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続 窓ぎわのトットちゃん
続 窓ぎわのトットちゃん
黒柳徹子/講談社
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総合評価

221件)
4.3
93
80
22
2
0
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    黒柳徹子さんのこれまでの生涯を知ることができて良かった。ユニークに書かれている場面もあるが、とても苦労をされたのではないかと思います。 驚かされたのはお母さんの行動力。母は強し。でした。 TVでお見かけすることがあれば、ついトットちゃん!って思ってしまいます。

    2
    投稿日: 2025.11.14
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    このいわさきちひろの挿画を見ると胸が締め付けられる。淡く優しいタッチなのに、妙に寂しげにも見えて『トットちゃん』の世界観には欠かせない存在のような気がする。そう、まさかあのベストセラー『窓際のトットちゃん』の続編が出ようとは。前作の飛び跳ねるような、生き生きとしたお話が大好きだったが、今作は戦争の影が色濃く反映している。トットちゃん一家はかなり裕福なはずだが、それでも弱音を吐かずにたくましく生きる姿には感銘を受けた。特にお母さんが凄い。あの破天荒なトットちゃんもどんどん大人になっていく姿にじーんときた。

    1
    投稿日: 2025.10.30
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    楽しみにしていたけど、第一作は超えなかった!というより、一作目が私の中で神格化されてるのも読んだ当時の年齢の感性で読んだから 、だよね でも徹子さんが続きを執筆してくれて、この時代にリアルタイムで新しい作品を読めて良かった(*^o^*)

    0
    投稿日: 2025.10.28
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    audibleで、ご本人のデジタルナレーション。 疎開先の青森での暮らし、東京へ戻って女学生となり、NHK劇団員として成長していく姿。 そもそも黒柳徹子さんが女優をしていたこともよくわかっていなかった。多忙で精神的につらい期間もありながら、今の地位を築くまでに至った経緯を心情たっぷりに教えていただいた。 徹子の部屋50周年を迎え、いまの目標は100歳まで続けることらしい。調べてみると現在92歳。すごい。必ず見届けたい。

    11
    投稿日: 2025.10.19
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    前作から成長した後の出来事について書いてあるのだけど、前作は学校に馴染めなかった変わった子供時代が中心だったのに対して、 戦争とか仕事とかのテーマが多くて、チャーミングな文体の中に苦しさや辛さもあって、読み応えのある内容だった。 私もこれくらい前向きに強くポジティブに生きたい、元気の出る話。

    1
    投稿日: 2025.10.09
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    戦争のこと、自分が周りと違っても何かをやることを学んだ。 戦争での疎開は知っていたけど、実際にどうやって疎開して、現地での生活はどうなっていて、一緒に行く家族はどう過ごして…とかを改めて知った。この時代の人たちは重要な決断をすぐやらなくてはいけなかったんだな。 トットちゃんは子供時代もそうだけど、大人になってからも周りと違っていて、仕事ができないこともあった。私が同じ立場なら3日くらいで辞めたくなっちゃうけど、好きなものなら頑張れる力はつけなきゃなって思った。 何かに不得意な人がいてもイライラせずに、見守って、その人ができることを見つけられる人になりたい。 めも 元気に過ごすコツ→自分の好きなことだけをやって生きる

    0
    投稿日: 2025.08.24
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    相変わらず面白い。 この時代に個性的に生きていく事は今よりも大変だったんじゃないかと思う。 それでも個性が認められるまで頑張ったのはすごい。 日本のテレビの立ち上げ時期から今まで現役ってのもやはり凄いな。 占い師に、年取ってから子供が出来るって予言はどうなるのかしら。徹子さんの事だから、100歳ぐらいで母になっちゃうのかな…

    1
    投稿日: 2025.07.03
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    窓ぎわのトットちゃんを読んだのはもう、何十年も前のことだ。しかし、素晴らしいトモエ学園や小林先生のことは覚えている。また、黒柳さんの吸い込まれるような流れるような文章と、いわさきちひろさんの暖かく懐かしいイラストも。 その続編が、42年経って出版された。 一作目とはまた違うテーマとなっており、トットちゃんの成長を時代の流れに沿って追いかけることができる。 前半は戦争の実体験を、黒柳さんの両親、特にお母様の逞しさを際立たせる形で綴っている。 トットちゃんは相変わらずトットちゃんだが、前作よりは少し大人になっている。しかし戦争により状況がどんどん悪化する中で、不安や辛さを感じる時がある。父親は戦争に赴き、3人の子供と母だけで、身寄りのない地で疎開暮らしを始める家族。そんな時も、お母様は子供の前で弱音を吐かず、むしろ子供に安心感を与えるように、前向きに生き抜いた。このような強く芯のあるお母様がいたからこそ、トットちゃんはトットちゃんでいられたのだろう。 後半は、トットちゃんの学生時代からNHK入社後のことが綴られている。 社会に出た後、その能力を発揮してさぞかし最初から活躍してたのかと思いきや、個性が強すぎてガヤが上手くできず、悩んでいたとのことだった。 しかしそんなときも、トットちゃんを暖かく見守ってくれる人や、「そのままでいてください」「だいじょうぶ!」と言ってくれた人がいた。 この言葉が、トモエ学園の小林先生の「君は、本当は、いい子なんだよ」という言葉と共に、黒柳さんを支え続けた。 黒柳さん自身の才能もあったと思うが、更にご本人のひたむきで一生懸命な努力が周りに伝わったこと、また人々の心の温かさを素直に受け取れるところも、このような幸運に繋がったのではないかと感じた。 全体的に戦争の悲惨さを伝えることがテーマの一つではあるが、トットちゃんの明るく前向きな雰囲気と、黒柳さんの流れるような文章で、暗くなりすぎずに一気に読み進めることができた。 そしてまた、何十年ぶりかに、一作目の窓ぎわのトットちゃんを読もうと思う。

    8
    投稿日: 2025.06.08
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    戦時中、戦後を生きた黒柳さんの波瀾万丈の人生。どれも貴重なお話でした。私も好きなことだけやって生きていくぞ!と思いました。 〈学んだこと、心に残ったことなど〉 ・泣くのも許されないのが戦争 ・無責任だったことが戦争責任だと知った ・目には見えないもののためにも心を痛めることが大切 ・優しい人間になるためには教養を身につけなければならない、そのために本を読む ・ものがいっぱいある幸せもあれば、ものがない幸せもある ・神様はどんな人間にも飛び抜けた才能を一つ与えてくださっている、でも大概の場合その才能に気づけない ・そのままでいてください、大丈夫 ・死ぬまで病気をしない方法は、自分の好きなことだけやって生きていく ・タモリさん「これからの日本は新しい戦前になる」

    0
    投稿日: 2025.06.04
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    疎開して、戦後に東京に戻ってきてもなお、物がない時代。恵まれた家庭に生まれた徹子さんですが、それでも大変な時代。徹子さんの人柄を知っているだけに、おっちょこちょいながらの前向きさに、目じりが下がります。 NHK専属の東京放送劇団に入ってからの徹子さんはラジオドラマでも、テレビの通行人のような役でも、あれこれ考えて、目立つことをやってしまいます。 北島マヤか!と突っこみたくなりました。 徹子さんの個性を理解する人達と、等身大に生きてきた徹子さんの真っすぐさは、「人と違うことをしなくちゃ」とか「人よりも飛びぬけなくちゃ」と思わなくてもいいんだ、と気付かせてくれます。 戦後80年の今年。最近、戦中・戦後の話を聞く機会が減ってきているので、読んで良かったな、と思います。

    36
    投稿日: 2025.05.27
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    今、この本を読めてよかったと心から思いました。 戦時中の話に触れる機会がなかなかないなかこの本を通して知ることが出来ました。 黒柳徹子さんと出会う人たちがとても温かいのは黒柳徹子さんの人柄なのだろうなと思いました。

    53
    投稿日: 2025.05.25
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    戦時中に青森に疎開し、戦後NHKに入局し、ニューヨークに演劇の勉強に旅立つまでを、独特の明るさとひたむきさで駆け抜けた黒柳徹子さん(トットちゃん)の自伝。面白くてあっという間に読了したが、前作よりも戦争の時代がしっかり描かれているだけに、戦争の非日常性がひたひたと迫ってきて、読んだ後に怖さというか、何とも言えない後味が残った。 追記 安曇野ちひろ美術館で「へいわ展」を見に行きました。タモリさんが「新しい戦前」と表現した今だからこそ、戦争について改めて考える必要があるのだと感じましたし、本作ももちろん紹介されていました。また、ちひろさんが亡くなった後に「窓ぎわのトットちゃん」の作品が書かれたのですが、黒柳さんが岩崎ちひろさんの作品を希望して、それを知ったちひろさんの息子さんが作品に合う絵を集めた中から、黒柳さんが挿絵を選んだと初めて知りました。余りにもトットちゃんの世界観にピッタリの挿絵だったので驚きました。

