
総合評価
(145件)| 20 | ||
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powered by ブクログ先が読めそうで読めないでスラスラ読めるような面白さがありました。会社を意図的に倒産させていると言う大胆な物語が紐解けたときはとてもスッキリします。
0投稿日: 2026.01.09
powered by ブクログ犯人はなんとなく予想がついてしまったのだが、それでもスピード感が増していく後半はページを捲る手が止まらなかった。
0投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログ倒産の危機を救うため、弁護士の美馬玉子は先輩の剣持麗子と共に原因を解明することに、一方で祖母が心筋梗塞に、その祖母にはお相手がいた。 倒産の要因には、倒産に導くと言われる「近藤まりあ」が、そして社員の自殺や同僚の傷害事件。その裏には美馬の過去も繋がっていく? これはただの企業倒産なのか?仕組まれた事件なのか?
0投稿日: 2025.11.26
powered by ブクログこのミス大賞作の続編ですが、主人公も異なりこの作品だけでも楽しめます。 でも前作の主人公も魅力的に登場するのでそちらも改めて読みたくなる。 お仕事もの?恋愛もの?という導入から最終的にはたくさん事件が起き、たくさんの人の死が絡む。 さくっと読めてまとまりも良く、メッセージ性みたいなものもわざとらしく無く届き、押し付けがましく無いのが良い。
0投稿日: 2025.11.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
元彼の~の続編。なぜか勤めた会社が連続で倒産し、4社目の会社も倒産の危機にあり、その背景を弁護士が調べていくと思いがけない真相が明らかになる。前作でそのキャラの魅力にハマった剣持麗子も登場し、出てくる弁護士、倒産危機にある会社の人物など、どの登場人物もどこか人間味があり、どこか頼りない感じの所もありつつの魅力的な印象が読んでいて楽しいし、生き生きとした映像として立ち上がってくる感じがある。また、続編出ないかな。
0投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログ「倒産続きの彼女」から 似ているとか、違うとか、 そういう概念はデタラメなんです。 違いは同じだけある。 人間の側で、どの違いを重視するかによって 同じグループにくくったり 区別したりしているんです。 人間はひとりひとり、同じだけ違う それなのに、勝手な要素で線を引いて 区別して、優劣を決める。 誰かが勝手に序列を作っている その序列の中で戦っても仕方ない 序列を駆け上がる行為すら、 誰かに利用されてしまう 再読感想 前回読んだときには 気に留めなかった文章だったなぁ
17投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログテレビドラマにもなった「元彼の遺言状」をすっ飛ばして続編ともいえる「倒産続きの彼女」を読んでみた。惹かれたのはタイトルからしてミステリっぽかったから、そして作者が弁護士先生であれば法律絡みの絶対ハズレがない作品だと勝手に決めつけていました。主人公は企業法務弁護士の美馬玉子28歳、ここに出てくる弁護士たち、一言でヒーローやヒロインはいない。地味だけど、なんというか物語がしっかりしていて飽きさせない。登場人物の境遇などが丁寧に描かれていて、新鮮さを覚えた。派手なアクションは終盤に少しあるもののそれほど過激ではない。死体が転がったり、刺されたりと日常を普通の社会人として生きている人にはあまり縁のないことかもしれないが、これらの描写は物語の中で大切な一部分でもある。ミステリー要素は個人的にはあまり感じない、むしろいろいろな格差を感じる社会の中で仕事を通じてもがき成長していこうとする、地味ではあるけど芯のある女性を描いた社会派ヒューマン小説だと感じました。
0投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログそう言うところから物語を紡ぎながら人間の業と欲望を描いた弁護士ミステリの面白い作品でした。 3027冊 今年255冊目
4投稿日: 2025.10.03
powered by ブクログ第2弾!! しかし、弁護士さんら働くな! 毎日、午前様の勢いやん! 休日出勤もありで。 お金は、いっぱい貰えるんやろうけど。 確かに、私も、昔は、そんな感じやったな。毎日、終電で、終電間に合わんかったら、その辺のホテルで… 土曜日は、デフォルトで出勤。昼からとか遅めやけど。 今回の主役は、ぶりっこ弁護士 美馬さん、剣持さんも出て来て活躍するけど。バディもんになってる感じ。 タイトル通り、倒産してる会社にばかり勤めてる女性が… それを操ってる女性、更にそれを操ってる組織。 何故、会社を倒産に追い込むか… 理由は分からなくはない。 あるもんな正社員と非正規社員との壁。 雇用調整とか言って、すぐにクビになる非正規社員。雇用を守られる正社員。 能力に関係なく… なら、いっぺん潰してまえ! そこから、這い出すのは、能力次第か… これからの世の中、こういうのは徐々になくなっていくんかな? 考えさせられる…ウ~( ˘•ω•˘ )~ン
92投稿日: 2025.10.03
powered by ブクログ先が気になって困る!という感じではなく、移動のお供に最適。 主人公もちゃらついてる?!とおもいきや、お料理できたり、仕事頑張ってたり、おばあちゃん大事にしてたりと応援できる。 あっさりおばあちゃんや婚約者が亡くなってしまったりあれれ?となるところもあったけれど 楽しく読めた。 結局トラとは?と疑問も残ったので続きもありそう。
1投稿日: 2025.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主役は麗子の後輩弁護士:美馬玉子。 彼女はある意味ごく普通の感覚をもった女性弁護士、婚活にも貪欲に取り組んでいるし、仕事もまずまず真摯に取り組んでいる。 小説の内容はすんなりTVドラマ化が可能なぐらい展開は分かりやすく、登場人物もキャラがはっきりしている。 後半、事件の裏にいる黒幕の1人はそれとなく予想がつくが、その黒幕との一悶着後に玉子が再出発を決意する姿は爽やかであり、彼女の活躍がシリーズ化しても剣持麗子シリーズに引けはとらないと思う。
3投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログ新川帆立の倒産続きの彼女を読んだ。 主人公は女性弁護士 倒産続きの彼女というのは、続けて四度も会社が倒産している 段々、実態が明らかになるのだが盛り上がりはいまいち無いしストーリーがしっくりこない。 まあまあ面白かったという感じだ。
12投稿日: 2025.07.17
powered by ブクログ元彼の遺言状の主人公、剣持麗子も出てくるけれど、麗子とはまったく違うタイプの美馬玉子が今回の主人公。 次々と会社を倒産させる女がいるという内部通報から始まる物語。 倒産やそれに伴う手続きについて、さくっと噛み砕いて書かれているのでするする読めます。 難しそうな話も引っかからずに読めるのは前作同様。 麗子が突き抜けた痛快キャラだったのに対して、今回の玉子はこつこつ努力してきた苦労人。 ちょっとした人としての卑屈さなんかに共感しながら、楽しく読めました。
8投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログ4.0 こういう性格の主人公がとっても好き。 綺麗なところだけじゃない、人間臭さ。 人を羨んだり、社会に合わせた性格を作ったり。 でも真面目で努力家。素直に生きれたらもっとラクなのに。いじらしい。つい応援したくなる。 前作よりも難しい法律の話がなかったので、最後までとても読みやすかった。 この先生の作品は本当に無駄なところがない。 只野さんの理由には納得しかねる気持ちも多少あるけれど、最後まで展開がおもしろかった。
0投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログ「元彼の遺言状」の続編! 本作は剣持麗子の後輩弁護士の美馬玉子の物語。 前作の麗子はとびぬけたキャラでしたが、玉子はぶりっ子キャラ!でも、こういう女性いると思う(笑) 玉子の成長ストーリでもあります。 アパレルメーカのゴーラム商会が倒産の危機に。 調べてみると、その倒産には一人の経理担当の女性が絡んでいる?さらに、彼女が今まで勤めてきた会社は全て倒産。 まさに「倒産続きの彼女」 何が起きていたのか? 麗子と玉子が調査を続ける中、ゴーラム商会内の小部屋で発見された死体! え?、その人、キーパーソンだったんじゃないの? どうなる?どうなる? そして、徐々に明らかになる真実。 そして真相は? といった展開です。 事件の真相を明らかにしていく軸に加え、玉子の気持ちや生き様が変わっていくところも魅力の一つ。 祖母に育てられた玉子。弁護士になるまでの苦労、そして祖母の死、さらに今回の事件を通して、一回り成長した感じ! これ、シリーズ化していくのかしら? お勧めですが、これまた、シリーズ一作目から読みましょう(笑)
93投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログ展開が面白いのと、キャラクターは濃すぎるくらいなのにくどくはない、その匙加減がイイ! 新川先生の言葉遣い好きだな〜
7投稿日: 2025.05.20
powered by ブクログある女性従業員が入社するたびに、倒産するという疫病神のような女性がいるというコンプライアンス窓口からの通報から幕を開ける。 調査を続けていくうちに事件に巻き込まれていくストーリー。 元彼の遺言状の続編。前作から間をおかずに読んだので登場人物がリンクして面白かった。 犯人の読みが当たってスッキリ。
0投稿日: 2025.05.19
powered by ブクログ女性弁護士が主人公の話なのに剣持シリーズとはまた対極な主人公描写に好感。大切な人のために頑張る姿と謎を呼ぶ不可解な事件のライトミステリー感で気楽に読めました。それにしても弁護士って本当に大変なお仕事なんですね。こちらもシリーズになるのかな?
