
総合評価
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powered by ブクログ誰しも生きていれば あの時ああしていれば、こうしていれば。 あの職業であったら。 金持ちだったら。 そう思う事ってある。 私もそう。 学生時代にもっと勉強して 就きたかった仕事に諦めなければと ずっと思ってきた。 だけどドラマや映画じゃあるまいし 戻れる訳もなく。 ただ退屈な毎日を送ってた。 だからこの本を読んでみようと思ったのは 必然だったかも。 読んでみて。 自分の今を見つめ直す事が出来た。 無いものばかりだと思ってた。 けどたくさん持ってた。 家族、子供、マイホームに 少ないけれど給料貰えて仕事がある。 帰る家がある。 この本に感謝したい。
2投稿日: 2022.08.28
powered by ブクログ就職せずに研究を続けていたら?習い事を小さい頃に辞めていなかったら?あのときの誘いを断っていなかったら? 日々の中でこんな思いが浮かんでは消え、今の状況を嘆く。すごく共感できる。前に進み続けるのがしんどくなったときに読みたい。
0投稿日: 2022.08.26
powered by ブクログレビューはこちら↓ http://blog.livedoor.jp/bunkoya/archives/52602340.html
0投稿日: 2022.08.23
powered by ブクログ面白かった。映画にぴったりな本だと思ったらやはり映画化は決まっているみたい。 ファンタジー要素は強いけど、所々に哲学的な明言が散りばめられていて、視野が広くなるような感覚があった。後悔や環境に囚われて諦めず、自分の見方を変えてただ生きることが大切。シンプルに生きるのは、言葉ほど簡単ではないけど、小さくても大きくても、今の一瞬の選択でその後の人生が分岐していくことを意識して生きれたら、ちょっとはワクワク出来るかも。忘れた頃にまた読み直したい。
1投稿日: 2022.07.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
愛されない、必要とされていない、自分なんて生きている意味も価値もない。そんなふうに思い詰めた女性が自殺して目が覚めると、そこはなぜか図書館。本を媒介に別の世界線の自分になって、様々な可能性を持った“自分“を体験するファンタジー寄りの話です。 生きる意味を他人からの承認に見出そうとするのではなく、自分で自分の可能性を信じてあげること。いつだって選択肢は自分にあって、それは一見小さなことでも、大きな意味につながっていること。どうでもいいことなんて何一つないのだと肯定してくれる物語です。
0投稿日: 2022.07.24
powered by ブクログ「幸せ」とは何か 裕福になること?有名になること?研究者として成功を収めること?メダリストになること? もちろん、人それぞれ、人生の見方が違っているから、明確な答えというのは存在しない。 ただ、主人公ノーラはたくさんの人生を経験して、幸せとは何か自分なりの解釈を見つけることができた。それは自分の環境に囚われていたのではなく、物事の見方に囚われていたのだった。 決して第三者からみたら、小さい物事かもしれないし、自ら小さい些細なことだと見逃していたことも、考え方を変えたとたんに、大きく価値が変わり、人生が豊かになる可能性だってある。 ずっとオリジナルの人生で死にたいと思っていたノーラは、とある人生で死に直面して、「生きたい」と思ってしまった。 死にたいと思っていた読者も、現在「死」に本当に直面したとき、まだ生きていたいと思ってしまった。本当の「死」とは直面したものにしかわからないことであって、軽んじて考えていいものでは一切なかった。 「死」は恐怖そのもの。いくら対抗しても勝てっこない存在。それに抗う能力はおそらく人間にはないのだと。いや、あるのかもしれない。強い人間は最期の最期まで、抵抗するかもしれない。 どうしても人は自分と他人を比較してしまうもの。それでも、自分の中で大きな価値のあるものを見つけさえしてしまえば、誰でも「幸せ」になれる可能性があるってことを教えてくれる。
0投稿日: 2022.07.23
