
総合評価
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powered by ブクログAudibleにて。 今まで読んだ経済の仕組みに関する本のどれよりもわかりやすかった。それでも1度読んだだけでは理解できていなくて、もう一度じっくり読んでみようと思う。
0投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログ信用貨幣論や内生的貨幣供給論といったMMT(現代貨幣理論)というマクロ経済学のとてもわかりやすい解説本 YouTubeでも解説しているらしい 特に100人の島に例える必要はないが、イラストと文章がとても優しい印象を与えて読み易い 個人的にも違和感を感じて頭に入らなかった古い主流の経済学と違い、お金、国、物価、債権、貿易などの成立ちや仕組みから納得のいくような説明がされている なお、グリッチマンと持続可能な経済システムは著者の造語らしく、より良い社会になるための新しい視点の提案となっている ポエトリーラッパーとしての活動も気になる
6投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログ経済ってなんだったっけ? 30代になってなんとなく手に取った本です。 どうしてもっと早くに読まなかったのか後悔しています! 自分が一つの国の一員であることを思い出させてくれました。 お金や国についてのそもそもの考え方を教えてもらいました。とてもわかりやすく表現してくれているおかげです。 自分に子どもがいたら小学生のうちに絶対読ませたい本です!さっそく家族にも共有しました! より良い国にするために、自分にとってできることがイメージできるようになります。そして、明るい気持ちにもなれました。 今、まさにこの本が必要なのでは?とも思っています。 この本に出会えて感謝。
3投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログとてもわかりやすかった。 資本主義と社会主義は0ー100ではなくその間の持続可能な社会の仕組みを作っていくことが大事。 例えハイパーインフレが起きようとも日本の製品の海外需要があれば円は価値を失わないと言う話やお金がなくてもものを生産できる国は幸せに暮らしていけるという話が、改めてお金自体にはあまり意味がなく何かを生産して支え合って生きていくことが大切と気付かされた。
0投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログ経済学、社会やお金の仕組みについて、かわいいイラストや例え話を用いて非常にわかりやすく解説されていた。 自分が勘違いしてインプットしていた知識もあったことに気づくことができ、非常に勉強になった。例えば国債発行は必ずしも悪いことではないこと。国債発行数=日本貨幣の累計発行部数ということだったことは驚きだった。 経済の仕組みだけでなく、本質的に大切なものは何か、自分の生きる社会をより良くするためには何が必要なのかについて、血の通った考えを学ぶことができた。 経済についての本であったにも関わらず、お金は万能ではなく、お金で買えない物こそ本質的に大切な物ではないかと結ばれていたところも非常に感動した。 政治経済に対して難しいイメージを持っている人にぜひ勧めたい一冊だった。
0投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログ2025.7.20市立図書館 ずいぶん前にSNSかなにかで興味を持って予約を入れてやっと順番が回ってきた。 国とお金のしくみをわかりやすいたとえ話で説明しつつ、「グリッチマン(誰の役に立つ仕事もしていないのに、ルールの穴をついて儲ける人)」と「持続可能な経済システム(SES:復元力のある法制度、復元力のある政治制度、復元力のある国の仕組み、復元力のある国際法)」という言葉を提案している。 資本主義と社会主義は0か100かの対立ではなくその間のちょうどよいところを探せばいい、声を上げて抗議したり、血を流したりせずとも、みんなが経済の基本的な知識を持ち適切な社会の仕組みを整えていけばいい、というのはそのとおりだけど、現実にはそれが簡単じゃないのでは⋯と思ってしまった。
2投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログ経済について、とてもわかりやすく書いてある本です。 税だけで国を運営しているわけではないこと、 国債がいくら増えても破綻することはないこと、 など、初めて知ることが多く、勉強になりました。 どうすれば、皆んなが平和で過ごしやすい世の中になるのかを調整できるのも、経済の仕組みだと思います。 この本を読むひとが増えて、社会的弱者に寛容な世の中になったり、グリッチマンを叩くだけでなく、法の落とし穴を防いでいくことに力をいれる世の中になってほしいです。
