある町に溶け込み居場所を作り、夢であったグラフィックデザイナーへの道も模索し始めていく。 花屋さんに訪れる人たちとの交流の話や配達先でのエピソードなど短編集なので読みやすい。 主人公の台詞や場面カットが唐突に感じ、多少面食らいながら読み終えたが、花言葉や俳句など美しい日本語が散りばめられていて可愛い物語だった。

    33
    投稿日: 2024.12.14
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    1つ1つが読みやすい。 花の描写も綺麗だし、ずっとどこかしら前向きで読んでいて疲れない。 心を揺さぶられたくない時にぴったりの本。 読み終わった達成感はまるでないし読後感はとても軽い。 たまにはこういうのもいいけど、もっと読み応えのある本を読みたくなった。

    3
    投稿日: 2024.12.12
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    ブラック企業の食品会社に勤める紀久子が、そこをやめるところからスタートする。無断欠勤して、呼び戻しにくるセクハラ・パワハラ上司からファミレスで説教されているところを、李多という女性に助けられる。 李多は、花屋の店主。紀久子は、その花屋でバイトを始める。花屋で働く仲間や配達先などみんないい人で、バイトしながら本来目指していたグラフィックデザイナーへの道も開けていく。 元国語教師の光代さんの詩や句、花言葉などを知れたのは勉強になりました。

    12
    投稿日: 2024.11.20
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    花屋で働くことを考えたことがある。しかし花屋は重労働で手は荒れるわ、腰は痛めるわ、寒いわ暑いわで憧れだけでやる仕事ではないと本作で思い知らされる。 それでも花一つひとつにある花言葉の意味を理解し、誰かに渡す花は格別なものだと思い、やはり花屋に憧れる。 ブラック企業で働く紀久子を救ったのは花屋の李多だった。花屋でアルバイトをするうちに、紀久子は本来自分が何をしたかったのか、そして周りもその紀久子の思いを知り、徐々に環境によって変わる紀久子を受け入れていく。 花の知識もつき、魅力的な登場人物も多い。心洗われるお仕事小説だ。

    3
    投稿日: 2024.11.10
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    最初は花の細かい描写が多くとっつきにくかったが、登場人物が増え、つながっていくにつれて主人公のデザインの仕事が増えていく様も楽しくなって読み進めてしまった。終わり方も明るい含みがあって良かった。幸せな続きを想像してほっこりしました☺️

    2
    投稿日: 2024.11.10
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    本屋さんの次は花屋さん!笑 本を読む人、そして花を生ける人の減少で両者ともに斜陽産業と言われているが、今回そのような悲壮感は漂っていなかった。主人公が歩みを進めるたび、周りにいる人たちが幸せの花を咲かせる…読み終えた時、脳内ではそんな図がほんのり広がっていた。 ブラック企業に勤める主人公 紀久子は退職を願い出るが、(クズ)上司から却下される。窮地に陥っていたところに花屋を営む李多が救いの手を差し伸べ、紀久子は無事退職。同時に李多の提案で、彼女の川原崎花店に就職することとなる。 想像以上の重労働ながらも思いの外楽しく、やがて心にしまっていた夢へと紀久子は踏み出していくのだった。 (カーネーションやスズランなど)章ごとに違う花がテーマとなっており、どの章も花言葉や花にまつわる格言で締められている。 花屋さんが舞台の話って、冒頭で述べたような花人口?の減少が取り沙汰されるイメージだが、ここでは「花×メッセージ」がキーとなっているようだ。 特定の花を贈る行事や、ベテラン店員の光代さんが教えてくれる花の和歌や短歌など初耳学的な知識も多く、紀久子同様学びっぱなしだった。 自分自身、数年前から日常的に花を生けており、近所の花屋さんには随分とお世話になっている。そのため川原崎花店や配達先で交わされる会話には親近感…というか現実味が湧き、自然と話を追うことができた。(花屋の常連で6歳児の蘭くんは子役さながらにしっかり者で、逆にゾッとしたけど…) 特に李多姐さん(と勝手に呼んでいる)は「いざという時頼もしい」という点で、近所の花屋の店員さんと重ねていた。(あとは女優の松本若菜さん笑) 夢に一区切りつけて大好きな祖父母の花屋を引き継ぎ、一から勉強しながら店を盛り立て、しまいには紀久子を救い出す…。花に一生懸命向き合う人は、人にも同じことができる。やっぱり憧れるなー。 欲を言えば、主人公母や芳賀(川原崎花店のバイト君)×誠(芳賀の旧友)の絡みをもっと見たかった。別になくても物語全体としては差し障りないのだが、個人的にその辺が手薄に感じたかな。 電話口ではそっけない態度を取りながらも、誰よりも娘の身を案じる母親。電話口で会話を済ませ、あとはストレートに夢へと邁進するのも、それはそれでカッコいい。 でも対面だったり頑張る娘の姿を遠くからでも見たり…といった描写があっても良かったと思う。「会わないのはそれだけ娘を信じていることの表れだ」って言われるとそれまでだが、どうしても寂しく感じちゃうんだよなー。 芳賀×誠ペアの方は、彼らの交流はもちろんのこと、赴任先で結婚が決まったという誠サイドの描写も欲しかった。 こうした主人公の成長物語って、今の自分…特に前進できていない自分が惨めに思えてくるもの。(少なくとも自分はそう) 人生に行き詰まっていた主人公が様々な人との出会いを経て、道を見出していく…。お決まりのパターンではあるけれど、やっぱり羨ましい。 でもその先は、読者が頑張る番。いつか主人公と同じ地点に立てた時は、自分へ花束を贈ろう。ポジティブな花言葉の花でいっぱいにして。

