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サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福
サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福
ユヴァル・ノア・ハラリ、柴田裕之/河出書房新社
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総合評価

117件)
4.4
66
29
12
4
0
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    読書メモには一通り書いたが、あまりにも乱雑で、ここでそれを見せるのは適切ではないと判断したため、本当に感じたことだけを書くことにする。 上では歴史のお勉強という感じで、自分の知らなかったことが沢山記されており、胸が高鳴ると同時に大変勉強になった。 下は今ある社会の仕組みやそうなった理由などが連ねられていて、正直、上で感じた高揚感はなかった。 しかし、なるほど、と納得する場面は減ることなく読み進められた。特に、幸福の定義やそれを測るといった章が以前にも同じようなことを考えた自分にとって印象深かった。

    0
    投稿日: 2026.03.25
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    歴史の本というより、批評として読む本なのだと思います。視点としてはそういうのもあるよね、という感じ。

    0
    投稿日: 2026.03.23
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    息子へ) 数年前に読んで目から鱗だった「銃・鉄・病原菌」。 これに並ぶ、もしからしたら、これ以上に「目から鱗」本。 歴史書のはずだが、 「サピエンス全史」の名の通り、 ホモ・サピエンスの歴史から、ホモ・サピエンスの本質を分析した本。 その洞察がなんとも壮大だ。 そうくるか、そうきたか、と、 読んでいる間、ずーーっと、驚かされた。 それくらい壮大だった。 まずは、宗教への洞察。 宗教と、人間主義・個人主義・国民主義などのイデオロギーの違いは、 なにか?と、問いかけてくれた。 日本人は無宗教と言われているが、決して、そうではない。 サピエンスが個々に当たり前と思う観念。それはなんら宗教と違いない。 そして、資本主義と科学と戦争。 ここ数百年、びっくり経済が発展してサピエンスは豊かになった。 科学が進歩したからだ。。。 だけでは、安直すぎる。 今より豊かになる。と皆が思って、その仕組みである資本主義があったからだ。 科学が先か、資本主義が先か、、、。その答えはない。 ただ、切っても切れない関係であることを学んだ。 そして、戦争と平和。 第2次世界大戦後、大きく見れば、平和な時代らしい。 その理由は、、、 戦争しても得られることが小さすぎるから。 確かにそうだ。この本に言われるまで気づかなかったが、全くそうだ。 サピエンスが道徳的に成長したら平和なではない。 科学が進歩しすぎて戦争しても得しないから平和なのだ。 最後に、科学=経済発展と幸福 科学が進歩して豊かになった。 寿命が延びた。自分の子どもを若くになくすことは少なくなった。 ただ、産業革命前のサピエンスより幸せか? 技術的には、病気では死ななくなるらしい。(ギルガメッシュという) そうなると幸せか? また、幸せを感じるのは脳にある化学物質が分泌されるからと分かってきた。 なら、その分泌物を人工的発生させれば、幸せか? さらに、他人の脳の情報をコンピューターを介して、 自分の脳に取り込むことができるようになるらしい。 そうなると、自分とはなんなのだ?アイデンティティーは? 幸せな人の脳情報をもらえたら、幸せか? 仏教の教えは、幸せを追い求めること自体が幸せでないらしい。。。 サピエンスは科学の力で全てをコントロールできるようになる。 ほぼ、神だ。 そのとき、我々サピエンスは何を望みたいのか? こう締めくくられた本書。 これ以上のことをお父さんが洞察できることはない。 君も、この本を読んで、我々はサピエンスの本質について考えて欲しい。 ちなみに、図書館の予約の関係で、先に、 サピエンスの全史(下)を読んだ。 今から、上巻を読むのが楽しみだ。 お父さんの本の買い方) 大田区図書館 読め、もしくは、読むな)必ず読め

    0
    投稿日: 2026.03.22
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    上巻の半分まではスラっと読めたが、以降は根性だった。農業革命がサピエンスをマイナスに導いたと上巻にはあらわしたが、下巻では成長しなければ衰退するし、これからの科学革命の行き先はみとおせないがサピエンスは前進すると楽観視してるのではないか。

    0
    投稿日: 2026.03.19
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    肯定するでも否定するでもなく何を望むか問いかける 初めは生物学的な話だったが途中から何とも言えなくなり、最後はまた生物学らしい話でまとまっていて良かった ふとした時に恐れ多い気持ちになるが、そういうことなのだろう

    0
    投稿日: 2026.02.27
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    サピエンス全史上下巻読み終えた。 感想をまとめるには内容が壮大かつ濃厚すぎた。 「ヒトして」「サピエンスとして」「動物として」の私の感情が終始入り乱れ、過去現在未来を概観した上での私の在り方を見つめ直す必要があると感じた。 この流れでNexusにも手をつけよう。 著者のアップデートされた未来予測がどうなっているか、今から楽しみだ。

    8
    投稿日: 2026.01.26
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    下巻は時代が現代の政治や経済に追いついてきた。 アメリカでは、農業人口が2%で人口分の農作物が賄えているほどの、農業の工業化に驚いた。 幸せとはなどの哲学的な内容にも広がり、幅広い思考分野を網羅した感があった。逆に印象が薄くなってしまい、心に残る一節は少なかった。 Audibleで聴読。

    0
    投稿日: 2026.01.26
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    後半は世界史をなぞった感があって読んでいて印象に残る一説が感覚としてなかった。もう少し熟読したら視点も変わっているのかもしれない。また読み直す機会があれば読みたい程度。

    0
    投稿日: 2026.01.18
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    人類史を概観できるとともに、我々サピエンスがいかにして他の動物種を圧倒し生態系の頂点に君臨したのか、そして地球を征服するに至ったのかが理解できます。最初から最後まで知的好奇心かき立てられっぱなし。壮大なタイムスケールの中にダイブして、我々サピエンスの来し方行く末に想いを馳せる、そんな読書体験ができます。ロマンティックで刺激的な本。人類必読書!

    0
    投稿日: 2025.12.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み始めて下巻の初めで挫折してまた再開して読み終えるまでに一年かかった!! ・世界を席巻するのがホモサピエンスじゃなくなる日も近いのかもと思った。 ・幸せとはなんなのか?わたしは仏教的な考えが好きなので少しは悟りに近づけるようにいろいろインプットしていきたいと思った。 ・直訳感?があって読みにくいと正直思った。。けど原作をリスペクトした訳し方なのかな?とも思った。

    2
    投稿日: 2025.12.14
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    達成感... 下まで読んだ今、最高の読書体験だったと言える。 今までにないほど先が気になるのに、新たな興味をわかせてくるから寄り道(他の本の知識が欲しくなる)したくなった。 今まで世界史や日本史はそれほど得意ではなく、ただの暗記科目としてとらえていた。 でも「視点」をかえて「ストーリー」として読み解くことがこんなに面白いことだとは思わなかった。 中学生で読んでいたら世界史専攻したかもしれない。 でも中学生の自分はこんなの読めるレベルになかった。 いま出会うべくして出会った本。 本当に感謝です。

    0
    投稿日: 2025.12.12
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    神のヒエラルキーというか、順番?大きさ?アミニズムから、多神教、一神へ、包括的な神と実利的な神々という宗教を巨視的にみて、ほうほうとなっていたら、そのあと進歩という信頼、成長という期待というイデオロギー的な目線を与えられてまたほうほうとなり、そういうことを得たあとの人類の、望むものってなんだろうねというはなしになって、ほんと、なにを望むんだろうね…500年後くらいにまた読ませてくれ…500

    0
    投稿日: 2025.12.09
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    上巻が、認知革命から農業革命と来て科学革命に至る貨幣・帝国・宗教のうち、どうして宗教だけを下巻にしたのか?と疑問に思っていましたが、下巻は科学と言うよりも宗教に似たイデオロギーと言うテーマが多く占める事から納得しました。 ヨーロッパ人やキリスト教徒が野蛮だから、つまり悪い事を悪いと思わなかったから、帝国主義や資本主義が拡がり、科学革命が起きたんですね。そしてもう引き返せないって言われても迷惑なんですが、と言う感想もありますが、19章の幸福の定義の部分が特に印象的でした。 今の日本は多くの人が日々の仕事はつまらない、通勤は苦痛、家族も負担、と感じるような世の中になってしまっているように思えますが、それもこれも自由主義的な個人の幸せの追求と言う、もしかしたら間違っている幸せの追求をしているからでは?と思いました。 キリスト教徒やイスラム教徒のように何でも神様の基準に従います。と言えたり、仏教の教えをもう少し踏み込んで学んでいたりしたら、幸せは自分の中から沸き起こるんだ。なんて妄想のような事を思わないのかな?と思いつつ、社会に貢献できるような仕事とか、家族を大事にとか、と言う本来は幸福の追求にプラスになるような事すら、間違った幸せの追求の中で本心からそれを望んでいないから実現しても幸せになれないのでは?と、堂々巡りのような想いに囚われてしまいました。

    13
    投稿日: 2025.12.06
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    普段本を読まない人たちが本書だけを読み、感銘された!とか言って随所に『サピエンス全史では〜』の枕詞と共に講釈を垂れる感じが嫌いで、この本を読まず嫌いしていた。何のきっかけか分からないけど、読んでみた所、なるほど!?の連続で未知を色々開拓してくれた。 内容では、ゴーギャンの「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」の絵を思い出す。この作画の意味する所、というかタイトルは抽象的かつキャッチーなため、様々な文脈で自由に引用される。サピエンス全史についても、様々な文脈で自由に引用されている。それも、この本が包括的でキャッチーだからだと思う。ただ違うのは、サピエンス全史はとにかく具体的である点。 宗教、帝国、貨幣の観点から歴史を顧みて、我々を我々たらしめている不変則を解き明かしている。それぞれのパワーに対して歴史の観点から注意深く検証し、更に不確かな事(未来や幸せ)な事については断言しない慎重な立場を取っている。丁寧な本だと感じた。 扱っている内容が人間とは、に対してあまりにも包括的なので、引用できる部分が多いし、読み終えたらなんかひとつの真理に辿り着いたような気持ちにもなる。 読み応えもあり、中身も納得させるような本でした。読まず嫌いは良くないね!

