現代文明・科学と魔法・ファンタジーの両方が存在する世界観。実験に志願したらモンスター化し、200年後に目覚めた主人公が、まぁいろいろとあれこれするというあらすじ。 内容的には可もなく不可もなくといったところ。画力・展開・演出・テンポ・表現・戦闘描写、いずれも「良くはないが悪くもない」な感じで、一言で言えば普通。読みやすくはあるが物足りなくもある、癖がないとも味気ないとも言える。 ストーリーは明るく賑やかなもので、ノリ的には 「蜘蛛ですが、何か？」にかなり近い印象。もちろん設定的な共通点は全くないけど、あれが楽しく読めるのなら問題なく読めるのではなかろうか。 何にせよ悪い作品ではないので、試し読みして気になったなら読んでみるといいかと。