powered by ブクログ人生に絶望し自殺をはかった主人公ノーラが行きついたのは、生と死の間にあるミッドナイトライブラリーだった。そこではノーラの選ばなかった人生…あの時こうしていればという後悔をやり直す事が出来る。 常に人生は取捨選択。当たり前だけど一つ選べば他は選べない、しかしどれを選んでも所詮は自分なのだ。
1投稿日: 2022.07.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
バタフライエフェクトみたいかなと思いきや そんなやり直しではなく また、単なる転移者の話ではなかったのが とてもよかった。 ラストもラブストーリーにならなかったのはいい感じ(^-^)/
0投稿日: 2022.07.06
powered by ブクログノーラはその日人生のどん底にいた。飼っていた猫を亡くし、仕事をクビになり、いくら悲しくても話を聞いてくれる家族も友人もいない。頭をめぐるのは後悔ばかり。「私がもっといい飼い主だったら」「両親にも亡くなる前にもっと親孝行ができていたら」「恋人と別れなければよかった」「故郷に戻らなければよかった」生きている意味などもうないと、ノーラは衝動的に自らの命を絶とうとする。 だが目覚めたとき、目の前には不思議な図書館が佇んでいた――。 Amazonか何かで強くpushされていたので読んでみた。まあ悪くはないけど、ちょっと積極臭くて鼻白むところもあったかな。私はそこまで感動はできなかった。まあここまで感動物語です!って推されてる作品で実際感動できたことほとんどないんだけどwノーラも大変なのは分かるんだけど、現実問題こんなやる気なくて自分は不幸ですって顔して努力もしない子に何かしてあげようとか思わないでしょうよ・・・誰かの希望に沿ってるようで、結局言いなりだし、何がしたいのか普段から考えてないんだなと。自分がこんな風に後悔したことがあまりないせいかもしれないけど、主人公にほとんど感情移入できなかった。
0投稿日: 2022.07.03
powered by ブクログ❇︎ 表紙のイラストが素敵で手に取りました。 生と死の狭間にある、真夜中の図書館。 生きることに疲れ果て死を望んだノーラが 辿りついたその場所には、涯のない書架があり その一冊一冊にはノーラが生きたかもしれない 人生が綴られていた。 生きたかもしれない別の人生を羨むのは、 今に満足していないから。 選ばなかったことを後悔し、その選択に 理由付けをしているから。 後悔の数だけ人生を生き直せるとしたら、 あなたはどうしますか。 限りない後悔の先に見た、現実と異なる 人生でノーラが気づいたことは一体何か。 どんな結末が待っているか分からない、 だからこそ諦めずに生きるんだと 伝えてくれる物語。
10投稿日: 2022.07.01
powered by ブクログ唐突ですが、私はBTSが大好きです。 彼らが一週間程度別荘で過ごすというリアリティ番組で、メンバー7人のうち、何人かが読んでいたのがこの本。気になっていたものの当時は日本語翻訳版が出版されておらず、そのリアリティ番組が放送された数ヶ月後に日本語訳が出版された。 出版されてすぐに購入したけれど、他の本を読んでいたり、資格取得の為に忙しくなってしまい、試験が終わる6月まで寝かせた。 ------- 本の話をすると「あの時、ああしていたら、もし、こうしていたら...」 人生における様々な選択肢の中で、もし違う選択をしていたら、違う人生だったんじゃないか。 人生を自ら終えようとした主人公が、違う選択をした別の人生を垣間見る、というお話。 ------- BTSの話に戻るけれど、人気絶頂のタイミングでグループの活動休止を決断し、グループ随一の頭脳を持ち、読書家であるリーダーが、休止に至る話をした時に「マルチバース」の話を持ち出していた。 別の世界では音楽をやっていなくて、アイドルになっていなくて、会社員をやっている自分がいる。 でもこのバージョンの世界ではBTSとして有名になった。(かなり中略)このバージョンの世界でベストを探したい、そこから自分の中にある別の可能性を試したい、と。 ------- ちょうどこの休止発言のタイミングと私がこの本を読み進めていたタイミングが同じで、震えました。 常々、思っているのは、欲しい言葉は必要なタイミングでやってくるということ。 せっかく買った(借りた)んだからと手元にある本や、ベストセラーなんだから面白いはず、と思い込んだ本はちゃんと読み終えなきゃと昔は思ってたけど、少し読んで進まなかったら「今じゃない」と寝かすことも大事。いつか「その時」がやってくる。 本当にピッタリのタイミングでこの本を読むことができた。
