
総合評価
(6件)| 3 | ||
| 3 | ||
| 0 | ||
| 0 | ||
| 0 |
タイトルや作品情報から受けた印象とは少々異なりました
作者が「あとがき」に書いているように、連作長編のスタイルでありました。春夏秋冬の季節に従って、1年間かけて連載されたものだそうで、それぞれが独立していながら、つながっているようにも思えるような構成になっていました。 正直言って、もっとおどろおどろしい物語かと思っていましたが、そうでもなく、しかし、不思議な世界が広がる小説ではありました。 私は「秋」の章が好きかな。旅先で読むにはもってこいかもしれません。
0投稿日: 2023.08.14
powered by ブクログ中井英夫全集2巻を所持していない為、文庫本を手放さなかった。 何年か前に読了。 作品集は何故か部分掲載。これがなきゃ価値のある作品集なんだが… 追記;全集2巻を無事購入したので、旅行バッグに入れて旅先用にする。
0投稿日: 2016.08.26
powered by ブクログ丸ごと『中井英夫全集《2》黒鳥譚』に 収録されてしまったので、うっかり忘れていた(^^;) 人形をモチーフに、 春夏秋冬、様々な職種の人々の愛憎劇が描かれる。 暗号パズルを織り込んだ「秋」の部が怖い。
0投稿日: 2012.01.19
powered by ブクログ280 夜は夢魔が目覚める時。夜に生をうけた人形たちは、人の世の原罪を、哀しみをまた憎悪をその糧として生きているのか。……日常の営為の底にひそむもう一つの世界を人形たちと共に旅する時、季節の移ろいは我々をより深い酩酊へそして破局へと誘う。著者五十年の苦い想いをこめて描く魔術の書。 異形の列・真夜中の鶏・跛行・夢のパトロール・海辺の朝食・水妖・笑う座敷ぼっこ・三途川を渡って・影人・憎悪の美酒・歪む木偶・貴腐
0投稿日: 2009.03.03
powered by ブクログ忘れもしない中学生だったある日。 教室にあった学級文庫(みんなで持ち寄った本を置いてある)の中、担任だった国語教師が置いていた本をたまたま手に取った。 それが今は絶版になっている角川文庫の「銃器店へ」という本だった。著者名は中井英夫。勿論、その人の名は全く知らず、どんな内容なのかも知らず、ただその表紙の漆黒に誘われて、私は貪るように読んだ。それが私と中井英夫の出会いだった。 中学生が読むには多分難解なのだと思う。けれど、その硬質な文章に潜む、濃密な色彩、情念、謎……が私を虜にした。 その後この人の作品を探し求め、代表作である推理小説「虚無への供物」をはじめ、手に入る本は片っぱしから読んでいった。 その中で最も愛する作品ということで、私はこの一冊を挙げたいと思う。
1投稿日: 2009.02.22
powered by ブクログ中井作品は戦中日記もの以外はほとんどがおすすめなのですが、これは日曜日に某所へ集うお姉様方へおすすめ。 もし再び出会っても、もう彼は自分が知る彼ではないかもしれないという件が好きです。 ちょっと切ないのです。
0投稿日: 2007.07.19