    1
    投稿日: 2025.05.22
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    黒柳さんの幼い頃から今までの物語を読んで、これからもずっと元気で長生きしてほしい、と素直に思いました。

    8
    投稿日: 2025.05.21
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    それぞれの個性が輝けて大切にされる世の中になって欲しいと思います。そしてその大事な個性を物のように壊していく戦争がなくなりますように。

    0
    投稿日: 2025.05.17
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    いわさきちひろさんの絵を見ると トットちゃんを思い出す♡ トットちゃんと 続編でまた出会えるだなんて… とても幸せな読書時間でした 戦時中に数粒の大豆を 大事に食べていたこと 戦時中は特に素直に 言葉にできなかった想いがあったこと 戦時中や戦後の苦しい時代にも負けず… 素直で天真爛漫なトットちゃんから 元気をもらいました! そしてトットちゃんが その時々に出会った方からの言葉を 今も忘れずに 心の支えにしている人柄に 惹かれました! “そのままでいいんです…” 自分という人間を あるがままを 受け入れてくれたり 自分自身も受け入れることができたとき… その言葉があったからこそ 今のトットちゃんがあるんだな…と 嬉しくなりました! 私にとって何度でも出会いなおしたい作品です♡

    5
    投稿日: 2025.05.04
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    友人に薦められ手に取ったらとても面白くて一気に最後まで読んでしまいました。 文章が黒柳さんの声に聞こえてきて、温かい気持ちでいっぱいになりました。 お父様はチャーミングでお母様はかっこよくて、黒柳さんは本当に素直で愉快。図書館で借りたが手元に置いておきたく、娘にも薦めたくて結局購入しました。

    0
    投稿日: 2025.04.29
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    何でも好奇心旺盛で、でも人の気持ちがわかるトットちゃんの物語が、終わって欲しく無い気持ちで、瞬く間に読み終わってしまった。 人としての心理、疎開列車に乗り込むまでは押し合いへしあいだが、自分の居場所が確保出来ると優しくなる日本人の件。見た目に構わない、動作が遅い人には冷たい態度をとる人がいるという件。いずれも納得。 徹子さんは誰に対しても、温かい平等な目を持っているからこそ、人種や性別、年齢、生まれも超えて、はたまた動物からも好かれるのが分かった。 徹子さんの物語がまだまだ見られますように。

    2
    投稿日: 2025.04.22
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    黒柳徹子さんの自叙伝でした。 戦争前後の混乱の中、生きた黒柳さん。 青森への疎開や食料難など、現代とは比較にならない困難を、明るく乗り越えてこられた。 とても読み易い本でした。

    0
    投稿日: 2025.04.17
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    前半、戦時中の場面では、辛い状況にあるトットちゃんのことを思うと胸がきゅっと締めつけられるような気持ちになりました。でも、素直で天真爛漫なトットちゃんの様子に救われました。トットちゃんのお母さんの、現実に負けることなくエネルギッシュに立ち向かう姿、印象的でした。母は強し! 終戦後は、トットちゃんらしいユニークなエピソードに、クスッと笑える場面あり、女優になる過程では、苦しかったことや失敗談を飾らず表現され、心の中で「トット、がんばれ!」と思いながら読み進めました。 子供の成長過程において、親、教師、周囲の大人が、あるがままの子供を受け入れ、愛情をもって接することが大切であり、そうすることで、内部にある生命力が引き出され、自信につながるのだと、トットちゃんの人生から感じました。 あとがきを読んでいると、以前読んだ黒柳さんの著書「トットひとり」が思い出され、もう亡くなられてしまった黒柳さんの親しくされていた方の記述に涙を誘われました。 黒柳さんの幼い頃や若い頃の写真も入っています。表紙や挿絵に使用されているいわさきちひろさんの絵は、何度見てもいいです。 子供のときに読んだ「窓ぎわのトットちゃん」、もう一度トットちゃんに出逢い、心動かされました。

    22
    投稿日: 2025.04.11
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    黒柳徹子の自伝。 前作がマイノリティの立場の本だったのに対し、今回は立身出世の要素が強かった。

    1
    投稿日: 2025.04.07
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    オーディブルにて。 一作目では描かれてない黒柳徹子さんの人生が描かれています。 個人の戦争体験や、昭和の暮らしなど、とても興味深く、昔の人は強いなと思いました。 令和の時代だからこそ、過去の日本人の暮らしを知っておくことは必要だと思います。

    0
    投稿日: 2025.04.01
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    Amazonオーディブルで聞いた。 前作の窓際のトットちゃんはもちろん昔に読んでいて、まさか続編が出るとは思っていなかった本だから本屋で見た時は驚いた。 オーディブルは本人朗読と本人の声を元にしたデジタルボイス朗読で収録されているのこと。どの部分がデジタルボイスか全然分からなくて自然な黒柳徹子さんの声に聞こえた。 あの「トットちゃん」から、あのテレビで見かける黒柳さんに至るまでの空白が埋められるようなエッセイだった。 巴学園で自分らしくあることを伸ばしてもらえたのは良かったけど、そのありのままの個性を活かせる場所を見つけられるまでが長かったんだと分かった。個性を殺して小器用になるよりも、そのままで突き抜けられる場所にめぐりあえて、本当に良かった。 疎開を経験した戦争を知る世代として、はっきりと戦争反対、と言ってくれる姿勢も良かった。 1933年生まれの徹子さんが100歳になるまであともう少し、元気に徹子の部屋を継続して欲しい。

    5
    投稿日: 2025.03.30
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     戦後の混乱の中、青森への疎開、音楽学校、NHK専属俳優などトットちゃんが成長し大人になっていく年月が描かれる。  現実は甘くなく仕事や人間関係で挫折や困難も経験する。それでもトモエ学園で学んだ「自分らしく生きる」姿勢が彼女を支えた。人と違うことを恐れず好奇心と挑戦心を持ち続けることで彼女は困難を乗り越えていく。  やがてトットちゃんは自分の個性を活かして社会で活躍するようになる。子ども時代に受けた愛情と自由な教育が大人になっても人を支える力になることを教えてくれる。

    1
    投稿日: 2025.03.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    黒柳徹子さんのエッセイ最新作。知っている話も知らなかった話も、時に楽しく時に悲しく読んだ。出会った当初仲良くなかった渥美清さんに星の王子さまをプレゼントして、渥美さんもありがとうと受け取り、そこからお嬢さん、兄ちゃんと呼び合う関係になるの素敵すぎる。

    1
    投稿日: 2025.03.20
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    1よりも大人になった感じ。振り返る感じ。戦争についての話は久しぶりに聞いた。定期的に触れないとこの感じが薄れてしまうと感じた。

    1
    投稿日: 2025.03.19
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    続編もKindleで黒柳さんの朗読で聴いた。 黒柳さんの戦争体験からNHKに入った後、現在までの話。 戦時中は大豆12粒が1日の食事だったこともあったとのこと。疎開先での話。徹子の部屋で俳優たちから戦争体験を聞いたこと。 黒柳さん視点の戦争が語られていた。 トットのママのたくましさ、またそういう状況でも自分らしさを忘れないハイカラなところに素敵だと思った。食べるのに必死になると人はだんだん心を失いそうなものなのに。 女学校時代の話もNHKの試験の話も、いつでもトットはトットで力一杯生きている。その礎にはともえ学園で校長先生に言われた、君は本当は良い子、というトットを認める言葉が生きていたことにも素晴らしいと思った。 黒柳さんの素敵な人生をお裾分けしてもらったような本だった。

    12
    投稿日: 2025.03.17
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    「するめ味の戦争責任」の章に胸打たれました。 戦争が身近なことだと思うようになった今読むと、戦争にはお金や空腹感で釣られた人々がそれぞれ関与していることは今も昔も変わらないように思います。 戦争には国家規模の紛争というだけでなく、当たり前にエスノグラフィックなものと切っても切り離せない要素がある。

    2
    投稿日: 2025.03.17
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    香蘭女学校 イギリス人淑女教師 レぃディーズ いぐさむしりが盛大に。いぐさのむしられ具合でテストの難易度が分かる

    0
    投稿日: 2025.03.09
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    戦時中〜戦後の混乱期を生き抜いた家族の物語かと思っていたけれど、進路を考えたり、NHK劇団に入って中々うまく仕事ができなかったり、当たり役を掴んでからも感じていた女優としてのコンプレックスには現代の私も感じたもので、親近感が湧いて読んでいて勇気をもらった。 徹子さんの素晴らしいところは、トットちゃんと呼ばれていた子ども時代からの長所である素直さを大人になってからも失わなかったこと。 それは、大変な時代を生き抜いてきたからこそかもしれない。 私も周りのアドバイスもそこそこに自分の好きをもっと大事にして生きて行きたい。

    1
    投稿日: 2025.03.05
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    続編がどのような内容なのか気になり、読みました。 戦争での出来事や、個性的だった話し方などで苦労されたことが書かれていて、どんなにすごい人でもいろいろな悩みがあるものなのだと思いました。 それでも、自分のことを分かってくれている人がいると、それだけで頑張れたりするもんだなぁと改めて思います。 嫌なことをしているとストレスが溜まり、それが症状に繋がる。そういうことは昔からあったことなのだなぁと、そして、それを分かってくれている医師は少なかったのではないかなぁと思います。 読み終えたあとは、できるだけ好きな仕事をやろう!、と心に誓いました!

