
総合評価
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powered by ブクログものづくりに於ける基本が学べる。 現場改善、品質管理、安全衛生 どれも工場では必要不可欠な内容だった。 初歩的な内容である為、専門知識を学びたい人には物足りないかもしれない。 しかし、製造業に就きたての方の教材としてや 中堅層ベテラン層の基本を振り返る用の一冊として はお勧めできる。
0投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログものづくりにおける現場改善、品質管理、安全衛生それぞれがわかりやすくまとめられていた。ものづくり現場に必要な基本知識を学べたと思う。 1. 現場改善の基本 その1 ・工場のインプット管理→4M、工場のアウトプット管理→QCD ・QCD改善→①労働生産性の向上、②設備生産性の向上、③材料生産性の向上、④在庫削減、⑤リードタイム短縮 ・生産性=産出量(アウトプット)/投入量(インプット) 2. 現場改善の基本 その2 ・品質→顧客が要求している性質や性能のこと ・企画設計の品質、製造の品質、サービス(営業)の品質 ・品質は工程でつくり込む ・品質管理→顧客の要求を満たす品質の製品あるいはサービスを経済的につくり出すための管理技法 ・品質の改善→QCストーリー(進め方)→QC7つ道具(技法) ・JIT(Just in Time)→トヨタ生産方式、リーン生産方式(アメリカ) 3. 品質管理の基本 その1 ・QCストーリー→①問題解決型(既に見えている問題を対象に現場からの提案を採用して改善)、②課題達成型(将来起こりうる課題を対象に対策) ・QC7つ道具(①特性要因図、②チェックシート、③グラフ、④パレート図、⑤ヒスとグラム、⑥散布図、⑦管理図)…数値データ ・新QC7つ道具(①親和図法、②連関図法、③系統図法、④マトリックス図法、⑤PDPC法、⑥アロー・ダイアグラム、⑦マトリックス・データ解析(数値データ))…言語データ 4. 品質管理の基本 その2 ・QCストーリー成功の原則→①重点志向、②偶然原因と異常原因、③層別、④図示化、⑤仮説と検証 ・QCストーリーのステップ→①テーマの剪定、②現状の把握、③目標の設定、④実施計画の策定、⑤要因の解析、⑥対策の検討および実施、⑦効果の確認、⑧標準化および管理の定着 ・品質の五原則→①クレーム原因と対策書が全員に回るしくみになっているか?②クレームの処理ルールは決まっているか?③チェックシートはあるか、その項目、規準は明確か?④重要工程に作業標準を掲示しているか?⑤QC工程表は整備されているか? ・歩留まり率(%)=アウトプットの量(完成品数)/インプットの量(投入原料数)×100 ・歩留まりロス改善→3Rの視点(Reduce、Reuse、Recycle) 5. 安全衛生の基本 その1 ・安全と品質はすべてに優先する ・作業標準とルールを守る ・安全と衛生は5Sから(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ) 6. 安全衛生の基本 その2 ・目に見えない危険をなくそう、熱中症の危険をなくそう、健康管理を怠らない、病気の未然防止 ・ヒヤリハット報告→ハインリッヒの法則(1件の重大事故、29件の軽傷事故、300件のヒヤリハット) ・リスクアセスメント ・ものづくりは人づくり
0投稿日: 2024.08.16
