Webサイト「コロナEX」で連載中の箸糸シュウスケ(漫画)、三上テンセイ(原作)、小山内(キャラクター原案)による「剣とティアラとハイヒール〜公爵令嬢には英雄の魂が宿る〜」の第1巻。戦死したの英雄オルトゥスは、目を覚ますと公爵令嬢セレティナへ転生していた。病弱、そして淑女としての義務があるなか、再び騎士になりたいセレティナの運命は…。タイトルと表紙の絵を見て気になったので読んでみたのですが、ちょっと自分には合わなかったみたいです。

同一世界で男性が女性に転生するタイプの作品。レベルやステータス等のゲーム的な要素は恐らくなし。 内容・出来は正直微妙で、全体的に台詞回し・言葉選びが拙い、構図や展開のまとめ方も雑な上、展開のテンポが早すぎて荒削り。 画力も下手ではない程度。単純な意味での画力が低めで、キャラクターの動きや表情も固い。細部や背景の描き込み量も大雑把。 際立った評価点は表紙が上手いくらいしかない。物語のメインプロット自体は悪くないだけに、もっと上手い人がコミカライズ担当してくれたらと思わずにはいられない。