
総合評価
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powered by ブクログ未来予測図というテーマからすると、斎藤幸平さんの話がよかったかな。 小島武仁さんのマッチング理論の話も、ある分野や範囲では、私情や忖度が入らないから面白そう。 今の世界では、経済の成長を目標にするしか政府はできないのかもしれないけど、お金でしか測れないのはしんどい。価値観の多様性という視点だけだと、やっぱり金持ちが得してるじゃん、ってなるから思想として足りない。 斎藤さんの著書を読んでみようと思った。
0投稿日: 2025.11.05
powered by ブクログ教育は一定は義務教育でそこからパーソナライズ、環境破壊と収入格差は相関あるから脱成長など、独自で複合化され長期視点が勉強になる。
0投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ2025.8.19 30 オーディオにて。 内田舞さんの、再評価の考えと、自分でどうにもできないことをずっと考えないの考えは参考になった。
0投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログ各分野の天才たちの視点が 新鮮。詰め合わせの魅力はあるが 表層の指摘で終わっ感があるのと 一冊にまとめた、キュレーション効果が無かったのが残念。
0投稿日: 2025.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
天才の視点を学びたく購入も、難しく理解できない点も多かった。さすが目先の数年先の未来ではなく100年とかそういう単位の見ているだけあるなと、本書がどうこうというよりも、自身がこういった本を理解できるようになりたいと思えた。 個人的には 一つ目、日本の教育の格差遅れ、変わらぬ選挙制度。「出る杭は打たれる」ではなく、「出過ぎた杭は打たれない」世の中になるべきと私自身も感じた。 二つ目の環境問題ー絶滅危惧種の話、電気自動車のリチウムイオン電池が単なる負担の所在を転々とさせているに過ぎないというのは納得。
0投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログ資本主義は、民主主義は、日本社会は、 どう“変調”していくのか ──? 予測不可能な時代を生き抜くヒントを 「最先端の知性」がはじめて明かす YouTubeチャンネル【ReHacQ】プロデューサーの高橋弘樹さんが、以前手掛けていたYouTubeチャンネル【日経テレ東大学】で過去ゲストとして招いた4名について、チャンネルで触れたインタビュー内容などを書籍化したものです。 成田悠輔氏や内田舞氏の出演回が好きだったので、本書籍を手に取ってみました。 読んでみたら、斎藤幸平氏の部分が結構気になりましたね。彼の著書『人新世の「資本論」』読んでみようかな。いや、マルクスの資本論を先に読んだ方がいいのかな? 経済学の分野に疎いから、逆に新鮮だったのかも。興味がくすぐられるきっかけになりました。 ・ ・ ・ ・ ・ 本書では、世界が認めた4人の若き天才が、 「これからの世界と日本はどうなっていくのか」 という問いに“最先端の知見”を元に答えています。 本書に登場する天才たちはみな、卓越した思考の持ち主であると同時に優れた実践者でもあります。 彼らの「未来予測図」には、ビジネスや人生の見え方が一変するヒントに溢れています。
1投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログ人の価値は年齢とは関係ないと、若い天才たちの話を読んで改めて認識した。あまりものを考えない大人たちにぜひ一度読んでほしいと思う。 小島武仁さんと内田舞さんが特に印象的で、孫たちに読ませたい。感じさせたい。
0投稿日: 2025.01.17
powered by ブクログこれまでの日本はそれはそれで良かった。ただ、いつまでも良い訳ではなく、最近ではそれにしがみつくことがこの国の足を大きく引っ張ってきいるとも言える。そんな状況下で過去からの流れに影響されることなく自由に研究してきた人達が目の前の問題、将来の課題に対する意見や解決策を述べている。非常に頼もしい意見ばかりだ。 社会に役立つための研究をしている訳ではなく、自分が取り組んできた研究が社会のこういうところに役立つはずだ、という考えがとてもいい。こういう人達に任せたいと思ってしまう。 絶対的安心がないと採用しないという日本独自の安全策に見切りをつけて、この人達の考えを試しに一度取り入れてみるという方法はないのだろうか? 変わっていく気がするのだが…