1投稿日: 2022.06.28
powered by ブクログ「過去をどう捉え、なおいかに生き行くか」という誰もが日々直面するものがテーマ。小説としては話の展開からラストまで想像のつく範囲であるが、哲学的な要素の大きい本書にとって、メッセージをこれでもかと念押しするのにわかりやすい流れだと感じた。
0投稿日: 2022.05.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
真夜中の図書館、なんて素敵なタイトル。 とわくわくして手に取りました。読んでる途中で何となく展開が読めるというか結末の予想がつく感じでしたね。ヤングアダルト向けかなと言う感もあり。 正直途中まではあまり面白さを感じられず、「この人生別バージョンシリーズはいつまで続くのかな?」と途中飽きかけました。 自分くらい大人になってひねてしまうと(苦笑)どんなに後悔がありやり直せる人生を与えられたとしても、ここに出てくるような劇的な人生なんてありえないと思ってしまう。 多次元?も夢があり素敵ではありますけども。 ファンタジーとしては面白いけども自分はもうある種のファンタジーにはのめり込めない。 辛抱強く読み続け、ヒューゴが出てきた辺りからちょっとおもしろくなりました。 励まし系?呼びたくなるテイスト。面白かったけれども好みは分かれそう。 訳者の方は「四日間の奇蹟」を書かれた浅倉卓弥さんだということを読後知りました。この物語の訳をされたということが何となく浅倉さんらしいなぁというか、テイストが似てるかなと思いました。 「四日間の奇蹟」の方が本作より(訳書ですけど…)自分は好きかなと感じましたが。 若い方にお勧めしたいかな。
7投稿日: 2022.05.21
powered by ブクログこんなにたくさんの人生生きるなんて、逆に大変そう。そんなに決断してきてない人生送ってきてるので、何の文句もなく人生終えられそう。それはそれでつまらないですね。私のところに図書館来てくれるなら、提案できる人生をいくつか用意しとこかな。そんな希望が持てるファンタジーでした。自分を生きる、、胸に刻みます。
0投稿日: 2022.05.20
powered by ブクログ人生を後悔して自殺を図った主人公。 意識が混濁していく中、真夜中の図書館が現れる。 図書館には自分の選ばなかった人生が本としてたくさん所蔵されており、主人公はやり直すために本の中の違う人生へ入り込んでいく。 さまざまな人生を歩み直して、視界がひらけてくる。人生の難しさとそれを許容する大切さが身に染みる一冊!!
0投稿日: 2022.05.16
powered by ブクログ「もしあちらを選んでいたら今ごろどうなっていただろう…」 誰もが一度は考えた事があるのではないか。 過去に自分が選ばなかった人生を歩んだ“自分”になれるんだったら? 人生に絶望し死を決意、自らの人生を終わらせようとしていた主人公が、生と死の狭間にある不思議な図書館で体験する数多の“人生”。 一緒に体験していくなかで本当の幸せ、完璧な人生とは何かを考えさせる。 人生に少し迷子になった時、本書の中に散りばめられた哲学者の言葉とノーラの体験が何かのヒントになるかもしれない。
0投稿日: 2022.05.14
powered by ブクログ悔いばかりの人生に絶望し死を決意したノーラは、ある夜「真夜中の図書館」に引き入れられ、司書のエルム夫人に「後悔の書」を渡される。そこにはノーラが生まれてから感じてきたすべての後悔が記されている。 本を閉じ、やり直したい出来事を選ぶと、その時代に転生し選択されなかった人生、後悔が解消された人生を生きることになるのだが… エルム夫人の「小さな物事の持つ大きな意味を、決して過小評価してはいけません」という言葉が人生のバタフライ効果のように心に響く。
9投稿日: 2022.05.13
powered by ブクログ仕掛けがシンプルで、話の展開が安易で、子ども向け娯楽映画のよう。文体も、翻訳のためではなくて、平板な表現なのだろうと想像する。
0投稿日: 2022.05.04
powered by ブクログ自分の人生、あの時ああだったら、こうだったらと考えることは年齢と共に増えたと思う。けれど、今ある人生のなんてかけがえの無いことか。大切にしたいものがしっかりある。