0投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ剣持さんかっこいいかっこ良すぎる。言動に態度にハイキックする姿に なんでもかんでも解決する訳じゃないし玉子の謎解き回だし、哀田が限りなく怪しいのにラストまでひっそりしてて 一気に謎解きするのも新川帆立さん上手だなぁ。玉子さんが弁護士なるまでの苦労話が端折っているけど大変だった筈でシマばあちゃん死ななくてよかったのに、とトラはドラマSPみたいで薄気味悪いわ、実在すると思うけど
24投稿日: 2025.04.25
powered by ブクログ『元彼の遺言状』の続編。 前作の主人公である剣持玲子の後輩、美馬玉子が今回の主人公。 玉子が人に見せているのは本来の自分とは違う。 でも、本来の自分て何だろう。 面倒を避けたり、気を遣ったり、違って見えても自分は自分だよな。 主人公ではない玲子の存在感がすごくて、飛び膝蹴りで笑ってしまった。 笑うとこじゃなかったのだけど。 玲子、やっぱり面白いな。
0投稿日: 2025.03.28
powered by ブクログ誰が考えたかわからない、でも世の中に存在する相場だったりヒエラルキーって、あるよなと思った。 責任について結構考えた。経営者が、倒産が目の前まで来たとき、自分が死ぬことで入る保険金を何とか会社を立て直す足しにして欲しいと願って自殺してしまう展開ってあるあるだと思う。でも死ぬって決めて、自分で自分を殺すって、相当。いや、それほど、抱えてる社員の人生を背負うって覚悟必要なんだな。死ねないもん普通。まだまだ社会の厳しさに気づいてない学生の私の考えって甘いなと感じた。 前作から引き続き、今回も読みやすかった! 剣持麗子が少し優しくなったのでは?と感じた笑
0投稿日: 2025.03.10
powered by ブクログ弁護士シリーズの2作目。 新たなヒロインはどこにでもいそうな普通の女性。 前作の剣持麗子とは対極に位置するような人生を歩みながらも、それぞれの魅力がたっぷり詰まっていて満足。
12投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログ続編もの。弁護士って忙しいんだなぁと思いながら読了。 なんだかんだ心地いい読後感で、自分もがんばろうと思った。 全体を通して人の本質とか内面の気付きのシーンがよく出てきて、ジョハリの窓を思い出して自分も人からはどう見られてるのかな?と気になった。 社会の裏側も表現しつつ、明るめなお話で皆さんにオススメ。
0投稿日: 2025.01.09
powered by ブクログ評価は星4だけど4.5くらいで面白かったです。 前作「元彼の遺言状」を読んで作者の新川帆立さんと主人公の剣持麗子に惹かれて、本作品も読みました。 新ヒロイン美馬玉子のキャラも光り、企業倒産に関わるテンポの良い展開と随所に登場する剣持弁護士変わらぬ存在感など新川さん特有の執筆で一気にいけます。 最後のオチも悲壮感なくてよかったです。
1投稿日: 2024.12.24
powered by ブクログ『元彼の遺言状』と同じくこちらもキャラが良い!前作から続く剣持さん(少し成長してる)も、今作の主人公美馬さんも。 普段法律事務所のコーポレート部門の方とは付き合いがあるが、倒産チームというのがあるのだ…!知らなかった。エンタメとして楽しみながら知らないお仕事の世界を楽しめるのがこのシリーズの魅力のひとつ。
3投稿日: 2024.12.08
powered by ブクログ新川帆立『倒産続きの彼女』 2022年 宝島社文庫 『元彼の遺言状』のシリーズ第2弾。弁護士の剣持麗子も登場しますが、主演は同じ法律事務所の美馬玉子弁護士。 前作同様、剣持麗子のキリリとした性格と正反対の玉子とのバディーは凸凹感に思えたようで息の合った展開でした。 展開はリアリティがあり、緻密でおもしろい。でもなかなかミステリの答えが見えてこずページをめくる手を止められませんでした。 帆立さんの作品はとにかく店舗間が心地よいですね。表現も巧みだし。 スリリングで、しかも最後はスッキリとした読後感でした。 #新川帆立 #倒産続きの彼女 #宝島社文庫 #読了
8投稿日: 2024.11.25
powered by ブクログ美馬玉子の成長譚 自分を変に取り繕う必要はない、ありのままの自分を評価してもらいたいよねって思った。
0投稿日: 2024.11.24
powered by ブクログシンプルで読みやすいことに意味があることが、よくわかる本。 軽快で面白くありながら、深みもあり、問題提起もされていて、なるほど面白いなと素直に思える。
0投稿日: 2024.11.08
powered by ブクログ身辺調査まではどのような仕組みで倒産し続けているのか面白く拝見していましたが、後半から関係者の殺人や未遂が度々起こり、その展開がなく結末を迎えていたのならばもう少し評価が高かったようにも思います。バリバリ働く士業のアラサー女性の葛藤が描かれていたのは現実的で面白かったです。
3投稿日: 2024.11.06
powered by ブクログ面白かった〜 前作よりも主人公に感情移入しやすく、主人公からみた剣持さんも面白い。 みんないいキャラしてた。 初めから終わりまで好きだ
1投稿日: 2024.10.28
powered by ブクログシリーズ二作目。 ある女性が勤務する会社が、次々に倒産してしまうという、不可解な謎を解明しようとする物語です。 前作の主役、剣持麗子が脇役に回り、麗子の後輩である弁護士、美馬玉子が主役を務めます。 玉子の屈折した内面描写に、反感を覚える方も多いかもしれませんが、将来に対して思い悩む様子にはリアルさがあり、共感するところも多々ありました。 一方麗子は、後輩へのさりげない気遣いを見せるなどの新たな魅力が、他者の視点からごく自然な形で表現されています。 二人の弁護士の今後の活躍が楽しみなので、 シリーズが長く続くと良いなぁと思いました。
0投稿日: 2024.10.23
powered by ブクログ面白いには面白かったのだけど、その偶然いるかなぁ??と思うのと、関係者が簡単に死にすぎかな・・・と。
0投稿日: 2024.09.30
powered by ブクログ面白くて一気読みしたのだが、最後に裏組織を登場させるのは、いかがなものかと思う。弁護士の方々も個性的で良かったのだが、実は最初から怪しい人の予想がついてしまっていて、なんだやっぱりかと思ってしまった。主人公のネガティブな思考についていけず、あまり共感出来なかった。次回作を期待する。
0投稿日: 2024.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
美馬玉子 山田川村・津々井法律事務所に所属。二十八歳。麗子に苦手意識を持っている。コーポレートチーム。ブリッコ。 美法 山田川村・津々井法律事務所に所属。弁護士。玉子の友人で、大学、大学院が一緒。金融取引を担当するファイナンスチーム。 剣持麗子 山田川村・津々井法律事務所に所属。玉子の一年先輩。コーポレートチーム。敏腕弁護士。 美馬シマ 玉子の祖母。八十二歳。シニア婚活で知り合ったムネちゃんと婚約していた。入院中に心筋梗塞の発作が起こり亡くなる。 ムネちゃん 赤坂宗男。シマの婚約者。テトラ貴金属の代表取締役。テトラ貴金属の社長。 古川 山田川村・津々井法律事務所に所属。弁護士。玉子とは大学院から一緒。同じ部署に配属された同期の男性。 津々井 山田川村・津々井法律事務所の創設者の一人。 コーポレートチームのボス。玉子や麗子たちの上司。 ゴーラム商会 有名なアパレル企業。海外の新興ブランドを日本に持ち込んで、独占販売をする会社として創業。経営不振に陥っている。 近藤まりあ ゴーラム商会経理部。過去に勤務した三社(小野山メタル、マルサチ木材、高砂フルーツ)はすべて倒産している。三十一歳。 安西 ゴーラム商会管理部門の役員。内部通報についての調査に対応する。 川村 山田川村・津々井法律事務所の創設者の一人。倒産チームのボス。五十代後半。津々井とは若いころからライバル関係にあった。情熱の男。ゴーラム商会の調査中に何者かにナイフで刺される。 哀田 山田川村・津々井法律事務所に所属。弁護士。三十代後半。倒産チームで川村の右腕とも言われているが、体よくこき使われている。 築地 玉子が美法と参加した合コンに参加した医師。シマが救急搬送された病院で玉子と再会する。 只野愛子 ゴーラム商会総務課長。転職組で、三年前に入社。玉子と麗子の調査に対応する。玉子たちのヒアリング前に首に深い切り傷がある遺体として発見される。 信夫 麗子の彼氏。土曜日に働く麗子のために手作りのお弁当を届けている。 テトラ貴金属 ゴーラム商会のプロモーションとマーケティング部門の買い手。 マルサチ木材 資材会社。民事再生法の手続きが開始されている。 幸元社長 マルサチ木材の創業者。独断専行型。経営判断を誤り大損失を被っている。 幸元耕太 幸元の息子。専務。 只野理江 只野愛子の姉。マルサチ木材で契約社員として働いていた。人員整理で退職。愛子が大学在学中に死亡。 ずっと非正規社員として勤務。倒産疑惑の4社はいずれも理江を冷遇した会社。 渋野 玉子のゼミの先輩で、刑事弁護を中心に担当する事務所に勤務している弁護士。
0投稿日: 2024.09.03
powered by ブクログ主人公の女性に共感できるシーンが多かった にてる、にてないはどの要素を重要とするかで答えが変わると言うのには納得させられた 賢い女性になりたい
0投稿日: 2024.08.18