0投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログ天才 4人のインタビューの内容を載せた本 成田さん 自分の興味関心が正義 子供が砂場に行って飽きるまで 砂でお城を作って終わると壊して帰ってくるくらいの感じ 結局 あれが最強
1投稿日: 2024.08.26
powered by ブクログまた読みたい。子供にも読ませたい。 天才も平坦な道を歩んできたわけではないんだな。 視野がかなり先まで見据えていて、深い。
0投稿日: 2024.06.11
powered by ブクログ気軽に読める。 4人の学者に対するインタビュー。 内容は雑談に近い。 あとがきにあった4人のキャラクターが面白い。かなり行動的で個性的。 #内田さんの情報:アメリカでは国家制度としての育休はない。
0投稿日: 2024.03.29
powered by ブクログ成田さん ・不真面目に、遊びや趣味の延長線をフラフラと生きている人の方が、競争力を持つ社会になる?王道人生を歩む道からズレるように工夫した方がいいなと思った。 斉藤さん ・アメリカと日本の比較。格差の大きいアメリカ→資本主義は間違っているのでは。 ・問題の外部化。時間・場所的軸において。先進国が利益追求、環境配慮するために、遠く離れた後進国から搾取している→商社で働く上で、そうなのか実際に自分の目で見て、それを改善する、そうしないで日本を豊かにできるようにしたい。忘れてはならない視点。 ・更なる豊かさを求めることが目的になっている。資本主義に組み込まれている私たち。特に会社で働く上では気をつけないといけない。
0投稿日: 2024.03.11
powered by ブクログ未来のことはどんなに天才だったとしても決してわからないものだし、「天才?を並べりゃ売れる」という安易な企画だと思いました。オーディブルだから聴いたけど紙の本は買わないなぁ。
3投稿日: 2024.03.04
powered by ブクログ天才たちの未来予想図 面白かった項目メモ。 成田悠輔(イェール大学助教授) ・選挙 人を選ぶのではなく、方針や思いから、投票できるように。AIの活用。 ・政治家の役割は、①方策検討実施、②人気集め、PR ①はAI ②は人間。だが、猫の方が適している 内田舞(小児精神科医) ・こどもの感想を否定しない トトロがいい例で、「まっくろくろすけを見た、トトロを見た」に対して、お父さんが「お化け屋敷に住んでみたかった、嘘だなんて思ってないよ見れたり見れなかったりするものなんだ」と答えるなど。 ・育児に対する考え方 アメリカでは夫婦で子育てをする環境があり、夫婦ともに働けるようになっている。 一方で、産休と育休は国では決まっておらず、会社による。纏めて3ヶ月くらいの会社も多いが、保育できる環境が整っている。
0投稿日: 2024.02.28
powered by ブクログ世界に名だたる超有名大学。自分には全っっったく縁のない、頭の回転が超早い秀才の中でもさらに一握りの「天才」が思い描く未来像。その答えが意外とシンプル、というところに面白みがある。ダイジェストなので何度も何度も読んでしまった。 なぜいま不幸か。これからの人の幸せとは。 私フィルターなので、プレステ5の映像をファミコンで出力したような劣化が起きるけど。総括。 物質面では充足しきった今風に言うところの「ニーズの掘り起こし」という経済活動が、逆に枯渇を生んでいる。平たく言えばCMのせいでみんな不幸。何か足りない、もっともっとと常に刷り込まれ、そう思わせてるのが富裕層という勝ち逃げ社会。 お金ではない価値のレースで、遊び感覚や自分が必要とされている充実感を得る。成長を駆り立てない最適化された社会が、これからを生きる人の幸せ。ってことか。 成田悠輔さんは直前に出てる『22世紀の民主主義』の要約。難しくない言葉の組み合わせひとつで、なんでここまで知性が出るのかと毎回驚く。 ──子どもは意味のない遊びに夢中になり、歳をとると意味のない話に夢中になる。それが人間の本質(要約) 2人目はマルクスだけど一番分かりやすい。資本論の後年「んー、やっぱ経済性を追うだけじゃ不幸になるわ」と視野を広げていたことを知り驚いた。限りある資源再分配の究極形は、人も企業も国も富裕税率95%。 ──化石燃料中毒がリチウム中毒に代わっても意味はない(要約) 3人目はデータアルゴリズム。保育園制度は日本死ね。だけど実は公平。収入や労働形態で再配分できてる。仕事と人も同じようにマッチングさえできればもっとWin-Win。 4人目は児童発達支援やうつの話。気持ちの言語化や、出来事の捉え直しが、成長に疲れ切った心を楽にする。 ──今日は誰かのために何かをしてあげた?