2投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログ経済を100人の村に例えて話す話。 語り口が軽快でわかりやすく、しかも本質的だったと思う。 いい本。 - お金が価値を持つのは「国による武力」と「税」がその根本にある。 - 今のMMT(「税金や国債は、支出の“資金調達手段”ではなく、インフレ抑制のための手段だ」)という考えと、古典派(「政府が通貨を発行しすぎるとインフレになるから、通貨供給量は一定にすべき」)派がある。
5投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログ330ムキタ 日本の経済を、100人が住んでいる島という設定にして考えてみた本です 100人のうち、10人が農家、40人が職人、50人がサービス業だとして 国家とお金、国の役割と政府の仕事、契機と物価騰貴と債券、貿易と為替について解説され、国の未来と課題についても考察が及んでいます
2投稿日: 2025.04.15
powered by ブクログ▼何かの本で、おススメになっているのを覚えていて、読んでみました。「東大生」に付加価値を付けたタイトルは今一つ品が無いなあとは思いますが、好きな本でした。 ▼ずっといわゆる文系・文科系の割り切りで過ごしてきてしまったので、大人になってから、「経済の仕組み」に興味が出てきても、何を読んでいいか分からず。たまにそれらしい本を手に取っても、正直全然腑に落ちない経験ばかりでした。この一冊は、タイトルほど「面白いほどわかった!」でも無く、それなりに難しかったですが(笑)、それでもだいぶ、腹に落ちました。スバラシイ。 ▼好感を持ったのは。結局、経済の仕組みをなんのために理解するか。あるいは経済の複雑な仕組みはなんのためにあり、また何のためにあるべきか。そういう、言ってみれば哲学的なというか、モラルや理想論の領域に後半は入りますが、それが良かったです。 ▼結局、たれでも濡れ手に粟で不労所得(に近いもの)があれば嬉しい。一握りの「楽に稼げる階層」に近づきたい。そういう気持ちは本能かと思いますが、そういうことばかり全員がやっていたら、ひとりひとりが、幸せに生きるために必要な衣食住のなどのインフラやサービスを「生産」する人が減っていく。そうすると、結局最後は、「楽に稼げる階層」の人たちの中でも一部の人は「安全とか安心とか満足感とか」そういうものを削ぎ落されて行ってしまう。結局は、「楽に設ける近道無し」という気持ちで働いた分の収入で「幸せだと感じる暮らし」を営めることがいちばんなんだなあ。そういう、ぐるりと回ってありきたりな場所に戻ってくる。戻ってくるのだけど、以前よりも確信が持てる。そういう意味で素敵な読書でした。
10投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ『ケイザイ以前の話』『国家とお金』『国の役割と政府のお仕事』『景気と物価』『投機と債券』『貿易と為替』『課題と未来』というテーマで、経済についてとてもシンプルに説明されていました。 ややこしい経済の話しをよくぞここまで簡潔にかつポイントを押さえて書けるものだと思いました。 経済用語を知ってはいるけど、説明できるほどではない私のレベルに合っていたようで、100人の島民と経済の世界を楽しみながら、読み進めることができました。 経済に興味があるなら、中学生くらいからの年代にもおすすめ!
11投稿日: 2025.03.08
powered by ブクログ経済の基本的な考え方が非常にわかりやすい。 MMTについては鵜呑みにするつもりはないが、今までとは違った視点の考え方が新鮮で面白いと思えました。
1投稿日: 2025.02.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
100人の島にスケールを小さくすると物価や価格の決まり方、政府や国のあり方などわかりやすかった。特に日本の借金はお金を刷れるので本当の借金ではないというのは目からウロコだった
43投稿日: 2025.02.22
powered by ブクログ経済を全然知らない自分にもとても分かりやすかった。 印象的だった箇所 ・社会的弱者に冷たい社会は危険 ・弱者かどうかは平均からの差でしかないため、社会的弱者は絶対にいなくならない ・病気や事故で明日自分が当事者になる可能性もある ・弱者になったら見捨てられる社会になると、誰もリスクを取ろうとせず、消費は落ち込み景気は悪化し、技術や文明の発展が阻害される → これまで感情論でなんとなく困ってる人は助けなきゃいけないくらいにしか考えたことがなかったが、国家の発展という側面からも必要性があると知って興味深かった。 ・今の地球上には現在の人類全員が生きていくために必要なだけの食料・モノ・サービスがある ・アメリカでは上位1%が国民の全資産の32%を保有している → 貧富の差が問題になっていることは認識していたが、平等に分け合えば皆が生きてけるだけの食料があるということは考えたことがなかった。 貧しい国で飢えたり病気で亡くなる人がたくさんいるが、この本に書かれているように持続可能な経済システムで改善していってほしいと思った。 ただすぐに解決できるものでもないため、募金など自分にできることをやる。