    1
    投稿日: 2025.02.22
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    病気にならない方法、好きな仕事をする、シンプルだけど中々出来ない、トットちゃんの生き方に背中を押された気分です。ありがとう!トットちゃん。

    1
    投稿日: 2025.02.17
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    相変わらずトットちゃんの感性はすごく面白くて、本を読みながら思わず笑ってしまうとこがいくつもあった。 でも戦争時の辛さもひしひしと伝わってくる。読んでよかった

    1
    投稿日: 2025.02.12
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    窓ぎわのトットちゃんを読んであんまり好きではなかったけどこっちを読んだら、すごく好きでした。 黒柳徹子さんの人生を覗ける、やる気を与えてくれる、そして素直の大事さを感じさせてくれました。

    1
    投稿日: 2025.01.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作者の黒柳徹子さんについてはよくテレビで見ていたが、このように戦争で過酷な体験をしているとは知らず驚いた。本書は戦争という題材に触れながらもクスリとしつつハッと考えさせられる部分があった。特にラブレターの部分では最初の一文で面白いと感じたが、その後の著者のその一文の考察でハッと考えさせられた。

    0
    投稿日: 2025.01.17
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    トモエ学園でのびのびと育ったとっとちゃんのその後。 黒柳徹子、一定の年齢以上の人で知らない人はまず いないだろう。お芝居をしている姿は見たことはないけど、おしゃべりをしている姿を見れば、才能豊かであることは容易に想像できる。 一風変わった子ども だけど誰にも否定されなかった みんなに愛されてきた みんなに受け入れられてきた みんなからもらったその愛情が、とっとちゃんのベースになってるんだと思う。 だからこそ、ここまで才能を伸ばすことができたんだと思う。

    1
    投稿日: 2025.01.07
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    黒柳徹子さんのエッセイは大好きで、有名な「窓ぎわのトットちゃん」以外にも色々と読んできました。 この本は、戦争がひどくなってトモエ学園から旅立った後の、トットちゃんのお話。 他の本でも読んだことがあるエピソードもあったし、「おや、ここは前に書いてたことと違うぞ。どっちが本当だ?」と思う部分もありました。 でもぐいぐいと楽しく読めました。いくつになっても素直で天真爛漫、かつ品が良くて知的な黒柳さんは素敵です。 トットちゃんの疎開先が青森で、私と同郷なので、そこも興味深かったです。 黒柳さん、ずっとお元気でいてくださるといいなあ。

    0
    投稿日: 2025.01.06
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    トットちゃんの人生は、トモエ学園の後もとても面白かった。 学生時代から社会人になって、そして今わたしが知る黒柳徹子さんがいる。今の徹子さんの姿だけでは知り得なかったような、激動の人生が詰まっていた本だった。 それにしても、久々にこんなに集中して続きを読みたくなるような本に出会えた。数時間があっという間に過ぎてしまいました。

    0
    投稿日: 2025.01.03
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    黒柳徹子さんの読みやすいお話や、いわさきちひろさんのかわいらしい挿絵、やわらかいピンク色の表紙、水色のしおりの糸、銀色にキラキラ光る中央の帯も、とても美しく大好きな本でした。 心に灯してくれた優しいあかり。トットちゃんありがとうございました。

    2
    投稿日: 2025.01.01
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    だいたいの悩みは、欲望に目がくらんでいることから始まるものだなと我にかえることができる。 忙しく日々を過ごしていると忘れてしまうけれども、何もないことがいちばんで、幸せなことだと、素直で親切なトットちゃんが真正面から伝えてくれる。

    1
    投稿日: 2024.12.26
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    令和6年度推奨図書とのこと。 図書館で知りました。 まいけるさんが、戦争を経験していない世代へバトンを渡すために描かれたものでは…とオススメされていて、手にしてみました。 窓ぎわのトットちゃんは子どもの頃に読んで、「自由に生きることはダメじゃない」と勇気をもらったように記憶している。 本書は戦前から戦中、戦後のトットちゃんと家族の記録がメイン。 私はトットちゃんよりママに釘付けだった。 生きるために様々な工夫や苦労をしていたトットちゃんの母は本当にすごい。 もし、今同じ状況になったとして、私はトットちゃんのママのように振る舞えるのだろうか…と考えさせられる。 どんな状況にあっても明るく前向きに家族を引っ張るトットちゃんのママが素敵過ぎて、そんなママに育てられたからこそ、トットちゃんは才能を十分に活かすことができたのだなと思う。 経済力や体力、知恵、センス、ユーモアと、なかなかトットちゃんママのようなパワーはないけれど、せめて子どものやりたいことを応援してあげられる母でいたいと思う。 そして、まいけるさんがおっしゃるように、戦争を知らない全ての世代の人に。 とても読みやすくて、読書が苦手な中高生にもよさそう。 大変な時があっても、諦めないで頑張ればきっとなんとかなる…と思える一冊。

    22
    投稿日: 2024.12.17
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    黒柳徹子さんがトットちゃんの続編を書いた理由がわかった気がした。 自分自身のその後を伝えたかっただけでなく、戦争を体験した世代が体験していない世代にバトン渡しをしたかったからではないだろうか。 ヴァイオリニストだった父がシベリア抑留中に体験したこと、東京大空襲の日、火の明るさで本が読めるように状態だったこと、そして疎開地での生活のこと。 母は強かった。子ども達と母の実母のために汗を流し、知恵を駆使して生き抜いて行く。まさに魔法使いと肝っ玉母さん。 黒柳徹子さんと渥美清さんの絆にも胸をうたれる。 お兄ちゃんのように慕っていたんだなあ。 とっつきにくかった渥美さんに本をプレゼントしたところもいいなあ。 それが、『星の王子さま』なところも。

    85
    投稿日: 2024.12.06
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     前作の窓ぎわのトットちゃんを読んで、続きもあったら良いなと思ったらなんと、あった!すぐ、読み始めました。まず、最初の方にトットの戦争時代についてしれました。やっぱり、自伝だからなのか戦争のリアルを知ることが出来ました。他の本を読むのとではまた一味違う感じがする。  そして、その後オトナになったトットの活躍が見られます。  ひとつ、気がついたのが呼び名がトットちゃんだったのを今回はトットにしているという点。トットがオトナになったということなのかと思いました。

    93
    投稿日: 2024.12.05
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    黒柳徹子(1933年~)氏は、東洋音楽学校声楽科卒、NHK放送劇団に入社し、日本でテレビ放送が開始された初日(1953年2月1日)からテレビ出演を続ける、日本のテレビ放送史を代表する芸能人。司会を務める「徹子の部屋」は、同一司会者によるトーク番組の最多放送世界記録を今なお更新中である。また、「NHK紅白歌合戦」等の司会者、本書をはじめとするトットちゃんシリーズの著者、長年に亘るユニセフ親善大使でも知られる。勲三等瑞宝章受章。文化功労者。 本書は、トットちゃんが、東京都目黒区にあるトモエ学園で送った小学生時代を描いた自伝的ノンフィクションで、戦後最大のベストセラーと言われる『窓ぎわのトットちゃん』(1981年出版。世界35ヶ国で翻訳され、全世界累計発行部数は2,500万部超。「最も多く発行された単一著者による自叙伝」としてギネス世界記録の認定を受けている)の続編で、2023年に出版された。 前作は、太平洋戦争末期に東京から青森へ疎開する11歳のトットちゃんが、夜行の汽車に揺られている場面で終わるのだが、本作品は、前作にはなかった幼少期が少し描かれた後、青森県で過ごした疎開時代、香蘭女学校・東洋音楽学校時代、NHK放送劇団時代を経て、文学座付属演劇研究所にいた1971年(38歳)に1年間の留学のためにニューヨークへ旅立つ時点までが書かれている。 私は昨年前作を読み、とても楽しませてもらったが、本作品も期待通りの面白さであった。前作では「トットちゃん」だった少女が、本作では「トット」という女性に成長したためか、著者自身が、(前作執筆時の)40代後半から80代後半になったためか、全体のトーンや描かれるエピソードが少し大人しくなった印象はあるものの、トットちゃんはやはりトットちゃんで、読みながら何度吹き出してしまったかわからない。 この作品がなぜ世界中で愛されるのか。。。それは、とにかく楽しいということだけではなく、望ましい子どもの世界としての普遍性を持っている(本作品のトットちゃんは既に子どもではないが、子どもの感性を失っていない)からで、しかも、そうした世界を、物語の中ではなく、現実として生きた人がいるからなのだろう。 そして、それは、トットちゃんの個性に加えて、前作に書かれていた、「きみは、本当は、いい子なんだよ!」と言ったトモエ学園の小林校長先生や、本作品に出て来た、「あなたの、そのしゃべり方がいいんです。ちっともヘンじゃありませんよ。いいですか、直すんじゃありませんよ。そのままでいてください。それがあなたの個性で、それが僕たちに必要なんです。だいじょうぶ! 心配しないで」と言った劇作家の飯沢匡氏のような、理解と包容力のある人たちが周りにいたからなのだろう。本作品の中でも、彼らの言葉は、「その後のトットの人生を支え続けてくれた」と書かれている。 (少々話が飛躍するが)TVや新聞を見れば、目を覆いたくなるような紛争や事件が後を絶たず、ネットには、思慮なく対立を煽るような言説が飛び交っている今、こうした本が世界中で読まれていることに希望を見い出したいし(前作の中国語版はなんと1,000万部以上売れているのだそうだ)、今後も読まれ続けて欲しいと切に思うばかりである。 (2024年11月了)

