
総合評価
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powered by ブクログ短編が7作収録されている本書は、それぞれの話が著者らしい表現で展開されていく。この方の作品は、何も起こらない普通の話かと思いきや、急展開を迎えることが多い気がする。
5投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログクライアントご推薦の一冊。初、一穂ミチさん。 『他の作品も読んでみたい!』と思わせる作家さん。 短編とは思えない程の読み応えがあり、 それぞれ読みながら心が揺さぶられる感じ。 そして読みながらそれぞれの幸せを祈ってしまう。 『ピクニック』は若干ホラー。 読み終わった時、正直怖くて鳥肌たった。 ページの間に可愛いしおりが入ってた(ノベルティ)!
5投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログ前評判を頭に入れずに読んだので、予想だにしない展開に何度もヒヤリとしたり、涙腺緩んだり。そうくるかー、クゥーっ上手いなあと感嘆しきり。引き出しの多い作家さん。他作品も読んでみたい。
3投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログ味わい深い作品が散りばめられていました。 直近で『ツミデミック』を既読でしたが、著者の短編集はこういった感じなのかと理解しました。そして、作品ごとに評価は分かれるのかなぁとまたまた感じてしまいましたね。(作中での繋がりを求めてはいけないのかも知れませんが) それぞれの人生を世界に準えて『スモールワールズ』となっているのかと思いますが、ちょっと周りの評価によって自身のこの作品への期待度が上回り過ぎてしまっていたのかな? でも、一つ一つの作品は素晴らしいですよ!アフターフォローみたいになってしまいますが。泣ける作品もありますし、グッとくるところもありました。好みですかね?私には刺さらなかったです。
74投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログそれぞれの生きる世界の残酷さをまざまざと見せられながらも生きていくということの素晴らしさが伝わってくる。 その形はキレイじゃなくてもその人にとってはそれでいいんだと有無を言わせないストーリー。 『理由や原因を他人に紐づけると人生が不自由になる』 という一文がすき
2投稿日: 2023.12.22
powered by ブクログあなたにはあなたの小さな世界が 俺には俺の小さな世界が 無限に広がっている でもそれぞれがどこかしらで わずかかもしれないけど重なっていて 世界はたくさんの小さな世界でできている スモールワールズとはつまり そういうことなんだろう
4投稿日: 2023.12.21
powered by ブクログ「花うた」加害者と被害者の妹との往復書簡 喫茶店のカウンター席で涙が溢れるのを止めることが出来なかった。
4投稿日: 2023.12.18
powered by ブクログくわーーーー!すばらしい…ものすごいものに出会ってしまった…本編も去ることながら、辻村深月さんの解説にも圧巻!これは2023年ベストブック入りだな…自分の蔵書にほしい。
4投稿日: 2023.12.18
powered by ブクログ読みやすい短編集 どの話も引き込まれる物語だった。 短編集だけど、なんとなく繋がっていてもう一回読みたいと思える本
3投稿日: 2023.12.15
powered by ブクログ読み応えのある短編集だった。初めての作家さんだったが、解説にある様に一筋縄ではないところがとても良い。米澤穂信の満願でも感じた何とも言い表せない複雑な思いを呼んでくる。いい話とか単純に楽しむ話も大好きだが、こういう小説も背中がピッとするので好きだ。
3投稿日: 2023.12.14
powered by ブクログ家族がテーマの短編連作 読んでいて苦しくなって来た。 家族だからこそ切られない愛憎、執着、温かさ… 心温まる話もあれば、こわっという話があったり、切なくて泣ける話があったり、わかるからこそ辛くなるはなしがあったり、色々でした。
3投稿日: 2023.12.14
powered by ブクログ短編集とは思えないくらい読み応えがあった。 世界観に入り込める。 読んでいてゾクっとしたり、あたたかさも感じたり。 残酷さ、ままならなさが伝わってくるストーリーたちだった。
5投稿日: 2023.12.13
powered by ブクログいい話、で終わらせない面白さ どの話も全く違う、書きっぷり。 短編集の良さでもある、ちょっと誰かの人生を少しずつのぞいているような。 すごい。 魔王の話が素敵。
3投稿日: 2023.12.11
powered by ブクログ気になっていた著者さまの 初読みですっ 6遍の短編集 短編集は登場人物、背景が変わると入り込むのに時間がかかる私としては苦手でしたが、 最初の ◯ネオンテトラ には衝撃を受けましたっ 妊娠が上手くいかず、夫も不倫。 それでも円満な夫婦のかたちを保つ主人公。 ある日、近くに住む親から暴力を振るわれている中学生の男の子と知り合いー‥ ここからの展開を自分で予測しつつ読み進めても見た事のない展開で震えましたっ 浅く考えてた自分に反省。本当に強い‥笑 彼女たちの未来を知りたいような、知りたくないような。短編で良かったと思いました。 その他は ◯ピクニック ◯愛を適量に が個人的には好きです。 予測を超えてくる展開に毎度夢中にさせられました。 ◯式日 伏線ですね! ここは残念ながら帯の煽りほど衝撃は受けませんでした。残念です。 でも知れて良かったな。と思いました! 全体的に やはり短編は短い分理解するのに難しく 何度か読み直しました。これは私の読解力の問題なのですが。 それでも1話1話が素晴らしい作品でした!