2投稿日: 2024.11.26
powered by ブクログわかったような、わからなかったような… なんか記憶に残らない。 この本のせいなのか、私が経済苦手なせいなのか。 たぶん、この本を読んでも「経済がわかったような気になる」だけで、本当にはわからない気がする。
9投稿日: 2024.11.20
powered by ブクログ経済、お金ってなんだろうと思って気になり、図書館で手にした本です。お金という人工物を100 人の国で表して、わかりやすく説明してくれてます。バネのように格差社会は中間に戻るべきという持続可能な経済システムを経済を理解する事で構築しようという作者の思いが詰まった本でした。
1投稿日: 2024.10.26
powered by ブクログ分かってたつもりになってたことが私の勘違いであることが判明し、学びなおすことができた~!わかりやすい! この本の読む前と読んだ後でATMでの私の行動が変わるな。特に2章と3章。私の今までの考え方が根底から変わった。だから学び直しは大事 この可愛いイラストのまま映画化して欲しいまである
1投稿日: 2024.10.08
powered by ブクログAudible とても分かりやすかった。 国の政策は文明発展と平和のためという理解が腹落ちした。 また納税の義務を負う理由など、お金についての解像度が上がった。これによりお金に価値が出て、勤労の重要度が上がって人は努力し社会は前進する。これにより教育の重要度が上がって学び成長するものが国家を支える。自分的な三大義務と国家・文明の維持・発展の関連付けが紐づいた。 また平和維持に対しては、貧富の差をできるだけ平準化させる必要がある。社会保障制度や相続税などによって革命などの悲惨な事態を防いでいる。 しかし今の現状、国債上手く活用して国民の税負担を減らせないものなのかね。
1投稿日: 2024.09.16
powered by ブクログ国とは お金とは を一つひとつ紐解きながら教えてくれる本。100人で考えることも分かりやすかったが、その後のコラムが実例などと併せられていてより分かりやすかった。 分からない用語や情勢が出てきたら読み返したい。
1投稿日: 2024.08.18
powered by ブクログかなりわかりやすい。子供に経済のことを教えるのにも向いていると思う。忘れた頃に何度も読みたい。 audibleで聞いたが、本も購入したい。 個人的には公務員はなんのためにいるのか、社会保障がなんのためにあるのなか、と言うところの説明は腹に落ちた。
0投稿日: 2024.05.22
powered by ブクログinstagramで紹介されていて気になり、手に取った本。100人の島という設定をベースにとてもわかりやすく書かれていました。コミカルな動物のイラストや図解を多く用いているところも読みやすかった。 わかりやすく例えながらも、各章の終わりには詳しい解説があるのもよかったです! 税のあり方は特に印象的でした。 税があるから国が運営できる、のではなく税は今のお金に価値をもたせるためのものなんですね。 自分が世の仕組みに無知だなと思って手始めに読んでみたのですが、学生の方などにも良いなと思いました^^ 今回“知れた”ものの、一度では理解しきれない部分もあったので他にも読んでみたり、日々入ってくる情報にも、もっと目を向けてみたい…。
0投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログ作者が、世の中をよくしていきたいというのが伝わりました。0か100かではなく、格差をひろがらないように考えていかないとです。
0投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログ経済をこうやって集約して手触りのある形で理解するのはすごく良いことだと思うのですが内容的にMMTなので好みというかちょっと色眼鏡が入ってしまう。
0投稿日: 2024.03.02
powered by ブクログ2024年 15冊目 日本を100人の島に例えるという設定がスッと頭に入ってきやすく、今まで読んだ経済関係の書物で1番わかりやすかった。また転売ヤーなどルールの穴をつく人々が生まれる現象を、ヒトとしてでなく、社会構造の欠如として説明している点もうまく整理されている。
0投稿日: 2024.02.19
powered by ブクログ①お金の始まりから国の興りまでが分かりやすかった!これから、政治に関心をもつようにしたい! ②資本主義と社会主義、どっちが良いかではなく、持続可能な経済社会SESGSが目指すべきものなのだと知れた! ③お金はあくまで、人間の生活を効率的にするだけのもの。大切なのは、人の技術や生産力、発想などだと言う事が改めて分かった!