    4
    投稿日: 2024.11.28
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    トットちゃんが自分の気持ちに正直に力強く生きていく様がすごく良かった。頭をあげて毅然と人生を歩んでいく、トットちゃんの憧れた大人に自分も近づけるようにしたい。

    1
    投稿日: 2024.11.26
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    こどもに読ませたい。戦争がまだ起こっているなんて。世界のすべての子どもがトットちゃんのように屈託なく笑うことができたら戦争はなくなる気がする。 トットちゃんのママはお育ちがいいのに、たくましく生きていてすごい。商才もあるし、交渉もする。ママになると強くなるんだろうか。 子どもに絵本を読んであげるママになりたい、というのが原点だったんだ。素朴だけど、それを素直に本に書けるのがすごい。自分の子どもに本を読んであげられるのは当たり前のことじゃない。幸せなことなんだ。 子どもにありのまままでいいんだよ、と言ってあげられる平穏な心の状態でありたい。

    1
    投稿日: 2024.11.12
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    あのベストセラーの42年ぶりの続編。『窓ぎわのトットちゃん』はトットちゃんが青森へ疎開していくところで終わっていて、『トットチャンネル』ではNHKの専属女優になる前後の話だから、確かにその間のことがわからなくて知りたかった。この本にはその間の時期のことも書いてある。曰く、青森への疎開の列車は、母やきょうだいとはぐれてトットちゃん一人で乗っていたということだとか。 一方で、けっこう『窓ぎわのトットちゃん』はじめこれまでの著書で披露済みのエピソードも多いようで、けっこう自分が読んだことのあるものも多かった。でも、たとえばこれまであまり書かれることのなかったきょうだいのことが出てきていたりする。 また、黒柳徹子ちゃんの幼少期の暮らしぶりが戦前でありながら、父の好みで洋食や肉料理が日常茶飯で、洋風の家に住みクリスチャンでといったちょっといいとこの子だったことも書かれている。これも『窓ぎわのトットちゃん』ではなかったこと。自分としては、『窓ぎわのトットちゃん』が上梓された1981年当時は、日本の人々が総中流意識にあり上流っぽい出自を出すのはあまりよくなかったけど、続編が出た2023年はかえっていい暮らしをしていたことを書いたほうが好影響(あるいは悪影響をもたらさない)ということなのかなと憶測したりした(そこに日本の変化や分断が生じたことを指摘したい)。『窓ぎわのトットちゃん』では、「トットちゃんは……」と三人称で書かれていたのが、続編では「トットは……」と一人称になっているといった違いも。 あっという間に1日で読んでしまったこの本。エピソードそれぞれは何気ないことなんだけど、何か響く感じがする。説教くさくなく、戦争はいけないとかいったシンプルだけど大切なことがトットちゃんの実感から伝わってくる感じがする。こういう人だから、いろんな人が気にかけてくれ、いろんな人との仲がつくられたんだろう。 特に自分はこれからの先行きをちょっと考えあぐねているところだから、多忙で過労になったとき、医師に死ぬまで病気をしない方法を聞いたら「自分の好きなことだけやって生きていくことです」と言われ、それ以降、自分なりの仕事の選び方を貫いてきたというところがとっても響いた。 この続編も、1970年代前半くらいまでの半世紀だから、こうなるとその後のことも知りたくなっちゃう。

    2
    投稿日: 2024.11.03
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    トットちゃんのその後を教えてもらえる!とワクワクしながら手に取った本書。 友人が文庫化を待ちきれずに買っちゃったと貸してくださった。ありがたい。 最初の戦争の描写も、トットちゃん節が聞いていて、優しく読むことができたけど、実際は想像の何倍も大変な思いをしたのだろうと思った。 辛いことも困難も、多忙極まれりな女優生活も、ユーモアあふれるトットちゃんの発想から生み出された文章で、全ページ楽しく読めた。 トットちゃんに、これからもみんなの愛しいトットちゃんでいて欲しいと思った。

    16
    投稿日: 2024.11.03
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    当時にしては珍しく『ありのまま』の自分を大切した黒柳徹子さん。だからこそ人を惹きつけたのだろう。 戦前の生活、戦時中の様子、戦後の激動の時代から今に至るまでの実体験を振り返って執筆できる人は限られている。そういう意味でも黒柳さんは非常に貴重な存在だと思う。 大人になってもトットちゃん振りは変わらずで、人生いつもドタンバ劇で一気読みしてしまった。 どんな時も前向きで物事に懸命に向き合っているのが素晴らしい!エネルギーをたくさんわけてもらいました。

    1
    投稿日: 2024.11.01
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    面白かった〜‼︎トットちゃんみたいな生き方がしたい!いろいろな困難を乗り越えてて、憧れる人生、女性。

    1
    投稿日: 2024.10.30
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    体験した戦争のことを書き残しておきたいと考えたことが書くきっかけのひとつとなったこの続編、とても面白く感慨深かった。父の出征、母や弟・妹との疎開、音楽学校への入学、NHK劇団での仕事、とにかく全てが目まぐるしい活躍で驚くばかり。昔の女性は強く逞しくどんな辛さも乗り越える力を持ちきちんと道を切り開いて生きていたと感じる。トットは素直すぎるくらい素直で愛くるしく誰からも愛されているし突飛な行動が楽しいし読んでると確かな元気をもらえる。戦争や人が犠牲になることがなくなるように、どうか繰り返されないようにと願う。

    3
    投稿日: 2024.10.29
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    恥ずかしながら「窓際のトットちゃん」は未読だ。そんな私でもすごく楽しめた。あとがきに「こうして書いてみると、人生はおもしろいものだと思う」とあるが、この本は人生はおもしろいと思わせてくれる。黒柳さん同様に元気をくれる。黒柳さんのトーク同様、紡ぐみ文章もテンポ良く読者を惹きつける。実はちょっと沈んでいた時期だったのだけど、前向きに生きていこうと思うパワーをもらえた。 そして戦争のこと。戦前になりつつある今に警鐘を鳴らす。時代によって翻弄されるのは一国民なんだ。どんな時代でもパワフルに生きてきた黒柳さんだけど、改めて平和な時代が続くことを願った。 最後に、若かりし日の黒柳さん、美しすぎる!