10投稿日: 2023.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
6つの短編集。 それぞれいろいろな事情を抱えた人たちの人生を描いている。 魔王の帰還が人気の様子だが、個人的にはネオンテトラとピクニックがお気に入り。 どちらも闇が深いストーリーで後味は悪いが、最後の畳み掛ける展開が秀逸で、後味の悪さがかえって癖になる。 花うた、魔王の帰還、愛を適量もまあまあ面白いが、 式日は正直あまり印象に残らなかった。 時間がない人には、ネオンテトラとピクニックだけでも読むことをお勧めします。
3投稿日: 2023.12.09
powered by ブクログ様々な人達が重くてやるせない現実と向き合っていくのだけれど、なぜか読後感は爽やかな短編集でした。他のお話同士の意外な繋がりや、手紙のやりとりだけのお話など、読んでいてとても楽しかったです。
2投稿日: 2023.12.09
powered by ブクログ短編集。 タイトルと表紙から勝手にほっこり作家だと思っていましたが、初読みでかなり重い内容でした‥ ただ、生きずらさを書くのが上手い方なのかなって思います。簡単には片付けられない出来事って沢山ですが、背景を想像する過程が重要だと思うので別作品も気になります、、 特に本書の"花うた"は文字の魅力が詰まってて良かったです 個人的には報われない現実に心揺れるのですが、全体的に終始想像が膨らんで楽しめたと思います‥‥
3投稿日: 2023.12.05
powered by ブクログ7つの物語。解説は辻村美月さん。 手紙のやり取りが1番印象的だけど、色んな人物がいて、境遇があって、関わりがあって。 登場人物たちの小さな自分とは違う物語かもしれないが、そこから見る大きな世界を感じたい。
3投稿日: 2023.12.04
powered by ブクログ一穂ミチさんが丁寧に描く短編集。 それぞれの登場人物の生き方が、切なさだったり苦しみだったり、ジンとくる温かさだったり…いろんな感情を刺激された一冊。生き方も考え方も人それぞれ。 まさにスモールワールズだと思った。
11投稿日: 2023.12.04
powered by ブクログ一穂ミチさんの作品を初めて読んだ。短編の物語は、どれも綺麗ごとではない、生きた物語で、誰かの人生を覗き見ているようで、読む手が止まらなかった。 そうそう、人の心とはそう単純なものではないよな〜と。最初のネオントラと最後の式日は、後輩があの子なんだろうな〜とか、他の作品も、あ、ここの場面のこの人は、もしかしたら、こっちの作品のこの人かもな〜とか、繋がりも楽しめた。 一穂さんの他の作品も読んでみたい!
2投稿日: 2023.12.03
powered by ブクログこんな思いをして生きてる人、生活してる人がいるんだろうなと普段意識しない世界に連れて行ってもらえました。
2投稿日: 2023.12.03
powered by ブクログ心に残る5話。どの話も、さり気ない文面でけっして強くはないが終わってみると心に響いた。現実を抱えて生きている強い意志や不安な気持ちに共感し心を揺さぶられた。とても良かったです。
2投稿日: 2023.12.03
powered by ブクログ一話目のネオンテトラの主人公が妊活中ということを知り、自分と境遇が似ているため手に取りました。 ネオンテトラ 妊活に苦しみながらも明るい未来を見出す...みたいな温かい話ではなく、30を超えた女の少しゾッとするお話かもしれません。 ただ、妊活をする私にとっては共感できる点も多く、自分の中にもこのような感覚が全く理解できないとは言い切れず、善人になりきりたい自分との葛藤が生まれ胸が苦しくなりました。 自分は淡白な人間だと言われる方ではあるのですが、自分の本当の望みってなんなんだろうと自問自答させられる内容でした。 その他の話は、ゾッとする部分はありつつも基本はほっこりする内容だと感じます(かなり個人差はでそうw) 「愛を適量」は独身の方にも子持ちの方にも共感できるポイントの多い親子愛の話なのではないでしょうか。 読んだ後、自分の家族感、親子愛について考えさせられるエピソードばかりで、一気に読むのではなく自分の思考と会話しながら読むと面白いと思います。
6投稿日: 2023.12.02
powered by ブクログ題名と表紙からフワフワした話を想像しないようにという口コミを読み、読み始めた。 正にその通り。とくにピクニックは、読んでいて次の作品を読み始めるのを躊躇してしまうくらい衝撃的。読み終わって、ゾワッとした。 全体的には、好みの話が多いが一筋縄では絶対にいかないので、ラストが近付いてくると読むスピードが落ちてくる。癒される話ではないので、読むタイミングも選んで読んでいたので時間が掛かった。
11投稿日: 2023.12.02
powered by ブクログ今後新刊が出たら迷わず買う!と思うくらい素敵な作家さんに出会えました。 小さな世界の微妙な歪みや悩みや闇?棘?みたいなものを覗き見するような短編集。 予想と違う結末にゾクっとする話もあり、いい話だけじゃないのも良い。
6投稿日: 2023.12.01
powered by ブクログ星のあさつきの夜?よいのあけぼの、かいわれでにくがんでも、しかやとらや、わし?いずみ!なかいきっすい?のう、たんをなかいきっついよりいの、よりい、たんかあにがうりより、たがやたひかやをみらら、みりびりでも、たんのう、しやしやりき、こ?とれいゆ?とれものおん?はくちようざのでねぶかいだわはし、かいらきおん、おぼゆるる、みきき、はいのはいしんでれらは、もうねむらない、ぞくちようをみつめ、ゆるめるおとと、てんぐわわとうがらしこえだまらっしやいへくそ、せたがわらかわらでぽんはんざいみえたよ!やまねくんにもしかよりしがんさついにみえた
2投稿日: 2023.11.30