    2
    投稿日: 2025.12.02
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    サピエンスは技術と文化を手に入れて幸せになったのだろうか… 同じ歴史をなぞるのでと、見方を変えればこれだけ意味が変わる。 進歩によって私たちの生活は向上したかもしれないけど、実は何も変わってないのかもしれない。 そして後半、未来を考えると私たちサピエンスはどこに行き着くのかひたすら怖くなった。 筆者が言うように、持て余すような技術を手に入れた私たちはこの先「どうなりたいのか」を考えて力を行使しないと、どうなってしまうのかもわからない。そしてそれはすぐこの先に起きてしまうこと、今もう起きているのかもしれない。

    32
    投稿日: 2025.12.02
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    人間の知能が発展することで世界がどう変わってきたのかと、その進化のストーリーが壮大! 宗教や通貨などの共通認識がどうやって生まれて、人間社会を形作ってきたのかがこの二冊で描かれていて、歴史を一気に俯瞰できる感覚!

    1
    投稿日: 2025.11.27
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    ◾️サピエンス全史は大きく4部構成。認知革命、農業革命、人類の統一の前半分が上巻。人類の統一の後ろ半分と科学革命が下巻。 ◾️科学革命は人類が意図せず始めたものであり、現代では科学を意図的に活用して何かを成し遂げようとしている。でも、誰も答えを持っていないということだった。 ◾️科学革命が起き始めた1500年頃から、現代までの歴史を巨視的に見る本書は、内容が濃密過ぎて消化しきれない。何度も読み返してみたい1冊だ。

    2
    投稿日: 2025.11.24
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    宗教観的な話の時には、文化の違いなのか理解しきれない時もありましたが、人類の歴史をダイジェストで見る、といった感じで興味深いことがたくさんありました。

    2
    投稿日: 2025.11.20
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    非常に大きな視野で歴史を解説している。 資本主義について考えさせられる。 幸福とは何か、哲学的な問いについても記述されている。 人とは何か、クローンをどう考えるか、など根源的な問いを考える機会を本書は与える。 単なる歴史を振り返るだけでなく、深く人について、考えさせる一冊。

    4
    投稿日: 2025.11.08
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    主にマクロな視点でサピエンスの隆盛を考察した上巻とは毛色が異なるがこちらも面白い。 下巻ではサピエンス自身が自ら生み出した虚構(帝国や資本主義、AI)に呑み込まれていく様が現在を通過点として描かれている。 遅かれ早かれ科学は暴走すると立場には残念ながら説得力がある。 私達は何を望みたいのか、との問いは、何を望むべきなのかに置き換えることはできないのだろうか。 長生きして100年ごとに再読したらきっと面白い。 そんな本に出会えた幸運を嬉しく思う。

    0
    投稿日: 2025.11.07
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    ずっとサピエンスの歴史を追ってきて、おしまいのところで幸福論と将来の人類が扱われる構成が巧み。特に最後に問われる「私たちは何を望みたいのか?」という問いが深い。「そんなの腹いっぱい食べることじゃないか」「お金持ちになりたいに決まってる」「健康と不老長寿でしょ」といった定番の回答が、これまでの議論ですべて先回りされているのだ。

    10
    投稿日: 2025.10.19
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    人類の成長と未来についてマクロ視点で語る本。 人類がホモ・サピエンスだけではないところから始まって、近未来の予想までを順を追って説明してくれる。 あまりにも明快に、そして言いにくいこともバッサリと述べている。 モヤっとしていた歴史というか人間というものが非常にクリアにくっきりと見えてくる。 孔子がこの本を読んだら死んでしまうのではないかと思うくらい人間の本質を掴んでいるように思える。 外国の本に良くある言い回しで読みにくい部分はあるけれど、全ての人にオススメです。

    1
    投稿日: 2025.10.16
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    1年越し二週目の感想です。 下巻も非常に面白い内容ばかりでした。個人的には科学史に興味があったので、特に帝国主義や資本主義が絡む本巻はとても読み応えがありました。「無知が信用を生む」という考えが非常に面白いです。 一方、19章以降の幸せ、未来については、現代人にとって少し耳の痛い話だなぁと思いました。「そもそも科学と幸せがどう結びつくか」という問いは、確かにこれらか非常に重要になる問いだと感じました。以前科学哲学の本を読んだのですが、今の時代は、科学から「創造主の計画を明らかにする」という目的が抜け落ち、技術的な科学に向かっている、という知見が述べられていました。 この抜け落ちたものこそ、ハラリさんのいう問いの答えなのかもしれないと個人的に思いました。 また素人並みの意見ですが、幸せが恒久に続かないものならば、なるべく不安に対処できるような、余裕のある生活ができるようになればいいなぁと感じました。

    10
    投稿日: 2025.10.09
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    知性の塊のハラリ氏の頭の中をのぞいている様で、刺激的な読書体験でした。 読書後、改めて宇多田ヒカルさんとの対談を見返すと、モヤモヤが霧が晴れてクリアになって、そういう意味で2度3度楽しめる著書でした。

    0
    投稿日: 2025.10.04
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    科学革命についての内容が主になる。科学の進歩がサピエンスを変化させるのか、あるいは別の人類になるのか。これからAIなど進歩していくので、科学と文化人類がどこまで共存し融合し、また人類としてどのように認知したらよいのかという目線で、技術進歩に目を向けていきたい

    0
    投稿日: 2025.09.30
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    難しい内容でありながら語り口調で引き込まれて読み切れた。 未来は楽しみでもあり、不安だが望んでいるものをきちんと望めるようにしたい。

    0
    投稿日: 2025.09.24
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    Sapiens Yuval Noah Harari 2011 確かに、興味深く挑発的で、こわい。私達はこの惑星上一番強い存在であり、もっと強くあろうと前進する。他の生物やこの環境を踏みにじってでも。他の人間を踏みにじってでも 全文はブログで www.akapannotes.com (英語で読了)

    0
    投稿日: 2025.09.11
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    下巻を読んでいて既視感を覚えた。ああ、これって唯幻論と同じだ、と。岸田秀氏が唱えた唯幻論~社会で起きていることは全ては共同幻想(オリジナルは吉本隆明氏)で説明できる~と若い頃の自分に世の中を分かったような気にさせてもらった。その頃は時代性もあって、○○主義はどうなのか、というような議論でしか見ていなかった気がするけれど、それでも、良いも悪いも幸せも不幸せも幻想だよって言われて突き放された感があった。で、いま、何が正しいんだか今日より明日の方が良いかどうかわからないこの時代に、こうして人類史として見せられると、歴史の必然は必然として理解はできる。  じゃあどうしたい? 筆者も述べているこの言葉を心に刻んでおこう。

    1
    投稿日: 2025.09.07
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    •科学革命はこれまで、知識の革命ではなかった。何よりも、無知の革命だった。科学革命の発端は、人類は自らにとって最も重要な疑問の数々の答えを「知らない」という、重大な発見だった。↔︎イスラムやキリスト、仏教といった近代以前の知識の伝統は、この世界について知るのが重要である事柄は偉大な神によってすでに全部知られていると主張した。 •資本主義は、資本と富を区別する。ただ手元に置かれる富とは違って、資本は生産に再投資されるものだ。 •従来、独身者の間を取り持つのは家族だったが、今日では、市場が私たちの恋愛面での嗜好をしたて結婚を促す。アパレルやジム、美容師や美容整形の銀行口は、市場の示す理想的な美にできる限り近い形で私たちを送り出す様手伝う人だ。 •同じ消費行動や関心を持つ人たちは、その一つの消費者部族の中で自分達が何者であるかを定義する。 •核の登場で戦争による代償が大きくなり、もはや単独で国家を維持することが不可能となった現代では、戦争によるメリットはない。 •子育てとはそもそも、とてつもなく不快な行為だ。それでも人々がそれを自分のいちばんの幸せだと判断するのは、子育てによって自分の人生が有意義で価値あるものだと見做せるからである。 あなたに生きる理由があるのであれば、どの様な生き方にも大抵耐えられるだろう。 •人間は、儚い感情を経験した時だけでなく、自分の感情は全て束の間のものであることを理解し、そうした感情を渇望することを辞めたときに初めて心の苦しみから解放される。 →一生喜びの感情を追求するということは、何十年も浜辺に立ち、いい波を腕に抱えて崩れない様にするのと同じ、無謀な試みである。 •不幸にも、サピエンスによる地球支配はこれまで、誇れる様なものをほとんど生み出してはいない。私たちの行いは、世の中の苦しみの量を減らしただろうか?人間の力は増大したが、ここのサピエンスの幸福は必ずしも増進しなかったし、他の動物たちには甚大な被害をもたらした。自分が何を望んでいるかわからない、不満で無責任な神々ほど危険なものがあるだろうか?

    0
    投稿日: 2025.09.07
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    前半部分のサピエンスの足跡について、学校でフワッと用語だけ習っていたことに重要な意味があったのかと驚かされた。 後半部分については全サピエンスが共有していた方がいいのでは?