0投稿日: 2022.04.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
幸せの青い鳥とかカラフルとかバタフライエフェクトとかそんなものを思い出した。 望んだ未来があったのにここからまだどうとでもできるとガチガチに縛られすぎてないのがよかった ささやかな日常の幸せから少しずつ積み上げていくのが大事なのは分かっていてもどうしても視線が曇っちゃうことはあるよね
0投稿日: 2022.04.18
powered by ブクログ様々な不幸に見舞われ、生きる気力を失くしたノーラは自ら死を選ぶ。だが、ふと気付くと彼女は深夜の図書館にいた。司書を名乗る女性が現れ、ここにある蔵書はすべてノーラの“ありえた人生”を綴ったものだと告げる──。 印象としては『クリスマス・キャロル』+『リプレイ』(他のループもの)+『ソフィーの世界』かな。本を開くたびにその世界の自分を生きる設定が目新しかった。部外者なのでその世界の記憶はないのも面白い。 ぼくのような擦れたおっさんではなく、生き方に悩んでいる若い人に読んでほしいと思った。良作です。
1投稿日: 2022.04.09
powered by ブクログ人生の中には無数の分岐点がある。 幸せな人生にも、辛いことはあるし、 辛い人生にも、必ず出口がある。 どう今を捉えるかは、自分次第。
1投稿日: 2022.04.03
powered by ブクログ毎晩2、3章ずつ1ヶ月かけてゆっくり読みました。全編通して常に癒やされるとか、前向きな気持ちになれるストーリーでは無いが、一歩ずつ主人公に寄り添うように読み進めるのが私には心地良い時間となりました。。
1投稿日: 2022.03.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公が数々の人生を経験することで、過去の選択によって逃したことはあれど人生で感じる感情はさほど変わらないのだ、という教訓はなんだか仏教的だなと思った。 後悔するのではなく今持っている可能性を信じることと、どんな人生でも結局感じることはさほど変わらないと割り切る?という考えかたのは、矛盾しているようで、相容れないわけではない。 この本を読んだきっかけが、BTSも読んだからだったのだが、皆はこの本を読んで何を思ったのだろう?選ばなかった人生を想像して、どの人生でも自分は自分、幸せだと思えているのだろうか。どちらかというとノーラが思い描いた成功像のような人生を歩んでいると思うけど...
2投稿日: 2022.03.17
powered by ブクログこれが日本人作家ならまた趣も変わり、自分の趣味にもあったのかもしれないな。 他の選択肢があったのならと、誰しもが思うし、どん底の時は別な人生を歩きたかったと思うけど、決して自分の望み通り満足する生き方なんて、あるわけないのだなぁ。
1投稿日: 2022.03.17
powered by ブクログ『ミッドナイトライブラリー』 マット・ヘイグ 全英1位!BTSも読んだらしい。 飼っていた猫を突然亡くし、仕事もクビになり、家族や友達関係もうまくいっていない。 どん底に落ちたノーラは自ら命を絶とうとしたが、目覚めると真夜中の図書館にいた。 その図書館は死と生の狭間にある真夜中の図書館。 そこにはノーラが選ばなかった人生が描かれたたくさんの本があった。 選ばなかった人生を選び直すことでより良い人生を取り戻そうとするが… 主人公のノーラが哲学を専攻していたこともあり、哲学者の言葉がいくつか登場します。 「自分の夢に向かって胸を張って進め。そして、思い描いた人生を生きよ」 ヘンリー・デイヴィット・ソロー 「愛を恐れることは、すなわち人生そのものを恐れることだ。そして人生を恐れる者は、すでにほとんど死んだも同然なのである」 バートランド・ラッセル 「人生は絶望の向こう側から始まる」 サルトル 結末が気になって一気に読んでしまいました。 どの人生を選んだとしても、幸せばかりの人生もなければ、不幸ばかりの人生もない。 幸せと不幸は背中合わせだから。 私自身についてこれまでの人生を振り返っても、やり直したい瞬間はない。 消してしまいたい恥ずかしい過去や馬鹿な出来事でさえも、今の私でいるために必要だったと思う。 このさきも後悔することのないよう、精一杯やりたいことにはチャレンジしようと思いました!