powered by ブクログいい短編集を選んだなぁと、嬉しくなった。どの話もしっかり読めた。話ごとに色が違って、ザワっとしたりホワっとしたり、気持ちを動かしながら読んだ気がする。
8投稿日: 2023.11.28
powered by ブクログ評判がいいのは知ってたが、読んで良かった。 優しや愛しい気持ちの中に残酷さややるせなさを感じて、まさに世界やなと思った。
4投稿日: 2023.11.28
powered by ブクログ6つ+1つの短編。それぞれ違う主人公ながら、少しだけ関わっているみたい。辛い思いをしている登場人物が多いけど、それに負けずに頑張ってる。それぞれの人生はスモールワールズでも、そこの主人公。世間は狭いって意味もあるのかな。
9投稿日: 2023.11.27
powered by ブクログ生きるとは。とてつもなく厄介。傷つけ、裏切られ、喜んだり、憎んだり。諦めたり。自分も誰かも物語があって世界が創られている。何者でもないし、誰の目にも留まらず、お役にたってもいないかもしれない。しょうがない、明日もやれるだけやってやろう。日常に自分の思いをのせて。一穂さんありがとうございました。
3投稿日: 2023.11.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編集でした。 それぞれに繋がりはありますが、だからといってそれがすごく驚かれたり面白かったりするほどの構成ではありません。 小さな世界のささいではない物語とのことでした。 基本的に胸糞とは言わないけど、読後感は気持ち良いものではありません。 個人的には魔王の帰還以外は、読んでいてそのように感じました。
2投稿日: 2023.11.26
powered by ブクログ七つの短編。 魔王の帰還/強いと思っていた姉の一面に涙。 花うた/カフェで読んでしまい嗚咽こらえるの必死になるほど泣いた。一週間はひきずった。この話だけでも読んでほしい。 愛を適量/どんでん返しなんだけど最後に優しさがにじむ。 式日/冬の朝のような透明感の溢れる美しい文章が連なる。先輩の思いが淡々と描かれていて、切なくて美しい。 他の二編は、がっつり心えぐってくる後味の悪さでした。
4投稿日: 2023.11.25
powered by ブクログ半分ほど読み終わっただろうか。 近頃孤独感に苛まれていたからか、この本を読むとなぜか感情が昂って涙が止まらなくなった。 各短編の設定と同じ経験をしたことがあるわけではない。だけど、感情移入できる要素は確実にあった。人と人とのつながりの中で生じる心の揺れ動き、淀み、違和感、苦しみ、期待、希望のようなものを、登場人物の台詞、心情と情景の描写から感じた。そして自分が日常で押し込めていた感情の蓋が、自然に、だけど、強い力で外された。 久しぶりに小説を読んで、やっぱり読書面白いと思い出せたのも個人的収穫だった。
2投稿日: 2023.11.25
powered by ブクログ複数のストーリーから成る一冊。負の感情やハッピーエンドでは無い結末が多いが、最終的には主人公が前を向いている雰囲気にほっこりする。少しミステリー感がある一話が組み込まれてる点も秀逸。
2投稿日: 2023.11.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
はじめましてな著者さん。 「ネオンテトラ」の時点で読み終わり後思わずうなり、「ピクニック」でとんでもない人に出会ってしまったと震えました。 どの短編もあるテーマを代表するアイコンのような登場人物たちがいて、けれど、そのアイコンだけで理解しきった気になっていればたちまち足を取られるような驚きある仕掛けが、登場人物たちの深く複雑な人間性を醸し出すことに成功している。彼らには彼らの哲学があり、それに従って生を選択しているのであり、その選択が行われる瞬間に、花火のような人生の輝きが見えるのだと思う。 短編集の最後は、「ネオンテトラ」に登場した彼と彼に惹かれる語り手との話になる。このお話の主役は語り手でなく彼だ。「ネオンテトラ」で語られた姿とはまた違った彼の姿が、同じく第三者を介在して見えてくる。はたして、あれは純愛のうえの若気の至りだったのか。どこかかげがあって(その“かげ”も「ネオンテトラ」と「式日」ではちがうように思う)、話せば愛嬌のある、目が離せなくなる存在。という幻想を見せられているような気がしてくる。 ここでもネオンテトラの話が出てくる。日向でらないからこその景色。姿。この短編集を包むベールのようなテーマだ。
2投稿日: 2023.11.25
powered by ブクログどれも甲乙つけ難いが「魔王の帰還」が一番好き。あと、短編集での楽しみの一つである各々の話でのリンクは気づかなくても楽しめるが、見つけられるとより面白さが増す仕掛けになっている。これには作者に感心するしかない。
2投稿日: 2023.11.23
powered by ブクログなんだこれは......予想していなかった結末。心温まる系だと思っていたが、全然違う。ミステリー要素ありで夜読むのは怖かった。身近にもありそうなストーリーも。家それぞれの事情があるということを心に刻む。
3投稿日: 2023.11.23
powered by ブクログ今までに読んだ短編集の中で個人的に一番かもしれない。 圧倒されてしまった。 第1話から、ものすごい勢いで惹き込まれた。 じっくり読んでいくと、それぞれの話がちょっと繋がってる事に気づいたり… 切ないお話が多かったけど、『魔王の帰還』はクスッと笑えた。
12投稿日: 2023.11.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
予想と違う展開になる物語に気持ちよく裏切られる感覚が良かった。「花うた」の往復書簡の形式が年月とか登場人物の思いを感じる余白がたくさんあって好きだった。
1投稿日: 2023.11.19