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    投稿日: 2024.10.20
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    戦後の女性たちは本当にパワフルでたくましかったんだなぁと思える前半と、NHKに入ってからの周知の黒柳徹子のお話が語られる後半。 どちらも面白い。 黒柳さん自身がパワフルに、自分らしく興味の赴くままに過ごしてきた約半世紀に凄く元気をもらえる。40代前くらいにニューヨーク留学って、本当にかっこいいな。 また、最後の方にあったタモリさんの外れてほしい予想の件、本当にずっと戦後でいさせてほしい。

    2
    投稿日: 2024.10.12
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    1981年の超ベストセラー窓際のトットちゃんの続編。40数年ぶり。 なぜ今頃?という気がしないでもないが、 読んでみて、まあこの内容なら「あり」だなと思った。 まさに「続」で、トモエ学園卒業後のトットちゃんの半生記が描かれている。 戦争、疎開、学生時代、NHK女優時代、、、 最後は徹子の部屋48年で締めている。もう49年かな。 わたしてきにはもっと永六輔さんの出番が欲しかった気がするけど、 それ以上に渥美清さんとのエピソードがほほえましかった。 私も子供のころ見ていたブーフーウーの声もやっていたとは。 時々挟まれる徹子さんの写真の美しいこと、きれいなこと。 随所に徹子さん自身自分が合格するレベルにないことを書いているが、 それでも、学校もNHKも受かってしまうのは、 名バイオリニストのお父さんのパワー、 彼女の場を読まない空気を読まない発達障害的なものの言い方、 そして容姿、 このバランスがあったんだろうなあと思う次第。 最近の徹子の部屋は、総集編だらけだったり、むしろゲストがMCをしたり、 省エネ運転。 テレビ黎明期から活躍する徹子さん、頑張れとは言わないが、 末永くテレビにいてほしいものだ。 「寒いし、眠いし、おなかがすいた」(幸せな日々;銀ブラ、スキー、海水浴 ほか) トット、疎開する(一人ぼっちの夜行列車;おしっこがしたい ほか) 咲くはわが身のつとめなり(讃美歌と木魚;「咲くはわが身のつとめなり」 ほか) トット、女優になる(ゼンマイ仕掛けのフランス人形;ヘンな声 ほか)

    8
    投稿日: 2024.10.10
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    20代30代の働く女性が見たらきっと泣く。 罵倒されバカにされ、ひとりで悔し泣きする日。 なにもかもがうまくいかずもがき続ける日々。 挫折、過労、コンプレックス。 居場所を求め続けもがく姿に心打たれます。明日も頑張ろうって思わせてくれるお話でした

    0
    投稿日: 2024.09.30
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    図書館で借りた。 戦争中の話がとても心に残った。 それにしてもこんな昔のことをよう覚えておられるものだ。

    0
    投稿日: 2024.09.21
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    待ってました!トットちゃんの続編!徹子さんのテイストと、ちひろさんの絵がすごくマッチしてるなぁ。トットちゃの成長と、戦争への不安、うまく書き分けられていて、とても読みやすかった!

    4
    投稿日: 2024.09.20
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    人生を豊かにするためには? →自分の信念を貫き通すこと&ピュアであること(自分に嘘をつかないこと、素直に反省すること)

    1
    投稿日: 2024.09.13
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    黒柳さんと言う方をテレビでしか知らなかったけれど、あの時代にとても恵まれた環境で育った方と言うことを知りびっくりです。

    1
    投稿日: 2024.09.06
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    なかなか辛い内容なんだけど、黒柳徹子さんのキャラを思い出しながら読むと「ふふっ」てなる。サクサク読めて楽しい本でした。

    0
    投稿日: 2024.09.05
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    窓ぎわのトットちゃんの前作(1981年)は未読ですが、続編のこちらを先に読了しました。 現在の黒柳徹子さんはとても素敵な憧れの方です。この本に出てくる徹子さん(トットちゃん) もまたバイタリティー溢れ、昔のお写真もとっても美人で素敵です。 戦争での辛い時期の実体験もこの本を通して奥深く知ることができました。戦争時代、東京音楽学校時代、NHKにて働かれてから、どの時もあ〜黒柳徹子さんだな、すごいなと感心しながら読みました。 また成長の過程で本当にいろいろな著名な人物と出会っていらっしゃる。それも黒柳徹子さんの人生なんだな。小さな頃から華がある。 逆になっちゃいましたが、トモエ学園時代の幼少期のトットちゃんにもこれから会いに行こうと思います。 ****** 戦争中に「世界名作選」を読んだ。 ロシアの文豪アントン・チェーホフの「兄への手紙」も好きな作品だった。 「眼には見えないもののためにも心を痛める」ことが大切だと書いてあった。チェーホフの考える「やさしさ」がトットにも伝わってきて、やさしい人間になるには教養を身につけなくてはならないし、そのためには本を読むことが大事だと考えるようになった。 *******

    50
    投稿日: 2024.09.04
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    窓ぎわのトットちゃんは昔読んだことがあったけど、先日映画で見て記憶が新しいところで続編が読めて良かった。 戦争の体験としても読むべき本だし、波瀾万丈な人生の黒柳徹子さんのこと、楽しく読ませていただきました。

    1
    投稿日: 2024.08.26
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    普通に暮らしていた市民が戦争に巻き込まれていく体験を知ることができる。 戦争を本当に知っている世代からの実話ほど訴えかけられるものはない。

    1
    投稿日: 2024.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「私、百歳まで生きる!」と大騒ぎをしていたら、小沢昭一さんに「それはいいけど、百歳になったら「ねえ、あのころさ」と話そうとしてもだれもいないよ。さびしいよ」と言われて、ワアワア泣いたことがあったけど、それがいま本当のことになってきた。

    2
    投稿日: 2024.08.24
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    良書。オーケストラのヴァイオリン奏者を父に持つ黒柳さんが年に一度銀座に連れて行ってもらって資生堂パーラーに行ったであるとか、前半は裕福な家のお嬢さんのエピソードにふむふむと思いながら楽しく読み始めたのですが、間もなく戦争になり、空襲があり、東京から疎開し、疎開した先では勤労奉仕をしたり、という、戦時下の暮らしぶりが、黒柳さんの類まれなる記憶力に裏打ちされてごくごく具体的に続いてゆくのには圧倒されました。『窓際のトットちゃん』もそうですし、インスタの投稿文を読んでいてもそうなのですが、きちんとした文章でありながらあたかも徹子さんが語りかけてくるような、独特の文体。つらい話も出てくるし弟さんの話はとても悲しいのだけれど、大変満足して読了しました。

    8
    投稿日: 2024.08.21
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    「窓ぎわのトットちゃん」を読んだのははるか昔。まさか続編が出るとはねぇ。 黒柳徹子さんは波乱万丈の人生を送ってきた方だろうから、続編を書くに当たって、何と何を書いたらと選択に困ったでしょうね。 まああれこれ考えずにトットちゃんが大人になるまでの話として読むだけでとても面白い。 NHKで名が知られてからアメリカに渡るまでが描かれているということは続々窓ぎわのトットちゃんも出るということ???

    12
    投稿日: 2024.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    続編はトットちゃんから見た日本の戦前・戦中・戦後について描かれていました。 ロッキーのことから始まる物語は、悲しく切なく、子供目線ながらその時代のことがとてもよく伝わり、徹子さんの文章のうまさが際立っていました。 天真爛漫な性格の裏で、戦争の他にも病気などで大変な苦労をされていたとは・・・驚く話が多かったです。 戦後は、トットちゃんらしい面白い逸話が多く、笑わせてもらいました。 初恋の方にカマキリの卵をプレゼントしてしまった話とかね。 その他ふかしたてのサツマイモのようなあなた、と言われてラブレターをびりびりに破いてしまった短気さ加減に呆れたり。 その他大勢の女優役で、その他大勢にどうしてもなれないエピソードにも仰天。個性的にもほどがある。。 また、お父様のシベリア拘留中に、ロシアからヴァイオリンを与えられ慰問活動を行わせてもらっていたことにも驚きました。当時のロシアでも人の心があるのだなあ、と、当たり前のことにもはじめて気づきました。 90歳を過ぎても未だ第一線で活躍されていることを尊敬していましたが、この文章力といい、体験談といい、考え方といい、ますますその思いが強くなりました。 いつまでもお元気でいてください。

    2
    投稿日: 2024.08.19
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    徹子さんももちろんだが、お母様がバイタリティ溢れる方だと分かった。 お金を稼ぐために、ご飯作ったり、東京で仕入れを行ったり。行動力が素晴らしい! 個性を認められ、ありのままでいいと言ってもらえることほど嬉しいことはない。 戦争は絶対にダメ。

    2
    投稿日: 2024.08.10
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    42年ぶりの待望の続編。 "私は、どう考えても『窓ぎわのトットちゃん』よりおもしろいことは書けない、と思っていました。" と、黒柳徹子さんは冒頭で語っている。 でも、トットちゃんは、いくつになっても、やっぱりトットちゃん。素直で、どこまでも真っ直ぐな、トットちゃんらしさ溢れる青春が綴られてた。 戦時中の話だから、辛い場面もあるが、どんなときも決して希望を失わず、試練を乗り切っていく姿には勇気をもらった。 トットちゃんは、おかあさんになって絵本をよんであげるのが夢だったんだね。それが、女優になって、テレビ番組の司会を務めるようになって、今でもユニセフ親善大使として世界の恵まれない子どもたちのために活動にも取り組んでいている。その生き方が素敵だなぁって思った。 世界中から愛されるトットちゃん。トットちゃんのその後の物語を読むことができて本当によかった。