0投稿日: 2024.01.27
powered by ブクログ経済のことを非常にわかりやすく書いた本。 この本を読むまでは税金の意味や公務員の意味を理解できていなかったことに気付かされる1冊でした。 税金はお金に”価値”を持たせたり、大気汚染などの悪い行動を抑制するために必要であることや、公務員の役割は「国が管理した方が良い公共性の高い仕事」や「儲からないけど大切な仕事(堤防の設置や警察)」などの経済の内容を初心者にも分かりやすく書いてあり最後まで楽しく読むことができた。
0投稿日: 2024.01.22
powered by ブクログAudibleで聴きました。 ほぼ寝てたけど、聞こえてくる言葉は経済だけど柔らかくて、実際に読んだらもっとわかりやすいんだろうなと思いました。 経済少しは理解できたかな。
9投稿日: 2023.12.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
○すごく勉強になった。経済や税金などについて、思いこんでいたことも多かった また経済の本を読んでいきたい ○みんなが幸せに、持続可能なルールをが底にある経済の本。 息苦しい世の中で、新しい社会に向けてのヒント集だと思う ○ギリシャ、ジンバブエ、ロシアの経済危機のことをはじめて理解出来た… ○グリッチマン→法を憎んでヒトを憎まず ◎はじめに この本は一度読んだら「経済がわかる」自分になれる本です 経済ニュースがわかり、自分の意見がもてるように成、経済の世界を楽しめますように 1:ケイザイ以前の話 言葉…役割分担、物資の分配、知識の継承 役割分担…食料:10人、モノ:40人、サービス:5人 分配…リーダーを選び、システムを作る ルールとお金…国:憲法、住民:法律とお金 政府と公務員 …政府:選挙で選ばれ国のルールでシステムを考える 公務員:システムのために働く ←サービス業のうち20人 通貨「エン」を印刷 「エン」…モノのサービスと分配、役割分担についてある程度解決 …「エン」になりにくい仕事は公務員が行う …「エン」にはなるけど国が管理したほうがよい仕事も公務員が行う 2:国家とお金 お金…モノやサービスの価値を表現できる 価値を保存できる 持ち運びと交換ができる 役割を果たすには …みんなが価値を感じる 価値がすぐに消えない 小さく分けられる ←税金を発生させることにより「エン」を「欲しい」と思うようになる:租税貨幣論 ←手元に交換できるモノやサービスがない …借用書:信用貨幣、債権 お金の増え方(政府発行) 国から先に印刷し配布する 一部を税として回収する 税の役割 …通貨にお金としての価値をもたせる …望ましくない行動を抑制し、住民の行動を誘導する …社会の富の偏りのバランスを取る 昔の税は商品貨幣、今の税はエン 貨幣…金と交換出来るという要素が消される お金の増え方(国債の場合) 政府とエン印刷係に分かれる 105万円と交換できる100万円の券=国債 ←政府はエン印刷係に105万円の借金 自分の財産…国があるからお金が使える 国があるから財産をもてる お金の増え方(民間銀行による信用創造) ぎりしゃ島の破産…国の印刷係が国の外にあった場合 3:国の役割と政府の仕事 国の役割 住民がもっと幸せに暮らせるようにすること …文明発展と平和、弱い立場の人を助ける 憲法を守りながら、エン印刷係・住民のルール・公務員・公共施設を生み出す ★ルールの穴を鬱ぐ 政府の仕事ってなに? お金の弱点 ・ルールの穴をつけば稼げる ・ルール次第で、特定の住民の給料が変わる ・放っておくと、重要な仕事のなり手が減る ←ルールの修正、ルールとお金を使い問題を解決する 政府にできること、できないこと 「お金が足りないからできない」ことは無い 「人手やモノが足りないからできない」ことはある お金のバランスをとろう 文明の発展にはある程度の競争があった方がいい ★悪いのは穴があったシステム ★弱者を減らそう ★西部は財政的な制約を気にせず、目の前の問題の解決だけに集中して政策をしよう ★日本は研究・技術者の給与が圧倒的に低い ★専門性を学んだ人材が専門性を逝かせない仕事に就いている 4:景気と物価 値段(物価)の決まり方 取引…法律・税、去年のリンゴの値段 100人はどれだけリンゴを食べたいか 裕福度具合 リンゴ会社VS社員の賃金水準交渉 リンゴの生産技術 物価を上げよう 物価が上がる…インフレーション 物価が下がる…デフレーション 政府はゆるゆるとインフレを起こしたい 景気をよくしよう 金利が安ければお金を借りる 金利が下がっても、「何かしたい」と思って初めてお金を借りる …事業で失敗しても、社会復帰しやすいルール …「新しい事業のはじめ方」の学校教育 …減税・給付金 ・外生的貨幣供給論 ・内生的貨幣供給論 ハイパーインフレーション じんばぶえ島の場合 …物資の供給不足が問題 …戦争敗戦国も 所得アプローチ 実際の通貨量が増えるのは、政府の支払後 インフレ・デフレは結果の数値に過ぎない ←景気の良し悪しに関係なくインフレにもデフレにもなる 財政政策 …歳入・歳出を通した経済に影響を及ぼす政策 ベーシックインカム …全国民に毎月決められた額を渡す ←少額のベーシックインカムは一律減税と同じような効果を持つ 金融政策…近年の日本は失敗←財政政策の方がよい? MMT (現代貨幣理論)…本書はコチラ 5:投機と債権 投機…安い時に買い、高いときに売る 投資…設備投資や先行投資 ※本書は「安い時に買い、高いときに売る」という意味で投機に統一 おらんだ島のチューリップ球根 ニホン島の土地売買 ←投機バブル 住民の債権…銀行以外からお金を借りる時の借用書 エン > 預金通帳 > 住民の債権 金融危機 りーまんぶらざーず 株券 会社の一部の持ち主だという証明 ★自由な市場取引の落とし穴 ★暗号資産 ★モラルのないグリッチマンが社会を混乱させることの無いように法を整える 6:貿易と為替 貿易をしよう(お金がない場合) 貿易…国と国の間での商品取引 モノとモノの交換レート 貿易をしよう(お金がある場合) 為替レート:エンとどるの交換レート お金…異なる価値も媒介できる便利な時短アイテム 為替レートは変わる …物価の変動:それぞれの島のちょうどよい交換 エン高 海外でニホンのモノが売れるとき ニホンの政治が安定しているとき エンを持っていた方が儲かりそうなとき エン安は上記の反対 通貨発行と為替 エンの大量発行 ←世界ではエンの価値が下がる ←国内では価値がゼロになることはない …ニホン島ではエンで税を払わないといけない 為替取引や貿易は島と島の「仲の良さ」があってはじめて成立する 関税…持ち込み料金。島のモノを守るために 変動相場制…レートを固定させない 固定相場制…レートを固定させる ロシア危機 他国の通貨で借金し返済出来なくなる ←デフォルト 島の力を強くしよう 国際間でお金が力を発揮するのは仲の良い国同士 本来は資源・技術・軍事力を持っている国が強気になれる ★購買力平価と金利平価 ★通貨発行と為替市場 ★国際的に強い国 7:課題と未来 ニホン国のシステム 資本主義・法治国家・民主主義 ※立憲君主制 資本主義の課題 不平等の解消 現在の日本の仕組みは持続不可能 持続可能な経済システム目標:SESGs ・ 復元力のある法制度 ・復元力のある政治制度 ・復元力のある国の仕組み ・復元力のある国際法 理想の主義とは シホン主義とシャカイ主義の間のちょうど良いところ あるいは持続可能でみんなが幸せになれる新しい主義 大切なもの お金だけに捕らわれて大切なものを逃すことがないように あなたの幸せを願っている ★「統治体制」…何を一番偉く設定するか 「政治体制」…どうやって政治家を決めるか 「政治思想」…資本主義、社会主義、宗教者に基づく思想 ★格差拡大と持続可能性 ★「いま地球上には、現在の人類全員が生きていくために必要なだけの食料・モノ・サービスがあります。だから役割分担と分配さえうまくできれば、物理的にみんなが暮らしていぬのとは可能です」 ★持続可能な経済システム目標 復元力のある貨幣システム 復元力のある政治システム 復元力のある国家システム 復元力のある国際システム ◎おわりに 私たち一人ひとりの小さな行動や思考が、やがて世の中全体の認識や知識として広まり、これからの世界を変えていくと信じています。
3投稿日: 2023.11.29
powered by ブクログザ理系の自分が読んで、一度途中で積み読となっていたこの本だが、再度初めから読んで無事完読できた 章ごとに入る詳細の解説で心折れそうになりつつも、経済の成り立ちから現代に至るまでの経緯を読んで学ぶことができた
2投稿日: 2023.10.08
