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奇跡の「話す」「書く」技術
奇跡の「話す」「書く」技術
出口汪/フォレスト出版
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総合評価

9件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本著は、『メタ認知』の考え方を教えている。メタ認知とは、主観的・感情的なものの見方ではなく、自分や他人を客観的に見る力である。それを身につけると、自分の説明が相手に伝わりやすくなったり、逆に相手が一番言いたいことを理解できるようになったりする。 『メタ認知』を習得するには、前提として①他者意識を持ち、②論理力をつける。 ①は『他人にはわかってもらえない』という意識だ。「自分は物事や他人を理解できている」という人ほど、他者意識を持ち合わせていないかもしれないので注意。人は自分が見たい側面でのみ、物事を判断している性質があると自覚したい。 だからこそ、小説を読むなどして、己の性別や立場とは異なる視点を知る努力が必要だ。 ②は接続詞を使うようにする。論理のある文章は、主張→理由→具体例→反例→まとめ、の流れが多い。ポイントは、反例を入れることだ。 『メタ認知』を身につけると、色んな立場から賛成・反対とその理由を話せるようになる。私はnoteを書いているがこれらを抑えた文章を書いて、メタ認知を身に着けたい。

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    投稿日: 2022.04.18
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    「メタ意識」という、難しそうな言葉が使われているけれど、結局は、物事をいろいろな側面から見るということ。目新しい内容はあまりなかったような……。

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    投稿日: 2012.06.30
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    一つの出来事を固定観念にとらわれず、様々な角度からとらえられるかどうか・・・・ 答えは何通りもある・・・ 読了 イコール 矛盾  なんか騙された感じ 

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    投稿日: 2012.04.04
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    入試:現代文・論文対策出口式の参考書は非常にわかりやすかった、久しぶりに氏の(参考書ではない)本を読んでみた 今となってはあまり必要ではなかったようです その節は 大変お世話になりました 会話に割り込んでくる または 自分の話にすり替える 主観的な人代表のような方が身近におり苦笑い

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    投稿日: 2012.01.22
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    〝奇跡〟ではないよね。 自分を客観視できていない人が身近にいて、そういう人の文章を読んでいると、理解するのがむずかしい。その人がどうしたら客観視できるのかと考えると、他の人を観る経験を積んでいくしかないんじゃないかと思っている。他人にあまりに興味がなさ過ぎて、他の人の行動、言動を観ていない。観ることができない。 観て、何かがひっかかったとしても、ものすごく表面的なことだけで、その行動・言動の裏の意図を理解することができないんだろう。 こういうハウツー本は、ポイントを箇条書きで挙げてあることが多いが、しゃべるのが下手の人間が15個ものポイントを頭に叩き込んでしゃべることなんてできないと思うから、そういう人が読んでもきっと上達しないんだろう。 上司とか先輩が読んでいて、この中の15個の観点をひとつずつ提案していくと、上達するのかも?

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    投稿日: 2012.01.15
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    話すための技術、書くための技術としてのHOW TOが全体の8割、9割だ。その丁寧さは初心者には喜ばれるだろうが、ちょっと丁寧すぎて中だるみのような気もする。しかし狙いは最後の1割にあるトレーニングにあるようだ。その最終章にある問題と答を考えることで、今までの事柄が一気に理解できるという作りにであった。

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    投稿日: 2011.11.08
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    メタ意識というと、なんか胡散臭く聞こえるが、 相手の立場、一歩高いところから見た立場で見る重要性など すごく分かりやすく書いてある。 この1冊を実践するだけで確実に人間関係が良くなる。 ワークを通して、メタ意識の一端を実感できることから、 読者を納得させ、実践できるように作られているところがスゴイ。

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    投稿日: 2011.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・先へ先へと期待を持たせて、結論は最後に書く ・ここぞというときの言葉に重みを持たせるには、そこに至るまでのプロセスが大事

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    投稿日: 2011.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・人間は主観的にしかものを見れないことを自覚すること。 ・自分の神、思想、価値観を一度は疑ってみることが大切。 ・面接官が採用、不採用を判断する基準は、こいつと一緒に仕事をしたいか、 自分の部下にしてもいいかである。 ・自分のとらえ方が正しいを根拠もなく思い込むことが頑固の正体であり、   思考停止状態に陥っていることを意味する。 ・打ち合わせや会議の時間は、その場にいる人たちの共有の時間ではなく、 その場にいる人たちの時間を合計した時間を発言者が消費している。 ・具体→一般:帰納法。一般→具体;演繹法 ・自分の姿を離れたところから客観的にみる。世阿弥の「目前心後」 ・メタ意識;クローズアップ、フェイドアウトと自由に視点を切り替えることが できる。視点を変えればそれぞれ自分が正しい。 ・誰も自分のことはわかってくれない。だからこそ考えを正確に伝えなけれ ばならない。 ・話すときはまず話題から。 ・敬語を使うことは、かつての身分制度から来るものではなく、相手を尊重 するもの。 ・形式的な挨拶はあえて捨て、自分の言葉で自分の本音を語る。 ・文章は残るので慎重に、論理的に描く。 ・同じものでも視点を変え、表現を変えることがレトリックの基本。 ・いい文章を読み、それを理解した時から考えることを始める。

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    投稿日: 2011.10.02