powered by ブクログ読み終わった瞬間、「何だかんだ上手くいってよかったね!」よりも「俺たちの戦いはこれからだ!」という印象を受ける話だった。 倒産の危機に瀕しているアパレル会社を救うために、「会社を潰して回る社員」の身辺調査をすることになる主人公達。しかし調査の最中に渦中の会社で死体が見つかったことをきっかけに予想していなかった大きな陰謀に巻き込まれてしまって……。 今回は剣持先生はサポート(とは言っても十分に存在感は凄い)的な役割に回っていて、新たな主人公として美馬玉子という女性弁護士が登場する。 この玉子が何と言うか……こう「お前……お前そんなことばっかり考えてさぁ……」とちょっと頭を抱えたくなるようなコンプレックスありまくり女子なのだが、悔しいことにあの考え方とか感情の動き方とか分かってしまう自分がいるんだよね。 そりゃそうだ。自分が必死に努力しても努力しても得られないものを簡単に全部手に入れちゃってたりひょいとかすめ取れたりするような人物が近くにいたらそりゃあんな考え方もしちゃうよなぁ。 でもその考え方を徐々に変えていくのが彼女からしたら天敵みたいな剣持先生っていうのがまたいいんだろうなぁ。 そして本編の方も綺麗に纏まったと見せかけて色々と不穏な謎を残してる部分がありますよね。 そこは彼女を通して描かれるのか、はたまた他の登場人物が登場するのか分からないけれど……でもあれだけ存在が仄めかされたんだったら当然出てきますよね、あの集団。 あのフワッとした感じが実在してそうだなこういう集団、っていう妙なリアリティを感じてしまったのは私だけなのでしょうか。 あとばあちゃんの件は本当にただの不幸だったのでしょうかという謎も個人的に持っているのだけれど。 色々と謎を残したまま終わっている感はあるけれど、ひとつだけ言えるのは「えっ、これ続編絶対出ますよね?」ってことでしょうか。 えっ、勿論出ますよね???
6投稿日: 2024.07.16
powered by ブクログ剣持先生の後輩弁護士のお話。 この後輩弁護士の生い立ちが悲惨で… 次の『ワンナイト…』読まなくては!
3投稿日: 2024.07.08
powered by ブクログ『元彼の遺言状』の主人公剣持麗子の後輩弁護士美馬玉子が本作の主人公。 外から見た剣持弁護士の姿が新鮮です。 美馬弁護士は等身大な人物設定で、彼女が抱える葛藤や想いに共感しながら読み進めました。 本作での事件や身辺の変化を通じて、彼女の周囲への捉え方が変わり、自分のやりたいことや適性を見出していく姿に元気付けられました!
0投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログ元彼の遺言状の続編。 剣持麗子の後輩弁護士 美馬玉子が主人公。 とにかく先が気になって、サクサク読んだ。 気軽に読めるのがいい。
3投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログ企業倒産とミステリーが融合した作品。 物語の始まりが突拍子すぎてびっくりしたが、全体的にシンプルだけど躍動感があり、読みやすかった。 弁護士である主人公が倒産案件に紐付く殺人事件に巻き込まれる物語だが、企業描写もしっかりと書かれていて物語に躍動感があった。 最後の終わりは少しふわっとして終わってしまった印象だが、周りに気を使い最終的に自分で溜め込む仮面を外して、本当の自分に向き合うストーリーはすべての伏線が回収されてよかったと思う。
0投稿日: 2024.06.11
powered by ブクログ剣持先生のその後。かと思いきや、主人公は剣持先生の1個下の美馬玉子先生のお話。 ある会社からの内部告発の調査をするというところから、始まったのになぜか殺人事件に発展していく。 短編っぽい構成で読みやすい
0投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今作は剣持麗子の後輩弁護士・美馬玉子が麗子とコンビを組んで、とある会社の倒産危機の裏にある事情を探っていくお話。今回も麗子の我が道をいく姿勢がかっこいい。玉子は自己肯定感が低く、他人に頼ることができない女性なのだけど、最後には自分の本当の気持ちに気付いていく。特に、最後には男性とくっついてハッピーエンド、と安易に終わらないところが良い!専門的な知識も出てくるけど、分かりやすく説明されるので読みやすいし、個人的には「元彼の遺言状」よりも好きでした。
2投稿日: 2024.04.23
powered by ブクログ今作もとても面白かった!リーガルミステリー第二作目 今回は剣持先生の後輩弁護士、美馬玉子が主人公 初めはぶりっこで打算的な女子かと思いきや、物語が進むにつれ、家には高齢の祖母を抱え、努力で弁護士になった苦労人というのが分かる 気づけばすっかり玉子のファンに… このシリーズは物語の序盤から中盤の事件、そして玉子たちがだんだん真相に近づく終盤までくるくると鮮やかに展開が変わり、次へ!次へ!とのめり込むように読んでしまい…結局寝不足になってしまう‼ 第一作目の主人公剣持先生(大好き)もたくさん活躍してて最高でした! 次も楽しみだな~!
5投稿日: 2024.04.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
剣持麗子シリーズ第2弾。 就職先が次々と倒産していく女性の身辺調査を行う内に予想外の事件に巻き込まれていく社会派小説。 今回は麗子の後輩・玉子を主人公にしたストーリー。倒産続きの彼女の謎を追う内に殺人事件に巻き込まれていくというパートと、玉子の生き方の葛藤のパートが2つの縦軸として纏まっている。謎解きパートである倒産続きの彼女の謎は「トラ」というイリーガルギリギリな組織が出てきて、そこの謎は持ち越しとという形になったのは、今後もこのシリーズが続いていくという事なのかなと思い、楽しみになりました。玉子のプライベートパートも、祖母の再婚によって自分の将来の幸せに対して葛藤していくというのがとても共感できました。祖母の介護からは解放されることと同時に自分の「幸せ」について考えていく。自分の思い通りに生きていこうとする玉子と他人の無責任な期待に揺れる描写がとてもリアルで良かったです。 しっかりとまとまって、読みやすいので是非読んでみてください! 最後にこの作品をアニメ化したときの声優陣を自分なりのキャスティングにしたので読むときの参考にしてください。 美馬玉子:瀬戸麻沙美 剣持麗子:早見沙織 津々井先生:古川登志夫 古川:古川慎 美法:石神静香 川村:黒田崇矢 哀田:岩田光央 近藤まりあ:花澤香菜 只野愛子:戸松遥 幸元社長:稲田徹 幸元耕太:吉野裕行 赤坂宗男:銀河万丈
42投稿日: 2024.04.21
powered by ブクログ元彼の遺言状シリーズ2作目。 麗子に屈折した感情を持つ玉子が主人公で、2人でタッグを組み倒産寸前の企業の闇に踏み込んでいくリーガルミステリ。 企業法務弁護士宛に届いた奇妙な通報から、芋づる式に過去に倒産したいくつかの会社が浮かび上がって……と物語に引き込まれ、玉子の境遇、麗子の傲岸不遜さの間に垣間見える変化、大立ち回りと読み応え満載でした。 玉子のジレンマは分かりやすくて共感性が高かったです。
0投稿日: 2024.04.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
321ページ 1400円 6月26日〜6月27日 山田川村津々井法律事務所に勤める美馬玉子。事務所の1年先輩である剣持麗子に苦手意識をもちながらも、コンビを組むことになってしまう。二人は『会社を倒産に導く女』と内部通報されたゴーラム商会経理 課・近藤まりあの身辺調査を行うことになった。ブランド品に身を包み、身の丈に合わない生活をSNSに投稿している近藤は、会社の金を横領しているのではないか?しかしその手口とは?ところが調査を進める なか、ゴーラム商会のリストラ勧告で使われてきた『首切り部屋』で、本当に死体を発見することになった彼女たちは予想外の事件に巻き込まれる。 謎が解けていく時のちょっと混乱する感じが 『元彼の遺言状』と似ていた。犯人が、はじめに思っていた怪しい人ではなくて、しかも謎の怪しい組織まで出てきて、そこは解決されないままだった。このシリーズが続くのかなという期待が残されて、今後も少し楽しみになる。
6投稿日: 2024.04.03
powered by ブクログ面白かったけど、他の作品に比べると熱量が感じられなかった。裏の組織が出てきたし、シリーズ物として書かれていくことが透けて見えて、少しあざとさを感じました。
1投稿日: 2024.03.17
powered by ブクログ元彼の遺言状の続編。といっても剣持麗子は脇役で後輩弁護士の美馬玉子が主人公。キャラは正反対で驚いた。読後感はあまりすっきりしない。動機が微妙で謎(組織)も残るからかな。
24投稿日: 2024.03.01
powered by ブクログ倒産の危機に瀕する老舗のアパレルメーカーを救うため、弁護士の美馬 玉子は、先輩の剣持 麗子弁護士と共に、『会社を倒産に導く女』と噂される経理課の女性の身辺調査を始めることに。 しかし、調査を始めた先で、不審な死体が発見されたことから、事態は急展開。 次々に明らかとなる真実。 怪しい人物もチラホラ。 果たして、彼女達は、真実を明らかに出来るのか? 本作は、『元彼の遺言状』の続編なんですね。 知らずに読んでいました(笑)。
17投稿日: 2024.02.23
powered by ブクログ憐れまれたくない、同情されたくないと思いながら、自分を一番憐れんでいたのは自分自身なのかもしれない。
1投稿日: 2024.01.30
powered by ブクログ主人公のキャラ立ちがとてもしっかりされていて、ストーリーもとても面白かった! ただ途中まではなかなかリアリティーがある展開だったが、謎の組織が出てきたのとおばあちゃんの婚約者が、ちょうど調べたいと思ってる企業の社長というのが出来すぎというか都合良すぎと言うのが少し残念だったかなというところ。 でも全体を通して見れば話も面白く読みやすく良い作品!
