
総合評価
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powered by ブクログ現在の中国が何故「中国」なのか、古代史にそのヒントはありやなしやと思い、読んだ。殷、周、春秋戦国時代、秦、漢までの歴史を、豊富な史料で考察しながら読み解く。なかなか難解な本で時間はかかったが、「中国」の形成までの経緯が朧げながらにわかった。秦は中国を統一したと言えるのか、漢も初期段階は結構微妙。この国は、基本、united states of chinaと言ったら良いのか、複数の国が常に国際的な駆け引きをしながら、バランスを取っている大国なのかもしれない。
0投稿日: 2025.12.15
powered by ブクログ古代中国史のコンパクトな入門書。殷から前漢の武帝まで。 『三国志』や『項羽と劉邦』など、中国古代コンテンツに触れるうえでのざっくりした見取り図が欲しいと思って手に取ったが、タテ軸の解説と有名なエピソードの紹介のバランスが取れた丁度いい本でニーズに合っていた。 『キングダム』への言及や故事成語の由来の紹介など、読者を飽きさせないための著者の気配りが伺え、扱う時代の広さや内容の細かさの割には読みやすい。 各章に年表が付いているのも、メモを取りながら読むには便利。もっとも同時並行的に物語が進む戦国時代では、年表を頭の中で整理し直す必要がある。
0投稿日: 2024.01.31特に殷周の記述が魅力的
この時代を扱った宮城谷昌光の各小説や司馬遼太郎の「項羽と劉邦」が好きなので、小説ではなく史実はどうなのかを知りたくて本書を読んでみた。新石器時代から夏 殷 西周時代の記述は、発掘物や甲骨文 金文の知見に元づた解説が多く大変に面白かった。しかし戦国時代以降は史記やその他の歴史書に基づく記述が大半で、宮城谷昌光や司馬遼太郎の小説の内容を再確認したにとどまってしまった。あとがきに著者は「殷周が専門」と書いてあったので、当然のことはと納得してしまった。
0投稿日: 2022.09.18
powered by ブクログ古代に中国という概念がいかに育っていったか、戦いの歴史から眺めていく。 殷王朝と方国の争い、そして後に理想化される周と夷や戎との争い、春秋時代や戦国時代など国際社会としての中国、そして秦の統一と滅亡、漢王朝の成立、匈奴との屈辱的な和睦、武帝時代の力関係の逆転まで。一応キングダムの流行を意識した企画だったみたい。
0投稿日: 2022.01.29
powered by ブクログ前漢武帝期までを対象に、主に軍事の側面から「中国」形成の過程を追う内容。新しい出土資料を踏まえることで、特に周代までを扱った前半部分において文献とは必ずしも一致しない実情がうかがわれて興味深い。
0投稿日: 2022.01.08
powered by ブクログ2021/10/2読了。この新書を手に取るきっかけは 宮城谷昌光の『孔丘』、司馬遼太郎の『項羽と劉邦』を読んだからで、中国古代の春秋戦国時代を もっと知ってみたいと思う好奇心からだった。 中国3000年の歴史と言われているが、我が隣国の 中国が紀元前からどの様に国家形成をしていったの かを歴史小説と併せて学術新書で確認できたこと(ほんの一端だが)は意義あることだった。
0投稿日: 2021.10.02