22投稿日: 2024.02.27
powered by ブクログとても興味深い内容だった。やっぱり天才は考えることが違うな…。所々、理解できない箇所があり、直接質問してみたいなという衝動に駆られた。
8投稿日: 2024.02.25
powered by ブクログ(語彙力ないけど)凄い人の色んな考えが分かりやすくさらっと読める本。1時間ちょっとで読了。 特に新鮮に感じたのは斎藤さんの話。 脱成長によって本当の意味で豊かで平等な社会を目指す。社会主義と聞くと相反する部分もあるのでは?と思うが成長といいつつ滅亡にも向かっているように感じる日本、地球の今後を案じ、これこそがあるべき姿なのかな?と感じた。 資本主義には光と影がある、貧富の差、環境破壊 現代はあらゆるものが過剰、豊かなはずなのにもっともっととお金を求めるのはなぜか?自分の将来、幸せとは?を考えるヒントにもなりそう。 精神科医の内田さんの話。 精神的なストレスを軽減するためにはものの捉え方考え方を変えること、再定義が大事 →本当にその通り、子育てや今対峙している仕事の中でも活用できる考え方。 こういう頭良い人の話聞く機会って自分の思考力や表現力、伝える力を高める意味でも大事なのかも。 ということで、 ▶まったりFUKABORINのYouTube見てみる ▶斎藤さんのイベント見つけたので1月に行ってみる
6投稿日: 2023.12.28
powered by ブクログ1番の感想は4人とも伝える能力にも長けていること。一昔前だと難しいことを難しい単語で書かれ、理解が及ばず「やっぱ、住む世界が違うんだな」と感じていたと思うが、本書はとても分かりやすかった。 残ったのは内田先生の心の話。再評価(ネガティブ感情を客観視し、吟味することで明るい方向に変わるという研究結果)とラジカルアクセプタンス(自分でコントロールできないことは評価せず、起きたこととして受容し、前に進むこと)。いろいろ自分でできることはあり、科学的根拠もあるということ。
1投稿日: 2023.12.04
powered by ブクログ4人の天才たちによる未来への警鐘。 ダイジェスト版のような読み易さでサクサク進めた。 「未来予想図」とのタイトルだが、斎藤氏の提唱する「脱成長コミュニズム」が正にそれで、後の三氏については対処法のように感じた。 印象深いのは斎藤氏、内田氏の話。 斎藤氏は自らマルクス主義者と名乗り、真のマルクス主義を説く。ソ連こそがマルクスに忠実な社会主義だと思っていたがそれは違うとのこと。 そもそもマルクスが危惧していたのは、資本主義が行き過ぎると低賃金長時間労働でも文句を言わずに必死に働き続けること、豊かになっているはずなのに更に欲しがること。 正に現在社会そのものだ。 改めて過剰サービス社会を生きていると思い知らせた。 内田氏のアプローチはとても心が落ち着く。 アンコントロールなものには無駄な抵抗をせず、意識次第で意味づけを変えられるものへは再評価で変換し心の安定を図る。 読了後に一度「資本論」を読んでみたいと思う。 そして成田氏は本当に不思議な方だな。突き抜けていてもロジックがしっかりあるからとても興味がある。
0投稿日: 2023.11.11
powered by ブクログ生きづらさをどこに感じているのかをなんとなく理解出来た気がするなー こういう人たちがいるから世の中はまわる
0投稿日: 2023.11.06
powered by ブクログさほど大した予想ではなく、言いたいこと思ってる事をバラバラ話してる感じ。 医師の内田さんは、中でもイイ内容だった。自身の子育て休暇の件とか。
0投稿日: 2023.10.06
powered by ブクログ最先端の知性に学べ、という主旨で、4人の時の人が登場している。書き方のスタイルとしては、'オフィスアワー'という、教授の部屋を自由に訪れ会話しているような雰囲気で進められている。 成田悠輔氏は麻布から東大、経済学部で最優等論文で卒業後渡米、MITでドクターを取得してイェール大で教鞭をとる。謂わばエリート街道まっしぐらに見える人生だが、中学から不登校気味で、代わりに多様な大人が集う世界で過ごした経験が、その後の考え方へ影響を与えたと思われる。何をやっているかわからない、ことを理想に、常識にとらわれずにデータ分析で突き詰めていく。これまでの画一化された思考に疑問符を呈する。 人新世という新たに提唱された時代区分、そこでは資本主義が破綻したと主張する斎藤幸平氏。