    0
    投稿日: 2025.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    非常に面白かった。 人類史の書籍を初めて読んだが、これまでにない切り口で、人間とはなにか、どこへ向かうのかを考えさせられる内容だった。 狩猟から農耕へのシフトが、これほどまでにインパクトを与えたというのは印象的だった。 人間のもつ特性について、これまでの長いスパンでの進化という視点で考えると納得感のあるものも多々あり、その点も興味深かった。

    0
    投稿日: 2025.08.21
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    名著読み終えた! 学びも多かったが、達成感が強い。 上下を読みながら、気になる分野の歴史に関する本を買ったり、都度調べてみたりした。 難しかったですが、ずっと気になっていたから読めてよかったです。

    0
    投稿日: 2025.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    歴史を踏まえながら、現在の経済について書かれている本 現在の資本主義経済は明日の生活の安全があるからこそ成り立つことがわかった。 また、将来の安全が確保されているから他人を信用できる余裕を持つことができることがわかった。 経済を支えてるのはホモサピエンスが得た見てないものを信用する力が根本にあると感じた。 最後の「私たちは何を望んでいるのか」は自分が何をしたいのか考える良い言葉だと感じた。

    0
    投稿日: 2025.08.11
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    科学革命、資本主義、幸福論、未来予測。 人類の歴史だけでなく、将来の予測も試みている。 「なぜ私たちは歴史を研究するのか?……歴史を研究するのは、未来を知るためではなく、視野を拡げ、現在の私たちの状況は自然なものでも必然的なものでもなく、したがって私たちの前には、想像しているよりもずっと多くの可能性があることを理解するためなのだ。」(48頁) 「幸福はむしろ、客観的条件と主観的な期待との相関関係によって決まる。」(222頁) 「人間の期待が決定的に重要であることは、幸福の歴史を理解するうえで広範な意味合いを持つ。……私たち現代人は、鎮静剤や鎮痛剤を必要に応じて自由に使えるものの、苦痛の軽減や快楽に対する期待があまりに膨らみ、不便さや不快感に対する堪え性がはなはだ弱まったために、おそらくいつの時代の祖先よりも強い苦痛を感じていると思われる。」(223頁) 「幸せかどうかが期待によって決まるのなら、私たちの社会の二本柱、すなわちマスメディアと広告産業は、世界中の満足の蓄えを図らずも枯渇させつつあるのかもしれない。」(224頁)

    0
    投稿日: 2025.08.09
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    テーマは面白いし、ユーモアある表現も多い。が、良くも悪くも教科書的(※個人の印象)で、連続で読む事に苦戦。こういう本さらっと読めるようになりたいものです。新しい刺激は良いですね。

    1
    投稿日: 2025.07.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻は宗教、資本主義、科学革命、そして未来の話。 拡大するパイという資本主義のマジック。資本主義の出現まではパイの大きさは変わらず、誰かが富んだ分、誰かが貧しくなる。キリスト教の教えとしても、金持ちが神の国に入ることは難しいとしていて、余った富は慈善事業に回すような文化だった。信用とは今日と明日のパイの大きさの差。パイが拡大することで信用が生まれ、経済が回りだす。貨幣や資本主義経済というサピエンスが造り出したシステムのすごさを感じる。 そしてコロンブスの話も印象的。歴史の教科書ではコロンブスがスペイン女王の援助を得て西回り航路を開拓したと記載されているが、その時代のことを考えると、援助を得るのにどんな苦労があったのか推して知るべしという感じだ。 家族というコミュニティの変化についても触れられていた。以前は家族というコミュニティが年金や医療、介護、福祉、教育などの役割を担っていた。それが今では家族というコミュニティに縛られずに生きられるようになっている。家族の絆が資本主義、産業革命によって弱められたと表現されていた。過去と比べて家族の在り方は変化し続けていて、それは今でもそうなんだろうと思った。平成から令和でも親戚の人たちとの関わりは変わってきている気がする。変わってきていることを悲しむこともあるけど、現状を受け入れつつ自分の接したいように接していくのがいいと思った。 最後には文明の進歩と幸福について話が及んでいる。昔と比べてサピエンスは幸せになったのか。上巻では農業革命によってサピエンスはより労働が必要になり、幸福になったかはわからないという話があった。そしてここでは生化学的な考え方として、物質的に現代人は豊かになっているが、体内で分泌されるセロトニンの到達濃度は変わらない。つまり幸福感は微塵も上回らない。そしてそのセロトニンの分泌量は人によっても異なる。会社の研修でこれまでの人生の各点で幸福度をパーセント表示するものがあって、他の人と全然水準が異なることがあった。これはこの時のようなことを言っていたのかと思った。 他にも認識を改めさせられるような事柄がたくさん記載されていた本書。1回読んだだけでは沁みない内容もあったに違いないので、読み返す必要もあるだろうと思う。

    0
    投稿日: 2025.07.27
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    欧米人が作った資本主義社会が経済の基本になっているが、いつまでも成長するとは限らない。ルールを守らないやり方が出てくれば、何か新しい社会の仕組みの考え方が出てくるのか。

    0
    投稿日: 2025.07.13
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    宗教と科学という側面から人類史を俯瞰し,何故今に至ったのかというプロセスと,そこから構築された人類文明の構造を明文化する.文明は宗教と科学だけではなく,様々な要素で複雑にできあがっているのだが,絡み合った構造体の一部の糸だけを解し,そこから見える世界の一断片がまとめられる.糸を解すだけでも全く太刀打ちできなさそうな膨大なデータを,取捨選択して整理整頓されており,舌を巻く.確かに,多くの人に読まれる訳だと納得.

    0
    投稿日: 2025.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    サピエンス前史 第一部 安静時、脳は25%のエネルギーを消費する 250万年前 東アフリカにてホモ属が出現 200万年前 アフリカを出る 30万年前 火の利用。調理。チンパンジーが一日五時間の咀嚼。人間は一時間。長を短くしてそのコストで脳を大きく。 7万年前 中東に到達。 五万年前 デニソワ人、ネアンデルタール人との交雑の証拠となるDNA 3万年前 ネアンデルタール人絶滅。 7-3万年前 認知革命→言語の柔軟性、噂話説。150人の親密な集団の壁を虚構によって突破。想像を語り、虚構を共有する力。 4.5万年前 オーストラリアへ。大量絶滅。 1.8万年前 最終氷期が終わる。気温上昇、降雨増加。 1.5万年前 犬を飼いならす 1万年前 南北アメリカ大陸への進出 人は出産が早期。直立二足歩行の代償。女性は腰回りを細める必要があり産道が狭くなった。早い段階で出産を行う必要があった。さもなくば命の危険が。早期の出産を行う遺伝子が生き残る自然選択。他の哺乳類と比較してヒトの赤子は未熟。 9500-8500年前 トルコ南東部からイラン西部にかけて 農耕の開始。 農業革命。 AD 0-1000 二億五千万の農耕民。 農耕民は人間による、人工的な「島」に棲んでいた、 未来に対する不安が生じる。農耕民はミライのために働いていた。 農耕を始めて、後戻りができなくなった。気が付いた時には狩猟採集民に戻れない。 人口が増えすぎた、荷物が大きくなりすぎた。狩猟採集の時代を忘れた。 片手間で始めた農耕だが、気が付いたらそれに頼り切っていた。 農業革命は詐欺だったのかもしれないが、もう後戻りはできない。 BC1776ごろ ハンムラビ法典 古代バビロニア人の協力マニュアル、法律と裁判の判例集(300の判例の定型)。@メソポタミア文明  ハンムラビ王が公正な王であるとするよりどころにもなった。 上層自由人、一般自由人、奴隷✖男or女、三つの階級と二つの性 AD1776 アメリカ合衆国の独立宣言 想像上の秩序。人間が創出して勝手に信じているだけ。 二つとも、この宇宙に普遍の原理であるわけはない。 進化的な成功と個々の苦しみ。 第二部 農業革命 単位面積あたりから得られるカロリーは安定して多い。→人口が増加してしまう 子どもが多くなり、離乳が早まる。母乳による免疫の強化が不十分となり、乳児は死ぬ。 定住により、女性はいつでも妊娠可能に。子供が移動の邪魔にならなくなった。そもそも移動しないから 後戻りはできなかった。人口が増えたし、狩猟採集の時代は何世代も前のことだから。 BC3500-3000 書記体型の発明。 シュメール人 不完全な書記形体 6つの数。 1,10,60,3600,36000 と名詞。 大麦、クシム→個人名なのか、役職なのか。 「29086 大麦 37カ月 クシム」 BC3000-2500 アラビア数字の開発。 0-9までの10個の記号、記述の効率性が上がった 第三部 貨幣・帝国・宗教による人類の統一 貨幣 100種の品物が市場にある時、交換レートは4950通り。 1000だと499500通りにもなる。貨幣が役に立つ 共同種間的現実。 他の物の価値を体系的に表すために人々が進んで使うもの 貨幣は、私が、隣人が、聖職者が、王がそれを信じているから。 はじめは、「本質的価値」があるものを貨幣とせざるを得なかった。大麦とか@シュメール塩とかもおそらくそう 本質的価値を欠くが、保存・運搬が容易な貨幣を信じるようになったことに貨幣の真の力がある。 これにより飛躍的発展を遂げた。BC3000古代メソポタミアの貨幣。銀のシュケル 1シュケルは8.3g ローマのデナリウス硬貨。 貨幣の普遍的原理。ふたつ 普遍的交換性→もの、ことと交換可能 普遍的信頼性→仲介者として、異なる立場の者を協力させる。 帝国 帝国とは? 他の民族を支配していること、変更可能な境界と無限の欲 宗教 規範と価値観のシステムの総体。 超自然的な法に基づく。 二元論と一神教 悪の説明に重きを置くか、秩序の説明に重きを置くか 二元論といえばゾロアスター教。善:アフラ・マズダと、悪:アングラ・マイニュ 仏教 渇愛が苦しみの元となる  渇愛の火を消せば幸せになれる 「涅槃」とは消火の意味 第四部 科学革命 15章 1945/07/16 AM5:29:45 世界初の原子爆弾。 過去500年間で、人類は、お金を払って自分の力を高められることに気づいた。 近代科学は無理を認める。仏教やコーランは違う。過去の偉大な人物の悟りを学び、正しく解釈することで幸せになれる。 最初の麻酔(クロロホルム、モルヒネ)は19世紀。 史の克服が夢物語ではなくなってきている。 16章 拡大するパイ、資本主義 経済は「成長」する!!これがなにより重要 かつて、経済の成長は期待されていなかった。ゼロサムゲームであり、誰かが設けるとき、誰かが割を食うと考えられていた。 →信用に基づく融資はほぼなく、経済は成長しづらかった。 科学革命によって、「進歩」、生活は改善し、力は強くなることが徐々に分かってきた、→経済が成長することが経験的に理解された 資本主義では、稼ぐことが善とされた。いままでの宗教とは異なる。 「国富論」アダムスミス ただし、利益を再生産にまわす、という条件つきで。 コロンブスもスペインの融資を受けた。スペインはこれで大成功!植民地で荒稼ぎ。 17世紀末、オランダの失脚。 イギリスがロンドン証券取引所を基盤とする経済で帝国主義のトップに躍り出た。 オランダは戦争。フランスはミシシッピバブルの崩壊で力を弱めた。 ミシシッピバブル→ ワニと沼地しかないミシシッピ(米)の開拓に乗り出す。前評判がよすぎて ミシシッピ社の株がとんでもなく高騰。資本家たちはミシシッピ社に投資。かしこい誰かが、ミシシッピ開拓の実体と、株の価値の解離に気づく。一斉に売りの注文が殺到。フランス政府は国庫をはたいて、株を買い支えようとしたが失敗。資本家たちだけが売り逃げた。 資本家たちは国にすら影響するようになった。 イギリスは、イギリス東インド会社で、インドの植民地支配。 1840-42 アヘン戦争 イギリスの議員、閣僚は製薬会社の株を所有。30s後半に、中国がアヘンの禁止を宣言。議員らは国に圧力をかけた。 自由貿易の名のもとにイギリスは中国と戦争。大勝利。自由貿易を妨げないこと。香港の割譲を要求。(~1990) ギリシア独立も資本主義の影響がある。 ギリシア独立債をロンドン証券取引所で発行することを持ちかけた。 金儲けをたくらむ、もしくはギリシア独立に賛同する資本家が独立債を購入。 ギリシアの戦況が芳しくないとき、イギリスの軍隊が参戦した。ギリシアは独立したが、莫大な独立債の返済に苦しめられた。 投資家たちは、エリザベス女王が必ず、我々の富を守ってくれることを知った。→戦争への投資はすすむ。 17章 産業の推進力 1700年ごろ 石炭をもやしてピストンを動かした。@炭鉱 非常に悪い効率だったが水をくみ上げていた。 1825 改良された蒸気機関により、炭鉱と港を結ぶ25km区間で初の蒸気機関車が開通 1830.09.15 リヴァプール=マンチェスター間で初の営利鉄道の開通 産業革命は第二次農業革命でもあった。 トラクター、化学肥料、殺虫剤、輸送手段、冷蔵庫→様々な面で生産性が上がった 資本主義とともにある消費主義も発達。 資本主義の成長のためには消費が不可欠。不要な消費も促進された。 現在、富裕層は「投資せよ!!」、それ以外は「消費せよ!」というスローガンが善とされる。 18章 時間、時刻の統一も産業革命の影響。 鉄道会社はそれぞれの街の時刻が異なることに悩んだ。リヴァプール、マンチェスター、グラスゴーの時刻をグリニッジ天文台のものと統一 さらに、ラジオの発達で時刻の統一される範囲は広がった。 個人とは、国民国家の作り上げたもの。それまで、人間は、家族や地域コミュニティで生きていた。 しかし、行政サービス(警察、裁判所etc...)の有効性を高めるために、個人の概念は広められた。 家族や地域のつながりが非常につよく、これらが有効に機能しにくかったために、弱めようとした。 家族に代わって、現代人は、国民・消費グループをよりどころにしている。 ある球団のファンとか 核による平和 1945-2014 大きな戦争は起きていない。核兵器の開発によって、それは集団自殺となったから。 戦争の代償は大きくなり、利益は減少した。 冨の変化が根底にある。かつての富は、土地や資源。今は知能や技術。戦争で容易に奪えるものではない カリフォルニア。かつては金(ゴールドラッシュ)で栄えたが、今となってはシリコンバレーで働く人々の知能に価値がある。 19章 物質的豊かさはコミュニティの参加度低下によって相殺された? 心の空調システム 各人のある一定の設定温度に自動的に戻される。一時的な所得の増加、事故によるケガで上昇下降するものの、そのうち一定となる。 現代人は、ホルモンや生理作用による快感で、生化学的特性を満足させることに重きを置けば幸せになれると知っている。 「すばらしい新世界」オルダス・ヘックスリー 無害な薬物で幸福になれるSF 不穏で不快感を覚える新世界が描かれる 20章 超サピエンスの時代へ 知的設計。 生物工学・サイボーグ工学・非有機的生命工学 サピエンスはサピエンスの枠から外れようとしている。 欲望すらコントロールできるようになるかもしれない。 「何を望みたいのか?」という問いの答えを探すとき。

