
「ククク……。奴は四天王の中でも最弱」と解雇された俺、なぜか勇者と聖女の師匠になる(1)
芳橋アツシ、延野正行、坂野杏梨/講談社
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総合評価
(1件)5.0
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面白おかしい
作品名通り、役立たずの最弱(と思われている)四天王が魔王軍をクビになるという、まぁよくある追放物の作品。作品名は言わずと知れた「ギャグマンガ日和」のパロディ。 内容的には作品名から察せられる通りギャグ・コメディが中心。ギャグセンスが良い感じに高く、なかなか笑わせてくれる。特に集中線と気合の入った擬音でアグレッシブに誇張された朝チュンスズメには思わず吹き出してしまった。画力も比較的良好で、キャラクターとそのデザイン、個性等も良い。 また、作品のあらすじ自体はありきたりだが、設定面はそこそこ練られていて個性があり、そこまでありきたりっぽさは感じられない。この手の作品にありがちな「粗さ・臭さ」もかなり少なく、取っ付きやすくて読みやすい。 目を見張るような飛び抜けた特長はないが、全体的に良く描けた、粒揃いな作品といったところ。ギャグ好きなら読んで損はないかと。
2投稿日: 2021.10.19
