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実は私が本物だった 1
実は私が本物だった 1
yuun、March/Piccomics
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総合評価

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  • 今後に期待

    どんなに努力しても父親からの愛を一切受けられず、更に異母姉妹・もう一人の娘と自称する女性が登場、その女性に謀られて処刑され、ふと気付いたら数年前に時間が巻き戻っていた…というあらすじ。 ジャンルはタイムスリップ物+聖女(に近い)物のハイブリッド型で、ステータスやらレベルやら乙女ゲーやらのゲーム要素は恐らくなし。 内容はやや典型的・ありきたり感は否めないが、構成・テンポ・演出・表現等は総じて水準以上で、漫画としての完成度は十分。フルカラー作品は「これフルカラーで売るほどの画力?しかもこの値段で?」と疑問に思うような微妙な画力の作品が少なくないが、本作はそのような事はなく、ちゃんとフルカラーに見合う画力と表現力を持っている。 ただし、プロローグがかなり長かったせいで、この1巻ではストーリーが殆ど進んでいない。総合的にはなかなかの作品なので、今後どう展開していくか気になるところ。

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    投稿日: 2022.03.05