0投稿日: 2024.01.28
powered by ブクログ前作「元彼の遺言状」が面白かったぶん期待して今作を読んだが、前作の方が好みだったので通常★3のところマイナス1にしておく。でも、このシリーズは面白くて好きだ。続くのならば次も読みたくはある。
0投稿日: 2024.01.25
powered by ブクログ剣持弁護士が脇役で登場するという変化を2作目にして実行するとは、新人なのに大胆ですね。 しかもそれが良い方向に作用していると思います。 弁護士ものなのであまりにぶっ飛んでると単なるキャラ小説になってしまうところを、彼女が主役をサポートする立場になることで雰囲気が安定した。 犯人たちの行動は極端過ぎるし、謎の悪の組織とか、探偵コナンみたいな要素は要らないんだけどな。
0投稿日: 2024.01.21
powered by ブクログこのミステリーがすごい 大賞を受賞した、元彼の遺言状 の続編。 面白かった!個人的には、元彼の遺言状よりもこっちの方が好きだった。剣持麗子も登場するけど、こちらのヒロインは美馬玉子という別の弁護士。剣持先生とのタッグが面白いし、美馬先生のプライベートのサイドストーリーも面白かったり共感できたりして、最後まで楽しく読めた一冊でした!
0投稿日: 2024.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
同シリーズ二作目ということで、前作を思い返しながら読んでましたが、前作よりこっちの方が面白かった。相変わらずミステリ色よりエンタメ色が強めではある作品。 今回は主人公が変わったけども、剣持の良さが垣間見える作品でした。特に前作読んでると尚更。 黒幕だったり、犯人の動機だったり、倒産の手法だったり、相変わらずだーいぶ荒いですけど、そんなのは全部すっ飛ばして、こういうもんだと思えばサクッと読めるし、ドキドキワクワクもたり楽しめます。 色々今後の展開も広がりそうな雰囲気ですので、楽しみにしてます。
2投稿日: 2024.01.04
powered by ブクログ転職するたびに企業が倒産するという曰く付きの女性を調べる玉子と麗子。そんな中、殺人事件や襲撃事件が…。 玉子ちゃん、なかなかクセの強い女子だなと思ってたけど、最終的な麗子とのコンビいい感じ。まだまだ解決してない問題がありそうだから、続きも楽しみ。
4投稿日: 2024.01.03
powered by ブクログ私の大好きな麗子さんが今作は脇役で、後輩の玉子ちゃんが主人公。前回より麗子さんが丸くなって、大人になってたけど、やっぱり好きだな。玉ちゃんもぶりっ子だけど応援したくなる。玉ちゃんがんばれ。 この作家さんの女性のキャラ設定が好きです。
0投稿日: 2023.12.27
powered by ブクログ某士業に従事してる者としては玉子の苦労がすごく想像できて楽しく読み進められた。玉子の過去については、ちょっと半沢直樹と似てるって気もしたけど、家族を失った時に復讐の方法が違うのはやはり弁護士ならではなのかな。 何もかも完璧な自信家の剣持麗子と苦労人の美馬玉子の凸凹コンビのシリーズをもっと読んでみたい。
0投稿日: 2023.12.25
powered by ブクログ最後の解説を読んで、「元彼の遺言状」の作者だと言うことを知った。倒産を裏で仕組んでいる組織があり、倒産しそうな会社のよい人材だけを買収できるようにマッチングできるようにセッティングしていく。実際コンサルもこんな感じなんだろう。世間でもよくある。M&Aって言うのかな。
0投稿日: 2023.12.22
powered by ブクログ一作目より主人公に感情移入できて面白かった。1人の女性が勤める会社が続々と倒産していくのはなぜ?という疑問から、段々と別な組織や会社が絡んできたのはミステリー色が強くて良かった。
0投稿日: 2023.11.17
powered by ブクログ遺言状のほうが手に入らなかったので先にこっちを読んだ。地味で難しい法や企業の話題も、わかりやすく明快に物語に組み込む力はさすがと思った。この厚さ・文量でここまで展開させるのは、計算されてるんだなあと新川帆立先生の人となりが浮かびあがる。 しかし、10年単位で久々に読んだミステリだからか、最近の小説はどこか描写が無駄に丁寧で、ドラマやアニメを浮かばせすぎだったり、反対に言葉が浅かったりが気になる…。あとミステリって、やつぱりこういう展開になるんだなあ。
1投稿日: 2023.11.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新川帆立作品の何が面白いってキャラのたった登場人物、彼女らの重さを感じさせないサバサバとした心理描写では無いだろうか。 前作『元彼の遺言状』の主人公・剣持麗子は群を抜いた存在感だったけれど、今作の美馬玉子の描かれ方も良かった。同じ女子からはぶりっ子と揶揄されるキャラを意識的に使い分け(処世術として身についてる感じ)、その実どこか冷静に周りを観察、評価している。 事件を追いながらも妙齢の女性として恋愛、結婚、仕事とどう向き合いたいのか揺れる様子は共感出来るし、でもとにかく文体がライトだからだろうか、くどくない。 事件はまるで2時間ドラマの様に急展開し、起承転結を迎えるが、玉子の成長を見守って送り出すかの如き読後感なので◎。 やっぱり剣持麗子がいい味出してるわ〜
5投稿日: 2023.11.13
powered by ブクログ前作から続けて読んだのでより面白かった。 続き物じゃないので単品で読んでも面白いけど、前作を読んでる方が剣持さんのキャラが際立って面白い。 3作目も購入してあるが、楽しみなのでもうちょっと寝かせてから読もうと思う。 自宅本棚で保管。
0投稿日: 2023.11.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
元彼の遺言状(主人公の剣持麗子)の続編、視点を主人公の後輩『玉子』自己否定と自己肯定が綱引きする迷えるアラサーは、麗子と異なり、報酬のみ追求する切れ者弁護士というタイプではなく、悟りきれない悩める性格が・・・両親は自殺し苦労して弁護士資格を取り高齢の婆と暮し(看取り)少しおブスで媚びる性格の主人公がが自分を成長させる・・・ハズだけど、少し描き方が分かりづらい(剣持を見直すあたりの観察眼は流石弁護士だなっと) 本作の動機「姉が非正規故に不当な扱いを受け死亡」が会社を謎組織の力を借りて四つも倒産させた・・・理解できん
0投稿日: 2023.11.08
powered by ブクログ最初のを読む前に続きを手にとってしまったものの、なかなか面白く楽しませていただきました。 コレは最初のものも読んで見たくなりました。主人公の彼女は、性格に難ありかとも思いますが、その背景までも含めてお話の中で解けていくのは気持ちよく、この後の規模感が大き過ぎて心配になってしまうくらい。 シリーズものでいろいろ楽しませて貰えそうで、今後も期待しています。
0投稿日: 2023.10.14
powered by ブクログ映画化もされた『元カレの遺言状』でデビューした作者の2作目。今作での主人公は出会いを求める弁護士美馬玉子。前作での主人公剣持麗子は、玉子のバディを努めています。 なるほどねぇ。入社する会社、入社する会社が倒産してしまうという女性の身辺調査をしていくうちに事件が・・・というお話。弁護士ならではの視点が盛り込まれていて、中々面白いです。でも、自分の経験から言わせると、契約書のトリックは、新入社員でも気を付けるところだと思うんですけどね。 さて、本作では、玉子の同期の弁護士美法が出ている。もし3作目があるとしたら、たぶん、彼女が主人公なんじゃないかな。
5投稿日: 2023.10.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作と比べると、親近感が湧きやすい現実的な主人公で、話全体としても、主人公単体としても、社会的序列に囚われているのが問題となる話だった。 主人公の考え方や、祖母との思い出話は共感できて面白かった。 80代の祖母に恋人・赤坂ができて、結婚を約束しているという話は素敵だったが、終盤でサラッと哀田の手で赤坂は殺したという話があり、遅かれ早かれ始末する予定だったということ以上の話もなく、呆気なさすぎて微妙だった。 祖母の過去話を聞かせてくれと孫(主人公)に土下座までするほど想ってくれた稀な良心なのに。 妹による復讐という点は途中から予想でき、謎の闇組織・トラに関しては最後まで謎のままだったのが残念。
