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サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福
サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福
ユヴァル・ノア・ハラリ、柴田裕之/河出書房新社
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総合評価

167件)
4.3
70
64
23
1
0
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    ホモ・サピエンスのこれまでの生存の歴史で、帝国の成り立ちまでが書かれている。ホモ・サピエンスがここまで繁殖できているのは「現実」でないものを想像で崇め、中心に置き、意識の統一が図れるところにあること。改めて凄い能力だと思う。狩猟から農業への移行で食料の安定供給が図られたようにもなっているが、逆にこのせいで生活の場を狭め、幸福を失っているという考えにも強く共感する。改めて全体の感想は下巻の読了後に。 下巻の内容が楽しみです。

    1
    投稿日: 2026.04.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    世界の見え方が変わる本。なぜホモ・サピエンスが天下を取れたのかが順を追って納得できる論で説明されており引き込まれる。 特に印象深いのは、虚構を語る能力によってそれまでせいぜい数十名でしか協力できなかったホモ・サピエンスが、数千数万の単位で同じ神話を信じ、同じ方向を向けるようになったという論。 また、農業革命が必ずしもホモ・サピエンスを幸せにしなかったのでは?という話も面白かった。むしろ「種の繁栄」という意味で小麦の方にしてやられていて、でも小麦はどこでも育つし、これにより爆発的に人口が増えた…全てが繋がっていて面白い。下巻も楽しみ。

    1
    投稿日: 2026.04.04
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    社会学・生物学・考古学などの視点から、人類史を広いスケールで読み解いていく一冊。 「人とは何か」を考えるのが好きな人にとっては、世界の解像度が一段上がるような内容だと思う。 軽い気持ちで人におすすめできる本ではないが、こういう本が存在し、それが広く知られていること自体には、とても意味があると感じる。 現在の常識や倫理、人権やコンプライアンスは、歴史の中で見ればごく最近のものに過ぎない。 膨大な時間軸の中で見たとき、我々ホモ・サピエンスの本来の生き方から、かなり遠いところまで来ているのだと実感する。 この先の未来は、本質は変わらないまま進んでいくのか、それとも都合よく変わっていくのか。 そんな問いを自然と考えさせられる。 集中力が続かず、途中で内容が頭に入りにくい部分もあったが、それでも読んで良かったと思える一冊だった。 下巻もあるようなので、少し間を空けてから挑戦したい

    0
    投稿日: 2026.03.31
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    私たち人類は、人類が地球上で最も賢い霊長類であり、地球を支配していると思い込んでいる。 その認識は間違ってはいないが、人類が地球の覇者になったのは地球の歴史ではほんの最近のこと。それまでの狩猟採集民と呼ばれていた時代は、他の動物とほとんど変わらず、特別な動物ではなかった。 では、なぜ人類は突如として地球の覇者になったのか。人類とほとんどDNAが一緒と言われているチンパンジーと人類を隔てるものはなにか。 ホモサピエンスの壮大な歴史をもとに、この偉大な謎に迫るのが本書の目的。 人類の大きな転換期となったのは①認知革命②農業革命。 ①認知革命とは、何らかの理由で脳に突然変異が起き、それまでの認知能力より大きく進化した。つまり賢くなった。 その大きな特徴は、現実に存在するもの(木や川やライオンなど)以外について話し合うことが出来るようになったこと。 それは、神や神話、伝説であったり、死者の霊であった。古代の人々はこれら虚構の話を通じて繋がり見知らぬ人同士でも協力することができた。 つまり、人類は他の動物では比較にならないほど、血縁や種族を超えて膨大な数の人数が協力することができたため、他の動物を征服し、地球の覇者となることができたと言える。 そして、この虚構の力は現代ではより一層強くなっている。 国家、法律、法人、お金、資本主義、どれも現実には存在しないのに、存在していると思い込んでいるものをもとに現代社会は成り立っている。虚構を共有できることが人類を地球の覇者にし、人類をここまで発展させたといえる。 ②農業革命は、言うまでもなくそれまでの狩猟採集のライフスタイルを捨て、農耕、家畜により生計を立てるようになったこと。突然急激な変化が起こったわけではなく、徐々にゆっくりと何世代もかけて狩猟採集から農耕へと変化した。それまでは移動が当たり前の生活だったが、人々は家を建てて定住し、やがて大きな村へと発展した。 人々は密集して生活するようになり、また家畜から様々な伝染病が発生したことから、農業革命以降は病気による死亡率が上昇する。そして、少数の食物に依存することで餓えによる死亡も増えることになる。 また、富の蓄積が可能となったことから貧富の差も顕著になる。食料自給率が上がったことにより人口が爆発的に増えたという利益は享受できたが、その反面これらデメリットも同時について回った。 私たち人類は、死なないように安全に生活できるように、そして便利で快適な暮らしが実現できるように様々なイノーベーションを繰り返してきたが、その裏にはいつも相反するデメリットがついて回ってきた。 例えばIT革命により、それまで郵便でやりとりしていたことがメールやチャットで出来るようになった。 時間や手間が短縮された分だけ、私たちは余暇をたっぷりと享受できているか。答えはNOだ。レスポンスが迅速になったことで全てのスピードが上がり、それについていくことを強いられている。 そして、人々の暮らしはますます豊かになっている。全自動洗濯機、お掃除ロボット、ハイテクなスマホタブレット、海外旅行。これらは現代では持っていて当たり前のものである。そのために、私たちは家族との時間、ゆっくり余暇を楽しむ時間を犠牲にして懸命に働いている。 人類の様々なイノーベーションは、人類全体で見ると確かに表向きの成功をもたらしたが、それは個人の多大な苦しみと密接に繋がっていた。 そして、人類のあらゆる革命はその繰り返しであるといえる。

    1
    投稿日: 2026.03.26
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    息子へ) 図書館の予約のしかたをミスして、 先に下巻を読んだ。これが、衝撃的。 今回、そのイメージで上巻を読んだ。 下巻の衝撃には及ばなかったものの、 上巻もまた、卓越した切り口。 これまた、「目から鱗」の表現以上のボキャブラリーを、持ちたくなるほどの衝撃。 2つ挙げておこう。 ①認知革命。人類は虚構を築くことで頂点に立った。 人類種は、我々ホモサピエンスだけではなかった。 では、なぜホモサピエンスだけが生き残ったか? それは、認知革命にあるという。 認知革命とは、目にしている現実ではない虚構を言葉にして共有できる能力。虚構とは、神とか概念とか死後の世界とか。 これにより、会ったことのないホモサピエンス同士が協力して、 なにかを起こせる。 他の人類種や動物も言葉を使えるらしい。 でも、現実しか言葉にできない。 この場合、互いに協力できる数は、150人までらしい。 認知革命により、個々には能力の乏しいホモサピエンスが、地球の頂点にたった。 例えば、1万5000年前、ホモサピエンスがオーストラリア大陸に立ったあとすぐ、大型哺乳類はほぼ絶滅している。。。 ②農耕革命は避けられなかった詐欺。 狩猟採集時代の人類のほうが幸せだったらしい。 農耕革命によって、人類は、その個体数を増やした。 ただ、個々には不幸となった。 種としての成功(数の増加)は、個としての成功にはならない。 誰も種として成功するために、個を犠牲にするつもりはなかった。 でも、農耕革命は起こるべくして起こった。 なんという皮肉か。 なんと大きな逆らえない流れ。 この本を読む以上に、自分のちっぽけさを感ずることはできない。 とにかく、読め。

    0
    投稿日: 2026.03.22
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    翻訳本としては読みやすい。 堀江さんの著書に上がった本というのが手に取ったきっかけ。 まだこれは上巻ですが、ヒトが生きているというあらゆる「なぜ?」に客観的に答える内容で、究極の第三者目線といった印象。ボロボロになるまで読み潰す類いの本です。歴史・科学・考古学に至るまで、あまねく網羅した内容で、下巻がどこまでどのくらい細かく表現されているかが楽しみ。 屁理屈な人には特におすすめ(笑)いい本だと思います。