    0
    投稿日: 2025.07.03
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    ・16世紀からの500年間、歴史を動かす最大のエンジンは科学・帝国・資本の間のフィードバックループに求められる。ヨーロッパ諸国がアメリカを征服し、海上の覇権を握れたのはアジアの帝国がそれらに興味をほとんど持っていなかったから。科学革命によって進歩という考え方が登場し、研究に投資すれば物事が改善する(明日のパイは今日よりも大きくなる)という見解を持つようになった。 ・地球上の化石燃料に蓄えられているエネルギー量は、太陽が供給するエネルギー量に比べれば微々たるものに過ぎない。 ・自然選択に変わりうる知的設計は生物工学(有機)、サイボーグ工学(有機+非有機)、非有機的生命工学(コンピュータプログラムやコンピュータウイルス)の3種。

    1
    投稿日: 2025.06.15
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    ハーロウのサルによる発達の研究 児童虐待における子どもの発達への影響を説明する際使われるが う〜ん誰しも冷たい鉄よりタオルケットに触れている方が心地よい。それが(タオルケット)母親の愛情につながるのか サピエンスの幸福論について パレスチナとイスラエルが和平しても 喜べない人がいると比喩していて それかなぁ〜と思っていたら著者がイスラエル人 世界的ベストセラーの裏には・・・ なんちゃって

    0
    投稿日: 2025.06.05
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    7万年前の認識革命、約1万年前に始まったとされる農業革命、約500万年前の科学革命。 宗教、帝国主義や資本主義、人々は何かを軸に共通幻想に基づく相互信頼をベースとして突き進み、地球に影響力を及ぼす迄に至った。 そして、いずれ想像もできない新たなタイプの存在が出現してくるのも必然であり、AIなどここ10年の加速度的な変化が気になる動きとのこと。 壮大な俯瞰視点でサピエンスを捉えた思考力がすごい。

    0
    投稿日: 2025.06.03
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    ●2025年5月30日、チャットGPTに質問「優秀なトップ層の男性から慕われて頼られる女性になりたい。ホステス的なのでなく、女王様」と話しかけてたら、「あなたにおすすめの書籍(知の主 導権を持つ「女王」タイプ向け)」という項目で、これらの本をおすすめされた。 「マキャベリズム」 権力を持つ者の心理と支配の技術。知的戦略思考の基礎に。 「影響力の武器/ロバート・チャルディーニ」 支配・操作を受けないための心理戦の仕組みを学ベます。 「サピエンス全史」 人類史の大局から、思想と構造を見る。言葉に深みが出ます。 「メディチ・インパクト」 異分野をつなげることで唯一無二になるための戦 略的発想法。 → 以前から知ってる本で、何件もの本屋で見てるけど「手を出さない方がいい」というクチコミをどこかで見たのでスルーしていた。

    0
    投稿日: 2025.05.30
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    読むの大変だったけど、興味を惹かれる内容が多かった。一読では覚えきれないので、時を置いてまた読みたい。

    7
    投稿日: 2025.05.30
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    上巻よりも読みやすかった気がする。 科学研究と産業化、市場経済の発達と幸福について。無知を認めることによって、飛躍的に進歩したというのは面白かった。これまでは役に立たないことは意味がないとされてきたが、純粋に好奇心からくる知的探究も進歩につながることに気づいたことによって、人類にブレイクスルーが起こった。エネルギーに対する考え方には、少し疑問を感じた。確かにこれまで新たなエネルギーの生み出し方、使い方を開発してきたが、そのようなブレイクスルーが今後起こるという確証はないと思う。だからこそ、資源との向き合い方は慎重になるべきだと思う。この本の中で一番面白かったのは、幸福に対する考え方。自分の考え方と近いところはあった。物質的な豊かさが幸福につながるのかというところは疑問を感じていたところ。相関はあるかもしれないが、一次の線形の関係ではないと思う。いずれ飽和するだろうし、不便さに対する耐性がないと不幸に対するハードルが下がってしまう気がする。幸せについて、もっと書いてあった気がするけど、忘れちった。

    0
    投稿日: 2025.05.26
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    圧巻の内容だった。科学革命とは無知の革命であり、それまでの「この世界についての重要な事柄はすべて既知である」という前提から「自分たちは何も知らない」に変わった、というのは非常に興味深い。 しかしそれよりも、2014年に出されたこの本の終章で書かれていたことがすでに変わってきてしまっているということのインパクトが大きい。文庫版あとがき(2023年)でも触れられているが、AIの台頭と近年の侵略戦争は人類の行く末に関する予想をかなり変えてしまっている。私たちは何を望みたいのか? 「ホモ・デウス」もほどなく読むことになりそう。

    0
    投稿日: 2025.05.24
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    Sapiens: A brief History of Humankind https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309226729/

