
決戦!賤ヶ岳
天野純希、木下昌輝、矢野隆、土橋章宏、乾緑郎、吉川永青、簑輪諒/講談社
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総合評価
(4件)3.5
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powered by ブクログとても好きなシリーズだ。 今回は登場人物が限定されていて各作家の描き方が違い過ぎて、本全体としては何となくしっくりとこなかった。 でも歴史物に長けている作家の面々で個別としては面白い。
2投稿日: 2022.11.05
powered by ブクログ賤ヶ岳の七本槍を七人の作家が描く面白い構成。 どの作家も、譜代の家臣がいなかった秀吉が、「うちにはこんな良い家臣がいるんだぞ!」と「七本槍」をでっち上げたような描き方が興味深かった。 それによって多くの七本槍たちが悩むことなる。その苦悩の心理描写を、どの作家も上手く表現している。
1投稿日: 2022.09.24企画倒れ
本書を作るための下打ち合わせを記録した、賤ヶ岳七本槍の七人の武将を七人の歴史作家に割り振る「『決戦!賤ヶ岳』七本槍ドラフト軍議」という電子本を、以前読んだことがある。これがずいぶん面白かったのでかなり期待して本書を読んでみた。しかし賤ヶ岳の戦いと七本槍に限定した企画のせいか、冒頭作の加藤清正がまあ良かったが、他の決戦シリーズと比べて面白い作品が少なかった。
0投稿日: 2022.06.30
powered by ブクログ木下昌輝さんが好きで読みましたが、他の方の小説の雰囲気が分かって、読みたい作品を開拓出来たところが1番良かった。 敵陣の登場人物がまぁまぁ一緒なので、自分の担当する武将に花を持たせるために寄せて書いてるのが、歴史小説はフィクションとはいえ、続けて読むと寄せてる感が出るのだけが複雑な気分になった。それぞれ短編としては面白いものが多くて好きです。
0投稿日: 2022.05.31