    0
    投稿日: 2026.03.17
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    人類の歴史をマクロな視点で捉えた一冊で、読み応えがありました。 印象的だったのは、狩猟採集民の生活に対する見方が覆された点です。農業革命以前の人類は不安定で貧しいイメージがありましたが、食の多様性や労働時間の短さという観点から見ると、むしろ現代人より高い満足度を持っていた可能性があるという指摘は、「進歩」や「豊かさ」の意味を改めて考えさせられました。 また、人類の勢力拡大が生態系に多大な影響を与えてきたという視点も、現代の環境問題を考えるうえで重要な示唆を含んでいます。 本書でとりわけ興味深かったのが、「共通の虚構」という概念です。貨幣・国家・宗教といった社会の根幹をなすものが、突き詰めれば「皆が信じることで成立するフィクション」であるという論点は、社会の構造を根本から問い直すような知的な刺激がありました。 下巻も引き続き楽しみに読み進めたいと思います。

    0
    投稿日: 2026.03.16
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    人類がどのようにして現在の文明を築き、地球上で圧倒的な存在になったのかを、人類史という長い時間軸から読み解いた一冊。狩猟採集社会から農業社会への転換、宗教や国家の成立など、人類社会の形成過程が大きな視点で描かれている。 本書で特に印象に残ったのは、人類が「虚構(フィクション)」を共有する能力によって大規模な社会を形成してきたという指摘である。国家、宗教、法律、企業といった制度は自然に存在するものではなく、人間が共通して信じる物語によって成り立っている。こうした共通の認識があるからこそ、人類は大規模な協力関係を築くことができたという視点は非常に興味深かった。 また、農業革命が必ずしも人類の幸福を高めたわけではないという議論も印象的だった。文明の発展は必ずしも人間の生活を豊かにしたわけではなく、むしろ新たな制約や課題を生み出してきた可能性があるという視点は、人類史を改めて考えさせられる内容だった。 下巻では科学革命以降の社会や資本主義の成立が扱われるため、より現代社会に近いテーマが展開されていく。本書はその前提となる人類史の大きな流れを理解するための一冊として非常に面白かった。

    0
    投稿日: 2026.03.14
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    やっと読み終わった。まだ上巻。かなり読み応えがあります。 まずは、ホモサピエンスがどのようにして他の人類を押しのけて生き残れたのか、どんな点でホモサピエンスは他の生物から独立して、生物学的制限から解き放たれて、歴史を刻むことができるようになったのか、順を追って丁寧に書かれています。 第一に重要なのが、突然変異によって唯一人類の中でホモサピエンスにのみもたらされた認知革命。 これによって言語という意思疎通の方法を獲得し、さらに虚構の世界を築けるようになった。このホモサピエンスにしかない能力を活かして、同一の神話や物語を共有することで、大きな集団を形成し、維持することが可能となった。 次に農業革命が起こり、人々は定住し、人口が増え、次第に王国がうまれていく。 「我が家」を持つようになったことで、周囲の人間との間に物理的にも心理的にも壁ができ、ホモサピエンスは自己中心的になっていった。 農業をするようになったことで未来の予定を立てたり、先のことを考えることが増えて不安が増した。 交易を通して少しずつそれぞれの文化が影響を受け合い、世界が統一化していく流れの中で、世界を一つにまとめる役割を果たしたのが、貨幣、帝国、宗教の誕生であった。 興味深かった点 •人類はあっという間に頂点に上り詰めたので、生態系は順応する暇がなかった。多数の死傷者を出す戦争から生態系の大惨事に至るまで、歴史上の多くの災難は、このあまりに性急な飛躍の産物なのだ。 •人類全体としては、今日のほうが古代の集団よりもはるかに多くを知っている。だが個人のレベルでは、古代の狩猟採集民は、知識と気のの点で歴史上最も優れていた。 •農業革命は史上最大の詐欺だった。 ・私たちが小麦を栽培化したのではなく、小麦が私たちを家畜化した。

    0
    投稿日: 2026.03.13
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    濃厚な内容。途中でメモしてないと全てを要約することは極めて困難。個人的な学びとしては、①「虚構」(架空の事物について語る能力を身につけたこと)により、人間は大規模な協力体制を築き、急速に変化する環境に対応できるようになり、これが「認知革命」であること、②「農業革命」は人類にとって肯定的なものとして捉えられてきたが、一般的な農耕民はむしろ狩猟採集民よりも苦労することとなった。だがこれによって爆発的な人口増加がもたらされたのも事実であること、③人類の文化はたえず変化しているが、人類にとって普遍的な秩序となりうるのが、「貨幣」「帝国」「宗教」の3つであることだった。

    5
    投稿日: 2026.02.23
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    2026年、4冊目です。 話題作だが、直ぐには読めていなかった。 2年ぐらいすると文庫版が出るのでそれを読むことになるケースが多い。別に、文庫版を待っているわけでは無いけど、, 全体的に、シニカル、ニヒリズムという感覚が、第一印象です。

    0
    投稿日: 2026.02.20
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    評判になっているだけあり、学びも多い。 ただし、既存の個別の各論的な記載についてはすでに各書で詳細に触れられているトピックでもあるため、真新しさはそんなにない(国家、宗教、貨幣等の性質)。社会科学系の本を多読していると、どこかで読んだことあるような内容が多い。 それらの概念を整理して一つのストーリーにしたというところが本書の最大の魅力と考える。 あと、複雑な概念などがそれほど登場することもなく、平易な表現となっているため、単純に読みやすい。

    1
    投稿日: 2026.02.12
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    生物学の観点から世間一般的な「人類」の歴史を振り返る作品。 ただ、人類の脳の発展で一部不明な部分があるのであれば、生物進化の話を人間に当てはめるのはナンセンスなのでは、と思う。 それでも新しい視点での見方を知れたので、一読の価値はあったかと。

    0
    投稿日: 2026.02.08
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    人類は、単なる知恵ではなく、作り話や虚構を信じる力を武器に、地球で圧倒的な力を手に入れた。でも、その力は決して私たちを豊かにするだけのものではない。戦争も差別も搾取も、人間の力の影の部分を如実に示している。文明の発展は必ずしも幸福をもたらさない、という現実を前に、力をどう使うかが人間に問われているのだと感じた。

    0
    投稿日: 2026.01.25
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    体系的、網羅的に人類史に触れることができてとても興味深い本でした。 上巻にあたる本書は3部構成(認知革命・農業革命・人類の統一)となっており、章が進むにつれて現代に近づいていくような構成で読み進めやすかったです。 少し寝かせてから下巻に手をつけようと思います。

    0
    投稿日: 2026.01.21
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    ホモサピエンスだけなぜ生き残ったのか、大型動物の絶滅、残酷な家畜化、小麦や米に支配されているなど、地球誕生から農業革命の途中まではロマンに溢れた興味深い話が多かった。 貨幣経済や帝国主義以降は読んでいて疲れる歴史の羅列。 上巻前半だけでも学びが多かったので、評価は星5

    11
    投稿日: 2026.01.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    サピエンスがなぜ世界中を支配することができたのかということについて学べた。人間は権力やお金に執着してしまう生き物であるが、この本を読んでその理由が少しだけわかった気がする。侵略した人間のために犠牲になったものがたくさんあるが、その人間のおかげで生まれた文化や芸術があると知ったため、無下にはできないと思ったが、やはり人間は侵略を繰り返してしまう生き物なのだと思い、悲しくなった。

    0
    投稿日: 2026.01.16
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    人類史の面白さを知っていて、読みたいと思っていたので読んだ。 宗教観や文化、ホモサピエンスなど、様々な視点で人類がどう進化してきたかを学ぶことが出来た。 人間の赤ちゃんは他の動物と比べて未熟な段階で生まれる。男と女は社会的な区別であって、生物学的にはX・Y染色体とX染色体2つ持っているかの違い。 audibleで聴読。

    0
    投稿日: 2026.01.14
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    人がどうして人となったのか分かりたくなって読んでみた。というよりオーディオブックで聴いてみた。 序盤のプジョーの件はいつ聴いてもいい例えというか、つい聴き込んでしまう内容。

    0
    投稿日: 2026.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    (読みかけ) まだ読み始めたばかりだけれど面白い。 別の本で、ホモ・サピエンスについて多少の知識を得た状態であり、復習的に「そうそうそうだった」と思える箇所もある。 面白いのは、著者の意見のあり方。 皮肉めいたというか、いや自身がホモ・サピエンスなのだから自虐的とも言えるのか、事実の後にちょこっと述べられる著者の意見に思わずクスッと笑ってしまったり、より深く考えさせられる場面もある。 ちょうどこの直前に古事記に関する本を読んでいた。 神話の成り立ちやそれが語り継がれる理由が、この本の中にも感じ取ることができ繋がった。