    57
    投稿日: 2024.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    昭和8年生まれ 戦前から戦後のNHK時代、昭和46年の米国行きまで 父親は新交響楽団(いまのNHK交響楽団)のヴァイオリニストでコンサートマスター 徴兵され-:シベリア抑留の憂き目に合う 下町の東京大空襲を見て疎開 青森空襲を危機一髪で回避 疎開先は諏訪の平(八戸あたり?) 母親の商売の意外な頑張り 独特の声、存在感を発揮しすぎて「ガヤ」が出来ない 声優、子供の声を大人の女性が演じているのは1年間秘密だった 仲良しになった渥美清、最初は反りが合わない 向田邦子の部屋に入りびたる

    1
    投稿日: 2024.08.01
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    黒柳徹子に最初に出会ったのはザ・ベストテン。そのときの印象は、「この人何者? おばさんだし、早口だし、本業はなに?」だった。 この疑問に答えてくれるのが本書。ずっと「天真爛漫なお嬢さんのまま、おばさんになった人」というイメージだったが、大変な苦労をしており、病気もしていることが分かった。特に戦争関連の苦労は想像を絶する。全然ただのお嬢さんではない。 そんな中、父親がシベリアから帰ってきたことは心底ほっとした。また、ソ連軍にも人情があることも知ることができた。 あとは、前作から続く家族愛にあふれている。両親が本当に愛情深い。 早口と甲高い声はデビューしたときからだったんだなぁ。どんな個性でも必要とされる場所があることも書かれていて元気が出た。 90歳になっても第一線で活躍しているので尊敬していたが、この本を読んでより一層その想いを強くした。

    1
    投稿日: 2024.07.31
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    黒柳徹子さんがこれまで辿ってきた軌跡を覗かせてもらっているような感覚で読んでいた。 いろんなことにチャレンジする姿勢がかっこよかった。

    1
    投稿日: 2024.07.31
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    1作目のトットちゃんが大好きで期待を込めて読んだ。読んでみると、大人のトットちゃんは期待以上に私の心に大切なことを問いかけてくれて、就活中の私がこの1冊にどれだけ救われたかわからない。 ずっとやりたいことだけを見て就職することを目標にしていたが、なかなかうまくいかず、正直諦めかけていたところがあった。だが、他の道に進もうとする私を引き止めるように、1度きりの人生でやるべきことを教えてくれた気がする。 たった1回の人生だから、やりたいことに素直になり、もしそれが失敗だったとしても最後は正解だったと思えるように、自分の気持ちに正直に生きたいと思った。 就活は大成功とは言えなかったけれど、それでも私はこの道で頑張ってみようと思えた。

    0
    投稿日: 2024.07.31
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    トットちゃんがいかにしてトットちゃんになったのかがよくわかる。 個人的には続編よりも、最初の作品の方が好き。

    0
    投稿日: 2024.07.29
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    戦中、戦後を前向きにひたむきに生きてきた少女。涙あり笑ありのトットに読み手は心から応援し拍手喝采したくなる。 トットのママをはじめとする、あの時代のお母さん達は本当に凄いと思う。 平和への想いが込められた本。40年以上前に刊行された窓際のトットちゃんと合わせて、ぜひ多くの子供達、大人達に読んで欲しい。

    3
    投稿日: 2024.07.29
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    『窓ぎわのトットちゃん』の42年振りの続編。家族の愛情に包まれていた幸せな生活から一転、戦争がはじまり食糧難にあい、コンサートマスターだったお父様も出生。東京大空襲。お母さんと幼い弟妹と一緒に青森に疎開してからの生活。ほんとうに今の平和な世の中では考えられない困難の連続で貴重なエピソードが語られていました。お母様が本当に素晴らしい方ですね。そういえばずっと前にトットちゃんのお母さんを主人公にした「チョッちゃん」という連続テレビ小説がありましたよね。ところどころそのドラマを思い出しながら読んでました。戦争が終わってからの女学校時代、そしてNHK専属女優としての道に進み、その後もご自身の行く道を模索していく過程があの独特のユーモアのある口調で語られていて、楽しく興味深く読み進めました。トットちゃんは子供の頃もそうでしたが成長してからもなかなかのドジっ子で笑ってしまいました。どんなに失敗しても絶望なんてしないトットちゃん。でもだからこそ、先輩から「中村メイコのマネでもしているのか?」と言われた時は悔しくてコンクリートの壁を叩きながら泣いたというエピソードが印象的です。 昭和の時代を共にお仕事された俳優や歌手、作家の方々のエピソードも胸を打ちました。 本当に濃く深い人生を歩まれてこられたのだと感じます。 「絵本を上手に読んであげられるお母さんになりたい」という夢は叶わなかったけれど、トットちゃんの実話である物語は日本中どころか世界中にまで読まれるようになったことですし、ユニセフ親善大使としてもご活躍されて、より大きな意味でみんなのお母さんのような存在だと言って過言ではありませんよね。これからもどうかできるだけお元気で長生きしてほしいです。

    0
    投稿日: 2024.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み進めてみるとなんてご縁がある方なんだろうと思うけど、全て徹子さんの人柄が惹きつけているものなんだなと感じた。愛情があり、感受性豊かな徹子さんが多くの人に知ってもらえるようなお仕事についてくれて本当に良かった。NY留学の後の続きが読みたい。この本も翻訳されて世界へ羽ばたいてくれますように。

    0
    投稿日: 2024.07.27
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    読んでいてほのぼのした気持ちになりました。 周囲の人たちにも恵まれて、自分らしく、たくましく生きた抜いてきたトットちゃん。 続編も良かったです。

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    投稿日: 2024.07.24
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    窓ぎわのトットちゃんの続編。 前作で描かれなかった子供時代や、青森への疎開。 音楽学校での学びやNHKでの女優活動、さらにはニューヨークへの留学まで。

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    投稿日: 2024.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    黒柳さんの物語だけど、 最後の方はとてもスラスラ読めました。  人はなにかしら長所を持って生まれてくる。 自分の好きなことをしていると、病気にならない。 なかなか難しいかもしれないですが、 私はこの考え方は好きです。