powered by ブクログ「経済が分かる自分」になれる本。寓話で学ぶビジネス教養。 日本人口を100人の島に縮小して、「経済」というものを簡略化して分かりやすく解説した本。 私事なんですが、諸事情で今まで全く関与していなかった経理・財務について学ばなくてはならなくなり、人に教えてもらって何冊か本を購入しました。で、勉強を始めたのですが全く頭に入ってきません。当然と言えば当然で、そもそもとしてのお金やら社会やら法律やらの知識が全然足りていなかったので。今まで文学を筆頭に宗教やら神学、民俗学心理学倫理学、服飾芸術……と興味ある事しか学んでこなかったツケがここにきて降りかかってきてます。自業自得。 それで、まずは経済とは何ぞやというのを頭に入れないとその先学んでも無駄だなと探してきたのがこちら。なぜお金には価値があるの? 物価はどう決まっているの? 景気がよくなるってどういう事? 株って何? 国の役割って何? と、経済の基本的な部分をデフォルメしつつもしっかり説明してくれます。 経済の超初心者には大変助かりました。何とか一歩目を踏み出せた気分。 また、分かっていたつもりで分からなかった部分なども復習できた気がします。 作者さんの、経済の仕組みを、世界を良くしていきたいという気持ちも伝わるいい本でした。
17投稿日: 2023.09.27
powered by ブクログわかりやすかった!税は財源ではなく、通貨に価値を持たせる、社会を制御する役割があるとは、なるほどでした。そして社会のルールが人々の平和の根底にあるのだと再確認。みんなが政治に関心が持てそうな1冊!
2投稿日: 2023.08.24
powered by ブクログ自分が理系出身の為 経済や社会事情に疎い こういった気軽に読めそうな経済教科書は好き 勿論理解しやすかったが もっと簡単に出来るのではないかと思った 個人的には ファンタジー小説の まおゆう魔王勇者にまさる経済教科書はないと思ってる 後半の作者の熱い想いはとても 清々しく良かった
0投稿日: 2023.05.30
powered by ブクログ特定の経済テーマに関しできるだけら借りやすく説明しようとし好感を持てる。しかし数の議論に至らず、100人とタイトルに入れる必要があるのか疑問である。
0投稿日: 2023.05.21
powered by ブクログ開始:2023/5/7 終了:2023/5/15 感想 経済の新しい見方。国が税金を財源としていないという記述には驚いた。MMTから派生する様々な理論の大枠を掴むことができた。
0投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログ経済素人から初心者になれた。もっと経済を知り、動向を追えるようになりたい。 世界経済の歴史を100人の島に例えて、現在の複雑な経済の構造を要素ごとに、それぞれなぜ誕生したのかを分かりやすく解説した経済本。
0投稿日: 2023.05.04
powered by ブクログ読書会でお借りした本、その3。 正直に言えばそれほど期待して借りたわけではなく、自分の経済観はどの程度の粒度なのかを確かめるために読んでみた。なんか簡単そうだし、多分知ってることがたくさん書いてあるんだろうなーっていう軽い気持ちで。 まあそこそこわかっているつもりでいたんですよ、これでも笑 いやー…、 …全然わかってなかったわー。 自分の経済観、 めっちゃふわっとした印象でしかなかったわー。 この本のキモは100人というわかりやすい数字にして、経済や国家の仕組みを感覚的に理解できるように解説してくれるところだと思う。(しかもこの100人の前提について、実際の経済活動と混同してはいけない部分は前置きで定義してくれているのも素晴らしい) 100人というわかりやすい数字なので、寓話の中のお金やモノの流れが、具体的にイメージできる。 私のようにふわっとした印象でしか「経済」を掴めていない人間にとって、その本質に触れるには、これほど効率的なことはない。 結果、「お金」が、その量が大事なのではなく、 「人、実物としてのモノ、技術、サービス」が大切で、人類が豊かに幸せになるためのそもそもの本質である、ということがすんなり腹落ちした。 まあ考えてみれば当たり前のことなんだけど、 その当たり前に改めて気がつくのは案外難しいのだ。 なんだか小難しいイメージの、国債やら為替やら、貿易の話やらは、チャプターを分けて詳しく解説してくれる。 近年さまざまな国で起こってきた経済問題についての考察も織り交ぜてくれるので、「あれってこういうことなのかー」という発見が楽しい。 最終的には、経済の仕組みから国のシステムがサラッとわかるようになっていて、これまたサラッと著者が考える今後の課題が提示される。 …いい本だなぁ。 おわりにの、著者の言葉もとても良かったな。 まるッと全てに同意するわけではないけれど、この本を読んで自分なりの国家的課題を考えるよい機会にもなった。 まずはもう少し違うアプローチで経済について知りたい。と、いうことでまた本読もう。
1投稿日: 2023.04.13