    0
    投稿日: 2026.01.10
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    ふと思う。自分はこれまでの歴史に積み上げられたもののうえで何不自由なく暮らしている。あまりにも当たり前すぎて気に留めなかったが、これまでの悠久の時間のなかでたくさんの犠牲が生まれたはず。どのような犠牲のうえで今の自分が存在できているのか。知りたくなった。 気が遠くなるような歴史を知ることは自分のたったひとときの存在を見つめなおし、内省を深めるきっかけになるとも思った。 本書を読んでいる最中、夜空の月を眺めると自分の存在のちっぽけさが鮮明になり、日々の悩みなど霧散してしまうような、ずっとそんな感覚に満たされていた。 しっかり内省を促すことができたので、『よし!2026年!やったるで!』と意気込んだのも束の間。 元日から食あたりで寝込むことに。。 先人の築いた歴史にも、健康であることにも感謝し、新たな年を始めようと思う。

    2
    投稿日: 2026.01.07
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    人間が農業を始めたり家畜を育てて、暮らしが豊かになった結果、どうなったのかを、わかりやすく説明してあります。 農業革命の結果、富が蓄積されて人口が増え定住することになり戦が増えたというのはわかりやすかった。 また家畜を飼って食事や栄養面で困らなくなったものの家畜由来の伝染病が流行するなど、別の困難に苦しめられた。 豊かさや便利になるのは良いことだけど、想像もつかないような困難に苦しめられることになった。 今の世の中もAI革命が起きている最中だからAIという便利な物を手に入れたサピエンスは今後どんな困難に立ち向かうのだろうかと考えるきっかけになった。どんな想像もつかないことが起こるのかをみていきたいと思った。

    1
    投稿日: 2026.01.03
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    話題作で読みたいと手にとってから読破に時間を要した。動物として競争に打ち勝ったホモサピエンスが文明を築き貨幣という共通価値創造を経て帝国を形成していくまでの歴史が叙述される。新しい発見はないが全史の名の通り世界の主要事項が大局的に網羅されている。同じような言い回しや例えが何回も繰り返されるくどさが若干気になる、読み進めづらさの一因かも。

    0
    投稿日: 2026.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホモサピエンスの誕生から遡ることで、現在私たちが生きている世界を改めて見直す機会になった。 難しい表現や言葉も多かったが、勉強になる。 壮大な小説のようで、ゆっくり時間をかけながら読みました。 印象的だったこと ・ホモサピエンスはそもそも他の種を滅ぼそうとする生き物である(実際ネアンデルタール人などは滅ぼされている) ・認知革命によって架空(虚構)を生み出せるようになったことが、他人種との違い ・贅沢品は必需品になり、新たな義務を生じさせる ・想像上の秩序は生まれてからありとあらゆる手段で叩き込まれているため、疑うことすらしないことも多い ・以下本文そのまま抜粋 ーーーーー このような悪循環は、何百年も何千年も続いて、偶然の歴史上の出来事に端を発する想像上のヒエラルキーを永続させうる。不正な差別は時が流れるうちに、改善されるどころか悪化することが多い。お金はお金のある人の所に行き、貧困は貧困を招く。教育が教育を呼び、無知は無知を誘う。いったん歴史の犠牲になった人々は、再び犠牲にされやすい。逆に、歴史に優遇された人々は、再び優遇されやすい。 たいていの社会政治的ヒエラルキーは、論理的基盤や生物学的基盤をいており、偶然の出来事を神話で支えて永続させたものにほかならない。 ーーーーー

    0
    投稿日: 2025.12.31
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    色々と面白い視点でした。ただ背景知識が無い、知識不足のせいでもあるが、後半が難しかった。 他の歴史書も読んでもう少し理解したい。

    0
    投稿日: 2025.12.28
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    我々人類の誕生から文明を築くまでに至る過程をとにかく詳細に書かれた本 感想 Good 数ある種の中からホモサピエンスが生き残ってきた理由が興味深かった。 ホモエレクトスやネアンデルタール人と違ったところは、圧倒的な社会性や思考力。 そして文明や神、ルールなど皆が当たり前にあると考えそれに従う虚構を作り出せること。 確かに現代でもこの世中を見渡せば虚構だらけだなと思った。 農業革命が必ずしも幸福ではないってのも面白かったな。 また、狩猟採集民時代の人類の生活様式などを例にしていて、現代がどれほど人類史でみると短く、急速に変化していっていることがわかった。 Bad 長い。とにかく前半の生物学の話とかもう長すぎる 筆者が賢いから色んな例が出てくるけど,その文長くなってる

    0
    投稿日: 2025.12.19
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    普段なら絶対買わないジャンルの本を買ってみよう企画で買って見た本なんだけどやはり途中から文字を読んでいる感覚になっていてあまり頭に入らず…

    0
    投稿日: 2025.12.10
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    何万年も前のホモサピと今日のホモサピのどちらが幸せなのかを考える。何万年前の狩猟採集の社会へは戻れないだろうことは確定している。

    1
    投稿日: 2025.12.06
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    おもしろいー! 会社という、人権という神話、貨幣という寛大な神 歩いてるみんなのことホモサピエンス…と思う様になる

    0
    投稿日: 2025.12.04
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    あれ〜?昔途中まで読んだ事があり、その時は星1個の最低評価だったのに、読み返してみるとおもしろい。何を毛嫌いしていたのか、私は。 読書なんて数年に1回しかしない人達が一斉にこの本を読み、口を揃えて人類の哲学を語っている感じを忌避していたのかもしれない。そう考えると、本書は悪くなく、申し訳ない。 とは言え、書いてある内容は分断されて各媒体で細々と紹介されているためどこか聞いた事があるような内容に富んでいた。逆に言えば、今世各所で聞く、人類とはこういうものだ的な言説はかなりこの本の影響を受けてできたものなのではなかろうか。 人類を生物学的に見た時に、そういうものと決めつけられるものは少ない。本書が言っていたように、だいたいが文化の文脈の影響を受けて決まるのだろう。主語を大きくしないように気をつけようと思った。

    1
    投稿日: 2025.11.30
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    もしや人間は狩猟採取民時代が1番幸せだったのでは...と思わせる上巻の幕開け。 文化や宗教、科学は人間を幸せにしたのか?そこにはただ今につながる事実の連なりがあるばかり。 私の世界史知識が貧弱で、途中追いつけなくなる箇所あるのがもったいない。下巻に続きます!

    22
    投稿日: 2025.11.29
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    認知・農業・科学の3大革命により人類は進化した?していない?色々と考えさせられる事の多い本でした。 歴史の一連の流れに沿って書いてあり、読みやすいと思いました。 認知革命のあたりはあまりに古く分かっていない事の方が多いようですが、その頃の人類が何を美しいと感じ何を考えていたのかを想像するのも楽しいなと思いました。 しかしそれこそがまさに目の前にない事を想像する人類が認知革命により手に入れた能力と思えばなかなか興味深いです。 帝国と言う概念の部分では、グローバル化とそれに伴う境界の曖昧化とありますが、本書が書かれたのがまさに2013年の二期目のオバマ大統領の頃と考えると納得です。 それから10年経った現代はその当時のリベラルなグローバル化よりも民族主義的な流れになっているように見えます。本書では人類の大きな流れの中では統一に向かっていると言っていますが、今の抵抗もいずれグローバル帝国の流れに飲まれてしまうのかとても興味があります。

    9
    投稿日: 2025.11.28
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    人類の歴史を、まるでドキュメンタリー映像を見ているかのような語り口で辿ることができる(ということは、訳も秀逸ということである)。