    0
    投稿日: 2024.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    続 窓ぎわのトットちゃん 著者:黒柳徹子 発行:2023年10月3日 講談社 大学の時、大ベストセラーだった「窓ぎわのトットちゃん」を意地はって読まなかったけど、今年、試しに読んでみると面白かった。続編の本書は、大阪の図書館でさっき調べたところ、蔵書が28冊で待ちが今もなんと477件ある。読む気が失せるところだが、先週、山荘まちの図書館に行くと本棚に立っていたので借りて大阪に持って帰った。42年前の正編は、著者が青森に疎開するところで終わっている(と本書冒頭に書かれている)が、疎開先である青森県の諏訪ノ平での生活については50ページほどだった。それ以前については、父親が出征するところなど前作にもあった記憶があり、少しダブっている。また、東京に戻って女学校や音楽学校での生活については前作になかった気がするが、その後のNHK生活については前作にも少しあった気がする。 前作(正編)は文庫を購入して読んだが、どこに行ったか見つからない(^_^;)。 前作は、最初の小学校を1年で実質クビになり、次に入ったトモエ学園が何をやっても自由で、とくに小林先生の「君は、本当は、いい子なんだよ」の言葉が著者の人生を支えることになったという、クライマックスというか、目玉があった。そのベースは、著者自身の言動がその時代にはエキセントリックに映っていたことにある。障がいは個性であるという考えが広まってきた現代においては、それがよけいに感動的で説得力のある話になる。 ところが、この続編では、青森部分は結構おもしろい、というか、著者の母親が実に魅力的であるため引き込まれていくのであるが、その後、東京に戻って女学校、音楽学校と著者が成長するにつれ、エキセントリックな部分が減ってきて、〝普通〟になってきたため、前作のような魅力は薄れてくる。ただ、その後、NHK専属の女優になってからは、社会人という枠組みの中で彼女のエキセントリックさが再び発揮されることになる。 NHK劇団の新人は、「ガヤガヤ」というラジオドラマにおける「その他大勢」の役をやらされるが、いきなりそれがうまくいかない。何度やっても1人、目立ちすぎてしまう。外され続ける。また、1期先輩の俳優からはかなり強烈な批判を浴び、一生忘れない涙の日となった。そんな中、救いとなったのが劇作家の飯沢匡(ただす)氏の言葉だった。ラジオドラマ『ヤン坊ニン坊トン坊』のトン坊役に選ばれた彼女は、私は日本語がヘンだから直します、個性も引っ込めます・・・というように挨拶したら、飯沢氏は「直しちゃ、いけません。あなたの、そのしゃべり方がいいんです。ちっともへんじゃありませんよ。それがあなたの個性で、僕たちに必要なんです」などと言った。トモエ学園の小林先生の言葉と同様に、著者の人生の支えとなったという。 今作の一番の読ませどころかもしれない。 ただし、全体を通して、前作ほどの面白さはなかった。 ************** 父親の兄は(著者の伯父)は、田口修治。ドキュメンタリー映画のカメラマンだった。前作では「日本ニュース」のニューヨーク支社長だったと書かれていた。 母親は著者など子供たちの手を引き、東北で疎開先を探した。著者の父親の両親がいる仙台が第一候補だったが、現地で動物的な勘が働いたのか、選ばなかった。案の定、その後、仙台は空襲でやられた。青森県の疎開先「諏訪ノ平」は、家族で北海道旅行をした際に汽車で近い席に座った農家。リンゴ小屋に住んだ。汽車の中で著者にリンゴを送ってあげようと約束し、それ以来、手紙で著者の両親とやりとりをして仲がよくなった農家だった。なお、その農家の息子が東京に進学するに際して下宿先になることも引き受けた(実際は出征して戦死したためかなわなかった)。つまり、赤の他人をたよって疎開先を探した。 母親は戦争が終わった後、疎開先の駅前で定食屋を始めて大はやりだった。駅前の長屋にすんでいると、東京から買い出しに来る人から、夕方までに飯を炊いてくれませんかと持参した米を差し出されることがよくあり、ボランティアで炊いてあげていた。東京から握り飯にすると腐るから、現地で炊いて帰りに食べるのだった。母親は、そういう需要があるならおかずを付けて定食で出そうと考えた。これが当たった。そのうち、東京で買い出ししたものを青森で売る仕事もし始めた。大田区の焼けた自宅の再建費用はそれで稼いだ。 戦争中、物が不足していたのでとにかく何でも並び、早い者勝ちというクセがついていた。一度、母親が何の行列か分からなかったが、とにかく並ばなければと思っていたら、葬式の焼香だったことがあった。 出征兵士の見送りに、子供ながら日の丸を振ると、スルメの足がもらえたことがあった。味を覚えて、知らない人にも日の丸を振ってスルメをよくもらっていた。戦後は、自分の無責任さを反省。どんな理由があっても戦いにいく人を「バンザーイ!」なんて言って見送るべきではなかった。その責任を背負わなくてはいけない。「戦争責任」だと知った。 徹子の部屋のオープニングには歌詞がある。作詞は山川啓介、作曲はいずみたく。こんな歌詞である。 高い声を出すとき より目にならないように 笑うときはできる限り コロラチューラで ワサビ カラシ コショウ などは控えめに~ 煙草はとくにぜったい~ 禁物よ~ お酒はこれはぜったい~ やめられな~い 父親はシベリア抑留となり、昭和24(1949)年に帰ってきた。シベリアで何をしていたの?と聞いても、「シベリアは寒かった。零下20度ぐらいのところで、収容所から収容所へ屋根のないトラックで移動して、ヴァイオリンを演奏していた」ぐらいしか語らなかった。 日本人の収容所を回り、日本の歌を演奏してほしいと言われたのだった。日本では決して軍歌はしなかったが、現地で辛い思いに耐えている日本の捕虜を励ますためならと、リクエストされれば軍歌も演奏した。 最後にソ連の将校から、モスクワで音楽学校の先生として残らないかと誘われた。「日本人の女性は、みんなアメリカの軍人の女になった」と言われたりもしたが、そんなことは信じず、モスクワ行きは断った。 著者は、結婚をし、子供に朗読してあげられる母親になることを決意。どこかでその技術を学ぼうとしたとき、たまたまNHKが専属俳優を募集していて、最初は養成からしてくれることを知って応募した。 著者後書きには、2022年暮れの『徹子の部屋』に出たタモリの言葉も書かれている。新しい戦後になる、という予想が外れ続けることを願うと書いている。

    1
    投稿日: 2024.07.16
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    続編のほうはトットちゃんの可愛らしい姿や教育者たちの話ではなく、黒柳さんが伝えていきたい、また、残しておかねば、と考えられた戦争関連の話がメインでした。大人になった黒柳さんがご自身で自分はラッキーだし恵まれているとお考えになるのは的確だと思いますが、この本を読んだ今を生きる中高生くらいには、運や環境だけではない何かを感じ取ってもらいたいと思います。色んなことに触れ、チャレンジし、好きなことをやり、前向きに頑張ることで拓けるみちもあるということを学生に知ってもらいたいと、私も思いました。

    0
    投稿日: 2024.07.11
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    黒柳徹子さんと言えば聞き手の素晴らしさが光る 徹子の部屋 最近ではユーチューブの中での 少女のような可愛らしさや無邪気さが 魅力溢れる90歳ですね。  授業中窓の外の ツバメに話しかけたりして授業にならないと 退学。 最近のユーチューブでパンダに ねぇ。こちらにいらっしゃいよ。 どうしてそんなことしようと思うのかしら?おかしいわね。と話かける徹子さんは ずっと変わらない美しさ、ピュアさを持った方なのだと。 小児麻痺の泰明くんとの木登りエピソードや 別れエピソードを 踏まえて、あいみょんさんの あのね。を聞くと 胸にくるものがあるなあ。 黒柳徹子さん、渥美清さんに うるせぇこのやろうなんて言ってないで これ読んでみなさいよ。と 星の王子様を渡したら 渥美清さんは、本の魅力にはまったそう。 本て、人も繋ぎ色いろな魅力を伝えていく 素晴らしいものだなあ。

    26
    投稿日: 2024.07.07
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    前作に続き読みやすく、興味深い内容でとてもよかった! 戦争を経験している世代がどんどん居なくなって語り継がれることがとても大切だと思うし、凄惨なことが今後もおこらないよう、平和が続くことを祈ります。 今あることがとても平和でありがたいことだということが身に染みました。 そしてどんな時でも前を向いて、自分に素直に自由に人生を謳歌したいなと思いました。 辛いことや悲しいこともあるかもしれないけれど前向きに考えさせてくれる本でした! トットちゃんはもちろんですが、トットちゃんママがほんとに素敵な人! そのマインド見習いたい!

    3
    投稿日: 2024.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    楽しかった!もう、最初のトットちゃんの内容はうろ覚えなのだが、すっとトットちゃんの世界に浸れて、とても読みやすかった。戦争中、栄養失調で身体におできが出来たり、悲惨な体験もしているのに、なんでもないことのようにサラッと書かれていて、しまいには笑ってしまった。疎開後、お母さんがたくましく子どもたちを養い、行商や食堂をやることで、お金を貯めて、東京の空襲で焼けた家を建て直す。ビックリ!トットちゃんは女学校に通い、音楽学校に通い、NHKの専属女優となる。トットちゃんの素直なところや楽観的なところが本当に良い。それが素敵な人との出会いにつながっているように感じた。 日本の戦争中の話も戦後の話も今の人には、別世界の話のように感じられる事だろう。この本はトットちゃんが今の人に戦争を知ってもらうために書いたとのこと。戦争がもたらす悲惨な出来事の数々。忘れてはならない。こういう話を聞けるうちに聞いておかなきゃね。黒柳さんありがとう! それにしても当時は大人も子どもみんながたくましい!監視社会で部屋に閉じこもっている今よりずっと健康的だと思った。

    21
    投稿日: 2024.06.28
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     黒柳徹子さん、現役で働いて生きて、この本を書いてくださってありがとうございます。戦時中の部分もトットちゃんらしく重苦しさ一辺倒ではない書き方だけれど、逆に命を救われた奇跡を感じました。そして何より母の賢明さと勇気、行動力は何にも勝ると思い知りました。まだまだ現役で頑張ってください。

    0
    投稿日: 2024.06.27
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    42年もたって書こうと思ったのは、彼女なりの戦争責任、反戦行動かなと思った それにしても綺麗な文章、誰が書いたんだろう…ゴーストライターがいる気がします。 改行や色々、気になる表現が全くない ストレスなくスッと内容が入ってくる 本当にこの文章を本職ライターでない黒柳徹子が書いているならすごい 過去をこんなに鮮明に覚えている黒柳徹子 もすごい とにかく徹子さんはすごい

    1
    投稿日: 2024.06.26
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    国民的ベストセラーの前作から42年ぶりの続編。前作は小学生の頃の話だが、本作はその後から留学するまでの話が主。戦中の青森への疎開の話…。戦後東京の女学校に入り音楽学校を経てNHKの専属俳優になった時のこと…。40歳近くでのニューヨーク演劇留学。仕事を通じた大物芸能人らとの交流や、6回もつとめた紅白歌合戦司会でのエピソードなどなど…盛りだくさん。どれもとても面白かった。それに加えて素晴らしいのが徹子さんのお母様。戦時中の疎開先でのたくましさ!娘を理解し、無条件で応援してくれる母親なくして黒柳さんの活躍はなかったかもしれないと思った。

