
総合評価
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powered by ブクログ元芸妓が織りなす料理に励まされる人たちと過去の秘密の物語 一の皿 願いととのうエビフライ 二の皿 商いよろしマカロニグラタン 三の皿 縁談きながにビーフシチュー 四の皿 失せ物いずるメンチカツ 五の皿 待ちびと来るハンバーグ おまけの小皿 *書き下ろし 住宅街の路地にひっそり佇む夕食店シマは、店主の志満と孫娘の希乃花が営む落ち着いた店で、昔の良かった思い出を振り返らせてくれることから、うしろむき夕食店の呼び名で親しまれていた。 その店に悩みを抱えながら来店するラジオパーソナリティーや製薬会社のMR、夢を持つ青年、そして八百屋の禅ちゃんなど。 料理をおみくじでオーダーする変わった方法が、客の悩みを解決するきっかけとなっていく。 しかし志満は自分の誕生日に店を閉めると言い出し、翻意するには、恋仲から連れ添えなかった希乃花の祖父・小島孝一を探し出すことを条件にした。 皆の協力を得ながら希乃花の奮闘が続く。 シリーズになるかと思いきや読みきりでした。 前作の「縁結びカツサンド」が良かったので読んでみました。 もう少し料理の描写が多くてもいいかな。
0投稿日: 2021.04.30
powered by ブクログ分かりにくい路地にあるお店。 人が人生で迷うときに、初回は立ち寄りたくても見つけられず、何か不思議な生き物に導かれるようにたどり着く。 レトロで長居をしたくなるような雰囲気。 出てくるご飯がどれも美味しそう。 そして、迷っている人生をどこか切り開いてくれるような不思議なお店でもある。 考え方、見方で、180度変わるんだなあと感慨深い。 粋な志満さんはもちろんのこと、希乃香さんも一見すると不運に思えるけれど、十分たくましく、見習いたい。 前作のサンドイッチもちらほら。
1投稿日: 2021.04.29
powered by ブクログわかりにくい立地の店、縁のある人は動物が道案内してくれる、雰囲気の良い店で出される料理は客を癒す地味深い品々、謎めいた店長,店の常連客は料理をヒントに成功する、客同士つながっていく、、、 なんか全部どこかで読んだぞ〜
0投稿日: 2021.04.23
powered by ブクログ出てくる料理がとっても美味しそうで、読んでいてお腹が空きました(笑)。 それにしてもいいな、『うしろむき夕食店』。店名(元々愛称だったのが、通称になった)の由来は、「古きよき時代を思い出すような雰囲気のお店」ということで、よく手入れされたレトロな洋館も、着物の店員さんたちも素敵でした(もちろん、温かい接客も)。 「うしろむき夕食店と呼ばれるのに、気持ちがうしろを向くときでも、ここで食事すると前を向ける気がする」というお客さんの言葉には深く納得。 私も料理おみくじ、引いてみたい・・・。
0投稿日: 2021.04.22
powered by ブクログ冬森さん作品、待望の2冊目。 数多のグルメ関連の小説の中でも、あう・あわないがあるが、冬森さんの作品は、私のツボにドンピシャにハマる。 今回も、心の中にあるやわらかい部分をつつかれて、でろーんととろけてしまような、心地よい感覚であった。 キリンビバレッジさんのウェブサイトで公開されていたが、本になるまで待ったかいがあった! ネガティブ、ではなく古き良き時代を回顧するための「うしろむき夕食店」。本当にどこかにないかな・・・是非とも足を運びたい店である。そしておみくじを引いて、志摩さんの美味しい料理を食べて、未来に想いを馳せてみたい。
1投稿日: 2021.03.24
powered by ブクログうまくいかないことがあって落ち込む日や、ぱっとしない毎日がなんだか愛おしく、ほっこりとこころ温まる物語。 立ち返ってみるとスマホ片手に、忙しなくながら食いするような毎日。明日は美味しい一杯と美味しいごはんを食べよう!どんな日や人生でも自分を幸せにできるのは自分だけ。毎日を大切に過ごそう、そう思える一冊でした。
4投稿日: 2021.02.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
都心から20分。並木台駅から徒歩約10分。奥の奥にあるレトロな洋館。ここは別名「うしろむき夕食店」。年配の女将さんが家庭料理を出してくれるお店で、その店を虜になる人は多くいる。その中には出世に嫁姑、夢など悩みを持つ人もいる。優しい料理に癒されることで、それぞれの人達が迷いを断ち切っていく。 奥の奥にあるということで、道に迷う人は多くいるのですが、謎の生物(猫?たぬき?)に導かれるようにその店にたどり着くのですが、まるでアニメ「耳をすませば」を見ているようで、興味をそそられました。作品に出てくる料理は、家庭料理にひと手間加えています。完成された料理の描写が、もう美味しそうで、この店行ってみたいなとさせてくれます。 全5章+αの連作短編集で、それぞれの章に一人ずつ登場人物にスポットを当てて、悩みを解決していきます。 また、章の初めには、料理のイラストも載せていて、食欲を掻き立てます。 後半になると、偶然すぎる展開が起きていくのですが、思わずズッコケてしまうほどでした。 世間は狭いなぁと思う一方、そんなバカなとも笑ってしまいました。そういうことも全部ひっくるめて良い味を出していました。 また、この作品で1番の見どころは、女将の志満さんの存在と料理でした。料理もさることながら、志満さんの佇まいや言葉は心に沁みて、心にスーッと響きました。 特に最後の章では長く生きてきたこそ滲み出た言葉で印象深く、優しく包み込まれました。 最後は、女将さん引退されましたが、孫の希乃香さんが引き継ぎます。今後、どんな「うしろむき夕食店」になっていくのか楽しみです。この店ぜひ行ってみたいです。
0投稿日: 2021.02.24
powered by ブクログ落ち込んだ夜は「うしろむき夕食」を探して ください。”うしろむき”なんて名前だけど、 出てくる料理とお酒は絶品揃い。極上の料理と 乾杯の声が、あなたの迷いを優しくほどいて くれます…。
0投稿日: 2021.02.22