powered by ブクログ●なぜ読んだか 例えの設定で経済がどのように説明されているのかに興味がわいた。深堀りでなく基本的なことをこの設定で復習してみたい #東大生が日本を100人の島に例えたら面白いほど経済がわかった! #ムギタロー 22/8/11出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 https://amzn.to/3H9DaSd ●読了感想 寓話的な例えで経済の説明がされて簡単なことはわかりやすかった。ちょっと深堀りした専門的なことはかえってわかりづらかったのが残念だった
0投稿日: 2023.03.29
powered by ブクログ経済の知識が全くない私には、少し難しいところもあった。 簡単に例えられたあとに、「でも実際は〜」というように補足が書かれていて、頭の整理が追いつかなくなった…。 ただ、大まかなこと、税の仕組みなどは理解できた。もう一周読んで理解を深めたい。
0投稿日: 2023.03.21
powered by ブクログAudibleにてタイトルに惹かれたため聞いてみた。 経済にまつわる話を100人の島に例えて説明している。規模を小さくすることでイメージが湧きやすかった。一度だけだと全ては理解できないので、気が向いた時に再度聞きたい。
0投稿日: 2023.02.19
powered by ブクログお金がなぜ価値があるのか。 など言われてみれば知らないことがたくさんあった。 わかりやすかったです。
0投稿日: 2023.02.16
powered by ブクログオーディブルにて読了。 朗読の声が良く楽しく聴けた。 本だと絵があったりで読みやすそうなので、本で再読したい。 経済の基礎知識はあるので内容は元々知っているものも多かったが、面白くあらためて理解出来た感じ。 最後の方に書いてあったが、確かにこの本を皆が読んだらもっと世界は良くなると思った。
0投稿日: 2023.02.13
powered by ブクログ高校生くらいで読みたかった内容。 お金とは何か、国の役割は何か、が平易に解説されている。 読んでいる途中にこれって主流派経済学じゃなくて、MMTに基づいてる解説じゃね?って思ってたら、案の定そうであることが中盤あたりで指摘されていた。 一応、MMTは異端って呼ばれてるんだから、MMTを基調としていることははじめに断っといて欲しかった笑
0投稿日: 2023.01.31
powered by ブクログ昨年末に買った本です。 まず1冊目の消化本はこれにします。 一章だけ読んだのですが、分かりやすくて、カラーのイラストでとてもいい感触です。 (中学生の子もちらっと読んで、わかりやすいと言ってました)
0投稿日: 2023.01.29
powered by ブクログSNSやインターネットが発達した社会において、民主的な選挙は、本当に正しい結論に導けるのか。優秀な人々の意見と、流されやすい大衆の意見は、どちらが正しい結論を導くか
0投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログお金ってすごく身近で価値があるものなのにボンヤリとしか知らなかったんだなあと実感。 漠然と「経済を学ぶ=効率的に稼ぐ方法を学ぶ」みたいに考えていたけど、そうではなく、経済の仕組みや世界との繋がりの中でお金がどう動いて来たのかを学ぶことで、日本の現状を知ってこれからどうしていくべきかを考えることなんだなと思った。
5投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログ「民主主義」を読んで、投票する側が最低限の知識を持っていないと民主主義って破綻していくんだろうなぁと思ったのでまずは経済からちょっと勉強することにした。 可愛い動物たちが住む村に例えて話してくれるので読んでみようという気になれる。でも私がアホなので国債とかちょっと難しかった。この箇所はまた読んでみよう。
3投稿日: 2023.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ニュースを見ていても、政治で行われている経済面のことがよく分からなかった。 と言うか、この本を読んでよく分かっていなかったんだと気付かされた。 ・日本は、民主主義?社会主義? →正確にはどちらでもない。 ・インフレだから、危ないの? →インフレだからといって、明確な答えは出ない。 ・日本は国債が多いから危うい国なの? →そうとは限らない。 もっと経済に付ついて知れば、日本の政治のことを考えるきっかけにできる。
3投稿日: 2022.12.09
powered by ブクログ非常にわかりやすく、また社会をより良い方向にしたいという著者の思いも汲み取れる。子供にも読ませたい。
3投稿日: 2022.11.27
