
王宮を追放された聖女ですが、実は本物の悪女は妹だと気づいてももう遅い ~私は価値を認めてくれる公爵と幸せになります~ コミック版 (1)
二戸謙介、上下左右、姐川/ぶんか社
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総合評価
(1件)3.0
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評価点は多いが…
よくある「清らかな聖女がバカ王子とあばずれのせいで追放」というタイプの作品。 読んでいて真っ先に目を引くのが演出・表現の上手さ。コマ割り・台詞の動線・構図等がとにかく上手く、他作品とは明らかに品質が違う。特に各話の扉絵はとても雰囲気良く描かれている。画力も水準以上。 一方でストーリーについてはハッキリ言ってかなり微妙。主人公夫婦の問題は早い段階で解決して両思いになり、その後は「バカ王子かアホ公爵が悪巧みをする→主人公夫婦が解決する→バカ王子かアホ公爵が悔しがる」を延々と繰り返すだけ。 ストーリー展開に捻りがなくワンパターンであり、低年層向けなろう作品にありがちな主人公sugeeeeeeee展開も多数、最初に見せた面白さがどんどん薄れていった。 要は作者の力量は凄いが、原作のストーリー自体は微妙という事。これでストーリーが良かったら素晴らしい良作だったのになぁ。
2投稿日: 2023.02.24