脱成長にこそ活路を見出すべきという、従来の延長からの離脱を推奨する。格差や分断という混迷した世界に対して再考を促すパワーに期待したい。 小島武仁氏は、東大経済学部を首席で卒業後渡米、ハーバード大でドクターを取りスタンフォード大で教授に就くが、東大でマーケットデザインセンターが創設され初代所長として戻ってくる。 社会制度への関心が高く、資源や人を最適に調整するマッチング理論の研究を進める。海外に頭脳流出する日本の教育現場に対し警鐘を鳴らす。 3児の母であり、小児精神科医の内田舞。女性活躍に対する男性の偏見に満ちた日本を脱出すべく、猛勉強の末史上最年少で米国臨床医になる。自身の幼少期に過ごした海外体験から、偏見や差別に対して弱者を守る社会正義への意識が芽生える。コロナ禍での病状や自身の子供たちとの関わりを通して、臨床医としてのフィードバックを積み重ねる。まっとうな議論や正論が通りにくい、男性中心社会へ風穴を開けることを期待したい。
3投稿日: 2023.09.26
powered by ブクログ少子高齢化や格差社会など、明るい話題の少ない日本にも、大谷以外でこんなにも凄い人がいるのかと、少し嬉しくなる一冊。これからの日本、イヤイヤ世界をよろしくお願いします
0投稿日: 2023.09.09
powered by ブクログ成田先生は もう天才的過ぎて ちょっとついていけない部分も。 斎藤先生は とてもわかりやすく、具体的で 資本論を再読したくなった。 小島先生のマッチング理論。 こんな学問があって、初めて正しくマッチングされるだなんてビックリ。 内田先生。鬱の遺伝の説明がわかりやすかった。母としての経験談も織り交ぜながら、心について語ってくれている。 さらりと読めて、賢くなった気分になれる。成田先生は、こんなバカな本読むな、他にやることあるだろ?って言いそうだけど。
0投稿日: 2023.08.15
powered by ブクログ気軽に読んでいい本だった。 タイトルに期待して気合い入れて読み始めたが、それぞれの分野の要約のような内容で深い話はなかった。 成田悠輔さんの「よく分からないおじさん」というのが、私の憧れでもあって共感できた。 内田舞さんの「サツキとメイのお父さん」は確かにそうで、そういう思考に余裕のあるおじさんになりたいと思った。
1投稿日: 2023.08.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
マッチングアルゴリズムによる人と人や企業などありとあらゆるものを結びつけるシステム。うつ病など負の感情を持った時に役立つ「再評価」という考え方。嫌だなと思った事柄についてあとで改めてその嫌な感情を持ったかどうか再度考え直し再評価する。天才達の考え方はやはりどこか違うところがあって参考になりました。
73投稿日: 2023.08.05
powered by ブクログ内田先生の自分の行動や考え方で意味付けを変えられる出来事に対しては「再評価」、自分のコントロール下にない出来事に関しては「ラジカル.アクセプタンス」というのを実践してみようと思う。 日経テレ東大学好きだったのになー。
2投稿日: 2023.07.13
powered by ブクログ本書に興味をもったきっかけである成田氏と斎藤氏に関しては、それぞれの著作やYoutube動画などを通して、研究内容と主張は理解していた。 本書ではその再確認といった感じだったため特に大きな発見はなく、 一方で自分が知らなかった小島氏と内田氏の研究などについては興味深く楽しく読めた。 日本で注目される天才たちの先端研究を、まとめてサクッと読める点には強いメリットがあるので、それぞれの著作を読んだことがない人にはとても良いだろう。 なんせ読みやすい。 成田氏から小島氏までの章を通して読んで特に気になった点は、 「重大な意思決定を行う人も、基本的に自分のそれまでの経験をもとに判断を下す」という事実。 これはもちろんそうだし、分かっていたことであるが、 例えば政策を決定するとき、専門家自身や、専門家団体が決定を下すわけではない。 あくまで専門家の意見を受けて、政治家などが決定する。 もちろん、諮問会議や政策会議があり、党から政策を提言し、採択を経て決定される。 しかし最終決定は、その意思決定の影響を受ける全体数から比べると極めて少ない人数が左右する。 