    0
    投稿日: 2025.11.18
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    読んでいてずぅ〜っと面白い。 知的好奇心が刺激され続けてページをめくる手が止まらない。 一方で内容は一読して簡単に理解できるものではないので、何度も読み返して時間がかかる。 自分の人生の中でも「最高」に近い読書体験であったことは間違いない。 内容としては、人類の歴史について、鳥の視点よりも広い、宇宙を飛ぶスパイ衛星の視点で論じたもの。(本人のたとえから引用) 歴史の中で各種の「革命」が起こったが、自分が注目したいのは二つ。 認知革命と農業革命。 認知革命は言わずと知れたもの。簡単に言えば言葉によって人がコミュニケーションを取れるようになったということ。 ただ、ここで面白いのが認知革命の本質が「虚構」であるということ。 動物のコミュニケーションは「天敵だ!逃げろ!」など、現実に基づいた内容しか話題にできない。 でも人間の場合は「昨日、黄色と黒の虫に襲われた。みんなも気をつけろ。アイツのことをハチと呼ぼう」など、ここにないものを話すことができる。 国家や紙幣、いま通っている学校や会社も虚構の上に成り立ってると考えると面白い。 もう一つが農業革命だ。 特に面白いのは以下の視点だ。 ホモ・サピエンスが小麦などを栽培化したのではない。ホモ・サピエンスが小麦などに「家畜化」されたのだ。 狩猟採集民から農耕民にかわったことで1番利益があったのは、人間ではなく小麦だというのだ。 そんなバカな!と思った。 でも、言われてみるとその通りだ。 人々は小麦などの栽培に生活のほとんどを費やすようになった。 自分の土地が生まれた。 それによって争った場合は戦うしかなくなった。(狩猟採集民の場合は「にげる」コマンドがあった) 貧富の差が生まれた。 人口爆発した。 いま、わたしたちが家から会社に長い時間をかけて通ってるのも、この農業革命がきっかけなのかもしれない。

    1
    投稿日: 2025.10.20
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    黎明期からの人類の興りが生々しく推察されている。農耕の罠など、なぜこのような世の中になっているんだろうと感じていた違和感をほどいてくれている感じがする。とても面白い。再読必至。 ふと思い出したが小麦の奴隷という名の高級食パン屋があったが、あれはこの本の威を借りようという目論見だったんだな。商魂たくましいわ(笑)

    2
    投稿日: 2025.10.08
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    知革命が私自身の歴史の認識を変えてくれた。なぜ、歴史を学ぶのか学ぶ理由は何なのかを再度考えるきっかけになった。

    1
    投稿日: 2025.09.30
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    虚構。 かたちのないもの、考えに人々は動かされ帝国が出来た。 今でも人々はあらゆる物語に熱狂し、踊らされて生きていて、認知の重要性を痛感。 今の私たちも力付くで統一を果たした人の子孫と思うと、国籍問わず他の人にもっと優しくなれるかもしれない。 普段美味しく食べるお肉に刹那的に心が痛む。

    8
    投稿日: 2025.09.27
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    Sapiens Yuval Noah Harari 2011 確かに、興味深く挑発的で、こわい。私達はこの惑星上一番強い存在であり、もっと強くあろうと前進する。他の生物やこの環境を踏みにじってでも。他の人間を踏みにじってでも 全文はブログで www.akapannotes.com (英語で読了)

    1
    投稿日: 2025.09.11
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    世の中をニュートラルに見たいのなら、読んでみる価値のある本。『銃・病原菌・鉄』も読むべき本の一つだと思うが、彼の本よりも人類全体の悪行が描かれている。 「サピエンス」が特別優れている訳でもないし、農業が他の生物を含め我々を幸せにしてくれたわけでもない。何が幸せかという議論はあるけれど… 認知革命以来背負ってしまった、想像という武器でもあり足かせでもある力。下巻では集団で想像する力が行きつく先を鮮やかに示してくれる。

    1
    投稿日: 2025.09.07
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    ホモサピエンスが勢力を強めた背景と経緯を明瞭に語っていて、非常に関心を持たされた。信仰の力がいかに人類にとっての鍵であったか。虚構の力の凄まじさ

    1
    投稿日: 2025.09.04
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    人類の繁栄や残忍さについて様々な観点から楽しめた。 長いが読み応えがあり面白い。 特に家畜の部分は心が痛い。

    1
    投稿日: 2025.09.02
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    難しい内容の本だと思い遠ざけていたが、ふと目が合って読むことになってしまった。 人間の長い歴史を実に面白く飽きさせずに書かれている。 人間が二足歩行になり他の動物とは子育ても生活スタイルも一線を画し、農耕により争いが始まり、対立や帝国ができる。 面白いのは世界はずっと統一に向かう流れだということ。 現在の社会から俯瞰して見てみると、宗教問題や奴隷、権力、政治、あらゆるものが形やそれぞれの想いがあるものの、統一に向かっているというのは間違いないのかもしれない。 これから世界はどこに向かう?と後半が楽しみになる前半だった。

    1
    投稿日: 2025.09.02
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    読んだのは2回目です。読書を始めたばかりの頃から1年経ち、だいぶ分かりやすく面白い本だな、と思いました。言い回しがアイロニックなのも好きです。 大変面白いと感じたのは3カ所です。二足歩行を手に入れる代わりに出産が早まり自立するまで子育てが必要になったこと、農耕から狩猟採集民に戻れない理由の一つに「贅沢品が必需品になる」という今でも通じる歴史の傾向が効いていること、そして金の価値の違いから自然に同様の貨幣が世界に流通してしまうことです。 大変勉強になりました。やはり歴史で捉えるといろんな事が見えてきて楽しいですね。

    2
    投稿日: 2025.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    非常に面白かった。 人類史の書籍を初めて読んだが、これまでにない切り口で、人間とはなにか、どこへ向かうのかを考えさせられる内容だった。 狩猟から農耕へのシフトが、これほどまでにインパクトを与えたというのは印象的だった。 人間のもつ特性について、これまでの長いスパンでの進化という視点で考えると納得感のあるものも多々あり、その点も興味深かった。 下巻は特に人間とは何か、ヒトを人間たらしめるものは何かといった点に思いを馳せる内容であった。後世にDNAを残すというのが生物としての成功の定義なのかもしれないが、それは幸せであることとはまた異なる。我々はこの先どこに行き着くのか、というのがとても興味深い。 また読み直したい。

    0
    投稿日: 2025.08.21
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    簡潔な文章で様々な説を述べられ、とても面白い。知っている話も、改めて説明され納得できたように思う。ところどころにクスッと笑える箇所もあり、一気に読み進められた。 支配された国のエリート層が権利を求める例としてガンジーを挙げられていた点(ガンジーは英国式の教育を受けたが初期は弁護士としてうだつが上がらなかったし、アフリカ行きの列車では一等車の座席指定のチケットを持っていたため、一等車に乗ることを強弁したわけでもない、三等車に移れと言った車掌の方がおかしい)や、 オッペンハイマーにノーベル平和賞を与えるべきという言葉(終戦に繋がったかもしれないが、20万以上を殺し、後遺症により殺してきた事実は消えない。人間相手に実験として投下したのも許せない。この言葉は絶対に許容できない)など 納得いかない箇所はあった。 それ以外の箇所については興味深く読み進められたと思う。

    2
    投稿日: 2025.08.16
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    面白かったなー。全然知らない本だったけど、LINEで大学時代のサークル仲間が話してるのを見て、買ってきた。 ある意味、広く知られていることばかりだが、語る切り口が新しいと思った。もともと「当然で所与のものと見られてることだが、そもそもこれは・・」って語りが好きなので、最初から最後まで大変面白く読むことができた。

    1
    投稿日: 2025.08.08
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    なぜ他の人間種に比べ、サピエンスが生き残れたか、虚構を生み出せるからだ。 身体的特徴は、ネアンデルタール人が強いだろう。個ではそうだが群れとなるとサピエンスに、軍配が上がる。 神話、精霊など虚構で人々をまとめ上げられる

    1
    投稿日: 2025.08.03
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    認知革命、農業革命、人類の統一。 ところどころ首を傾げたくなる部分もあるが、「サピエンス」としての人類の歴史をうまく概説している。 「たとえばキリスト教徒が、通りの先にあるモスクに通うイスラム教徒のことを理解したいと心から願っていたら、……イスラム教文化のジレンマ、つまり規則と規則がぶつかり合い、標準どうしが衝突している部分を調べるべきだ。」(205頁) 「インドと地中海沿岸を行き来する貿易商人は、金の価値の違いに気づく。彼らは利益を得るために、インドで金を安く買い、地中海沿岸で高く売る。その結果、インドでは金の需要と価値が急速に高まる。一方、地中海沿岸には金が大量に流入するので、その価値が下がる。いくらもしないうちに、インドと地中海沿岸での金の価値はほとんど同じになる。」(230頁)