powered by ブクログ善と悪は表裏一体。 ある側面では可哀想でも ある側面では加害者。 ある側面では優しいけど ある側面では冷徹。 多角的に見ようとしてもどうしても見えない闇があるな。
5投稿日: 2023.11.19
powered by ブクログ現実的な話だけど、今まで自分や周りで体験したことがないことが描かれているので他の世の中を知るきっかけにはなる。 元々全く概要などは知らない状態で読み進めたので、だんだん読んでいるうちにこのストーリーの落ちはなんだろうどこで落とされるんだろうというのを推測しながら読むようになっていった。 個人的には、結構重たくてあまり後味がすっきりしない。ちょっと気持ちが下がるので自分の趣味とはあってなかったかも
1投稿日: 2023.11.19
powered by ブクログ一穂ミチ作品、 初めてです。 この本に出会えて良かった。 ホラーテイストが続いていたのでほんわかした本を、と思って読み始めたのですが、短編1編目から衝撃。 こんな刺激的な結末になるとは… 覚悟して読むと決め2編『魔王の帰還』は、一転して最後はあたたかさに涙しました。 特にねーちゃんの強さと大きさは思い出しても泣けてくるのです。 3編『ピクニック』 どの視点なの? 読み進めていくと出てきた疑問に答えが欲しくて読み進む。 怖気とは違う、ゾワリとゆっくり撫でられた気持ち。 4編『花うた』は言葉のチカラをみました。 奇跡と軌跡。 5編『愛を適量』 やられた。 名前がつけられる感情なんて、簡単すぎる。 6編。『式日』 これは2回読んで良さが分かった。 敢えて言葉にしない、それが何とも素敵。 時に残酷さを含みながら、寄り添うことを諦めないような作品でした。
4投稿日: 2023.11.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編集。 一穂さんの作品を初めて読んだ。表紙を見て、ほっこりした話なのかなと思いながら読んでると、ゾッとする話や驚きの多い話など様々だった。 それぞれの短編がところどころ繋がっていた。
3投稿日: 2023.11.16
powered by ブクログめちゃくちゃ面白かった‼︎ 短編集だけど、一話一話の世界観が濃密で深く引き込まれた。 人間の黒くて暗い部分の美しさを味わえた。 特に「魔王の帰還」は今まで読んできた短編の中でベスト1かもしれない… 一穂ミチさん初読でしたが、即、大ファンになった。
4投稿日: 2023.11.16
powered by ブクログ短編ごとにまったく毛色が違って飽きずに読めた。一穂ミチさんは「光のとこにいてね」で知ったが、こちらもとても良かった。流石本屋大賞レース常連作家さん。3編目の「ピクニック」が、途中で読むのをやめようかと思うほどリアルで苦しくて辛かった。最後まで読んだらわかる粋な演出も良かった。
3投稿日: 2023.11.16
powered by ブクログ魔王の帰還・愛を適量は好き。 短編集で、色んな人生があっていいのかなと救われる部分もあるけれど、こんなに命って軽いんだっけ?と寂しくなったりも。まぁ、自分のことで精一杯だよね… 感想を書かないと落ち着かないくらい、さすがの描写力だなと思いました。
5投稿日: 2023.11.12
powered by ブクログこの本を読み終わったちょうどのタイミングで著者のトークセミナーに行ってきた。 とても親近感がわいた。 いい悪いじゃない割り切れない、名前のない感情がすごくよくわかる。 何が正解かわからない、そもそも正解なんてないのかもしれない。 いろんな感情が混ざってどう表現したらいいのかわからないもどかしい気持ちのままで、 無理に割り切らなくてもそれでいいよなぁと思わせてくれる。 短編集だけど、なんとなくリンクしてる感じも面白い。
15投稿日: 2023.11.11
powered by ブクログややヘビーな感じがリアルでした。《この世はままならないけど、生きる価値がある》どこかに僅かな希望がある‥そう願いたい、そうであってほしい、きっとそうなんだ!そんな本でした。
36投稿日: 2023.11.10
powered by ブクログ昨年の本屋大賞候補になった時から文庫化を待ち望んでました。 どれも染みる短編で大満足。 中でも「式日」。 「誰の人生だって激動だよなあ」にはやられた、涙ボロボロ。 何年か後で読み返したとしても、きっとこのフレーズでまた泣きそう。
2投稿日: 2023.11.07
powered by ブクログ青山美智子さん、小川糸さん、原田ひ香さん的な ホッコリした系だと思っていましたが 想像していたより重い… サクサクと一気には読めず、 ページ数の割に時間がかかりました。 ピクニックが結構お気に入りです。 次に一穂ミチさんの本を読むときは、 事前に覚悟をして読みます。 お薦めするかというと、 人を選ぶかな。
20投稿日: 2023.11.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
6編の短編と1編の掌編からなる連作短編集. 「ネオンテトラ」虐待を受けている少年との危うい話と思いきや…. 「魔王の帰還」豪快なオネーチャンが帰ってきてという話.帰還の意味がどちらにもとれる題名が秀逸. 「ピクニック」虐待を疑われたおばーちゃんの話なんだけど,何か引っかかるんだよなーと思っていたら,なるほどの落ちでした. 「花うた」犯罪加害者と被害者の身内が書簡でやりとりするお話. 「愛を適量」さえない中年教師のアパートに訪ねてきた見知らぬ男は娘だった.愛の適量か,いろいろ書いてみたけど上手くまとまらないや. 「式日」解説の辻村深月さんが書いていたように,言葉が深い作品. 「スモールスパークス」法要のあった日を描いた掌編. 単純にまとめることができない深い内容の,また雰囲気のある作品ばかりだった.窓から見た景色の重なりに気づくと,また楽しい.魔王の帰還が特にお気に入り.