その人物たちが、たとえ多くの幅広い本を読んで多面的な視点を持ち、多くの有権者や専門家の話に耳を傾けたとしても、 必ずなんらかのフィルターがかかってしまう。 成田氏の主張する、「アルゴリズムが決定する」という視点ではその大きな問題が解決される。 小島氏の主張では、最終決定は人間だが、アルゴリズムが、個人の経験だけに基づかない、データによる案を出す。 斎藤氏の主張ではコモンによって我々が属する各コミュニティ単位で自らに関わる政策に意思決定のチャンスが生まれるが、 ここには同様にやはり社会主義における大きなリスク、独裁者の発生や為政者の腐敗、内輪贔屓というものが避けられない。 ここでもまた、意思決定をする人のフィルターが邪魔をするため、アルゴリズムが活躍する余地がある。 意思決定の公平性を担保するために、アルゴリズムを頼るという選択肢は、今後よりその存在感を強めていくだろう。 本書では4人それぞれへ「天才の未来予測図」が見えてくる○○の問い」という質問が十数個ずつ用意されているが、 斎藤氏の主張の中で僕が気になっていた点に関しての質問はなく、やや残念だった。 「コモン単位における独裁や腐敗へのリスクにはどのように対処するか」 「地域に大勢の外部の人が流入することによって地域自体が外部の人に乗っ取られる危険性はないか」 「各国各地域によって得られる生産物は異なるが、その生産物や資源をどのようにして効果的に他地域に再分配するか」 これは氏の今後の発信や他の情報源などから解決策を見つけ出していきたい。 内田氏の章に関しては、僕自身のメンタルが全然揺らがない気質であるからかいまいち自分事に捉えにくかった。 ただ、子育てしやすい社会にしていくべきだとか、科学的エビデンスをメディアがより尊重する必要があるという主張に関しては共感する。 以上。成田氏面白いな~
1投稿日: 2023.07.04
powered by ブクログ斎藤幸平氏、小島武仁氏、内田舞氏、成田悠輔氏、気になる4人は未来に対してどんなことを感じているのだろう?自分では思いもつかない考えに巡り合うために読んでみたい #天才たちの未来予測図 #高橋弘樹 22/9/29出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 https://amzn.to/3ofeTUp
2投稿日: 2023.05.20
powered by ブクログ今をときめく「天才」たちがこれからの世界と日本はどうなるかを語るという趣向の一冊。それぞれ興味深いものでしたが、内田舞さんの「再評価」という心理的アプローチが面白いと思いました。
0投稿日: 2023.05.15
powered by ブクログ・進学校に入ると頭がよくなるのではなく、頭のいい人が進学校に入っているだけ。入った人と入れなかった人のその後の学力に違いはほとんどない。 ・突き詰めると「人間は何の意味もない遊びを永遠とやる動物」 ・無限の成長を有限な地球上で求める資本主義は解決できない。 ・こどものことを大人の世界で理解しようとせず、好奇心を持って接する。
1投稿日: 2023.04.15
powered by ブクログ4人の天才たちとは,成田悠輔,斎藤幸平,小島武仁,内田舞。それぞれ,外国でも注目されている日本の知性たちです。 このうち,わたしが著作を読んだことのある人は,斎藤幸平さんだけ。 どの方の意見も,説得力に富んでいて,なかなか刺激的でした。 本書の編集者である高橋弘樹氏は,「おわりに」で次のように述べています。 この本はぜひ,ゆるめのBGMのかかったカフェや,ヒーリングミュージックのかかった寝室でゴロゴロしながら,読んでいただければと思います。(本書,207ぺ) わたしは,テレビが鳴っている様な場所では本は読めないのですが,自宅の炬燵に寝っ転がって,延べ4時間くらいで読み終わりました。そしてそれなりに主張も頭に入りました。編集者の意図が実現されていると言ってもいいでしょう。
2投稿日: 2023.04.07
powered by ブクログ4人の今をときめく著名な方々が、インタビュー形式でご自身の主張や考えを展開している書籍。 内田舞さんのことは知らなかったのですが、知らなかったが故に、読後で1番印象に残りました。 ネガティブな感情を書き替える「再評価」については、もう少し別の書籍で学んだ上で、ぜひ取り入れたいと思いしました。 本書に登場する方に興味があるが、今まで考え方や主張に触れてこなかった方にはオススメ。 他の書籍等で知っている方には、深みは感じられないと感じました。