    1
    投稿日: 2025.07.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホモサピエンスの歴史を様々な観点から振り返って紐解いていく大ベストセラー。 比較的読みやすい文体ながら、文字数は多く専門的なワードも多い。 でも引き込まれる…自分の認識を破壊されたり、新しい視点に出会えたり。本を読むことの良さの一つとして、他の人の人生や考え方を取り入れられることがあると思うけど、この本はそれを体現しているように思う。この本を読めて良かった。 上巻では認知革命、農業革命、グローバル化がテーマ。 勉強になったポイントがたくさんありすぎるけど、なんとか付箋を貼っていたところを振り返ると、まず農業革命によってサピエンスは豊かになったのかという点。狩猟採集から作物を育てるという技術を手に入れ、発展していくことはできたが、労働時間は増え、天候に左右され、簡単に移動できなくなった。まるで穀物の奴隷になったように。ただ、不作に備えるために未来の心配をし始め、天候や季節などの研究をし始めるようになったんだろうか。それによって川の氾濫を何とかするための技術や天候を予測する技術が生まれていったんだと思う。 またサピエンスの異なる集団同士の生物学的区別は無視できるほどでしかないということ。今あるヒエラルキーや人種差別は、歴史上で発生した偶然を虚構で補強して繰り返していくことで定着したものである。人種による能力の差はほとんどなく、今接している人たちも育ち方の差や会社でいうと役職・職種の違いを積み重ねた差しかないのではと思う。他の人がどう考えるのか、間違った考えだと思ってもその考えに至るプロセスを考えてみるのかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.07.23
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    サピエンス全史、予てより読みたかった本である。衝撃である。 我々ホモ・サピエンスは、同時代にかつて存在したネアンデルタール人等のヒト族を凌駕して唯一生き残った。 ホモ・サピエンスがヒト族の中で生き残り、更に地球の生態系の頂点に立てた最大の理由は、複雑な状況を説明できるコミュニケーション能力を持ったことに加え、何億人もの間で「神話」を共有できるようになったこと。 資本主義や、法律、国、人権、宗教、お金など、本来は存在しないものを「存在する」と皆が信じることにより、それらを存在させている。その仕組みの中で我々は生きているとは、改めて言われると驚異的である。あたりまえに「ある」と思っていたことが、実は「神話」であったとは。 トヨタの車は存在し、触れることができるが、トヨタという会社に触ることはできない、人権を主張する人も、人権にも触ることができない、皆が「存在する」と信じていることで成り立っている。 私を今奴隷のように搾取している会社も、みんなが「ある」と信じているから存在しているだけなのか、と、最早マトリックスから抜け出したネオの心持ちである。 我々が人生において何かを成し遂げたいと、自発的に心から思っているつもりでも、全ては、現代社会に生きる人々が信じている「枠組み」の中でのものであり、我々はその枠からは抜け出せず、呪われている、のだ。 我々は、神話からは抜け出せない。地球の99%の人が「ドル」に価値があると信じていれば、私だけ「ドルに価値が無い」と言っても、私だけが爪はじきにされるだけだからだ。 神話は存在せずとも、人々が信じることで存在する、そしてそれを変えるのは困難だ、なぜならば、みんなが信じちゃってるから。このループから抜けられない。 一方で皆が信じているものが、今後どう変わっていくか、恐ろしくも興味深くある。

    1
    投稿日: 2025.07.22
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    前半部分は直感的にわかりやすかった。近代に近づくにつれ、難解になっていった印象。下巻はどのような論を展開するか気になるので読む

    1
    投稿日: 2025.07.22
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    初版は2016年。読んだのは99刷発行、2023年。 こういう本は新刊のうちに読んだ方が良いのでしょうが、今からでも遅くはないのでは?と思う重版っぷりです。

    2
    投稿日: 2025.07.16
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    なぜヒトはこんなにも高い知力を有しているのか。なぜヒトの生態的地位は独立しているのか。なぜヒトが地球を支配しているのか。私は人間であることに疑問と罪悪感を覚えてきた。この本を読んで、サピエンスがどのように現生人類の地位を獲得したかを理解し、世界の見方が変わる感覚を味わった。ヒトという存在の歴史を知るのはとても興味深く、快感だった。もっと早くに読むべきだったとも思う。 サピエンスの脳の言語野にどのような突然変異が生じたのかよくわかっていないが、虚構を語るというのがこんなにも画期的であることに驚いた。また、サピエンスが史上最も危険な種としてたくさんの種を絶滅に追い込んだことに胸が苦しくなった。農業革命では私が生きる中で感じる苦しみが種全体に保存されたものであると知り、受け止め方が変わった。 ユヴァル•ノア•ハラリの特製BOXを衝動買いしたが、今は導かれたのだと思うくらいこの本に良い影響を受けた。続く3冊も読み進めようと思う。

    21
    投稿日: 2025.07.13
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    人間の進化の歴史を踏まえながら現代の社会について考えてある本。 個人的に人間が現代の文化を手に入れるのに以下の2点が重要と感じた。 1. 伝聞を信じられること。 2. 文字ができたこと。 上記の内容を会得したことで、情報を効率よく伝えることができ、知識やノウハウを広めることができたと思う。 技術が進歩しても人間の基本的思想は紀元前から変わらないことがわかった。 自分たちはまだまだ、動物であると思う。

    3
    投稿日: 2025.07.07
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    ひとつの国の文化は、元々他の国から渡ってきたものもしくは植民地化され迫害されていた時代にできたものと考えると、他国との繋がりが見えてきて、一気に面白くなった。

    0
    投稿日: 2025.07.03
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    生き残ったヒトが狩猟採集の民として安定し,農耕文化を築き,帝国という組織に基づき世界の統一に進むまでが語られる.この一連の歴史がヒトとしての文明を築く道筋となっており,如何に偶然が支配していることか.

    0
    投稿日: 2025.06.30
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    ホモ・サピエンスが生き残ってきた歴史。 なぜ生き残ったのか。本の中で1番唸りました。 本で挫折してしまい、オーディブルで再挑戦。 面白かった。 男性優位の構造や、いつから未来志向になったのか。 知らないことだらけで、面白かった。

    1
    投稿日: 2025.06.30
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    ほぼすべての文化で男性優位になったのか。その理由として、(女性の)身体的な弱さ、体力や攻撃性は確固たる理由にはなり得ない、というのが目からウロコ。説明されてみれば、確かに…

    1
    投稿日: 2025.06.24
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    ようやく現在進行形の十冊の内一冊読み終わりました。独り言は置いておいて、この本はホモサピエンスの歴史について語っており普通に面白いです。下巻が楽しみ

    15
    投稿日: 2025.06.23
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    ホモサピエンス時代からの人類の社会性についての本 【内容メモ】 ・近年の環境破壊から過去の自然との共生といわれることがあるが、過去の人類も焼畑や狩りで同様の行為をしている ・過去の帝国などで信仰されていた神話・文化と現代の文化は本質的には変わらない ・社会の文化は虚構(=神話)であり、貨幣文化は信頼をもとに成り立っている。 ・種族の成功を考えるなら、小麦は繁殖に成功していて、人類はコントロールされている。人類が絶対的成功者という考えは少し違う。 【所感】 ・社会文化に自然なものなどはなく、同性愛が不自然なのは、現代社会の文化(=神話)が異性愛を基本としているから、文化的に不自然だと主張しているだけ。そもそも人間の欲求に不自然なものはないという点は、なるほどと思った。 ・反論意見も検討しながら、科学的根拠に基づいたわかりやすい本だった。一部冗長な部分もあるが。