powered by ブクログMMT、租税貨幣論などについて非常にわかりやすく解説している本。お金がなぜ存在していて、どのように考えれば良いのか?本当は義務教育で教える内容が書かれていた。経済の仕組みを知りたい人に読んでほしい。
3投稿日: 2022.11.21
powered by ブクログ経済の基礎を学びたくて読み始めた。規模が大きくて中々理解が及ばない経済を、100人の島に例えてわかりやすく説明してくれるので、理解が進んだ。 また、著者の持続可能な経済システムの構築に対する熱意に感銘を受けた。ただの知識本に留まらず、本気で問題に向き合ってる人はすごい。 「税が財源ではないこと」「大事なのは、お金の数字の大きさではなく、人や技術や実物的なモノ」というのに根本から覆された感がある。確かになと。 星4にしたのは、8章の最後で、ロシアのプーチンの暴走をなぜ止められないのかという現状の問題に着目していたが、そもそもなぜ戦争を起こしたのかという根本理解、覇権の暴走という国際的視野を持っていないと、本質問題が霞んでしまう、また権力(を維持しようとする)者の思い通りになってしまうという懸念がある文章だったので。
0投稿日: 2022.10.11
powered by ブクログイラストも可愛くて、サクサクと読めた。 小学生向けの本を手に取ってしまったかと誤解したくらい分かりやすい本だった。
2投稿日: 2022.10.11
powered by ブクログ経済の仕組みとともに社会制度について易しく解説した本。 書籍タイトルにある通り、わかりやすい例え話が多く、今まで直感的にわかりずらかったお金の価値を決める要因や背景について自分なりに再整理ができた。 金融のビジネスに携わる身ではあるが、必ずしも経済や金融の仕組みと社会制度をリンケージさせながら日々の事象を解説できないケースも多かったが、そのための大きなヒントを得ることができた。 特に、本来は紙切れでしかないお金を皆に価値あるものとして浸透させるのは、国家権力でもって意味を持たせる(国に一定のお金払わせる。でないと制裁を加える)ことが必要、との解説には今更ながらなるほどと納得。 著者の最後のメッセージにもあるが、今の社会はどう成り立っており、そのためには何が大事なのか、改善するにはどうすればよいかを考えるきっかけとなる良書。ぜひとも多くの人に読んでもらいたい。 (興味をもったので著者<ムギタロー>についてネットで検索。マルチなタレント性をもった人物であることを知った。今後フォローしていきたい)
3投稿日: 2022.10.02
powered by ブクログよくある内容の薄い経済本のように見えて、すごく深いことが書いてある。 ・現代貨幣理論 ・信用貨幣論 ・債務の仕組みやバブル ・内生的貨幣供給 ・信用創造 ・インフレデフレ ・為替 など、かなり難解な内容まで含めてきちんと記述されていて、素晴らしい。 MMTなどの、自国通貨が債務不履行にならない話に関しては懐疑的だったが、本書を読んで納得した。債務とは何か?の説明のパートが本当に素晴らしい。何をどう考えても債務不履行にはならない(ひょっとすると、インフレはありえるかもしれないが、""債務不履行""はありえない)ということが分かった。 本当に素晴らしい。説明の天才だと思った
3投稿日: 2022.09.26
powered by ブクログ多くの人が難しく考えている経済を、分かりやすく説明している。とても理解しやすい例えを用いているので、中学生でも経済の仕組みを理解できると思う。かなりおすすめの本の一つだ。
3投稿日: 2022.09.23
powered by ブクログ全体的には、わかりやすくてよかった。経済ってなんだろうとなって読むにはいい本だと思った。 解説のわかりやすさ優先だと思うが、たとえ話が個人的には、内容に対して幼稚にしすぎていると感じて少し読みづらかった。 個人的にもっと勉強しないと判断がつかないと思ったのが、通貨や財政政策について、MMT(現代貨幣理論)を基本にしていた点。 書中に著者による補足もあるものの、まだまだ議論の余地のある理論だと思っているので、どうなのかなぁと感じた。
0投稿日: 2022.09.18
powered by ブクログ身近なのに全然理解していないお金、経済、国の仕組み。その本質を、こんなに分かりやすく伝えられるなんて、著者には感謝の言葉しかありません。 表現や言葉がやさしいので、ビジネス本に感じがちなオラオラ感が全くありません笑。表紙の印象通りです。 とにかく沢山の方に読んでほしい、そう思わせる素晴らしい本でした。 圧倒的No1の名著です。
3投稿日: 2022.09.18