    52
    投稿日: 2024.11.09
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    普段意識しないと接点の少ないお花たちと、 この本を通して繋がることができました。 まだまだ人生は豊かに(自分が思うより少し新しく)なるんだな、そのひとつにお花という世界もあるんだなと久々に思い出しました。

    2
    投稿日: 2024.11.06
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    ブラック企業を辞め、花屋さんの店長外島李多にファミレスで偶然声をかけられたのがきっかけで、駅前の小さな花屋さん「川原崎花店」で働き始めた君名紀久子。 目次には花の名前がずらりと並び、各章ごとに花のイラストつきで、文章の中には花言葉や花屋の細やかな仕事などが豊富に盛り込まれていました。 温かいスタッフと常連のお客さんたちに囲まれて懸命に働く紀久子を見ていると、元気が湧いてくるし、グラフィックデザイナーになりたいという本来の紀久子の夢も、少しずつ叶いそうで嬉しくなります。 ふだん何気に通り過ぎてしまっているけれど、人々に幸せを届けているお花屋さんって、素敵なお仕事なんだなって思います。

    38
    投稿日: 2024.11.03
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    おすすめされて読んだ本。 すごく爽やか。 終わり方も気持ち良くて良かった。 心が綺麗になった気がする。

    8
    投稿日: 2024.10.25
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    こう言うとなんだが、期待してなかった割には良かった。ブラック企業を辞めて花屋で働くようになった紀久子は無双。周りの人達、デザインの仕事、そして最後には恋人まで…スッキリのハッピーエンド。でも、ちょっといいことづくめ過ぎ?

    1
    投稿日: 2024.10.23
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    花屋さんは、見た目と違ってハードな仕事なんだと認識しました。 向日葵は、本数で花言葉が違うのは勉強になりました。

    1
    投稿日: 2024.10.21
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    出てくる人みんなが優しくて心がリラックスされる感じ。ひょんなことから花屋でアルバイトすることになったけど、ゆっくり自分を取り戻しながら自分の夢を叶えていく過程が人生ってどこが転機になるかわからないよねって思わせてくれる。色々なところに縁は転がっているんだね。

    4
    投稿日: 2024.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ほっこりしたお話は実はあまり得意ではないけれど、この方の本は好きで、花屋さんにはなんとなく身近なものを感じていて、ずっと読みたかった。 人の繋がりとか運とか縁とかをさらっと描いているところがとても良い。

    4
    投稿日: 2024.09.29
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    ポプラ文庫 山本幸久 2024年3月5日発行 365ページ 2024年8月読了 読んでいてとても心がほっとする、幸せを象徴するかのような物語。まだ入社して年月が浅い疲れた社会人に、思わず贈りたくなる物語。 花の名前で構成された章が可愛らしい。どれも良かったけど、Ⅲの菊とⅧのカーネーションは「ちょっぴり不思議な縁に導かれて、蕾がふわりと膨らんで全貌を見せようとしていく瞬間の愛らしさ、その背景にある月日をかけて着実に成長している強さ」を登場人物たちの行動や言葉から受け取れるような元気が出る章。枯れた心に滲み入る。 読み進めるごとに、登場人物たちによって生活も仕事も恋愛も、だんだんと律されていく紀久子の姿に元気をもらえる。わたしも全部頑張ってみるかーと背中を押してもらえる1冊。

    0
    投稿日: 2024.09.19
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    花が好きなので、手に取った小説。 色々うまくいきすぎて、少しライトな感じだった。若い人にはいいのかなって思う。 もう少し、一つ一つが深掘りされてたらよかったかな。

    11
    投稿日: 2024.09.06
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    大波乱や大どんでんがえしも無いけれど、小さな一歩、小さな出会い、小さな発見を大事にして、少しずつ人生が好転していく物語。

    1
    投稿日: 2024.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    グラフィックデザイナーを目指して美大を卒業したものの、就職したのはブラック企業の営業。しかし、あまりのブラックさに退職願を郵送して10日後、上司に呼び出された場に居合わせた花屋の店主 李多に助けられ、花屋でグラフィックデザイナーを目指しながらアルバイトをすることになる。 9つの花のタイトルを冠したお話が詰まった短編集。 花に関する和歌や短歌を知ることもできて興味深かった。満天星と書いてドウダンツツジと読むことも、この本をきっかけに学べた。重陽の節句やミモザの日、スズランの日と花にまつわる季節のイベントが出てきたのも面白かった。 亡くなった研究員に恋を応援されたり、まさか途中で結婚詐欺という犯罪に巻き込まれるとは思わなかった。 軽快な読み口だったので、楽しみながら読めた。グラフィックデザイナーとしての仕事も、研究員さんとの恋もうまくいっているようでハッピーな読了感。

    1
    投稿日: 2024.08.14