    0
    投稿日: 2025.06.20
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    後半は生物学的な考察から、より社会学的な話へと移っていく。 人類の繁栄は、どの時代も「虚構の存在」に支えられてきた。と言うよりもはや、虚構の存在なしには人類はまとまりを得ることができず、自然と破滅の一途を辿ったことだろう。 ほとんどの人は、150人を超える人を親密に知ることも、それらの人について噂話をすることもできない。しかし、宗教や貨幣、主義が登場することで、膨大な数の見知らぬ人同士も首尾よく協力できるようになった(そのような点において、歴史の大半は、どうやって膨大な数の人を納得させ、特定の物語を信じてもらうかと言う問題を軸に展開してきた)。 そしてこの書籍から学びうる教訓は、こうした「虚構」は常に変化していくと言うことだ。 例えば今日の人々が外国での休暇にたっぷりとお金を注ぎ込むのは、ロマン主義的消費主義(幸せになるためにはできる限り多くの製品やサービスを消費するべきである。経験を消費することで人間としての可能性が満たされ、私たちはもっと幸せになれる)という神話を熱烈に信奉する気持ちの表れである(昔の皇族はわざわざ途方もない手間と労力をかけて海外に行こうなどとは思わないからだ)。 そして、社会運動などで既存の秩序の壁を打ち壊そうとする時、実は私たちはより大きな監獄の、より大きな運動場に突入しているにすぎないのである。 ・農耕が始まったまさにその瞬間から、「未来に対する不安」は人間の心の舞台の常連になった。 ・サピエンスの集合的な力の劇的な増加と表向きの成功は、家畜の個体の多大な苦しみに繋がっている。家畜は種として繁栄し成功した代わりに、大きな個々の苦しみを背負うこととなった。

    1
    投稿日: 2025.06.16
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    犬や猫は何種類もいるのに人間は1種しかいないって常識が覆された本。 大昔少なくとも人類は4種類はいたらしいって巨人族や小人族も存在してたようで嬉しくなる。 また、ホモサピエンスより優秀だったネアンデルタール人が滅んでしまった訳とか。認知革命にあったとか。 ある時、脳の配線が変わって唯一フィクションを創造できるようになったサピエンスが150人以上の大集団を統制できる能力を身につけたことによって今日に至るって内容が興味深った。 後半はしつこく家畜化された気分になりました。

    70
    投稿日: 2025.06.15
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    虚構に塗れた脳みそがガッツンとやられました。 「男性のどこがそれほど優れているのか?」では腕力、攻撃性と仮説をたて、著者自身で論破し、最終的には家父長制の虚構と結論づけると思いきや 結局わからない・・・何と

    2
    投稿日: 2025.06.04
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    虚構の物語が人類に与えている影響力のすごさを知った。 現代社会が過去とくらべてモノであふれ不自由しないのに、生きづらい人たちがいるのは虚構の物語がたくさんあるから?何を信じればいいかわからない。 私たちはどの物語を信じて生きるかを問われているのかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.06.01
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    ●2025年5月30日、チャットGPTに質問「優秀なトップ層の男性から慕われて頼られる女性になりたい。ホステス的なのでなく、女王様」と話しかけてたら、「あなたにおすすめの書籍(知の主 導権を持つ「女王」タイプ向け)」という項目で、これらの本をおすすめされた。 「マキャベリズム」 権力を持つ者の心理と支配の技術。知的戦略思考の基礎に。 「影響力の武器/ロバート・チャルディーニ」 支配・操作を受けないための心理戦の仕組みを学ベます。 「サピエンス全史」 人類史の大局から、思想と構造を見る。言葉に深みが出ます。 「メディチ・インパクト」 異分野をつなげることで唯一無二になるための戦 略的発想法。 → 以前から知ってる本で、何件もの本屋で見てるけど「手を出さない方がいい」というクチコミをどこかで見たのでスルーしていた。

    1
    投稿日: 2025.05.30
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    読むの大変だったけど、興味を惹かれる内容が多かった。一読では覚えきれないので、時を置いてまた読みたい。

    8
    投稿日: 2025.05.30
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    読んだと言ったらドヤ顔できると聞いたのでAudibleで読んだ。長かったけど聞いたらなんとか理解できた。物語調で思っていたより理解しやすかった。 人類は狩猟採集時代の方が豊かだった、農耕革命によって人類は小麦に奴隷にされたのだ、という有名な話がやはり一番印象に残ったかもしれない。あとは資本経済は宗教と同じで人々の集団的主観に過ぎない、的な話も。文字で今度読み直してみたい。

    0
    投稿日: 2025.05.17
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    重厚な一冊だった。かなり濃い。何度も読み直さないと、内容を体得はできないだろう。 ただ、「虚構」ということから、人間の分類など決められた枠のようなものを考えることができた。

    0
    投稿日: 2025.05.17
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    言葉が難しくて読むのに時間かかった 人間ってどうやって繁栄してきたの?って学校じゃ詳しく学ばないし、ためになった 虚構の凄さ 個人的にはオーストラリアにいた超巨大生物が人間の上陸によってたくさん絶滅したことが印象深い

    1
    投稿日: 2025.05.16
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    難しかった。 内容も難しいし、一文が長くてあんまりすっと入ってこない文章が多かった。読むのに時間がかかった。でも内容は興味深かった。ホモ・サピエンスがなぜ繁栄できたか。それは虚構をつくりだし、それを秩序として信じて協力できたから。文字の発明によって複雑で大量の情報を処理できるようになったから。貨幣によって地球上の様々なものを手に入れることができるようになったから。他にも色々述べられていたが、印象的だったのは貨幣について。貨幣の特性、貨幣たりうるものの条件が面白かった。

    4
    投稿日: 2025.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1ヶ月くらいかけて読了。 人類史を進化論的背景で単にまとめた著書ではなく、サピエンスの『虚構を信じる力』を元に、生物論だけでなく、文化論、宗教論、現代の課題に繋がる知見がまとめられており、何度も読み返す価値のある本。進化論的な背景で脳の機能を解説した著書は幾つか読んだが『虚構を信じる力』という切り口は新鮮であり目から鱗だった。 サピエンスが他の人類と一線を画し、生きながらえてきたのは『虚構を信じる力』によるもの。神話を紡ぎ出し信じることで、集団としての上限値を押し上げ、DNAの組み替えなしの比較的短い期間で、他の種を圧倒する規模、かつ柔軟性を持った『協力』という力を得ることで地球を支配した。神や貨幣がまさにこの力の最たる例。 何かを信じること、神格化することの力は凄まじい。逆に言えばこれを問題に対する切り口として常に利用できるのでは?例えば、教員離れという問題に対して給料を上げたり、残業時間を減らすという施策ももちろん大事だけど、教員という職業を神格化させる動きも必要なのかなと思う。 領土問題についても難しい。気の遠くなるような人類史の中で領土の固有性なんていつを基準に主張すればいいのかわからないし、そもそも9章で述べられるような帝国論の話を聞くと純粋な国家なんて存在しない。

    1
    投稿日: 2025.05.06
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    アフリカで細々と暮らしていたホモ・サピエンスが、食物連鎖の頂点に立ち、文明を築いたのはなぜか。その答えを解く鍵は『虚構』にある。

    0
    投稿日: 2025.04.24
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    ホモサピエンスは何を持ってホモサピエンスとなりうるのか?という疑問について、火を使う、というような単純な答えではなく、共同主観的な世界を持つことだ、という解釈を読んだときは、なるほどなと強く思いました。 共同幻想を見ることは、直接関係のない人々をも同じ目的のために協力させる強力な武器であり、ネアンデルタール人など他の人類をも超えて生き残った理由だと説明を見た後、現代世界を見ると、株式会社を始め、共同幻想の元で人間が生きていたりと人間の本質はここなんだなと思いました。 狩猟採集時代は、様々なものを食べていて健康だった、農業時代は定住が進み、同じものを口にすることが多くなったため、免疫が減り病人が多く出たなどの話は、人間がダイナミクスを起こすことは必ずしも種としての正解ではなかったということを感じさせます。 後半では、キリスト教などの宗教、帝国主義が進み、貨幣という最強の共同幻想が生まれ、この幻想の元で争いが加速する統一の時代について触れられており、自分の知っている歴史と照し合わせながら読むことで、歴史を別の側面から新たに眺めることができました。

    0
    投稿日: 2025.04.23
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    前半の1部2部はかなり面白い見解でのめり込んでしまう程でした。農耕が人間に合っていないという話は田植えを経験した時のことを思い出し妙に納得してしまった。また、麦が人間を支配したという考え方も興味深いですね( °ω° )ひとつの考え方としてはすごく良い本だと思います。では下巻へ行ってきます→