3投稿日: 2023.10.04
powered by ブクログ第1作を読了し、新川先生の頭の良さを痛感させられたため続けて2作目も読了しました。タイトルからの先入観があるためか伏線や後半の展開に驚きながら読み終えました。「異議あり」と言うことのない企業弁護士という職種の面白さやそれぞれのキャラクターの個性も現れ、とても面白く読めました。 「醜いアヒルの子の定理」が終わりまで響いていることに感銘を受けました。
1投稿日: 2023.09.27
powered by ブクログ4.3 元彼の遺言状の続きかな?と思って読んだけどそうではなく、美馬先生がメインの話。元彼より好き。 次々と会社が潰れる理由が、登場人物の伏線?が終盤回収されていく感じが好きやった。 わたしもいっぱい稼いで150万のブランドバッグで仕事に行きたい。
0投稿日: 2023.09.08
powered by ブクログ内部告発から最終的にはトラと言う大きな組織まで大きく発展。 弁護士としての調査で殺人事件を含めた謎を解して大変興味を持って読む事ができました。 今回の主人公は剣持麗子ではなく、美馬玉子なのも良かったです。
2投稿日: 2023.08.13
powered by ブクログ元彼の遺言状続篇 彼女が転職する度に、その企業は必ず倒産する⁉︎ 表向きには、派手な彼女ということもあり、偶々っぽく見えますが、どういうカラクリで、倒産するのか? 伏線の多さに驚きつつ、後半の回収っぷりに脱帽(笑)ですね。剣持麗子のキャラクターとも相まって楽しかったですね。 このシリーズは長く続いてほしい(^^)
1投稿日: 2023.08.12
powered by ブクログ「元彼の遺言状」の続編。読みやすく、あっという間に読了! 本作の主人公は剣持麗子ではなく、祖母と二人暮らしの後輩・美馬玉子。 物語の発端は企業弁護士をしているゴーラム商会から内部通報があったこと。 倒産の危機に瀕しているゴーラム商会。 「1人の人間が幾つもの企業倒産に関わってるなんて、そんなことあり得るの?」 と思いながらも、倒産と疑惑女性とに一体どんな関連性があるのか先が気になってしょうがない。 面白くてほぼ一気読みでした。 続編をまた読みたい。
3投稿日: 2023.08.04
powered by ブクログハラハラドキドキしました。最後にこう来たかーって言葉が出てしまいました。剣持さんのシリーズまた読みたい。
1投稿日: 2023.07.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
哀田先生が比較的早い段階で怪しかったので、真犯人として出てきた時は「まあそうだよな」という感情になってしまった。 我儘かもしれないが、読者の予想を裏切って尚、なるほどと思わせる真犯人が登場するのがミステリの醍醐味だと思っているので、そこが残念。 ただ、全体のストーリーは綺麗にまとまっていて不自然に思える演出がなかったので良かった。 剣持先生が前作に引き続き登場したので、シリーズモノとして展開していくとしたら、次回作はトラとの対決を扱うのかな、と期待。
0投稿日: 2023.07.10
powered by ブクログ前作『元彼の遺言状』の主人公剣持麗子が突拍子もないキャラだったのに対し、今作の主人公美馬玉子は我々の周りにもいるのではと思わせる、親近感を抱かせるキャラ。 同じ事務所なので剣持麗子ももちろん登場し、玉子とともに調査に当たる。 会社の倒産を巡って殺人事件も起こるが、企業法務が主体でありストーリーに派手さは欠けるが、著者の弁護士資格が遺憾なく発揮され、評価は前作以上。 次回作では、チョイ役で登場した法律オタクの美法が活躍するのだろうか。
7投稿日: 2023.07.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
近藤さんが好き。こういう人好き。剣持先生と主人公の描き方もこの人ならでは。やはり人間にかかわる仕事する人はすごい。
1投稿日: 2023.06.24
powered by ブクログ今回は剣持玲子先生の後輩が主人公。でも剣持先生も出てくるし、客観的に剣持先生が見れてそこが面白かった。 勤める会社がどんどん倒産する人がいるとの通報から、調べてみると怪しいことが続々出てくる。 さらに殺人まであったり、いろんな会社の事情があったりで少し複雑なんだけど、ちゃんとわかりやすく書かれてて、最後はすっきり
1投稿日: 2023.06.22
powered by ブクログ「会社の倒産」「正規と非正規」に焦点を当てた、法律の専門知識を絡めたミステリ展開が抜群に面白い!新川帆立さんの作品でしか味わえない読後感に大満足です。 また、相変わらず法律事務所の面々のキャラが立っていて、その点も魅力的だと感じました。特に前作の主人公である剣持麗子。一人称視点でも強烈な人物過ぎてちょっと引いてましたが、第三者から見たときはそれに輪をかけて滅茶苦茶で、出てくるたびに爆笑してました。
4投稿日: 2023.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
美馬玉子28才弁護士コーポレイト担当 1年先輩美人弁護士剣持麗子から倒産案件を依頼される 転職する度に会社が倒産する経理部の女性近藤。給与以上の生活。倒産会社の部門を買い取る企業。現在近藤が勤める会社の35才女課長只野と面談。近藤との関係?会社のクビ切り部屋で只野が死んだ。他殺か自殺? 倒産担当のパートナー弁護士が刺された。 只野に呼び出された倒産寸前の社長の目の前で只野は自殺。会社の評判ガタ落ち。倒産は時間な問題。 玉子の祖母が亡くなる。婚約者がいた。70代の社長。倒産する会社の部門を買い取る会社の社長。企業規模を大きくする為にトラと名乗るコンサルタントに依頼していた。 只野と近藤はトラの手先。 社長が自殺するのに気がつく玉子。止めにはいると倒産担当の弁護士の部下が現れた。 トラだった。二人まとめて殺そうとする。 剣持麗子がやって来た。キックボクシングジムに通っていた。キックが決まるが玉子は刺されてしまう。 只野は自殺した姉がいた。派遣社員をしながら育ててくれた。派遣切りに何回もあり自殺 派遣切りした会社を倒産させる為に只野はトラを利用。近藤は自分の代わりに利用。 弁護士はトラだった。玉子にトラの名刺を渡した社長を殺して逃げるが死体となって発見 パートナー弁護士はトラを知っていた 玉子の両親は会社の借金の為に自殺。保険金で会社は守れず。トラ弁護士が絡んでいた 姉をクビ切りした会社を倒産させたい只野はトラ弁護士に利用されていた。
0投稿日: 2023.06.19
powered by ブクログ「元彼の遺言状」主人公剣持麗子は少し登場する程度。 続編という作品ではないと思う。 同じ事務所の女性弁護士が主人公の作品。 若くして不幸を経験し、人間不信からコンプレックスと妬み嫉みの塊の主人公が、担当する案件の事件に巻き込まれ弁護士としての生き方を模索するお話。 性格の悪い女性が見事に表現されております。 そちらが目立ってしまって事件の内容等に集中できませんでした。 苦手な一冊。
0投稿日: 2023.06.10
powered by ブクログ剣持麗子を同僚の弁護士美馬玉子の眼から描くという趣向。なぜ彼女のいく会社が倒産になるのかという推理建もよくできている。
1投稿日: 2023.05.30
powered by ブクログ続編と知らずにこの本から読んだけど面白かった、他シリーズも読んでみたい 犯人は驚いた 玉子に凄く感情移入した、働く女性の生き方難しいなーと思った、合コンの対応とか本当にそう
0投稿日: 2023.05.28
powered by ブクログ初読。序盤の謎の引力が強くて面白く読み進めた。主人公の女性が非現実的なヒーロータイプでもなく、かといって平凡な可愛い女の子でもなく、リアルな等身大の女性で、でもやっぱり能力が高いという絶妙なバランスでよかった。謎解きもあり、社会問題のトピックあり、人間の成長もありで、爽快でした。
0投稿日: 2023.05.25
powered by ブクログ続編がこういう形だと知らなくてビックリしたけど面白かった! そこも伏線だったのかと思っているうちに綺麗に回収されました。 新しい形のリーガルミステリというか、新しい形のシリーズ進行だなと思いました。大きな法律事務所なら色んな問題を解決する法律のスペシャリストがいるわけだから刑事事件だけのシリーズではなく今後がどう広がるか楽しみ!