6投稿日: 2022.03.13
powered by ブクログP99 「“望む”というのは…“欠けている”という意味を孕んでいる。その欠落をほかの何かで埋めてやりさえすれば,元々の望み自体も消えていく。時にそういう意味にも取れてしまう。ですからあなたの問題は,“望み”の方にではなく“欠落”の方にあるのかもしれませんね。あなたが生きたいと“望む”人生だって,ほかにあるのかもしれませんよ」 P111 「…死とは,可能性の対極です…」 P173 「私たちはいきなり,その,与えられた人生を生きることになる。そこにあるまっすぐな一本道を歩かされることになる。でも,それだけではないみたいなんです。なぜなら人生とは,私たちがしたことだけでなく“しなかったこと”からもできているから。だから,人生の一瞬一瞬がきっと分岐点なんです」 P174 「私たちの人生がどんなふうに始まったかを,ちょっとだけ考えてみてください。最初は種が一つ,地面に蒔かれたかのようですよね。そして私たちは成長し,まず幹になった…でもその幹は,私たちの人生という樹は,やがて枝を伸ばし始めます…分かれてはまたその先でさらに分かれることを繰り返し,様々な方向を目指していく。そしてやがて,小枝になる…最初は同じ種子から始まったそれらが,今はそれぞれ,まるで違う場所にある。人生ってそんな感じですよね。
1投稿日: 2022.03.07
powered by ブクログ過去をやり直せたらなんてきっと人なら誰しもが思うことを具現化させたような夢のある話で、そしてある意味では残酷でもある話。 印象に残った文章がたくさんあって付箋だらけになりました。 「たとえば未来みたいに、自分にはわからない物事が心配になったら、よく知っていることを思い出すといいのよ」
1投稿日: 2022.02.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私はBTSファンなのだが、彼らが読んでいた本ということで韓国で人気になり、最近日本語版が出たのを知って早速買って読んでみた。 後悔ばかりで人生に絶望し、自殺を試みたノーラは目を覚ますと謎の図書館に迷い込む。図書館では「自分が選ばなかった人生」の本を選ぶと、その人生に入り込める…というお話。 オリンピック選手や世界的ロックスター、愛する家族もいて完璧な生活… その他たくさんの選ばなかった先にある人生を体験し…結局最後に戻ったのは元の人生。 物事の見方を変えると、無駄なことやダメなことばかりじゃない。実は気づかないところで人の役に立っていたりする。拗れたと思った人間関係も自分が誤解していただけかもしれないし、自分から少し行動してみることで変わることもある。 誰かの夢のための人生、誰かのための人生ではなく自分しか生きられない自分の人生を生きること。 自分自身30歳になり、キャリアや私生活、自分の在り方、人間関係などで悩んだり後悔することが色々あるタイミングで、なんだかすごいタイミングでこの本が降ってきたなという感じ。 結局どの選択肢を選んでも「もしあの時ああしていれば…」は必ず発生する。じゃあ自分にとって大事なのは何か?それをよく考えたい。 ちょっと啓発本っぽいメッセージだし、読んでいくにつれて結末は予想できる感じではあるが、じんわり温かい気持ちにさせてくれた。 -- ★時間とお金のムダ ★★普通〜微妙 ★★★よかった ★★★★心が動いた(感動した、意表をつかれた、ショックだった) ★★★★★人生の本棚に入れたい
3投稿日: 2022.02.27
