良く描けている
差別を受け職を終われた凄腕の魔術師が、田舎の魔術学校の教師となり、落ちこぼれの問題児クラスの担任となる…というお話。 内容的にはかなりオーソドックスな学園教師物。目を見張るほどの個性的な展開はないが、教師物としては地味ながらもかなり手堅い出来で、構成も上手い。 画力、台詞回しや言葉選び、キャラクターの個性や表情等が良く描けており、完成度自体はとても高い。ただ、この1巻ではプロローグもプロローグなので、物語に全く動きがない。2巻以降でどうなるか。