2投稿日: 2023.05.17
powered by ブクログ凄く面白かった。ページを捲る手が止まらなかった。 剣持麗子とは真逆の企業弁護士、美馬玉子。年齢は一つしか変わらないが、元の生まれ育ちやら容姿やら何やらで同じ仕事をしているのに、大きく異なる人間にみえる。でも、それは何を重視しているかによって差は変わり、実は違いなんてものより共通しているものの方が多いのかもしれない。だからこそ、違う人間でありながらも、同じ目標に向かって、問題を解決出来たのかもしれない。 ミステリーなんだけど、現実離れし過ぎていない。実際にありそうな設定、謎解き。謎を解く、というよりは物事の真理を突き止めるって感じか。絵が頭の中でありありと浮かんでくる。 やっぱり私は剣持麗子が好きだ。持っているものは羨ましいほど持っているし、気が強いし、何となく圧も強くて怖いけど、賢く、本当の優しさを持ち合わせている。あーこうなりたい。とりあえず、キックボクシング習おうかな。
1投稿日: 2023.05.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
倒産続きの彼女 著者:新川帆立 発行:2021年10月20日 宝島社 昨年、テレビドラマ化された「元彼の遺言状」は、大手弁護士法人「山田川村・津々井法律事務所」に所属するやり手だがお金にこだわる弁護士・剣持麗子が、ボーナスの額に不満で半年ほど外に出ていた時の話だった。2021年1月出版された本。その続編で「剣持麗子のワンナイト推理」が2022年4月に出版された。テレビドラマはこの両作品のミックスだった。その間に出た本作品は、剣持麗子が弁護士法人に戻ってからの話で、彼女の1年後輩である弁護士・美馬玉子が主人公。美馬の視点で剣持を語っている。 美馬は82歳の祖母と暮らし、大学生のころからヤングケアラー的なこともしているが、祖母はこれから結婚する意気込んでもいる。その祖母が、この本の第1章で脳梗塞により倒れる場面もあったりする。 長編ミステリーだが、最後にまったく犯人とは思えない人物を黒幕にしているパターン。ミステリーの基本を踏まえつつ、正規労働、非正規労働といった社会が抱える問題、ルッキズム、格差などの最近の社会問題も要素として入れている、かつ、ドラマ的な締めくくりなどもある、手の込んだ一作だった。 ***(以下は全ストーリー、ネタ割れ注意、個人のメモです)*** 1.羨望と下剋上 弁護士法人のクライアントである「ゴーラム商会」は、フランスのランダール社が出す服飾品の独占販売契約をしていたが、1年近く前に契約が切れて倒産しそうになっている。剣持-美馬はコーポレート担当なので倒産の件は範囲外だが、社内告発があり、経理の近藤まりあという31歳の社員はなんか怪しいと指摘するものだった。彼女が過去に勤務した3社は、どこも倒産している。次はゴーラム商会の番だと。彼女は簿記1級を持ち、過去の会社においての年収は、208→330→370万円と転職の度に上がり、いまは450万円。31歳にしたら悪くはないが、経理のプロならもっと高給を出してくれる会社にも入れるはず。美馬玉子は少し引っかかった。 剣持と美馬は、倒産担当の弁護士である哀田につれられ、ゴーラム商会に出向き、総務課長の只野愛子と話す。なぜ急に契約が切れたのか?契約は1年契約で、期限切れ2ヶ月前までに申し出がない場合は自動更新されるという条項が入っていたが、一昨年、なぜか独占販売料の引き下げをランダール社側から提案され、新契約書のやりとりをすることに。その段階では自動更新が入っていたが、本契約書にはそれが入っておらず、去年で契約切れとなってしまった。ランダール社は自ら日本で販売するという。当時のゴーラム商会の法務担当はみんな辞めてしまい、詳しい情報はわからないし、元々営業主体の会社で管理部門の力が弱かった。契約のことも経理課に頼りになる社員がいるので、彼女と相談しながらしたと只野。その社員の名を聞くと、近藤まりあだった。 2.あちらこちらの流血 剣持と美馬は再びゴーラム商会に行き、近藤まりあに面談。時間は午前10時~11時すぎ。近藤は只野と親しかったり、アドバイスしたりということを否定した。すれ違えば挨拶する程度だと。剣持と美馬は事前に近藤のブログを見ていて、身につけているものが高級品ばかりであることを剣持は指摘していた。とても450万円の年収では買えない。ランダール社から何かを頼まれて報酬をもらっていた可能性もあると思っていた。 2人は話の食い違いについて只野に聞くことにしたが、彼女は社内で行方不明になっていた。11時40分ごろに、さっき近藤と面談していた隣の部屋を美馬が覗くと、そこに首を切られて死んでいる只野がいた。美馬は失神した。その部屋はリストラする時によく使われる部屋で、社内では「首切り部屋」と呼ばれていた。 土曜日の夜、美馬が男性医師と食事していると剣持から電話。倒産チームのボスである川村弁護士が探しているという。事務所に戻る。剣持はじめ結構、多くの弁護士が残って仕事をしている。剣持は、只野は自殺だと主張する。物音一つ聞こえなかったし、あんなところで殺人したら目撃される可能性大だから、と。 美馬は川村の部屋に行く。電気が消え、川村がいない。帰ったのか?すると、うつ伏せに倒れ、背中に刃物が刺さった川村がいた。生きていて、救急搬送された。津々井弁護士が駆けつけた。この件は自分が処理する。警察は入れない。ゴーラム商会を救おうとしていた川村がなにかの情報をつかみ、それで殺されかけた可能性もある。守秘義務があるし、警察は入れない(法的に弁護士はできる)。 3.同じぐらい異なる私たち 川村は、一命を取り留めたものの意識不明。部下の哀田弁護士が川村の手帳を見ると、テトラ貴金属の社長の自宅を訪ねていることが判明。テトラ貴金属はゴーラム商会自慢のプロモーションとマーケティング部門を従業員ごと買収する先の会社だった。創業十数年の新興企業。この訪問は御法度に近かった。相手の弁護士を通さず、直接、相手の経営者に接触することはよくない。 近藤まりあ投書関連(コンプライアンス)を担当する剣持、美馬、古川の3弁護士は、近藤の以前の職場を調べることに。2社はすでに存在せず、1社だけ民事再生により現存している。そこ(マルサチ木材)を美馬が担当。幸元社長と、息子で専務の幸元耕太、妻と会う。会社が駄目になった原因は、輸入材木を返品返金OKという条件で仕入れ始めたものの、その相手(インドネシアのノフィという人物)がある日、夜逃げをしてしまったことによる。在庫を抱えていて、本来ならそれを返品して返金されるはずの3億円が焦げ付いてしまった。ノフィを紹介してくれたのは、ある商社の社員で誰だかは秘密。その社員を紹介してくれたのは、当時勤めていた近藤まりあだったという。 事務所に戻る途中、幸元耕太から電話があり、戻って欲しい、社長が警察に連れて行かれたとのこと。戻って事情を聞くと、只野愛子の死に関しての任意聴取だった。解放されるのを待って話を聞くと、実はノフィを紹介してくれた商社の社員は只野愛子だったことが分かった。只野が死んだ日、幸元社長は、彼女から呼び出されてゴーラム商会の「首切り部屋」に出かけていた。そこで姉のことを覚えていますか?と聞かれたが、覚えていないと答えると、彼女は折りたたみナイフを出して自分の首を切って死んだ。幸元社長は血が飛んだスーツとシャツと靴を脱ぎ、コートを着て逃げた。 そんな話をしていると、社長の妻が。理江のことではないかという。只野理江という契約社員が、以前にいた。只野愛子は中学の時に両親を亡くし、理江に育てられたが、その理江も愛子が大学生の頃に死亡していた。 事務所に戻り、3人の調査結果をつきあわせる。3社とも、ある事業部門がまとめて買い取ってもらえていた。買取先はすべてテトラ貴金属だった。小野メタルが調達部門、マルサチ木材が在庫管理部門、高砂フルーツが流通部門、それぞれ各部門の従業員がまるまる再雇用された。ゴーラム商会を含めると4社。そして、只野愛子と近藤まりあは、小野メタルで同時期に働いていることが判明した。実は以前から知り合いだったのだ。只野理江は、小野メタルとマルサチ木材に在籍していたことも分かった(時期は他の人と重ならない)。 美馬の祖母が死亡したと、病院から連絡が入った。 4.トラの尻尾 祖母・シマの火葬場に、シマの婚約者が訪ねて来た。彼女より12歳若い70歳だった。彼は、シマが東京に出てくるまでの過去を尋ねてきた。最後は土下座までされたが、美馬玉子は祖母が話したくないと言っていたなら私も言わないとはねつけた。