    0
    投稿日: 2025.05.24
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    上巻に続きオーディブルで読了。長かったけどなんとか。 人間の幸福はドーパミンの量によって決まり、文明が進歩しても幸せになれるとは限らない、という話は、私が近年感じていたことだったので、同じことが言われていて嬉しくなったと同時に、虚しさも感じた。 戦争の話も興味深かった。資源が目的だと領土をめぐって戦争が起きるが、ハリウッドやシリコンバレーをめぐって戦争を起こしてその土地を手に入れても、そこにあった技術や人材は手に入らないから、資源以外のものの価値が高くなってきた今日、戦争は起こりにくくなっている、みたいな話。いまだ領土を巡って戦争している地域とそうでない地域の根本的な違いがわかり目から鱗が落ちる気分だった。日本も尖閣諸島とかで争ってるが、あれは周りの水産資源が問題だからだったはずなので、この論にかなっている。 デザインされた次の人類が来るかはわからないが、その時には自分はいないだろうからあまり興味ないかも。

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    投稿日: 2025.05.17
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    文明はなぜ爆発的な進歩を遂げ、近代ヨーロッパは世界の覇権を握ったのか。その答えは『帝国、科学、資本』の相互に緊密に繋がったシステムである。

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    投稿日: 2025.04.24
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    下巻よ現代に近づいているので内容が難しくなり読むのに時間がかかります。 宗教や科学革命、戦争のパートは興味深く読めました。 幸せについてや道徳観念の話しは刺さらなかったです。

    0
    投稿日: 2025.04.24
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    上巻に続き、圧倒的に面白かったです。 下巻では、特に共同主観的な宗教のお話と、資本主義と科学の関係からヨーロッパが中心となった科学革命を解釈するお話が印象に残りました。 宗教の話では、超自然的なものを規律とするものを宗教と捉えるとき、共産主義も宗教だという主張が面白かったです。 科学革命は、人類が自分達で滅亡するための武器を作りだし、平和をもたらしたという筆者の解釈が興味深く、改めて核について考えさせられました。 また、日本における記載も多く、何故日本はオランダにだけ開港していたのか、という点にも資本主義の成功を体現しているオランダであったからだと結論付けられているのはとても納得しました。資本主義と科学が悪魔的融合をした結果、奴隷制度や金のための戦争による犠牲などを沢山生み出している一方で、資本は拡大し、科学は進展して人間の万能性は拡大しているという資本主義の利点と欠点を歴史を通して俯瞰できました。 最終章では、SFチックなテイストで今後の未来に人間は人間でいられるのか、という問いがあり、AIの進展が凄まじい今、多少の脚色が入っていた本章も現実味を帯びてきたなと思ってしまいました。 意思決定を行う存在が人間以外に誕生した今、人間の歴史に縛られた共同主観的な世界観ではなく、AIによる未知の観念が生まれ、支配されうるし、そうなった場合は、2000年程度の人類史というスケールではなく、40億年の生物史のスケールで語られるべきだろう、人類史はAI史のための前提として語られるだろうという主張から、意思決定を人間以外が行うことの異常性をひしひしと感じられました。 また、マンモスの復活計画やギルガメッシュプロジェクトなど、人間が神になりうる未来についても考察されていて、未来でその辺で見かける生物は皆人類が生み出したものになるということも現実味を帯びてきたなと思いました。

    0
    投稿日: 2025.04.23
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    前巻ほどサクサクは進まず。なかなか幅広いので頭を整理しながら読む必要があった。 資本主義と自由主義が実は相反しているというのは面白い。

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    投稿日: 2025.04.20
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    上巻に比べると、読み終わるのに随分時間がかかった。宗教の話と国家の話が特に面白かった。上巻含め、この本を読んだことで、視野がかなり広くなり、サピエンスを俯瞰して見られるようになった。正直言って、サピエンスはやりすぎだ。やってはいけない領域にまできているんじゃないかな〜。そろそろ滅んでもいいのかも、なんて考えてしまった

    0
    投稿日: 2025.04.07
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    上下巻ともにとても面白かった。 科学革命とは無知を認め、知らないことについて追究することだった。 無知を知り、新たな発見をすることで富を得ることを知り、世の中が発展したことがわかった。 幸福論についてや、人類の未来の姿についても言及されており、とても勉強になり、とても興味深い本だった。

    7
    投稿日: 2025.03.18
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    上巻からだいぶ間が空いてしまったが、読み終わった。 歴史を学ぶことは、人類のしてきたことや、今置かれている状況、これから何を目指すか?ということを考える下地として非常に重要であることを改めて認識した。 中でも、下巻で最も衝撃的だったのは、今後サピエンスを超えた存在が台頭してくることを示唆していたところだ。 その一要素として、現在のAIの急速な進化が挙げられるが、もはやこれは今までサピエンスが生み出してきた「技術」とは異なり、「自らの能力を自らの裁量を持って使用できる」という点で特異であるということが、挙げられる。 自分達が想像もできないものと対峙することを考えることは不可能だと思うけれど、いずれ近い将来にそれが訪れるのだとすれば、そこに生じる感情は、好奇心なのか恐怖なのか、拒絶なのかどれになるのだろうとワクワクしてしまった。

    0
    投稿日: 2025.03.17
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    評価の高い有名な本が安くなっていたので読んでみるかと軽い気持ちで読み始めた。今まで歴史に興味はなかったけど、この本からはいろいろと刺激をもらえた。 なぜ日本だけが戦後に急成長できたのか、明治の人たちに思いを馳せながら理解できました。 長い本だけど手元に置いて繰り返し読みたくなるだろう本です。 ホモデウス、21 Lessons は既読ですが、これが一番知的刺激が多いと思います。

    1
    投稿日: 2025.02.27
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    電車時間を1ヶ月 上ほど食らわなかったけど、これもこれで大変新視点を得られて良かった でもやっぱマンモスとかの話のが好きだなーー浪漫すぎる でもAIのところは良かった、膨らむ その人の次の本も読もっかな

    0
    投稿日: 2025.02.14
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    最初の三章ぐらいが面白い。あとも面白いがちょっとお勉強感はあった。かなり有名なので内容は言うまでもという感じだが、色々考え方が変わる作品

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    投稿日: 2025.02.02
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    これまで私は人生という一本道を歩いてきて、これからもそれが続くのだと思っていた。しかし歴史を学ぶと、それは勘違いだと気づく。実は、途方もなく広い、道も標もない空間を、虚ろな目的地を思い浮かべながら歩いていたのだ。 上下巻通じて、常識だと思っていたことがいくつも覆される衝撃的な読書体験だった。歴史を学ぶってこんなに面白いことだったんだ。勧めてくれた友人、ありがとう。

    0
    投稿日: 2025.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「もし宗教が、超人間的な秩序の信奉に基づく人間の規範や価値観の体系であるとすれば、ソヴィエト連邦の共産主義は、イスラム教と比べて何ら遜色のない宗教だった」 「共産主義者も、人間の行動を導くべきものとして、自然の不変の法則という超人間的秩序を信じている」 ちょくちょく第二次世界大戦の出来事について日本人的に「あ??」となる瞬間もあったが、まぁそれこそ、著者の言を借りるなら欧米人の脳が作り上げた「虚構」による物語(ナラティブ)なのであって、さらにそこは本書の真意ではないので目を瞑ることにした。 原作が2014年とかに書かれているため途中で「ロシアのウクライナ侵攻についてこの著者はどう書くかな」と思ったのだが、文庫版においてはそこもきちんと拾われていて満足。 トータルとして、今の我々が生きる社会の新たな視点を切り開かれた印象で、読んでよかったと思う……が、 この本を読む前に「銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎」とクリスパー関連の本読んどいて良かった。 読まなければ「サピエンス全史」の理解が全く違うものになっただろう。 読んだお陰で非常に深くまで理解できたと思う。

    0
    投稿日: 2025.01.14
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    上巻より内容が哲学的で深く、読むのに時間を費した。 AIが意識を獲得する可能性について言及していたが、愛や欲望等の感情のデジタル化が90パーセント以上の精度で可能なら、 我々ホモ・サピエンスと遜色がない存在? 代替可能の存在?? などなど答えのない不毛なループ思考に陥った

    0
    投稿日: 2025.01.09
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    なぜ歴史を学ぶのか?それは、固定観念や先入観を覆し、新しい視点で物事を眺める力を養うため。歴史を学べば未来を知れるというのは違う。多くの、未来があり、多くの可能性があることを理解することが歴史を学ぶということ。学校の授業では、なぜ学ぶのか?を教えてくれない。ここに、問題があるのではないか? 取るに足らない存在であったホモサピエンスが、認知革命、農業革命、科学革命、産業革命を経て、現代に至る。集団生活が可能になったのは、ホモサピエンスだけが、遺伝子に頼らない虚構、集団的主観を持てるようになったからであり、故にどの種よりも、繁栄し、危険な存在となった。農業革命により、狩猟採集社会から決別した。帝国主義、資本主義と結びついた科学革命を経て、歴史のスピードは早まり、産業革命を経て、マルサス主義からの脱却を成し遂げた。次に、遺伝工学やサイボーグ工学が、DNA改変を成し遂げ、これまでの自然選択による進化すら、超越しようとしている。特異点に到達するのは時間の問題である。 そんな中で、幸福度という尺度で考えた時、これらの革命は人類を幸福にしたのか?生化学は、ホルモンこそが幸福度を決定するという。仏教は、内なる自分を知り、絶えず波のようにくる感情との戦いから脱却することが幸福という。ニーチェ等の哲学は、意義ある人生こそが幸福度という。外部刺激と内部理解。現代人は、過去の人々と比較して本当に幸福なのだろうか?歴史学は、歴史の変遷、事実、仮説を示すが、幸福度については、何も回答してくれない。 今後50年のうちに何が起こるのか?おそらく、ほぼ全てのことは達成できるようになると筆者は述べる。故に、何になりたいか?ではなく、我々は何を望むか?が至上命題となる。歴史の選択は、人類の利益追求による結果ではない。歴史が進むことで人類の境遇が改善させるという根拠はどこにもない。だとすると、今の我々が考えるべきことは何か?