1投稿日: 2023.11.07
powered by ブクログ初の一穂ミチ作品。素敵なカバーデザインと本屋大賞第3位のフレーズに惹かれて、購入しました。 ままならない人生を悩み、藻掻きながら歩み続ける6篇の短編集(ボーナストラック付)。全編通して暗く重い作品が多いですが、読後は不思議とどんよりとならず心に刺さる作品です❗ 個人的には、『魔王の帰還』と『ピクニック』、『愛を適量』の3篇がお気に入りです。 定期的に読み返したい素敵な作品でした❗
27投稿日: 2023.11.05
powered by ブクログすでに単行本で読んでいたので、文庫で買い直す理由に詰まったけれど、書き下ろしの掌編と、初回限定の特製しおり(どちらか入ってます)を口実に購入しました。取り急ぎ、書き下ろしを読んで、他の作品もパラパラと読んで、やっぱり買って良かったなと実感。しおりも狙っていたペンギンのが当たったので大満足です。
43投稿日: 2023.11.04
powered by ブクログ2023年85冊目 一穂ミチさん/スモールワールズ 家族、先輩後輩、親子、小さな単位の中で繰り広げられる短編集。 ミステリーもあれば、希望を与えるハートフルなお話もあったり。とても読み応えがありました。 個人的には「魔王の帰還」「愛を適量」がお気に入りです。 #読了
4投稿日: 2023.11.03
powered by ブクログどれもいろいろ考えさせられて、感想がやたらと長くなってしまった…。 『ネオンテトラ』 若さが持っている不安定さや、垣間見える成長段階の大人の部分が、歳の離れた大人の女性には、ある種の魅力として映るのはわかる気がする。母性と女が入り混じるのではないだろうか。 同じ年齢や歳上の男性には、守ってもらえるという女の部分が強くて、歳下になればなるほど母性の部分が加味される気がする。 男性は、女性より案外脆くて、弱い。女性より歳上であろうが子どものような弱さをみせてしまうこともある。女性のもっている母性は、産む能力からくる、男性が及ばない強さだと思う。 それでも、歳上の男性には、長く生きた分の頼れる部分を見つけることができ、女性は安心を得る事ができるのだと思う。 一方で、大きく離れた歳下の男性に、そういう意味での頼れる部分を求めることはできないけど、母性を発揮し続ける関係を続けることで満たされるのかもしれない。それは、ちょっと危ういけど。 などなど、女性の心の内の本当のところはわからない。なので勝手に、いろいろと想像してみた。 『魔王の帰還』 野球は高校野球が好き。 金魚掬いは苦手。 かき氷もほとんど食べない。 でも夏は一番好きな季節。 近くに、金魚とかき氷の有名な地域がある。 だいぶ前に、そこでものすごく美味しいかき氷を食べた。 大切な人と一緒に。 懐かしすぎる。 「最後には負けが決まってるシナリオでも、立ちはだかるから魔王」の姿、真っ直ぐさは、人の究極の美しさだと思う。 『ピクニック』 怖かった。 とにかくありそうで。 子育ての苦しみと不慮の事故。 心の崩壊。 最近、お医者さんの講演で、病気でなく、今現在、存在している我々が、そのまま奇跡だという話を聞いた。 この物語のような事柄まで考えると、生き続けることは本当に奇跡なのだと思う。 だから、毎日を大切に過ごすことを強く思わされるのに、ふと自分を見つめると日々ウジウジしている、情け無い存在でしかない気がして嫌になる。 『花うた』 言葉は人が持っている魔法だと思う。 気持ちを動かし、世界をつくり、音や文字にすると美しさもつくり出す。 使い方次第で人生までも変化させる事ができる。 だから、たくさんの手紙のやり取りはお互いのすべてを交わし合うことになる。それは、話し合う事以上に。 不思議なのは、伝えたくて言葉を使うことが普通だけど、言葉を使わないという言葉の使い方で、強く伝えるということもある。 時間や空間が離れる事で過去の言葉がありありと伝わったり、未来の言葉を確信を持って想像できたりもする。 言葉はもちろん心と直結している。心のすべてを表現できるわけでないところがとてもいい。だから、関係が乱れたりもするけど、思っている以上の喜びに導いてくれることもある。言葉は自身の存在そのものにとても近い気がする。 心揺さぶられる物語だった。 ただ、喪失が、実は束縛からの解放であっても、また、対話がいくら心を満たしても、フィクションの世界であるべき内容だった。 『愛を適量』 「適量じゃなくてもいい時がある。叶うことのない願いや祈りなら溢れても大丈夫だった。そして叶わない願いが無力だとは限らない。」 叶わない願いや祈りが時間をかけて変化につながることもある。 『式日』 「変えられないものを受け入れる落ち着きを、変えられるものを変えていく勇気を、そのふたつを見分ける賢さを。」 ギリギリのところで選択を迫られることがある。大抵は勇気をもてず、落ち着きという名に逃げてしまう。それは見分けたことではない。 最善と思い込むような逃げ方をしたくないし、してほしくない。 『スモールスパークス』 海岸で手持ち花火を大切な人と、一度だけしたことがある。 「線香花火っていいなー」と言い合った。 あれから手持ち花火してないなー。