男は名刺を置いていった。 ゴーラム商会とマルサチ木材の倒産可能性が高まった。どちらも只野愛子の死に絡んで悪い噂が立っていたため。剣持、美馬、古川は、只野は4社全部を潰そうとしていて、民事再生で残ったゴーラムとマルサチにとどめを刺すために自殺したのではないかと想像し始める。 美馬が、男の名刺を見るとテトラ貴金属の代表取締役だった。彼女は自宅を訪ね、事情を聞いた。4社の事業部門を買ったのは、あるコンサルタントの紹介だという。紹介料は買収金額に基づく手数料ではなく、毎月の顧問料として支払っていたという。その人物については言わない。美馬は、祖母の過去と交換条件に聞き出した。トラと呼ばれている組織(人物)。経済ヤクザのようなやつではないかと、テトラの社長は言う。彼はその年いっぱいで社長を辞めるという。 美馬の父親は、関西で、代々続く干し柿を作る会社を経営していたが、経営に行き詰まった。8歳の時、学校から帰ると両親は首を吊っていた。1人2億、合計4億の保険に入っていたが、それで借金の一部を支払った。祖母のシマは外で働いたことがなかったが、慣れない仕事をして必死に玉子の面倒を見た。玉子は東京の大学に進学する際、一緒にシマを連れていき、アルバイトをして貧困生活に耐えた。弁護士になり、暮らし楽になった。 剣持麗子は美馬玉子と、近藤まりあにトラについて糺そうとゴーラム商会に出向く。しかし、彼女は現れない。自宅に乗り込むと、そんなアポは聞いていなかったという。アポは哀田弁護士経由でしていたのだが・・・上がり込み、問いただす。正直に言えば、小野メタルでした経理の不正処理のことはだまっていてやると脅しながら。小野メタルは、営業の勝手で赤字になったがその指示により経理にいた近藤は知らないまま不正処理に加担させられていた。小野メタルが潰れた後、同僚だった只野愛子に言われ、彼女に紹介された会社に入った。その会社に入れば給料とは別に毎月30万円を払うという。彼女は、入った会社で倒産に関する情報を只野に報告した。どうやら、只野は補助的な役割を近藤にさせていたようだった。 只野は、自分のことを覚えているような会社に、自分が直接入って動きたくないからという理由で、近藤を送り込んでいたのだった。近藤は、30万円に味をしめてやりつづけた。7年間で2500万円超を手にしていた。ゴーラム商会で近藤は、コンプライアンス担当役員の安西から、社内でのチクリがあったことをうち明けられていた。でも、自分が握りつぶすから大丈夫だとも。まったくコンプライアンスが機能していない会社であることが分かった。30万円を得て、いいように振る舞っていた近藤を見た他の社員が、嫉んでチクったのだろうと近藤自身は考えていた。トラについては、まったく心当たりがないという。 そこに、幸元社長が行方不明になったという連絡が入った。会社もやばいし、逮捕もされるのではないかと心配していたという。美馬はピンと来てタクシーに乗った。 5.命の値段 美馬はゴーラム商会に。夜なので手薄なセキュリティーを突破し、全力疾走した。そこで、包丁自殺をしようとしている幸元社長を見つけ、1億2億の保険金では会社は救われない、やめろと言い、もみ合いになりながらも阻止した。自分の両親のことも引き合いに出しながら、慰めた。そこに、哀田弁護士が入ってきた。美馬の両親も立派だったよ、と言いながら。哀田はトラの一味だった。そして、美馬の両親の会社もトラが潰したことをバラした。テトラの社長も先ほど処分されたという。そして、手には拾った包丁。知りすぎた美馬を殺そうとしていた。幸元社長に殺されたように見せかけて。 そこに剣持が登場して、キックをいれて阻止した。彼女は休んでいる数ヶ月のうちにキックボクシング道場に通っていた。もみ合う中で哀田の体に押される感じで包丁が美馬に突き刺さった。彼女が気付いたのは1週間後、病院だった。 哀田は、どこかで遺体で発見されたという。只野理江は、就職氷河期で非正規でしか働けず、どこの会社でも冷たく切られた。それを恨んだ只野愛子は、その4社を潰そうと決意した。トラに相談しつつ、実行した。近藤に払っていた30万円はトラが出すという話もあったが、彼女はそれを断り、自分で支払った。目的は復讐あるのみだったから。 近藤がらみの社内通報をしたのは、安西だった。安西は独占販売が切れた時にちゃんと担当役員として弁護士などに頼んで対応しなければいけなかったのに、それを怠ったために自分の責任が問われるのを避けるため、近藤を悪者にして目をそらそうとした。只野愛子を自殺に追い込んだのも彼だった。只野愛子は、ただ自殺するのはもったいないと思い、幸元社長を殺人犯に仕立て上げるつもりで呼び出したのだった。 その真相を聞き出したのは、津々井だった。やはり彼は辣腕弁護士だった。 入院中の川村弁護士が寝間着姿で訪ねて来た。彼を刺したのは、哀田だった。そして、美馬を倒産弁護士にならないかと誘った。
1投稿日: 2023.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
星4というところ。 内容自体は面白い。 引っかかる点 ・川村先生の背中を刺した犯人を見つける描写がない。事務所の中で刺したならカメラなどからわかってもおかしくなさそう。 ・自殺するほどの理由なのか。 ・最後哀田先生が殺されたけど、一度トラに会って玉子と剣持にバレましたって言ってたら、後から2人が狙われる可能性が全然ある。
2投稿日: 2023.04.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前回よりめちゃくちゃ面白かった!←何様 会社に絡むミステリー。 なんか普通に人が死にまくるのが違和感あるけどね死なんくてよくね まだあと1冊あるのかー。ちょっと気になる。 剣持先生のファンになってるかも
1投稿日: 2023.04.19
powered by ブクログ元彼の遺言状の主人公だった剣持麗子と同じ弁護士事務所に勤める美馬玉子 麗子の一つ下の後輩で、麗子にはコンプレックスを持っていた彼女だったが 倒産しそうなある会社の内部通報についてコンビを組んで調べることになってしまった。 勤める会社を次々と倒産へ導く女 そんなことがありうるのか? ところで、今回の主人公である美馬玉子は美人で自信家で能力もある麗子とは対照的 苦労人で努力家、そして人に気を遣ってその場を収めようとするタイプ 婚活などではその努力が変な風に発揮されてしまうが、もともとは頑固で生真面目な性格である彼女が麗子に振り回されつつ動く姿が段々といじましく、かわいらしく思えてくる。なぜ働くのか、悩みつつも動いているうちに答えが見つかるのも良い。 麗子のような痛快なキャラクターも良いが、続くと食傷気味になってしまうので タイプが違う二人のコンビであり、玉子目線の今作は親しみやすく、読みやすかった。 今作では最期に大きな組織のしっぽが出てきたが… これはシリーズ化されるのかな? 弁護士事務所の人間もキャラクター認識が出来てきて面白くなってきたので次も読みたいと思った
3投稿日: 2023.04.14
powered by ブクログまず感想ですが、「元彼の遺言状」もとても面白かったし、この「倒産続きの彼女」もとても面白いです。 フジテレビのドラマスタッフは新川先生に謝らないといけないと思う。 先生の小説はつまらない、みたいな評が語られるのはドラマのせいだと思うのですが、そもそもドラマは原作無視でほぼ別物でしたから。 私は新川先生の小説はとても好きです。 本作の主人公は剣持麗子ではなく、彼女の同僚弁護士 美馬玉子になります。 完璧超人の剣持麗子とはまた違うキャラで、可愛らしさとか人間味とかでは今作の主人公の方が好きでした。 内容は2人の弁護士事務所に近藤という女性に関するタレコミがあり、職務で2人は彼女を調べる事になるのですが、それにより事件に巻き込まれ、その事件の背後にいる犯人たちを調べていくというものになります。 玉子の視点で語られていく物語は、玉子が庶民に近い分、共感できる時点で描かれていて、故に玉子と一緒に色々と思うこともありました。 今回、人が亡くなるのですが、 その推理とはまた別に、どうやって会社を倒産させるのか?という手法の謎解きもあって、それを読み解いていくのがとても面白かったです。 事件の裏に潜む者たち、それへの想い…それゆえの玉子の物語ラストの決断がとても清々しくて応援したくなりました。 本当にとても面白いです。 お勧めです! 以上 読んでくださりありがとうございます。