    0
    投稿日: 2024.12.14
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    すごい本だということはわかるが具体的に結論と言えるものが私には何かよくわからなかった。訳者のあとがきが要点がうまくまとまっていると思う。

    2
    投稿日: 2024.12.01
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    幸せについて考える契機になりました 上巻は認知革命と農業革命を中心に、 下巻は科学革命について 論じられていました 科学研究に資源を投入することで、 新しい力の数々を獲得した これを『科学革命』と筆者は 定義していました 力を獲得して、『進歩』した我々へ 『幸せになったのか?』と問いかけて 閉じられます

    1
    投稿日: 2024.11.23
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    全体として面白かったが、ところどころあまりにも断定的に書かれていることに対して違和感もあり…。簡略化しすぎでは?と思うところはあったが、イントロとしてはいいのか。。あとやはりイスラエルという国家やパレスチナに対する行為について言及がほとんどなかったのは(記憶に間違いがなければ1箇所だけ、比喩として使われていただけ)、うーんだった

    2
    投稿日: 2024.11.14
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    科学革命が主に取り上げられている。現代を生きる自分にとってはやはりこちらのほうがリアルに感じられる話ではある。そしてリアルに感じられるからこそ現代の自由主義など「当たり前」になっていることがそうではないんだなと改めて気付かされる。

    2
    投稿日: 2024.11.02
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    2024/10/26〜2025/06/21 読み終わるのに滅茶苦茶時間がかかってしまった…… 上巻の方が面白く、読みやすかった。

    0
    投稿日: 2024.10.26
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    上巻に続き、無知を認めたことが正しい知識を得ようと動き出した科学革命、投資という資本主義の考え方、それによって発展した産業。 エネルギーを動力に変換することを身につけ、産業にも戦争にも使われたことで、最終的には現代の平和について読み解かれていた。 2002年の世界の死者数の割合が興味深く、戦死した人の数は交通事故で亡くなった人数と同じであり、自殺者数よりも少ないという。 家族などのコミュニティよりも国家の方が強く、守ってくれるようになった現代では、家族で助け合い、守り、解決していくことが希薄となった。国家の助けはあるものの、個を感じるのは幸福度に影響しそうだ。恵まれていれば幸せな訳ではない、振り回されてばかりの子育てがそれを教えてくれるというのは共感できる。また人によって幸福度は10段階中の6〜10で揺れ動く者もいれば、3〜7で揺れ動く人もいる。お互いの平均が違うというのを認識しておく必要がある。自分の感情が絶えず湧き起こっては消えていくのを観察して、追い求めない、今この瞬間を生きるという仏教の思想を紹介されていたが、幸福に関する研究が始まったばかりだというのも歴史的に新しいことだということに触れられた。

    2
    投稿日: 2024.10.20
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    まずもって、「認知革命」⇒「農業革命」と続いて、てっきり「産業革命」かと予想していたら、「人類の統一」から「科学革命」だったことにAha!であった。もちろん、「科学革命」の中に「産業革命」も含まれるのだが、科学VS無知という視点に立つと、こういう歴史観になるんだと。 ただ核兵器が抑止力になって、今後全面的な戦争は起こらないだろう…というのは楽観すぎると思ったし、イスラエルが戦争を止めないのはこの著者(イスラエル人)の説を真に受けているのかと、勘ぐりたくもなったが…

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    投稿日: 2024.10.15
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    宗教の説明から始まり、資本主義、科学革命、次世代のことまで書かれている。 ホモサピエンスの強みは虚構を作れることで、それがまとまりを作って、知らない人同士での協力を生む。 それが科学革命とか資本主義とかにつながる。

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    投稿日: 2024.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    宗教と科学の利用により人類の可能性が加速した。 宗教の部分はとても複雑だったが、信仰というのは集団を1つにして統治をするにはとても都合が良いというのはこれまでにない感覚だった。 科学の発展は言うまでもないが、その発展のいく先の予測は容易ではないことは印象的だった。確かに、最近の潮流を思い出すと、IPS細胞の発見で生命科学が大きな注目を集め時代を築いたと思えば、最近はAIや機械学習など情報科学の時代である。 テクノロジーの進歩は突発的であり、どんな分野にもチャンスがあるとも感じた。

    0
    投稿日: 2024.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白いし芯を食った解釈だと思う部分がたくさんあった。ホモサピエンスの現代までの歴史を著者の解釈でひととおり語り、最後は我々が幸せになるための警鐘を鳴らしてくれた。 会社や通貨やイデオロギーも、虚構(共同主観的な現実)であるという意味で神話と同様のものである。宗教や帝国などの虚構によってサピエンスは統一され巨大なネットワークを形成してきた。サピエンスは農耕や資本主義によって繁栄してきたが、実は我々は、形のないそれらが成長するための母体の役割を担わされているだけで、そこに我々の幸福は考慮されていない。歴史は必然ではなく未来は可能性に開かれている。急速な科学の発展で今後、新しい人類の形態が生まれるかもしれず、今の私たちがするべきことは「何を望みたいのか」を考えることだ。

    0
    投稿日: 2024.10.01
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    歴史を研究するのは多くの可能性があると理解するためと説く本。 歴史の次の段階には、人間の意識等の根本的な変化も含まれる。 【関連書籍】 シンプルで合理的な人生設計、幸福の資本論、1984

    2
    投稿日: 2024.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっと上下巻読み終わった~!!!読み応え、最高!目からうろこ!面白かったです!私は仕事上、政治では民主主義、経済的には資本主義が「正しい」という前提でものをとらえなければならず(そうじゃないと話が複雑になりすぎる)、それを覆されるととても仕事がやりにくいのですが(笑)、サピエンスが全体として「資本主義」という虚構を宗教のように信じ込まされている、という捉え方に納得はしました。他の、全然違う道だってあったかもしれないのだ。数千年後には、他の形態が生み出されているだろうし。 翻訳なので、オリジナルが日本語で書かれていればこういう話の組み立て方はしないよな、と思う、ちょっと読みづらい部分も少々ありましたが、それでもこの大作を翻訳された方も素晴らしいと思います。下巻の最後に「訳者あとがき」があって、このあとがきに上下巻ともに非常に大事な部分をかなり上手く要約してあると思いました。翻訳者の仕事にも敬服いたします。あと、「へえ!」と思ったのですが、日本語版刊行にあたって、原作者が日本の場合の例などを加筆しているらしい。な、なんと親切な!!!笑! 2024年の夏休み、自由時間のけっこうな部分をこの本を読むことに充てました!読んで良かったです! …だが、人類の実際的な知識を使って、この世の根本的な諸問題を克服するのは不可能だと思われていた。知るべきことをすべて知っていたムハンマドやイエス、ブッダ、孔子さえもが飢饉や疫病、貧困、戦争をこの世からなくせなかったのだから、私たちにそんなことがどうしてできるだろう? 多くの信仰では、いつの日か救世主が現れて戦争や飢饉にすべて終止符を打ち、死さえなくすと信じられていた。だが、人類が新しい知識を発見したり新しい道具を発明したりしてそれを成し遂げられるという考えは、滑稽というだけでは済まされず、不遜でさえあった。バベルの塔の話やイカロスの話、ゴーレムの話、その他無数の神話は、人間の限界を越えようとする試みは必ず失望と参事につながることを人々に教えていた。(第14章) 決定的に重要な発明は他にもある。内燃機関の発明もその一つだ。内燃機関はたった一世代ほどのうちに、人類の輸送手段に大変革をもたらし、石油を液状の政治権力に変えた。石油はすでに何千年も前から知られており、・・・せいぜいその程度の役にしか立たないものと誰もが思っていた。石油のために血を流すのはばかばかしく思えただろう。・・・  石油よりもさらに驚異的なのが、電気の歴史だ。二世紀前には、電気は経済で何の役割も果たしておらず、使われたとしても不可解な科学実験や安っぽい魔法のトリックでぐらいのものだった。それが、一連の発明のおかげで、私たちにとってなんでも願い事をかなえてくれるランプの魔人となった。私たちがパチンと指を鳴らすと、本を印刷し、服を縫い、野菜を新鮮に保ち、アイスクリームを凍ったまま貯蔵し、夕食を調理し、犯罪者を処刑し、思考を保存し、笑顔を記録し、夜を明るく照らし、薄うのテレビ番組で楽しませてくれる。電気がどのようにしてこれらすべてを成し遂げるのかを理解している人はほとんどいないが、電気なしの暮らしを想像できる人は、それに輪をかけて少ない。(第17章) したがって、近代社会の特徴を定義しようとするのは、カメレオンの色を定義しようとするに等しい。確信を持って語れる近代社会の唯一の特徴は、その絶え間ない変化だ。人々はこうした変化に慣れてしまい、私たちのほとんどは、社会秩序とは柔軟で、意のままに設計したり、改良したりできるものであると考えている。近代い以前の支配者の公約は、伝統的秩序の堅持であり、彼らは、かつての失われた黄金時代への回帰を訴えることさえあった。だが、過去二世紀に政治の舞台で広く謳われてきたのは、旧来の世界を打破し、それに代わるより良い世界を構築するという約束だ。最も保守的な政党でさえも、たんに現状維持を誓うことはない。誰も彼もが社会改革屋教育改革、経済改革を約束する。そして、しばしばその約束を果たす。(第18章) 状況が改善すると期待も膨らむので、結果として客観的条件が劇的に改善してもなお、満族が得られないこともある。状況が悪化すると期待もしぼむので、結果として大病を患ってもなお、それまでとほとんど変わらず幸せでいる場合もあるのだ。 そんなことは、多くの心理学者が質問票を使って発見するまでもないと言う人がいるかもしれない。たしかに、予言者や詩人や哲学者は何千年も前に、持てるものに満足するほうが、欲しいものをより多く手に入れるよりもはるかに重要なことを見抜いていた。(第19章) ・・・子育ては相当に不快な仕事であることが判明した。労働の大半は、おむつを変えたり、食器を洗ったり、かんしゃくを宥めたりすることが占めており、そのようなことを好んでやる人などいない。だが大多数の親は、子どもこそ自分の幸福の一番の厳選であると断言する。 この発見は、幸福とは不快な時間を快い時間が上回ることではないのを立証しているとも考えられる。幸せかどうかはむしろ、ある人の人生全体が有意義で価値あるものと見なせるかどうかにかかっているというのだ。幸福には、重要な認知的・倫理的側面がある。各人の価値観次第で天地の差がつき、自分を「赤ん坊という独裁者に使える惨めな奴隷」と見なすことにもなれば、「新たな命を愛情深く育んでいる」と見なすことにもなる。(第19章) 人間は、あれやこれやのはかない感情を経験したときではなく、自分の感情はすべて束の間のものであることを理解し、そうした感情を渇愛することをやめたときに初めて、苦しみから解放される。それが仏教で迷走の修練を積む目的だ。(第19章) 特異点(シンギュラリティ) ますます多くの活動分野が、現状で満足してはいられなくなっている。法律家はプライバシーとアイデンティティの問題を考え直さなければならず、政府は医療と平等の問題の再考を迫られ、スポーツ団体や教育機関はフェアプレイと成績を再定義する必要があり、年金基金と労働市場は60歳がかつての30歳に相当しうる世界に適合するように再調整せざるをえない。誰もが生物工学やサイボーグ、非有機的生命の難問に対処しなくてはならないのだ。(第20章)