    0
    投稿日: 2024.06.16
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    子供の頃、母から貰った窓際のトットちゃん。トモエ学園が自由で、ほんとに楽しそうでいいなぁって。続きが気になってたけど、やっと読めました。体験した戦争のことを書き残しておきたいと考えたことが、続編を書くきっかけになったそうです。お嬢さまだったトットちゃんが戦時中の厳しい生活を経験。子供達を連れて疎開し、懸命に働き始める母。行商で青森と東京を往復し、新しい道を切り開いて行くトットちゃんのお母さんは本当にすごい!苦労話も暗く感じさせすぎないトットちゃんらしさも良かったです。戦後の学生生活、NHK俳優時代、NY留学、紅白の裏話等盛り沢山。徹子さんの人生もパワフルそのもので、その強さと明るい人柄に惹かれました。徹子の部屋も100歳まで続けたいそうです。ビックリ。

    9
    投稿日: 2024.06.15
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    映画がすごく良かったので、読んでみた。単なる続編といったかんじで特別な面白さはなかったが、純粋にエッセイとして楽しめた。

    0
    投稿日: 2024.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    253ページ 1500円 6月10日〜6月11日 戦争中、戦後のトットちゃんの様子を知ることができて嬉しかった。一人で疎開先に向かうことになり、窓から用を足したことや、副牧師さまにプレゼントとして渡した白いフワフワしたものがカマキリのたまごだったことなど、クスリと笑える場面が散りばめられていて、トットちゃんらしく活きていることが伝わってきた。できるなら、さらにこの続きも読んでみたいし、黒柳さんに会いたいと思ってしまった。

    4
    投稿日: 2024.06.11
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    窓際のトットちゃんは学園生活が描かれていたけど、続編の今回はその後〜現在までの足跡を辿るエッセイのような、小説のようなお話。 どうしても戦時中の話が入ってくると暗くなりがちな中、トットちゃんのあっけらかんとした性格のおかげで楽しく読めた。 どういう経緯で今の立ち位置になったのかも知れてよかった。

    0
    投稿日: 2024.06.09
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    前作を読んだのは小学生の頃。大人になって子どもができて、子どもたちのお弁当には「海のものと山のもの」を入れるようにしていたくらい記憶に残っている作品。続編なので楽しみにしていました。 戦争中のエピソードは想像しかできないけど、トットちゃんはもちろんお母さまがすごい。母は強いです。 もっともっといろいろなエピソードを残して欲しいです。

    1
    投稿日: 2024.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    黒柳徹子さんの戦争開始後からの人生がありありとかかれている。比較的裕福な暮らしだったトットちゃんが、限られた豆粒で空腹をしのぐ所や、 お父さんが出征、被爆、疎開で青森に家族と向かうと中ではぐれた中で出会った親切な人(降りる時お芋をくれた)や、心温まるエピソードや、トット達家族を守るために知恵ともち前の器用さで次々と農協で仕事をしたかと思えば、食堂をやったり、何があってもトット叱らない家族を支えるお母さんの姿が印象的でした。 また、トットちゃんのNHKとの出会いが、朗読ができるいいお母さんになりたい!で、研究生でいるうちに途中で見合い結婚しようとしたのに、辞めちゃって、結局森光子さんの事務所に移籍して、留学までしてという話はビックリです。黒柳徹子さんは女優として大変活躍されたことがエピソードにたくさんでてきます。そんな黒柳徹子さんですが、あまりの忙しさに過労で病気になって入院したことも。 医者に病気にならない方法を聞いたら、自分のやりたい仕事をする事らしい。やりたくないと思っていたら病気になるらしい。成程・・

    1
    投稿日: 2024.06.04
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    読み終わった時なぜだかうるうると涙が溢れてきました。 けして悲しいお話ではないのに、むしろ とてもハートフルな楽しいお話なのに、なんだか徹子さんが、とっても愛おしく思えました。 40年も経って 続編を書こうと思ったのは、今の世界の状況が戦争に傾いているからだとおっしゃっていました。トットちゃんの体験した戦争のことを書くために、と。その思いは届きましたよ、トットちゃん。 長きに渡って芸能界の最前線を走っている 黒柳徹子さん。そのバイタリティはどこから来るのだろうといつも不思議に思っていました。それは幼いトットちゃんの傍らで、 いつもトットちゃんのやることを「いいんじゃない!」と肯定し続けた お母様の存在がとても大きいとこの本を読んで痛感します。肯定されてきた子は、こんなにも良き人生が送れるんだなぁ、と。 もちろん良いことばかりだけではなくて本書にもあるように、戦争を経験し、仕事での挫折もあり、 人気者ゆえの多忙な過酷さのなか、お医者様に「このままでは死にますよ!」と言われたり、歳を重ねるごとに友人を次々亡くし、絵本を子どもに上手に読んであげられるお母さんになる夢も叶えられなかった、と語っていますが、このお話の文章からほとばしる、弾むような明日への喜びは、とてもとても救われますし、 明るい老後を夢見てもいいのではと、私たちに前を向く希望を与えてくれます。 徹子さん、どうぞ もっともっと長生きしてください。あなたをずっと見ていたいです。そしてトットちゃん、過去のこともたくさん覚えていてくれて、ありがとう! あとがきの最後の最後の1行。あの言葉をこれからの人生の宝物にします。

    1
    投稿日: 2024.06.02
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    本当にたくさんの人に支えられて生きているっていうこと、そしてそれは当たり前じゃないから感謝をして、大切にその時間を過ごす

    1
    投稿日: 2024.05.29
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    疎開先への移動中に母親達とはぐれてしまい、でも再会できて本当によかった。もし自分だったらと考えた時、黒柳さんのようにできる気がしない。疎開先での生活も含め、戦争の時代を生きていた人々は、そうならざるを得なかったのだろうが、なんてたくましいのかと思った。 戦後、NHK時代の話も現代からは想像のつかないエピソードにあふれていて、興味深く面白かった。 「徹子の部屋の黒柳徹子」しかほとんど知らなかったが、芯のある強い女性なのだと改めて認識できた。

    0
    投稿日: 2024.05.27
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    空前のベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」のその後を書いた「続・窓ぎわのトットちゃん」。 戦争、お父さんの出征、疎開先青森での生活。 終戦後、東京に戻り女学校、音楽学校を卒業し、NHKに入り女優になっていくトットちゃんの成長ぶりが描かれている。 個性豊かなトットちゃんは時には人格を否定されながらも自分を必要としてくれる人達の出会いによって羽ばたいていく。 私にとって徹子さんは女優と言うよりも名司会者と言う印象が強いけれど、常に時代の最先端を行き、多才な人であることに間違いない。 90歳になり、今も尚ご活躍されている徹子さん。次は「100歳になった窓ぎわのトットちゃん」を読んでみたいな。

    9
    投稿日: 2024.05.27
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    「窓ぎわのトットちゃん」大好きで繰り返し読んだ本の続編が出るなんて。本屋で見つけて即購入したけれど、読み始めるまでに時間がかかりました。でも読み始めたら、一気読みでした。  戦後に俳優さんたちに聞いた戦争の話は、涙なしでは読めなくて。戦争を知る人たちがどんどんいなくなっていくこれからが、心配で。でも、こうやって戦争を知るきっかけとなる書物が多く残っていることが、きっと抑止力の一助になると思います。  続編を書いてくださってありがとうございますと言いたいです。

    0
    投稿日: 2024.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    トットちゃんの周りによき理解者がいてよかった。型にはめようとする人に育てられていたら、今の黒柳さんはいないんだろうな。 疎開するときに一人で乗った列車で、混雑のためトイレが使えなかったとき、乗り合わせたよそのおばさんに教えられ、トットちゃんは列車の窓からお尻を出して用を足した。びっくりした。戦時中はたくましくないと生きていけない。とはいえ、つらかったろうな。 黒柳さん、体に気を付けて長生きしてくださいね。

    1
    投稿日: 2024.05.23
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    黒柳徹子さんはもともと好きで、肌がきれいで若々しくて元気はつらつで、おちゃめで、可愛くて素敵だなぁ〜と思っていて、 これまでどういう風な人生を歩んでこられたのかということを少しでも知れて、とても良かった。 過酷な戦時中を奇跡的に乗り越えてこられたことも、運命のような気もするし、私の知らない時代を知ることができて、今生きていることがありがたいと思えた。 トットちゃんでも望んでも叶わなかったことだってあるし、それだからこそ得られる更に素晴らしいものは経験してみた人にしか分からない。 どんなことも考えようによって素晴らしいものになるということもわかった。 自分も頑張って生きて輝いていけたらいいと思った 何十年も昔の記憶をこんなにも鮮明に記憶していて本に記せる徹子さんは本当にすごいと思った。

    1
    投稿日: 2024.05.22