2投稿日: 2023.04.04
powered by ブクログこれからの日本社会はどう変調していくのか。 4人の天才たちが最先端の知性で未来予想する。 これからの自分の在り方にも参考になる本。
1投稿日: 2023.04.03
powered by ブクログイチバン実践的で社会的な改革のインパクトがありそうなのが、マッチング理論。これは研究が進んで実用化されていく事に期待したい。成田氏と斎藤氏は政治思想的内容だが、両者の描く未来が共存できるのかというのが1つの課題になってくるように思える。
1投稿日: 2023.03.06
powered by ブクログ成田悠輔氏と斎藤幸平氏の話は一度どこかで耳にしたことがあるものだったが、小島武仁氏と内田舞氏は全く知らなかったので、どちらかというと前二人の話を軽く読もうかなと思って購入。 成田氏は、最近の高齢者への発言で、イメージが頗る悪くなってしまった。まだ謎のままの人だ。ただ、アメリカの富裕層の高校生がAO入試のネタを100万円以上かかる「2週間で多様な経験を買うためのパッケージツアー」に参加して自分をプレゼンすることで合格を勝ち取っているという話は、衝撃を受けた。さもありなんと思っていたので、やはりホントにそうなんだ!と驚いた。日本もそうなりつつある。教育格差はどんどん進む。 斎藤氏は、いくつか著作を読んでいたので、その復習という感じ。 予想に反して、存じ上げなかった後半の2人の話が面白かった。小島氏のマッチング理論は、人間が選択していたものを、AIのアルゴリズムが代わりにいかに効果的に行うかを実現する理論だが、既に実際に用いられている例と、これからそれがどんどん用いられていく未来予想を示している。ただ不安なだけだったが、選択のための要素を減らした方が、満足度が高いということや、個人の能力よりも互いの希望でマッチングするという例を聞くと、安心する。とはいえ、悪用はどれだけでもできそうだ。 内田氏の話は、最も新鮮だった。 具体的に「再評価」や「ラジカル・アクセプタンス」のことを紹介してくれているのも、とても親切。二つとも知らずにやっているよーと、その行為を分節してもらい、とても気持ちよかった。「ラジカル・アクセプタンス」はラジオの人生相談で加藤諦三センセイがいつも「起こったことは変えられない。これから起こることを変えていきましょう」と言ってるのを思い出した(笑) ただ、ネガティヴからポジティブな感情に変わる際に、「感情を生む」扁桃体と「論理的な思考を司る」前頭前野の機能のコラボレーションで起こるというので、誰しもができることではなさそう。しかし、それも練習で身につくとも書かれてあった。 さらに、ちょっとした侮蔑や否定的な態度のことを「マイクロアグレッション」といい、「もし社会の固定観念に起因するマイクロ・アグレッションを受けることがあったなら、その社会から向けられた無意識の期待を堂々と裏切って、自分らしく生きてもいい」という言葉は、気持ちいい! 自分は日本で暮らすのは息苦しいに違いない、と実際に行動に出た女性(つまり内田さん)の話は清々しくていい。 内田さんの話が、意外に面白かったので、星を余分につけておきました。
2投稿日: 2023.02.13
powered by ブクログ日本の未来を良い方向に向かうためにはどうしたらいいのかを高学歴の方々に語っていただく内容でした。 マガジンハウスらしく、わかりやすくするために短い文面でまとめてあり、深いところの話しがあまりなく、ザックリした感じです。 斎藤幸平さんの本はいくつか読んで理解していたので、他の3人の書籍や文庫を読んで、もっと知りたいと思います。
2投稿日: 2023.02.11