    6
    投稿日: 2024.08.23
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    『サピエンス全史』(上・下) 数年前友人が読んで面白かったという話を聞いて気になっていた。話題の書であることは知っていたが手にするまで時間がかかった。読んで、当時の世間の反応はもっともであり世の読書人の感性に脱帽である。 このところ小説や評論など内面を探る本を読むことが多かったが、これはそれとは対極のものであった。 目先の時間に埋没していた自分にとって、この作者 ユバル・ノア・ハラリの考える億年・万年・百年単位の人類(ホモ・サピエンス)の進化とその歴史を再構成する話は新鮮であり共感できた。 138億年前 物質とエネルギー(原子と分子)出現 45億年前 地球形成 38億年前 有機体(生物)出現 7万年前 ホモ・サピエンス発展 言語・認知革命 12000年前 農業革命 5000年前 最初の王国 貨幣 多神教 2500年前 ペルシャ帝国 インドの仏教 2000年前 漢帝国 ローマ帝国 キリスト教 1400年前 イスラム教 500年前 科学革命  200年前 産業革命  時間軸を変えて、宇宙から地球を覗くような目で人類の歩みを見るとこんな風景なのだろうか。 わかったつもりでいたことも別の「新しい歴史」に様変わりしているので驚きである。 上・下にわたる長編の大作だが、わかり易い表現で興味を唆り最後まで飽きさせない。 ただの動物の一種にすぎないホモ・サピエンスは「噂話をする柔軟な言語の認知革命」をへて、他のすべての人類種を地球上から一掃し、既存生物の生態系を破滅させる最も危険な種として、地球上の生態系の頂上に君臨するようになる。 ・・・狩猟から農耕で定着統一し、帝国・貨幣・宗教、科学革命・資本主義・自由市場等々、従来の概念を作者の視点で構築し新説の歴史として再現する。 侵略して先住民族を根絶やしにしてきたことや、 動物を食用として目的特化飼育をする話など多くの残酷で非情な物語も記録されている。 話は変わるが、いつも電車に乗り住宅街のマンションや住戸の連なりを窓外に眺めて、人は各々毎日あくせく生きながら、結局皆同じような生活をするアリやハチ・牛や馬のような「種としての集団生活をする生物なのだ」ということを感じていた。それなのにやたら違いを求めて競争をして平等とか格差といって、優越感や劣等感・妬みや嫉みで汲々とする。 まとまりのない結論のでないこともこの本はいろいろ考えさせてくれる。 思考のバランスということにも気づかされた。 「大きな視野で」そして内に深く考えよと。

    1
    投稿日: 2024.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本は、自分が知っていたつもりになっていた歴史について新しい視点を与えてくれる本だった。 これまでは、科学は戦争に勝つことを目的に投資され、発展してきたと思っていたがそれはここ最近の話であって、本来は知的好奇心から始まる未知への探究がトリガーになっていた。それが資本主義と合わさることで金を集め、帝国主義と交わることで世界中に拡大していき、引いては戦争の抑止力の一つにもなった…という壮大なストーリー また政治主義や宗教なども全ては虚構なのであると看破する上巻からの流れを汲みながら、人類の幸福とは?未来(コンピュータ社会の先)とは?を歴史の視点からアプローチする思考もまた面白い。この辺りは次作『ホモ・デウス』に詳しいと聞くので、次はそちらを読むつもりである。

    1
    投稿日: 2024.08.11
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    非常に面白かったけれど、読み切るまで(暇だったのに)1ヶ月くらいかかってしまった。 本筋ではないかもしれないが、それぞれの宗教が何を善とし何を目指しているかを初めて理解できた気がする。仏教が苦痛から逃れるために、欲を捨ててありのままを受け止めることを目指していると知り、どの宗教よりも1番しっくりくると思った。仏教について学んだことはなかったが私の中にはその血が通っていたんだなと実感した。 生成AIなどの話は、AIと人間の上下関係が入れ替わった世界線を想像させられ、その瞬間私たちが美しい、愛おしいと思っているもの全てが意味をなくす恐ろしさを感じた。すぐに眠くなってしまったり、お腹が空くとイライラしたり、そんな愛おしい人間らしさが下等だと思う日が本当に来てしまうのだろうか

    1
    投稿日: 2024.08.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    経済学部生として印象的だった第16章序盤の議論について。 「生産利益は生産増加のために再投資されなくてはならない(本文より引用)」とは、マックス・ウェーバーが「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」で述べた「資本主義の精神」であり、近現代の社会を駆動してきた原動力でもあった。現在の我々の感覚からするとこの考え方はすんなり受け入れられそうだが、歴史を見ると当たり前の価値観ではなかったと筆者は指摘する。確かに冷静に考えてみると、利潤を再投資に回すインセンティブが生まれたのは、18世紀後半の産業革命によって規模の経済性が働くようになってからだと考えるのは妥当だろう。そこで本書では近代以降と近代以前を区別して、そこでの利潤をそれぞれ資本(capital)と富(wealth)と分類するこのにとってその違いを述べている。この分類方法は非常に明快で頭の整理に大いに役立った。

    4
    投稿日: 2024.07.31
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    下巻は「そうか、こんなことも知らずに私は現代の価値観に挟まれて生きていたのか、恥ずかしいな…」の連続だった。

    1
    投稿日: 2024.07.27
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    サピエンス全史、やっと全部読んだ。漫画版も一緒に読んだけど、これは感想を書くのはなかなかハードだ。 歴史観、人類、ホモ・サピエンス、農業革命、差別、侵略問題、さまざま新たな視点を得るにはとてもすばらしい読書体験だった。 本のことそのものではないけど、1番記憶に残っているのは、読んでいる途中に起きたMrs.Green Appleの「コロンブス」のMV事件。 「開拓」なんていえば聞こえはいいが、それは先住民からしたら「侵略」「略奪」「蹂躙」の悲惨な過去の歴史であり、それはたかだか200年や300年前の出来事だと思えば、まだまだ人は過ちをおかしていく生き物なんだろうなと感じた。 終盤の遺伝子操作や生命の拡張?の話やギルガメッシュ•プロジェクトのとこも興味深かったな。生成AIが解き放たれた今のハラリの話がきいてみたい。

    1
    投稿日: 2024.06.29
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    おもしろい!! 人類の歴史本かなくらいの軽い感覚で手に取りました。なめてた…。 「世界の見方が劇的に変わる!」の帯は大げさではない。 ホモ・サピエンスが他の人類種とは違う進化を遂げたのは何故か。から農耕・狩猟・統治・改革・宗教・哲学・資本主義や近代のグローバル化まで、人類が生き延びていく為に使った知恵の全てが詰まっています。 事実しか書いていないのに、おもしろい小説のよう。 歴史、生物学的なだけでなく、あらゆる視点からの説明でおもしろい。 何年にこんな事した〜とかあんな事件を起こした〜とか教科書的な話ではなく、もっとヒトという生物はどこから生まれどこに向かっているのか…みたいな哲学的な感じも含む。「資本主義の地獄」が特に興味深い。 お恥ずかしい限りだが、知らなかった事だらけ。 読んで良かった。 読み返したくなるし、「ホモ・デウス」も読みたい。

    12
    投稿日: 2024.06.22
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    上巻に引き続き根気が必要だったが面白かった。 「原爆投下は戦死者を減らすため」だとか「核兵器のおかげで戦争が起きてない」とか言われると我々日本人は脊椎反射で何クソと憤慨してしまうのだけど、サピエンス史を語る上では遥か上空から俯瞰した視点が必要なのでこうした爆弾発言が成立する。おそらく全世界の人がこの本の何かしらに青筋を立てるだろう。笑 そもそもそうした国民としての自認すら虚構なのだ。 長々と歴史をなぞり終えて、未来の話になると一気にホラー小説と化していた。 それがフィクションだと笑い飛ばせるものではなく、現実味があるからより恐ろしい。 突然SDGsのような指針が世に現れたのは、ホモ・サピエンスが神の力を手に入れたことが背景にあるのかなと。

    2
    投稿日: 2024.06.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高校で学ぶ世界史とは違う見方なので、面白いには面白いのですが、表現を変えて同じことの繰り返しになっているなぁと感じて、ワクワクしながらは読めなかったです。アジアは他の西洋と違うからで終わっちゃってるところもモヤモヤ。(サピエンス全史なのに?という感じがしてしまいました。)家畜の件は批判じみててフラットに見れてない感じがしたのもモヤっとしました。上巻は結構面白かったんですけどね。世界平和に関することも、戦争はなかったって言い切っちゃってていいの?なんか甘くない?って感じもあったし、書かれた年が少し前だったのでそういう認識だったのかと思いましたが、あとがきの部分で追加で載ってたので、「そうなっちゃうよなぁ」とは思いました。

    0
    投稿日: 2024.06.16
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    とても面白かった。いや、本当に。いわゆる小学生並みの感想になっちゃってるけど。冒険ものでもないのに、ワクワク・ドキドキ。知的好奇心をただただくすぐられる続けられる作品でした。 正直、上巻のサピエンス〜からのくだりの方が面白いだろうと思ってたけど、予想外に下巻の方がよかった。 自分の知識、思考、思想に大きな影響を与えられた。この衝撃は、何十年か前に「銃・病原菌・鉄」を読んだ時以来かな。

    2
    投稿日: 2024.06.15
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    カズレーザーさんの帯コメント「ずーっとわくわくする」に共感!この手の本でこんなに読みやすい文体に感動。気の遠くなるような歴史を、こんなに楽しく書いた作者に拍手!と同時に、こんなに読みやすくしてくれた翻訳者:柴田裕之さんにも大拍手!!!