0投稿日: 2023.04.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作の剣持麗子がバディ役。新しい主人公が普通の女性の感覚と近くてどう行動していくのかもこれから楽しみ。会社経営についても現実的で、本当にどこかでこんなことが起きているのではと思ってしまった。
2投稿日: 2023.04.02
powered by ブクログ「元彼の遺言状」の続編というが、剣持麗子だけが共通で話の繋がりはない。 主人公は麗子の同僚の女性弁護士で、倒産する会社を転々とする女性の謎を解く。 謎の陰謀グループが出てくる設定はともかく、主人公が自分を理解し将来を切り拓いていこうとする結末は後味がよい。
1投稿日: 2023.03.23
powered by ブクログ頭のいい人が書いた小説だなぁと思いました 内容の話ではありません 新川帆立さんが弁護士だからとかでもないです 見せ方の話です 法律の知識を巧みに活かしたミステリーに感心させられましたが、それ以上に感じたのは剣持麗子というキャラクターをとても大切に思っていて大事に育てて行こうしてるなってやことでした そして彼女を多角的に造形するために外からの視点で物語を構成したんじゃないかな、なんて思ったのです ただね、二作目でそれをやるのはちと早すぎないかね?帆立さん 頭が良すぎて常人より早いスピードで物事が進んじゃう人なんかな?ってね
36投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログ読書備忘録720号。 ★★★★。 天上天下唯我独尊女子の・・・、と思って読みましたが、意外なほど人間味ある麗子と今回登場キャラの玉子が良かったです。笑 特に前作で剣持麗子は好きになれない!と宣言しておきながら好きなキャラに変身しました。次作を読むのが楽しみなシリーズになってしまいました。笑 今作は、山田川村・津々井法律事務所の弁護士が難事件に挑むリーガルサスペンス!ではなく、なんちゃってミステリーです。 主人公は新人弁護士、美馬玉子。コーポレートチームに属す。 チーム長であり、事務所の創業者でもある津々井が顧問弁護士を務めるゴーラム商会から内部通報が届く。件名は「倒産続きの同僚」。 近藤まりあという名の経理職員がいる。彼女はこれまで転職を繰り返しており、その会社はことごとく倒産している。そしてゴーラム商会も倒産の危機にあった・・・。このままではうちの会社も潰されてしまうという通報。 津々井は、これを連続殺(法)人事件と茶化す。 剣持麗子は部下の古川君と調査を進めようとしていたが、古川君が風邪でダウン。代わりに古川君の同期の玉子に白羽の矢が立った。 そして、玉子は麗子が苦手で嫌いだった・・・。 玉子は麗子に引きずられながら、ゴーラム商会倒産危機対応中の倒産チームリーダー川村(創業者の一人)と、倒産チーム中堅の哀田と共同で調査を開始する。 まず、なぜゴーラム商会は倒産の危機に瀕しているのかを調査開始。ゴーラム商会は海外人気ブランドの独占販売権を持ち、それを強みに事業を続けてきた。その肝とも言える独占販売権契約書の一部条文が削除されていた。契約自動継続条文が消されており、独占販売権を失ってしまったのである。絶対的な商材を失ってしまったゴーラム商会は経営の危機に。 そして、契約担当のゴーラム商会女性総務課長只野が自殺する・・・。しかも麗子と玉子が聞き取り調査を行っている会議室の横の会議室で。 事件は一気に血なまぐさくなる!只野の人間関係を追ううちに、過去に倒産した会社にも只野の影が見え隠れする。倒産を請け負っている組織がいる? その末端作業員が近藤、只野? なんで近藤は自殺した? 倒産した会社の優秀部門を買い取るテトラ貴金属というなぞの会社。 そして踊るべき真相が明らかになる! これはさすがに備忘録でも書けない。笑 さて今作。麗子は前作で自分の振る舞いが間違っていたことを反省して凛とした中にも人間味溢れる姉御に変身していた。 作者は初めからシリーズで主人公をこのように成長させようとしていたのか、それとも前作で思った以上に主人公がディスられた結果としてキャラ変させたのか・・・。どっちなんですかね。なんとなく後者かな。知らんけど。 そして玉子。いきなり、同居のシマばあちゃんという肉親が出てくるので、なんとなく苦労人という想像はしていましたが、言いたくない過去を事件解明の切り札にするあたり熱いキャラ。後半登場の古川君も切れる男子。 倒産チーム長の川村もめっちゃリスペクトするので、このシリーズが好きになってしまった。
6投稿日: 2023.03.12
powered by ブクログ「元彼の遺言状」の続編 今回の主人公は剣持麗子ではなく、後輩弁護士の美馬玉子 契約書の見落としにより、倒産の危機にあるアパレル会社のゴーラム商会 近藤まりあという社員が、過去4社の職歴で会社を倒産させてきたという噂の社内通報があった その調査を命じられた剣持麗子と美馬玉子 調査を進める中、社員へのヒアリングの際に、リストラ勧告で使用されてきた小部屋、通称「首切り部屋」で首を切られた遺体を発見する 倒産させてきたという噂の真相は? 首切りは自殺か事件か? そして、玉子の生い立ちと倒産との関わりとは? 「連続殺"法人"事件」という単語にユーモアを感じる 法人は人であって人ではない でも、法人の倒産と人の死 一緒にはしちゃいけないよなぁ…… 弁護士の稼げる仕事と言えば企業法務なんでしょうけど その中でも更に業務が細分化されているというのは知らなかった 各社に顧問弁護士がいて、その弁護士がその企業の業務を請け負うものだと思っていた でもまぁ言われてみれば、依頼されるのは弁護士事務所単位で、その中にはそれぞれの得意分野の業務があるものですよね そんな、法廷に立ったことのない企業弁護士の仕事内容がちょっとだけ実感できる 剣持麗子の態度は相変わらずだけど、「元彼の遺言状」でその内面を垣間見ているので、嫌悪感は抱かない 剣持麗子の高飛車な態度の中に、強さと優しさが含まれている事がところどころの描写で伝わってくる デキる女っぷりなキャラクター設定に無理を感じそうなものだけど、新川帆立という作家自体が剣持麗子以上に何でもデキる女な生き方なのを知ったが故に、むしろ設定への盛りを抑えているのかもと思うようになった ストーリーに関して あからさまなミスリードではあるんだけど、では誰が犯人で真相は?となると、「そっちかー」というしてやられた感がある 怪しんでいた人間はいるんですけどね 三作目も文庫化したら多分読むかな
1投稿日: 2023.03.10
powered by ブクログ物語の展開はさくさくしていて、読み始めたら止まらない! ただ、伏線があまり丁寧でなかったなという印象。 犯人に関して、この人が怪しすぎるなあ〜と、読んでいて早々に目星がつくので 伏線回収にはあまり爽快感はなかった。 ラスト、こじつけ感も、若干気になった。 とは言いつつ、続きが気になって一気に読み切ってしまった・・ 軽めなミステリーを読みたくなったときにおすすめの作品。
0投稿日: 2023.02.28
powered by ブクログ「元カレの遺言状」がはまらなかったので、あまり期待せずに読みましたが、前作より浮世離れしていないのでおもしろかったです。 ミステリーとしては、ミステリーに疎い私でも先がわかる程度なので評価しづらいですが、軽いミステリーをサクッと読みたいときにオススメです。
4投稿日: 2023.02.19
powered by ブクログ前作「元彼の遺言状」に引き続き面白かった! 今回は、会社の破産に焦点をあて、新たな主人公が登場。 男の前では猫をかぶって、男を立てる、、、。 でも、そのときの主人公の心理が描かれていて、ある種共感できるところも。 昔、合コン行ったときとか、何気なくこんなことしていたかも。 新川帆立さんの女性の描写スキだなぁ。
1投稿日: 2023.02.19
powered by ブクログドキドキワクワクしながら軽い気持ちで読めました!文章も読みやすく他も読んでみようかなと思う作家さんでした。通勤で読むのに丁度いいかな。
1投稿日: 2023.02.14
powered by ブクログ女性の描き方が上手いなぁ、と思う。 感じワルイ子、なのに、嫌いになれないのは女性なら誰にでもそういう一面があるから。気づいたら応援してしまっている。 次は誰が主役なのか、続編が楽しみ!
7投稿日: 2023.02.11