    1
    投稿日: 2025.04.13
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    人間がいかにときには不自然なまでに自分たちを進化させてきたかということや、現在我々が当たり前と思っていることがさまざまな虚構や思い込みによるものだということが感じられる 普段の悩みはちっぽけに思える

    1
    投稿日: 2025.04.13
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    人類と他の生物の違いは「虚構」を発明する能力にあるとのこと。同じコミュニティに属する名前も顔も知らない他人と協力できるのは、宗教や法、貨幣などの共通の概念を信仰できるからというのは、言われてみれば…!と新たな気づき。 農業革命は人類に幸福をもたらした大きな発明、と勝手に思っていたが、存外そんなものでもなかったんだな。

    0
    投稿日: 2025.04.12
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    想像の100倍読みやすい そしてちゃんと面白い 農耕文化が始まってから人間が未来のことを考え始めたっていうのが興味深い 今日から私は狩猟民族になろうかしら

    1
    投稿日: 2025.04.07
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    生物学、社会学の2面から人間の歴史を記述した前編。 記憶に残ったもの ① 認知革命をきっかけに他者との協力ができるようになったことで、ホモ•サピエンスが •食物連鎖のトップに立ち •今日の発展を享受している と言うことが説明されていた。 ここで、他の生物種とは一線を画した。 ② ①の結果、ホモサピエンスという種としての繁栄はできたが、必ずしもそれが一個体としての幸福度向上に繋がったわけではないという指摘があった。 私の考察 生物学的な視点でのホモ•サピエンスの繁栄(種としての個体増加=人口増加)は頭打ちになり、上記②追求のモチベーションに軸足が置かれるのかなと思った。そうなると、種としてはいずれ絶滅の道を辿るのでは。少子化は、絶滅の道へ向かうにあたり一番最初に発現したトレンドだ。

    0
    投稿日: 2025.04.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホモサピエンスが認知の力を使い、どのように文明を発展させたのかが過去から遡ってまとめられている。 国、文化、宗教、イデオロギーなどは人々の認知が生み出したもので、それらを人々が信じなくなった時点で消えてしまうというのは、頭では分かるが想像はしづらい。しかしサピエンス全史では狩猟採取時代から認知の歴史を辿っていくことによってその事実に説得力を生み出していると思った。 後半では科学が誕生し、自分たちの無知を受け入れるようになった人間が、課題を解決してより良い生活を手に入れるよう進歩を始めたところから、そのバトンを受け取った現代人がどこへ向かうのか展望が書かれている。 この本が最初に書かれたのは2011年らしいので、著者が今現在はどういう見解を持っているのか、最近出た著書を読んでみたくなった。

    0
    投稿日: 2025.03.22
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    前から人生で一度は読んだ方が良い本だということで存在は認知していたが、なかなか読む機会がなかったので読まず仕舞いだった。表紙からしてすでに難しそうだったので敬遠していたが、いざ読んでみると結構分かりやすかった。難しい内容でも身近な例で例えてくれるので理解しやすかった。 また下巻に挑戦する。

    1
    投稿日: 2025.03.11
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    人類が他の動物と大きく違う点は妄想力を持っている点である。妄想力によって、貨幣制度や政治、法律が成り立っている。 私たちが当たり前と思っていること、縛られているものは、人間が創り出した虚像にすぎない。 壮大なスケールで語られる歴史を前に、自分の悩みやストレスがどれだけ小さく身勝手なものであるか痛感した。

    0
    投稿日: 2025.03.06
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    ホモ・サピエンスを歴史的に読み解く。 前半は面白かった。生態系を牛耳ったみたいな顔で生きてるけど、長い歴史から見ればほんの一部。 農耕民族になったのも最近で、農耕ってほんとに幸せなの?ってとこも面白い。 人類が繁栄したのは「虚構(神話)」を作り上げ、共有することができたから。これも納得。 でも、「長く存続した状態=あるべき姿・自然な姿」みたいな論調(完全にそうとは言ってないが)。進化論的にそうなのかもしれないけど、腑には落ちてない部分もある。

    0
    投稿日: 2025.03.01
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    いまの人間と社会経済がどのように生まれ、進化してきたかを説く内容。われわれ種としてのホモ・サピエンスが一体どのような生物なのか、どのような進化を辿ってきたかを解説する前半はとても勉強になり、1つの説として興味深いものでした。後半は社会や経済の成り立ちの話になっていきますが、こちらに関しては著者の別の本も読んだことがあったので、なんとなく同じような内容に感じ、復習的な感覚で読みました。下巻も読んでみます。

    2
    投稿日: 2025.02.20
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    今までの常識が覆された。 進化の過程を完全に勘違いしていた。 まさかホモ・サピエンスが絶滅させていたとは・・・。 認知革命の説明がとても興味深かった。 虚構によりホモ・サピエンスは集団行動を可能にし、人類の頂点に辿り着いた。 その後の、農業革命による、進化ではなく、小麦の奴隷化という説明も興味深かった。 下巻にも期待。第3の革命である、科学革命が気になる。

    3
    投稿日: 2025.02.16
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    何万年も前の人類ノーマルついて、証拠となり得るものがあったにしてもこんな想像やその発想があるのかと思った。今まで思っていたもしくは習ってきたものは想像の一部に過ぎないと思うようになった。そう考えるとすごくワクワクする。

    0
    投稿日: 2025.02.09
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    衝撃的な本。ホモサピエンスが行くところ、動植物の多くが絶滅したという説。ホモサピエンス酷すぎて、滅んでほしい思った(三体読んだ後なので、その影響もある)。読んでいくと、自分が信じていたものが、ガラガラと崩れていく感じ。読む前にはもう戻れない。人類を俯瞰して見れそうだ

    2
    投稿日: 2025.02.01
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    結論から述べると、あまり情報としての深みが感じられなかった。印象としては、暇と退屈の倫理学と西洋の敗北を足して2で割って、非常に内容を薄くしたもの。 理由としては2つある。一つ目が、文末ごとの言葉遣い。「かもしれない」という主観的な予想や仮定を「したい」という著者の歴史学者としての欲が透けて見えたということと、やはり予想や仮定では信憑性が落ちるからだ。二つ目は、話の導入で、読者の知らない用語を組み合わせ、自分が知っている歴史を述べようとしている点に知識自慢の欠点が見えたためである。知識自慢に内容が引っ張られると、読者が理解するための情報が抜け落ち、情報としての価値が薄まる。 そしてこれらの2点は、印象として紹介した2冊の本では全く見られず、内容としても素晴らしいものであった。特に、狩猟採集民から農耕民へ遷移した詳細は、暇と退屈の倫理学でより分かりやすく述べられている。また、宗教や神話の重要性は西洋の敗北で述べられている。

    0
    投稿日: 2025.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    各所でおすすめとして紹介されていたので、読みました。 認知革命によって見えないものを信じることができるようになった、それがホモサピエンス固有であるという説明に納得させられて、宗教だったり、会社だったり、グローバル化の潮流だったりがとても我々らしいものであることに気づかされ、宗教学や組織学に興味が湧きました。 またどの章か忘れてしまいましたが、個人の価値観もその時代の社会に強く影響を受けていることについて語られており、エジプト時代に生まれてたら、必死に貯金して、来世のためのお墓に投資してたのかなぁと不思議な気持ちになったのと同時に「七つの習慣」などに謳われている人格者たる行動というのも、かなり現代資本主義によって形成された価値観を反映したもので、本質的な個人の幸せを追求するものではないのでは?という「幸せとはなんだろう?」モードに入ってしまいました。笑 とはいえ動物的にみると、長く健康で生きることは幸せに繋がると思うので、健康を維持しつつ、この「幸せとは何か」という難問を楽しみながら生きていきたいと思いました。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第1部 認知革命 第2部 農業革命 第3部 人類の統一 以上3部11章から成る上巻である。 認知革命。 実は人間社会って妄想の産物なんだぜ、という章。ちょっと京極夏彦の京極堂シリーズを想起した。 まぁ確かに全部頭の中の出来事だし概念だし解釈ですね、お金ですらも。 農業革命。 人間が一番、勢力拡大的な意味で成功してるんだろうなと思っていたのだが、実は「小麦」が上手く人間を使って種の繁栄に成功したというのが、目から鱗でしたね。 いや確かにな? 小麦から見れば繁殖のための場所を昼夜、年がら年中整えてくれて、自分たちはただ生きれば良いだけなのだ。うむ快適。 ホモ・サピエンスは個体で見れば農業を始め集団で生活することで自由を失い豊富な栄養を失ったのだが、種全体で見ると繁栄に繋がるからそれが最適解だった云々、という話もあるのだが。 実は定住して集団で農業を営み始めたら後戻りできなかったぜ、だははー、ってことだった、という。確かに小麦育てて余剰作物保管して…ってやってたら、孫の代になってそれ全部捨てて狩猟生活戻る?って言われたとて、狩猟生活の仕方わからんし余剰作物勿体無いし、ってなるわな。という話。私も祖父母は戦中の人だったが、その頃の暮らしもはや分からんもんね。火打石で火をつけたり洗濯板で洗濯とかできる気がしない。 いや、身と蓋が消えたじゃないか。認知革命の章からすでに怪しかったけど。 ここら辺、少しばかり、以前読んだ「銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎」に似ている気がする。知識が深まる感覚。 人類の統一。 しかし結局、集団的には農耕民族の方が狩猟民族よりも強かった、純粋に力がというわけでなく多分環境とかタイミングが運良く絡み合った結果、みたいな。 やっぱり身も蓋もない。