    0
    投稿日: 2024.06.10
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    ホモサピエンスがこの地球上でどのようなことをしてきたか、どのようなことをしているか、どのようなことをしようとしているかがわかる本。とてもおもしろかった。

    0
    投稿日: 2024.06.09
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    難しい内容だった。 要は人類をはじめとした生き物は現在進行形であり、これからもどの方向に向かうか分からない、ということ。

    0
    投稿日: 2024.05.12
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    訳者のあとがきを読むと上下巻の内容をすべてまとめてくれているのがわかる。あとがきを最後にして振り返って読むのも良し、あとがきを先に読んで大筋を理解するのも良し。マクロな視点で歴史を考察しているところが、単に歴史好きなわたしの視点に付加価値を与えてくれた。

    1
    投稿日: 2024.05.05
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    現生人類(ホモ・サピエンス)の約7万年前から現在にいたるまでの歩みを、歴史と哲学を自由自在に行き来しながら物語る。 本書の内容もまた、著者が想像した1つの物語である、という点には充分注意する必要があるけれど、でも、その物語がめっぽう面白い! さまざまな歴史を縦横無尽に取り出しながら進む記述は、不思議と要点が絞られていて展開にスピード感があるので、飽きずに読めます。この厚さだからこそ、一気読みがおすすめ。 〈緊張や対立、解決不能のジレンマがどの文化にとってもスパイスの役割を果たすとしたら、どの文化に属する人間も必ず、矛盾する信念を抱き、相容れない価値観に引き裂かれることになる。これはどの文化にとっても本質的な特徴なので、「認知的不協和」という呼び名さえついている。認知的不協和は人間の心の欠陥と考えられることが多い。だが、じつは必須の長所なのだ。矛盾する信念や価値観を持てなかったとしたら、人類の文化を打ち立てて維持することはおそらく不可能だっただろう。〉 という一節が、心に残る。 副題にもなっている「人類の幸福」は、目を凝らしてその正体を見ようとすればするほど、霧のように消えてしまう。でも、もし、何かを考えつくり、維持していくことが前向きに生きることだとしたら、矛盾や葛藤こそ、その原動力なのかもしれない。

    18
    投稿日: 2024.05.04
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    全世界で話題になった書籍。全体的に非常に興味深く読むことができたが、なかでもおもしろかったのは「認知革命」の話。第2章の章題はズバリ「虚構が協力を可能にした」で、どういうことかといえば、宗教も法律も会社もすべては「虚構」であり、それを信じたことが今日のサピエンスの繁栄に繫がっているという。説明を聞いてなるほどと思った。認識したことはなかったが、この世はすべて「虚構」なのだ。このことを知ることができただけでも大きな学びであった。むろん、上下巻にわたる大作なのでほかにも示唆に富む内容で満ち溢れているのだが、とにかく充実した読書体験をすることができた。

    1
    投稿日: 2024.04.29
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    なるほど、売れるわけだ。 全編を通してウィットに富んでいる。非常に難しいことを述べているから内容を十全に理解できている気はしないが、冗談めかした口調や(むろんこれは訳者に負うところも大きいだろうが)身近で分かりやすい卓抜な例のおかげでさくさくと読み進めることができるし、何となくでも分かったような気分になれる。 とはいえ、誰でも気軽に読めるというものではないだろう。 上下巻4部20章から成る本書だが、サピエンスという響きから連想される有史以前の、原始的な世界について書かれたのは第2部の前半まで。このあたり(第1部)までは高校生くらいならついてこれるのではないだろうか。 ただ第2部に入って神話について触れ出し、さらに宗教や資本主義について本格的に論じ始められると、ある程度の歴史的、社会的なバックボーンが求められていく。 知人が「途中で挫折した」と言っていたが、察するところこの辺りで読み進められなくなったのではないか。 (個人的にはこうしたテーマについて読み慣れているので、私はなんとか読み進めることができた) そして最終的に科学について語られ始めると、読者にとっても問題はぐっと身近になる。最終的に筆者から提示される未来像を前に、誰しもが考え込むはずだ。 「我々サピエンスはどこへ向かうべきなのか?」と。 最後まで我慢して読むとまた面白いですよ。

    1
    投稿日: 2024.04.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短い通勤時だけで読みすすめたので、2か月くらいかかったが、それはそれで良い時間を過ごせた。 宗教とか資本主義とか文明とかが歴史として語られてきたときには、今まで仕組みとか表面しか見てこなかったことを痛感させられた。それらの深いところ、または大きく見たときに感じるべきことがあることにものすごく驚いた。 そして、2014年に書かれてから、この10年での世界の大きな変化をどう感じるのかという疑問にも文庫版あとがきでお答えいただき、その内容にも感服。 とは言え、理解できていないところもあるので、なんなども捲りかえしたい。

    3
    投稿日: 2024.04.14
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    上巻に比べると小難しく、くどい説明が多い気がしてちょっとワクワクが減って読むスピードも落ち気味w 未来恐ろしいな、、、人間はどこに向かっていくんだろう? ド庶民の私は最終列車には乗れない気がするなーと思いつつ。

    1
    投稿日: 2024.04.08
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    人類は宗教、企業などの虚構を作ることで進化した。 虚構変えることで社会構造や行動パターンを変えることができた。

    0
    投稿日: 2024.03.28
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    これまで生物学的なサピエンスの話をしてきたが、ここで少し雰囲気が変わって、社会的動物としてのサピエンスの話になる。経済の原理の簡易的な説明やら、幸福の基準などなど。 そして締めくくりに、拡張されるサピエンスの概念およびシンギュラリティにも言及される。

    1
    投稿日: 2024.03.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【面白かったところ】 西暦1500年頃までは世界中の人類が医学、軍事等の分野で新たな力を獲得する能力が自らにあると思っていなかったこと。 科学革命が無知の革命であったこと。 エネルギーを別の種類のエネルギーに変える唯一の機械が肉体であったこと。 アルミニウムが金よりも価値があったこと。 イギリスの時間の統一の経緯。 時報をナチスが解析していたこと。 我々は集団の苦しみよりも個人の苦しみに共感しやすいこと。

    0
    投稿日: 2024.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    取るに足らない動物の一種だった人類がいかにして世界の覇者になったのか、そして、未来は現在より豊かになるというあくなき欲求のために、拡大してきた資本主義。イデオロギーの解説から科学的生物学的にも人類史を振り返らせてくれる名著であった。 私たちは何を望みたいのか、筆者が文庫版の後書きにも書いた言葉。生物学的に言えば、私たちに存在しているニューロンが何を望んでおり、AIが発展してきている今こそ、この問いを真剣に考えることが幸せに繋がるように思えた。

    6
    投稿日: 2024.03.20
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    サピエンス全史という膨大な人間の歴史を教科書とは全く違った切り口でかきしるした良書。「私たちは何を望みたいのか?」

    3
    投稿日: 2024.03.17
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    グローバルな世界に現在生きていながら、 グローバルにできていることなんてない、 と思うことがあります。 紛争にしろ地球温暖化にしろ貧困にしろ、 協力しないと解決できないと解っている、 でもしないんですよね。 Mit einem Ziele. — Hat man sein warum? des Lebens, so verträgt man sich fast mit jedem wie? (Friedrich Wilhelm Nietzsche) 生きる理由を持つ者は、 殆どどんな生き方でも耐えられる。 人類の歴史を大局的にみた場合、地球の命運を左右できる力を持ってしまったのは、早過ぎたかも知れません。 身の丈が追いついていないような。 でも、かつて火を手懐けた時もそうだったのかも。 生きる理由を正しく持つことができれば、虚構であっても、虚構であればこそ耐えられるのが人類なのかな、と。

    1
    投稿日: 2024.03.03
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    あとがきに書かれている通り、読書の醍醐味の一つは、目から鱗が落ちる体験をすること、であり、それを感じさせてくれる本。 下巻のテーマの一つはは科学の発展と帝国主義、資本主義がどのように結びついたか、である。 科学の発展により、人間は力を手に入れた。それにより、未知の世界の探求が叶うようになる。さらに、未知の探究はさらに自らを強力にすることに人類は気づく。よって、帝国主義は覇権の拡大のため、科学に協力を続ける。 また、科学はエネルギー資源に関する、従来の自然的な限界を克服した。それにより、科学は従来の経済の自然的限界を克服し、経済はどんどん拡大する。よって、資本主義は科学に協力をする。 今を生きる我々は、経済は永遠に拡大し続ける。という虚構を信じて生きている。 下巻のテーマの二つ目は、人類の幸福について、である。 未だかつてないほど、安全、かつ、豊かな私達は史上最高に幸福な人類なのか?答えるのは容易ではないが、少なくとも完全なる幸福を将来においても実現できそうにない、ということはわかる。 そして、最後にこれからの人類は何を目指すのか?という問いで本書が終わる。 AIの進化に対する危機意識は、昨今喧しいが、その一端が理解できる最終章。今までとは違った視点での歴史、進化史を見せてくれる本。

    0
    投稿日: 2024.03.03