8投稿日: 2023.11.03
powered by ブクログ一穂ミチさんの本を読むのは初です。 7つの短編になっているのですが、一篇目があまりに嫌な気分になってしまいこれは嫌いな感じかなぁ…とちょっとがっかりしたら2篇目が逆に大好き!この話大好きーっ!てなるくらに全然違った話で色々ビックリでした。 話毎に違う気持ちになれ、登場人物も話の内容もガラッと変わるので飽きずにあっという間に読み終えました。 ちょっとハマりそうです。
4投稿日: 2023.11.02
powered by ブクログ短編集なのだが、1話ごとに一息ついて振り返り、色々考えたくなる。当初想像した結末に着地することが少なく、かといって奇をてらった風でもなくて鼻につかない。描写の仕方がうまいなぁ。 題名通り、さりげなく各短編が繋がっているのも楽しめた。
16投稿日: 2023.11.02
powered by ブクログ6篇の連作集。 どの話にも悲しい現状を秘めていて、胸の奥が少し重たくなります。 それでも、折り合いをつけ、時には強かに向き合い、人生は続いていく。 それぞれの話の先にある人生が、ささやかでも幸せであるといいなぁと考えてしまいました。 どの話も読んだ後に、それぞれ違うため息が、ちょっとでてしまう感じでした。 すごく良かったです。
41投稿日: 2023.11.02
powered by ブクログ怖い話が多かった、言葉でうまく表せないモヤッとした感じをすごいうまく表現される作家さんだな、と思った
4投稿日: 2023.10.31
powered by ブクログ辻村深月さんの解説にもあったように、一筋縄ではいかない物語ばかりで、良い話かと思いきや恐ろしい真実や思いもよらない展開が待っていたりしたので、読み応えがあった。短編集だけど一編一編が濃密で、ページ数これだけしか進んでないのにすごく長い間その物語の世界に入っていたような気がする、そんな作品でした。
6投稿日: 2023.10.29
powered by ブクログ感想 自分の手が届く世界。6人辿れば誰にでも連絡できると聞くが。でも狭い。なにが起こるわけでもない。毎日はそうやって紡がれてきた。これからも。
1投稿日: 2023.10.29
powered by ブクログいろんな話があったけど、気持ちが上下に揺れることなく読めた。 良い話悪い話というわけではなく、希望や絶望を感じるわけでもないけど、人生ってこんな感じなんだろうなあと思った。 読後すっきりするわけではないけど、全ての物語がすっと心に入ってきた。読みやすかったし、読んで良かったと思った。
3投稿日: 2023.10.28
powered by ブクログ人は皆、苦しくて苦しくてもがいてる。そんななかでも何とかしようと苛立ち、諦めや希望を見出し進んでいく。 心の揺らぎに静かに寄り添っていく物語だった。 読み終わったあと、明日も少し頑張っていこうと思えるような一冊。
50投稿日: 2023.10.28
powered by ブクログ一穂先生の書く文の何気ない会話や風景にすら心が揺れる感じがする どうしようもない息苦しさにも似た日常と 様々な交錯する思いと 人の強さと弱さ 文全体から感じる一穂先生しか持ち得ない世界は苦しいのに温かいなぁ、と思う グラグラな気持ちのまま読んだ辻村先生の解説の冒頭でとどめを刺された気がする 「魔王の帰還」が好きです 「ピクニック」はしばらく引きずってぼんやりしてしまった…
5投稿日: 2023.10.27
powered by ブクログ「一筋縄ではいかない」という表現が、そのとおりだと思った。 予想外の結末にはどれも理由があって、それは良いとか悪いとかではなく、登場人物たちの気持ちの強さに起因していた。 なぜそう考えたのか、どう思ったのか、何がそうさせるのか。もちろん読み手に委ねる部分もあるけれど、丁寧に描かれた世界が、ありきたりな言葉で語ることをためらわせる。 マンションや家の窓の灯りを見るのが昔から好きで、誰もがそれぞれの今日という日を生きているんだと感じて、だけどその向こうに広がる世界がこんなにも生々しく、色濃く、ままならないと、私はどれだけ想像できていただろうか。 とはいえ、わかりやすい正義の話が好きな私は、「魔王の帰還」に心が震えた。
2投稿日: 2023.10.26
powered by ブクログ短編集で最初と最後の話以外は基本繋がりはないです。読みやすくていいと思います。少しホラー味を感じる作品がいくつかあって、それが特に良かったです。
5投稿日: 2023.10.26