powered by ブクログ知的好奇心を満たす程、深くロジカルに考察を述べたり、新説が披露されるような本ではない。寧ろ、本著の素晴らしさは、それとは真反対の所にあり、天才たちを手の届きやすい場所まで引き下ろしデフォルメ化する事で、人への興味から学問への入り口に足を踏み入れやすくしている狙いにある。マッタリと読めて、穏やかな気持ちになる。 意識してそうしている、というのが日経テレ東大学のプロデューサーでもある高橋弘樹氏。コンセプトを補強するのが巻末の天才たちのプライベートエピソードだ。打ち合わせ中にいきなりセロリを食べ始める成田悠輔。会食に牛肉を選ばない斎藤幸平。社会制度上嘘をつかなくてはいけないと言うストレスをアルゴリズムで解決しようとする小島武仁、ダイの大冒険が好きだという。音楽家との出会いを求めてスーパーマーケットまで追跡した内田舞、旦那さんはチェリスト。 興味関心、ファンである事を入り口にして、自らの好奇心を満たす事は大切だ。人間は個人としての限界を自覚し、ある領域以上の思考については、他者との関係性により決定していく生き物だ。我々が常に持っている答えとは限定範囲における現実解であり、それは必ずしも学問を積み重ねた巨人の肩から見える答えや、全知全能に世の中を知り尽くした上での合理的な最適解ではない。最適解を知る努力をしながら、現実解と折り合いをつけながら生きている。天才とは、最適解っぽさの預言者なのだろう。天才やカリスマに付託して思考や統率を任せる、自らは羊のように。時にそんなマッタリした休息も良いのではないだろうか。
4投稿日: 2023.02.11
powered by ブクログメモ→ https://twitter.com/nobushiromasaki/status/1620617048165593088?s=46&t=NGedY8TlSKl5FylcvcmRQw
0投稿日: 2023.02.01
powered by ブクログ主体的に生きるとはどういうことなのか、自分の考えを持って行動することの大切さを気づかせてくれる本。子どもが中学生以上くらいになったらぜひ読んでほしい一冊。人生のヒントになってくれたらうれしい
0投稿日: 2023.01.24
powered by ブクログオフィスアワーのような、ということで編集された本の目的通り。気軽なトーンで読めるが何か考えたり興味を持つきっかけになる一冊。 個人的には思いがけず後半二人の働きかたに関するお話が特に興味深かった
0投稿日: 2023.01.15
powered by ブクログ今、注目されている4人の研究者が、著者からの12の質問に答える。 それぞれが何を研究しているのか、今の日本社会をどのように見ているか、未来について何を考えているかなどがわかり、興味深く読めた。 中でも、斎藤幸平さんの答えがとても明快で説得力があった。「人新世の『資本論』」より、彼の考えがわかりやすく書かれていると思った。
3投稿日: 2023.01.14
powered by ブクログ知の最先端にいる4人の方とのオフィスアワーというコンセプトで構成された1冊。それぞれの方の研究内容が詳しく紹介されているわけではなく、気軽に雑談をしているようなトーンなので読みやすい。具体的に何かを学ぶという目的ではなく、ああ、こういうことがアジェンダになっているのだな、ということを知るには適した1冊だと思う。
1投稿日: 2023.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
成田悠輔:さいきんは、何をやっているのかよくわからないひがあまりにも少なくなってきて、危機感を覚えている 斎藤幸平:地球を犠牲にしながら、富める者たちが、より富むようになっていくと言う資本主義の仕組みは、限界を迎えつつある 小島武仁:法律の規制や社会通念上の縛りによって、市場の自由にすべてを任せると言う古典的自由主義を採用していない社会制度も多くある 内田舞:.うつ病の遺伝要因を持つ子供は、脳の働きとして、外界からの刺激に対して負の感情を持ちやすくなっている
2投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログコンセプト通り、ゆるくキャッチーに、新進気鋭の知性に触れることができ満足です。世界の知性に聞く、というようなこれ系の世界版はよく目にしますが、日本版はあまり出会ったことがないので、もっと増えてほしいと思いました。
0投稿日: 2022.11.24
powered by ブクログ天才4人が冷静に語る。 成田さんは天才が思い描く社会は楽しくないといい、小島さんは優秀な人にしっかりお金を払い、適材適所で人を配備し、均等主義を見直すべきという。 面白い
1投稿日: 2022.11.19
powered by ブクログ天才たちが、 これからの日本を真剣に良くしようと考え行動している姿に頼もしさを感じ、凡人たちにも興味を持てるように話してくださっているかんじが伝わってきました。 面白かったです。