    1
    投稿日: 2025.01.14
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    ホモサピエンスとして生き、これから死ぬ私には面白い見方を与えてくれた。 長文の文庫であったが、読み終えても頭から離れない衝撃的なものがあった。 狩猟採集民族から農耕社会に移行したのは、ただ種を増やせるからだとの考察には驚いた。狩猟採集民族は気候や季節により食料が手に入らなかったり、病気の対処もできず、不自由なイメージがあったが農耕社会は人を土地や決められた作物や家畜に縛り付け、不便な生活にし、ただ人口増という理由だけの生存戦略の可能性は初見だった。狩猟採集民族は自然の中で生きる術を知っていて、季節の多種多様の植物を食べていたようだし、薬草の知識もあったそう。 また、お金、国、企業というのは全て虚構で、人類は虚構ができたことで、他国との人でもコミュニケーションができるという味方も、今生きている現実に新たな視点を与えてくれた。 「絶滅危惧種」なんて少し前から騒がれているけど、ホモサピエンスが各大陸から移動し始めてから大量殺戮をしているのも驚いた。 夫が読み終わった本の中から、こちらを選んでみたが、私から見る世界の見方が変えることができた本。やっと読了。人生で出会えてよかった。

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    投稿日: 2024.12.17
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    農業革命により人類が小麦の奴隷になったという一節を読んだとき、自分の中の常識が覆されたことを感じ、歴史を学ぶのって面白い!と思った。下巻はもちろん、日本史や世界史にまつわる本を読んでみたい。 ホモ・サピエンスは昔から、人類以外の動物、サピエンス以外の人類種、他の国の住民や文化を滅ぼしながら生きてきたのだと知った。現代の私たちが彼らに報いる方法は、歴史から学び、より善く生きるほかない。ではどうやって善く生きるのか?下巻にそのヒントが書かれていることを期待している。

    2
    投稿日: 2024.12.16
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    ホモ属が誕生し、認知革命により、ホモサピエンスが台頭。狩猟採取から、農業革命により、より集団化。革命は、その場その場では、皆に恩恵をもたらしたわけではない。歴史の良し悪しは時間軸で変わる、ということを認知した本だった。 認知革命、ホモサピエンスの認知傾向は、狩猟採取時代から変わっていないのではないか。客観的、主観的、に加え、共同主観的という概念。通貨であれ、国であれ、組織であれ、全てのものは、他者がそう信じるという信頼の上に成り立つ。 ホモサピエンスの傾向として、あなたと私たちを分けること。帝国は時間をかけて、彼らを私たちにした。その延長せんじょうで今はグローバルの人々が私たちとなっている。 また、文化は不変のものではないこと。常に移ろいうる。今残っている文化の大半は帝国に基づいている。というのも、書記体系の需要は帝国で発生するものだから。非常に多くの文化が歴史の中に埋もれ最早発掘不可能であること。これからの未来、文化はどう変遷するか、人類はグローバル共同体として、グローバル課題に共同で立ち向かえるか。

    0
    投稿日: 2024.12.14
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    面白かった。 人類史を俯瞰する視点を得ました。 後半に「人類の幸福」が書かれてるんでしょうか… 幸福になりたい

    0
    投稿日: 2024.11.30
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    ホモ・サピエンスだけが生き残った、と 筆者は主張している点がおもしろいです どうして生き残れたのか? 『"虚構(フィクション)"をつくる ことができたから』と結論付けている 虚構の例として宗教、お金、国家など 挙げられていました 認知革命 | 7万年前 農業革命 | 1万年前 科学革命 | 500年前 3つの革命を取り上げているが 一貫して認知革命の話をしている ところを抑えておきたいです 農業革命により、食糧の総量を増やす ことはできたがより良い食生活や、 より良い余暇にはつながらなかった 小麦の視点に立った見方が興味深かったです 『現在地球上で最も繁栄している生物は人類ではなく、小麦である。小麦自身が何もしなくても、人間が勝手に育てて世話をしてくれる。まさに人類は小麦の奴隷になった』

    2
    投稿日: 2024.11.23
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    人類史の読み解き方が違って、今まで習ってきた歴史のパーツが新しい形で結びつく感覚だった。 狩猟民族から農耕民族への転換がもたらした生きづらさを人類は稲や小麦などの植物に支配されたと表現しているのも面白い。 一神教は多くの人を統一して従わせる方法であり、さらに金銭は言語も文化も違う人々を統一して従わせたホモサピエンスの虚構だと表現していた。 我々は、確かに価値を想像できる。想像したものを信用して生活や仕事ができる。それが他の生物明らかに違うところだと理解した。ただ、進化はより良い方向にだけ進む訳ではないことも同時に頭に入れておきたいところである。

    1
    投稿日: 2024.10.20
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    ヒトに関する歴史を俯瞰的に捉え、いくつかの「革命」を経て今の姿になっていることを解説してくれている。 シンプルに知識の幅とそれを統一的に説明する力がすごい。また、虚構と表現していることからも概念などの形ないものについて、今の自分たちにとって有効なものはあったとしても正しいものはないんだ、という前提で書いている様子がおもしろい。下巻も楽しみ。

    3
    投稿日: 2024.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「オスとメス」は生物学的分類であるが「男性と女性」は文化的な分類であり「男性らしく」や「女性らしく」や「異性同士で恋愛すべき」などは文化的な産物である。という意味の文を読みました。LGBTQなどダイバーシティの時代になりつつありますが、それでもまだその文化的産物にとらわれている人が私含め多いんだなと思いました。 最後の方の100ページが難しく読む手が止まってしまいました…。

    1
    投稿日: 2024.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    友人や先輩が読んでいて、興味が湧いて購入。 久々のまともな読書だったが、とても読み応えがあった。 人類がいかにして発展を遂げてきたかを時代の流れに沿って述べられている。 農耕を始めて人類は弱体化したというのは驚きだったが、不作だった時に飢えてしまうというのは納得。一方で縄張りという家ができるという側面もあり、発展は良い面悪い面があると感じた。

    0
    投稿日: 2024.10.02
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    高校ん時からの積読書やっと解消 ICUの授業の集大成ですって感じ 衝撃は特になし、むしろ世界中が 絶賛する教養ってこの程度なのか 結局全て虚構で人間の創造的創物 絶対的価値は存在しないし夢見る ことこそ私人類が生存し進化する 必要不可欠要素なのかもしれない デカルトはやっぱ偉大下巻に期待

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    投稿日: 2024.09.22
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    進化の過程からの人間研究は 納得できることが多い。 進化とは不適合者の排除の結果であり 気の遠くなるほどの年月が必要である。 今の人間を知って、受け入れるしかない、 ということを知ることが大事である。 テクノロジーの進化と同時に 人間も進化していると思っている人は 進化というものを理解できていない。 人間は簡単には変われないのである。

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    投稿日: 2024.09.17