powered by ブクログ急に生まれた数年ぶりの活字欲。紀伊國屋に飛び込み、ポップと装丁と初回限定の栞に惹かれて手に取りました。 大正解でした。 穏やかで淡々とした語り口。その中に日常の中で自身が感じてきたざらつきがあって、ぞっとしました。 ぐいぐい読めちゃう。けど、短編終わるごとに一度本を閉じて一息、余韻に浸って。そしてまた本を開いて。 あっという間に読み切りました。
4投稿日: 2023.10.23
powered by ブクログ家族の温かさ、残酷さ、ままならなさを描いた短編集 どれも単純なハッピーストーリーじゃなくて、ゾワっとしたり、胸が締め付けられたりした
6投稿日: 2023.10.23
powered by ブクログ短編集すべて今までに味わったことのないような、良い意味でズシッと重たいものを感じました。 ただ感動したとかそういう言葉では済まされないような感覚です。解説の辻村深月さんが言っているように、「旅」を終えた感がありました。
8投稿日: 2023.10.23
powered by ブクログ読み応えありました。 1話1話が最後、良い意味で裏切ってくれる。 これからも読み続けていきたい 作家さんになりました。
22投稿日: 2023.10.23
powered by ブクログ空港で飛行機が遅延し時間ができた際、店頭で見かけて買った文庫。帯にあった辻村深月さんの言葉「私もまた、世界を信じてみたくなる」に惹かれた。 遠い国や地域で、国内で、身近な世間で、目を逸らしたくなることがいつだって起きてる。そんな厄災が降りかからないよう、僕は、祈ったり、リスクを避けたり、稼いだお金を使ったりで、何とか死なずに、心を壊さずに日常を過ごせてる。今のところは。でもやっぱり、世界は残酷で、信じる者は騙されるし、黙ったままなら人の言いなりだし、人と関わらずに比べずに生きられるほど強くもない。そんなでも「世界を信じてみたくなる」小説ってどんなだろう? この作品は、僕のカテゴリでは「家族もの」。血のつながり、あるいは結婚という契約?勘違い?で、関わらざるを得ないことになってる家族という関係は、面倒で窮屈で、でも気が置けない場所でもあり。この作品では、家族がヘビーな状況を描いていて、その登場人物たちはみなすごく強いなと思う。置かれた状況はヘビーだけれど、自分の気持ちに正直だなって、羨ましくも感じた。感情移入できなかったのは、自分は平和だからか? 「世界を信じてみたくなる」ってほど絶望してないんだろうな、たぶん。 『愛を適量』のスキンケアの下り。この数年、息子を真似て化粧水なんかを使ってみると、それなりに効果が実感できる。現金なもので、効果が見えると続けられるしお金も少しかけようかなと思ったり。自己満足でいいんだよな。
3投稿日: 2023.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
話題の本ということで手に取ってみた。初めて読む作家さんだったので先入観もなかったのだけど、一作目の「ネオンテトラ」から衝撃的だった。普通に年の離れた二人が心を通わしていくものと思っていたら、、、転換の大きさに恐怖さえ感じた。でも嫌なものでなく感じてしまったのは人間本来の残酷性なのかもしれない。いきなり揺さぶられた。 「花うた」 この二人も奇妙すぎる関係性。兄を殺された被害者と加害者の手紙のやりとりが少しずつ親密になっていくのだが、普通は常識では考えられないのだけど、それが不自然じゃなく理解できてくる。秋生の手紙の文面の変化も興味深い。 「ピクニック」 オカルト的な結末、ホラーなのかも。幸せな生活に戻ろうとしていたところへ忍び寄る次起こりよるかもしれない悲劇。怖い。 「愛を適量」 こちらも不器用な親子の関係。長年離れていた二人が何となく寄り添ってきてのかなというところでいきなりの裏切り感。親父に共感しつつあった自分としても辛かった。その後の謝罪と愛情が佳澄に伝わっていたらいいな。 「魔王の帰還」 作中唯一、穏やかに読めたかも。決してハッピーエンドとは言えないのかもだけど、ストレートに前向きに感じた。
9投稿日: 2023.10.22
powered by ブクログ初読みの作家さんでした。 どなたかが紹介されていたのを覚えていて、本屋にて目につき購入。 「スモールワールズ」という可愛らしいタイトルと表紙から、ほのぼの心温まる系ストーリーかなと思い読み始めてびっくり。 柔らかい言葉で紡がれる、一筋縄ではいかない現実を感じる物語で、短編でありながら読み応えばっちりでした。