0投稿日: 2022.11.05
powered by ブクログ斎藤幸平さんの2021年新書ベストセラー第1位の【人新世の『資本論』】を読書中に、この書籍が発売されることを知る。 奇しくも自分の誕生日である。 斎藤幸平さんと別ジャンルの若き天才陣にも興味津々で購入。 上記著書が自分には難易度高過ぎたため、こちらでの執筆がとてもわかりやすかった。 4名の若き天才陣は10年や20年のスパンではなく100年単位の未来を予想していることがわかり、長引くコロナ禍よりもっともっと先を見据えた見解は大変参考になった。 今後の益々のご活躍に期待したい。 2022,10,21 4時間9分
1投稿日: 2022.11.01
powered by ブクログ<目次> はじめに~「未来への指針」を示す新時代の羅針盤 第1章 成田悠輔~「わけがわからない人間」が輝く時代 第2章 斎藤幸平~資本主義から脱成長コミュニズムへ 第3章 小島武仁~世界の歪みを正すマッチング理論 第4章 内田舞~Withコロナ時代の「心の守り方」 <内容> 「日経テレ東大学」番組に登場の、天才たちが、自分の未来のビジョンを語った本。すでに他の本で知っていた人もいたし(成田氏や斎藤氏)、後半の二人はあまり知らなかったが、行動力、分析力、発想力、どれをとっても優れた人たちだ。成田氏の発想は、なかなかぶっ跳んでいるが、これくらいしないと現在の日本の閉塞感は破れないかもしれないし、斎藤氏の世界を考える、コミュニズム(社会主義というべきか?)も、一定の理解はできる。小島氏の「マッチング理論」は、人間関係をITに任せることだが、基本的なしがらみがなくなるだろう。内田氏の精神医学の考え方は、疲れた人々を癒すだろう。でも、最もぶっ飛んだのは、巻末の編著者の高橋氏が書いた、4人の天才の行動や発言だ。ここは必読である…(笑)
2投稿日: 2022.10.31
powered by ブクログp33 教育は個別最適化していく p36 アメリカの実態を見る限り、経験を受験の評価機受任してしまうと、豊かな家庭に生まれた子供ほど有利になり、格差がどんどん広がってしまうわけです。多様性を謳っているAO入試で、結局入学する層が固定化するという皮肉な結果です 私は、日本の学力重視の受験制度はそこそこ良い仕組みだと思っています。親にお金がなかろうが、学力試験というゲームを乗り越えさえすれば、入学が保証されるという制度は悪くない ただ、学力という尺度に偏っているという問題はあります、なので、学力以外の偏った基準を何百個も作り、その基準をクリアした人間をすべて受け入れるという仕組みが理想なのではと考えています p45 誰もが行こうとしない報告に全力で進んでいくというのが、これからの日本が国としてとるべき戦略の一つなのではと思っています p63 圧倒的な成果を出す可能性を秘めた人をよってたかって潰しているのが今の日本です p78 マルクスとエンゲルス 意識が生活を規定するのではなく、生活が意識を規定する p194 こうした偏見に基づく、ちょっとした侮辱や否定的な態度のことをマイクロアグレッションといいます。マイクロアグレッションが厄介なのは、発した側が偏見に無自覚で、相手を傷つけていることに気づいていなかったり、逆にほめ言葉の中に含まれたものだったりすることです p203 ラディカルアクセプタンス 自分のコントロール下でないことをあえて評価せずに、起きたこととして受容して前に進むことを意味します p205 自分の行動や考え方で意味付けを変えられる出来事に対しては再評価、自分のコントロール下にない出来事に対してはラディカルアクセプタンス、これを活用することで、これからの先行きの見えない時代でも、自分の心を守って欲しいと思います。
0投稿日: 2022.10.31
powered by ブクログ口語体かつQA形式なのでスラスラと読みやすい。近年よく話に挙げられている教育、脱成長、雇用形態、メンタルヘルスといった社会課題に対する新しいアプローチが提示されており、関心をもつきっかけに最適。
1投稿日: 2022.10.23
powered by ブクログ著者たちの単著が難しく感じる人たちにオススメ。 人となりを知った上で単著を読めば、何故そう考えるのか、という主張部分にも興味を持てると思うので、社会問題に関心を持ってもらうきっかけ作りとしてはとても良い企画だと思う。
1投稿日: 2022.09.30