12投稿日: 2023.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大好きな辻村深月さんのおすすめということで、久しぶりに新しい作家さんの本を手に取りました。 読み始めから読了まであっという間でした。 7つの物語それぞれが違った作風で、一穂ミチさんの引き出しの多さに驚きました。 彼女の描く物語は一筋縄ではいかない。という辻村さんの解説に同意します。いわゆる良いお話、物語のセオリーに則った作品では終わらない。登場人物も、良い人/悪い人、豊かな人/貧しい人といった二分した描かれ方でなく、その人が抱える矛盾や表裏一体な感情が繊細に描写してありました。 人の心の機微をこんなにも上手に伝えられる作家さんは他にいるでしょうか。 7つのお話の中で、お気に入りは魔王の帰還です。 登場人物の真央が、自分と重なったからです。私にも年の離れた弟がいます。弟は私が守ってあげなくてはいけない、折り鶴の折り方から物事の良し悪しまで全部、自分が教えてあげなくてはいけない、小さい頃からそう思ってきました。でもこのお話を読んで、私という盾の裏で、きっと思っている以上に弟も成長しているのかもしれないな。この先もっと大人になったら、いつか弟が大きく見える時があるのかもしれないな。と思いました。 7作品全てに心揺さぶられました。日々の研究生活で廃れた心が洗い流される、そんなふうに感じました。本屋さんの平積みから、素敵な作家さんに出会えたことを幸運に思います。 2023.10.21 ぱりん記録用
6投稿日: 2023.10.21
powered by ブクログよくあるどんでん返しではない、少しゾクっとするような展開の話が多く、非常に引き込まれた。 あまり前情報がなく読み始めたけれど、この本は友達にもおすすめしたい。 退屈した話はひとつもなかったです。
6投稿日: 2023.10.21
powered by ブクログ一穂ミチさんの名は本屋大賞と直木賞のノミネートで知り、作品を読むのは初めて。軽く流すつもりで手に取った一冊は、良い意味で予想を裏切る内容だった。可笑しくも切なく、残酷だけれど慈愛に満ちてもいる…解説の辻村さんも言っているように「一筋縄でいかない」6つの家族の物語。それぞれ読み味の異なるテイストで、重いテーマを含み、衝撃の展開もあったり、心揺さぶられた。ちなみに各話の繋がりは、注意深く読まないと気付かないようなものもある。凪良ゆうさんもそうだが、心の機微の描写の素晴らしさはBL出身ならでは、と言うべきなのだろうか。これからも注目していきたい作家さんではある。
21投稿日: 2023.10.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
(受け取ったメッセージ) 人と人との摩擦。 そこには、怖さ、因縁、再認識、運命、素晴らしさ、知らないところでいろんな繋がり方があって、回り回っていて、私もその一部にいることを感じた。 (あらすじ)*ネタバレあり* ⚫︎ネオンテトラ ミステリー調。叔母と姪。叔母はめいに赤ちゃんを産ませる計画に至る。最終話と繋がる。 ⚫︎魔王の帰還 姉と弟。すごく体の大きい姉。心温まる、笑いもある話。最後はいつも助けられていた弟が、温かく姉を見守る。 ⚫︎ピクニック 短編ホラー。可愛らしい語り手はだれ? 誰が妹を殺してしまった?負の連鎖がおきるのか? ⚫︎花うた ミステリー調。たった1人の兄を殺された妹。犯人との手紙のやり取り。感動的。 ⚫︎愛を適量 うだつのあがらない高校教師54歳。娘は息子になった。身綺麗にするようアドバイスされる。「適量じゃなくても、いいときがある。叶うことのない祈りなら、あふれても大丈夫だった」「そして叶わない願いが無力だとは思わない」 ⚫︎式典日 先輩、後輩の話。後輩は大人になった1話目のしょういち。しょういちの父が自殺し、先輩は葬儀に行く。 2022年本屋大賞第3位 第43回吉川英治文学新人賞受賞! (感想) 一つ一つ、テイストの違う感じで楽しめた。一穂さん一人がこれらを書いていることに感服。普段読書しない人におすすめしたい一冊。
7投稿日: 2023.10.19
powered by ブクログ「ままならない現実を抱えて生きる人たちの6つの物語」 ネオンテトラ 魔王の帰還 ピクニック 花うた 愛を適量 式日 連作短編集、になるのだろうけどそれほど深く繋がってはおらず、最後の短編でそれまでの伏線が回収されるとか、すべての問題が解決してすっきりするとかはない。 そのぶんずしんと重くて深い読みごたえのある本だった。 どれも心に残るけど、とくに花うたが好きだなと思う。 ピクニックはラストがゾクゾク怖かった。 ほかの話もどれも良かった。
5投稿日: 2023.10.15
powered by ブクログ本屋大賞受賞作は過去に遡りながら読めるだけ読みたい。単純ではない人間関係が描かれているようで、好みのジャンルっぽいので楽しめるに違いないと期待してしまう #スモールワールズ (文庫) #一穂ミチ 23/10/13出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 https://amzn.to/48PlSWt
8投稿日: 2023.10.14
